JP2000045897A - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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JP2000045897A
JP2000045897A JP11094953A JP9495399A JP2000045897A JP 2000045897 A JP2000045897 A JP 2000045897A JP 11094953 A JP11094953 A JP 11094953A JP 9495399 A JP9495399 A JP 9495399A JP 2000045897 A JP2000045897 A JP 2000045897A
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fuel
diaphragm
pressure regulating
leaf spring
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Wolfgang Schulz
シュルツ ヴォルフガング
Manfred Zimmermann
ツィマーマン マンフレート
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M69/46Details, component parts or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus covered by groups F02M69/02 - F02M69/44
    • F02M69/54Arrangement of fuel pressure regulators
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    • G05D16/0661Control of fluid pressure without auxiliary power the sensing element being a flexible membrane, yielding to pressure, e.g. diaphragm, bellows, capsule the sensing element being a membrane the membrane acting directly on the obturator using one spring-loaded membrane characterised by the loading mechanisms of the membrane

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 従来の圧力調整弁では、閉鎖力を発生さ
せる著しく大きな圧縮ばねが設けられているのに対し
て、本発明にもとづく圧力調整弁では、弁座へ向けて弁
エレメントを負荷する閉鎖力のために小さく形成され容
易に製作可能な板ばねが設けられている。 【効果】 本発明にもとづく圧力調整弁では板ばねの組
込スペースが極めてわずかであり、それゆえ、内燃機関
を備えた自動車の燃料供給装置のために特に適してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料の圧力を調整す
るための、特に内燃機関の燃料供給装置のための圧力調
整弁であって、燃料流入部、燃料発送部、燃料室、弁エ
レメント、弁座及び弁エレメントを弁座へ向けて負荷す
る閉鎖力を有しており、その場合、弁エレメントが燃料
室内の圧力に依存して弁座から持上げられる形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】圧力調整弁は一般に燃料流入のための接
続部を有している。この接続部は以下に燃料流入部と記
載する。この燃料流入部は圧力調整弁の上流側に配置さ
れている。他方の接続部からは燃料が圧力調整弁から、
例えば燃料を使用する装置又は燃料貯蔵タンクへ流され
る。この接続部は本明細書では以下に燃料発送部と記載
する。この燃料発送部は圧力調整弁の下流側の接続部で
ある。
【0003】例えば燃料流入部内の圧力を調整するため
の圧力調整弁がある。さらにまた、例えば燃料発送部内
の圧力を調整するための圧力調整弁もある。これらの種
々の圧力調整弁が種々に構成され、かつ種々に作動する
場合でも、これらの圧力調整弁は弁エレメントが閉鎖力
により弁座へ向けて操作される点では共通している。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第2903
907号明細書及びアメリカ国特許第4284039号
明細書は、可動の弁エレメントが閉鎖力により弁座へ向
けて負荷される構造を開示している。この手段は燃料流
入部から燃料発送部を仕切るために役立てられる。
【0005】公知圧力調整弁では、燃料室から仕切られ
たばね室内に配置された圧縮ばねにより閉鎖力が準備さ
れる。この圧縮ばねは比較的大きな組込スペースを要
し、これにより、圧力調整弁が全体として比較的大きく
構成される。圧縮ばねはさらに、十分に大きな調整可能
性を与えるために設けなければならない寸法公差を有し
ている。この必要な調整可能性を設けることにより公知
圧力調整弁の構造体積は付加的に増加している。
【0006】さらに、公知圧力調整弁ではダイヤフラム
の損傷を回避すべくこのダイヤフラムに圧縮ばねを直接
作用させてはならないため、圧縮ばねとダイヤフラムと
の間にばね受けが配置されなければならない。この必要
な手段は公知圧力調整弁の構造体積を付加的に増大せし
めている。
【0007】公知圧力調整弁の圧縮ばねでは、偏倚を回
避すべくばね端部を良好に案内する必要があるため、圧
縮ばねのダイヤフラムに面した端部のためのばね受けは
ダイヤフラムに固定的に結合されていなければならな
い。このようにばね受けをダイヤフラムに固定的に結合
させるために、ダイヤフラムはばね受けの領域内で破断
されなければならない。しかし、燃料を導く燃料室をこ
のダイヤフラムが仕切っているため、ダイヤフラムのこ
の破断部は細心にシールされなければならず、このこと
により、公知圧力調整弁では高い製作費が必要となる。
【0008】公知圧力調整弁では、弁ケーシングに圧力
密に結合されたノズルに弁座が設けられている。弁ケー
シングとノズルとの間の圧力密な結合は比較的高い製作
費を意味する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は圧力調
整弁を小型化すると共に安価に製作できるように構成す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、閉鎖力の少なくとも一
部分が板ばねにより準備されることにより解決される。
【0011】
【発明の効果】請求項1の特徴要件を備えた本発明にも
とづく圧力調整弁が有する利点は、板ばねがわずかな組
込スペースしか必要とせず、従って、圧力調整弁が特別
小さく構成されることができることにある。
【0012】ダイヤフラムが設けられている場合の利点
は、板ばねがダイヤフラムに横力を作用させないことに
ある。このことがダイヤフラムの持続性に関して有利と
認められると共に、弁エレメントを弁座へ向けて負荷す
るばねによる損傷からダイヤフラムを保護するための特
別な手段を設ける必要もない。特に、ばね受けを配置す
る必要がなく、またばね受けをダイヤフラムに固定的に
結合せしめる必要もなく、このことは、特別な費用をか
けて閉鎖されなければならない穴をダイヤフラムに設け
る必要がないという利点を有している。
【0013】その他の請求項には本発明の有利なその他
の構成が記載されている。
【0014】燃料室の制限のためにダイヤフラムを設け
る場合、ダイヤフラム及び板ばねは互いに平行に配置さ
れることができ、このことが全体的に多大な組込スペー
スを節約する。
【0015】板ばね及びダイヤフラムは例えば板ばねに
ダイヤフラムを加硫固定することにより、又はダイヤフ
ラムと板ばねとの接着により、固定的に互いに結合され
ることができ、このことが圧力調整弁のための製作費を
全体的に低くする。それというのは、圧力調整弁の組立
時にわずかな数の部分を継ぎ合わせるだけでよいからで
ある。
【0016】特に有利には,板ばねが直接にダイヤフラ
ム内に埋め込まれる。ダイヤフラムが板ばねの両側に位
置するようにダイヤフラムの間に板ばねが埋め込まれて
いると、これにより、板ばねと一緒にダイヤフラムを弁
ケーシング内に組込む際に、ダイヤフラムもしくは板ば
ねの周囲における圧力密な耐久性の結合を特別簡単に生
ぜしめることができるという利点が得られる。
【0017】ダイヤフラムに穴をあけることのないよう
に弁エレメントが設けられると、このことにより、可能
な非シール性が回避されるという利点が得られ、その結
果、特別わずかな製作費で長い耐久性を有する圧力密な
圧力調整弁が製作される。
【0018】弁エレメントをダイヤフラムへ向けて操作
する追従ばねは、弁エレメントをダイヤフラムの行程運
動と一緒に運動せしめるのに役立ち、しかもその場合、
弁エレメントとダイヤフラムとの間の固定的な結合を要
しないという利点が得られ、このことにより、有利にダ
イヤフラムの非シール化の危険性が確実かつ簡単に著し
く減少せしめられる。
【0019】本発明にもとづき形成された圧力調整弁は
燃料供給装置内の燃料圧の調整のために役立てられる。
この圧力調整弁は有利には燃料供給装置内で燃料圧が調
整される形式の内燃機関で使用される。その場合、圧力
調整弁は燃料供給装置に設けた組付け場所の適当箇所に
取付けられる。組付け場所は例えば燃料供給装置に付属
する燃料分配管内の開口、又は例えば燃料供給装置の燃
料ポンプのケーシング内又は燃料貯蔵タンクのカバー内
の開口である。燃料ポンプにより燃料供給装置から搬送
された燃料は、圧力調整弁を受容した組付け場所へ通じ
た圧力導管を介して圧力調整弁の燃料流入部へ達する。
次いで燃料は圧力調整弁の燃料発送部から例えば燃料貯
蔵タンク内へ戻されるか、又は燃料を受け取る消費装
置、例えば燃料を内燃機関に配量する噴射弁へ達する。
燃料は有利にはガソリンであり、かつ内燃機関は燃料供
給装置と一緒に有利には自動車内に組み込まれる。
【0020】本発明にもとづく圧力調整弁は例えば、燃
料流入部に接続された圧力導管内の圧力の調整のために
役立てられる。ドイツ連邦共和国特許出願公開第290
3907号明細書及びアメリカ国特許第4284039
号明細書はこの種の圧力調整弁を開示しており、この場
合には、燃料流入部内の燃料圧が調整される。
【0021】しかし、本発明にもとづく圧力調整弁は燃
料発送部内の圧力に依存して動作するようにも形成され
ることができる。ドイツ連邦共和国特許出願公開第44
47083号明細書及びアメリカ国特許第539865
5号明細書は圧力調整弁の燃料発送部内の燃料圧が調整
される形式の圧力調整弁を開示している。
【0022】しかし、本発明により提案された圧力調整
弁は、著しく小さく製作されることができるため、下流
に接続された圧力調整弁のパイロット制御圧の調整のた
めのパイロット制御弁としても最適である。この場合、
例えば本発明にもとづく圧力調整弁の燃料発送部が、下
流に接続された圧力調整弁の制御室に接続される。この
場合、板ばねを備えて特別小さく形成された第1の圧力
調整弁により、下流に接続された他の大きな圧力調整弁
が制御される。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、燃料流入部内の圧力を調整
する1実施例につき本発明にもとづく圧力調整弁を詳細
に説明する。なお、本発明にもとづき形成された圧力調
整弁は例えば燃料発送部内の燃料圧調整に役立つように
変更することも可能である。
【0024】図1は説明のために有利に選択され、特別
有利な1実施例として形成された圧力調整弁2の縦断面
図を示す。1実施例として選択されたこの圧力調整弁2
はほぼ回転対称的な構造を有している。
【0025】圧力調整弁2は弁ケーシング4、ダイヤフ
ラム6、可動の弁エレメント8、弁ケーシング4に設け
られた弁座10、及び板ばね12を備えている。説明の
ために有利に選択さた本実施例では、弁ケーシング4は
2つのケーシング部分4a,4bから構成されている。
図1で下方に位置するケーシング部分4aは以下に下方
のケーシング部分4aと記載する。同様にケーシング部
分4bは以下に上方のケーシング部分4bと記載する。
この圧力調整弁2の組込位置は任意であるため、“下方
の”ケーシング部分4aと記載されるケーシング部分が
組込状態で“上方の”ケーシング部分4bの上方に位置
することもあり得る。ダイヤフラム6はその周囲に沿っ
て下方のケーシング部分4aと上方のケーシング部分4
bとの間でシール下で締め込まれている。弁ケーシング
4の両方のケーシング部分4a,4bは縁曲げ結合部1
6を介して固定的に互いに結合されている。縁曲げ結合
部16ではダイヤフラム6が板ばね12と一緒に固定的
かつ緊密に締め込まれている。ダイヤフラム6は弁ケー
シング4の内部で弁室18を燃料室20から仕切ってい
る。
【0026】板ばね12はダイヤフラム6内に埋め込ま
れている。図2には板ばね12の端面側の平面図が示さ
れている。図2を見る視線方向が図1に矢印IIで示さ
れている。分かりやすくするために、図2には弁ケーシ
ング4内への組込みに先立つダイヤフラム6内への埋め
込み前の状態で板ばね12が示されている。
【0027】すべての図面において同じ部分又は同じ機
能を有する部分は同じ符号で示されている。
【0028】図2は板ばね12の平面図を示す。
【0029】板ばね12は有利にはばね鋼から成ってい
て、平らな比較的薄い板から例えば打抜き又は切り出
し,有利にはレーザ光線での切断により製作されてい
る。この板ばね12は外周領域12a、中央のぱね領域
12b及び内側領域12cを備えている。外周領域12
aは板ばね12の外側のばね端部を形成しており、かつ
内側領域12cは板ばね12の内側のばね端部を形成し
ている。中央のばね領域12b内には複数の貫通部12
dが設けられている。このことにより、外周領域12a
は少なくとも1つの,有利には比較的大きく円弧形に延
びるばねアーム12eを介して内側領域12cに結合さ
れている。
【0030】貫通部12dの数、大きさ及び形状によ
り、矢印IIの方向での板ばね12の弾性的な可撓性も
しくは弾性的な剛さを調節することができる。
【0031】板ばね12内のこれらの貫通部12dの存
在により、板ばね12は極めて確実にダイヤフラム6内
に埋め込まれる。板ばね12は、その両面にダイヤフラ
ム6の材料が存在するようにダイヤフラム6の材料内へ
埋め込まれることができる。ダイヤフラム6及び板ばね
12は一緒に、弁ケーシング4内に組み込まれる板ばね
‐ダイヤフラム複合体6・12を形成している。燃料室
20内の圧力の高さに応じて、この板ばね‐ダイヤフラ
ム複合体6・12内にダイヤフラム6の補強のための織
布を挿入するのが有利である。
【0032】板ばね12の両面に、特に板ばね12の外
周領域12aの両面にダイヤフラム6の材料が存在して
おり、かつその場合、ダイヤフラム6の材料がゴム弾性
的であって著しくシールの目的に適しているため、板ば
ね12の外周領域12aをダイヤフラム6と一緒に縁曲
げ結合部16で両方のケーシング部分4a,4bの間に
締め込むことにより、大きな費用なしに弁室18と燃料
室20との間の確実なシール性が保証される。
【0033】下方のケーシング部分4aは内側の円筒形
部分4cと半径方向に延びる底部領域4dとを有してい
る。弁ケーシング4の円筒形部分4cには半径方向内向
きに弁座10が一体成形されている。
【0034】圧力調整弁2はハウジング22に組み込ま
れている。燃料流入部24がハウジング22から圧力調
整弁2へ通じている。この燃料流入部24はハウジング
22内に通路24aを、かつ下方のケーシング部分4a
の端面側の底部領域4d内にポート24bを有してい
る。この燃料流入部24を介して、加圧下の燃料が燃料
室20内に流入する。燃料発送部26が圧力調整弁2か
らハウジング22を通って例えば図示されていない燃料
貯蔵タンクへ通じている。この燃料発送部26は弁座1
0の半径方向内側で下方のケーシング部分4aにポート
26aを、かつハウジング22内に通路26bを備えて
いる。
【0035】燃料流入部24から圧力調整弁2を迂回し
て燃料発送部26へ燃料が流出しないようにハウジング
22にパッキン28が設けられている。燃料流入部24
は外側へ向かって、環状の成形リングの形状を有するパ
ッキン30を介してシールされている。止め輪32が圧
力調整弁2をハウジング22にもしくはその内部に保持
している。
【0036】上方のケーシング部分4bには弁接続部3
4が設けられている。圧力調整弁2の使用に応じて、こ
の弁接続部34は例えば弁室18と周囲空気とを連通さ
せることのできる、弁ケーシング4に設けた簡単な開口
であることができる。しかし、この弁接続部34には図
示されていない導管を接続することもでき、その場合こ
の導管を介して、弁ケーシング4内の弁室18を例えば
内燃機関の吸気管に接続することがてきる。
【0037】弁エレメント8は板ばね‐ダイヤフラム複
合体6・12と弁座10との間に位置している。この弁
エレメント8は閉鎖領域8aとばね受け領域8bとを備
えている。弁エレメント8の閉鎖領域8aは球形であ
り、これにより、大きな費用なしに弁エレメント8と弁
座10との間の確実なシールが保証される。弁エレメン
ト8のばね受け領域8bと弁ケーシング4の半径方向の
底部領域4dとの間には追従ばね36が設けられてい
る。この追従ばね36は、弁エレメント8を常時板ばね
‐ダイヤフラム複合体6・12に接触させておくために
弁エレメント8を板ばね‐ダイヤフラム複合体へ向けて
負荷している。弁エレメント8は、ダイヤフラム6と弁
エレメントとの協働のためにダイヤフラム6に穴をあけ
る必要なしに、ダイヤフラム6と協働する。
【0038】板ばね‐ダイヤフラム複合体6・12を弁
ケーシング4内へ組み込む前の状態では板ばね12は平
らである。弁ケーシング4内に板ばね・ダイヤフラム複
合体6・12を組み込んだ後では、弁座10と板ばね‐
ダイヤフラム複合体6・12との間に弁エレメント8が
存在するために板ばね‐ダイヤフラム複合体6・12の
内側領域12cが若干弁室18内へ向けて曲げられる。
このことにより、弁エレメント8を弁座10へ向けて負
荷する閉鎖力が板ばね12により形成される。閉鎖力を
調整すべく、弁ケーシング4の半径方向の底部領域4d
を軸方向に負荷すことにより弁ケーシング4の弁座10
を弁室18の方向へ塑性的にずらすことができる。ダイ
ヤフラム6の方向へ弁座10をずらす程度が大きいほ
ど、板ばね12により弁エレメント8を弁座10へ負荷
する閉鎖力が増大する。板ばね12が小さな公差で極め
て正確に製作可能であるため、弁座10をこのようにず
らすためには極めて小さな塑性変形だけで十分であり、
それゆえ、弁ケーシング4の小さな塑性変形により極め
て正確に閉鎖力を調整することができる。付加的に、弁
室18内の圧力を介して閉鎖力に影響を与えることがで
きる。
【0039】燃料室20内の燃料圧が調整可能な所定値
を上回ると、板ばね‐ダイヤフラム複合体6・12は弁
室18の方向へ曲げられ、かつ弁エレメント8が弁座か
ら持上られ、その結果、燃料が燃料流入部24から燃料
発送部26内へ流出することができる。閉鎖力は圧力調
整弁2を開放する圧力の値を規定する。
【0040】追従ばね36の力はかなり小さい。追従ば
ね36の力は大体において板ばね12により生じる閉鎖
力に比して極めて小さい。追従ばね36は、燃料室20
内の圧力が所定の調整値を上回った際に弁エレメント8
が弁座10に座着したままにならないようにするのに役
立つにすぎない。このように追従ばね36の力が極めて
小さいことにより、この追従ばね36の製作のためには
かなり細い線材を使用することができ、その結果、追従
ばねは全体としてわずかなスペースしか必要としない。
弁ケーシング4の円筒形部分4cは追従ばね36の案内
に役立てられている。
【0041】弁エレメント8が開放方向に対して横方向
に自由に板ばね‐ダイヤフラム複合体6・12に対して
運動することができるため、板ばね‐ダイヤフラム複合
体6・12が開放方向に対して横方向に若干ずれて弁ケ
ーシング4内に組み込まれているか否かは重要でない。
このことは板ばね‐ダイヤフラム複合体6・12を弁ケ
ーシング4内に縁曲げ固定する際の費用を著しく軽減せ
しめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく1実施例の縦断面図である。
【図2】本発明にもとづく圧力調整弁の板ばねの平面図
である。
【符号の説明】
6 ダイヤフラム、 8 弁エレメント、 10 弁
座、 12 板ばね、20 燃料室、 24 燃料流入
部、 26 燃料発送部、 36 追従ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング シュルツ ドイツ連邦共和国 ビーティッヒハイム− ビッシンゲン ゾリトゥーデシュトラーセ 6 (72)発明者 マンフレート ツィマーマン ドイツ連邦共和国 バート ラッペナウ ザリネンシュトラーセ 3

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料の圧力を調整するための、特に内燃
    機関の燃料供給装置のための圧力調整弁であって、燃料
    流入部(24)、燃料発送部(26)、燃料室(2
    0)、弁エレメント(8)、弁座(10)及び弁エレメ
    ント(8)を弁座(10)へ向けて負荷する閉鎖力を有
    しており、その場合、弁エレメント(8)が燃料室(2
    0)内の圧力に依存して弁座(10)から持上げられる
    形式のものにおいて、 閉鎖力の少なくとも一部分が板ばね(12)により準備
    されることを特徴とする圧力調整弁。
  2. 【請求項2】 燃料室(20)を制限するダイヤフラム
    (6)が設けられており、かつ、板ばね(12)がダイ
    ヤフラム(6)に対して平行に配置されている請求項1
    記載の圧力調整弁。
  3. 【請求項3】 板ばね(12)とダイヤフラム(6)と
    が互いに結合されている請求項2記載の圧力調整弁。
  4. 【請求項4】 ダイヤフラム(6)が板ばね(12)に
    加硫結合されている請求項2記載の圧力調整弁。
  5. 【請求項5】 板ばね(12)がダイヤフラム(6)内
    に埋め込まれている請求項2記載の圧力調整弁。
  6. 【請求項6】 弁エレメント(8)が、ダイヤフラム
    (6)に穴をあけることなしにダイヤフラム(6)と協
    働する請求項2から5までのいずれか1項記載の圧力調
    整弁。
  7. 【請求項7】 板ばね(12)の閉鎖力とは逆の方向に
    弁エレメント(8)をダイヤフラム(6)へ向けて操作
    する追従ばね(36)が設けられている請求項2から6
    までのいずれか1項記載の圧力調整弁。
JP11094953A 1998-04-02 1999-04-01 圧力調整弁 Pending JP2000045897A (ja)

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