JP4852307B2 - 熱交換器 - Google Patents
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Description
第2ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向にのびかつ中間プレートにより開口が閉鎖された外方膨出部が形成されるとともに、第2ヘッダタンクの外方膨出部と対応する部分がヘッダ部となされ、内側プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの外方膨出部内に通じさせる連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の一端部が第2ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付されており、外方膨出部内の冷媒流通部に通じる中間プレートの連通穴が、中間プレートにおける隣り合う連通穴どうしの間に形成された連通部により連通させられるとともに、これらの連通穴および連通部によって、外方膨出部の冷媒流通部に通じかつ冷媒が外方膨出部の長さ方向に流れる冷媒流通部が形成され、外方膨出部の冷媒流通部と中間プレートの冷媒流通部とによりヘッダ部の内部空間が形成されるとともに、当該内部空間の一部が、熱交換管を通って入口ヘッダ部から冷媒が流入する流入部であり、流入部に、冷媒の流れに抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられており、
抵抗付与手段が、外側プレートの外方膨出部の一部分に形成され、かつ外方膨出部内の冷媒流通部を外方膨出部の長さ方向に分断する非膨出部からなり、非膨出部が設けられている部分においては、冷媒は中間プレートの冷媒流通部のみを流れるようになされている熱交換器。
第2ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向にのびかつ中間プレートにより開口が閉鎖された外方膨出部が形成されるとともに、第2ヘッダタンクの外方膨出部と対応する部分がヘッダ部となされ、内側プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの外方膨出部内に通じさせる連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の一端部が第2ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付されており、外方膨出部内の冷媒流通部に通じる中間プレートの連通穴が、中間プレートにおける隣り合う連通穴どうしの間に形成された連通部により連通させられるとともに、これらの連通穴および連通部によって、外方膨出部の冷媒流通部に通じかつ冷媒が外方膨出部の長さ方向に流れる冷媒流通部が形成され、外方膨出部の冷媒流通部と中間プレートの冷媒流通部とによりヘッダ部の内部空間が形成されるとともに、当該内部空間の一部が、熱交換管を通って入口ヘッダ部から冷媒が流入する流入部であり、流入部に、冷媒の流れに抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられており、
抵抗付与手段が、中間プレートの隣り合う連通穴どうしの間に設けられた非連通部からなり、非連通部が設けられている部分においては、冷媒は外側プレートの外方膨出部内の冷媒流通部のみを流れるようになされている熱交換器。
第2ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向にのびかつ中間プレートにより開口が閉鎖された外方膨出部が形成されるとともに、第2ヘッダタンクの外方膨出部と対応する部分がヘッダ部となされ、内側プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの外方膨出部内に通じさせる連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の一端部が第2ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付されており、外方膨出部内の冷媒流通部に通じる中間プレートの連通穴が、中間プレートにおける隣り合う連通穴どうしの間に形成された連通部により連通させられるとともに、これらの連通穴および連通部によって、外方膨出部の冷媒流通部に通じかつ冷媒が外方膨出部の長さ方向に流れる冷媒流通部が形成され、外方膨出部の冷媒流通部と中間プレートの冷媒流通部とによりヘッダ部の内部空間が形成されるとともに、当該内部空間の一部が、熱交換管を通って入口ヘッダ部から冷媒が流入する流入部であり、流入部に、冷媒の流れに抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられており、
抵抗付与手段が、外側プレートの外方膨出部の一部分に形成され、かつ外方膨出部内の冷媒流通部を外方膨出部の長さ方向に分断する非膨出部と、中間プレートに形成され、かつ他の連通部よりも幅狭の連通部とよりなり、非膨出部が設けられている部分においては、冷媒は中間プレートの冷媒流通部のみを流れるようになされている熱交換器。
(2):第1ヘッダタンク
(3):第2ヘッダタンク
(4):熱交換管
(7):外側プレート
(8):内側プレート
(9):中間プレート
(9a)(9b)(9c):冷媒流通部
(10A):入口ヘッダ部
(10B):出口ヘッダ部
(11A)(11B):外方膨出部
(11a)(11b):冷媒流通部
(12):冷媒入口
(18):管挿入穴
(20):中間ヘッダ部
(20a):流入部
(22):連通穴
(23):連通部
(24):外方膨出部
(24a):冷媒流通部
(26):非膨出部(分断部)
(60):非連通部(分断部)
(61):幅狭連通部
Claims (11)
- 互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に並列状に配置されかつ両端部がそれぞれ両ヘッダタンクに接続された複数の熱交換管とを備えており、第1のヘッダタンクに、ヘッダタンクの長さ方向に並んだ複数のヘッダ部が設けられるとともに、第1ヘッダタンクの一端部のヘッダ部が、長さ方向外端部に冷媒入口を有する入口ヘッダ部となっており、第2ヘッダタンクに、熱交換管を通って入口ヘッダ部から冷媒が流入する流入部を有するヘッダ部が設けられている熱交換器において、
第2ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向にのびかつ中間プレートにより開口が閉鎖された外方膨出部が形成されるとともに、第2ヘッダタンクの外方膨出部と対応する部分がヘッダ部となされ、内側プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの外方膨出部内に通じさせる連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の一端部が第2ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付されており、外方膨出部内の冷媒流通部に通じる中間プレートの連通穴が、中間プレートにおける隣り合う連通穴どうしの間に形成された連通部により連通させられるとともに、これらの連通穴および連通部によって、外方膨出部の冷媒流通部に通じかつ冷媒が外方膨出部の長さ方向に流れる冷媒流通部が形成され、外方膨出部の冷媒流通部と中間プレートの冷媒流通部とによりヘッダ部の内部空間が形成され、第2ヘッダタンクのヘッダ部の流入部に、冷媒の流れに抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられており、
抵抗付与手段が、外側プレートの外方膨出部の一部分に形成され、かつ外方膨出部内の冷媒流通部を外方膨出部の長さ方向に分断する非膨出部からなり、非膨出部が設けられている部分においては、冷媒は中間プレートの冷媒流通部のみを流れるようになされている熱交換器。 - 互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に並列状に配置されかつ両端部がそれぞれ両ヘッダタンクに接続された複数の熱交換管とを備えており、第1のヘッダタンクに、ヘッダタンクの長さ方向に並んだ複数のヘッダ部が設けられるとともに、第1ヘッダタンクの一端部のヘッダ部が、長さ方向外端部に冷媒入口を有する入口ヘッダ部となっており、第2ヘッダタンクに、熱交換管を通って入口ヘッダ部から冷媒が流入する流入部を有するヘッダ部が設けられている熱交換器において、
第2ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向にのびかつ中間プレートにより開口が閉鎖された外方膨出部が形成されるとともに、第2ヘッダタンクの外方膨出部と対応する部分がヘッダ部となされ、内側プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの外方膨出部内に通じさせる連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の一端部が第2ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付されており、外方膨出部内の冷媒流通部に通じる中間プレートの連通穴が、中間プレートにおける隣り合う連通穴どうしの間に形成された連通部により連通させられるとともに、これらの連通穴および連通部によって、外方膨出部の冷媒流通部に通じかつ冷媒が外方膨出部の長さ方向に流れる冷媒流通部が形成され、外方膨出部の冷媒流通部と中間プレートの冷媒流通部とによりヘッダ部の内部空間が形成され、第2ヘッダタンクのヘッダ部の流入部に、冷媒の流れに抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられており、
抵抗付与手段が、中間プレートの隣り合う連通穴どうしの間に設けられた非連通部からなり、非連通部が設けられている部分においては、冷媒は外側プレートの外方膨出部内の冷媒流通部のみを流れるようになされている熱交換器。 - 互いに間隔をおいて配置された1対のヘッダタンクと、両ヘッダタンク間に並列状に配置されかつ両端部がそれぞれ両ヘッダタンクに接続された複数の熱交換管とを備えており、第1のヘッダタンクに、ヘッダタンクの長さ方向に並んだ複数のヘッダ部が設けられるとともに、第1ヘッダタンクの一端部のヘッダ部が、長さ方向外端部に冷媒入口を有する入口ヘッダ部となっており、第2ヘッダタンクに、熱交換管を通って入口ヘッダ部から冷媒が流入する流入部を有するヘッダ部が設けられている熱交換器において、
第2ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向にのびかつ中間プレートにより開口が閉鎖された外方膨出部が形成されるとともに、第2ヘッダタンクの外方膨出部と対応する部分がヘッダ部となされ、内側プレートにおける外方膨出部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの外方膨出部内に通じさせる連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の一端部が第2ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付されており、外方膨出部内の冷媒流通部に通じる中間プレートの連通穴が、中間プレートにおける隣り合う連通穴どうしの間に形成された連通部により連通させられるとともに、これらの連通穴および連通部によって、外方膨出部の冷媒流通部に通じかつ冷媒が外方膨出部の長さ方向に流れる冷媒流通部が形成され、外方膨出部の冷媒流通部と中間プレートの冷媒流通部とによりヘッダ部の内部空間が形成され、第2ヘッダタンクのヘッダ部の流入部に、冷媒の流れに抵抗を付与する抵抗付与手段が設けられており、
抵抗付与手段が、外側プレートの外方膨出部の一部分に形成され、かつ外方膨出部内の冷媒流通部を外方膨出部の長さ方向に分断する非膨出部と、中間プレートに形成され、かつ他の連通部よりも幅狭の連通部とよりなり、非膨出部が設けられている部分においては、冷媒は中間プレートの冷媒流通部のみを流れるようになされている熱交換器。 - 抵抗付与手段が、第2ヘッダタンクのヘッダ部の流入部における長さ方向の中程よりも冷媒入口とは反対側の位置に設けられている請求項1〜3のうちのいずかに記載の熱交換器。
- 第1ヘッダタンクが、外側プレートと、内側プレートと、これら両プレート間に介在させられた中間プレートとが互いに積層されてろう付されることにより構成され、外側プレートに、ヘッダタンクの長さ方向にのびかつ中間プレートにより開口が閉鎖された複数の外方膨出部が形成されるとともに、第1ヘッダタンクの各外方膨出部と対応する部分がヘッダ部となされ、内側プレートにおける各外方膨出部と対応する部分に、複数の管挿入穴が長さ方向に間隔をおいて貫通状に形成され、中間プレートに、内側プレートの各管挿入穴を外側プレートの外方膨出部内に通じさせる連通穴が貫通状に形成され、熱交換管の他端部が第1ヘッダタンクの内側プレートの管挿入穴内に挿入されて内側プレートにろう付されており、外方膨出部内の冷媒流通部に通じる中間プレートの連通穴が、中間プレートにおける隣り合う連通穴どうしの間に形成された連通部により連通させられるとともに、これらの連通穴および連通部によって、外方膨出部の冷媒流通部に通じかつ冷媒が外方膨出部の長さ方向に流れる冷媒流通部が形成され、外方膨出部の冷媒流通部と中間プレートの冷媒流通部とによりヘッダ部の内部空間が形成されている請求項1〜4のうちのいずれかに記載の熱交換器。
- 第1のヘッダタンクに、ヘッダタンクの長さ方向に並んだ複数のヘッダ部が設けられ、第2のヘッダタンクに、第1ヘッダタンクのヘッダ部の数よりも1つ少ないヘッダ部が、第1ヘッダタンクの隣り合う2つのヘッダ部に跨るように設けられ、第1ヘッダタンクの下端部のヘッダ部が冷媒出口を有する出口ヘッダ部となされている請求項1〜5のうちのいずれかに記載の熱交換器。
- 第1ヘッダタンクのヘッダ部の数が2であり、第2ヘッダタンクのヘッダ部の数が1である請求項6記載の熱交換器。
- 圧縮機、ガスクーラ、エバポレータ、減圧器、およびガスクーラから出てきた冷媒とエバポレータから出てきた冷媒とを熱交換させる中間熱交換器を備えており、かつ超臨界冷媒を用いる冷凍サイクルであって、ガスクーラが請求項1〜7のうちのいずれかに記載の熱交換器からなる超臨界冷凍サイクル。
- 超臨界冷媒が二酸化炭素からなる請求項8記載の超臨界冷凍サイクル。
- 超臨界冷媒に混入している圧縮機潤滑油の量が3〜10質量%である請求項8または9記載の超臨界冷凍サイクル。
- 請求項9または10記載の超臨界冷凍サイクルがカーエアコンとして搭載されている車両。
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