JP2007333304A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 チューブ体に対する媒体の流通構造を合理的に構成してなる熱交換器を提供すること。
【解決手段】 第1流路211及び第2流路221を備えたチューブ体200と、第1流路を流通する媒体の入口部310及び出口部320と、第2流路を流通する媒体の入口部330及び出口部340とを備え、第1流路を流通する媒体と第2流路を流通する媒体がチューブ体に伝わる熱にて熱交換をする熱交換器において、チューブ体は、第1流路が設けられた複数の扁平型の第1チューブ210と、第2流路が設けられた複数の扁平型の第2チューブ220とを積層してなり、複数の第1チューブ及び複数の第2チューブは、それらの長手方向及び扁平方向を揃えて交互に積層し、チューブ体の端部においては、複数の第1チューブの各端部210aと、複数の第2チューブの各端部220bとを、扁平方向に互いにずらして所定の入口部又は出口部にそれぞれ接続した。
【選択図】図2
【解決手段】 第1流路211及び第2流路221を備えたチューブ体200と、第1流路を流通する媒体の入口部310及び出口部320と、第2流路を流通する媒体の入口部330及び出口部340とを備え、第1流路を流通する媒体と第2流路を流通する媒体がチューブ体に伝わる熱にて熱交換をする熱交換器において、チューブ体は、第1流路が設けられた複数の扁平型の第1チューブ210と、第2流路が設けられた複数の扁平型の第2チューブ220とを積層してなり、複数の第1チューブ及び複数の第2チューブは、それらの長手方向及び扁平方向を揃えて交互に積層し、チューブ体の端部においては、複数の第1チューブの各端部210aと、複数の第2チューブの各端部220bとを、扁平方向に互いにずらして所定の入口部又は出口部にそれぞれ接続した。
【選択図】図2
Description
本発明は、第1流路及び第2流路を備えたチューブ体を備え、第1流路を流通する媒体と第2流路を流通する媒体がチューブ体に伝わる熱にて熱交換をする熱交換器に関する。
冷媒を循環する圧縮式の冷凍サイクルは、冷媒の高圧側と低圧側とを熱交換することにより、その冷凍効率を向上させることが可能である。特に近年では、冷媒としてCO2を採用し、放熱器の内部の圧力が冷媒の臨界点を超える冷凍サイクルも知られている。この超臨界冷凍サイクルは、非常に高い耐圧性を要し、冷媒の高圧側と低圧側とを熱交換する熱交換器についても、その熱交換効率を向上するとともに、かかる冷媒の圧力に耐え得る構成が要求される。特許文献1乃至3には、それらの諸点を考慮しつつ合理的に構成された熱交換器の基本構成が開示されている。これらの文献に開示された熱交換器は、高圧側及び低圧側の冷媒を流通するチューブ体を備え、高圧側及び低圧側の冷媒がチューブ体に伝わる熱によって互いに熱交換をするものである。チューブ体は、高圧側の冷媒を流通する扁平型の第1チューブと、低圧側の冷媒を流通する扁平型の第2チューブとを積層して構成されている。チューブを積層する構成は、特許文献4等にも開示されている。
特開2002−98424号公報
特開2002−98486号公報
特開2004−347258号公報
特開2002−243374号公報
さて、冷凍サイクルの内部熱交換器については、耐圧性及び熱交換効率の向上とともに、設置スペースの狭小化、製造コストの低減等が非常に重要な課題とされている。例えば、複数の偏平型のチューブを積層してなるチューブ体に高圧側及び低圧側の冷媒をそれぞれ流通する場合は、各チューブに対する冷媒の流通構造が問題となる。つまり、このような熱交換器は、各チューブの端部に冷媒の入口部又は出口部それぞれ設ける必要から、冷媒の流通構造がやや複雑にならざるを得ない。熱交換器の製造現場においては、こうした冷媒の流通構造を踏まえ、より生産性に優れた熱交換器の構成が望まれている。
例えば、特許文献4に開示された熱交換器の場合、各チューブの端部は、チューブの積層方向に曲げているが、曲げる角度がチューブ毎に異なるため、部品の共通化という点で生産性に劣る訳である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、チューブ体に対する媒体の流通構造を合理的に構成してなる熱交換器を提供することである。
本願第1請求項に記載した発明は、第1流路及び第2流路を備えたチューブ体と、前記第1流路を流通する媒体の入口部及び出口部と、前記第2流路を流通する媒体の入口部及び出口部とを備え、前記第1流路を流通する媒体と前記第2流路を流通する媒体が前記チューブ体に伝わる熱にて熱交換をする熱交換器において、前記チューブ体は、前記第1流路が設けられた複数の扁平型の第1チューブと、前記第2流路が設けられた複数の扁平型の第2チューブとを積層してなり、前記複数の第1チューブ及び前記複数の第2チューブは、それらの長手方向及び扁平方向を揃えて交互に積層し、前記チューブ体の端部においては、前記複数の第1チューブの各端部と、前記複数の第2チューブの各端部とを、前記扁平方向に互いにずらして所定の前記入口部又は前記出口部にそれぞれ接続した構成の熱交換器である。
本願第2請求項に記載した発明は、請求項1において、前記所定の入口部又は出口部は、前記複数の第1チューブの各端部又は前記複数の第2チューブの各端部を挿入する複数のスリットを設けた第1ブロック部材と、前記複数のスリットを連通する連通部を設けた第2ブロック部材とを接合してなる構成の熱交換器である。
本願第3請求項に記載した発明は、請求項1又は2において、当該熱交換器は、冷媒を循環する圧縮式の冷凍サイクルに用いられ、前記冷媒の高圧側と低圧側とを熱交換する構成の熱交換器である。
本願第4請求項に記載した発明は、請求項3において、当該熱交換器は、前記冷凍サイクルの放熱器に支持するとともに、前記放熱器から当該熱交換器へ冷媒を流通する配管と前記第1流路の入口部とを一体化した構成の熱交換器である。
本発明によれば、チューブ体に対する媒体の流通構造を合理的に構成してなる熱交換器を得ることができる。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1に示す圧縮式の冷凍サイクル1は、自動車に搭載される車内空調用のものであり、冷媒を圧縮する圧縮機2と、圧縮機2で圧縮された冷媒を冷却する放熱器3と、放熱器3で冷却された冷媒を減圧して膨張する減圧器4と、減圧器4で減圧された冷媒を蒸発するエバポレータ5と、エバポレータ5から流出する冷媒を気層と液層に分離して気層の冷媒を圧縮機2へ送るアキュムレータ6とを備えている。冷媒としては、CO2を採用しており、放熱器3の内部の圧力は、気温等の使用条件により、冷媒の臨界点を超える。臨界点とは、気層と液層が共存する状態の高温側の限界、つまり高圧側の限界であり、蒸気圧曲線の一方での終点である。臨界点での圧力、温度、密度は、それぞれ臨界圧力、臨界温度、臨界密度となる。放熱器の内部において、圧力が冷媒の臨界点を上まわると、冷媒は凝縮されない。
また、本冷凍サイクル1について、放熱器3と減圧器4との間、及びアキュムレータ6と圧縮機2との間には、冷媒の高圧側と低圧側とを熱交換する熱交換器100を設けている。かかる熱交換器100は、高圧側の冷媒と低圧側の冷媒とを熱交換することにより、冷凍サイクル1の効率を向上するものである。図中の白矢印は高圧側の冷媒が流れる方向を示し、黒矢印は、低圧側の冷媒が流れる方向を示している。また、図中の11は放熱器3から熱交換器100へ冷媒を流通する配管を示し、12は熱交換器100から減圧器4へ冷媒を流通する配管を示し、13はアキュムレータ6から熱交換器100へ冷媒を流通する配管を示し、14は熱交換器100から圧縮機2へ冷媒を流通する配管を示している。
図2乃至8に示すように、本例の熱交換器100は、高圧側の冷媒及び低圧側の冷媒を流通するチューブ体200を備え、チューブ体200に伝わる熱にて熱交換を行うものである。具体的には、第1流路211及び第2流路221を備えたチューブ体200と、第1流路211を流通する媒体の入口部310及び出口部320と、第2流路221を流通する媒体の入口部330及び出口部340とを備え、第1流路211を流通する媒体(高圧側の冷媒)と第2流路221を流通する媒体(低圧側の冷媒)がチューブ体200に伝わる熱にて熱交換をする構成となっている。
チューブ体200は、第1流路211が設けられた複数の扁平型の第1チューブ210と、第2流路221が設けられた複数の扁平型の第2チューブ220とを積層してなるものである。第1チューブ210及び第2チューブ220は、複数の流路が列設された押出し部材からなるものである。第1流路211の断面積は、耐圧性の関係から、第2流路221の断面積よりも小さく設定されている。
複数の第1チューブ210及び複数の第2チューブ220は、それらの長手方向及び扁平方向を揃えて交互に積層している。また、チューブ体200の端部においては、複数の第1チューブ210の各端部210aと、複数の第2チューブ220の各端部220aとを、前記扁平方向に互いにずらして所定の入口部310,330又は出口部320,340にそれぞれ接続している。第1チューブ210の両端部210a、及び第2チューブ220の両端部220aには、押出し成形の後に所定の曲げ加工を施している。
各入口部310,330及び各出口部320,340は、第1ブロック部材301と、第2ブロック部材320とを接合して構成されている。尚、本例においては、第1流路211の入口部310を構成する第1ブロック部材301及び第2ブロック部材302と、第2流路221の出口部340を構成する第1ブロック部材301及び第2ブロック部材302とを一体化し、且つ、第1流路211の出口部320を構成する第1ブロック部材301及び第2ブロック部材302と、第2流路221の入口部330を構成する第1ブロック部材301及び第2ブロック部材302とを一体化している。このような構成によれば、部材点数を削減するとともに、組み付け作業の容易化を達成することができる。
各第1ブロック部材301は、複数の第1チューブ210の各端部210aをそれぞれ挿入する複数の第1スリット301aと、複数の第2チューブ220の各端部220aをそれぞれ挿入する複数の第2スリット301bと設けてなる部材である。第2ブロック部材302は、複数の第1スリット301aを連通する第1連通部302aと、複数の第2スリット301bを連通する第2連通部302bとを設けてなる部材である。第1チューブ210の端部210aは、第1スリット301aの中間部位まで挿入されている。第2チューブ220の端部220aもまた、第2スリット301bの中間部位まで挿入されている。各第1連通部302a及び各第2連通部302bには、各配管11,12,13,14がそれぞれ挿入接続される構成となっている。
放熱器3から熱交換器100へ冷媒を流通する配管11と、熱交換器100から圧縮機2へ冷媒を流通する配管14は、ブロック状のコネクタ部材20にて束ねられており、これらの配管11,14は、コネクタ部材20を第2ブロック部材302にねじ止めすることにより接続される。また同様に、熱交換器100から減圧器4へ冷媒を流通する配管12と、アキュムレータ6から熱交換器100へ冷媒を流通する配管13は、ブロック状のコネクタ部材20にて束ねられており、これらの配管12,13は、コネクタ部材20を第2ブロック部材302にねじ止めすることにより接続される。コネクタ部材20及び第2ブロック部材には、ねじ止め用のボルト21を挿通する雌ねじ部及び通孔がそれぞれ設けられている。
本例の熱交換器100は、第1チューブ210、第2チューブ220、第1ブロック部材301、及び第2ブロック部材302を組み付けて、この組み付け体を炉中で加熱処理してろう付けし、製造される。ろう付けに際し、各部材の要所にはろう材及びフラックスが設けられる。
以上説明したように、本例の熱交換器100は、チューブ体200に対する冷媒の流通構造が簡素化されたものであり、製造の容易化、及び設置スペースの狭小化を達成したものである。特に、複数の第1チューブ210の各端部210aと、複数の第2チューブ220の各端部220aとを、第1チューブ210及び第2チューブ220の扁平方向に互いにずらして所定の入口部310,330又は出口部320,340にそれぞれ接続する構成によれば、形状が同じ複数の第1チューブ210、及び形状が同じ複数の第2チューブ220を用いることが可能となり、それらの成形が確実に容易化されるという利点がある。
尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、前述したものに限定されないことは勿論である。
例えば、図8に示す第1ブロック部材301の第1スリット301a及び第2スリット301bは、それらの中間部位に段部301cが設けられており、第1チューブ210の端部210a及び第2チューブ220の端部220aは、段部301cに突き当たることにより挿入量が規制される構成となっている。このような構成によると、第1流路211や第2流路221が第2ブロック部材302に当接して閉鎖される事態を確実に防止することが可能である。段部301cの加工が困難であれば、図9に示すように、第1ブロック部材301を複数の部材にて構成するようにしてもよい。更に、第1流路211や第2流路221の閉鎖を防止する方法としては、図10に示すように、第1チューブ210の端部210aや第2チューブ220の端部220aを所定の角度にカットする方法も有効である。
また、図11乃至図15に示すように、各入口部310,330及び各出口部320,340の位置関係は、任意に設定することが可能である。第1チューブ210の端部210a及び第2チューブ220aの端部220aの曲げ加工についても、適宜に設定することが可能である。第1チューブ210の両端部210a及び第2チューブ220aの両端部220aにそれぞれ曲げ加工を施す場合(図2及び図11参照)は、それぞれの加工量が少なくなるという利点がある。第1チューブ210の両端部210aのみ(図12参照)、第2チューブ220の両端部220aのみ(図13参照)、又は第1チューブの一方の端部と第2チューブの他方の端部のみ(図14及び15参照)に加工を施す場合は、加工数が少なくなるという利点がある。
尚、チューブ体200の周囲には断熱材を装着してもよい。断熱材を装着することによれば、外部との断熱性が向上し、高圧側の冷媒と低圧側の冷媒との熱交換効率が一層向上する。
次に、本発明の第2実施例を図16及び図17に基づいて説明する。本例の熱交換器100は、冷凍サイクル1の放熱器3に支持するとともに、放熱器3から熱交換器100へ冷媒を流通する配管11と第1流路211の入口部310とを一体化したものである。放熱器3には、熱交換器100を保持するブラケット30が設けられている。熱交換器100及び放熱器3は、熱交換器100を構成する部材、放熱器3を構成する部材、配管11、及びブラケット30を組み付けて、この組み付け体を炉中で加熱処理してろう付けし、製造される。配管11は、放熱器3に接続されるとともに、第2ブロック部材302の第1連通部302aに挿入接続されている。尚、その他の基本構成は、前述した実施例と同様である。このように、熱交換器100と放熱器3とをユニット化することによれば、冷凍サイクル1の設置スペースをより有効に利用することが可能となる。熱交換器100と放熱器3の間の配管11も短いものとなる。
次に、本発明の第3実施例を図18乃至図20に基づいて説明する。本例の熱交換器100は、各入口部310,330及び各出口部320,340をそれぞれ中空状のタンク体にて構成してなるものである。各配管11,12,13,14は、所定のタンク体に挿入し、ろう付けされている。各タンク体には第1スリット301a及び第2スリット301bがそれぞれ設けられている。このように、各入口部310,330及び各出口部320,340は、中空状のタンク体にて構成することも可能である。第1チューブ210の端部210a及び第2チューブ220の端部220aの向きは、例えば図20に示すように、任意に設定することも可能である。
本発明の熱交換器は、放熱器の内部の圧力が冷媒の臨界点を上まわる冷凍サイクルの内部熱交換器として、極めて好適に利用することが可能である。
1 冷凍サイクル
2 圧縮機
3 放熱器
4 減圧器
5 エバポレータ
6 アキュムレータ
11 配管
12 配管
13 配管
14 配管
20 コネクタ部材
21 ボルト
30 ブラケット
100 熱交換器
200 チューブ体
210 第1チューブ
210a 端部
211 第1流路
220 第2チューブ
220a 端部
221 第2流路
301 第1ブロック部材
301a 第1スリット
301b 第2スリット
301c 段部
302 第2ブロック部材
302a 第1連通部
302b 第2連通部
310 入口部
320 出口部
330 入口部
340 出口部
2 圧縮機
3 放熱器
4 減圧器
5 エバポレータ
6 アキュムレータ
11 配管
12 配管
13 配管
14 配管
20 コネクタ部材
21 ボルト
30 ブラケット
100 熱交換器
200 チューブ体
210 第1チューブ
210a 端部
211 第1流路
220 第2チューブ
220a 端部
221 第2流路
301 第1ブロック部材
301a 第1スリット
301b 第2スリット
301c 段部
302 第2ブロック部材
302a 第1連通部
302b 第2連通部
310 入口部
320 出口部
330 入口部
340 出口部
Claims (4)
- 第1流路及び第2流路を備えたチューブ体と、前記第1流路を流通する媒体の入口部及び出口部と、前記第2流路を流通する媒体の入口部及び出口部とを備え、前記第1流路を流通する媒体と前記第2流路を流通する媒体が前記チューブ体に伝わる熱にて熱交換をする熱交換器において、
前記チューブ体は、前記第1流路が設けられた複数の扁平型の第1チューブと、前記第2流路が設けられた複数の扁平型の第2チューブとを積層してなり、
前記複数の第1チューブ及び前記複数の第2チューブは、それらの長手方向及び扁平方向を揃えて交互に積層し、
前記チューブ体の端部においては、前記複数の第1チューブの各端部と、前記複数の第2チューブの各端部とを、前記扁平方向に互いにずらして所定の前記入口部又は前記出口部にそれぞれ接続したことを特徴とする熱交換器。 - 前記所定の入口部又は出口部は、前記複数の第1チューブの各端部又は前記複数の第2チューブの各端部を挿入する複数のスリットを設けた第1ブロック部材と、前記複数のスリットを連通する連通部を設けた第2ブロック部材とを接合してなることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
- 当該熱交換器は、冷媒を循環する圧縮式の冷凍サイクルに用いられ、前記冷媒の高圧側と低圧側とを熱交換する内部熱交換器であることを特徴とする請求項1又は2記載の熱交換器。
- 当該熱交換器は、前記冷凍サイクルの放熱器に支持するとともに、前記放熱器から当該熱交換器へ冷媒を流通する配管と前記第1流路の入口部とを一体化したことを特徴とする請求項3記載の熱交換器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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