JP5777806B2 - 回転電機の固定子巻線 - Google Patents

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Description

本発明は、発電機等の回転電機に適用される3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線に関するものである。
回転界磁形の回転電機における従来の一般的な固定子コイルの巻線方法では、同相の並列回路において一方の巻線回路になるべく近接させるように他方の巻線回路を配置して、巻線回路間の電圧位相差を小さくするような構成が採られている。しかしながら、巻線回路同士を近接させても最低でも1固定子スロット幅分のずれが生じてしまうため、少なからず巻線回路間には電圧位相差が存在し、それによって巻線回路間に循環電流が流れ、循環電流損発生による固定子コイルの温度上昇や回転電機の効率悪化を生じるという問題があった。
このような並列回路を構成する巻線回路間の電圧位相および大きさの不均衡を除く方法の例として、特許文献1に示される多相発電機の電機子巻線パターンにおいては、1極1相毎に2以上の回路を持つ多相電機機械用の重ね巻において、或る位相帯の頂部層中のコイル辺の回路順序と同一位相帯の底部層中のコイル辺の回路順序とを、一回路内の各別のコイルのピッチを変えることにより変更した二層重ね巻の巻線パターンを対象とするものである。これにより或る位相帯の或る層(頂部層または底部層)中の全部のコイル辺の回路順序はその位相帯の層(底部層または頂部層)に対して交換され、各々の相巻線の各並列回路に生じる合成電圧の位相および大きさの不均衡が実質的に除かれるというものである。
また、特許文献2に示される電機子においては、72スロットを有する電機子鉄心と、スロットに収納される3相2極4並列回路を有する電機子巻線は、相帯のうちの一つの相帯中の前記上コイル片及び前記下コイル片の相対位置を極中心から遠ざかる方向に数えた位置で表した場合に、第1及び第3の並列回路の前記上コイル片及び前記下コイル片が極中心から1、4、6、7、10、12番目の位置であり、前記第2及び第4の並列回路の前記上コイル片及び前記下コイル片が極中心から2、3、5、8、9、11番目の位置となるように接続することにより、該各並列回路間の不平衡電圧を低減して該並列回路間の循環電流損失を低減しつつ、電機子巻線を構成するにあたってジャンパ線接続部の作業性を軽減し、絶縁性、固定強度を確保しやすくしたものである。
また、特許文献3に示される回転電機の電機子巻線においては、3相2極84スロットを有する回転電機に適用される4並列回路を有する毎極毎相あたりのコイル数が14の2層巻き電機子巻線であって、当該巻線の各相帯が2つの並列回路を有し、積層鉄心に設けられたスロット13に納められており、各並列回路は直列コイルを有し、各直列コイルは接続側コイルエンド19a及び反接続側コイルエンド19bでそれぞれ互いに接続される上コイル片15と下コイル片16の2つのコイル片を有し、一つの相帯中の上下コイル片の相対位置を極中心から数えた位置で表した場合に、各並列回路の半分は上下コイル片の位置が極中心から1,4,6,7,9,12,14番目の位置となるように接続し、各並列回路の残りの半分は上下コイル片の位置が極中心から2,3,5,8,10,11,13番目の位置となるように接続することにより、各並列回路間の不平衡電圧を低減して並列回路間の循環電流損失を低減したものである。

特公昭54−6683号公報 特開2009−100549号公報 特開2009−183102号公報
しかしながら、従来の特許文献1、2あるいは3においては、並列回路を構成する巻線回路内において巻線ピッチを変更することで、巻線回路間の発生電圧差を低減しているが、巻線方法の複雑化や巻線端部にジャンパ線を設ける必要があり端部構造が複雑化するなどの問題があった。また、各相2組の出力端子を具備する3相4極4並列回路を有する回転界磁形の回転電機の固定子巻線においては、解決案は提示されていないという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線において、巻線方法の複雑化や巻線端部にジャンパ線を設けることなく、並列回路を構成する巻線回路間の電圧ベクトル位相差と電圧差をなくす巻線の配置が実現できる回転電機の固定子巻線を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の第一の回転電機の固定子巻線は、3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線の各相が、円周上に配置されるとともに、同じピッチを有する巻線群からなる巻線回路を2つ並列に接続した2組の並列回路により構成され、前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の巻線群の中心軸の位置が、電気角で360°の間隔となるように配置されるとともに、前記各巻線回路の巻線群は、直列に接続された互いに巻線の方向が異なる2つのコイル相帯からなり、前記2つのコイル相帯は、該巻線回路の巻線群の中心軸に対して鏡面対称となる位置に配置され、かつ、同じ前記コイル相帯内の隣接するターン間のピッチが前記巻線群のピッチ以下となるように配置されていることを特徴とするものである。
また、本発明の第二の回転電機の固定子巻線は、3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線の各相が、円周上に配置されるとともに、同じピッチを有する巻線群からなる巻線回路を2つ並列に接続した2組の並列回路により構成され、前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の巻線群の中心軸の位置が、電気角で180°の間隔となるように配置されるとともに、前記各巻線回路の巻線群は、1つのコイル相帯からなり、前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の前記コイル相帯の巻線の方向が異なり、かつ、同じ前記コイル相帯内の隣接するターン間のピッチが前記巻線群のピッチ以下となるように配置されていることを特徴とするものである。
また、本発明の第三の回転電機の固定子巻線は、3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線の各相が、円周上に配置されるとともに、同じピッチを有する巻線群からなる巻線回路を2つ並列に接続した2組の並列回路により構成され、前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の巻線群の中心軸の位置が、電気角で360°の間隔となるように配置されるとともに、前記各巻線回路の巻線群は、1つのコイル相帯からなり、前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の前記コイル相帯の巻線の方向が同じであり、かつ、同じ前記コイル相帯内の隣接するターン間のピッチが前記巻線群のピッチ以下となるように配置されていることを特徴とするものである。
本発明の回転電機の固定子巻線によれば、並列回路を構成する巻線回路間の電圧ベクトルの位相差と電圧差がなくなるようにコイル相帯が配置されることにより、巻線回路間に流れる循環電流がなくなり、巻線の温度上昇および発生損失による効率の悪化を回避することができるという効果がある。また、コイル相帯の巻線ピッチを変化させていないため、コイル相帯端部にジャンパ線を設ける必要がなく、端部構造の複雑化を回避することができ、作業性の向上も実現することができるという効果もある。
実施の形態1に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンを示す図である。 実施の形態1におけるU相の等価回路と電圧ベクトル示す図である。 実施の形態1におけるU相のコイル相帯の円周上の配置を示す模式図である。 実施の形態2に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンを示す図である。 実施の形態2におけるU相の等価回路と電圧ベクトル示す図である。 実施の形態2におけるU相のコイル相帯の円周上の配置を示す模式図である。 実施の形態3に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンを示す図である。 実施の形態3におけるU相の等価回路と電圧ベクトル示す図である。 実施の形態3におけるU相のコイル相帯の円周上の配置を示す模式図である。

本発明の回転電機の固定子巻線では、3相4極4並列回路を有する回転界磁形の回転電機の固定子巻線は、同じピッチを有する巻線群からなる巻線回路を2つ並列に接続した各相2組の並列回路により構成され、並列回路の同じ組内の2つの巻線回路の巻線群の中心軸の位置が電気角で180°または360°となるように、巻線回路のコイル相帯を配置することにより、巻線回路間の電圧ベクトル位相差をなくし、かつ電圧の大きさの差をなくし、これにより、巻線回路間に流れる循環電流がなくなり、巻線の温度上昇および発生損失による効率の低下を回避することができるものである。以下、本発明の実施の形態に係る回転電機の固定子巻線について、図1から図9を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンを示す図である。図2は、実施の形態1におけるU相の等価回路図と電圧ベクトルを示す図である。図3は、実施の形態1におけるコイル相帯の円周上の配置を示す模式図である。
図1の巻線パターンおよび図2(a)の等価回路に示すように、実施の形態1に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンでは、2組の出力端子U1,U2は、それぞれ同じピッチを有する巻線からなる2組の並列回路(一方の組には第1の巻線回路1と第2の巻線回路2および他方の組には第3の巻線回路3と第4の巻線回路4)から構成されており、各巻線回路の巻線は、直列に接続された2つのコイル相帯(第1の巻線回路1では、コイル相帯aとb、第2の巻線回路2では、コイル相帯cとd、第3の巻線回路3では、コイル相帯eとf、第4の巻線回路4では、コイル相帯gとh)からなる。ここで、コイル相帯とは、同じ電流が流れる互いに隣接した複数の溝中のコイル群を意味する。なお、実施の形態1では、巻線を構成するコイル相帯aからhの巻線ピッチは、すべて同一であり、コイル相帯aとb、コイル相帯cとd、コイル相帯eとf、コイル相帯gとhは、互いにコイルの巻線の方向が逆である。また、図1および図2では、3相巻線のU相についてのみ示しているが、V相、W相についても同様であるので説明を省略する。
次に、実施の形態1に係る回転電機の固定子巻線の動作について、図1から図3を参照して説明する。図3に示すように、4極の磁界を持つ回転子10の周囲に固定子巻線11が配置されている。固定子巻線11は、円周に沿って、24の欄に分けられ、その内側および外側の欄にコイル辺が収容されている。この図の例では、巻線ピッチが、0.833(=5/6)の場合を示している。円周上の欄は、1つで機械角15°を占めており、その15°内に存在するスロット群には欄内に記載のコイル相帯のコイル辺が収められていることを示している。例えば、スロット数72の場合は、72×15°/360°=3スロット/15°、スロット数48の場合は、48×15°/360°=2スロット/15°となる。
図3(a)に示すように、出力端子U1に接続される第1の巻線回路1のコイル相帯aは、欄1内と欄6外とでコイル辺が配置され、コイル相帯bは、欄8内と欄13外とでコイル辺が配置され、同様に、第2の巻線回路2のコイル相帯cは、欄13内と欄18外とでコイル辺が配置され、コイル相帯dは、欄20内と欄1外とでコイル辺が配置されている。また、出力端子U2に接続される第3の巻線回路3のコイル相帯eは、欄2内と欄7外とでコイル辺が配置され、コイル相帯fは、欄7内と欄12外とでコイル辺が配置され、同様に、第4の巻線回路4のコイル相帯gは、欄14内と欄19外とでコイル辺が配置され、コイル相帯hは、欄19内と欄24外とでコイル辺が配置されている。他のV相およびW相も同じ基準で配置され、U相コイルの配置を回転子10の回転方向に電気角で120°(=機械角60°)の間隔でずらした位置にV相およびW相が配置されている。3相全体のコイル相帯の配置図を図3(b)に示す。
図3(a)に示すように、これらのコイル相帯の配置により、第1の巻線回路1を構成するコイル相帯a,bおよび第3の巻線回路3を構成するコイル相帯e,fにおいて、コイル相帯aの電圧ベクトルは、コイル相帯eの電圧ベクトルに対して、欄1つ分の位相ずれ(機械角で15°、電気角で30°の位相ずれ)が生じるが、コイル相帯bの電圧ベクトルは、コイル相帯fの電圧ベクトルに対して、逆方向に同じだけ位相ずれ(機械角で−15°、電気角で−30°の位相ずれ)が生じるので、これらの電圧ベクトルを合成した第1の巻線回路1の電圧ベクトルと第3の巻線回路3の電圧ベクトルは同位相となる。この合成された電圧ベクトルは1vおよび3vとなる。同様に、他の巻線回路2および4においても、同様であり、それぞれの合成電圧ベクトルは、2vおよび4vとなる。ここで、巻線パターンを示す図1上おいて、1ターン分のコイルに発生する電圧ベクトルを、そのコイルの中心位置に表示するものとした場合の1vから4vの位置は、巻線回路を構成する巻線群の中心軸の位置に等しい。
また、図3(a)ようにコイル相帯が配置されているので、第1の巻線回路1のコイル相帯aとコイル相帯bとは、第1の巻線回路1の巻線群の中心軸1cに対して鏡面対称の位置にある。また、第3の巻線回路3のコイル相帯eとコイル相帯fとは、第3の巻線回路3の巻線群の中心軸3cに対して鏡面対称の位置にある。コイル相帯aとコイル相帯bは、コイル相帯eとコイル相帯fの外側に配置されている。同様に、第2の巻線回路2のコイル相帯cとコイル相帯dとは、第2の巻線回路2の巻線群の中心軸2cに対して鏡面対称の位置にある。また、第4の巻線回路4のコイル相帯gとコイル相帯hとは、第4の巻線回路4の巻線群の中心軸4cに対して鏡面対称の位置にある。コイル相帯cとコイル相帯dは、コイル相帯gとコイル相帯hの外側に配置されている。合成電圧ベクトル1vあるいは3vと合成電圧ベクトル2vあるいは4v、すなわち、第1の巻線回路1あるいは第3の巻線回路3の巻線群の中心軸1c,3cと第2の巻線回路2あるいは第4の巻線回路4の巻線群の中心軸2c,4cとは、電気角で360°の間隔となり、各合成電圧ベクトルの位相差は0°となる。図3に示す規則に従って、同一の巻線ピッチを持つコイル相帯を配置することにより、第1の巻線回路1と第3の巻線回路3との電圧ベクトル位相差と第2の巻線回路2と第4の巻線回路4との電圧ベクトル位相差を無くし、第1の巻線回路1(第3の巻線回路3)と第2の巻線回路2(第4の巻線回路4)との電圧ベクトル位相差を0°とすることができ、さらに電圧の大きさを一致させることが可能となる。他のV相およびW相についても同様である。
このように、実施の形態1に係る回転電機の固定子巻線によれば、巻線回路を構成する巻線群の中心軸の位置の間隔を所定の値とし、電圧差がなくなるようにコイル相帯が配置されることにより、巻線回路間に流れる循環電流がなくなり、巻線の温度上昇および発生損失による効率の悪化を回避することができるという効果がある。また、コイル相帯の巻線ピッチを変化させていないため、コイル相帯端部にジャンパ線を設ける必要がなく、端部構造の複雑化を回避することができ、作業性の向上も実現することができるという効果もある。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンを示す図である。図5は、実施の形態1におけるU相の等価回路図と電圧ベクトルを示す図である。図6は、実施の形態1におけるコイル相帯の円周上の配置を示す模式図である。
図4の巻線パターンおよび図5(a)の等価回路に示すように、実施の形態2に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンでは、2組の出力端子U1,U2は、それぞれ同じピッチを有する巻線からなる2組の並列回路(一方の組には第1の巻線回路1と第2の巻線回路2および他方の組には第3の巻線回路3と第4の巻線回路4)から構成されており、各巻線回路の巻線は、それぞれ1つのコイル相帯(第1の巻線回路1では、コイル相帯p、第2の巻線回路2では、コイル相帯q、第3の巻線回路3では、コイル相帯r、第4の巻線回路4では、コイル相帯s)からなる。なお、実施の形態2では、コイル相帯pからsの巻線ピッチは、すべて同一であり、コイル相帯pとq、コイル相帯rとsは、互いに、コイルの巻線の方向が逆である。また、図4および図5では、3相巻線のU相についてのみ示しているが、V相、W相についても同様であるので説明を省略する。
次に、実施の形態2に係る回転電機の固定子巻線の動作について、図4から図6を参照して説明する。図6に示すように、実施の形態1と同様、4極の磁界を持つ回転子10の周囲に固定子巻線11が配置されている。固定子巻線11は、円周に沿って、24の欄に分けられ、その内側および外側の欄にコイル辺が収容されている。この図の例では、巻線ピッチが、0.833(=5/6)の場合を示している。円周上の欄は、1つで機械角15°を占めており、その15°内に存在するスロット群には欄内に記載のコイル相帯のコイル辺が収められていることを示している。例えば、スロット数72の場合は、72×15°/360°=3スロット/15°、スロット数48の場合は、48×15°/360°=2スロット/15°となる。
図6(a)に示すように、出力端子U1に接続される第1の巻線回路1のコイル相帯pは、欄1内と欄6外、欄2内と欄7外とにコイル辺が配置され、同様に、第2の巻線回路2のコイル相帯qは、欄7内と欄12外、欄8内と欄13外とにコイル辺が配置されている。また、出力端子U2に接続される第3の巻線回路3のコイル相帯rは、欄13内と欄18外、欄14内と欄19外とにコイル辺が配置され、同様に、第4の巻線回路4のコイル相帯sは、欄19内と欄24外、欄20内と欄1外とにコイル辺が配置されている。他のV相およびW相も同じ基準で配置され、U相コイルの配置を回転子10の回転方向に電気角で120°(=機械角60°)の間隔でずらした位置にV相およびW相が配置されている。3相全体のコイル相帯の配置図を図6(b)に示す。
また、図6(a)に示すように、これらのコイル相帯の配置により、第1の巻線回路1のコイル相帯pと第2の巻線回路2のコイル相帯qとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔となる位置にある。つまり、第1の巻線回路1の巻線群の中心軸1cと第2の巻線回路2の巻線群の中心軸2cとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔をもち、その結果、第1の巻線回路1の電圧ベクトル1vと第2の巻線回路2の電圧ベクトル2vとの位相差は0°となる。同様に、第2の巻線回路2のコイル相帯qと第3の巻線回路3のコイル相帯rとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔となる位置にある。つまり、第2の巻線回路2の巻線群の中心軸2cと第3の巻線回路3の巻線群の中心軸3cとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔をもち、その結果、第2の巻線回路2の電圧ベクトル2vと第3の巻線回路3の電圧ベクトル3vとの位相差は0°となる。また、第3の巻線回路3のコイル相帯rと第4の巻線回路4のコイル相帯sとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔となる位置にある。つまり、第3の巻線回路3の巻線群の中心軸3cと第4の巻線回路4の巻線群の中心軸4cとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔をもち、その結果、第3の巻線回路3の電圧ベクトル3vと第4の巻線回路4の電圧ベクトル4vとの位相差は0°となる。図6に示す規則に従って、同一の巻線ピッチを持つコイル相帯を配置することにより、巻線回路間の電圧ベクトル位相差を0°とすることができ、さらに電圧の大きさを一致させることが可能となる。他のV相およびW相についても同様である。
このように、実施の形態2に係る回転電機の固定子巻線によれば、実施の形態1と同様、巻線回路を構成する巻線群の中心軸の位置の間隔を所定の値とし、電圧差がなくなるようにコイル相帯が配置されることにより、巻線回路間に流れる循環電流がなくなり、巻線の温度上昇および発生損失による効率の悪化を回避することができるという効果がある。また、コイル相帯の巻線ピッチを変化させていないため、コイル相帯端部にジャンパ線を設ける必要がなく、端部構造の複雑化を回避することができ、作業性の向上も実現することができるという効果もある。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンを示す図である。図8は、実施の形態3におけるU相の等価回路図と電圧ベクトルを示す図である。図9は、実施の形態3におけるコイル相帯の円周上の配置を示す模式図である。
図7の巻線パターンおよび図8(a)の等価回路に示すように、実施の形態3に係る回転電機の固定子巻線のU相の巻線パターンでは、実施の形態2と同様、2組の出力端子U1,U2は、それぞれ同じピッチを有する巻線からなる2組の並列回路(一方の組には第1の巻線回路1と第2の巻線回路2および他方の組には第3の巻線回路3と第4の巻線回路4)から構成されており、各巻線回路の巻線は、それぞれ、1つのコイル相帯(第1の巻線回路1では、コイル相帯p、第2の巻線回路2では、コイル相帯q、第3の巻線回路3では、コイル相帯r、第4の巻線回路4では、コイル相帯s)からなる。なお、実施の形態3では、コイル相帯pからsの巻線ピッチは、すべて同一であり、コイル相帯pとコイル相帯q、コイル相帯rとコイル相帯sは、それぞれコイルの巻線の方向が同一になっている。また、図7および図8では、3相巻線のU相についてのみ示しているが、V相、W相についても同様であるので説明を省略する。実施の形態3と実施の形態2との違いは、図9に示すように、巻線回路のコイル相帯の円周上での配置位置が異なる点である。
次に、実施の形態3に係る回転電機の固定子巻線の動作について、図7から図9を参照して説明する。図9に示すように、実施の形態1および実施の形態2と同様、4極の磁界を持つ回転子10の周囲に固定子巻線11が配置されている。固定子巻線11は、円周に沿って、24の欄に分けられ、その内側および外側の欄にコイル辺が収容されている。この図の例では、巻線ピッチが、0.833(=5/6)の場合を示している。円周上の欄は、1つで機械角15°を占めており、その15°内に存在するスロット群には欄内に記載のコイル相帯のコイル辺が収められていることを示している。例えば、スロット数72の場合は、72×15°/360°=3スロット/15°、スロット数48の場合は、48×15°/360°=2スロット/15°となる。
図9(a)に示すように、出力端子U1に接続される第1の巻線回路1のコイル相帯pは、欄1内と欄6外、欄2内と欄7外とにコイル辺が配置され、同様に、第2の巻線回路2のコイル相帯qは、欄13内と欄18外、欄14内と欄19外とにコイル辺が配置されている。また、出力端子U2に接続される第3の巻線回路3のコイル相帯rは、欄7内と欄12外、欄8内と欄13外とにコイル辺が配置され、同様に、第4の巻線回路4のコイル相帯sは、欄19内と欄24外、欄20内と欄1外とにコイル辺が配置されている。他のV相およびW相も同じ基準で配置され、U相コイルの配置を回転子10の回転方向に電気角で120°(=機械角60°)の間隔でずらした位置にV相およびW相が配置されている。3相全体のコイル相帯の配置図を図9(b)に示す。
また、図9(a)に示すように、これらのコイル相帯の配置により、第1の巻線回路1のコイル相帯pと第2の巻線回路2のコイル相帯qとは、機械角で180°すなわち電気角で360°の間隔となる位置にある。つまり、第1の巻線回路1の巻線群の中心軸1cと第2の巻線回路2の巻線群の中心軸2cとは、機械角で180°すなわち電気角で360°の間隔をもち、その結果、第1の巻線回路1の電圧ベクトル1vと第2の巻線回路2の電圧ベクトル2vとの位相差は電気角で0°となる。同様に、第2の巻線回路2のコイル相帯qと第3の巻線回路3のコイル相帯rとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔となる位置にある。つまり、第2の巻線回路2の巻線群の中心軸2cと第3の巻線回路3の巻線群の中心軸3cとは、機械角で90°すなわち電気角で180°の間隔をもち、その結果、第2の巻線回路2の電圧ベクトル2vと第3の巻線回路3の電圧ベクトル3vとの位相差は電気角で0°となる。また、第3の巻線回路3のコイル相帯rと第4の巻線回路4のコイル相帯sとは、機械角で180°すなわち電気角で360°の間隔となる位置にある。つまり、第3の巻線回路3の巻線群の中心軸3cと第4の巻線回路4の巻線中心軸4cとは、機械角で180°すなわち電気角で360°の間隔をもち、その結果、第3の巻線回路3の電圧ベクトル3vと第4の巻線回路4の電圧ベクトル4vとの位相差は0°となる。図9に示す規則に従って、同一の巻線ピッチを持つコイル相帯を配置することにより、巻線回路間の電圧ベクトル位相差を0°とすることができ、さらに電圧の大きさを一致させることが可能となる。他のV相およびW相についても同様である。
このように、実施の形態3に係る回転電機の固定子巻線によれば、実施の形態1および実施の形態2と同様、巻線回路を構成する巻線群の中心軸の位置の間隔を所定の値とし、電圧差がなくなるようにコイル相帯が配置されることにより、巻線回路間に流れる循環電流がなくなり、巻線の温度上昇および発生損失による効率の悪化を回避することができるという効果がある。また、コイル相帯の巻線ピッチを変化させていないため、コイル相帯端部にジャンパ線を設ける必要がなく、端部構造の複雑化を回避することができ、作業性の向上も実現することができるという効果もある。
また、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、図において、同一符号は、同一または相当部分を示す。
1,2,3,4 巻線回路
a,b,c,d,e,f,g,h,p,q,r,s コイル相帯
10 回転子
11 固定子巻線
1v,2v,3v,4v 電圧ベクトル
1c,2c,3c,4c 巻線群の中心軸

Claims (3)

  1. 3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線の各相が、円周上に配置されるとともに、同じピッチを有する巻線群からなる巻線回路を2つ並列に接続した2組の並列回路により構成され、
    前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の巻線群の中心軸の位置が、電気角で360°の間隔となるように配置されるとともに、
    前記各巻線回路の巻線群は、直列に接続された互いに巻線の方向が異なる2つのコイル相帯からなり、前記2つのコイル相帯は、該巻線回路の巻線群の中心軸に対して鏡面対称となる位置に配置され、かつ、同じ前記コイル相帯内の隣接するターン間のピッチが前記巻線群のピッチ以下となるように配置されていることを特徴とする回転電機の固定子巻線。
  2. 3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線の各相が、円周上に配置されるとともに、同じピッチを有する巻線群からなる巻線回路を2つ並列に接続した2組の並列回路により構成され、
    前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の巻線群の中心軸の位置が、電気角で180°の間隔となるように配置されるとともに、
    前記各巻線回路の巻線群は、1つのコイル相帯からなり、前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の前記コイル相帯の巻線の方向が異なり、かつ、同じ前記コイル相帯内の隣接するターン間のピッチが前記巻線群のピッチ以下となるように配置されていることを特徴とする回転電機の固定子巻線。
  3. 3相4極4並列回路を有する回転電機の固定子巻線の各相が、円周上に配置されるとともに、同じピッチを有する巻線群からなる巻線回路を2つ並列に接続した2組の並列回路により構成され、
    前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の巻線群の中心軸の位置が、電気角で360°の間隔となるように配置されるとともに、
    前記各巻線回路の巻線群は、1つのコイル相帯からなり、前記並列回路の同じ組内の前記2つの巻線回路の前記コイル相帯の巻線の方向が同じであり、かつ、同じ前記コイル相帯内の隣接するターン間のピッチが前記巻線群のピッチ以下となるように配置されていることを特徴とする回転電機の固定子巻線。
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