JP5779961B2 - 発泡性食品及びその製造方法 - Google Patents
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Description
〔1〕可食性芯材にコーティング層を設けてなる発泡性食品であって、コーティング層が炭酸塩と酸、及び、固形脂からなり、かつ、固形脂含量に濃度勾配があり、
前記コーティング層表層がコーティング層全体の1〜100重量%であり、かつ、その平均固形脂含量が10重量%以上20重量%未満であることを特徴とする発泡性食品、
〔2〕コーティング層に使用する固形脂の上昇融点が50℃以下である前記〔1〕に記載の発泡性食品、
〔3〕固形脂を溶解後、中心層となる可食性芯材に対して噴霧し、その後、その固形脂が固化する前に、発泡性成分を降りかける工程を有し、この工程を1回以上行うことを特徴とする前記〔1〕または〔2〕に記載の発泡性食品の製造方法
に関する。
本発明の発泡性食品は、可食性芯材にコーティング層を設けてなるコーティング組成物であって、該コーティング層が炭酸塩と酸、及び、固形脂からなり、かつ、固形脂含量に濃度勾配があることを特徴とする。
いずれも口中で舐めることができる程度の大きさであればよい。
粉末状である場合、炭酸塩としては市販品と同程度の平均粒径のものが使用でき、その平均粒径は通常150〜250μm程度であるが、粉砕等によりさらに微粒化してもよい。また、酸としても炭酸塩と同程度の平均粒径のものであればよい。
また、炭酸水素ナトリウム等の水に対する溶解度が低い炭酸塩を用いる場合、口中での溶け残りを抑える観点及び併用する酸が有する酸味を発現する観点から、酸の混合比率は、発泡に必要な反応量に対して10〜15モル%以上高く設定することが好ましい。
また、優れた発泡感を得るために、前記固形脂の上昇融点は50℃以下、より好ましくは40℃以下である。さらに、油脂の口残りや食感に優れる点から、37℃以下がさらに好ましい。また、前記固形脂の上昇融点としては、さらに耐久性を保持するためには、30〜37℃が最も好ましい。
本発明の発泡性食品では、そのコーティング自体を何度か繰り返し、その際に、その層の目的に合わせて、異なる油脂を用い、コーティング層を多層にしても、何ら問題はない。
本発明における「コーティング層の固形脂含量の濃度勾配」とは、コーティング層をその表層から等間隔の任意の厚みで剥がし採った際の個々の層ごとの固形脂含量が変わっているということであり、内から外、もしくは外から内に向かって、固形脂濃度が上昇、もしくは下降するということではない。
前記、コーティング層表層における平均固形脂含量は15重量%以上20重量%未満がより好ましい。
前記任意の部分としては、コーティング層の表層から内側にかけて厚さ方向の1〜100%のどこでもよい。
前記コーティング層の固形脂含量は、酸分解法によって測定することができる。
例えば、コーティング層中の固形脂含量を、表層に向かうほど低減することで、必然的に固形分である発泡性分の量が増え、これにより、固形脂が融解した際でも表面まで脂染みが生じない。また、内層の油脂含量を多くすると、グミキャンディ等の高水分な可食性芯材を用いても、その油脂含量ゆえ、芯材からコーティング層への水分移行が起こりにくくなる。そのため、コーティング層表層の油性成分が少なくても、可食性芯材からの水分移行による炭酸塩と酸の反応が生じることはほとんどない。
前記任意成分が粉末状のものである場合、前記発泡性成分と混合して、発泡性成分を調製して用いてもよい。
また、その目的に合わせて、組成の異なる発泡性成分を併用しても、何ら問題はない。
本発明の発泡性食品の製造方法は、固形脂を溶解後、中心層となる可食性芯材に対して噴霧し、その後、その固形脂が固化する前に、発泡性成分を降りかける工程を有し、この工程を1回以上行うことを特徴とする。
使用する攪拌装置の大きさ、回転速度等については、可食性芯材の種類、大きさに基づいて適宜決定すればよい。また、可食性芯材と溶解した固形脂等とを接触させる際の温度としては、溶解した固形脂等に流動性があり、かつ固化しない程度の温度であればよく、例えば、固形脂の上昇融点以上〜50℃以下が好ましい。この操作により、芯材を中心層とし、その表面上に溶解した固形脂等の層が形成される。なお、回転速度によっては、2個以上の芯材を中心層とし、その表面上に溶解した固形脂等の層が形成される場合もあるが、本発明ではこのような態様も含まれる。
この操作により、可食性芯材表面上に油脂層が形成される。また、発泡性粉末を接触させる際には、前記攪拌装置内で可食性芯材を攪拌しながら行うことで、可食性芯材表面に発泡性粉末を均一にいきわたらせてコーティングすることができる。そして、溶解した固形脂、又は溶解後、発泡性粉末を分散させた固形脂をかけ、目的の大きさになるまで同様の工程をくりかえしてもよい。
以上の工程により、本発明の発泡性食品が得られる。
また、芯材に予め数層の糖類によるコーティングを行ってから発泡性食品のコーティング組成物のコーティングをおこなってもよい。糖類としては、前記のものであればよい。
これに対して、上記のような製造方法で得られた本発明の発泡性食品の表面には、発泡性粉末がほぼ均一に配置されているため、口中で溶ける速度は等しくなり、ザラツキ感が顕著に低減されて見た目が優れたものとなる。
<試験例>
まず、砂糖60部、酵素糖化水飴38部を水に溶解し、真空釜にて130℃で炊き上げた。クエン酸2部とソーダ香料、青色着色料を少量加えて混合し、3gの球状に成型して芯材となるキャンディを得た。
別にエリスリトール50部、酒石酸20部、クエン酸10部、重曹20部、香料少量を混合し、発泡性粉末を得た。次いでメラノNEW−SS7(不二製油製)を50℃の湯煎にかけて溶解させた。
また、(1)サンプル1では、第1層〜第2層の平均固形脂含量が19%、
(2)サンプル2では、第1層の固形脂含量が19%、
(3)サンプル3では、第1層〜第2層の平均固形脂含量が19%
(4)サンプル4では、第1層〜第5層の平均固形脂含量が18.2%
(5)サンプル5では、第1層〜第2層の平均固形脂含量が19.5%
であることから、それらの層をコーティング層の表層とする。
発泡感が持続し、食感、耐久性の面も優れたソーダ味のキャンディの例である。
まず、砂糖60部、酵素糖化水飴38部を水に溶解し、真空釜にて130℃で炊き上げた。クエン酸2部とソーダ香料、青色着色料を少量加えて混合し、3gの球状に成型して芯材となるキャンディを得た。
次いで、溶解した油脂0.05部を掛け、均一に行き渡らせた後、油脂が固化する前に、発泡性粉末0.25部をかけて均一に行き渡らせた(第2コーティング)。
これにより、発泡性のコーティング層が発泡性食品全体の6.67%であり、そのコーティング層の内訳として表層が6%、全コーティング油脂含量が24.6%であるソーダ味の発泡性キャンディを得た。最終的な組成は表1に示す(以下の実施例、比較例も同様)。
実施例1において、芯材であるキャンディ、及び発泡性粉末までは同様にして製造し、次いで、50℃の湯煎にて溶解したメラノNEW−SS7(不二製油製)60部に、前記発泡性粉末40部を分散させた。
続いて、溶解させ発泡性粉末を分散させた前記油脂0.08部を掛け、均一に行き渡らせた後、油脂が固化する前に、発泡性粉末0.22部をかけて均一に行き渡らせた(第2コーティング)。
これにより、発泡性コーティング層が全体の6.67%であり、そのコーティング層の内訳として外層が6%、内層が94%であるソーダ味の発泡性キャンディを得た。
噛んでも舐めても食べることができ、発泡感が持続し、食感、耐久性の面も優れたコーラ味のグミの例である。
まず、次のようにしてグミを用意した。砂糖38部、水飴46部、ゼラチン11部、アラビアガム4.5部を加熱溶解後、減圧して濃縮した。酸味料0.5部、コーラ香料少量を添加して均一にした。充填機で一定量をスターチモールドに充填して乾燥後、デパウダー、オイリングし、水分値8%の粒状グミを得た。
発泡性粉末として表1に記載の成分を用いた以外は、実施例1と同様にして発泡性食品としてキャンディを得た。得られたキャンディは、実施例1と同様の発泡感、持続性、及び耐久性をもつ発泡性食品であった。
まず、次のようにして打錠物を作製した。
砂糖80部、酸味料9部、結晶セルロース6部、粉末レモン果汁1部を粉黛混合し、流動層式造粒機を使用して造粒品を調整した。さらに、前記のように調整した造粒品にショ糖脂肪酸エステル3部、香料1部を混合し、打錠機で直径6mm、厚さ5mmで、一粒当りの重量が0.2gの円盤状に圧縮成型した。この打錠物の水分含量は0.8%であった。
次に、実施例1と同様の工程、表1に記載の配合にてコーティングを行い、発泡感のあるレモン味の打錠物を得た。
実施例8にて得られたコーティング打錠物は油脂含量が多いため、40℃の保温庫内に3日間放置したところ多少コーティング層が緩み柔らかくなったものの、発泡感、その持続性ともよく、耐久性にも優れた発泡性食品であった。また、食感についても実施例1と同様に良好なものであった。
実施例1においてコーティング層の油脂含量を表1の配合になるように変更し、それ以外は実施例1と同様にして発泡性キャンディを製造した。
実施例9で得られたキャンディは、実施例1と同様の発泡感、持続性、及び耐久性をもつ発泡性食品であった。
実施例10で得られたキャンディは40℃の保温庫内に3日間放置したところ多少コーティング層が柔らかくなったものの、発泡感、その持続性ともよく、耐久性にも優れた発泡性食品であった。また、食感についても実施例1と同様に良好なものであった。
実施例1において油脂の種類、上昇融点を34℃から28℃、又は、40℃に変更し、それ以外は実施例1と同様にして発泡性キャンディを製造した。
実施例11で得られたキャンディは発泡感、その持続性ともよかったが、実施例1のキャンディと比較するとコーティング層が柔らかく、強く押すと変形する等取り扱いに注意を要するキャンディであった。
また、実施例12で得られたキャンディに関しては発泡感の持続性、耐久面に優れていたが、実施例1のキャンディと比較すると若干発泡感が弱く感じられた。また、食感について、いずれも実施例1と同様に良好なものであった。
実施例1において油脂の種類、上昇融点を34℃か37℃に変更し、それ以外は実施例1と同様にして発泡性キャンディを製造した。得られたキャンディは発泡感が持続し、舐め心地もよく、かつ40℃の保温庫内に3日間放置しても油染み、変形もなく耐久性にも優れたキャンディであった。また、食感についても実施例1と同様に良好なものであった。
実施例1において内層の油脂の種類を、融点を34℃か37℃に変更し、それ以外は実施例1と同様にして発泡性コーティングキャンディを製造した。得られたキャンディは発泡感が持続し、舐め心地もよく、かつ40℃の保温庫内に3日間放置しても油染み、変形もなく耐久性にも優れたキャンディであった。また、食感についても実施例1と同様に良好なものであった。
実施例1において、芯材であるキャンディまでは同様にして製造し、その後油脂によるコーティングは行なわず、キャンディに発泡性粉末を塗した。得られたキャンディは実施例1のキャンディと同等の激しい発泡感を有するが、一瞬(5秒程度)の発泡感しかなく持続性は全くないキャンディであった。
前記特許文献7に記載の方法に準じて発泡性食品を得た。すなわち、実施例1と同様の工程にて得られたキャンディ70部を芯材として用い、これを糖衣パンで回転させながら、その表面に溶解した油脂3部を掛け、均一に行き渡らせた。その後、25℃に設定したスポットクーラーにて糖衣パン内を冷却し、油脂を固化させた。次いで、40℃に設定したヒーターにて糖衣パン内を温め、油脂の表面が溶解してきたところで、発泡性粉末4部をかけて均一に行き渡らせた。温度をかけた状態で糖衣パンを回転させ続けると油脂が表面に浮き出てくるため、同様に発泡性粉末4部を2回投入した。油脂を添加するところから前記コーティング工程をもう一度行ない、発泡性粉末がコーティングされたソーダ味のキャンディを得た。このキャンディを分析し、固形脂含量を測定したところ、コーティング層に濃度勾配は見られず、その固形脂含量は均一であった。
なお、表2〜4中の本発明でいうコーティング率は下記計算式より算出された値をいう。
コーティング率(%)=
(発泡性食品100粒重量−芯材100粒重量)/(発泡性食品100粒重量) ×100
また、表中の評価基準は、以下のとおりである。
(見た目)
◎:コーティングに激しいムラがあり、剥離する
○:コーティングにムラが見られるものの、剥離しない
×:コーティングにムラが無く、剥離しない
(発泡性)
◎:激しく発泡
○:穏やかに発泡
×:微かに発泡する/発泡せず
(持続性)
◎:45秒以上
○:15秒以上45秒未満
×:15秒以下
(耐久性)
◎:油染み、変形なし
○:油染み、変形ないが力を加えると変形する
△:ほんのりと油染みが見られ、変形はないが力を加えると変形する
×:油染み、変形あり
尚、耐久性に関しては40℃の保温庫にて3日間放置後の結果である。
Claims (3)
- 可食性芯材にコーティング層を設けてなる発泡性食品であって、コーティング層が炭酸塩と酸、及び、固形脂からなり、かつ、固形脂含量に濃度勾配があり、
前記コーティング層表層がコーティング層全体の1〜100重量%であり、かつ、その平均固形脂含量が10重量%以上20重量%未満であることを特徴とする発泡性食品。 - コーティング層に使用する固形脂の上昇融点が50℃以下である請求項1に記載の発泡性食品。
- 固形脂を溶解後、中心層となる可食性芯材に対して噴霧し、その後、その固形脂が固化する前に、発泡性成分を降りかける工程を有し、この工程を1回以上行うことを特徴とする請求項1または2に記載の発泡性食品の製造方法。
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