JP5785397B2 - 紙製トレイ - Google Patents
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Description
この紙製トレイ10は、図1に示すように、紙製の展開片10Aを折り曲げて形成される。この紙製の展開片10Aは、図1に示すように、展開状態において底部12から四方に延びる複数の、図示の実施の形態では4つの壁部用紙片10aを有し、壁部14は、図1乃至図3に示すように、この壁部用紙片10aを各々折り曲げて組み付けられる。
また、この展開片10Aのうち、壁部用紙片10aは、図1及び図2に示すように、組み付けられたときに、折り曲げられて第1の1対の壁部14Aとなるべき1対の第1の壁部用紙片10a1と、折り曲げられて第2の1対の壁部14Bとなるべき1対の第2の壁部用紙片10a2とから成っている。
また、この壁部用紙片10aを折り曲げて形成される壁部14は、図2乃至図4に示すように、底部12から外側に向けて傾斜して立ち上がっている。具体的には、壁部用紙片10aは、図1に示すように、いずれも、第1の折目線11aと第2の折目線11bとの間の部分の両端面が、第1の折目線11aよりも外側へ向けて傾斜して形成され、縁面部16を形成する第2折り目線11b及び第3折り目線11cは、第1折り目線11aよりも、長く形成されている。従って、各壁部用紙片10aは、第1折り目線11aを折り曲げて壁部用紙片10aを立ち上げた場合に、垂直状態となる前に、隣り合う壁部用紙片10aに隣接することになり、これにより、底部12から外側へ向けて傾斜した状態で立ち上げることができる。
なお、展開片10Aは、図1に示すように、展開状態において壁部用紙片10aを相互に連結する連結部18を有している。この連結部18は、壁部用紙片10aを立ち上げた場合に、中央で谷折りされて第2の1対の壁部14Bに沿うようにして第2の1対の壁部の内壁部14aと外壁部14bとの間に内側へ折り畳まれ、これにより、壁部14同士の結合部分において、素材となる段ボールの端面が外部に露出しないように目隠しすると共に、特に荷重により影響を受けて変形や破壊し易い壁部14同士の結合を強化する役割を有する。
更に、本発明の紙製トレイ10においては、図1及び図4、図5に示すように、壁部用紙片10aは、図1及び図4、図5に示すように、壁部14を組み付けた状態において第1の壁部用紙片10a1の一部と第2の壁部用紙片10a2の一部とを第1及び第2の壁部用紙片10a1、10a2が展開状態に復元しようとする復元力により相互に係合させると共に、一方の壁部用紙片10aの復元を、折り返しにより復元が制限された他方の壁部用紙片10aにより受け止めて、第1及び第2の壁部用紙片10a1、10a2が展開状態に復元しようとして展開することを規制して、壁部14の組み付け状態を維持する展開規制手段20を有している。
次に、本発明の紙製トレイ10の組み立て方法について説明すると、まず、図1に示す展開状態から、第1の壁部用紙片10a1を折り曲げて、縁面部16を形成しつつ第1の1対の壁部14aを組み立てる。この場合、係合用片部22を折り返して、内外壁部14a、14b間に挿入する。また、第1の壁部用紙片10a1は、図1に示すように、外壁部14b1部分の両端から延びるようにして形成された補強用片部30を有し、壁部14の組み付け時において、この補強用片部30を山折りして折り曲げて、次に組み立てられる第2の1対の壁部14Bの内壁部14aと外壁部14bとの間に挿入する。これにより、壁部14の強度が向上すると共に、第1と第2の1対の壁部14A、14Bの境界部において、素材となる紙材の端面、特に、この紙材が段ボールである場合には、コルゲート面が現れることがなく、良好な外観を確保することができる。
また、このようにして組み立てられた紙製トレイ10は、内部に寿司やピザ等の食材を収納した上で、図示しない両端が折り曲げられた蓋等を被せて出前等の用に供することができるが、特に、その前に、予め組み立てた後に、図2に示すように、下側の紙製トレイ10の内部に上側の紙製トレイ10の格納し、下側の紙製トレイ10の壁部14により、上側の紙製トレイ10を支持することにより、積み重ねることができ、この場合、特に、壁部14の傾斜角度にもよるが、同じ高さ(第1折り目線11aから第2折り目線11bまでの距離)を有する壁面を垂直に立ち上げた紙製箱を積み上げた場合と比べて、約25%程度、積み上げの高さを低減させることができる。
10A 展開片
10a 壁部用紙片
10a1 第1の壁部用紙片
10a2 第2の壁部用紙片
11a〜11e 第1乃至第5の折り目線
12 底部
12a 内底面
14 壁部
14A 第1の壁部
14B 第2の壁部
14a 内壁部
14a1 壁部用紙片の内壁部部分
14b 外壁部
14b1 壁部用紙片の外壁部部分
16 縁面部
16a 壁部用紙片の縁面部部分
18 連結部
20 展開規制手段
22 係合用片部
24 係合爪部
26 延長片部
28 挿入片部
30 補強用片部
32 装飾用片部
Claims (7)
- 底部と前記底部から立ち上がる壁部を有し、前記壁部は、展開状態において前記底部から四方に延びる複数の壁部用紙片を各々折り曲げて組み付けられ、相互に向かい合う第1の1対の壁部と前記第1の1対の壁部と交差する方向に配置されて相互に向かい合う第2の1対の壁部とから成る紙製トレイにおいて、前記壁部は、前記展開状態から前記底部に対し谷折りにより立ち上げられた状態の前記壁部用紙片を外側へ向けて2回山折りして折り曲げて形成された縁面部を頂上に有し、かつ、前記壁部は、前記底部から外側に向けて傾斜して立ち上がり、前記壁部用紙片は、折り曲げられて前記第1の1対の壁部となるべき1対の第1の壁部用紙片と、折り曲げられて前記第2の1対の壁部となるべき1対の第2の壁部用紙片とから成り、前記壁部を組み付けた状態において前記第1の壁部用紙片の一部と前記第2の壁部用紙片の一部とを前記第1及び第2の壁部用紙片が前記展開状態に復元しようとする復元力により相互に係合させると共に、一方の壁部用紙片の復元を、折り返しにより復元が制限された他方の壁部用紙片により受け止めて、前記第1及び第2の壁部用紙片が前記展開状態に復元しようとして展開することを規制して、前記壁部の組み付け状態を維持する展開規制手段を有し、前記第1及び第2の壁部用紙片は、前記底部から連続して立ち上がる内壁部となるべき内壁部部分と、前記内壁部部分から連続し前記壁部の頂上に位置する前記縁面部となるべき縁面部部分と、前記縁面部部分から連続し前記縁面部を挟んで前記内壁部の外側に配置される外壁部となる外壁部部分とを有し、前記展開規制手段は、前記展開状態において前記第1の壁部用紙片の前記外壁部部分から更に外側に延びるようにして形成され前記縁面部へ向けて折り返されて前記第1の1対の壁部の前記内壁部と前記外壁部との間に配置される係合用片部と、前記展開状態において前記第2の壁部用紙片の前記外壁部部分から連続して延び、前記第1の1対の壁部の前記内壁部と前記外壁部との間に挿入されて前記係合用片部に前記縁面部側から係合する係合爪部とを備えていることを特徴とする紙製トレイ。
- 請求項1に記載された紙製トレイであって、前記第1の壁部用紙片は、前記外壁部部分の両端から延びて、前記壁部の組み付け時において、折り曲げられて前記第2の1対の壁部の前記内壁部と前記外壁部との間に挿入される補強用片部を有していることを特徴とする紙製トレイ。
- 請求項1又は請求項2のいずれかに記載された紙製トレイであって、前記第2の壁部用紙片は、前記外壁部部分の両端から延びて、前記壁部の組み付け時において、折り返されて前記第2の1対の壁部の前記内壁部と前記外壁部との間に挿入される装飾用片部を有していることを特徴とする紙製トレイ。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載された紙製トレイであって、展開状態において前記壁部用紙片を相互に連結する連結部を有し、前記連結部は、前記壁部用紙片に接する両端が前記底部の隅部に向けて傾斜して形成され、前記壁部用紙片に接する両端の交差角度が90°未満の範囲内に設定され、前記交差角度の設定により前記壁部の傾斜角度が調整されていることを特徴とする紙製トレイ。
- 請求項4に記載された紙製トレイであって、前記連結部は、前記底部の隅部に接する角を頂点とする略三角形状に形成されていることを特徴とする紙製トレイ。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された紙製トレイであって、段ボールから形成されていることを特徴とする紙製トレイ。
- 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された紙製トレイであって、少なくとも前記展開状態において前記底部の内底面と同一面上の部分が装飾されていることを特徴とする紙製トレイ。
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