JP2013121224A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明では、主に2極3並列回路としたときの回転電機の亘り線列数を低減し、体格の増大を抑えつつ、コイル1本当たりの電流を小さくした電機子巻線を備えた回転電機を提供することを目的とする。
【解決手段】上記目的は、全部で6つある接続部グループにおいて、口出し接続部が4箇所、コイル間接続部が2箇所となるグループを少なくとも1グループ作ることで、亘り線同士の位置干渉を避け亘り線の列数を6列に低減することにより達成できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、回転電機に係り、例えばタービン発電機等の大型発電機に好適な構成に関するものである。
大容量の発電機は出力電流が大きいために、電機子コイルの電磁力や発熱が大きい。その対策として、電機子コイルを複数の並列回路により構成することで、巻線1本当たりの電流を減らし、電磁力や温度上昇を緩和する方法が取られる。
しかし、並列回路数を増やすと、電機子コイル同士を接続するコイル間接続線や、電機子コイルと出力端子を接続する口出し線などの本数が増える。以下では、コイル間接続線と口出し線とを総じて、亘り線と呼ぶ。亘り線の本数が増えると、亘り線収容スペースが増えるため、体格が増大する問題があった。
ここでは、まず大型発電機で主に用いられる2極2並列回路の亘り線と、並列回路数を増やした2極3並列回路の亘り線を比較し、並列回路数増加により亘り線スペースが増大する点について説明する。
図22は、発電機の固定子の軸方向断面である。2極の発電機でスロット数が36なので、毎相毎極のスロット数は6である。図22ではスロット数を36としたが、毎相毎極スロット数が3の倍数であるならば、スロット数は36でなくとも良い。積層鋼板からなる固定子鉄心1は、内周側に電機子コイルを収容するためのスロット3と、スロット間にティース2を持つ。電機子コイルはスロット内に2本収容され、内周側コイルを上コイル11、外周側コイルを下コイル12と呼ぶ。
図23は、図22の固定子鉄心1および上コイル11、下コイル12を周方向に展開し、内径側から見た結線図である。図23のθは周方向を、Zは軸方向を示す。ただし、電機子コイルはU相一相分のみとし、電機子コイル1本を実線1本で示す。U相の口出し線は、線路側をU、中性点側をXとした。また、固定子鉄心1の軸方向中央に記載した数字はスロットの番号であり、各スロットに上コイル11と下コイル12が収容されている。
なお、図23は大型発電機で主に採用される、回転子2極、並列回路数2の場合である。
並列回路数は、一般的に極数の約数から選定する。これは、各回路を極に対して均等に配置するためである。図23では、極数と並列回路数が一致するため、1つの回路を1つの極に集中して配置でき、コイル間接続線が不要となる。そのため、亘り線は口出し線21のみでよい。口出し線21と電機子コイルは、口出し接続部31で接続される。また軸方向端部には、口出し接続部2箇所を1グループとした接続部グループ33が6グループ存在する。
図24は、U、V、Wの三相分の電機子コイル配置である。V、W相は線路側をV、Wとし、中性点側をY、Zとした。亘り線の本数は、1回路当たり2本となるため、図24の並列回路数2の場合は各相で4本、三相で12本となる。
図25は、図24の口出し線21と発電機の出力端子4との接続を示したものである。
なお、固定子鉄心1、およびスロット内の上コイル11、下コイル12は省略した。接続部グループ33は周方向に約60度間隔に存在する。口出し線21は出力端子4と接続するために、出力端子4と周方向位置が一致する点まで周方向に渡る形状となっている。口出し線は相互の干渉を避けるため、軸方向位置をずらして複数列に配置される。以下、図では軸方向位置をずらした亘り線を、同心円状に径方向位置をずらして表示する。図25のように、2極2並列回路では、亘り線が軸方向に5列並ぶこととなる。
次に、並列回路数を増やした2極3並列回路について示す。図26は2極3並列回路としたときのU相一相分の巻線配置である。2つの極に対して3回路をバランスよく配置するために、各回路を両極に半分ずつ配置することになり、電機子コイル同士を接続するコイル間接続線22が必要となる。
また、回路数の増加により、口出し線の本数が一相あたり6本に増加する。図27は、図26にV、W相の電機子コイルを加えたものであり、図24に比べて亘り線が複雑に配置される。図28は亘り線と出力端子4との接続を示しており、亘り線のうち実線のものが口出し線21、破線がコイル間接続線22である。またこのとき、口出し接続部31とコイル間接続部32により構成される接続部グループ33は、接続部6箇所を1グループとして周方向に約60度間隔で6グループ存在する。図28に示す通り、亘り線の列数は12列になる。
以上により、2極機の並列回路数を2から3へと増加させることで、亘り線の列数が5列から12列へと増加する。ここで、大型発電機の亘り線間には数十kVの電圧が発生するため、亘り線間の絶縁距離を十分に確保する必要がある。よって、列数増加により亘り線収容スペースが増大するために発電機フレームを大きくする必要があるが、これにより発電機の体格が増大する問題が生じる。そのため、体格の増大を抑えて並列回路数を増やすには、亘り線の列数を削減する必要がある。
2極3並列回路の回転電機において亘り線列数を削減する方法が、特許文献1に示されている。特許文献1では、3回路のうち1回路を1つの極のみに、他の1回路をもう一つの極のみに配置し、残りの1回路を2つの極に半分ずつ配置する構成を示している。図29は特許文献1の巻線構成のうち一相分のみを示しており、3回路中2回路のコイル間接続線の長さが短縮されている。図30は三相分の巻線配置であり、図27に比べて亘り線が簡略化される。
図31に、特許文献1の構成における、端部の亘り線配置を示す。コイル間接続線の短縮と、同相口出し線を1本に集約することで、亘り線列数を7列にできる。しかし、図25に示した2極2並列回路では亘り線が5列であったのに対し、図31では2列増加するため、体格が増大する。
米国特許第3660705号公報
上記従来技術では、図31に示すように、端部の亘り線配置がコイル間接続線の短絡と、同相口出し線を1本に集約することで、亘り線列数を7列にできる。しかし、図25に示した2極2並列回路では、亘り線が5列であったのに対し、図31では2列増加するため、体格が増大するという問題があった。
本発明の目的は、2極3並列回路の回転電機の亘り線列数を低減し、体格の増大を抑えつつ、コイル1本当たりの電流を小さくした電機子巻線を備えた回転電機を提供することにある。
本発明に係る電機子巻線を備えた回転電機では、上記目的を達成するために、全部で6つある接続部グループのうち、口出し接続部が4箇所、コイル間接続部が2箇所となるグループを少なくとも1グループ作ることで、亘り線同士の位置干渉を避け、亘り線の列数を6列に低減したものである。
本発明によって、亘り線の所要スペースが低減され、回転電機の体格低減が可能となる。また、体格を保ったまま亘り線間の隔離距離を広げれば、亘り線の近接効果低減による損失低減、局所温度上昇の抑制が達成される。
特許文献1におけるW相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 本発明におけるW相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 本発明におけるU、V、W相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 本発明における亘り線配置を示した結線図である(実施例1)。 図4から、出力端子の位置を180度変更した際の亘り線配置を示した結線図である(実施例2)。 図4の出力端子の周方向位置をスロット間角度分だけ動かした結線図である。 図4の出力端子の周方向位置、および出力端子の相順を変更した結線図である(実施例3)。 図5のU相口出し線について、電流の大小に合わせて口出し線断面積を変えた結線図である(実施例4)。 図4の亘り線を配置する列を一部入れ替えた結線図である(実施例5)。 図7のコイル間接続線を配置する列を一部入れ替えた結線図である(実施例6)。 ジャンパ線によりU相の並列回路のスロット配置を変更した結線図である(実施例7)。 4極6並列回路の回転電機について、U相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 4極6並列回路の回転電機について、V相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 4極6並列回路の回転電機について、本発明を適用した際のV相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 4極6並列回路の回転電機について、W相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 4極6並列回路の回転電機について、本発明を適用した際のW相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 4極6並列回路の回転電機について、本発明を適用した際のU、V、W相の電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 4極6並列回路の回転電機について、本発明を適用した際の軸端側1の亘り線配置を示した結線図である(実施例8)。 4極6並列回路の回転電機について、本発明を適用した際の軸端側2の亘り線配置を示した結線図である(実施例8)。 図4の中性点の口出し線を1本に集約した際の亘り線配置を示した結線図である(実施例9)。 図5の中性点用口出し線を全周に渡る形状とした際の亘り線配置を示した結線図である(実施例10)。 回転電機の軸方向断面図である。 図22の回転電機固定子を周方向に展開し、2極2並列回路の構成において、U相のみの電機子コイルと口出し線を示した結線図である。 図23にV、W相の電機子コイルと口出し線を加えた結線図である。 2極2並列回路の亘り線配置を示した結線図である。 2極3並列回路の構成において、U相のみの電機子コイルと亘り線を示した結線図である。 図26にV、W相の電機子コイルと亘り線を加えた結線図である。 2極3並列回路の亘り線配置を示した結線図である。 2極3並列回路において、特許文献1の構成としたときのU相のみの電機子コイルと亘り線を示した結線図である。 図29にV、W相の電機子コイルと亘り線を加えた結線図である。 特許文献1の構成の亘り線配置を示した結線図である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、従来例の図29と同じで相が異なるW相の電機子コイルと亘り線を取り出したものである。なお、ここではU、V、W相のうちW相を取り上げたが、これは他のどの相としても良い。本発明では、さらに亘り線列数を低減するために、図2に示すようにW相の3回路のうち、両極に半分ずつ電機子コイルが配置されている回路について、口出し線21とコイル間接続線22の位置を入れ替える。よって、図1とはコイル間接続線22の位置、および口出し線21の位置が異なる。
図3は、図2にU、V相の電機子巻線と亘り線を加えた図である。なお、U相とV相については、W相のように口出し線位置を入れ替えていないため、図30のU相、V相の配置と同じである。W相の1回路分だけ口出し線位置を変更したことにより、全6個の接続部グループ33の内、口出し接続部31が4箇所存在する接続部グループが2個現れている。ここで、接続部グループ33は、軸方向端部にて径方向、周方向に隣接する電機子コイル上に存在する接続部の集合とする。
図4は、図3の亘り線配置を示した図である。口出し接続部が4箇所存在する接続部グループと、出力端子4の周方向位置を一致させることで、口出し線から出力端子まで周方向に渡る長さを低減できている。
また、口出し線位置の入れ替えによりコイル間接続線22の位置が、図4の出力端子4の反対側に集中している。このように、出力端子4側は口出し線21が集中するのに対し、出力端子4の反対側にコイル間接続線22を集中させることで、両者の位置干渉を抑えられる。
以上により、口出し接続部31を集中させることで位置干渉を避け、列数低減が可能となる。ここで、コイル間接続線22を短縮する目的で、図29の巻線方法を採用しているため、どの接続部グループ33のなかにもコイル間接続部32が一相あたり必ず1箇所、三相分では必ず2箇所以上存在することになる。よって、どの接続部グループにおいても、口出し接続部31は4箇所が最大となる。1つの接続部グループ中の口出し接続部31の数を最大の4とすることで、亘り線列数を6列に低減できる。
図5は、図4の出力端子の周方向位置を約180度変更したものである。この場合も、口出し接続部31が4箇所存在する接続部グループ33が出力端子の近くにあるため、図4と同様に亘り線列数を6列にできる。
図6は、図4の出力端子の位置をスロット間角度の分だけ周方向にずらしたものである。これにより、V相線路側の口出し線Vは、周方向に渡らせる向きが変わるため、亘り線列数が増加する。そこで、図7に示すように、出力端子4の中でVの位置を変更すれば、口出し線を渡らせる向きを変える必要が無く、亘り線列数を6列にできる。よって、口出し接続部が4箇所存在する接続部グループの周方向位置の中心が、UVWXYZのうち周方向両端に存在する出力端子の間にあれば、端子の相配置の入れ替えにより6列のままにできる。
実施例1〜3において、同相の口出し線2本を1本に集約させた際、集約点から出力端子までの電流値が集約前の2倍となる。そこで、図8に示すように、その間の口出し線の断面積を大きくすることで、口出し線21の電流密度上昇を抑え、損失を低減することができる。断面積を大きくするには、口出し線21の軸方向、径方向の両方の寸法を大きくしても良いが、径方向のみ大きくして口出し線間の軸方向距離を確保すれば、亘り線同士の近接効果の影響を抑えつつ、口出し線の断面積を大きくできる。
実施例1〜4において、亘り線の存在する列の位置は入れ替えが可能である。例えば図9は、図4の亘り線のうち、図面内周側から数えて1列目と2列目を入れ替えたものである。列の入れ替えにより亘り線同士の近接効果の影響が変わるため、近接効果を小さくするように列を入れ替えた構成としても良い。
実施例1〜5におけるコイル間接続線22は、同じ周方向位置で空いているスペースがあれば、軸方向位置を変更しても良い。図10は、図9に示した3つのコイル間接続線22の軸方向位置を変更したものであるが、図9と同様に亘り線列数は6列のままである。
図11は、端部の亘り線配置を変えずに、ジャンパ線23を利用して回路のスロット配置を変更したものである。ジャンパ線は周方向に渡る角度が1〜2スロット間程度であるため、亘り線の列数を増やすことなくスロット配置の変更が可能となる。スロットの配置により回路間の電圧不平衡率が変化するため、電圧不平衡率を調整するためにスロット配置を変更しても良い。
本発明は、2極3並列回路のみでなく、nを2以上の整数としたとき、2n極3n並列回路の回転電機にも適用できる。一例として、4極6並列回路の場合を示す。図12は、4極6並列回路のU相の電機子コイルと亘り線を示す。図12では、スロット数を36としているが、毎相毎極スロット数が3の倍数であれば36スロットでなくても良い。
大容量の回転電機であるタービン発電機では、並列回路数が4を越える場合、亘り線を軸方向の両端に分散させて配置する。このとき。図12にてより亘り線が多くなっている軸端側1においても、本発明を実施することで亘り線列数を6列にできる。
図13は、V相の電機子コイルと亘り線である。ここで、V相の一相のみ口出し線21とコイル間接続線22の位置を入れ替えて図14の構成とする。これにより口出し接続部が4箇所となるグループを1つ作成できる。
図15は、W相の電機子コイルと亘り線である。ここで、三相の口出し線の位置を近付けるために、図16に示すように軸端側1と軸端側2の口出し線を入れ替える。これにより、軸端側1において口出し線21が集まる位置と、コイル間接続線22が集まる位置をずらすことができる。
図17は、図12、図14、図16の電機子コイルと亘り線を合わせたものである。軸端側1において、口出し線21とコイル間接続線22の集中する周方向位置が分かれており、相互の干渉を避けている。図18は軸端側1、図19は軸端側2の亘り線配置であり、両側共に6列にできている。
実施例1〜8において、各相の中性点X、Y、Zは同電位であるため、全相の中性点を1つの端子に集約しても良い。これにより、口出し線の本数が減り、列数が低減できる。
図20は、実施例1に適用した例であり、全相の中性点を接続する口出し線24を用いることで、口出し線の列数を5列に低減できる。
実施例9において、全相の中性点を接続する口出し線24には大電流が流れるため、図21のように、全相の中性点を接続する口出し線24を周方向全周に渡る形状とすることで、電流の経路を増やし、局所に大電流が流れることを防止できる。
固定子に電機子巻線を持ち、nを2以上の整数としたとき2n極3n並列回路の回転電機に適用可能である。
1 固定子鉄心
2 ティース
3 スロット
11 上コイル
12 下コイル
21 口出し線
22 コイル間接続線
23 ジャンパ線
24 全相の中性点を接続する口出し線
31 口出し接続部
32 コイル間接続部
33 接続部グループ

Claims (16)

  1. 電機子コイルの軸方向端部に、前記電機子コイルと出力端子とを接続する口出し線と、前記電機子コイル同士を接続するコイル間接続線を持ち、前記電機子コイルと前記口出し線が接続される口出し接続部と、前記電機子コイルと前記コイル間接続線を接続するコイル間接続部を持ち、前記口出し接続部と前記コイル間接続部を総じて端部接続部としたとき、周方向または径方向に隣接する複数の前記端部接続部により構成される接続部グループを有する回転電機において、前記接続部グループのうち、前記口出し接続部が4つあるものが、少なくとも1グループ存在することを特徴とする回転電機。
  2. 固定子の1スロット内に、上コイルと下コイルの2つの電機子コイルが収容され、軸方向端部にて径方向に隣接する前記上コイルと前記下コイルを接合する上下コイル接合部を有し、前記電機子コイルを順次接合して電機子巻線を構成する回転電機において、電機子巻線の両端で出力端子と接続される前記電機子コイルを巻始めコイルおよび巻終わりコイルとし,前記上下コイル接合部を持たない前記電機子コイルが軸方向端部にて径方向または周方向に隣接するグループを端コイルグループとしたとき、電機子巻線の巻始めコイルおよび巻終わりコイルとなる電機子コイルが計4つ存在する前記端コイルグループを持つことを特徴とする回転電機。
  3. 電機子コイルの軸方向端部に、前記電機子コイルと出力端子とを接続する口出し線と、前記電機子コイル同士を接続するコイル間接続線を持ち、前記電機子コイルと前記口出し線が接続される口出し接続部と、前記電機子コイルと前記コイル間接続線を接続するコイル間接続部を持ち、前記口出し接続部と前記コイル間接続部を総じて端部接続部としたとき、周方向位置が電気角で90度以内の範囲に存在する6つの端部接続部からなる接続部グループを持ち、前記接続部グループを構成する6つの前記端部接続部のうち3つが一相、残り3つが他の一相の前記電機子コイルとの接続部である三相の回転電機において、前記接続部グループのうち、前記口出し接続部が4つあるものが、少なくとも1グループ存在することを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1ないし3に記載の回転電機において、同相の前記口出し線2本以上を接合し、1本の口出し線に集約させたことを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1ないし4に記載の回転電機において、4つの前記口出し接続部がある前記接続部グループの周方向位置の中心が、前記出力端子のうち周方向両端に存在する端子の間にあることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1ないし5に記載の回転電機において、前記出力端子を前記口出し接続部に近づけるよう周方向位置を変更したことを特徴とする回転電機。
  7. 請求項4に記載の回転電機において、集約後の口出し線の断面積を、集約前の口出し線の断面積より大きくしたことを特徴とする回転電機。
  8. 請求項7に記載の回転電機において、集約後の口出し線の径方向の寸法を大きくし、軸方向の寸法を集約前と同等としたことを特徴とする回転電機。
  9. 請求項1ないし8に記載の回転電機において、前記口出し線や、前記電機子コイル同士を接続するコイル間接続線を総じて亘り線とし、軸方向または径方向に複数列にわたって前記亘り線を配置するとき、配置する列を入れ替えたことを特徴とする回転電機。
  10. 請求項1ないし9に記載の回転電機において、電機子コイルの端部に接続するジャンパ線を用いて、並列回路を構成するスロット位置を変更した回転電機。
  11. 請求項1ないし10に記載の回転電機において、回転子の極数が2、並列回路数が3、前記亘り線の列数が6以下であることを特徴とする回転電機。
  12. 請求項1ないし10に記載の回転電機において、nを1以上の整数としたとき、2n極3n並列回路を持ち、毎相毎極のスロット数が3の倍数であることを特徴とする回転電機。
  13. 請求項12に記載の回転電機において、1つ目の並列回路を1つ目の極のみに配置し、2つ目の並列回路を2つ目の極のみに配置し、3つ目の並列回路を1つ目と2つ目の極に半分ずつ配置した構成を1セットとしたとき、これがnセット存在することを特徴とする回転電機。
  14. 請求項1ないし13に記載の回転電機において、前記口出し線および前記コイル間接続線を軸端両側に分散させて配置したことを特徴とする回転電機。
  15. 請求項1ないし14に記載の回転電機おいて、二相以上の中性点側の口出し線を接合し、1本の口出し線に集約させたことを特徴とする回転電機。
  16. 請求項15に記載の回転電機において、二相以上の中性点側の口出し線を集約させた導体を周方向全長に渡らせ、リング形状としたことを特徴とする回転電機。
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