JP5783639B2 - 出隅部の壁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、出隅部の壁構造に関するものであり、特に、サイディング構造の壁の出隅部分に使用できる出隅部の壁構造に関するものである。
従来、住宅等の建築物の外壁の壁用部材として周知のサイディングパネルが使用されている。サイディングパネルは、主としてセメント質原料やガラス繊維などの繊維質原料を練って型に詰めて成型し、硬化させた板状部材である。そして、壁の出隅部分には、長尺のサイディングパネルから切り出した2枚のパネルをL字型に接着したコーナー用の部材が使用されていた。しかし、従来のL字状部材においては、製造に手間がかかり高価になってしまうという問題点があった。また、保管、運搬中に破損し易いので慎重に取り扱う必要があるという問題点もあった。
そこで、本発明者は、出隅部分に使用でき、製造や運搬、保管が容易な壁用部材およびこの壁用部材を使用した外壁を発明し、出願した。下記の特許文献1には、この壁用部材およびこの壁用部材を使用した外壁構造が開示されている。壁用部材は、長方形の板状であり、対向する2つの側面にも表面と同じ意匠が施されている。壁用部材は従来のサイディングパネルと同様の製造方法によって製造でき、平板状であるので運搬や保管も容易で破損し難い。また、外壁は角の部分につなぎ目が無いので見栄えが良く、施工も簡単である。
更に、本発明者は既存の壁用部材から前記した出隅用壁用部材を製造する方法を発明し、出願した。下記特許文献2にはこの出隅用壁用部材を製造する方法が開示されている。
特開2006−169746号公報 特開2009−057807号公報
上記した従来の壁用部材においては、見栄え良くかつ容易に施工できるが、壁用部材の継ぎ目の部分には従来と同様のシーリング構造を採用しており、シーリング剤の劣化に伴う防水性能の低下や見栄えが悪い等の問題点があった。また、従来の出隅用壁用部材は一方の壁面に上下から金具で掛止しただけでは出隅方向にストッパーとなるものが無いために、強い力をかけると出隅方向に移動してしまうという問題点があり、出隅用壁用部材が水平方向に移動しないように別途固定する必要があるという問題点もあった。更に、従来の壁用部材においては出隅部分において上部の合いじゃくり用の凸部に大きな隙間があり、防水性能が低いという問題点もあった。
本発明は、上記した課題を解決し、出隅部分に使用することによって見栄えが良く、防水性能が高く、移動防止のための追加工事の必要が無い出隅部の壁構造を提供することを目的とする。
本発明の出隅部の壁構造は、表面形状が長方形の板状であり、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の上側面に合いじゃくり用の凸部を備え、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の下側面に合いじゃくり用の凹部を備えた壁用部材であって、表面と水平方向の少なくとも一方の端面の境界が曲面状あるいは多面状に成形され、かつ表面と同様に塗装さており、かつ、前記境界が曲面状あるいは多面状に成形された端面と接する裏面の前記端面近傍に、前記端面と平行して、当該壁用部材の裏面に直角に接するジョイナーの端部と嵌合する溝が設けられており、前記溝がジョイナーの端部と勘合するように壁の出隅部分の一方の面に配置された第1の壁用部材と、前記壁用部材の溝とジョイナーの端部とが勘合するように壁の出隅部分に固着され、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す機能を有している長尺のジョイナーと、出隅部分の他方の面に配置される第2の壁用部材と、前記壁用部材の合いじゃくり用の凸部および合いじゃくり用の凹部と係合して前記壁用部材を支持する止め金具とからなることを主要な特徴とする。
また、本発明の出隅部の壁構造は、表面形状が長方形の板状であり、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の上側面に合いじゃくり用の凸部を備え、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の下側面に合いじゃくり用の凹部を備えた壁用部材であって、表面と水平方向の少なくとも一方の端面の境界が曲面状あるいは多面状に成形され、かつ表面と同様に塗装さており、かつ、前記境界が曲面状あるいは多面状に成形された端面と接する裏面の前記端面近傍に、前記端面と平行して、当該壁用部材の裏面に直角に接する止め金具のリブと嵌合する溝が設けられており、前記溝が止め金具のリブと勘合するように壁の出隅部分の一方の面に配置された第1の壁用部材と、前記壁用部材の溝とリブとが勘合するように壁の出隅部分の一方の面に固着され、前記壁用部材の合いじゃくり用の凸部および合いじゃくり用の凹部と係合して前記壁用部材を支持する止め金具と、出隅部分の他方の面に配置される第2の壁用部材と、前記壁用部材の接合部分の内側の壁面に固着され、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す機能を有している長尺のジョイナーと、からなることを主要な特徴とする。
また、本発明の出隅部の壁構造は、表面形状が長方形の板状であり、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の上側面に合いじゃくり用の凸部を備え、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の下側面に合いじゃくり用の凹部を備えた壁用部材であって、表面と水平方向の少なくとも一方の端面の境界が曲面状あるいは多面状に成形され、かつ表面と同様に塗装さており、かつ、前記境界が曲面状あるいは多面状に成形された端面と接する裏面の前記端面近傍に、前記端面と平行して、当該壁用部材の裏面に直角に接するストッパーの端部と嵌合する溝が設けられており、前記溝がストッパーの端部と勘合するように壁の出隅部分の一方の面に配置された第1の壁用部材と、前記壁用部材の溝とストッパーの端部とが勘合するように壁の出隅部分の一方の面に固着された長尺のストッパーと、出隅部分の他方の面に配置される第2の壁用部材と、前記壁用部材の接合部分の内側の壁面に固着され、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す機能を有している長尺のジョイナーと、前記壁用部材の合いじゃくり用の凸部および合いじゃくり用の凹部と係合して前記壁用部材を支持する止め金具とからなることを主要な特徴とする。
また、前記した出隅部の壁構造において、前記溝の深さは前記合いじゃくり用の凸部の厚さよりも浅く、かつ前記溝は前記合いじゃくり用の凸部の存在する範囲に形成されている点にも特徴がある。また、前記した出隅部の壁構造において、前記ジョイナーは出隅部の両方の壁面を覆っている点にも特徴がある。
また、前記した出隅部の壁構造において、前記第2の壁用部材は前記第1の壁用部材を左右反転させた構造を備えている点にも特徴がある。また、前記した出隅部の壁構造において、前記溝は前記止め金具のリブと対応する位置にのみ設けられている点にも特徴がある。
また、前記した出隅部の壁構造において、前記ジョイナーは少なくとも前記第1の壁用部材と同じく一方の壁面に固着され、出隅部を覆って他方の壁面まで延伸されており、一方の壁面側の端部のリブが前記溝と勘合し、出隅部に断面がコ字状の凸部が設けられており、前記第2の壁用部材の出隅部分の端面は前記ジョイナーのコ字状の凸部と当接しており、前記第1の壁用部材の裏面、前記ジョイナーのコ字状の凸部、前記第2の壁用部材の端部によって囲まれた溝の部分にはコーキング剤が充填されている点にも特徴がある。
本発明の出隅部の壁構造は上記のような特徴によって、以下のような効果を奏する。
(1)本発明の出隅部の壁構造においては壁用部材に溝と突起の嵌合構造を採用したので、この溝および突起がストッパーの機能を果たし、出隅用の壁用部材を別途固定しなくても、水平方向に移動することがない。
(2)本発明の出隅部の壁構造においては、従来の壁用部材の出隅部分において生じていた上部の合いじゃくり用の凸部の大きな隙間がなく、出隅部分においても上部の合いじゃくり用の凸部が存在するので防水性能がより向上する。
(3)出隅部分においても組み合わせた壁用部材間の隙間から下地は見えず、また、壁用部材の継ぎ目は出隅部分からずれているので目立たず、見栄えが良くなる。
図1は本発明の実施例1の出隅部の壁構造を示す斜視図および断面図である。 図2は本発明に使用する壁用部材の構成を示す平面図、正面図、側面図および断面図である。 図3は本発明に使用する壁用部材の元となる既存のサイディングパネルの構成を示す平面図および側面図である。 図4は本発明に使用する壁用部材の製造方法の端部加工工程における壁用部材の構成を示す平面図および端面図である。 図5は本発明に使用する壁用部材の製造方法の裏面切削工程における壁用部材の構成を示す平面図および端面図である。 図6は本発明に使用する壁用部材の製造方法を示すフローチャートである。 図7は本発明の実施例1の変形例の壁構造を示す斜視図および断面図である。 図8は本発明の実施例1に使用するジョイナーの形状を示す断面図である。 図9は実施例2の出隅部の壁構造を示す断面図である。 図10は実施例2に使用するジョイナーの形状を示す断面図である。 図11は実施例3の出隅部の壁構造を示す断面図である。 図12は実施例4の出隅部の壁構造を示す断面図である。 図13は実施例4において使用する止め金具の構造を示す正面図、平面図、側面図である。 図14は実施例5の出隅部の壁構造を示す断面図である。
以下、図面を参照して実施例について説明する。なお、実施例においては、長尺の壁用部材の長手方向が水平になるように外壁に配置する例について説明する。
図1は、本発明の実施例1の出隅部の壁構造を示す斜視図(a)および断面図(b)である。また、図2は、本発明に使用する壁用部材の構成を示す平面図、正面図、側面図および断面図である。図2(a)は壁用部材10のA−A断面、図2(e)はB−B断面を示している。
本発明の出隅部の壁構造は主に、出隅の一方の壁面15に固着された出隅用の第1の壁用部材10、壁面(15あるいは25)に固着されたジョイナー26、出隅の他方の壁面25に固着された既存の第2の壁用部材20とによって構成される。
本発明において使用する出隅用の第1の壁用部材10は、表面形状が長方形の板状であり、長尺の壁用部材10の長辺が水平になるように配置した場合に、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の上側面(上面)に合いじゃくり用の凸部13を備え、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の下側面(下面)に合いじゃくり用の凹部17を備えている。
また、表面と水平方向の少なくとも一方の端面の境界11が曲面状(円筒形の側面形状)あるいは多面状に切削されている。曲面の形状は、境界11の水平断面が半径が壁用部材10の厚さの0.5〜1倍程度の円弧状となるような形状であってもよい。また、境界面や端面が表面とほぼ同様の意匠となるように、表面に成形された装飾のための溝16が境界11や端面にも回り込んで切削成形されている。また、境界11や端面は表面と同一色に塗装されている。更に、表面の微細な凹凸形状を境界11や端面にも加工してもよい(以下、このような端部加工をR加工とも記す)。
R加工された端面と接する裏面の端面近傍には、端面と平行して当該壁用部材の裏面に直角に接するジョイナー26の端部の凸部28と嵌合する溝12が設けられている。溝12は使用するジョイナー26の端部の位置と対応する位置(端部からの距離)に設けられる。例えばジョイナー26の端部28が他方の壁面25と同一面にある場合には、溝12も他方の壁面25と同一面となる位置に設けられる。
溝12の深さは、上側面に設けられた合いじゃくり用の凸部13の厚さおよび下側面に設けられた合いじゃくり用の凹部17と同じ深さでもよい。溝12の幅は、ジョイナー26の端部の凸部28の厚さよりわずかに広くする。
本発明の出隅用の第1の壁用部材10は、既存の止め金具14を使用して、壁用部材10の厚さと止め金具14による隙間の合計だけ出隅部の端部が突出するように、一方の壁面15に固定される。言い換えれば、出隅用の壁用部材10は、出隅用の壁用部材10の端部が他方の面25の壁用部材20の表面と一致するように出隅部の端部を突出させて、一方の壁面15に固定される。止め金具14の形状に基づいて壁面15と壁用部材10の裏面との間には例えば5〜15ミリ程度の所定の隙間が生じる。
出隅部の他方の壁面25には予め金属製の片ハット型ジョイナー26が木ねじあるいは釘24によって固着される。ジョイナーとは、例えば壁用部材の接合部の内側等の壁面に取り付けられ、接合部の隙間や隙間の底部を塞ぐ金属製あるいは樹脂製の板である。本発明におけるジョイナー26は、端部の凸部28が壁用部材10の裏面の溝12と勘合するように、所定の長さだけ出隅部から突出させて固着され、壁用部材10のストッパーも兼ねている。
ジョイナー26は例えば長さ3m程度の長尺の鉄板製であり、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す機能を有している。ジョイナー26の断面は片方の端部にコ字状の凸部27が設けられ、その先の端部に更に凸部である折り返し部28が設けられている。ジョイナー26の断面の他方の端部には壁への雨水の浸入を防止するための折り返し部29が設けられている。
他方の壁面25には既存の第2の壁用部材20が配置される。壁用部材20の出隅部の端部は平面である。他方の面の壁用部材20の端部はジョイナー26のコ字状の凸部27と当接しているので、壁用部材20も水平方向に移動することはない。そして、出隅用の壁用部材10の裏面、ジョイナー26のコ字状の凸部27、他方の面25の壁用部材20の端部によって囲まれた溝の部分にはコーキング剤19が充填される。
図1に示す本発明の壁構造においては、溝12と勘合するジョイナー26の端部の凸部28がストッパーの機能を果たし、壁用部材10を別途固定しなくても壁用部材10が左右に移動することがない。なお、既存の壁用部材20もジョイナー26がストッパーとなるので移動することはない。また、端部においても組み合わせた壁用部材間の隙間から下地は見えず、更に、壁用部材10と他の壁用部材20との継ぎ目は出隅部分からずれているので目立たず、見栄えが良くなる。
また、図1に示す本発明の壁構造においては、上下の接合部のみならず、左右の端部においても合いじゃくり構造が維持され、防水性が向上する。また、壁用部材の溝12とジョイナー26の端部の凸部28が勘合しているので、ジョイナー26による防水機能がより強化される。更に、溝12の内面のいずれかの面において公知の発泡性テープ等によって防水加工を施せば防水性能が更に高くなり、かつ長期間維持できる。
次に、本発明において使用する壁用部材の製造方法について説明する。図6は、本発明に使用する壁用部材(10)の製造方法を示すフローチャートである。なお、S10〜S13は既存の壁用部材の製造工程を示している。S10においては、主としてセメント質原料やガラス繊維などの繊維質原料を練って型に詰めて成型(プレス加工)し、硬化させることによって長い板状の壁用部材が製造される。できた壁用部材は、合いじゃくり用凸部32は成形されているが、裏面は全体が平面であり、合いじゃくり用の凹部31は成形されていない。
S11においては、壁用部材の表面を塗装する。塗装は例えば含浸シーラーを全表面に塗布する工程、防水シーラーを全表面に塗布する工程、リシン塗装によって1色あるいは複数色を塗り分けるエナメル塗装工程、横目地溝(16)内のみを塗装する工程、全体に細かい砂などの粒子を含む塗料を吹き付けるスパッタ塗装工程を含んでいてもよい。
S12においては、長い板状の壁用部材を所定の長さに切断する。S13においては、ルーター等の工作機械を使用して下側面裏側の合いじゃくり用の凹部31の切削および上側面の凸部31の裏面側の角の面取り切削が行われる。以上の工程によって既存の壁用部材30が完成する。
図3は、本発明の壁用部材の元となる既存の壁用部材30の構成を示す平面図および側面図である。既存の壁用部材(サイディングパネル)30は表面に例えばタイルおよび目地溝の意匠が施されている。切断された両側の端面は平面であり、下側面には合いじゃくり用の凹部31が設けられ、上側面にはやはり合いじゃくり用の凸部32が設けられている。
実施例1においてはS13からS15へ移行し、完成した既存の壁用部材から本発明の出隅用の壁用部材を製造する。S15においては、下側面の凹部の端にスペーサ33を接着剤によって接着する。スペーサ33は壁用部材10と同じ材質であり、長さは例えば壁用部材10の厚さよりも少し短い程度である。また、スペーサ33の断面は合いじゃくり用の凹部17の断面とほぼ同じ形状である。
なお、本発明の壁用部材の製造方法としては、既存の壁用部材からではなく、S12の工程の後の中間製品である、合いじゃくり用の凹部を成形する前の壁用部材を用いる方法もある。この場合にはS12からS14に進み、S14において端面近傍以外の側面にのみ合いじゃくり用の凹部を切削によって成形する。このようにすれば、スペーサを接着して凹部を埋める必要が無く、工程が単純になると共に接着による継ぎ目が無くなり、見栄えがより良くなる。なお、凹部を成形しない範囲は壁用部材10の厚さよりも少し短い程度とする。
図4は、本発明に使用する壁用部材の製造方法の端部加工工程(S14あるいはS15終了時)における壁用部材の構成を示す平面図および端面図である。端部においては合いじゃくり用の凹部31がスペーサ33によって埋められいるか、あるいは切削せずに残されている。
S16においては、上側面の合いじゃくり用凸部32の端部に水平に切り込み36を入れ、端面と接する裏面の端面近傍には、端面と平行して、他の壁用部材20の端面の凸部23と嵌合する溝35(12)が切削によって成形される。切り込み36を入れてから溝35を切削することにより、端部の合いじゃくり用凸部も切り離される。なお、S16はS17の後、あるいはS19の後に行ってもよい。
S17においては、表面と端面の境界34を曲面状あるいは多面状に切削する。また、図示されていないが、壁用部材10の表面に意匠として成形された目地溝と対応した溝(16)も境界面および端面に成形する。
図5は、本発明に使用する壁用部材の製造方法の裏面切削工程(S17終了時)における壁用部材の構成を示す平面図および端面図である。上側面の凸部32は溝35より端部側が切除されている。また、境界34および連続する端部は下部まで均一の形状であり、溝35と下側面の凹部31はL字状に連続している。
S18においては、表面と同様の意匠となるように切削部分34および端部を塗装する。また、S19においては、切削部分の溝(16)の内側を塗装する。塗装の工程は既存の壁用部材の工程と同様に、例えば含浸シーラーを切削面全体に塗布する工程、防水シーラーを切削面全体に塗布する工程、リシン塗装によって溝を除く切削面に1色あるいは複数色を塗り分けるエナメル塗装工程、横目地溝(16)内のみを塗装する工程、切削面全体に細かい砂などの粒子を含む塗料を吹き付けるスパッタ塗装工程を含んでいてもよい。
溝を除く切削面を塗装する場合には、溝部分をマスク板によってマスクしておき、スプレーガンによって塗料を吹き付ける。溝部分の切削面はスプレーガンを近づけて溝内のみに塗料を吹き付ける。なお、フローチャートでは、塗装工程がS11とS18、19の2カ所あるが、出隅用の壁用部材を製造する場合には、S11の工程をとばし、あるいはとばさなくても、S18、19の工程で表面および端面双方の塗装を行うようにしてもよい。こうすれば経年変化による壁用部材の色むらが発生しない。
図7は、本発明の実施例1の変形例の壁構造を示す斜視図および断面図である。図1に示す実施例1においてはジョイナー26の端部の凸部28と勘合する溝12の位置において上側面に設けられた合いじゃくり用の凸部13が切断されていたが、この構造では出隅部分から溝12に水が浸入する恐れがあった。
図7に示す変形例においては壁用部材40の溝41の深さおよびジョイナー26の端部の凸部28の長さを短くし、溝41が合いじゃくり用の凸部13によって覆われるようにしたものである。このため、合いじゃくり用の凸部13は溝よりも端部に近い位置42まで存在するように加工する。即ち、溝41は合いじゃくり用の凸部13の存在する範囲に形成されている。また、合いじゃくり用の凹部17も凸部42と勘合する形状とする。溝41の深さは、例えば合いじゃくり用の凸部13の厚さより浅ければよいが、例えば凸部13の厚さの半分程度であってもよい。
このような壁用部材40の製造工程としては、図6のS16において、溝の形成と同時に合いじゃくり用の凸部13の端部を切り落とすのではなく、合いじゃくり用の凸部13の端部は溝41とは別に端部を切り落とすようにする。このようにすれば、溝41は合いじゃくり用の凸部13とジョイナー26のコ字状の凸部27によって囲まれるので、防水性能がより向上する。
図8は、本発明の実施例1に使用するジョイナーの形状を示す断面図である。図8(a)は、図1に示したジョイナー26である。図8(b)は、ジョイナーを鉄板やステンレス板ではなく、例えばアルミニウムや硬質樹脂の押し出し成型あるいは圧延成型によって製作した例である。端部28は折り返しではなく、所定の厚さの板状に形成されている。また、他方の端部29には断面がL字状のリブが設けられ、コ字状の凸部27と他方の端部29との間の表側には水を下方へ流すための線状の突起58が設けられている。
図8(c)は、ジョイナー50を他方の壁面25ではなく、壁用部材10と同様に一方の壁面15に固着するようにした例である。この方が(a)のものより壁用部材10にかかる左右方向の外力に対する剛性が高くなる。
図8(d)は、(a)の構造に、更に一方の壁面15を覆う板55を追加したものであり、直角に配置された2枚の鉄板55、56によって出隅部の両方の壁面を覆うように固着される。この構造は、(a)のものより壁用部材10にかかる左右方向の外力に対する剛性が高くなると共に出隅部の防水性能も向上する。
図9は、実施例2の出隅部の壁構造を示す断面図である。実施例2はは出隅部の第1および第2の壁用部材60、20間の隙間を最小限にするために、実施例1のジョイナー26のコ字状の凸部27の代わりに単なる板状のリブ(突起)を設けたものである。ジョイナー65の端部66を折り返し、その先に更に直角にリブ67が設けられている。また、このリブ67が収まるように、第1の壁用部材60の溝61の端部側に凹部62が設けられている。なお、出隅部の2つの壁用部材60、20間の隙間には、防水のための発泡材あるいは撥水シート63が挿入されている。
図10は、実施例2に使用するジョイナーの形状を示す断面図である。図10(a)は、図9に示したジョイナー65である。図10(b)は、ジョイナー70を他方の壁面25ではなく、壁用部材10と同じく一方の壁面15に固着するようにした例である。この方が(a)のものより壁用部材10にかかる左右方向の外力に対する剛性が高くなる。
図8(c)は、(a)の構造に、更に一方の壁面15を覆う板74を追加したものであり、直角に配置された2枚の鉄板74、76によって出隅部を覆うように固着される。この構造は、(a)のものより壁用部材10にかかる左右方向の外力に対する剛性が高くなると共に出隅部の防水性能も向上する。
図11は、実施例3の出隅部の壁構造を示す断面図である。実施例3においては出隅部の第1および第2の壁用部材10、80の双方に出隅用の壁用部材を使用する。第2の壁用部材80は第1の壁用部材10を左右反転させた構造を備えている。双方の壁用部材は端部が当接するように止め金具14、22による隙間の分だけ出隅部から突出して固着される。なお、図11左上に示すように、出隅用の壁用部材10、80の端部の裏面側の辺を壁用部材の厚さの1/2から1/4程度だけ45度の角度で切削し、切削した面90同士が当接するように配置してもよい。
実施例3のジョイナー85は断面が略L字状であり、出隅部を覆うように装着される。ジョイナー85のそれぞれの面の溝12、82と対向する位置にはそれぞれリブ(帯状の突起)87、86が設けられている。また、ジョイナー85の出隅部の外側には予め防水用の発泡材シート83を張り付けておく。更に、双方の壁用部材10、80の端部が当接する凹部には、断面が3角形となるようにコーキング材91を充填する。実施例3の壁構造は出隅部の双方の面の意匠が同じであり、どの方向から見ても継ぎ目が目立たない。
図12は、実施例4の出隅部の壁構造を示す断面図である。実施例4は、実施例3と同様に双方の面に出隅用の壁用部材を使用する例であるが、実施例3とは異なり、壁用部材の止め金具100、105にストッパーの機能を持たせたものである。このため、長尺のジョイナー107は断面が単純なL字状の板であり、壁用部材の接合部分の内側の壁面に固着され、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す防水機能のみを果たすようになっている。一方、止め金具100、105には、壁用部材10、80の裏面に設けられた溝12、82と勘合するリブ(帯状突起)101、106が設けられている。
図13は、実施例4において使用する止め金具の構造を示す正面図、平面図、側面図である。図13(a)の止め金具105は金具の左側に上下方向に壁面と垂直なリブ106が設けられているもの、図13(b)の止め金具110は金具の中央に上下方向に壁面と垂直なリブ111が設けられているもの、図13(c)の止め金具100は金具の右側に上下方向に壁面と垂直なリブ106が設けられているものである。
なお、斜め上方向および斜め下方向に延びている2つのリブ102、103はそれぞれ壁用部材の下側面の合いじゃくり用の凹部17および上側面の合いじゃくり用の凸部13と係合し、壁用部材を支持するリブである。また、孔104は止め金具を木ねじによって壁面に固着するためのものである。
実施例4の止め金具を使用する場合には、金具のリブと勘合する溝12、82は壁用部材の裏面の上下全域に渡って設ける必要はなく、止め金具のリブと対応する位置にのみ溝12、82を設ければよい。従って、ジョイナーを使用する場合よりも溝の長さを短くすることができるので、溝による強度の低下を減少させることができる。
図14は、実施例5の出隅部の壁構造を示す断面図である。実施例5は、図7に示す実施例1の変形例の壁構造において、壁用部材120の裏面の溝122の位置を端部から例えば50〜100mm程度離れた位置とした例である。図14(a)は、実施例4において開示したリブ付きの止め金具110を使用した例である。止め金具としては中央にリブ111のある金具110を開示しているが、図13に開示した任意の止め金具を使用可能である。
ジョイナー123には出隅部の端部に突起のない従来の片ハットジョイナーを使用する。溝122は工場にて予め端部から所定の距離のところに所定の長さおよび深さの溝を切っておいてもよいし、溝のない出隅用の壁用部材を出荷し、現場で止め金具の取り付け位置に合わせて溝を切ることも可能である。このために、溝122の幅は標準的な丸鋸の刃の切り幅に一致させておく。
図14(b)は端部から離れた位置に裏面の溝122がある壁用部材120を使用し、ストッパー金具125を溝122と勘合させるようにした例である。ストッパー金具125は長尺であってもよく、断面はL字状であり、釘24などによって一方の壁面15に固着される。止め金具14やジョイナー123は従来のものを使用する。
図14(c)は、端部から離れた位置に裏面の溝122がある壁用部材120を使用し、第1の壁用部材120と同じく一方の壁面15に固着されたジョイナー130の出隅とは反対側の端部131を溝122と勘合させるようにした例である。止め金具14は従来のものを使用する。ジョイナー130は図8(c)に示したジョイナーの変形例であり、ジョイナー130の出隅とは反対側の端部131が溝122と勘合するリブとなっている。
また、出隅部には断面がコ字状の凸部が形成され、更にその先に、出隅部を覆って他方の壁面25まで延伸されたリブ132が設けられている。このリブ132は、出隅部の断面がコ字状の凸部の厚さが止め金具14による隙間よりも薄い場合でも、リブ132を他方の壁面25に当接してジョイナー130を壁面に固着すれば、ジョイナー130を所定の位置に容易に固着できるようにするためのものである。更に、図14(c)に点線で示すように、リブ132を他方の壁面25に沿って延長して釘などによって固着してもよく、こうすることにより、剛性が増すと共に防水性能が向上する。
第2の壁用部材20の出隅部分の端面はジョイナー130のコ字状の凸部と当接している。第1の壁用部材120の裏面、ジョイナー130のコ字状の凸部、第2の壁用部材20の端部によって囲まれた溝の部分にはコーキング剤19が充填されている。実施例5においては、実施例1の変形例と同様に溝122は合いじゃくり用の凸部121の厚さより浅く形成され、溝122には雨水等が浸入しない構造であるので、防水性能が向上すると共に溝が端部から所定のあるいは任意の距離だけ離れているので、端部の強度低下を防止できる。
10…出隅用の壁用部材
11…境界
12…溝
13、21…合いじゃくり用凸部
14、22…止め金具
15…一方の壁面
19…コーキング剤
20…既存の壁用部材
25…他方の壁面
26…ジョイナー

Claims (8)

  1. 表面形状が長方形の板状であり、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の上側面に合いじゃくり用の凸部を備え、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の下側面に合いじゃくり用の凹部を備えた壁用部材であって、
    表面と水平方向の少なくとも一方の端面の境界が曲面状あるいは多面状に成形され、かつ表面と同様に塗装さており、
    かつ、前記境界が曲面状あるいは多面状に成形された端面と接する裏面の前記端面近傍に、前記端面と平行して、当該壁用部材の裏面に直角に接するジョイナーの端部と嵌合する溝が設けられており、
    前記溝がジョイナーの端部と勘合するように壁の出隅部分の一方の面に配置された第1の壁用部材と、
    前記壁用部材の溝とジョイナーの端部とが勘合するように壁の出隅部分に固着され、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す機能を有している長尺のジョイナーと、
    出隅部分の他方の面に配置される第2の壁用部材と、
    前記壁用部材の合いじゃくり用の凸部および合いじゃくり用の凹部と係合して前記壁用部材を支持する止め金具と
    からなることを特徴とする出隅部の壁構造。
  2. 表面形状が長方形の板状であり、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の上側面に合いじゃくり用の凸部を備え、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の下側面に合いじゃくり用の凹部を備えた壁用部材であって、
    表面と水平方向の少なくとも一方の端面の境界が曲面状あるいは多面状に成形され、かつ表面と同様に塗装さており、
    かつ、前記境界が曲面状あるいは多面状に成形された端面と接する裏面の前記端面近傍に、前記端面と平行して、当該壁用部材の裏面に直角に接する止め金具のリブと嵌合する溝が設けられており、
    前記溝が止め金具のリブと勘合するように壁の出隅部分の一方の面に配置された第1の壁用部材と、
    前記壁用部材の溝とリブとが勘合するように壁の出隅部分の一方の面に固着され、前記壁用部材の合いじゃくり用の凸部および合いじゃくり用の凹部と係合して前記壁用部材を支持する止め金具と、
    出隅部分の他方の面に配置される第2の壁用部材と、
    前記壁用部材の接合部分の内側の壁面に固着され、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す機能を有している長尺のジョイナーと、
    からなることを特徴とする出隅部の壁構造。
  3. 表面形状が長方形の板状であり、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の上側面に合いじゃくり用の凸部を備え、水平方向の少なくとも一方の端面近傍以外の下側面に合いじゃくり用の凹部を備えた壁用部材であって、
    表面と水平方向の少なくとも一方の端面の境界が曲面状あるいは多面状に成形され、かつ表面と同様に塗装さており、
    かつ、前記境界が曲面状あるいは多面状に成形された端面と接する裏面の前記端面近傍に、前記端面と平行して、当該壁用部材の裏面に直角に接するストッパーの端部と嵌合する溝が設けられており、
    前記溝がストッパーの端部と勘合するように壁の出隅部分の一方の面に配置された第1の壁用部材と、
    前記壁用部材の溝とストッパーの端部とが勘合するように壁の出隅部分の一方の面に固着された長尺のストッパーと、
    出隅部分の他方の面に配置される第2の壁用部材と、
    前記壁用部材の接合部分の内側の壁面に固着され、壁用部材の隙間から侵入した雨水を下方へ流す機能を有している長尺のジョイナーと、
    前記壁用部材の合いじゃくり用の凸部および合いじゃくり用の凹部と係合して前記壁用部材を支持する止め金具と
    からなることを特徴とする出隅部の壁構造。
  4. 前記溝の深さは前記合いじゃくり用の凸部の厚さよりも浅く、かつ前記溝は前記合いじゃくり用の凸部の存在する範囲に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の出隅部分の壁構造。
  5. 前記ジョイナーは出隅部の両方の壁面を覆っていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の出隅部分の壁構造。
  6. 前記第2の壁用部材は前記第1の壁用部材を左右反転させた構造を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の出隅部分の壁構造。
  7. 前記溝は前記止め金具のリブと対応する位置にのみ設けられていることを特徴とする請求項2に記載の出隅部の壁構造。
  8. 前記ジョイナーは少なくとも前記第1の壁用部材と同じく一方の壁面に固着され、出隅部を覆って他方の壁面まで延伸されており、一方の壁面側の端部のリブが前記溝と勘合し、出隅部に断面がコ字状の凸部が設けられており、
    前記第2の壁用部材の出隅部分の端面は前記ジョイナーのコ字状の凸部と当接しており、
    前記第1の壁用部材の裏面、前記ジョイナーのコ字状の凸部、前記第2の壁用部材の端部によって囲まれた溝の部分にはコーキング剤が充填されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の出隅部分の壁構造。
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