JP5786497B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器に関する。
従来、特許文献1(特開2009−97847号公報)に開示されているように、冷媒と空気とを熱交換させる冷媒・空気熱交換器、および、冷媒と冷媒とを熱交換させる冷媒・冷媒熱交換器を備え、かつ、二段圧縮冷凍サイクルを行う冷凍装置が用いられている。この冷凍装置では、冷媒・空気熱交換器は、例えば冷房運転時において、膨張機構によって低圧まで減圧された冷媒と、外気との間で熱交換をさせて冷媒を加熱する蒸発器として用いられる。また、冷媒・冷媒熱交換器は、膨張機構に送られる高圧の冷媒と、インジェクション部を流れる中間圧の冷媒との間で熱交換をさせるエコノマイザ熱交換器として用いられる。
しかし、この冷凍装置において、冷媒・空気熱交換器および冷媒・冷媒熱交換器は、互いに独立した構成要素である。そのため、冷媒・空気熱交換器および冷媒・冷媒熱交換器を組み立てる際には、それぞれの熱交換器に固有の部品を用いて、冷媒管の曲げ工程およびロウ付け工程を別々に行う必要がある。
本発明の目的は、部品点数およびコストの削減を実現することができる熱交換器を提供することである。
本発明の第1観点に係る熱交換器は、第1熱交換部と、第2熱交換部とを備える。第1熱交換部は、第1ヘッダと、第1冷媒管とを有する。第1ヘッダは、鉛直方向に延びる。第1冷媒管は、第1ヘッダの長手方向に交差する方向に延び、かつ、第1ヘッダに接続される。第1熱交換部は、第1冷媒管の内部の第1冷媒流路穴を流れる第1冷媒と空気との間で熱交換をさせる。第2熱交換部は、第2ヘッダと、第2冷媒管と、第3冷媒管とを有する。第2ヘッダは、鉛直方向に延びる。第2冷媒管および第3冷媒管は、第2ヘッダの長手方向に交差する方向に延び、かつ、第2ヘッダに接続される。第2熱交換部は、第2冷媒管の内部の第2冷媒流路穴を流れる第2冷媒と、第3冷媒管の内部の第3冷媒流路穴を流れる第3冷媒と、の間で熱交換をさせる。第1熱交換部および第2熱交換部は、第1ヘッダの平面位置と第2ヘッダの平面位置とが少なくとも一部重なり、かつ、第1ヘッダの一部と第2ヘッダの一部とが一体化している。第1ヘッダは、第1流路形成部材と、管接続部材とを有する。第1流路形成部材は、第1主流路および第1連絡流路を形成する。第1主流路では、鉛直方向に第1冷媒が流れる。第1連絡流路は、第1冷媒流路穴と第1主流路とを連通する。管接続部材は、第1流路形成部材と、第1冷媒管とを接続する。第2ヘッダは、第2流路形成部材と、管接続部材とを有する。第2流路形成部材は、第2主流路、第2連絡流路、第3主流路および第3連絡流路を形成する。第2主流路では、鉛直方向に第2冷媒が流れる。第2連絡流路は、第2冷媒流路穴と第2主流路とを連通する。第3主流路では、鉛直方向に第3冷媒が流れる。第3連絡流路は、第3冷媒流路穴と第3主流路とを連通する。管接続部材は、第2流路形成部材と、第2冷媒管および第3冷媒管と、を接続する。
第1観点に係る熱交換器は、第1熱交換部と第2熱交換部とを備える。第1熱交換部は、例えば冷房運転時において、膨張機構によって低圧まで減圧された冷媒と、外気との間で熱交換をさせて冷媒を加熱する蒸発器である。第2熱交換部は、膨張機構に送られる高圧の冷媒と、インジェクション部を流れる中間圧の冷媒との間で熱交換をさせるエコノマイザ熱交換器である。本発明では、第1熱交換部の第1ヘッダ、および、第2熱交換部の第2ヘッダは、一部が一体化している。すなわち、第1ヘッダおよび第2ヘッダは、共通の部品で一部が構成されている。これにより、第1ヘッダおよび第2ヘッダを、同時にロウ付け加工および折り曲げ加工等して、熱交換器を組み立てることができる。従って、第1観点に係る熱交換器は、組み立て時において、部品点数およびコストの削減を実現することができる。
また、第1観点に係る熱交換器では、第1ヘッダおよび第2ヘッダは、共通の部品である管接続部材で一部が構成されている。管接続部材は、第1主流路および第1連絡流路を形成する部材であって、第1ヘッダの本体部である第1流路形成部材と、第1冷媒管とを接続する。同様に、管接続部材は、第2主流路、第2連絡流路、第3主流路および第3連絡流路を形成する部材であって、第2ヘッダの本体部である第2流路形成部材と、第2冷媒管および第3冷媒管とを接続する。この態様では、熱交換器を組み立てる際に、管接続部材に、第1流路形成部材および第2流路形成部材を同時にロウ付け加工および折り曲げ加工等することができる。
本発明の第2観点に係る熱交換器は、第1観点に係る熱交換器において、第1冷媒管は、第1冷媒が流れる複数の第1冷媒流路穴を有する扁平多穴管であり、第2冷媒管は、第2冷媒が流れる複数の第2冷媒流路穴を有する扁平多穴管であり、第3冷媒管は、第3冷媒が流れる複数の第3冷媒流路穴を有する扁平多穴管である。
本発明の第3観点に係る熱交換器は、第1観点または第2観点に係る熱交換器において、管接続部材は、管接着部材を含む。管接着部材は、第1冷媒管、第2冷媒管および第3冷媒管の端部が接着され、かつ、第1流路形成部材および第2流路形成部材に固定される。
第3観点に係る熱交換器では、管接着部材は、管接続部材の一部である。管接着部材は、第1流路形成部材と第1冷媒管との間に挟まれ、かつ、第2流路形成部材と、第2冷媒管および第3冷媒管と、の間に挟まれる。管接着部材は、第1連絡流路、第2連絡流路および第3連絡流路を形成してもよい。
本発明の第4観点に係る熱交換器は、第3観点に係る熱交換器において、管接続部材は、さらに、管固定部材を含む。管固定部材は、第1冷媒管、第2冷媒管および第3冷媒管の端部を、管接着部材と共に固定する。
第4観点に係る熱交換器では、管固定部材は、管接続部材の一部である。管固定部材は、第1冷媒管、第2冷媒管および第3冷媒管を、管接着部材に確実に固定するための部材である。
本発明の第5観点に係る熱交換器は、第1観点乃至第4観点のいずれか1つに係る熱交換器において、第2熱交換部は、第2冷媒管と第3冷媒管とが密着している。
本発明に係る熱交換器は、部品点数およびコストの削減を実現することができる。
本発明の実施形態における、空気調和装置の概略構成図である。 本発明の実施形態における、一体化熱交換器の概略構成図である。 本発明の実施形態における、一体化熱交換器を、第1扁平多穴管32の長手方向かつ鉛直方向に沿って切断した断面図の一部である。 本発明の実施形態における、一体化熱交換器の熱源側熱交換器の概略構成図である。 本発明の実施形態における、一体化熱交換器のエコノマイザ熱交換器の概略構成図である。 本発明の実施形態における、第1ヘッダの水平方向の断面図である。 本発明の実施形態における、第2ヘッダの水平方向の断面図である。 本発明の実施形態における、管接着部材の正面図である。 本発明の実施形態における、管固定部材の正面図である。 本発明の実施形態における、スペーサ部材の正面図である。 本発明の変形例Aにおける、一体化熱交換器の概略構成図である。 本発明の変形例Bにおける、空気調和装置の概略構成図である。 本発明の変形例Bにおける、一体化熱交換器の概略構成図である。
以下、本発明に係る熱交換器の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明に係る熱交換器の実施形態は、本発明の具体例の一つであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)空気調和装置の構成
図1は、本発明に係る熱交換器を備える冷凍装置の一例としての空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、冷房運転が可能となるように構成された冷媒回路10を有し、二酸化炭素等の超臨界域で作動する冷媒を使用して二段圧縮式冷凍サイクルを行う。
冷媒回路10は、主として、圧縮機構2と、熱源側熱交換器3と、膨張機構4と、利用側熱交換器5と、エコノマイザ熱交換器6とを有している。次に、これらの構成要素について説明する。
(1−1)圧縮機構
圧縮機構2は、冷凍サイクルにおける低圧から、冷凍サイクルにおける高圧まで冷媒を圧縮する。圧縮機構2は、2つの圧縮要素を用いて冷媒を二段圧縮する圧縮機21である。圧縮機21は、ケーシング21a内に、圧縮要素駆動モータ21bと、駆動軸21cと、前段側圧縮要素2cと、後段側圧縮要素2dとが収容された密閉式構造となっている。圧縮要素駆動モータ21bは、駆動軸21cに連結されている。駆動軸21cは、前段側圧縮要素2cおよび後段側圧縮要素2dに連結されている。すなわち、圧縮機21は、圧縮要素駆動モータ21bが、1本の駆動軸21cを介して、前段側圧縮要素2cおよび後段側圧縮要素2dを駆動する、一軸二段圧縮構造を有する。
圧縮機21は、吸入管2aから低圧の冷媒を吸入し、吸入された冷媒を前段側圧縮要素2cによって圧縮した後に、圧縮された中間圧の冷媒を中間圧冷媒管7に吐出する。次に、圧縮機21は、中間圧冷媒管7に吐出された中間圧の冷媒を吸入し、吸入された冷媒を後段側圧縮要素2dによって圧縮した後に、圧縮された高圧の冷媒を吐出管2bに吐出する。
(1−2)熱源側熱交換器
熱源側熱交換器3は、圧縮機構2によって圧縮された高圧の冷媒を冷却する放熱器である。熱源側熱交換器3は、冷却源としての空気と、熱源側熱交換器3内を流れる冷媒との間で熱交換をさせる。熱源側熱交換器3は、第1高圧冷媒管3aおよび吐出管2bを介して、圧縮機構2に接続されている。第1高圧冷媒管3aは、熱源側熱交換器3の入口と、吐出管2bとに接続される冷媒管である。熱源側熱交換器3は、第2高圧冷媒管3bを介して、エコノマイザ熱交換器6および後述するインジェクション部8に接続されている。第2高圧冷媒管3bは、熱源側熱交換器3の出口と、エコノマイザ熱交換器6の入口(熱源側熱交換器3から膨張機構4に送られる冷媒の流路の入口)と、インジェクション部8の入口(第2高圧冷媒管3bから分岐された冷媒の流路の入口)とに接続される冷媒管である。
なお、本実施形態において、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6は、一部が一体化している構成を有する。この構成については、後述する。
(1−3)膨張機構
膨張機構4は、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6において冷却された高圧の冷媒を、利用側熱交換器5に送る前に、冷凍サイクルにおける低圧付近まで減圧する。膨張機構4は、例えば、電動膨張弁である。膨張機構4は、第3高圧冷媒管3cを介して、エコノマイザ熱交換器6に接続されている。第3高圧冷媒管3cは、エコノマイザ熱交換器6の出口(熱源側熱交換器3から膨張機構4に送られる冷媒の流路の出口)と、膨張機構4の入口とに接続される冷媒管である。膨張機構4は、第1低圧冷媒管5aを介して、利用側熱交換器5に接続されている。第1低圧冷媒管5aは、膨張機構4の出口と、利用側熱交換器5の入口とに接続される冷媒管である。
(1−4)利用側熱交換器
利用側熱交換器5は、膨張機構4によって減圧された低圧の冷媒を加熱して蒸発させる蒸発器である。利用側熱交換器5は、加熱源としての空気と、利用側熱交換器5内を流れる冷媒との間で熱交換をさせる。利用側熱交換器5は、第1低圧冷媒管5aを介して、膨張機構4に接続されている。利用側熱交換器5は、第2低圧冷媒管5bを介して、圧縮機構2に接続されている。第2低圧冷媒管5bは、利用側熱交換器5の出口と、吸入管2aとに接続される冷媒管である。
(1−5)エコノマイザ熱交換器
エコノマイザ熱交換器6は、熱源側熱交換器3から膨張機構4に送られる高圧の冷媒と、インジェクション部8を流れる中間圧の冷媒との間で熱交換をさせる。ここで、インジェクション部8について説明する。
インジェクション部8は、熱源側熱交換器3から膨張機構4に送られる高圧の冷媒を分岐させて、後段側圧縮要素2dの入口に戻す。具体的には、インジェクション部8は、第2高圧冷媒管3bから冷媒を分岐させて、中間圧冷媒管7に戻す。インジェクション部8は、第1インジェクション管8aと、第2インジェクション管8bとから構成される。第1インジェクション管8aは、第2高圧冷媒管3bと、エコノマイザ熱交換器6の入口(第2高圧冷媒管3bから分岐された冷媒の流路の入口)とを接続する。第2インジェクション管8bは、エコノマイザ熱交換器6の出口(第2高圧冷媒管3bから分岐された冷媒の流路の出口)と、中間圧冷媒管7とを接続する。第1インジェクション管8aには、開度制御が可能な戻し弁として機能するインジェクション弁8cが設けられている。インジェクション弁8cは、例えば、電動膨張弁である。インジェクション弁8cは、第2高圧冷媒管3bから分岐した高圧の冷媒を、中間圧冷媒管7内を流れる冷媒の圧力である中間圧付近まで減圧する。
エコノマイザ熱交換器6では、熱源側熱交換器3から膨張機構4に送られる高圧の冷媒は、インジェクション部8を流れる中間圧の冷媒との熱交換によって冷却される。一方、インジェクション部8を流れる中間圧の冷媒は、一時的に気液二相状態で流れながら、熱源側熱交換器3から膨張機構4に送られる高圧の冷媒との熱交換によって加熱されて蒸発する。蒸発した中間圧の冷媒は、第2インジェクション管8bを通過した後、中間圧冷媒管7内を流れる冷媒と合流する。
(2)空気調和装置の動作
次に、空気調和装置1の冷房運転時の動作について、冷媒回路10を循環する冷媒の流れに基づいて説明する。冷凍サイクルにおける低圧の冷媒は、吸入管2aから圧縮機構2に吸入される。圧縮機構2に吸入された低圧の冷媒は、前段側圧縮要素2cによって冷凍サイクルにおける中間圧まで圧縮された後に、中間圧冷媒管7に吐出される。中間圧冷媒管7において、前段側圧縮要素2cから吐出された中間圧の冷媒は、第2インジェクション管8bから戻された中間圧の冷媒と合流する。合流した中間圧の冷媒は、後段側圧縮要素2dに吸入され、後段側圧縮要素2dによって冷凍サイクルにおける高圧まで圧縮される。圧縮された高圧の冷媒は、圧縮機構2から吐出管2bに吐出される。
圧縮機構2から吐出された高圧の冷媒は、第1高圧冷媒管3aを通じて熱源側熱交換器3に送られる。熱源側熱交換器3に送られた高圧の冷媒は、熱源側熱交換器3によって外部の空気と熱交換を行って冷却される。熱源側熱交換器3によって冷却された高圧の冷媒の一部は、第2高圧冷媒管3bにおいて、第1インジェクション管8aに分岐される。第1インジェクション管8aに分岐された高圧の冷媒は、インジェクション弁8cによって冷凍サイクルにおける中間圧付近まで減圧された後に、エコノマイザ熱交換器6に送られる。一方、第1インジェクション管8aに分岐された後の(すなわち、第2高圧冷媒管3bを流れる)高圧の冷媒は、エコノマイザ熱交換器6に送られる。エコノマイザ熱交換器6において、第2高圧冷媒管3bからの高圧の冷媒は、第1インジェクション管8aからの中間圧の冷媒と熱交換を行って冷却される。一方、第1インジェクション管8aからの中間圧の冷媒は、第2高圧冷媒管3bからの高圧の冷媒と熱交換を行って加熱され、第2インジェクション管8bを通じて中間圧冷媒管7に戻される。
エコノマイザ熱交換器6において冷却された高圧の冷媒は、第3高圧冷媒管3cを通じて膨張機構4に送られる。膨張機構4に送られた高圧の冷媒は、膨張機構4によって減圧されて、冷凍サイクルにおける低圧かつ気液二相状態の冷媒となり、第1低圧冷媒管5aを通じて利用側熱交換器5に送られる。利用側熱交換器5に送られた低圧かつ気液二相状態の冷媒は、利用側熱交換器5によって外部の空気と熱交換を行って加熱されて蒸発する。利用側熱交換器5において加熱されて蒸発した低圧の冷媒は、第2低圧冷媒管5b及び吸入管2aを通じて再び圧縮機構2に吸入される。このようにして、空気調和装置1は、冷媒回路10内に冷媒を循環させて冷房運転を行う。
(3)一体化熱交換器の構成
本実施形態において、熱源側熱交換器3と、エコノマイザ熱交換器6とは、一部が一体化している。以下、熱源側熱交換器3とエコノマイザ熱交換器6とを、併せて、一体化熱交換器9と呼ぶ。図2は、一体化熱交換器9の概略構成図である。図2に示されるように、一体化熱交換器9は、熱源側熱交換器3が下段に、エコノマイザ熱交換器6が上段に配置される二段構造を有している。図3は、一体化熱交換器9を、後述する第1扁平多穴管32の長手方向かつ鉛直方向に沿って切断した断面図の一部である。
(3−1)熱源側熱交換器
図4は、一体化熱交換器9の熱源側熱交換器3の概略構成図である。熱源側熱交換器3は、主として、一対の第1ヘッダ31と、複数の第1扁平多穴管32と、複数のコルゲートフィン33とから構成されている。熱源側熱交換器3は、第1扁平多穴管32とコルゲートフィン33とが交互に積層し、かつ、第1扁平多穴管32の両端に第1ヘッダ31が取り付けられている構成を有している。
第1扁平多穴管32は、複数の第1冷媒流路穴32aを有する扁平管である。複数の第1冷媒流路穴32aは、互いに平行になるように設けられている。第1扁平多穴管32は、その扁平な面の法線が鉛直方向を指すように配置されている。
第1ヘッダ31は、鉛直方向に設置され、図3に示されるように、第1流路形成部材41と管接続部材43とを有している。第1流路形成部材41は、第1主流路41aと、複数の第1連絡流路41bとを形成する。第1主流路41aは、鉛直方向に冷媒が流れる流路である。第1連絡流路41bは、第1主流路41aから分岐して、水平方向に冷媒が流れる流路である。第1連絡流路41bは、鉛直方向に沿って設けられている。第1流路形成部材41は、第1連絡流路41bが開口する第1平面部41cを有している。第1連絡流路41bは、第1扁平多穴管32の第1冷媒流路穴32aと連通する。管接続部材43は、第1流路形成部材41と第1扁平多穴管32とを接続するための部材である。
コルゲートフィン33は、波型形状のフィンである。コルゲートフィン33は、第1扁平多穴管32と共に、第1扁平多穴管32内を流れる冷媒と熱交換される空気が流れる空気流路33aを形成する。空気流路33aでは、コルゲートフィン33の延伸方向に垂直な方向、かつ、水平方向(すなわち、図4において紙面に垂直な方向)に空気が流れる。コルゲートフィン33によって、広い伝熱面積が確保されるので、第1扁平多穴管32を流れる冷媒と、空気流路33aを通過する空気とは、効率的に熱交換される。
(3−2)エコノマイザ熱交換器
図5は、一体化熱交換器9のエコノマイザ熱交換器6の概略構成図である。エコノマイザ熱交換器6は、主として、一対の第2ヘッダ61と、複数の第2扁平多穴管62と、複数の第3扁平多穴管63とから構成されている。エコノマイザ熱交換器6は、1本の第2扁平多穴管62と1本の第3扁平多穴管63とが互いに密着したユニットが積層し、かつ、第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63の両端に第2ヘッダ61が取り付けられている構成を有している。
第2扁平多穴管62は、複数の第2冷媒流路穴62aを有する扁平管である。第3扁平多穴管63は、複数の第3冷媒流路穴63aを有する扁平管である。複数の第2冷媒流路穴62aおよび複数の第3冷媒流路穴63aは、それぞれ、互いに平行になるように設けられている。第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63は、その扁平な面の法線が鉛直方向を指すように配置される。第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63は、その扁平な面同士が密着している。
第2ヘッダ61は、鉛直方向に設置され、図3に示されるように、第2流路形成部材42と管接続部材43とを有している。第2流路形成部材42は、第2主流路42aと、第2連絡流路42bと、第3主流路42cと、第3連絡流路42dとを形成する。第2主流路42aおよび第3主流路42cは、鉛直方向に冷媒が流れる流路である。第2連絡流路42bは、第2主流路42aから分岐して、水平方向に冷媒が流れる流路である。第2連絡流路42bは、鉛直方向に沿って設けられている。第3連絡流路42dは、第3主流路42cから分岐して、水平方向に冷媒が流れる流路である。第3連絡流路42dは、鉛直方向に沿って設けられている。第2流路形成部材42は、第2連絡流路42bおよび第3連絡流路42dが鉛直方向に沿って交互に開口する第2平面部42eを有する。第2連絡流路42bは、第2冷媒流路穴62aと連通し、第3連絡流路42dは、第3冷媒流路穴63aと連通する。管接続部材43は、第2流路形成部材42と第2扁平多穴管62とを接続し、かつ、第2流路形成部材42と第3扁平多穴管63とを接続するための部材である。
(3−3)管接続部材
以上の説明により、本実施形態において、熱源側熱交換器3の第1ヘッダ31およびエコノマイザ熱交換器6の第2ヘッダ61は、共通の構成要素として、管接続部材43を有している。すなわち、一体化熱交換器9は、管接続部材43によって、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6の一部が一体化している構成を有している。次に、管接続部材43について説明する。
図6は、図3の切断線VI−VIに沿って切断した、第1ヘッダ31の水平方向の断面図である。図7は、図3の切断線VII−VIIに沿って切断した、第2ヘッダ61の水平方向の断面図である。図6および図7に示されるように、管接続部材43は、管接着部材43aと、管固定部材43bと、スペーサ部材43cとから構成される。図8は、管接着部材43aの正面図である。図9は、管固定部材43bの正面図である。図10は、スペーサ部材43cの正面図である。図8〜図10は、それぞれ、図3、図6および図7の矢印Aから見た外観図である。
管接着部材43aは、図6および図7に示されるように、第1流路形成部材41と、第2流路形成部材42と、第1扁平多穴管32と、第2扁平多穴管62と、第3扁平多穴管63とに接着している部材である。管接着部材43aは、図6および図7に示されるように、鉛直方向に沿って見た場合の断面形状がU字型の部材である。管接着部材43aは、図8に示されるように、第1扁平多穴管32、第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63が嵌入する扁平管嵌入孔44aが、鉛直方向に複数配置されている。
管固定部材43bは、図6および図7に示されるように、管接着部材43a、第1流路形成部材41および第2流路形成部材42によって囲まれる空間において、管接着部材43aおよびスペーサ部材43cに密着して配置される板状部材である。管固定部材43bは、図9に示されるように、複数の扁平管留め孔44bが鉛直方向に沿って配置されている。扁平管留め孔44bは、扁平管嵌入孔44aと同じ高さ位置に設けられている。それぞれの扁平管留め孔44bは、水平方向中央部に2つの凸部44b1を有している。凸部44b1は、扁平管嵌入孔44aと共に、第1扁平多穴管32、第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63の端部を固定する。凸部44b1の高さは、第1扁平多穴管32、第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63の厚みよりも小さい。
スペーサ部材43cは、図6および図7に示されるように、管接着部材43a、第1流路形成部材41および第2流路形成部材42によって囲まれる空間において、管固定部材43bおよび第1流路形成部材41(または第2流路形成部材42)に密着して配置される板状部材である。スペーサ部材43cは、図10に示されるように、複数のスペーサ孔44cが鉛直方向に沿って配置されている。スペーサ孔44cは、扁平管嵌入孔44aおよび扁平管留め孔44bと同じ高さ位置に設けられている。スペーサ部材43cは、第1流路形成部材41と管固定部材43bとの間に、および、第2流路形成部材42と管固定部材43bとの間に、スペーサ孔44cからなる空間を形成するために設けられている。第1扁平多穴管32、第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63の端面の一部は、図6および図7に示されるように、スペーサ部材43cの端面に接触している。
本実施形態において、第1平面部41cに開口する第1連絡流路41bの高さ位置、および、第2平面部42eに開口する第2連絡流路42bおよび第3連絡流路42dの高さ位置は、扁平管嵌入孔44a、扁平管留め孔44bおよびスペーサ孔44cの高さ位置と等しい。これにより、第1連絡流路41bは第1冷媒流路穴32aと連通し、第2連絡流路42bは第2冷媒流路穴62aおよび第3冷媒流路穴63aと連通する。
(4)一体化熱交換器の動作
一体化熱交換器9において行われる熱交換について説明する。最初に、一体化熱交換器9の下段の熱交換器である熱源側熱交換器3における熱交換について、図4を参照しながら説明する。圧縮機構2から吐出されて第1高圧冷媒管3a内を流れる高圧の冷媒は、一の第1ヘッダ31内の第1主流路41aに供給される。第1主流路41aを流れる高圧の冷媒は、複数の第1連絡流路41bに分流した後、各第1扁平多穴管32の第1冷媒流路穴32aに流入する。高圧の冷媒は、各第1扁平多穴管32の第1冷媒流路穴32aを通過する過程で、空気流路33aを通過する空気と熱交換して冷却される。次に、各第1扁平多穴管32を通過した高圧の冷媒は、反対側の第1ヘッダ31内の第1主流路41aに流入する。最終的に、高圧の冷媒は、第1主流路41aから第2高圧冷媒管3bに送られる。
次に、一体化熱交換器9の上段の熱交換器であるエコノマイザ熱交換器6における熱交換について、図5を参照しながら説明する。熱源側熱交換器3によって冷却されて第2高圧冷媒管3bを流れる高圧の冷媒は、一の第2ヘッダ61内の第2主流路42aに供給される。第2主流路42aを流れる高圧の冷媒は、複数の第2連絡流路42bに分流した後、各第2扁平多穴管62の第2冷媒流路穴62aに流入する。一方、第2高圧冷媒管3bから分岐してインジェクション弁8cによって減圧されて第1インジェクション管8aを流れる中間圧の冷媒は、高圧の冷媒が供給された側の反対側の第2ヘッダ61内の第3主流路42cに供給される。第3主流路42cを流れる中間圧の冷媒は、複数の第3連絡流路42dに分流した後、各第3扁平多穴管63の第3冷媒流路穴63aに流入する。第2扁平多穴管62内を流れる高圧の冷媒は、第3扁平多穴管63内を流れる中間圧の冷媒と熱交換される。図5に示されるように、第2扁平多穴管62内の高圧の冷媒の流れ方向は、第3扁平多穴管63内の中間圧の冷媒の流れ方向の反対である。各第2扁平多穴管62を通過して熱交換された高圧の冷媒は、反対側の第2ヘッダ61内の第2主流路42aに流入する。最終的に、高圧の冷媒は、第2主流路42aから第3高圧冷媒管3cに送られる。一方、各第3扁平多穴管63を通過して熱交換された中間圧の冷媒は、反対側の第2ヘッダ61内の第3主流路42cに流入する。最終的に、中間圧の冷媒は、第3主流路42cから第2インジェクション管8bに送られる。
(5)一体化熱交換器の組み立て
次に、本実施形態において、一体化熱交換器9を組み立てる工程について説明する。最初に、熱源側熱交換器3の第1ヘッダ31の平面位置と、エコノマイザ熱交換器6の第2ヘッダ61の平面位置とが少なくとも一部重なるように、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6を配置する。具体的には、第1ヘッダ31および第2ヘッダ61を鉛直方向に沿って見た場合に、第1流路形成部材41の第1平面部41cと、第2流路形成部材42の第2平面部42eとが一致するように、第1流路形成部材41および第2流路形成部材42の位置を調節する。次に、第1平面部41cおよび第2平面部42eに密着させるようにスペーサ部材43cを配置する。同様に、スペーサ部材43cに密着させるように管固定部材43bを配置し、管接着部材43aを図6および図7に従って配置する。次に、第1扁平多穴管32、第2扁平多穴管62および第3扁平多穴管63を、管固定部材43bの扁平管留め孔44bの奥まで嵌入する。最後に、第1流路形成部材41と、第2流路形成部材42と、管接続部材43(管接着部材43a、管固定部材43bおよびスペーサ部材43c)と、第1扁平多穴管32と、第2扁平多穴管62と、第3扁平多穴管63とを相互に接着するロウ付け加工を行う。なお、第1流路形成部材41と、第2流路形成部材42との間は、ロウ付け加工を行わなくてもよい。以上により、一体化熱交換器9の組み立て工程が完了する。
(6)特徴
本実施形態の一体化熱交換器9は、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6の2つの熱交換器の一部が一体化しているユニットである。この一体化熱交換器9では、熱源側熱交換器3の第1ヘッダ31、および、エコノマイザ熱交換器6の第2ヘッダ61は、管接続部材43において一体化している。すなわち、第1ヘッダ31および第2ヘッダ61は、管接続部材43を共通の部材として有している。
しかし、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6がそれぞれ別個のユニットである場合、管接続部材43に相当する部材を熱交換器ごとに用意して、組み立て加工も熱交換器ごとに行う必要がある。本実施形態では、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6に共通の管接続部材43を用いることができるので、組み立てに必要な部品点数が削減される。また、本実施形態では、一体化熱交換器9の組み立て工程において、熱源側熱交換器3のロウ付け加工、および、エコノマイザ熱交換器6のロウ付け加工を同時に行うことができるので、組み立て工数が削減される。
従って、本実施形態に係る一体化熱交換器9は、組み立てに要する部品点数およびコストの削減を実現することができる。
(7)変形例
(7−1)変形例A
本実施形態では、図2に示されるように、一体化熱交換器9は、下段の熱交換器が熱源側熱交換器3であり、上段の熱交換器がエコノマイザ熱交換器6であるが、図11に示されるように、下段の熱交換器がエコノマイザ熱交換器6であり、上段の熱交換器が熱源側熱交換器3であってもよい。
本変形例においても、一体化熱交換器の組み立てに要する部品点数およびコストの削減を実現することができる。
(7−2)変形例B
本実施形態では、図2に示されるように、一体化熱交換器9は、熱源側熱交換器3およびエコノマイザ熱交換器6の2つの熱交換器が鉛直方向に沿って配置されている二段構造を有しているが、熱源側熱交換器3、エコノマイザ熱交換器6および中間冷却器106の3つの熱交換器が鉛直方向に沿って配置されている三段構造を有してもよい。
ここで、中間冷却器106について説明する。図12は、中間冷却器106を含めた冷媒回路110を有する空気調和装置101の概略構成図である。中間冷却器106は、本実施形態における中間圧冷媒管7に設けられる熱交換器である。中間冷却器106は、熱源側熱交換器3と同様に、冷媒と空気とを熱交換させる。具体的には、中間冷却器106は、圧縮機構2の前段側圧縮要素2cによって冷凍サイクルにおける中間圧まで圧縮された冷媒を、外部空気と熱交換させて冷却する。中間冷却器106によって冷却された中間圧の冷媒は、第2インジェクション管8bから戻された冷媒と合流して、後段側圧縮要素2dに吸入される。
本変形例における一体化熱交換器109は、3つの熱交換器が鉛直方向に沿って配置されている。図13に示されるように、一体化熱交換器109は、下段の熱交換器が熱源側熱交換器3であり、中段の熱交換器が中間冷却器106であり、上段の熱交換器がエコノマイザ熱交換器6である。実施形態と同様に、熱源側熱交換器3、中間冷却器106およびエコノマイザ熱交換器6の各ヘッダは、一部が一体化している。すなわち、本変形例においても、一体化熱交換器109の組み立てに要する部品点数およびコストの削減を実現することができる。
なお、一体化熱交換器109の3つの熱交換器の配置は任意であってもよい。例えば、一体化熱交換器109は、中間冷却器106がエコノマイザ熱交換器6の上方に配置される構成を有してもよい。
本発明に係る熱交換器は、部品点数およびコストの削減を実現することができる。
3 熱源側熱交換器(第1熱交換部)
6 エコノマイザ熱交換器(第2熱交換部)
9 一体化熱交換器(熱交換器)
31 第1ヘッダ
32 第1扁平多穴管(第1冷媒管)
32a 第1冷媒流路穴
41 第1流路形成部材
41a 第1主流路
41b 第1連絡流路
42 第2流路形成部材
42a 第2主流路
42b 第2連絡流路
42c 第3主流路
42d 第3連絡流路
43 管接続部材
43a 管接着部材
43b 管固定部材
61 第2ヘッダ
62 第2扁平多穴管(第2冷媒管)
62a 第2冷媒流路穴
63 第3扁平多穴管(第3冷媒管)
63a 第3冷媒流路穴
特開2009−97847号公報

Claims (5)

  1. 鉛直方向に延びる第1ヘッダ(31)と、前記第1ヘッダの長手方向に交差する方向に延び、かつ、前記第1ヘッダに接続される第1冷媒管(32)と、を有し、前記第1冷媒管の内部の第1冷媒流路穴を流れる第1冷媒と空気との間で熱交換をさせる第1熱交換部(3)と、
    鉛直方向に延びる第2ヘッダ(61)と、前記第2ヘッダの長手方向に交差する方向に延び、かつ、前記第2ヘッダに接続される第2冷媒管(62)および第3冷媒管(63)と、を有し、前記第2冷媒管の内部の第2冷媒流路穴を流れる第2冷媒と、前記第3冷媒管の内部の第3冷媒流路穴を流れる第3冷媒と、の間で熱交換をさせる第2熱交換部(6)と、
    を備え、
    前記第1熱交換部および前記第2熱交換部は、前記第1ヘッダの平面位置と前記第2ヘッダの平面位置とが少なくとも一部重なり、かつ、前記第1ヘッダの一部と前記第2ヘッダの一部とが一体化しており、
    前記第1ヘッダは、
    鉛直方向に前記第1冷媒が流れる第1主流路(41a)、および、前記第1冷媒流路穴と前記第1主流路とを連通する第1連絡流路(41b)を形成する第1流路形成部材(41)と、
    前記第1流路形成部材と、前記第1冷媒管と、を接続する管接続部材(43)と、
    を有し、
    前記第2ヘッダは、
    鉛直方向に前記第2冷媒が流れる第2主流路(42a)、および、前記第2冷媒流路穴と前記第2主流路とを連通する第2連絡流路(42b)、および、鉛直方向に前記第3冷媒が流れる第3主流路(42c)、および、前記第3冷媒流路穴と前記第3主流路とを連通する第3連絡流路(42d)を形成する第2流路形成部材(42)と、
    前記第2流路形成部材と、前記第2冷媒管および前記第3冷媒管と、を接続する前記管接続部材と、
    を有する、
    熱交換器(9)。
  2. 前記第1冷媒管は、前記第1冷媒が流れる複数の前記第1冷媒流路穴(32a)を有する扁平多穴管であり、
    前記第2冷媒管は、前記第2冷媒が流れる複数の前記第2冷媒流路穴(62a)を有する扁平多穴管であり、
    前記第3冷媒管は、前記第3冷媒が流れる複数の前記第3冷媒流路穴(63a)を有する扁平多穴管である、
    請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記管接続部材は、前記第1冷媒管、前記第2冷媒管および前記第3冷媒管の端部が接着され、かつ、前記第1流路形成部材および前記第2流路形成部材に固定される管接着部材(43a)を含む、
    請求項1または2に記載の熱交換器。
  4. 前記管接続部材は、さらに、前記第1冷媒管、前記第2冷媒管および前記第3冷媒管の端部を、前記管接着部材と共に固定する管固定部材(43b)を含む、
    請求項3に記載の熱交換器。
  5. 前記第2熱交換部は、前記第2冷媒管と前記第3冷媒管とが密着している、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の熱交換器。
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