JP5345257B1 - 発泡性食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】発泡感があり、かつ耐久性にも優れた発泡性コーティング組成物が可食性センター物の外周に形成されている発泡性食品。
【解決手段】可食性センター物に掛けられたアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液の外周に、アラビアガム加工糖粉が掛けられ、これが第一の乾燥工程によって乾燥されてプレコーティングセンター物が形成され、当該プレコーティングセンター物に対して、融点が0℃以下である液状油脂に、炭酸塩と、酸と、アラビアガム加工糖粉とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂が掛けられ、引き続き、アラビアガム加工糖粉に、酸と、炭酸塩とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉が掛けられ、これが第二の乾燥工程によって乾燥されることにより前記プレコーティングセンター物の外周に発泡性コーティング組成物が形成されてなる発泡性食品。
【選択図】なし

Description

本発明は発泡性食品に関し、特に、可食性のセンター物の外周に発泡性コーティング組成物が形成されている、キャンディ、等の発泡性食品に関する。
従来から、重曹等の炭酸塩と酸とを組み合わせることにより発泡感を持たせた食品は数多く市販されている。
例えば、グミやキャンディに炭酸塩と酸からなる発泡性成分をまぶしたもの、キャンディやラムネ、ガム中に発泡性成分を分散させたもの、チョコレートやキャンディのセンターに発泡性成分を封入したもの等がある(例えば、特許文献1)。
このような発泡性がある製品は、刺激感と清涼感が得られ、消費者の嗜好に適合し、多くの魅力ある商品が市販されている。
前述した特許文献1には次のような発泡性コーティング組成物、発泡性食品、発泡性食品の製造方法が提案されている。
〔1〕主成分として炭酸塩と酸とからなる発泡性成分、及び固形脂10〜30重量%を含有することを特徴とする発泡性コーティング組成物、
〔2〕固形脂の融点が37℃以下である前記〔1〕に記載の発泡性コーティング組成物、
〔3〕水分量が1重量%未満である前記〔1〕又は〔2〕に記載の発泡性コーティング組成物、
〔4〕前記〔1〕〜〔3〕いずれかに記載の発泡性コーティング組成物で表面の少なくとも一部がコーティングされてなる発泡性食品、
〔5〕固形脂又は炭酸塩と酸とからなる発泡性成分を含んだ固形脂を溶解後、中心層となる食品に対して噴霧、冷却して油脂層を形成する工程と、前記油脂層を加温し、その表層が溶融したところへ発泡性成分を含む粉末をコーティングする工程を有することを特徴とする発泡性食品の製造方法。
特許文献1に提案されている前述の「発泡性食品の製造方法」では、固形脂10〜30重量%を含有している。すなわち、固形脂又は炭酸塩と酸とからなる発泡性成分を含んだ固形脂を溶解し、中心層となる食品に対して噴霧し、しかる後、冷却して油脂層を形成する工程が採用されている。
このため、固形脂を加温溶解して、炭酸塩と酸を混合し、中心層となる食品に対して噴霧した後、該固形脂を固化して、中心層となる食品に固着せしめるために、冷却することになる。そこで、固形脂を加温溶解するための加温溶解装置と、冷却装置等の設備が必要となる。
特開2009−118771号公報
本発明は、発泡感があり、かつ耐久性にも優れた発泡性コーティング組成物が可食性センター物の外周に形成されている発泡性食品を提供することを目的にしている。
特に、加温溶解装置や、冷却装置等の設備を要することなしに、発泡感があり、かつ耐久性にも優れた発泡性コーティング組成物が可食性センター物の外周に形成されている発泡性食品を提供することを目的にしている。
前記目的を達成するため、本願が提案する発明は、
可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成されている発泡性食品であって、
可食性センター物に掛けられたアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液の外周に
アラビアガム加工糖粉が掛けられ、
これが第一の乾燥工程によって乾燥されてプレコーティングセンター物が形成され、
当該プレコーティングセンター物に対して、
融点が0℃以下である液状油脂に、炭酸塩と、酸と、アラビアガム加工糖粉とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂が掛けられ、
引き続き、
アラビアガム加工糖粉に、酸と、炭酸塩とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉が掛けられ、
これが第二の乾燥工程によって乾燥されることにより前記プレコーティングセンター物の外周に発泡性コーティング組成物が形成されて
り、
前記可食性センター物100重量部に対して前記酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂を掛ける割合が0.2重量部から4.5重量部、
前記アラビアガム加工糖粉100重量部に対する前記酸の混合割合が10重量部から200重量部、
前記アラビアガム加工糖粉100重量部に対する前記炭酸塩の混合割合が2重量部から45重量部である
ことを特徴とする発泡性食品
である。
本願発明によれば、加温溶解装置や、冷却装置等の設備を要することなしに、発泡感があり、かつ耐久性にも優れた発泡性コーティング組成物が可食性センター物の外周に形成されている発泡性食品を提供することができる。
すなわち、本願発明によれば、加温溶解装置、冷却装置を必要とせず、通風または真空乾燥等の乾燥処理することのみで、発泡感が持続し、食感もよく耐久性にも優れた発泡性食品を提供することができる。
本発明の発泡性食品において、可食性センター物の外周に形成される発泡性コーティング組成物によれば、喫食時に速やかに発泡感を感じられるだけでなく、従来品に比べて、強く、長い時間、発泡感を愉しむことができる。
本発明の発泡性食品によれば、可食性センター物の外周に形成される発泡性コーティング組成物は、耐久性があり、発泡感を持続させることができ、食感もよいものとなる。
本発明の発泡性食品をアルミ箔包装紙に密封包装して35℃の恒温器に静置し、保管日数ごとに内容物の影響を受けない部位の厚みを計測する状態を説明する参考写真。 本発明の発泡性食品アルミ箔包装紙に密封包装して35℃の恒温器に静置し、保管4日後の状態を表す参考写真。
本願の発泡性食品は、可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成されているものである。
本願発明においては、可食性センター物に掛けられたアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液の外周にアラビアガム加工糖粉が掛けられ、これが第一の乾燥工程によって乾燥されてプレコーティングセンター物が形成される。
このプレコーティングセンター物の外周に発泡性コーティング組成物を形成して本願発明の発泡性食品とするものである。
ここで、発泡性コーティング組成物の形成は、前述したプレコーティングセンター物に対して、融点が0℃以下である液状油脂に、炭酸塩と、酸と、アラビアガム加工糖粉とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂が掛けられ、引き続き、アラビアガム加工糖粉に、酸と、炭酸塩とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉が掛けられ、これが第二の乾燥工程によって乾燥されることにより行われるものである。
前述した第一の乾燥工程及び、第二の乾燥工程には、通風乾燥や、真空乾燥、あるいは、恒温器による静置乾燥を採用することができる。なお、通風乾燥としては、例えば、30℃〜40℃で、湿度20%以下の乾燥空気を5分〜120分送風して乾燥を行う方法を採用できる。
こうして、本発明の発泡性食品及び、当該発泡性食品を構成する発泡性コーティング組成物は、加温溶解装置、冷却装置などを使用することなく、通風または真空乾燥、静置乾燥、恒温器による静置乾燥、等の乾燥処理を行うことのみで製造することができる。
前述した可食性センター物としては、ハードキャンデイ、ソフトキャンディ、グミキャンディ、錠菓等の各種キャンディが挙げられる。
前述した本発明の発泡性食品において、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉懸濁油脂を掛け、引き続いて、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉を掛ける工程は複数回繰り返すことができる。
発泡性コーティング組成物を複数層積層して形成するものである。
発泡性コーティング組成物の積層数は、必要に応じて幾層にも積層することができる。
本発明において使用するアラビアガム加工糖粉としては、アラビアガムを特殊加工した糖粉と粉糖から構成される糖衣菓子ガム掛け用製剤であるクイックコート((登録商標)アルフレット・エル・ヴォルフ社製)を使用することができる。
本発明において、可食性センター物に掛けられたアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液の外周にアラビアガム加工糖粉を掛け、これを第一の乾燥工程によって乾燥してプレコーティングセンター物を調製しているのは、このプレコーティングセンター物の外周に、前述した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂を掛けて固着させる上で有利だからである。このような構成・構造を採用することによって、プレコーティングセンター物の外周に発泡性コーティング組成物を形成することが容易になる。
本発明において、前述したアラビア加工糖粉濃厚水溶液は、アラビアガム加工糖粉を、水10重量部に対して10重量部から40重量部を混合溶解して調製することができる。
アラビアガム加工糖粉が、水10重量部に対して10重量部未満であると水分が多くなるので好ましくない。一方、アラビアガム加工糖粉が、水10重量部に対して40重量部を越えて混合溶解されると水分が少なくなり、前述したアラビア加工糖粉濃厚水溶液が濃厚すぎてしまうことになって作業性が悪くなる。
本発明において、前述したアラビア加工糖粉濃厚水溶液は、前記可食性センター物100重量部に対して、0.05重量部から0.2重量部の割合で掛けることが望ましい。
前記可食性センター物100重量部に対して、前述したアラビア加工糖粉濃厚水溶液を掛ける割合が0.05重量部未満であると、アラビア加工糖粉濃厚水溶液の量が不足して、均一なコーティングが難しくなる。一方、前記可食性センター物100重量部に対して、前述したアラビア加工糖粉濃厚水溶液を掛ける割合が0.2重量部を越えると、量が多くなって、コーティングが難しくなる、アラビア加工糖粉濃厚水溶液の粘度により前記可食性センター物が結着する、等の不具合が生じるので好ましくない。
本発明において、プレコーティングセンター物を調製するにあたり、可食性センター物にアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液を掛け、その外周に掛けるアラビアガム加工糖粉は、前記可食性センター物100重量部に対して0.5重量部から2重量部の割合にすることができる。
可食性センター物100重量部に対してアラビアガム加工糖粉を掛ける割合が0.5重量部未満であると、量が少なく、均一にコーティングすることが難しくなるので好ましくない。
一方、可食性センター物100重量部に対してアラビアガム加工糖粉を掛ける割合が2重量部を越えると、量が多くなり、アラビアガム加工糖粉が余ってしまう、等の問題が生じるので、作業上、好ましくない。
本発明において、発泡性コーティング組成物を形成するために用いられる、融点が0℃以下である液状油脂に、炭酸塩と、酸と、アラビアガム加工糖粉とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂は、前記液状油脂100重量部に対して、80重量部を越えない量の炭酸塩と、90重量部を越えない量の酸と、15重量部から40重量部のアラビアガム加工糖粉とを混合したものにすることができる。
ここで、本発明において、融点が0℃以下である液状油脂を用いるのは、融解の必要が無くなって有利だからである。
なお、この融点が0℃以下である液状油脂としては、流通時の変敗を防ぐ目的で、更に、酸化安定性を有しているものであることが望ましい。
融点が0℃以下である液状油脂であって、酸化安定性を有しているものとしては、例えば、オレイン酸リッチのトリグリセライドやミグリオールを用いることができる。
このように、融点が0℃以下である液状油脂100重量部に対して炭酸塩を混合する割合が80重量部以上になると、苦みが出て、趣好的に好ましくなくなる。また、酸を混合する割合が90重量部以上になると、酸味が強くなり、趣好的に好ましくなくなる。
更に、融点が0℃以下である液状油脂100重量部に対してアラビアガム加工糖粉を混合する割合が15重量部未満であると、液状油脂に混合する酸と炭酸塩の分散性が悪く、均一にコーティング出来ず好ましくなくなる。一方、40重量部を越えるようになると、前述した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂が固化し、作業性が悪くなってしまい好ましくなくなる。
前記のように調製した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂は、可食性センター物100重量部に対して0.2重量部から4.5重量部の割合で、プレコーティングセンター物に対して掛けることができる。
可食性センター物100重量部に対して酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂を掛ける割合が0.2重量部未満であると均一に掛けることが難しくなり、発泡感の不足につながるおそれがあるので好ましくない。一方、可食性センター物100重量部に対して酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂を掛ける割合が4.5重量部以上であると、酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂の量が多くなって、均一に成型することが難しくなるので、好ましくない。
前記のように調製する酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂には必要に応じて、香料、着色料、甘味料等を配合することも可能である。
本発明において、発泡性コーティング組成物を形成するために用いられる、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉は、アラビアガム加工糖粉100重量部に、酸10重量部から200重量部と、炭酸塩2重量部から45重量部とを混合したものとすることができる。
アラビアガム加工糖粉100重量部に対する酸の混合割合が10重量部未満であると、酸味が不足すると共に、発泡感が弱くなるので好ましくない。一方、アラビアガム加工糖粉100重量部に対する酸の混合割合が200重量部を越えると、酸味が強くなり、趣好的に好ましくなくなる。
また、アラビアガム加工糖粉100重量部に対する炭酸塩の混合割合が2重量部未満であると、発泡感が弱くなるので好ましくない。一方、アラビアガム加工糖粉100重量部に対する炭酸塩の混合割合が45重量部を越えると、苦みが出るようになり、趣好的に好ましくなくなる。
ここで、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉に配合使用する酸としては、クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、コハク酸、マロン酸、酢酸、アジピン酸、グルコン酸、リン酸の無機酸等より適宜選択されるが、これらに限定されるものではない。
このうち味質の点からフマル酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、アスコルビン酸が好ましい。
また、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉に配合する炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、セスキ炭酸ナトリウム等が挙げられ、このうち味の点から炭酸水素ナトリウムが好ましい。
本発明において、前記のように調製した酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉を、前記酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉懸濁油脂が掛けられた後の前記プレコーティングセンター物に対して掛ける割合は、前記可食性センター物100重量部に対して0.25重量部から5.5重量部とすることができる。
ここで、可食性センター物100重量部に対する酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉の割合が0.25重量部未満であると前記酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉懸濁油脂からの油のにじみが発生するので好ましくない。一方、可食性センター物100重量部に対する酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉の割合が5.5重量部を越えると、前記酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉懸濁油脂が掛けられた後の前記プレコーティングセンター物に結着せず、損失になるので好ましくなく、作業上も問題が生じるので好ましくない。
前記のように調製する発泡性コーティング組成物には、任意成分として、糖類、タンパク質、香料、色素、果汁粉末、野菜粉末、ビタミン類等の食品に添加可能な成分を適宜加えることができる。
中でも、さわやかな発泡性を有する食品は、気温の高い夏場に食されることが多いため、キシリトールやエリスリトールのような吸熱性の高い糖類を本発明の発泡性コーティング組成物に添加することにより、更に爽快感、清涼感を付与することができる。
本発明の発泡性食品及び、当該発泡性食品を構成する発泡性コーティング組成物において、前述した第二の乾燥工程によって乾燥されることにより前記発泡性コーティング組成物の水分活性(Water Activity)が0.24以下になっていることが望ましい。なお、本明細書において「水分活性(Water Activity)」を単に「Aw」と表示することがある。
発泡性コーティング組成物のAwが0.24以下であると、発泡性食品の保存中に酸と炭酸塩が反応して、炭酸ガスが発生することを抑制できるので好ましい。発泡性食品の保存中に酸と炭酸塩が反応して、炭酸ガスが発生すると、包装して商品とした場合に、包装品が膨化し、喫食時の発泡性が消失するおそれがある。
第二の乾燥工程には、前述したように、第一の乾燥工程と同様に、30℃〜40℃で、湿度20%以下の乾燥空気を5分〜120分送風して乾燥を行う通風乾燥や、真空乾燥、恒温器による静置乾燥を採用することができる。作業効率の観点からは、通風乾燥や、真空乾燥などが望ましい。
以下、本発明の好ましい実施例を説明するが、本発明はかかる実施例及び、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々に変更可能である。
<可食性センター物の調製>
砂糖50重量部(日本甜菜糖(株)製)、麦芽水飴50重量部(日本コンスターチ(株)製)を混合溶解し、減圧煮詰装置による従来製法に基づき、140℃(減圧−100mmHg)で煮詰めた後、ニーディングして香料、色素を添加し、冷却盤で冷却した後、成型機により、4g/粒の球形に成型・冷却して、ハードキャンディーである可食性センター物を得た。
<アラビアガム加工糖粉濃厚水溶液の調製>
水10重量部にアラビアガム加工糖粉(クイックコート((登録商標)アルフレッド・エル・ヴォルフ社製))35重量部を溶解してアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液を調製した。
<プレコーテイングセンター物の調製>
前記のように調製した可食性センター物45重量部を950φ回転釜に投入し、18rpmで回転し、前記のように調製したアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液0.1重量部を掛け、均一に被膜した。
その後、この外周に、アラビアガム加工糖粉(クイックコート((登録商標)アルフレッド・エル・ヴォルフ社製))1重量部を掛け、これに、温度35℃、湿度15%、風量10m/分の乾燥空気を5分間送って乾燥する第一の乾燥工程を経て、プレコーテイングセンター物を得た。
<酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂の調製>
液状油脂(ベルコートN(カネカ(株)製)100重量部に重炭酸ナトリウム(アサヒ硝子(株)製)52.5重量部、クエン酸(昭和加工(株)製)67.54重量部、アラビアガム加工糖粉(クイックコート((登録商標)アルフレッド・エル・ヴォルフ社製))、サイダー粉末香料(高田香料(株)製)12.5重量部、着色料クチナシ青色素(ダイワ化成(株)製)0.75重量部を均一に混合し、酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂を調製した。
<酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉の調製>
アラビアガム加工糖粉(クイックコート((登録商標)アルフレッド・エル・ヴォルフ社製))100重量部に対して、重炭酸ナトリウム(アサヒ硝子(株)製)21.7重量部、フマル酸(昭和加工(株)製)87重量部、サイダー粉末香料(高田香料(株)製)10.9重量部、スクラロース製剤(三栄源FFI(株)製)2.2重量部を混合し、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉を調製した。
<プレコーテイングセンター物の外周への発泡性コーティング組成物の形成>
前記のように調製したプレコーテイングセンター物に、前記のように調製した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部を掛け、均一にコーティングした。
その後、この外周に、前記のように調製した酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.75重量部を均一にコーティングした。
引き続いて、前記のように調製した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部を掛け、次に、前記のように調製した酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.75重量部を掛ける操作を3回繰り返し、積層した発泡性コーティング組成物を形成した。
このようにして形成した積層されている発泡性コーティング組成物に対して、温度35℃、湿度15%、風量10m/分の乾燥空気を60分間送風して乾燥する第二の乾燥工程を行った。この第二の乾燥工程(通風乾燥)は、熱交換器に4℃のブラインを流して、通風し、その後、35℃にレヒートして実施したものである
こうして、可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成され、このように、可食性センター物の外周に発泡層となる発泡性コーティング組成物が形成されている本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)を製造した。
この実施例で製造した本発明の発泡性食品(後述する表1の試験番号2)の外周側に積層されている発泡性コーティング組成物のAw値を後述する手法で測定したところ0.22であった。
かくして得た、本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディー)は、口腔に入れて舐めたとき、51秒間強く発泡し、清涼感を得た。
実施例1の製造方法で製造した本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディー)は、発泡感が持続し、食感もよく耐久性にも優れた発泡性コーティング組成物が可食性センター物の外周に形成されているものであった。
実施例1で説明した製法に従い、芯材である可食性センター物を製造し、かくして得た可食性センター物を回転釜に投入し、アラビアガム加工糖粉液とアラビアガム加工糖粉を掛け乾燥してプレコーテイングセンター物を得た。
次に、このプレコーテイングセンター物100重量部に対し、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部を均一にコーティングし、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.25重量部を均一にコーティングした。
然る後、再度、酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.25重量部を掛ける操作を3回繰り返し、積層した発泡性コーティング組成物を形成した。
これを、温度60℃、湿度20%の恒温器に120分間静置して乾燥した。すなわち、第二の乾燥工程として、室内条件温度25℃、湿度30%において、恒温器の温度を60℃に設定し、湿度20%で120分間静置して乾燥を行った。
こうして、可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成され、このように、可食性センター物の外周に発泡層となる発泡性コーティング組成物が形成されている本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)を製造した。
前記発泡性コーティング組成物のAw値を後述する手法で測定したところ0.23であった。
かくして得た本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)は、口腔に入れ舐めた時に、51秒間強く発泡し、清涼感を得た。
実施例1で説明した本発明の発泡性食品の製造工程において、第二の乾燥工程のみを以下のように行って、本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)を製造した。
この実施例での第二の乾燥工程は、電気ヒーター制御付真空乾燥器、真空ポンプ(ヤマト(株))を用い、40℃、減圧−700mmHgで2時間乾燥を行うものとした。すなわち、第二の乾燥工程として、温度40℃、湿度12%、減圧−700mHg、120分間の真空乾燥を採用した。
こうして製造した、可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成されている本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)の、発泡性コーティング組成物のAw値を後述する手法で測定したところ0.24であった。
かくして得た本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)は、口腔に入れ舐めた時に、51秒間強く発泡し、清涼感を得た。
実施例1で説明した本発明の発泡性食品の製造工程において、第二の乾燥工程のみを以下のように行って、本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)を製造した。
第二の乾燥工程は、温度25℃、湿度30%、2000分静置するものとした。すなわち、第二の乾燥工程として、室内条件温度25℃、湿度30%において、恒温器の温度を25℃に設定し、湿度30%の状態で2000分間静置乾燥を行った。
こうして製造した、可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成されている本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)の、発泡性コーティング組成物のAw値を後述する手法で測定したところ0.27であった。
この実施例で製造した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)は、口腔に入れ舐めた時に、発泡し清涼感のある製品であったが、35℃で4日間保管した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)を舐めたところ、実施例1〜3で製造した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)に比較すると発泡力がやや弱く、清涼感の劣る製品であった。
実施例1に開示の製法に従い、芯材である可食性センター物を製造し、かくして得た可食性センター物を回転釜に投入し、アラビアガム加工糖粉液とアラビアガム加工糖粉を掛け乾燥してプレコーテイングセンター物を得た。
該プレコーテイングセンター物100重量部に対し、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部を均一にコーティングし、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.25重量部を均一にコーティングした。
然る後、再度酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部、酸・炭酸塩配合アラビアガム粉0.25重量部を掛ける操作を3回繰り返し、積層した発泡性コーティング物を得た。
これを製造直後に密封保管した。すなわち、第二の乾燥工程として、コーティング後、密閉容器に保管しただけとした。
こうして製造した、可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成されている本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)の、発泡性コーティング組成物のAw値を後述する手法で測定したところ0.41であった。
この実施例で製造した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)は、口腔に入れ舐めた時に、発泡し清涼感のある製品であったが、35℃で4日間保管した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)を舐めたところ、実施例1〜3で製造した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)に比較すると発泡力が弱く、清涼感の劣る製品であった。実施例4で製造した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)に比較しても発泡力がやや弱く、清涼感が劣ると認められた。
(評価検討試験)
上述した実施例1〜実施例5で製造した本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)について以下のように評価試験を行った。その結果を表1(35℃、アルミ箔ラミネート包装した試験品の耐久試験結果)に示す。
表1中、試験番号1が実施例2、試験番号2が実施例1、試験番号3が実施例3、試験番号4が実施例4、試験番号5が実施例5で製造した本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)に該当している。
試験番号1〜5で製造した発泡性食品を、それぞれ縦110mm、横150mmのアルミ箔包装紙に10粒(4g/粒)入れ、四辺をヒートシール幅10mmになる様にヒートシーラーを用いて密封した(図2)。
こうして密封包装した5種を、それぞれ、35℃の恒温器に静置し、保管日数ごとに内容物の影響を受けない部位の厚みを図1に示すように計測した。
図2は、前述したように35℃の恒温器に静置し、保管4日後の状態を表すものである。
試験番号1から3まではほとんど変化は無いが、試験番号4、5は、図2に示す様にアルミ箔包装試験体が膨化していることがわかる。炭酸ガスが発生したものと思われた。
すなわち、実施例1〜3の製造方法で製造した本発明の発泡性食品(試験番号1〜3)からは炭酸ガスの発生がなく膨化現象は起こらなかった。
一方、実施例4(試験番号4)の発泡性ハードキャンディでは、表1に示したように、1日目3.8mm、2日目9.mm、3日目11.mm、4日目14.mm、と膨化現象が起こり、炭酸ガスの発生が認められた。
また、実施例5(試験番号5)の発泡性ハードキャンディでは、表1に示したように、1日目11.mm、2日目19.mm、3日目28.6mm、4日目31.mm、と膨化現象が起こり、実施例4(試験番号4)の発泡性ハードキャンディの場合よりも多く炭酸ガスが発生していると認められた。
次に、試験番号1〜5で製造した発泡性食品について、それぞれ、Aw値を次のようにして測定した。
測定対象の発泡性食品の外周側に形成されているコーティング層(発泡性コーティング組成物)を削り取り、この削り取ったコーティング層(発泡性コーティング組成物)をAw測定用試料とした。
各試料2gをAw測定器(rotronic社製HYGROMER A-2)専用の試料容器に入れ、Aw測定器(rotronic社製HYGROMER A-2)にセットし、該測定器使用手順に従い、測定を開始し、30分間計測した後の表示値をAw値とした。
試験番号1〜5の発泡性食品における外周側の発泡性コーティング組成物のAw値と、アルミ包装紙に包装した発泡性食品の炭酸ガス発生状況を表1(35℃、アルミ箔ラミネート包装した試験品の耐久試験結果)に示す。
表1に示されている検討結果から、Awが0.24以下であれば炭酸ガスの発生が抑えられ膨化することはないが、Awが0.24を超えるものでは炭酸ガスの発生が起こり膨化することが認められた。
実施例1に開示の製法に従い、芯材である可食性センター物を製造し、かくして得た可食性センター物を回転釜に投入し、アラビアガム加工糖粉濃厚水溶液とアラビアガム加工糖粉を掛け乾燥してプレコーテイングセンター物を得た。
該プレコーテイングセンター物100重量部に対し、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部を均一にコーティングし、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.25重量部を均一にコーティングした。
然る後、再度酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.25重量部を掛ける操作を3回繰り返し、積層した発泡性コーティング物を得た。
これに対して、温度45℃、湿度12%、風量10m/分の乾燥空気を60分間送風し、発泡性ハードキャンディーを得た。
こうして製造した、可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成されている本発明の発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)の、発泡性コーティング組成物のAw値を前述した手法で測定したところ0.27であった。
この実施例で製造した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)は、口腔に入れ舐めた時に、発泡し清涼感のある製品であったが、舐めたところ、実施例1〜3で製造した発泡性食品(発泡性ハードキャンディ)に比較すると発泡力が弱く、清涼感の劣る製品であった。
実施例1と同様の通風乾燥を第二の乾燥工程で行ったものであるが、発泡性コーティング組成物のAw値が0.24を越えて、0.27である場合には、発泡性コーティング組成物のAw値が0.24以下である場合に比較して発泡力が弱く、清涼感の劣る製品になるものと認められた。
(比較例1)
実施例1に開示の製法に従い、芯材である可食性センター物を製造し、かくして得た可食性センター物を回転釜に投入し、該可食性センター物100重量部に対して、アラビアガム加工糖粉濃厚水溶液とアラビアガム加工糖粉を掛けるプレコーテイング処理操作を実施せずに、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部と、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.75重量部を掛けたところ、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉が可食性センター物表面に固着できず、均一にコーティングすることが出来ず、発泡性ハードキャンディーを製造することが出来なかった。
(比較例2)
実施例1に開示の製法に従い、芯材である可食性センター物を製造し、かくして得た可食性センター物を回転釜に投入し、アラビアガム加工糖粉濃厚水溶液とアラビアガム加工糖粉を掛け、乾燥し、プレコーティングセンター物を得た。
かくして得たプレコーティングセンター物を回転釜に100重量部投入し、該プレコーティングセンター物100重量部に対し、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂0.6重量部を掛けた後、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉を掛けずにコーティング操作を実施したが、プレコーティングセンター物に掛けた酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂が可食性センター物に固着せず、発泡性ハードキャンディーを製造することが出来なかった。
(比較例3)
実施例1に開示の製法に従い、芯材である可食性センター物を製造し、かくして得た可食性センター物を回転釜に投入し、アラビアガム加工糖粉濃厚水溶液とアラビアガム加工糖粉を掛け、乾燥し、プレコーティングセンター物を得た。
かくして得たプレコーティングセンター物100重量部に対し、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂を掛けずに、実施例1に開示の処方により得た酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉0.75重量部のみコーティングした。
その結果、プレコーティングセンター物表面に酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉を付着させることが出来ず、実施例1で開示の方法で得たキャンディーに比較して、著しく発泡感の劣る製品となった。

Claims (3)

  1. 可食性センター物の外周に発泡層を構成する発泡性コーティング組成物が形成されている発泡性食品であって、
    可食性センター物に掛けられたアラビアガム加工糖粉濃厚水溶液の外周に
    アラビアガム加工糖粉が掛けられ、
    これが第一の乾燥工程によって乾燥されてプレコーティングセンター物が形成され、
    当該プレコーティングセンター物に対して、
    融点が0℃以下である液状油脂に、炭酸塩と、酸と、アラビアガム加工糖粉とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂が掛けられ、
    引き続き、
    アラビアガム加工糖粉に、酸と、炭酸塩とを混合した酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉が掛けられ、
    これが第二の乾燥工程によって乾燥されることにより前記プレコーティングセンター物の外周に発泡性コーティング組成物が形成されて
    り、
    前記可食性センター物100重量部に対して前記酸・炭酸塩配合アラビアガム懸濁油脂を掛ける割合が0.2重量部から4.5重量部、
    前記アラビアガム加工糖粉100重量部に対する前記酸の混合割合が10重量部から200重量部、
    前記アラビアガム加工糖粉100重量部に対する前記炭酸塩の混合割合が2重量部から45重量部である
    ことを特徴とする発泡性食品。
  2. 酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉懸濁油脂を掛け、引き続いて、酸・炭酸塩配合アラビアガム加工糖粉を掛ける工程が複数回繰り返されることを特徴とする請求項1記載の発泡性食品。
  3. 前記液状油脂は更に酸化安定性を有することを特徴とする請求項1又は2記載の発泡性食品。
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