JP5782809B2 - 液滴噴射装置及び液滴噴射方法 - Google Patents
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このような方法によれば、被搬送媒体の蛇行を補正し、正確に被搬送媒体を巻くことが可能となる。
しかしながら、近年においては被搬送媒体として透明シートを用いる場合もあり、このような場合には被搬送媒体のエッジを検出することが難しく、被搬送媒体の蛇行を検知することが難しい。
また、本発明によれば、インクが噴射されることによって形成されたマークがセンサーで検出され、当該センサーの検出結果に基づいて被搬送媒体が蛇行しているか否かの判定が行われる。このため、被搬送媒体の蛇行を確実に検知することができる。
したがって、本発明によれば、被搬送媒体の選択の余地を狭めることなく、帯状の被搬送媒体の蛇行を確実に検知することが可能となる。
また、本発明によれば、インクが噴射されることによって形成されたマークがセンサーで検出され、当該センサーの検出結果に基づいて被搬送媒体が蛇行しているか否かの判定が行われる。このため、被搬送媒体の蛇行を確実に検知することができる。
したがって、本発明によれば、被搬送媒体の選択の余地を狭めることなく、帯状の被搬送媒体の蛇行を確実に検知することが可能となる。
そして、本実施形態の液滴噴射装置1は、噴射ヘッド20を有するヘッド機構部2と、供給排出機構部3と、インク供給部(図示せず)と、メンテナンス部5と、蛇行補正センサー6(センサー)と、制御部60と、を備えて構成されている。
Y軸走査機構42は、Y軸ガイドレール42aとY軸スライダー42bとを、それぞれ二組ずつ備えて構成されている。吸着ユニット33は、吸着テーブル33aと、テーブル台43と、テーブル昇降機構44と、供給ローラー34と、従動ローラー34aと、媒体送りローラー36と、従動ローラー36aと、を備えて構成されている。各リール、及び各ローラーは、それぞれ回転軸まわりに回転可能になっており、それぞれの回転軸は互いに略平行になっている。
記録媒体10が送られる方向は、互いに略平行な各リール、及び各ローラーの回転軸に略直交する方向となっている。なお、各リール、及び各ローラーの回転軸の軸方向に平行な方向をX軸方向と表記し、記録媒体10の送り方向をY軸方向と表記している。
これにより、記録媒体10はその所定部位が保持面上に位置決めされた状態で、上記負圧源に接続する吸着用凹部によって吸引・吸着されることにより、保持面上に保持固定されるようになっている。
また、巻取りリール32には、巻取りリール32の巻取り軸を傾動させ、これによって記録媒体10の巻取り方向を調節して記録媒体10の蛇行を補正する蛇行補正機構39が接続されている。
アイドラローラー38は、その回転軸がZ軸方向に揺動可能になっており、かつ、揺動方向の一方に付勢されている。また、このアイドラローラー38は、記録媒体10における、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aと、巻取リール31との間の部分に、上記付勢力によって当接させられている。このような構成のもとに記録媒体10は、アイドラローラー38によって付勢されることにより、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aと巻取リール31との間、及びアイドラローラー38と巻取リール32との間の部分が、弛み無く張られた状態になっている。
X軸走査機構11は、X軸ガイドレール11aとX軸スライダー11bと支持台11dとをそれぞれ二組備え、さらにガイドレール支持柱11cを4本備えて構成されている。支持台11dは、吸着テーブル33aのX軸方向に、該吸着テーブル33aを挟んでその両側にそれぞれ一つずつ配設されており、前述した一対のY軸ガイドレール42a、42aを間に挟む位置に配設されている。一方のY軸ガイドレール42aと支持台11dとの間には、メンテナンス部5が配設されている。
一方、サブキャリッジ28に固定されたヘッドユニット21の噴射ヘッド20は、X軸走査機構11によってサブキャリッジ28が設けられたブリッジプレート27がX軸方向に移動させられることにより、X軸方向に走査させられるようになっている。
したがって、ヘッドユニット21をX軸方向(第1方向)に移動させる主走査と、吸着テーブル33aの保持面に吸着保持された記録媒体10をY軸方向(第2方向)に移動させる副走査(改行)とを、後述するように制御部60で制御することにより、吸着テーブル33aの保持面に保持された記録媒体10上の任意の位置にヘッドユニット21の噴射ヘッド20を対向させ、その状態で紫外線硬化型インクSを液滴として噴射させることができる。これにより、記録媒体10に所望の画像を形成(記録)することが可能になる。つまり、本実施形態においては、噴射ヘッド20を第1方向(X方向)に繰り返し往復移動させながら記録媒体10に対して紫外線硬化型インクSを噴射させ、さらに噴射ヘッド20の片道移動(往移動あるいは復移動)ごとに記録媒体10を第2方向に改行し、これにより、記録媒体10に所望の画像を形成する。
同様に、図3中において左側から偶数番目のノズル列、すなわち2番目の第1のノズル列71M、4番目の第1のノズル列71K、6番目の第2のノズル列72CR、8番目の第2のノズル列72Wも、Y軸方向において対応するノズル24どうしの位置が各ノズル列間において同じに配置され、かつ、Y軸方向沿うノズル24間の間隔が全て同じに形成配置されている。したがって、各ノズル列の各ノズル24は等ピッチに配置されている。
なお、各ノズル列71、72は、本実施形態では全てノズル24を180個配列して形成されている。
そして、このようなノズル24から紫外線硬化型インクSを液滴として噴射し、対向する記録媒体10の面上に着弾させることで、噴射ヘッド20は記録媒体10上の所望位置に紫外線硬化型インクSを配することができるようになっている。
図4に示すようにヘッドユニット21は、サブキャリッジ28の下面に取り付けられたユニットプレート23と、ユニットプレート23の下面側に搭載された9個の噴射ヘッド20とを有し、さらにこれら9個の噴射ヘッド20のX軸方向における両側に、紫外線を照射する照射装置80をそれぞれ配設したものである。なお、図4では噴射ヘッド20を9個配設しているが、噴射ヘッド20の数についてはこれに限定されることなく、例えば15個配設した構成であってもよい。
フェノチアジン類としては、フェノチアジン等を例示できる。上記縮合芳香族環のキノン類としては、ナフトキノン等を例示できる。
なお、本実施形態においては、図5に示すように、記録媒体10の幅方向の一方側の縁部に対して、カラーインク(C,M,Y,Kのいずれかあるいは複数)を噴射して、上記マークとして記録媒体10の搬送方向に延在する線条マーク100を印刷する。
この蛇行補正センサー6としては、反射型の光学式センサーや、透過型の光学式センサーを用いることができる。
具体的には、例えば、制御部60は、記録媒体10が蛇行していない場合の線条マーク100のエッジ位置を予め記憶し、当該エッジ位置と蛇行補正センサー6の検出結果に含まれる線条マーク100のエッジ位置とがずれている場合(図5(a)や図5(b)に示す場合)には、記録媒体10が本来の位置にいない(すなわち蛇行している)と判定する。
そして、制御部60は、蛇行補正センサー6の検出結果に基づいて記録媒体10の蛇行量を算出し、当該蛇行量に基づいて蛇行補正機構39を制御する。この結果、蛇行補正機構39が記録媒体10の蛇行量に応じて傾動し、記録媒体10の蛇行が補正される。
そして、画像が印刷された記録媒体10は、蛇行補正機構39によって蛇行が補正されながら、巻取リール32によって巻き取られる。
また、本実施形態の液滴噴射装置1によれば、紫外線硬化型インクSが噴射されることによって形成された線条マーク100が蛇行補正センサー6で検出され、当該蛇行補正センサー6の検出結果に基づいて記録媒体10が蛇行しているか否かの判定が行われる。このため、記録媒体10が透明フィルムからなる場合であっても、記録媒体10の蛇行を確実に検知することができる。
したがって、本実施形態の液滴噴射装置1によれば、記録媒体10の選択の余地を狭めることなく、帯状の記録媒体10の蛇行を確実に検知することが可能となる。
このため、常に蛇行補正センサー6に線条マーク100の一部が対向配置されるため、記録媒体10のどの領域においても記録媒体10の蛇行を検出することができる。
このような場合には、記録媒体10が当該記録媒体10の搬送方向と直交する幅方向のどちら側に蛇行した場合であっても、確実に記録媒体10の蛇行を検知することができる。さらに、記録媒体10が当該記録媒体10の搬送方向と直交する幅方向のどちら側に蛇行したかを同時に検知することができる。
このような場合には、記録媒体10が当該記録媒体10の搬送方向と直交する幅方向のどちら側に蛇行した場合であっても、確実に記録媒体10の蛇行を検知することができる。
つまり、正常なインク噴射状態であれば途切れることがない線条マーク100が途切れた場合にインク噴射状態に異常が生じたと判定される。
このような場合には、記録媒体10への紫外線硬化型インクの噴射を続けながら、インク噴射状態の異常を素早く検知することが可能となる。
しかしながら、これに限定されるものではなく、記録媒体10の姿勢を示すことが可能なマークであれば、本発明のマークとして用いることができる。
Claims (5)
- 帯状の被搬送媒体に対してインクを噴射することによって描画を行うと共に描画された前記被搬送媒体を巻取る巻取り装置とを備える液滴噴射装置であって、
前記被搬送媒体に対して前記被搬送媒体の搬送方向に延在する線条のマークを前記インクの噴射によって印刷し、前記マークを検出するセンサーの検出結果に基づいて前記被搬送媒体の蛇行を判定する制御を行うことを特徴とする液滴噴射装置。 - 前記被搬送媒体の搬送方向と直交する幅方向の両端の各々に前記マークを印刷する制御を行い、
前記被搬送媒体の搬送方向と直交する幅方向の両端の各々に対向して前記センサーが配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。 - 前記被搬送媒体の搬送方向と直交する幅方向の一端側に対して複数の前記マークを平行に印刷する制御を行い、
前記マークの間の領域に対向して前記センサーが配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の液滴噴射装置。 - 前記マークが途切れた場合にインク噴射状態に異常が生じたと判定する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3に記載の液滴噴射装置。
- 帯状の被搬送媒体に対してインクを噴射することによって描画を行うと共に描画された前記被搬送媒体を巻取る液滴噴射方法であって、
前記被搬送媒体に対して前記被搬送媒体の搬送方向に延在する線条のマークを前記インクの噴射によって印刷し、前記マークを検出するセンサーの検出結果に基づいて前記被搬送媒体の蛇行を判定することを特徴とする液滴噴射方法。
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JP2011095863A JP5782809B2 (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 液滴噴射装置及び液滴噴射方法 |
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