JP5709777B2 - 熱交換器及び冷凍空調装置 - Google Patents
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Description
また、高性能でコンパクトな冷凍空調装置を得ることを第2の目的としている。
このように、本発明に係る熱交換器は、第1扁平管の接続配管と第2扁平管の接続配管が干渉せずにコンパクトに構成できる直交流形式のメリットを活かしながら、直交流形式のデメリットである熱交換効率を向上させることができ、結果として、コンパクト性と性能向上を両立させることができる。
図1及び図2は本発明の実施の形態1による熱交換器10を示す図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は水平断面図、図2(c)は図1(a)の矢印A方向から見た側面図、図2(d)は図1(a)の矢印B方向から見た側面図である。なお、図1(a)では、熱交換器10の理解を容易とするため、最前列に配置された第2扁平管2(図1(b)〜図2(d)において、紙面最上部に示された第2扁平管2)を透過して示している。
つまり、第1扁平管1a,1d,1gが本発明における同一の第1積層群となり、第1扁平管1b,1e,1hが本発明における同一の第1積層群となり、第1扁平管1c,1f,1iが本発明における同一の第1積層群となる。以下、図1及び図2に示す熱交換器10の説明では、第1扁平管1a,1d,1gを第1積層群101と称し、第1扁平管1b,1e,1hを第1積層群102と称し、第1扁平管1c,1f,1iを第1積層群103と称する。
したがって、本実施の形態1に係る熱交換器10は、第1扁平管1の接続配管と第2扁平管2の接続配管が干渉せずにコンパクトに構成できる直交流形式のメリットを活かしながら、直交流形式のデメリットである熱交換効率を向上させることができ、結果として、コンパクト性と性能向上を両立させることができる。
また、接続継手43を用いて第1扁平管同士を接続することにより、接続する第1扁平管1の端部間の距離を長くすることができる。このため、接続継手43の曲率半径を比較的大きくすることができ、曲げ加工が比較的容易となる。
実施の形態1の熱交換器10は、例えば空気調和装置、貯湯装置及び冷凍機等の冷凍空調装置に搭載される。以下に、実施の形態1の熱交換器10を搭載した冷凍空調装置の一例について説明する。
図5に示す冷凍空調装置は、第1圧縮機50、第1放熱器51、第1減圧装置52、第1冷却器53が順に配管で接続された第1冷媒回路を有している。第1冷媒回路は、高温流体である第1冷媒が循環し、蒸気圧縮式冷凍サイクルで動作するように構成されている。また、第1冷媒回路の第1放熱器51と第1減圧装置52との間に熱交換器10が配置されており、第1扁平管1の変換継手4aは第1放熱器51と接続され、第1扁平管1の変換継手3aは第1減圧装置52と接続されている。
なお、第1冷媒回路を流れる第1冷媒として、HFC系冷媒、HC系冷媒、HFO系冷媒又はアンモニアを用いた場合においても、第1放熱器51を流出した冷媒の過冷却度を大きく確保することで、冷凍空調装置の効率が向上する。第1冷媒回路の第1冷媒が二酸化炭素であって、臨界点以上で放熱する場合、冷凍空調装置の効率が特に向上する。
なお、本実施の形態2では、第2冷媒回路は、蒸気圧縮式冷凍サイクルの場合を示したが、第2冷媒を水やエチレングリコール水溶液等のブライン(不凍液)、第2圧縮機60をポンプで構成してもよい。
図6に示す冷凍空調装置は、図5に示す冷凍空調装置の構成から第1放熱器51を省略し、第1圧縮機50から吐出された高温高圧の蒸気である第1冷媒を全て熱交換器10で冷却している。つまり、図6に示す冷凍空調装置は、いわゆる二次ループ形冷凍空調装置となっている。この場合、熱交換器10は第1放熱器51として用いられる。図6に示す冷凍空調装置では、熱交換器10において必要熱交換量が大きくなり、冷凍空調装置全体に占める容積割合が第1放熱器51を設けた場合よりも大きくなる。熱交換器10がコンパクトとなることによって、冷凍空調装置全体がコンパクトとなる効果が一層高まる。
図7に示す冷凍空調装置は、第1圧縮機50、第1放熱器51、第1減圧装置52及び第1冷却器53が順に接続された冷媒回路を備えている。また、図7に示す冷凍空調装置は、バイパス配管72を備えている。バイパス配管72は、一端が第1放熱器51と第1減圧装置52との間に接続され、他端が第1圧縮機50における冷媒の圧縮工程の途中に設けられたインジェクションポート73、又はここでは図示しないが圧縮機30と第1冷却器53との間に接続されている。
Claims (8)
- 第1流体が流れる第1貫通穴を有する扁平状の第1扁平管と、
第2流体が流れる第2貫通穴を有する扁平状の第2扁平管と、
を備え、
前記第1扁平管と前記第2扁平管とが、前記第1貫通穴を流れる前記第1流体と前記第2貫通穴を流れる前記第2流体とが直交するように、互いの扁平面を接触して積層配置された熱交換器であって、
前記第1扁平管は、前記第2扁平管の短軸方向に少なくとも1層配置されており(以下、当該第1扁平管を第1積層群の前記第1扁平管という)、
前記第1積層群の前記第1扁平管は、前記第2扁平管の前記第2貫通穴の形成方向に複数配置されて、前記第2扁平管の前記第2貫通穴を流れる前記第2流体の平均流れ方向の下流側から上流側にかけて、前記第1流体が流れ、
これら第1積層群を流れる前記第1流体の平均温度は、前記第2扁平管の前記第2貫通穴を流れる前記第2流体の平均流れ方向の下流側から上流流側にかけて、当該熱交換器に流入する前記第2流体の温度に近づき、
前記第2扁平管は、前記第1扁平管の短軸方向に少なくとも1層配置されており(以下、当該第2扁平管を第2積層群の前記第2扁平管という)、
前記第2積層群の前記第2扁平管は、前記第1扁平管の前記第1貫通穴の形成方向に複数配置されて、前記第1扁平管の前記第1貫通穴を流れる前記第1流体の平均流れ方向の下流側から上流側にかけて、前記第2流体が流れ、
これら第2積層群を流れる前記第2流体の平均温度は、前記第1扁平管の前記第1貫通穴を流れる前記第1流体の平均流れ方向の下流側から上流側にかけて、当該熱交換器に流入する前記第1流体の温度に近づくことを特徴とする熱交換器。 - 前記第2扁平管の前記第2貫通穴を流れる前記第2流体の平均流れ方向の下流側に配置された前記第1積層群の前記第1扁平管から、前記第2扁平管の前記第2貫通穴を流れる前記第2流体の平均流れ方向の上流側に配置された前記第1積層群の前記第1扁平管にかけて、前記第1流体が流れることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 前記第1扁平管の前記第1貫通穴を流れる前記第1流体の平均流れ方向の下流側に配置された前記第2積層群の前記第2扁平管から、前記第1扁平管の前記第1貫通穴を流れる前記第1流体の平均流れ方向の上流側に配置された前記第2積層群の前記第2扁平管にかけて、前記第2流体が流れることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の熱交換器。
- 前記第1扁平管及び前記第2扁平管のうちで複数設けられた扁平管は、接続される扁平管同士の端部が接続配管で接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の熱交換器。
- 前記接続配管は、
一方の端部が前記複数設けられた扁平管の端部に対応した扁平形状に形成され、他方の端部が円筒形状に形成された複数の変換継手と、
複数の前記変換継手の円筒形状の端部同士を接続する、流路断面が円形状の接続継手と、
で構成されたことを特徴とする請求項4に記載の熱交換器。 - 前記変換継手と前記接続継手が一体で構成されていることを特徴とする請求項5に記載の熱交換器。
- 前記複数設けられた扁平管は、積層方向に隣接せず、同一層内でも隣接していない扁平管同士が前記接続配管で接続されていることを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一項に記載の熱交換器。
- 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の熱交換器を搭載したことを特徴とする冷凍空調装置。
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