JP5783161B2 - 画像形成装置、画像形成システムおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置およびそれに関連する技術に関する。
画像形成装置の操作画面等においては、互いに近接するソフトウェアキー間における誤入力を抑制するため、各ソフトウェアキーの周囲全体に不感領域(操作者による操作入力を受け付けない領域)を設定する技術が存在する。たとえば、特許文献1には、画像形成装置のLCD(Liquid Crystal Display)に表示される各操作キーの周辺(周囲全体)に不感領域を設定する技術が記載されている。
また、外部端末を用いて画像形成装置を遠隔操作する技術が存在する。当該技術においては、画像形成装置から外部端末に転送される遠隔操作用画像が用いられ、当該画像形成装置が遠隔操作される。
特開2000−81933号公報
ところで、画像形成装置の遠隔操作技術においては、当該画像形成装置の操作画面を遠隔操作するとともに、当該画像形成装置のハードウェアキーをも遠隔操作したい場合が有る。この場合、たとえば、画像形成装置の操作画面に対応する操作画面画像と、当該画像形成装置の各ハードウェアキーに対応する各ハードウェアキー画像を含む領域の画像であるハードウェアキー領域画像との両画像を合成した合成画像を遠隔操作用画像として用いることが想定される。
ただし、上記両画像を合成した合成画像(遠隔操作用画像)においては、操作画面画像内の複数のソフトウェアキー(ソフトウェアキー群とも称する)とハードウェアキー領域画像内の複数のハードウェアキー画像(ハードウェアキー画像群とも称する)との両者が互いに近接し、当該両者間における誤入力が発生し易くなるという問題が生じる。
これに対して、上記特許文献1に記載の技術を適用すれば、ソフトウェアキー群の各ソフトウェアキーの周囲全体に不感領域が設定されるとともに、ハードウェアキー画像群の各ハードウェアキー画像の周囲全体に不感領域が設定される。したがって、各ソフトウェアキーと各ハードウェアキー画像との両者間に不感領域が設けられ、当該両者間での誤入力を抑制することは可能である。
しかしながら、たとえば、ソフトウェアキー群とハードウェアキー画像群との近接程度と同等程度に、当該ハードウェアキー画像群内の個々のハードウェアキー画像が互いに近接する場合においては、次述の問題が生じる。具体的には、ハードウェアキー画像群の各ハードウェアキー画像の周囲全体に設定された不感領域が、当該各ハードウェアキー画像に隣接する他のハードウェアキー画像に重畳する。その結果、当該他のハードウェアキー画像の感領域(操作者による操作入力を受け付ける領域)が狭くなり、最終的には、ハードウェアキー画像群全体の操作性が低下するという問題が生じる。
なお、このような問題は、その他の2種類のキー群についても同様に生じる。
そこで、この発明の課題は、2種類のキー群を含む操作画面画像において、両キー群が互いに近接する場合であっても、当該両キー群間での誤入力を防止しつつ、少なくとも一方のキー群の良好な操作性を確保することが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、外部端末により遠隔操作される画像形成装置であって、前記画像形成装置の操作画面であって複数のソフトウェアキーを含む操作画面に対応する操作画面画像と、前記画像形成装置の複数のハードウェアキーに対応する複数のハードウェアキー画像を含む領域の画像であるハードウェアキー領域画像とを合成した第1の合成画像を生成する生成手段と、前記複数のハードウェアキー画像には不感領域を設定しない一方、前記複数のソフトウェアキーのうちの少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記ハードウェアキー領域画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記ハードウェアキー領域画像側の一部分に前記不感領域を設定する設定手段と、前記第1の合成画像を前記画像形成装置の遠隔操作用画像として前記外部端末に送信する送信手段と、前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を前記外部端末から受信する受信手段と、前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定する判定手段と、を備え、前記判定手段は、前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定し、前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力は行われていないと判定し、前記複数のハードウェアキー画像のうちの一のハードウェアキー画像に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のハードウェアキー画像に対する操作入力が行われたと判定することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記ハードウェアキー領域画像は、前記操作画面画像との境界の一部において前記操作画面画像側に向けて突出した略矩形形状の凸部を有し、前記凸部は、前記複数のソフトウェアキーのうち1または2以上のソフトウェアキーに重畳して設けられ、前記設定手段は、前記凸部が重畳している前記1または2以上のソフトウェアキー内において、前記略矩形形状を有する前記凸部の突出側長辺に対向する領域には前記不感領域を設定しないことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明に係る画像形成装置において、前記凸部は、前記ハードウェアキー領域画像の非表示指示を受け付ける非表示指示キー画像として機能することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る画像形成装置において、前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、前記呼出キーに対する操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、前記受信手段は、前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第2の合成画像に対する操作入力の情報である第2の操作入力情報を前記外部端末から受信し、前記呼出キーに対する操作入力における押下状態が継続された状態で前記ハードウェアキー領域画像の存在位置へのスライド操作が受け付けられたことが前記判定手段により前記第2の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記設定画面の画像と前記ハードウェアキー領域画像とを含まない第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3の発明に係る画像形成装置において、前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、前記生成手段は、前記凸部に対する操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記ハードウェアキー領域画像を含まない第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、前記受信手段は、前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第2の合成画像に対する操作入力の情報である第2の操作入力情報を前記外部端末から受信し、前記凸部に対する操作入力における押下状態が継続された状態で前記呼出キーの存在位置へのスライド操作が受け付けられたことが前記判定手段により前記第2の操作入力情報に基づいて判定されると、前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3の発明に係る画像形成装置において、前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、前記凸部に対する第1の種類の操作による操作入力である第1の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記ハードウェアキー領域画像を含まない第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、前記凸部に対する第2の種類の操作による操作入力である第2の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記凸部に隣接配置された前記呼出キーに対応する前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3の発明に係る画像形成装置において、前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、前記呼出キーに対する第1の種類の操作による操作入力である第1の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記呼出キーに対応する前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、前記呼出キーに対する第2の種類の操作による操作入力である第2の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記ハードウェアキー領域画像を含まない第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする。
請求項8の発明は、画像形成装置であって、第1のソフトウェアキー群を含む第1の画像と、前記第1のソフトウェアキー群とは異なる第2のソフトウェアキー群を含む領域の画像である第2の画像とを合成した第1の合成画像を生成する生成手段と、前記第2のソフトウェアキー群には不感領域を設定しない一方、前記第1のソフトウェアキー群のうち少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記第2の画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記第2の画像側の一部分に前記不感領域を設定する設定手段と、前記第1の合成画像を前記画像形成装置の操作画面として前記画像形成装置の入出力部に表示出力し、前記操作画面として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を受け付ける入出力制御手段と、前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定する判定手段と、を備え、前記第2の画像は、前記第1のソフトウェアキー群に含まれる1または2以上のソフトウェアキーに重畳して設けられる凸部を有し、前記設定手段は、前記凸部が重畳している前記1または2以上のソフトウェアキー内において、前記凸部の突出側に対向する領域には前記不感領域を設定せず、前記判定手段は、前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキーである第1のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第1のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定し、前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力が行われていないと判定し、前記第2のソフトウェアキー群のうちの一のソフトウェアキーである第2のソフトウェアキーに対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第2のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定することを特徴とする。
請求項9の発明は、外部端末により遠隔操作される画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)前記画像形成装置の操作画面であって複数のソフトウェアキーを含む操作画面に対応する操作画面画像と、前記画像形成装置の複数のハードウェアキーに対応する複数のハードウェアキー画像を含む領域の画像であるハードウェアキー領域画像とを合成した第1の合成画像を生成するステップと、b)前記複数のハードウェアキー画像には不感領域を設定しない一方、前記複数のソフトウェアキーのうちの少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記ハードウェアキー領域画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記ハードウェアキー領域画像側の一部分に前記不感領域を設定するステップと、c)前記第1の合成画像を前記画像形成装置の遠隔操作用画像として前記外部端末に送信するステップと、d)前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を前記外部端末から受信するステップと、e)前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップe)は、e−1)前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定するステップと、e−2)前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力は行われていないと判定するステップと、e−3)前記複数のハードウェアキー画像のうちの一のハードウェアキー画像に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のハードウェアキー画像に対する操作入力が行われたと判定するステップと、を有することを特徴とする。
請求項10の発明は、画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、a)第1のソフトウェアキー群を含む第1の画像と、前記第1のソフトウェアキー群とは異なる第2のソフトウェアキー群を含む領域の画像である第2の画像とを合成した第1の合成画像を生成するステップと、b)前記第2のソフトウェアキー群には不感領域を設定しない一方、前記第1のソフトウェアキー群のうち少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記第2の画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記第2の画像側の一部分に前記不感領域を設定するステップと、c)前記第1の合成画像を前記画像形成装置の操作画面として前記画像形成装置の入出力部に表示出力するステップと、d)前記操作画面として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を受け付けるステップと、e)前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記第2の画像は、前記第1のソフトウェアキー群に含まれる1または2以上のソフトウェアキーに重畳して設けられる凸部を有し、前記ステップb)においては、前記凸部が重畳している前記1または2以上のソフトウェアキー内において、前記凸部の突出側に対向する領域には前記不感領域が設定されず、前記ステップe)は、e−1)前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキーである第1のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第1のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定するステップと、e−2)前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力が行われていないと判定するステップと、e−3)前記第2のソフトウェアキー群のうちの一のソフトウェアキーである第2のソフトウェアキーに対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第2のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定するステップと、を有することを特徴とする。
請求項11の発明は、画像形成システムであって、画像形成装置と、前記画像形成装置を遠隔操作する外部端末と、を備え、前記画像形成装置は、前記画像形成装置の操作画面であって複数のソフトウェアキーを含む操作画面に対応する操作画面画像と、前記画像形成装置の複数のハードウェアキーに対応する複数のハードウェアキー画像を含む領域の画像であるハードウェアキー領域画像とを合成した第1の合成画像を生成する生成手段と、前記複数のハードウェアキー画像には不感領域を設定しない一方、前記複数のソフトウェアキーのうちの少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記ハードウェアキー領域画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記ハードウェアキー領域画像側の一部分に前記不感領域を設定する設定手段と、前記第1の合成画像を前記画像形成装置の遠隔操作用画像として前記外部端末に送信する第1の送信手段と、前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を前記外部端末から受信する第1の受信手段と、前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定する判定手段と、を有し、前記判定手段は、前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定し、前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力は行われていないと判定し、前記複数のハードウェアキー画像のうちの一のハードウェアキー画像に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のハードウェアキー画像に対する操作入力が行われたと判定し、前記外部端末は、前記第1の合成画像を前記画像形成装置から受信する第2の受信手段と、前記第1の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末の入出力部に表示し、前記遠隔操作用画像に対する操作入力を受け付ける入出力制御手段と、前記遠隔操作用画像に対する操作入力情報を前記画像形成装置に向けて送信する第2の送信手段と、を有することを特徴とする。
請求項1ないし請求項11に記載の発明によれば、複数のソフトウェアキーのうちの少なくとも1つのソフトウェアキーであってハードウェアキー領域画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において当該ハードウェアキー領域画像側の一部分に不感領域が設定される一方、複数のハードウェアキー画像のそれぞれに不感領域が設定されない。したがって、複数のソフトウェアキーと複数のハードウェアキー画像との両者間での誤入力を防止しつつ、当該複数のハードウェアキー画像の良好な操作性を確保することが可能である。
特に、請求項2に記載の発明によれば、凸部が重畳している1または2以上のソフトウェアキーにおける操作性の低下を抑制することが可能である。
また特に、請求項4に記載の発明によれば、凸部を操作すべきところ、誤って呼出キーを操作したとしても、当該呼出キーに対する操作入力における押下状態が継続された状態で手指をハードウェアキー領域画像の存在位置にスライドさせる簡易な操作により、誤って表示された設定画面を非表示化させるとともに、本来非表示化させたかったハードウェアキー領域画像をも非表示化させることが可能である。
また特に、請求項5に記載の発明によれば、呼出キーを操作すべきところ、誤って凸部を操作したとしても、当該凸部に対する操作入力における押下状態が継続された状態で手指を当該呼出キーの存在位置にスライドさせる簡易な操作により、誤って非表示化されたハードウェアキー領域画像を再表示させるとともに、本来表示させたかった設定画面を表示させることが可能である。
また特に、請求項6に記載の発明によれば、凸部に対する操作の種類に応じて操作入力の内容が決定されるので、当該凸部と当該凸部が重畳している呼出キーと間における誤入力を抑制することが可能である。
また特に、請求項7に記載の発明によれば、呼出キーに対する操作の種類に応じて操作入力の内容が決定されるので、凸部と当該凸部により重畳される呼出キーと間における誤入力を抑制することが可能である。
第1実施形態に係る画像形成システムの概略構成を示す図である。 画像形成装置の機能ブロック図を示す図である。 外部端末の機能ブロック図を示す図である。 画像形成システムにおける動作を示すシーケンス図である。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 外部端末に表示される遠隔操作用画像を示す図である。 外部端末に表示される遠隔操作用画像を示す図である。 外部端末に表示される遠隔操作用画像を示す図である。 外部端末に表示される遠隔操作用画像を示す図である。 外部端末に表示される遠隔操作用画像を示す図である。 外部端末に表示される遠隔操作用画像を示す図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 第4実施形態に係る画像形成装置の操作画面を示す図である。 第4実施形態に係る画像形成装置の操作画面を示す図である。 外部端末に表示される遠隔操作用画像を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成>
図1は、画像形成システム1を示す図である。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置10と外部端末50とを備える。
画像形成装置10と外部端末50とは、ネットワークNWを介して互いに接続される。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどによって構成される。また、ネットワークNWに対する接続態様は、有線接続であってもよく、或いは無線接続であってもよい。たとえば、画像形成装置10はネットワークNWに対して有線接続され、外部端末50はネットワークNWに対して無線接続される。
画像形成システム1においては、画像形成装置10に対する各種の操作を外部端末50を用いて行うことが可能である。すなわち、外部端末50は、画像形成装置10を遠隔操作することが可能である。
具体的には、画像形成装置10は、遠隔操作に用いられる画像(以下、遠隔操作用画像RGとも称する)の表示用データを外部端末50に送信する。これに対して、外部端末50は、当該表示用データに基づく遠隔操作用画像RGをタッチパネル75(図1参照)に表示する。これにより、外部端末50のユーザは、当該遠隔操作用画像RGを介して画像形成装置10の遠隔操作を行うことが可能である。
<1−2.画像形成装置10の構成>
図2は、画像形成装置10の機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。図2においては、MFP10の機能ブロックが示されている。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6、およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データ(原稿画像なしいスキャン画像とも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先(たとえば、外部端末50)との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。格納部5は、印刷ジョブに係るデータ等を記憶する。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。このMFP10においては、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されたタッチスクリーン25(図1参照)が設けられている。このタッチスクリーン25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。また、このMFP10においては、タッチスクリーン25の周辺に複数のハードウェアキーも設けられている。複数のハードウェアキーは、操作入力部6aの一部として機能する。
コントローラ9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御部である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM)内に格納されている所定のソフトウェアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PG1を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)PG1は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワークNW等を介してMFP10にインストールされてもよい。
具体的には、図2に示すように、コントローラ9は、プログラムPG1の実行により、通信制御部11と生成部13と設定部15と判定部17と入出力部19とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、他の装置(外部端末50等)との間の通信動作を制御する処理部である。具体的には、通信制御部11は、送信部と受信部とを備えて構成される。送信部は、遠隔操作用画像RGの表示用データを外部端末50に送信する。受信部は、遠隔操作用画像RGに対する操作入力の情報(以下、操作入力情報とも称する)PJを受信する。
生成部13は、外部端末50に送信する遠隔操作用画像RGを生成する処理部である。
設定部15は、操作者による操作入力を受け付けない領域(以下、不感領域とも称する)FAを遠隔操作用画像RG内に設定する処理部である。
判定部17は、操作入力情報PJに基づいて、外部端末50の操作者による操作入力の内容を判定する処理部である。
入出力制御部19は、タッチスクリーン25における表示動作を制御するとともに、当該タッチスクリーン25における操作入力を制御する処理部である。
<1−3.外部端末50の構成>
次に外部端末50の構成について説明する。
外部端末50は、他の装置との間でのネットワーク通信が可能な情報入出力端末装置である。ここでは、外部端末50として、タブレット型端末を例示する。ただし、これに限定されず、外部端末50は、スマートフォンであってもよく、パーソナルコンピュータなどであってもよい。また、外部端末50は、携帯式の装置であってもよく、据置型の装置であってもよい。
図3は、外部端末50の概略構成を示す機能ブロック図である。
外部端末50は、図3の機能ブロック図に示すように、通信部54、格納部55、操作部56およびコントローラ59等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部54は、ネットワークNWを介したネットワーク通信を行うことが可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/ Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、外部端末50は、所望の相手先(MFP10等)との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部55は、不揮発性の半導体メモリ等の記憶装置で構成される。
操作部56は、外部端末50に対する操作入力を受け付ける操作入力部56aと、各種情報の表示出力を行う表示部56bとを備えている。この外部端末50においては、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されたタッチスクリーン75(図1参照)が設けられている。このタッチスクリーン75は、操作入力部56aの一部としても機能するとともに、表示部56bの一部としても機能する。
コントローラ59は、外部端末50に内蔵され、外部端末50を統括的に制御する制御部である。コントローラ59は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ59は、CPUにおいて、記憶部(半導体メモリ等)内に格納されている所定のソフトウェアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PG2を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラムPG2は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワークNW等を介して外部端末50にインストールされるようにしてもよい。
プログラムPG2は、画像形成装置10を遠隔操作するアプリケーションソフトウェアであり、遠隔操作に関する諸機能等を実現する。
具体的には、図3に示すように、コントローラ59は、プログラムPG2の実行により、通信制御部61と入出力制御部65とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部61は、通信部54等と協働して、画像形成装置10等との通信動作を制御する処理部である。具体的には、通信制御部61は、送信部と受信部とを備えて構成される。送信部は、遠隔操作用画像RGに対する操作入力情報PJをMFP10に向けて送信する。受信部は、遠隔操作用画像RGの表示用データをMFP10から受信する。
入出力制御部65は、表示部56b(タッチスクリーン75等)における表示動作を制御するとともに、操作入力部56a(タッチスクリーン75等)における操作入力を制御する処理部である。
<1−4.動作>
つぎに、この画像形成システム1における動作について説明する。図4は、当該動作を示すシーケンス図である。
まず、外部端末50において遠隔操作用のプログラムPG2が起動されると、外部端末50は、MFP10に対してリモート接続を要求する(ステップS11)。当該リモート接続の要求に応答して、MFP10は、接続許可を外部端末50に送信する(ステップS12)。これにより、MFP10と外部端末50との間の接続が確立される。
MFP10と外部端末50との間の接続が確立されると、MFP10の生成部13は、最初の遠隔操作用画像RG(RG1)を生成する。(ステップS13)。具体的には、生成部13は、MFP10の操作画面に対応する操作画面画像SG1(図10参照)と、表示指示キー画像DK(図10参照)とを合成した画像(以下、合成画像CP1とも称する)を最初の遠隔操作用画像RG(RG1)として生成する。
当該合成画像CP1が生成されると、MFP10の通信制御部11は、当該合成画像CP1の画像データDT1を遠隔操作用画像RG1の表示用データとして外部端末50に送信する(ステップS14)。
これに対して、外部端末50の通信制御部61は、合成画像CP1の画像データDT1をMFP10から受信する。そして、外部端末50の入出力制御部65は、画像データDT1に基づく合成画像CP1を最初の遠隔操作用画像RG1としてタッチパネル75に表示する(図10参照)。
図10に示すように、操作画面画像SG1は、MFP10の操作画面に対応する画像(MFP10のタッチスクリーン25に表示される操作画面を模した画像)である。操作画面画像SG1は、水平方向に配列された複数のソフトウェアキーSK1〜SK7を当該操作画面画像SG1内の下方に備えて構成される。各ソフトウェアキーSK1〜SK7は、MFP10の各設定項目(「原稿画質」、「カラー」、「濃度」、「用紙」、「倍率」、「両面/ページ集約」、「仕上り」)の各設定画面GA1〜GA7(不図示)を表示すべき旨の表示指示を受け付けるキーとして機能する。各ソフトウェアキーSK1〜SK7は、各設定画面GA1〜GA7(不図示)呼出指示(表示指示)を受け付けることから、各呼出キー(呼出キー画像とも称する)SK1〜SK7とも称される。なお、各ソフトウェアキーSK1〜SK7の内部(表面上内部領域)には、各設定項目の現状の設定内容が表示される。たとえば、ソフトウェアキーSK1の内部には、設定項目「原稿画質」の現状の設定内容「文字」が表示される。また、ソフトウェアキーSK2の内部には、設定項目「カラー」の現状の設定内容「ブラック」が表示される。その他のソフトウェアキーSK3〜SK7の内部にも、同様に、各設定項目の現状の各設定内容が表示される。
また、図10に示す表示指示キー画像DKは、後述のハードウェアキー領域画像HG(図13参照)を表示すべき旨の表示指示を受け付けるキー画像である。
図10に示す遠隔操作用画像RG1を介して操作者による操作入力が外部端末50において受け付けられると、外部端末50の通信制御部61は、当該操作入力に関する操作入力情報PJをMFP10に送信する(図4のステップS16)。当該操作入力情報PJには、タッチパネル75に対する手指の接触の有無に関する状態情報(「接触状態」または「非接触状態」)と遠隔操作用画像RG1における操作入力位置(接触位置)に関する座標情報とが含まれている。なお、ここでは、遠隔操作用画像RG1内のソフトウェアキーSK2に対する操作入力が受け付けられ、当該ソフトウェアキーSK2の位置座標を含む操作入力情報PJが外部端末50からMFP10に送信される状況を想定する。
これに対して、MFP10の通信制御部11は、操作入力情報PJを外部端末50から受信する。そして、MFP10は、当該操作入力情報PJに基づいて、操作入力に応じた処理を実行する(ステップS17)。具体的には、MFP10は、図5に示すフローチャートの処理を実行する。図5は、図4のステップS17の詳細動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS31において、MFP10は、操作入力が受け付けられた遠隔操作用画像RG1(図10参照)がハードウェアキー領域画像HGを含むか否かを判定する。ここでは、遠隔操作用画像RG1がハードウェアキー領域画像HGを含まないと判定され、処理はステップS32に進む。なお、遠隔操作用画像RGがハードウェアキー領域画像HGを含むと判定された場合には、処理はステップS33に進む。ステップS33の処理については後に詳述する。
ステップS32においては、MFP10は、外部端末50のタッチパネル75における操作入力に応じた処理(以下、処理PAとも称する)を実行する。具体的には、MFP10は、図6に示すフローチャートの処理を実行する。図6は、図5のステップS32の詳細動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS41において、MFP10は、表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられたか否かを操作入力情報PJに基づいて判定する。表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられたと判定される場合には、ステップS42に進む。一方、表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられていないと判定される場合には、ステップS46に進む。ここでは、ソフトウェアキーSK2に対する操作入力が受け付けられた状況を想定しているため、表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられていないと判定され、処理はステップS41からステップS46に進む。
ステップS46においては、MFP10は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7に対する操作入力が受け付けられたか否かを操作入力情報PJに基づいて判定する。各ソフトウェアキーSK1〜SK7に対する操作入力が受け付けられたと判定される場合には、ステップS47に進む。一方、各ソフトウェアキーSK1〜SK7に対する操作入力が受け付けられていないと判定される場合には、処理PAを終了する。ここでは、ソフトウェアキーSK2に対する操作入力が受け付けられた状況を想定しているため、処理はステップS46からステップS47に進む。
ステップS47においては、MFP10の生成部13は、新たな操作画面画像SG2と、表示指示キー画像DKとを合成した画像(以下、合成画像CP2とも称する)を遠隔操作用画像RG(RG2)として生成する(図11参照)。
図11に示すように、操作画面画像SG2は、ソフトウェアキーSK2に対応する設定画面GA2を操作画面画像SG1(図10参照)に対して重畳表示する画像である。
操作画面画像SG2内の設定画面GA2は、複数のボタンBT1〜BT6を備えて構成される。各ボタンBT(BT1〜BT5)は、設定項目「カラー」の各設定内容(「オートカラー」、「フルカラー」、「ブラック」、「2色カラー」、「単色カラー」)を選択するためのボタンである。また、ボタンBT6は、各ボタンBT1〜BT5を介して選択された設定内容を確定するためのボタンである。
この後、図6のステップS48において、MFP10は、ステップS47で生成された合成画像CP2の画像データDT2を遠隔操作用画像RG2の表示用データとして外部端末50に送信する。
これに対して、外部端末50の通信制御部61は、合成画像CP2の画像データDT2を受信する。そして、外部端末50の入出力制御部65は、図11に示すように、画像データDT2に基づく合成画像CP2を遠隔操作用画像RG2としてタッチパネル75に表示する(図4のステップS18)。
この後、遠隔操作用画像RG(RG2等)を介して操作入力が受け付けられると、再び、上述の図4のステップS16〜S18の処理が実行される。
ここでは、遠隔操作用画像RG2内の設定画面GA2において、ボタンBT2が選択された後にボタンBT6が押下され、設定項目「カラー」の設定内容「ブラック」が設定内容「フルカラー」に変更されるものとする。
具体的には、遠隔操作用画像RG2(図11参照)における操作入力情報PJ(状態情報「接触状態」と接触位置(ボタンBT2の位置座標))が外部端末50から画像形成装置10に送信される(ステップS16)。この後、MFP10は、新たな操作画面画像SG3と表示指示キー画像DKとを合成した合成画像CP3(図12参照)を生成し、当該合成画像CP3の画像データDT3を遠隔操作用画像RG3の表示用データとして外部端末50に送信する(ステップS17)。これに対して、外部端末50は、図12に示すように、画像データDT3に基づく合成画像CP3を遠隔操作用画像RG3としてタッチパネル75に表示する(ステップS18)。操作画面画像SG3は、操作画面画像SG1(図10参照)におけるソフトウェアキーSK2内部の表示が設定内容「ブラック」から設定内容「フルカラー」に変更された画像である(図12参照)。
この後、図12に示す遠隔操作用画像RG3内の表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられると、MFP10は、再び、図4に示す上述のステップS16〜S18の処理を実行する。
具体的には、表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられると、外部端末50の通信制御部61は、遠隔操作用画像RG3における操作入力位置の座標(ここでは、表示指示キー画像DKの位置座標)を含む操作入力情報PJをMFP10に送信する(ステップS16)。
これに対して、MFP10の通信制御部11は、操作入力情報PJを外部端末50から受信する。そして、MFP10は、当該操作入力情報PJに基づいて、操作入力に応じた処理(図5に示すフローチャートの処理)を実行する(ステップS17)。
まず、図5のステップS31において、MFP10は、遠隔操作用画像RG3がハードウェアキー領域画像HGを含むか否かを判定する。ここでは、遠隔操作用画像RG3がハードウェアキー領域画像HGを含まないと判定され、処理はステップS32に進む。
ステップS32においては、MFP10は、処理PA(図6に示すフローチャートの処理)を実行する。
まず、図6のステップS41において、MFP10は、表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられたか否かを判定する。ここでは、表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられたと判定された状況を想定しているため、処理はステップS41からステップS42に進む。
ステップS42においては、MFP10の生成部13は、上述の操作画面画像SG3とハードウェアキー領域画像HGとを合成した画像(合成画像CP4とも称する)を遠隔操作用画像RG(RG4)(図13参照)として生成する。
図13に示すように、ハードウェアキー領域画像HGは、複数のハードウェアキー画像KG1〜KG10を表示する領域の画像である。複数のハードウェアキー画像KG1〜KG10は、MFP10の複数のハードウェアキーに対応する画像である。
具体的には、ハードウェアキー画像KG1〜KG6は、それぞれ、MFP10のハードウェアキーである「電源キー」、「メニューキー」、「割込キー」、「ガイドキー」、「拡大キー」および「音声ガイドキー」に対応する画像である。また、ハードウェアキー画像KG7は、MFP10の10個の数字キー(テンキーとも称する)に対応する画像である。さらに、ハードウェアキー画像KG8〜KG10は、それぞれ、MFP10のハードウェアキーである「スタートキー」、「ストップキー」、「リセットキー」に対応する画像である。
また、図13に示すように、ハードウェアキー領域画像HGは、操作画面画像SG3との境界の一部において当該操作画面画像SG3側に向けて突出した略矩形形状の凸部TSを有する。当該凸部TSは、ハードウェアキー領域画像HGを非表示化すべき旨の非表示指示を受け付ける非表示指示キー画像として機能する。
次に、図6のステップS43において、MFP10は、遠隔操作用画像RG4(図13参照)内のソフトウェアキーSK1〜SK7のうちハードウェアキー領域画像HGに隣接するソフトウェアキーSKを、不感領域FAの設定対象キーとして検出する。
ここでは、ハードウェアキー領域画像HGに隣接するソフトウェアキーSKとして、ハードウェアキー領域画像HGによって部分的に重畳されたソフトウェアキーSKが検出される。より詳細には、図13に示すように、ハードウェアキー領域画像HGによって部分的に上書きされた全てのソフトウェアキーSK1〜SK7が不感領域FAの設定対象キーとして検出される。
ただし、これに限定されず、ハードウェアキー領域画像HGとの間に間隙を有する状態で配置されるソフトウェアキーSK(たとえば、ハードウェアキー領域画像HGとの間の最短距離が所定値(数ミリメートル程度)以下であるソフトウェアキーSK)が、ハードウェアキー領域画像HGに隣接するソフトウェアキーSKとして検出されるようにしてもよい。
この後、図6のステップS44において、MFP10の設定部15は、ステップS43にて検出された設定対象キー(ソフトウェアキーSK1〜SK7)に対して不感領域FAを設定する。具体的には、設定部15は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7内においてハードウェアキー領域画像HG側の一部分(ここでは、ハードウェアキー領域画像HGとの境界(すなわち、ソフトウェアキーSKの下側の境界)から、当該境界の2ミリメートル程度上側の位置に至る範囲)に不感領域FAを設定する。
ただし、図13に示すように、設定部15は、凸部TSが重畳しているソフトウェアキーSK4,SK5内において、略矩形形状を有する当該凸部TSの突出側長辺CHに対向する領域TAには不感領域FAを設定しない。
また、図13に示すように、設定部15は、ハードウェアキー領域画像HG内の各ハードウェアキー画像KG1〜KG10にも不感領域FAを設定しない。
次に、図6のステップS45において、MFP10の通信制御部11は、ステップS42で生成した合成画像CP4の画像データDT4を遠隔操作用画像RG4の表示用データとして外部端末50に送信する。
これに対して、外部端末50の通信制御部61は、合成画像CP4の画像データDT4をMFP10から受信する。そして、外部端末50の入出力制御部65は、図13に示すように、画像データDT4に基づく合成画像CP4を遠隔操作用画像RG4としてタッチパネル75に表示する(図4のステップS18)。
この後、図13に示す遠隔操作用画像RG4を介して、複数のソフトウェアキーSK1〜SK7のうち任意のソフトウェアキーSKに対するタッチ操作がなされると、再び、図4のステップS16以降の処理が実行される。ここでは、遠隔操作用画像RG4内のソフトウェアキーSK2に対するタッチ操作がなされる状況を想定する。
図4のステップS16においては、外部端末50は、遠隔操作用画像RG4における操作入力情報PJをMFP10に送信する。
この後、ステップS17において、MFP10は、図5のフローチャートの処理を実行する。
まず、図5のステップS31において、MFP10は、遠隔操作用画像RG4がハードウェアキー領域画像HGを含むか否かを判定する。ここでは、遠隔操作用画像RG4がハードウェアキー領域画像HGを含むと判定され、処理はステップS33に進む。
ステップS33においては、MFP10は、遠隔操作用画像RG4に対する操作入力に応じた処理(以下、処理PBとも称する)を実行する。具体的には、MFP10は、図7に示すフローチャートの処理を実行する。図7は、図5のステップS33の詳細動作を示すフローチャートである。
まず、図7のステップS51において、MFP10は、複数のソフトウェアキーSK1〜SK7のうち任意のソフトウェアキーSKに対する接触操作が外部端末50にてなされたか否かを操作入力情報PJに基づいて判定する。ソフトウェアキーSKに対する接触操作が外部端末50にてなされたと判定される場合にはステップS54に進み、それ以外の場合にはステップS52に進む。ここでは、ソフトウェアキーSK2に対する接触操作がなされた状況を想定しているため、処理はステップS51からステップS54に進む。なお、その他のソフトウェアキーSK(SK1,SK3〜SK7)に対する接触操作がなされたと判定される場合にも、同様にステップS54に進む。
ステップS54においては、MFP10は、ソフトウェアキーSK(SK2)内の不感領域FAに対する接触操作が外部端末50にてなされたか否かを操作入力情報PJに基づいて判定する。
ここで、ソフトウェアキーSK(SK2)内の不感領域FAに対する接触操作がなされた旨が操作入力情報PJに基づいて判定されるときには、当該ソフトウェアキーSK(SK2)に対する操作入力は行われていないと判定される。すなわち、当該ソフトウェアキーSK(SK2)に対する接触操作が行われたにもかかわらず、当該ソフトウェアキーSK(SK2)に対する操作入力は行われていないものとみなされる。
一方、ステップS54において、ソフトウェアキーSK(SK2)内の部分であり且つ不感領域FA以外の部分に対する接触操作がなされた旨が操作入力情報PJに基づいて判定されるときには、当該ソフトウェアキーSK(SK2)に対する操作入力が行われたと判定される。そして、MFP10は、ソフトウェアキーSK2に対応する処理(すなわち、図8のステップS61以降の処理)を実行する。図8は、図7のステップS54以降の処理を示すフローチャートである。
具体的には、図8のステップS61においては、MFP10の生成部13は、新たな操作画面画像SG4(図14参照)とハードウェアキー領域画像HGとを合成した合成画像CP5(図14参照)を生成する。新たな操作画面画像SG4は、ソフトウェアキーSK2に対応する設定画面GA2を操作画面画像SG3(図13参照)に重畳表示する画像である(図14参照)。
この後、ステップS62において、MFP10は、ステップS61で生成した合成画像CP5の画像データDT5を遠隔操作用画像RG5の表示用データとして外部端末50に送信する。これに対して、外部端末50は、画像データDT5に基づく合成画像CP5を遠隔操作用画像RG5としてタッチパネル75に表示する(図14参照)。
また、図13に示す遠隔操作用画像RG4に介して、複数のハードウェアキー画像KG1〜KG10のうち任意のハードウェアキー画像KGに対するタッチ操作がなされた場合も、処理PB(図7のフローチャート)が実行される。以下では、このような動作について説明する。
まず、図7のステップS51においては、今度は、複数のソフトウェアキーSK1〜SK7のうち任意のソフトウェアキーSKに対する接触操作が外部端末50にてなされていない旨が判定される。そして、処理はステップS52に進む。
ステップS52においては、MFP10は、ハードウェアキー領域画像HGに対する操作入力が受け付けられたか否かを判定する。ハードウェアキー領域画像HGに対する操作入力も受け付けられていないと判定されると、処理PBを終了する。一方、ハードウェアキー領域画像HGに対する操作入力が受け付けられたと判定されると、ステップS53に進む。
ステップS53においては、MFP10は、凸部TSに対する操作入力が受け付けられたか否かを判定する。
凸部TSに対する操作入力が受け付けられていないと判定されると、処理はステップS54に進む。ステップS54においては、MFP10は、操作入力が受け付けられたハードウェアキー画像KG2に対応する処理を実行する。具体的には、MFP10は、ハードウェアキー画像KG2に対応する「メニュー画面」を含む遠隔操作用画像を生成して、外部端末50に送信する処理を実行する。
一方、凸部TSに対する操作入力が受け付けられたと判定されると、MFP10は図9のステップS71以降の処理を実行する。具体的には、MFP10は、まず、図9のステップS71において、各ソフトウェアキーSK1〜SK7に対して設定されている不感領域FAを削除する。換言すれば、MFP10は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7内の全部を、操作者による操作入力を受け付ける領域(以下、感領域とも称する)HAに設定する。
この後、ステップS72において、MFP10は、ハードウェアキー領域画像HGが表示される直前の合成画像CP3を遠隔操作用画像RG3として外部端末50に向けて再度送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75には、遠隔操作用画像RG3が再度表示される。換言すれば、遠隔操作用画像RG4(図13参照)におけるハードウェアキー領域画像HGが非表示化される(図12参照)。
以上の動作によれば、操作画面画像SG3とハードウェアキー領域画像HGとの合成画像CP4を遠隔操作用画像RG4(図13参照)として用いる際に、当該ハードウェアキー領域画像HGに隣接するソフトウェアキーSK1〜SK7内においてハードウェアキー領域画像HG側の一部分に不感領域FAが設定される(図6のステップS44)。このため、たとえば、遠隔操作用画像RG4内のハードウェアキー画像KG2をタッチ操作すべきところ、当該ハードウェアキー画像KG2に近接するソフトウェアキーSK2を誤って操作したとしても、当該ソフトウェアキーSK2内の不感領域FAに対する接触操作がなされたと判定されると、当該ソフトウェアキーSK2に対する操作入力は行われていないと判定される。したがって、ハードウェアキー画像KG2と当該ハードウェアキー画像KG2に隣接するソフトウェアキーSK2との間における誤入力を防止することが可能である。同様に、その他のハードウェアキー画像KG(KG1,KG3〜KG10)をタッチ操作すべきところ、当該ハードウェアキー画像KGに隣接するソフトウェアキーSK(SK1〜SK7等)を誤って操作したとしても、当該ソフトウェアキーSK内の不感領域FAに対する接触操作がなされたと判定されると、当該ソフトウェアキーSKに対する操作入力は行われていないと判定される。このように、上記動作によれば、各ソフトウェアキーSK1〜SK7と、各ハードウェアキー画像KG1〜KG10との両者が互いに近接する場合であっても、当該両者間における誤入力を抑制することが可能である。
また、仮に遠隔操作用画像RG4と同様の画面に対して上記特許文献1の技術を適用してソフトウェアキー群の各ソフトウェアキーの周囲全体に不感領域が設定されるとともにハードウェアキー画像群の各ハードウェアキー画像の周囲全体に不感領域が設定される場合(比較例とも称する)を想定すると、上述のような問題が生じる。より具体的には、当該比較例においては、複数のソフトウエアキーSK1〜SK7のそれぞれの周囲全体に設定される不感領域FAが、当該複数のソフトウエアキーSK1〜SK7に隣接配置された複数のハードウェアキー画像KG1〜KG10に重畳する。また、複数のハードウェアキー画像KG1〜KG10のそれぞれの周囲全体に設定される不感領域FAが、当該各ハードウェアキー画像KG1〜KG10に隣接する他のハードウェアキー画像KGに重畳する。その結果、当該各ハードウェアキー画像KG1〜KG10内の感領域(操作者による操作入力を受け付ける領域)HAは狭められ(低減され)、各ハードウエアキー画像に対する操作入力が受け付けられにくくなり、ハードウェアキー画像群の操作性が低下する、という問題が生じる。
これに対して、上記実施形態においては、図13に示すように、各ソフトウェアキーSK1〜SK7内のハードウェアキー領域画像HG側の一部分に不感領域FAが設定される一方、ハードウェアキー領域画像HG内の各ハードウェアキー画像KG1〜KG10には不感領域FAが設定されない。したがって、各ハードウェアキー画像KG1〜KG10の良好な操作性を確保することが可能である。
また、上記実施形態では、図13に示すように、凸部TSの重畳先のソフトウェアキーSK4,SK5内において、略矩形形状を有する当該凸部TSの突出側長辺CHに対向する領域TAには不感領域FAが設定されない。仮に、凸部TSの重畳により感領域(操作者による操作入力を受け付ける領域)HAが既に小さくなっているソフトウェアキーSK4,SK5に対してさらに不感領域FAが設定されると、感領域HAが非常に小さくなり、ソフトウェアキーSK4,SK5の操作性が低下する。これに対して、上記実施形態では、ソフトウェアキーSK4,SK5内において、突出側長辺CHに対向する領域TAには不感領域FAが設定されないので、感領域HAの低減に伴う当該ソフトウェアキーSK4,SK5の操作性の低下を抑制することが可能である。
<2.第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の変形例である。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第1実施形態では、図13に示されるように、凸部TSの重畳先のソフトウェアキーSK4,SK5内において、当該凸部TSの突出側長辺CHに対向する領域TAには不感領域FAが設定されない場合を例示した。これによれば、上述のように、ソフトウェアキーSK4,SK5の操作性の低下を抑制し得る。
しかしながら、凸部TSの突出側長辺CHに対向する領域TAに不感領域FAが設定されない場合、当該凸部TSと当該ソフトウェアキーSK4,SK5との間における誤入力が発生し易くなるという問題が生じる。たとえば、遠隔操作用画像RG4(図13参照)において、ハードウェアキー領域画像HGの非表示化を目的として、操作者が凸部TSをタッチ操作しようとしたところ、当該凸部TSの重畳先のソフトウェアキーSK5を誤って当該操作者がタッチ操作することが想定される。また逆に、遠隔操作用画像RG4(図13参照)において、設定画面GA5(図15参照)の呼び出しを目的として、当該設定画面GA5の呼出キーであるソフトウェアキーSK5を操作者がタッチ操作しようとしたころ、当該ソフトウェアキーSKに重畳している凸部TSを誤って当該操作者がタッチ操作することが想定される。
これに対して、この第2実施形態に係る画像形成システム1においては、凸部TSと当該ソフトウェアキーSK4,SK5との間における誤入力が発生した場合に、後述するような各動作が行われることにより、所望の画面等への遷移を比較的容易に行うこと(リカバリー動作を行うこと)が可能である。
図16および図17は、第2実施形態に係るMFP10の動作を示すフローチャートである。具体的には、図16は、第1実施形態で説明した図8のステップS62の後に、ステップS63〜S65を追加したフローチャートである。図17は、第1実施形態で説明した図9のステップS72の後に、ステップS63〜S65を追加したフローチャートである。
以下では、図16および図17のフローチャートを参照しつつ、この第2実施形態に係る画像形成システム1の動作について説明する。
<2−1.ソフトウェアキーSK5に対する誤操作>
最初に、遠隔操作用画像RG4(図13参照)において、外部端末50の操作者が凸部TSをタッチ操作すべきところ、誤ってソフトウェアキーSK5をタッチ操作した場合の動作について説明する。なお、誤ってソフトウエアキーSK4をタッチ操作した場合に関しても、同様の動作を行うことが可能である。
外部端末50の操作者による誤操作により、図13に示す遠隔操作用画像RG4内のソフトウェアキーSK5内の感領域HAに対してタッチ操作による操作入力が受け付けられると、図7のフローチャートのステップS51において、当該ソフトウェアキーSK5に対する操作入力が受け付けられたと判定され、処理はステップS54に進む。
ステップS54においては、MFP10は、ソフトウェアキーSK(SK5)内の不感領域FAに対する接触操作が外部端末50にてなされたか否かを操作入力情報PJに基づいて判定する。ここでは、ソフトウェアキーSK(SK5)内の部分であり且つ不感領域FA以外の部分に対する接触操作がなされた旨が操作入力情報PJに基づいて判定され、図16のフローチャートの処理が実行される。
まず、図16のステップS61においては、MFP10は、新たな操作画面画像SG5(図15参照)とハードウェアキー領域画像HG(図15参照)とを合成した画像(以下、合成画像CP6とも称する)を生成する。操作画面画像SG5は、ソフトウェアキーSK5に対応する設定画面GA5を操作画面画像SG3(図12参照)に重畳表示する画像である(図15参照)。
そして、ステップS62において、MFP10は、合成画像CP6の画像データDT6を遠隔操作用画像RG6の表示用データとして外部端末50に送信する。これに対して、外部端末50の通信制御部61は、合成画像CP6の画像データDT6を受信する。そして、外部端末50の入出力制御部65は、画像データDT6に基づく合成画像CP6を遠隔操作用画像RG6としてタッチパネル75に表示する(図15参照)。
この後、ステップS63において、MFP10は、外部端末50の操作者の手指がタッチパネル75から離れたか否かを外部端末50から送信されてくる操作入力情報PJに基づいて判定する。なお、操作入力情報PJには、タッチパネル75に対する手指の接触の有無に関する状態情報(「接触状態」または「非接触状態」)と遠隔操作用画像RG6における操作入力位置(接触位置)の座標情報とが含まれている。ここで、操作者の手指がタッチパネル75から離れたと判定されると、MFP10は、操作者によるソフトウェアキーSKへの操作入力は正しかったと判定し、図16のフローチャートの処理を終了する。そして、外部端末50のタッチパネル75においては、遠隔操作用画像RG6の表示が継続がされる。一方、操作者の手指がタッチパネル75から離れていないと判定されると、処理はステップS64に進む。
ここでは、タッチパネル75においてソフトウェアキーSK5に対する操作入力における押下状態が継続されるものとし、処理はステップS64に進む。
ステップS64においては、MFP10は、ソフトウェアキーSK5に対する操作入力における押下状態が継続された状態でハードウェアキー領域画像HGの存在位置(凸部TSおよびハードウェアキー画像KG1〜KG10)へのスライド操作SL1が受け付けられたか否かを、遠隔操作用画像RG6に対する操作入力情報PJに基づいて判定する。
ここで、ソフトウェアキーSK5に対する操作入力における押下状態が継続された状態でスライド操作SL1が受け付けられたと判定されると、処理はステップS65に進み、それ以外の場合には、処理はステップS63に戻る。
ステップS65においては、MFP10は、スライド操作受付時の処理SAを実行する。具体的には、MFP10は、図17のS651以降の処理を実行する。
まず、図17のステップS651において、MFP10は、遠隔操作用画像RG6が設定画面GA5を含むか否かを判定する。ここで、遠隔操作用画像RG6が設定画面GA5を含むと判定されると、処理はステップS652に進み、それ以外の場合には、処理はステップS653に進む。ここでは、遠隔操作用画像RG6が設定画面GA5を含むと判定され、処理はステップS652に進む。
ステップS652においては、MFP10の通信制御部11は、遠隔操作用画像RG6(合成画像CP6)(図15参照)の表示直前の遠隔操作用画像RG4(合成画像CP4)(図13参照)を外部端末50に向けて再度送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75には、遠隔操作用画像RG4が再度表示される。換言すれば、遠隔操作用画像RG6(図15参照)における設定画面GA5が非表示化される(図13参照)。
この後、ステップS653において、MFP10は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7に対して設定されている不感領域FAを削除する。換言すれば、MFP10は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7内の全部を、操作者による操作入力を受け付ける領域(以下、感領域とも称する)HAに設定する。
さらに、ステップS654においては、MFP10は、ハードウェアキー領域画像HGが表示される直前の合成画像CP3を遠隔操作用画像RG3として外部端末50に向けて再度送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75には、遠隔操作用画像RG3が再度表示される。換言すれば、遠隔操作用画像RG4(図13参照)におけるハードウェアキー領域画像HGが非表示化される(図12参照)。
このような動作によれば、凸部TSをタッチ操作すべきところ、ソフトウェアキーSK5を誤ってタッチ操作したとしても、当該ソフトウェアキーSKのタッチ操作により誤表示された設定画面GA5を非表示化させるとともに、本来非表示化させたかったハードウェアキー領域画像HGを非表示化させることも可能である。
<2−2.凸部TSに対する誤操作>
次に、遠隔操作用画像RG4(図13参照)において、外部端末50の操作者がソフトウェアキーSK5をタッチ操作すべきところ、誤って凸部TSをタッチ操作した場合の動作について説明する。なお、外部端末50の操作者がソフトウェアキーSK4をタッチ操作すべきところ、誤って凸部TSをタッチ操作した場合に関しても、同様の動作を行うことが可能である。
図13に示す遠隔操作用画像RG4内の凸部(非表示指示キー画像)TSに対する操作入力が受け付けられると、図7のフローチャートのステップS53において、当該凸部TSに対する操作入力が受け付けられたと判定され、MFP10は、図18のステップS71以降の処理を実行する。
まず、図18のステップS71においては、MFP10は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7に対して設定されている不感領域FAを削除する。換言すれば、MFP10は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7内の全部を感領域HAに設定する。
次に、ステップS72において、MFP10の通信制御部11は、遠隔操作用画像RG4(合成画像CP4)(図13参照)の表示直前の遠隔操作用画像RG3(合成画像CP3)(図12参照)を外部端末50に向けて再度送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75には、遠隔操作用画像RG3が再度表示される。換言すれば、遠隔操作用画像RG4(図13参照)におけるハードウェアキー領域画像HGが非表示化される(図12参照)。
この後、ステップS73において、MFP10は、操作者の手指がタッチパネル75から離れたか否かを外部端末50から送信されてくる操作入力情報PJに基づいて判定する。なお、操作入力情報PJには、タッチパネル75に対する手指の接触の有無に関する状態情報(「接触状態」または「非接触状態」)と遠隔操作用画像RG4における操作入力位置(接触位置)の座標情報とが含まれている。ここで、操作者の手指がタッチパネル75から離れたと判定されると、MFP10は、操作者による凸部TSへの操作入力は正しかったと判定し、図18のフローチャートの処理を終了する。そして、外部端末50のタッチパネル75においては、遠隔操作用画像RG4の表示が継続がされる。一方、操作者の手指が外部端末50のタッチパネル75から離れていないと判定されると、処理はステップS74に進む。
ここでは、タッチパネル75において凸部TSに対する操作入力における押下状態が継続されるものとし、処理はステップS74に進む。
ステップS74においては、MFP10は、凸部TSに対する操作入力における押下状態が継続された状態で、ソフトウェアキーSK(凸部TSに隣接したソフトウェアキーSK5)の存在位置へのスライド操作SL2が受け付けられたか否かを、遠隔操作用画像RG4に対する操作入力情報PJに基づいて判定する。スライド操作SL2としては、たとえば、ソフトウェアキーSK5の外部から当該ソフトウェアキーSK5の内部へとスライドさせる操作が存在する。ただし、凸部TSに対する操作入力が受け付けられると、遠隔操作用画像RG4(図13参照)内のハードウェアキー領域画像HGが非表示化されるため(図12参照)、押下状態が継続される際において最初の押下位置が既にソフトウェアキーSK5の内部であることも多い。この場合には、ソフトウェアキーSK5の内部の押下位置(最初の押下位置)から当該ソフトウェアキーSK5の内部の別の位置へと手指がスライドされる動作も、上記スライド操作SL2として受け付けられ得る。このように、スライド操作SL2としては、ソフトウェアキーSK5の外部から当該ソフトウェアキーSK5の内部へとスライドさせる操作のみならず、当該ソフトウェアキーSK5の内部の或る位置から当該ソフトウェアキーSK5の内部の別の位置にスライドさせる操作も存在する。
スライド操作SL2による操作入力が受け付けられたと判定されると、処理はステップS75に進み、それ以外の場合には、処理はステップS73に戻る。ここでは、凸部TSに対する操作入力における押下状態が継続された状態でソフトウェアキーSK5の存在位置へのスライド操作SL2が受け付けられた状況を想定し、処理はステップS74からステップS75に進む。
ステップS75においては、MFP10は、スライド操作受付時の処理SBを実行する。具体的には、MFP10は、図19のフローチャートの処理を実行する。
まず、図19のステップS761においては、MFP10は、遠隔操作用画像RG3がハードウェアキー領域画像HGを含むか否かを判定する。ここでは、遠隔操作用画像RG3がハードウェアキー領域画像HGを含まないと判定され、処理はステップS762に進む。
ステップS762においては、MFP10は、複数のソフトウェアキーSK1〜SK7とハードウェアキー領域画像HGとを含む合成画像CP4(図13参照)を外部端末50に向けて再度送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75には、合成画像CP4が遠隔操作用画像RG4として再度表示される(図13参照)。換言すれば、一旦、非表示化されたハードウェアキー領域画像HGが再び表示される。
この後、ステップS763において、MFP10は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7を不感領域FAの設定対象として検出する。
そして、ステップS764において、MFP10の設定部15は、各ソフトウェアキーSK1〜SK7内のハードウェアキー領域画像HG側の一部分に不感領域FAを設定する。
この後、ステップS765において、MFP10は、ソフトウェアキーSK5に対応する設定画面GA5を含む合成画像CP6(図15参照)を外部端末50に向けて再度送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75には、合成画像CP6が遠隔操作用画像RG6として再度表示される(図15参照)。
このような動作によれば、ソフトウェアキーSK5をタッチすべきところ、誤って凸部TSをタッチしたとしても、当該凸部TSに対する操作入力における押下状態を継続した状態でソフトウェアキーSK5の存在位置へ手指をスライドさせる簡易な操作により、誤って非表示化されたハードウェアキー領域画像HGを再度表示させるとともに、本来表示させたかった設定画面GA5を表示させることも可能である。
<3.第3実施形態>
第3実施形態は、上記各実施形態の変形例である。以下、上記各実施形態との相違点を中心に説明する。
この第3実施形態では、凸部TSに対して2種類の操作(タッチ操作またはフリック操作)のいずれかの種類の操作が受け付けられ、当該操作の種類に応じて操作入力の内容が判定される態様を例示する。
また、この第3実施形態では、凸部TSの重畳先の特定のソフトウェアキーSK4,SK5に対して2種類の操作のいずれかの種類の操作が受け付けられ、当該操作の種類に応じて操作入力の内容が決定される態様をも例示する。なお、ここでは、凸部TSの重畳先のソフトウェアキーSK5に対して2種類の操作のいずれかの種類の操作が受け付けられる場合を例示する。
<凸部TSに対する2種類の操作が受け付けられる態様>
まず、凸部TSに対する2種類の操作のいずれかの種類の操作が受け付けられ、当該操作の種類に応じて操作入力の内容が判定される態様について説明する。具体的には、(1)凸部TSに対するフリック操作が受け付けられる場合について先に説明し、その後、(2)当該凸部TSに対するタッチ操作が受け付けられる場合について説明する。
(1)遠隔操作用画像RG4内の凸部TSに対するフリック操作(詳細には、ハードウェアキー領域画像HGの退避方向へのフリック操作(下向きフリック操作))が受け付けられたときには、MFP10は、ハードウェアキー領域画像HGを非表示化すべき旨の操作入力が受け付けられたと判定する。そして、MFP10の生成部13は、複数のソフトウェアキーSK1〜SK7と表示指示キー画像DKとを含む一方、ハードウェアキー領域画像HGを含まない合成画像CP3(図12参照)を生成する。この後、MFP10の通信制御部11は、合成画像CP3の画像データDT3を遠隔操作用画像RG3の表示用データとして外部端末50に送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75において、遠隔操作用画像RG4(図13参照)内のハードウェアキー領域画像HGが非表示化された遠隔操作用画像RG3が表示される。このように、凸部TSに対するフリック操作(詳細には、ハードウェアキー領域画像HGの退避方向へのフリック操作)がなされると、凸部TSは、原則通り、非表示指示キー画像として機能する。換言すれば、MFP10は、当該凸部TSに対するフリック操作を、ハードウェアキー領域画像HGを非表示化すべき旨の非表示指示として認識する。
(2)遠隔操作用画像RG4内の凸部TSに対するタッチ操作が受け付けられたときには、MFP10は、当該凸部TSに隣接配置されたソフトウェアキーSKに対応する設定画面GAを表示すべき旨の表示指示が受け付けられたと判定する。そして、MFP10の生成部13は、凸部TSに対するタッチ操作の位置から最近傍のソフトウェアキーSK(たとえばSK5)に対応する設定画面GA(たとえばGA5)を含む合成画像CP6(図15参照)を生成する。より詳細には、生成部13は、設定画面GA5と複数のソフトウェアキーSK1〜SK7とハードウェアキー領域画像HGとを含む合成画像CP6を生成する。この後、MFP10の通信制御部11は、当該合成画像CP6の画像データDT6を遠隔操作用画像RG6の表示用データとして外部端末50に送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75において、遠隔操作用画像RG4(図13参照)に設定画面GA5が重畳表示された遠隔操作用画像RG6(図15参照)が表示される。このように、凸部TSに対するタッチ操作がなされると、凸部TSは、例外的に、非表示指示キー画像としては機能しない。具体的には、MFP10は、当該凸部TSに対するタッチ操作を、当該凸部TSに隣接配置されたソフトウェアキーSK5に対するタッチ操作として認識する。
このような動作によれば、凸部TSに対してフリック操作が受け付けられる場合と、当該凸部TSに対してタッチ操作が受け付けられる場合とにおいて、それぞれ異なる操作入力の内容が判定される。具体的には、凸部TSに対してフリック操作がなされると、原則通り、MFP10は、当該フリック操作を、ハードウェアキー領域画像HGを非表示化すべき旨の非表示指示として認識する。一方、当該凸部TSに対してタッチ操作がなされると、例外的に、MFP10は、当該タッチ操作を、当該凸部TSに隣接配置されたソフトウェアキーSKに対するタッチ操作として認識する。したがって、凸部TSに対する操作の種類を使い分けることによって、当該凸部TSと当該凸部TSの重畳先のソフトウェアキーSK4,SK5との間における誤入力を抑制することが可能である。
<特定のソフトウェアキーSKに対する2種類の操作が受け付けられる態様>
続いて、凸部TSの重畳先の特定のソフトウェアキーSK4,SK5に対して2種類の操作のいずれかの種類の操作が受け付けられ、当該操作の種類に応じて操作入力内容が決定される態様について説明する。具体的には、(1)ソフトウェアキーSK5に対するタッチ操作が受け付けられる場合について先に説明し、その後、(2)当該ソフトウェアキーSK5に対するフリック操作(詳細には、ハードウェアキー領域画像HGの退避方向へのフリック操作(下向きフリック操作))が受け付けられる場合について説明する。
(1)遠隔操作用画像RG4内のソフトウェアキーSK5に対するタッチ操作が受け付けられたときには、MFP10は、当該ソフトウェアキーSK5に対応する設定画面GA5を表示すべき旨の表示指示が受け付けられたと判定する。そして、MFP10の生成部13は、ソフトウェアキーSK5に対応する設定画面GA5を合成画像CP5に合成した合成画像CP6を生成する。より詳細には、生成部13は、設定画面GA5と複数のソフトウェアキーSK1〜SK7とハードウェアキー領域画像HGとを含む合成画像CP6を生成する。この後、MFP10の通信制御部11は、当該合成画像CP6の画像データDT6を遠隔操作用画像RG6の表示用データとして外部端末50に送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75において、遠隔操作用画像RG4(図13参照)に設定画面GA5が重畳表示された遠隔操作用画像RG6(図15参照)が表示される。このように、ソフトウェアキーSK5に対するタッチ操作がなされると、当該ソフトウェアキーSK5は、原則通り、設定画面GA5の呼出キーとして機能する。換言すれば、MFP10は、当該ソフトウェアキーSK5に対するタッチ操作を、当該設定画面GA5を表示すべき旨の表示指示として認識する。
(2)遠隔操作用画像RG4内のソフトウェアキーSK5に対するフリック操作が受け付けられたときには、MFP10は、ハードウェアキー領域画像HGを非表示化すべき旨の非表示指示が受け付けられたと判定する。そして、MFP10の生成部13は、複数のソフトウェアキーSK1〜SK7と表示指示キー画像DKとを含む一方、ハードウェアキー領域画像HGを含まない合成画像CP3(図12参照)を生成する。この後、MFP10の通信制御部11は、合成画像CP3の画像データDT3を遠隔操作用画像RG3の表示用データとして外部端末50に送信する。これにより、外部端末50のタッチパネル75において、遠隔操作用画像RG4(図13参照)内のハードウェアキー領域画像HGが非表示化された遠隔操作用画像RG3が表示される。このように、ソフトウェアキーSK5に対するフリック操作(詳細には、ハードウェアキー領域画像HGの退避方向へのフリック操作)がなされると、当該ソフトウェアキーSK5は、例外的に、設定画面GA5の呼出キーとしては機能しない。具体的には、MFP10は、当該ソフトウェアキーSK5に対するフリック操作を、ハードウェアキー領域画像HGを非表示化すべき旨の非表示指示として認識する。
このような動作によれば、凸部TSの重畳先の特定のソフトウェアキーSK(SK5)に対してタッチ操作が受け付けられる場合と、当該特定のソフトウェアキーSK(SK5)に対してフリック操作が受け付けられる場合とにおいて、それぞれ異なる操作入力の内容が判定される。具体的には、特定のソフトウェアキーSK(SK5)に対してタッチ操作がなされると、原則通り、MFP10は、当該特定のソフトウェアキーSK(SK5)に対するタッチ操作を、設定画面GA5の表示指示として認識する。一方、特定のソフトウェアキーSK(SK5)に対してフリック操作がなされると、例外的に、MFP10は、当該特定のソフトウェアキーSK(SK5)に対するフリック操作を、ハードウェアキー領域画像HGを非表示化すべき旨の非表示指示がなされたものとして認識する。したがって、凸部TSの重畳先の特定のソフトウェアキーSK4,SK5に対する操作の種類を使い分けることによって、当該特定のソフトウェアキーSK4,SK5と凸部TSとの間における誤入力を抑制することが可能である。
<4.第4実施形態>
第4実施形態は、上記各実施形態の変形例である。以下、上記各実施形態との相違点を中心に説明する。
上記各実施形態では、外部端末50のタッチパネル75に表示される遠隔操作用画像RG4(図13参照)内に不感領域FAが設定される場合を例示した。
一方、この第4実施形態では、MFP10B(図20参照)のタッチスクリーン25に表示される操作画面GM2(図22参照)内に不感領域FAが設定される場合を例示する。
さて、上記各実施形態においては、図1に示すように、タッチスクリーン25の外側に複数のハードウェアキーを有するMFP10(10Aとも称する)を例示した。
他方、この第4実施形態においては、タッチスクリーン25の周囲にハードウェアキーを有しないMFP10(10Bとも称する)を例示する。MFP10Bは、MFP10Aとは異なり、ハードウェアキーを有しない。ただし、第4実施形態に係るMFP10Bは、上記MFP10Aに設けられた複数のハードウェアキーに対応するソフトウェアキーHS1〜HS10(キー群KN2)(後述)を、必要に応じてタッチスクリーン25に表示させることができる(図22参照)。MFP10Bにおいては、ハードウエアキーの数を低減することによって、コストを削減するとともにデザイン性を向上させることが可能である。
また、MFP10Bのタッチスクリーン25においては、キー群KN2(ソフトウェアキーHS1〜HS10)(後述)は、キー群KN1(複数のソフトウェアキーJK1〜JK7)(後述)に近接して配置される。このようなMFP10Bにおいて、上記各実施形態と同様の思想が適用される。これによれば、2種類のキー群KN1,KN2(後述)を含む操作画面画像において、両キー群が互いに近接する場合であっても、当該両キー群間での誤入力を防止しつつ、一方のキー群KN2の良好な操作性を確保することが可能である。
図20は、この第4実施形態に係るMFP10Bの外観を示す図である。
図1に示すMFP10の操作部6と比較すると判るように、図20に示すMFP10Bの操作部6にはハードウェアキーが設けられておらず、タッチスクリーン25のみが設けられている。
このようなMFP10Bにおいて、操作画面GM1(図21参照)を表示すべき旨の表示指示がMFP10Bのタッチスクリーン25を介して受け付けられると、MFP10の入出力制御部19は、操作画面GM1をタッチスクリーン25に表示する(図21参照)。操作画面GM1は、図21に示すように、操作画面画像MG1と表示指示キー画像DKとを合成した合成画像CP10である。操作画面GM1は、第1実施形態のMFP10の操作画面に対応する画面であり、複数のソフトウェアキーJK1〜JK7(以下、キー群KN1とも称する)を備えて構成される。表示指示キー画像DKは、ソフトウェアキー領域画像MG2(図22参照)を表示すべき旨の表示指示を受け付けるキー画像である。ソフトウェアキー領域画像MG2は、第1実施形態のMFP10のハードウェアキーに対応する複数のソフトウェアキーHS1〜HS10(以下、キー群KN2とも称する)を含む領域の画像である。
21に示す操作画面GM1において表示指示キー画像DKに対する操作入力が受け付けられると、MFP10Bの生成部13は、キー群KN1を含む操作画面画像MG1とキー群KN2を含むソフトウェアキー領域画像MG2とを合成した合成画像CP20(図22参照)を生成する。換言すれば、生成部13は、2種類のキー群KN1,KN2を含む合成画像CP20を生成する。この後、MFP10Bの入出力部19は、2種類のキー群KN1,KN2を含む合成画像CP20を操作画面GM2としてタッチスクリーン25に表示する。
そして、MFP10Bの設定部15は、キー群KN1(ソフトウェアキーJK1〜JK7)のうちソフトウェアキー領域画像MG2に隣接するソフトウェアキーJK1〜JK7内において当該ソフトウェアキー領域画像MG2側の一部分に不感領域FAを設定する(図22参照)。これによれば、操作画面GM1内の2種類のキー群KN1(各ソフトウェアキーJK1〜JK7),KN2(各ソフトウェアキーHS1〜HS10)の両者が互いに隣接する場合であっても、当該両者間における誤入力を抑制することが可能である。
ただし、上記各実施形態と同様に、設定部15は、凸部TSの重畳先のソフトウェアキーJK4,JK5内において、略矩形形状を有する凸部TSの突出側長辺CHに対向する領域TAには不感領域FAを設定しない(図22参照)。これによれば、ソフトウェアキーJK4,JK5の感領域HAが低減されずに済む。そのため、当該ソフトウェアキーJK4,JK5の操作性の低下を抑制することが可能である。
さらに、設定部15は、ソフトウェアキー領域画像MG2内のキー群KN2(各ソフトウェアキーHS1〜HS10)には不感領域FAを設定しない(図22参照)。これによれば、当該キー群KN2の感領域HAが狭くならずに済み、2種類のキー群KN1,KN2のうち少なくとも一方のキー群KN2の良好な操作性を確保することが可能である。
<5.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、遠隔操作用画像RG4(図13参照)内の複数のソフトウェアキーSK(SK1〜SK7)に対して個別に不感領域FAが設定されているが、これに限定されない。具体的には、複数のソフトウェアキーSKに対して包括的に不感領域FAが設定されてもよい。より具体的には、図23に示すように、複数のソフトウェアキーSK1〜SK4に跨る横長の帯状部分(ハードウェアキー領域画像HGに隣接する帯状部分)に対して不感領域FAが設定されてもよい。同様に、複数のソフトウェアキーSK5〜SK7に跨る横長の帯状部分(ハードウェアキー領域画像HGに隣接する帯状部分)に対して不感領域FAが設定されてもよい。換言すれば、各ソフトウェアキーSK内のハードウェアキー領域画像HG側の部分のみならず、各ソフトウェアキーSKと当該各ソフトウェアキーSKに隣接する他のソフトウェアキーSKとの間に存在する間隙部分をも含めて、包括的に不感領域FAが設定されるようにしてもよい。
CH 突出側長辺
CP1〜CP6 合成画像
DK 表示指示キー画像
DT1〜DT6 画像データ
FA 不感領域
HA 感領域
PA,PB 処理
PJ 操作入力情報
RG(RG1〜RG6) 遠隔操作用画像
SL1,SL2 スライド操作
TS 凸部

Claims (11)

  1. 外部端末により遠隔操作される画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の操作画面であって複数のソフトウェアキーを含む操作画面に対応する操作画面画像と、前記画像形成装置の複数のハードウェアキーに対応する複数のハードウェアキー画像を含む領域の画像であるハードウェアキー領域画像とを合成した第1の合成画像を生成する生成手段と、
    前記複数のハードウェアキー画像には不感領域を設定しない一方、前記複数のソフトウェアキーのうちの少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記ハードウェアキー領域画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記ハードウェアキー領域画像側の一部分に前記不感領域を設定する設定手段と、
    前記第1の合成画像を前記画像形成装置の遠隔操作用画像として前記外部端末に送信する送信手段と、
    前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を前記外部端末から受信する受信手段と、
    前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、
    前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定し、
    前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力は行われていないと判定し、
    前記複数のハードウェアキー画像のうちの一のハードウェアキー画像に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のハードウェアキー画像に対する操作入力が行われたと判定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ハードウェアキー領域画像は、前記操作画面画像との境界の一部において前記操作画面画像側に向けて突出した略矩形形状の凸部を有し、
    前記凸部は、前記複数のソフトウェアキーのうち1または2以上のソフトウェアキーに重畳して設けられ、
    前記設定手段は、前記凸部が重畳している前記1または2以上のソフトウェアキー内において、前記略矩形形状を有する前記凸部の突出側長辺に対向する領域には前記不感領域を設定しないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記凸部は、前記ハードウェアキー領域画像の非表示指示を受け付ける非表示指示キー画像として機能することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、
    前記呼出キーに対する操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、前記受信手段は、前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第2の合成画像に対する操作入力の情報である第2の操作入力情報を前記外部端末から受信し、
    前記呼出キーに対する操作入力における押下状態が継続された状態で前記ハードウェアキー領域画像の存在位置へのスライド操作が受け付けられたことが前記判定手段により前記第2の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記設定画面の画像と前記ハードウェアキー領域画像とを含まない第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、
    前記生成手段は、前記凸部に対する操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記ハードウェアキー領域画像を含まない第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、前記受信手段は、前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第2の合成画像に対する操作入力の情報である第2の操作入力情報を前記外部端末から受信し、
    前記凸部に対する操作入力における押下状態が継続された状態で前記呼出キーの存在位置へのスライド操作が受け付けられたことが前記判定手段により前記第2の操作入力情報に基づいて判定されると、前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、
    前記凸部に対する第1の種類の操作による操作入力である第1の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記ハードウェアキー領域画像を含まない第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、
    前記凸部に対する第2の種類の操作による操作入力である第2の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記凸部に隣接配置された前記呼出キーに対応する前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記1または2以上のソフトウェアキーの少なくとも1つは、前記画像形成装置の或る機能に関する設定画面の呼出指示を受け付ける呼出キーであり、
    前記呼出キーに対する第1の種類の操作による操作入力である第1の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記呼出キーに対応する前記設定画面の画像と前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像とを含む第2の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第2の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信し、
    前記呼出キーに対する第2の種類の操作による操作入力である第2の操作入力が前記外部端末にて受け付けられたことが前記判定手段により前記第1の操作入力情報に基づいて判定されると、前記生成手段は、前記複数のソフトウェアキーと前記ハードウェアキー領域画像の表示指示を受け付ける表示指示キー画像とを含む一方で前記ハードウェアキー領域画像を含まない第3の合成画像を生成し、前記送信手段は、前記第3の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末に送信することを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置であって、
    第1のソフトウェアキー群を含む第1の画像と、前記第1のソフトウェアキー群とは異なる第2のソフトウェアキー群を含む領域の画像である第2の画像とを合成した第1の合成画像を生成する生成手段と、
    前記第2のソフトウェアキー群には不感領域を設定しない一方、前記第1のソフトウェアキー群のうち少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記第2の画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記第2の画像側の一部分に前記不感領域を設定する設定手段と、
    前記第1の合成画像を前記画像形成装置の操作画面として前記画像形成装置の入出力部に表示出力し、前記操作画面として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を受け付ける入出力制御手段と、
    前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定する判定手段と、
    を備え、
    前記第2の画像は、前記第1のソフトウェアキー群に含まれる1または2以上のソフトウェアキーに重畳して設けられる凸部を有し、
    前記設定手段は、前記凸部が重畳している前記1または2以上のソフトウェアキー内において、前記凸部の突出側に対向する領域には前記不感領域を設定せず、
    前記判定手段は、
    前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキーである第1のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第1のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定し、
    前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力が行われていないと判定し、
    前記第2のソフトウェアキー群のうちの一のソフトウェアキーである第2のソフトウェアキーに対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第2のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定することを特徴とする画像形成装置。
  9. 外部端末により遠隔操作される画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)前記画像形成装置の操作画面であって複数のソフトウェアキーを含む操作画面に対応する操作画面画像と、前記画像形成装置の複数のハードウェアキーに対応する複数のハードウェアキー画像を含む領域の画像であるハードウェアキー領域画像とを合成した第1の合成画像を生成するステップと、
    b)前記複数のハードウェアキー画像には不感領域を設定しない一方、前記複数のソフトウェアキーのうちの少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記ハードウェアキー領域画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記ハードウェアキー領域画像側の一部分に前記不感領域を設定するステップと、
    c)前記第1の合成画像を前記画像形成装置の遠隔操作用画像として前記外部端末に送信するステップと、
    d)前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を前記外部端末から受信するステップと、
    e)前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップe)は、
    e−1)前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定するステップと、
    e−2)前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力は行われていないと判定するステップと、
    e−3)前記複数のハードウェアキー画像のうちの一のハードウェアキー画像に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のハードウェアキー画像に対する操作入力が行われたと判定するステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
  10. 画像形成装置に内蔵されたコンピュータに、
    a)第1のソフトウェアキー群を含む第1の画像と、前記第1のソフトウェアキー群とは異なる第2のソフトウェアキー群を含む領域の画像である第2の画像とを合成した第1の合成画像を生成するステップと、
    b)前記第2のソフトウェアキー群には不感領域を設定しない一方、前記第1のソフトウェアキー群のうち少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記第2の画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記第2の画像側の一部分に前記不感領域を設定するステップと、
    c)前記第1の合成画像を前記画像形成装置の操作画面として前記画像形成装置の入出力部に表示出力するステップと、
    d)前記操作画面として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を受け付けるステップと、
    e)前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記第2の画像は、前記第1のソフトウェアキー群に含まれる1または2以上のソフトウェアキーに重畳して設けられる凸部を有し、
    前記ステップb)においては、前記凸部が重畳している前記1または2以上のソフトウェアキー内において、前記凸部の突出側に対向する領域には前記不感領域が設定されず、
    前記ステップe)は、
    e−1)前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキーである第1のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第1のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定するステップと、
    e−2)前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力が行われていないと判定するステップと、
    e−3)前記第2のソフトウェアキー群のうちの一のソフトウェアキーである第2のソフトウェアキーに対する接触操作が前記入出力部にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記第2のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定するステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
  11. 画像形成システムであって、
    画像形成装置と、
    前記画像形成装置を遠隔操作する外部端末と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置の操作画面であって複数のソフトウェアキーを含む操作画面に対応する操作画面画像と、前記画像形成装置の複数のハードウェアキーに対応する複数のハードウェアキー画像を含む領域の画像であるハードウェアキー領域画像とを合成した第1の合成画像を生成する生成手段と、
    前記複数のハードウェアキー画像には不感領域を設定しない一方、前記複数のソフトウェアキーのうちの少なくとも1つのソフトウェアキーであって前記ハードウェアキー領域画像に隣接する少なくとも1つのソフトウェアキー内において前記ハードウェアキー領域画像側の一部分に前記不感領域を設定する設定手段と、
    前記第1の合成画像を前記画像形成装置の遠隔操作用画像として前記外部端末に送信する第1の送信手段と、
    前記外部端末にて前記遠隔操作用画像として表示された前記第1の合成画像に対する操作入力の情報である第1の操作入力情報を前記外部端末から受信する第1の受信手段と、
    前記第1の操作入力情報に基づいて、操作者による操作入力の内容を判定する判定手段と、
    を有し、
    前記判定手段は、
    前記少なくとも1つのソフトウェアキーのうちの一のソフトウェアキー内の部分であって前記不感領域以外の部分に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のソフトウェアキーに対する操作入力が行われたと判定し、
    前記少なくとも1つのソフトウェアキー内の前記不感領域に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記少なくとも1つのソフトウェアキーに対する操作入力は行われていないと判定し、
    前記複数のハードウェアキー画像のうちの一のハードウェアキー画像に対する接触操作が前記外部端末にてなされた旨が前記第1の操作入力情報に基づいて判定されるときには、前記一のハードウェアキー画像に対する操作入力が行われたと判定し、
    前記外部端末は、
    前記第1の合成画像を前記画像形成装置から受信する第2の受信手段と、
    前記第1の合成画像を前記遠隔操作用画像として前記外部端末の入出力部に表示し、前記遠隔操作用画像に対する操作入力を受け付ける入出力制御手段と、
    前記遠隔操作用画像に対する操作入力情報を前記画像形成装置に向けて送信する第2の送信手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
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