JP4979605B2 - 回転電機 - Google Patents

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本発明は回転電機に係り、特に直列接続又は並列接続されて形成された電機子巻線を備えた回転電機に関する。
一般的な回転電機は、固定子鉄心の内周部に軸方向に延びる多数のスロットが設けられ、これらのスロット内にそれぞれ電機子巻線が納められている。一般的に、大容量の回転電機では1スロット内に2層の電機子巻線が巻装され、1層の電機子巻線と他のスロット内にある1層の電機子巻線とを接続して1ターン巻線が形成されている。そして、複数の1ターン巻線を直列に接続することによって出力電圧の高電圧化を図っている。
また、回転電機は、その容量や電圧などの仕様に応じた最適な設計や製造が行われている。回転電機の容量は電圧と電流の積で決まるが、巻線の絶縁耐力から電圧値には制限があり、また巻線の温度上昇から電流値は制限を受けるため、電圧と電流のバランスをとった設計がなされている。回転電機の電圧を絶縁耐力以下にする一手段として、回転電機の電機子巻線の結線を並列化することがなされている。また、回転電機が2極機の場合は、電機子巻線の並列回路数は1,2,3などが存在する(例えば、非特許文献1、及び特許文献1,2参照)。
特開2000−50549号公報(第13頁、及び図1参照) 特開2001−309597号公報(第12頁、及び図1参照) 「Operation and Maintenance of Large Turbo-Generators」、IEEE PRESS、2004年、p.62
しかしながら、回転電機の容量が同じ仕様であっても、電圧の仕様が異なると固定子スロット数や軸長を変えるなどの設計変更がなされるため、結果的には新たな回転電機の設計及び製造を行うことになる。したがって、設計や製造のリードタイムが増加してコスト高になるので、同一体格の回転電機において電圧の出力値を変えられることが望ましい。
また、回転電機の出力電圧は電機子巻線の並列回路数の逆数であり、電機子巻線の並列回路数が1の電圧を1.0倍とすれば、並列回路数が2,3のときの出力電圧はそれぞれ0.5倍,0.33倍となる。したがって、電機子巻線の並列回路数を変えることで出力電圧を変更することは可能であるが、それぞれの出力電圧の差が1.5倍〜2倍となるため、同一体格の発電機で出力電圧の出力値を変えるには、電機子巻線の絶縁耐力と温度上昇とにかなりの余裕をもった設計にする必要があり、結果的にはコスト高につながる。
したがって、変更できる出力電圧の差を小さくすることが回転電機のコスト低減には有利となるが、従来の回転電機の電機子巻線の構成では変更できる出力電圧の差を小さくすることは不可能である。さらには、従来の回転電機における電機子巻線の構成では、並列接続及び直列接続の組み合わせを変えても任意の電圧値に変更することができない、などの設計上及び製造上の使い勝手の悪さがある。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、回転電機の出力電圧に自由度を持たせることができ、設計変更等を行う必要のない使い勝手の良い電機子巻線の結線構造を有する回転電機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の回転電機は、回転子鉄心及び該回転子鉄心に設けられたスロット内に収納された磁極巻線から成る回転子と、前記回転子鉄心と対向配置され、かつ軸方向に形成された複数のスロットを内周部に設けた固定子鉄心及び前記固定子鉄心の各スロット内に施された電機子巻線から成る固定子とを備えた回転電機において、前記固定子鉄心の各スロットにおける1スロット内の前記電機子巻線は、径方向において4以上の偶数層で構成され、その電機子巻線の端部は、回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線同士が接続片を介して電気的に接続され、回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線は、前記固定子鉄心の各スロットにおいて同一スロット内を通過する電機子巻線であって、2層ずつ直列に結線されて2ターン巻線で形成され、かつ、その電機子巻線は各相毎に3並列回路で構成され、前記電機子巻線のコイルピッチは、前記固定子鉄心の各スロットにおいて同一のスロット内を通過する1ターン目と2ターン目とが等しく、かつ、外部に接続する接続側のコイルピッチ、及びこの接続側に対して軸方向反対側の反接続側のコイルピッチが等しく、前記接続側の巻線端部に接続ピッチが3の接続片が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、電機子巻線の端部が、回転電機の出力電圧によって決まる電機子巻線同士が接続片を介して電気的に接続されているので、回転電機の出力電圧が決まってから電機子巻線同士を結線すれば良く、回転電機の出力電圧に自由度を持たせることができる。具体的には、1スロット内の電機子巻線を径方向4以上の偶数層で構成し、電機子巻線の端部において巻線の結線を変更することで、同一スロット内を通過する電機子巻線を2層ずつ直列に結線して2ターン巻線を形成し、かつ、電機子巻線は各相毎に3並列回路で構成するものと、同一スロット内を通過する2層の電機子巻線を並列接続して1ターン巻線を形成し、かつ、各相毎に2並列回路で構成するものとで2種類の電圧を出力することができる。
本発明によれば、回転電機の出力電圧に自由度を持たせることができる電機子巻線の結線構造を有するので、設計変更を行うことなく、仕様に応じた出力電圧を出力することのできる回転電機を得ることができる。
以下、本発明に係る回転電機について、図面を参照しながらいくつかの実施形態を詳細に説明する。
《第1実施形態》
図1は、本発明の第1実施形態である回転電機の構造図である。該図において、回転電機100は、一例として三相のタービン発電機であり、回転子鉄心51a及び該回転子鉄心51aに設けられたスロット(図示せず)内に収納された界磁巻線(図示せず)から成り、回転軸50を中心に回転する回転子51と、回転子鉄心51aと対向配置され、かつ軸方向に形成された複数のスロット17を内周部に設けた固定子鉄心30a及び固定子鉄心30aの各スロット17内に施された電機子巻線40,45から成る固定子30と、これらを保持し、あるいは固定する固定子枠60とから概略構成されている。また、第1実施形態における回転電機100は、電機子巻線40,45を結線する接続片で、回転電機の出力電圧によって決まる電機子巻線同士を結線することにより、1種類目の電圧と、2種類目の電圧とが出力できるように構成されている。
ここで、スロット17は、固定子鉄心30aの内周面に周方向等間隔に複数形成され、軸方向に伸延して形成される。また、回転子51は、図示しない界磁巻線が巻回された円筒形状のものであり、複数の磁極が生成される。また、固定子鉄心30aは、回転子51の外周面と所定ギャップをもって対向配置され、軸方向両端がエンドクランプ31aで保持される。電機子巻線40,45は、固定子鉄心30aの軸方向に延び、各スロット17の内部に複数層に分割されて格納される。また、回転軸50の一端は、図示しない蒸気タービンあるいはガスタービンに接続されている。
図2は、図1に示す電機子巻線40,45の1相分の結線図であり、特に、第1実施形態を示す1種類目の電圧を出力する電機子巻線の結線を示している。具体的には、電機子巻線40,45は、同一スロット内を通過する電機子巻線を2層ずつ直列に接続して2ターン巻線を形成し、かつ、電機子巻線は、各相毎に3並列回路で構成する電機子巻線の1相分の結線図を示している。他の2つの相に関しては、図示された相と同じ結線をそれぞれ120度及び240度ずらした配置となる。図2では、一例として3相2極54スロットの回転電機の電機子巻線を示しているが、他のスロット数でもよい。
なお、図2の例では、図の左側の電機子巻線の組が1極目、図の右側の電機子巻線の組が2極目を示している。
本実施形態では、電機子巻線は、同一スロット内において、径方向に4層で構成され、外径側の2層を底コイル4とし、内径側の2層を上コイル5とする。すなわち、電機子巻線は、底コイル1層目,底コイル2層目,上コイル1層目、及び上コイル2層目から構成される。そして、電機子巻線は並列回路1,並列回路2、及び、並列回路3から構成され、それぞれの回路を実線,点線、及び一点鎖線で図示している。それぞれの並列回路で各線が2本ずつ並記されているのは、同一スロット内の電機子巻線が、2層直列に接続された2ターン巻線を形成していることを示す。
本実施形態では、電機子巻線は底コイル4と上コイル5とで区別して配置しているが、上下逆の配置でもよいことは勿論である。
以下、並列回路1の底コイル1層目の電機子巻線1aを接続側6aから巻き始める例で説明する。ここで、接続側6aとは、外部に接続される接続端子が設けられている部分であり、軸方向反対側の接続端子が設けられていない部分を反接続側7aという。なお、説明上必要な電機子巻線は、図面上に太い線を用いて記載されている。底コイル1層目の電機子巻線1aは反接続側7aで接続片10を用いて上コイル1層目の電機子巻線1cに接続する。そして、上コイル1層目の電機子巻線1cは接続側6aに戻って接続片8で底コイル2層目の電機子巻線1bに接続することで1ターン目が形成される。
次に、底コイル2層目の電機子巻線1bは反接続側7aで接続片11を用いて上コイル2層目の電機子巻線1dに接続し、上コイル2層目の電機子巻線1dが接続側6aに戻ってきて2ターン目が形成されることで、2層を直列に接続した2ターン巻線が構成できる。このとき、電機子巻線のコイルピッチは1ターン目と2ターン目とが等しく、接続側6aのコイルピッチと反接続側7aのコイルピッチとを等しくする。上コイル2層目の電機子巻線1dは接続側6aで接続ピッチが3の接続片9で並列回路1の次の電機子巻線の底コイル1層目の電機子巻線1eと接続することで3並列回路が構成できる。同様な結線で1極分の巻線を施した後、接続線15で次の極の接続側6bに接続する。並列回路2,3も並列回路1と同様な結線を施す。
図3は、図2に示す接続側6aの巻線端部の接続部分を軸方向より見た図であり、横軸は周方向を、縦軸は径方向を示している。電機子巻線は、外径側から底コイル1層目の電機子巻線1a,底コイル2層目の電機子巻線1b,上コイル1層目の電機子巻線1c,上コイル2層目の電機子巻線1dの順で配置されている。各電機子巻線は素線から構成され(図示せず)、各層の電機子巻線の素線数は等しいことが望ましいが、素線数が異なっていても構わない。なお、図3において、説明のために必要な部分を黒く網掛けしている。
接続側6a(図2参照)では、底コイル2層目の電機子巻線1bと上コイル1層目の電機子巻線1cとは接続片8で接続され、上コイル2層目の電機子巻線1dと次の電機子巻線の底コイル1層目の電機子巻線1eとは、電機子巻線1eが電機子巻線1aから軸方向に3つずれているので、接続ピッチが3の接続片9で接続されている。このとき、仕様で決められた出力電圧となる電機子巻線同士の接続側端部は、接続片9を介して電気的に接続されている。
本実施形態の接続片8,9は、板形状の導電性物質を用いているが、導電性物質であれば何れの形状でもよい。また、本実施形態の接続片8,9は、電機子巻線の片側に1枚設けているが、図4に示すように、電機子巻線の両側に2枚設けてもよい。
図5は、接続側6a(図2)の巻線端部の接続部分を回転電機の周方向から見た図であり、横軸が回転軸方向を示し、縦軸が径方向を示している。底コイル1層目の電機子巻線1e、及びこの電機子巻線1eの図面裏側方向に配置され、図示されていない電機子巻線1aと、上コイル2層目の電機子巻線1dとの軸方向長さを長くし、底コイル2層目の電機子巻線1bと上コイル1層目の電機子巻線1cとの軸方向長さを短くしている。これにより、接続片8と接続ピッチが3の接続片9とが重ならないようにすることができる。
図6は、反接続側7a(図2)の巻線端部の接続部分を回転軸方向より見た図であり、横軸は周方向を示し、縦軸は径方向を示す。底コイル1層目の電機子巻線1aと上コイル1層目の電機子巻線1cとは、接続スペーサ16を介して接続片10で接続している。
このように底コイル1層目の電機子巻線1a及び上コイル1層目の電機子巻線1cと接続片10との間に接続スペーサ16を設けることにより、接続片10と底コイル2層目の1bの電気的絶縁が確保できる。絶縁をさらに確実にするため接続片10と底コイル2層目の電機子巻線1bとの間に絶縁スペーサ(図示せず)を設けてもよい。そして、底コイル2層目の電機子巻線1bと上コイル2層目の電機子巻線1dとは接続スペーサ16を介して接続片11で接続している。このように底コイル2層目の電機子巻線1bと上コイル2層目の電機子巻線1dと接続片11との間に接続スペーサ16を設けることにより、接続片11と上コイル1層目の電機子巻線1cの電気的絶縁が確保できる。絶縁をさらに確実にするために接続片11と上コイル1層目の電機子巻線1cとの間に絶縁スペーサ(図示せず)を設けてもよい。
図7は、図1に示す電機子巻線40,45の1相分の結線図であり、第1実施形態を示す2種類目の電圧を出力する電機子巻線の構成である。すなわち、図7は、同一スロット内を通過する2層の電機子巻線を並列接続して1ターン巻線を形成し、かつ、各相毎に2並列回路で構成する電機子巻線の1相分の結線図を示している。他の2つの相に関しては、図示された相と同じ結線をそれぞれ120度及び240度ずらした配置となる。図7は、一例として2極54スロットの回転電機を示しているが、他のスロット数でもよい。なお、図7の例では、図の左側の電機子巻線の組が1極目、図の右側の電機子巻線の組が2極目を示している。
図7に示すように、本実施形態では、底コイル4における底コイル1層目41aと底コイル2層目41bとの間、及び上コイル5における上コイル1層目41cと上コイル2層目41dとの間の電気的絶縁を保持したまま、巻線端部で接続する方式とした。そして、底コイル1層目41aと上コイル1層目41cとの間、及び底コイル2層目41bと上コイル2層目41dとの間をそれぞれ接続する順接続31と、底コイル1層目41aと上コイル2層目41dとの間、及び底コイル2層目41bと上コイル1層目41cとの間をそれぞれ接続する逆接続32との、2種類の接続を組み合わせて並列回路を構成するものとした。順接続31では2層の巻線で構成する並列回路間の鎖交磁束(図示せず)が同じ方向となり、逆接続32では2層の巻線で構成する並列回路間の鎖交磁束(図示せず)が逆方向となる。
2層の巻線で構成する並列回路の間を鎖交する磁束(図示せず)は、上コイル5と底コイル4で異なる。そして、底コイル4の2層の巻線で構成する並列回路の間を鎖交する磁束はすべてのスロットで大体同じ値となるが、上コイル5では同相のスロット(図示せず)と異相のスロット(図示せず)で鎖交磁束が異なる。そこで複数スロットにある2層の巻線で並列回路を構成し、順接続31と逆接続32とを組み合わせて2層の巻線で構成する並列回路の間の鎖交磁束を打ち消す構成とすることで誘導電流を低減することができる。1極目の巻線の巻始め33aと2極目の巻線の巻始め33bとの間、及び1極目の巻線の巻き終わり34aと2極目の巻き終わり34bとの間をそれぞれ接続線15で並列接続し、出力端子35に接続する。
図8は、反接続側7aの巻線端部の接続部分を軸方向より見た図であり、横軸は周方向を示し縦軸は径方向を示している。以下、順接続31について説明する。底コイル1層目41aと上コイル1層目41cは、接続スペーサ16を介して接続片10で接続されている。このとき、電機子巻線と接続片10とは、ロウ付けにより電気的に接続されている。
このように底コイル1層目41aと接続片10との間、及び上コイル1層目41cと接続片10との間に接続スペーサ16を設けることにより、接続片10と底コイル2層目41bの電気的絶縁が確保できる。絶縁をさらに確実にするため、接続片10と底コイル2層目41bとの間に絶縁スペーサ(図示せず)を設けてもよい。そして、底コイル2層目41bと上コイル2層目41dとは、接続スペーサ16を介して接続片11で接続されている。このように、底コイル2層目41bと接続片11との間、及び上コイル2層目41dと接続片11との間に接続スペーサ16を設けることにより、接続片11と上コイル1層目41cの電気的絶縁が確保できる。絶縁をさらに確実にするため、接続片11と上コイル1層目41cとの間に絶縁スペーサ(図示せず)を設けてもよい。
図9は、接続側6aの巻線端部の接続部分を軸方向より見た図であり、横軸は周方向を示し縦軸は径方向を示している。以下、逆接続32について説明する。底コイル1層目41hと上コイル2層目41gは、接続スペーサ16を介して接続片26で接続されている。このとき、電機子巻線と接続スペーサ16と接続片26は、ロウ付けにより電気的に接続されている。
このように、底コイル1層目41hと上コイル2層目41gと接続片26との間に接続スペーサ16を設けることにより、接続片26と底コイル2層目41iとの間、及び接続片26と上コイル1層目41fとの間の電気的絶縁が確保できる。絶縁をさらに確実にするため、接続片26と底コイル2層目41iとの間、及び接続片26と上コイル1層目41fとの間に絶縁スペーサ(図示せず)を設けてもよい。そして、底コイル2層目41iと上コイル1層目41fは接続片27で接続している。このとき、電機子巻線と接続片27は、ロウ付けにより電気的に接続されている。
次に、図9において、巻線の巻始め33aと巻き終わり34aについて説明する。2層の巻線で構成する並列回路は複数のスロットの巻線を用いるが、その巻線の巻始め33aでは、底コイル1層目41jと底コイル2層目41kとを接続片36を用いて電気的に接続する。同様に、巻き終わり34aでは上コイル1層目41mと上コイル2層目41nとを接続片36を用いて電気的に接続する。他の極の巻始め33bと巻き終わり34b、及び他の相も同様な構成とする。
図10は、スロット17の内部の電機子巻線の構成を示した断面図である。底コイル4と上コイル5とは、各々2層の電機子巻線1a,1b,1c,1dで構成されている。2層の電機子巻線はそれぞれ絶縁20を施して電気的な絶縁を確保するが、2層の電機子巻線間の電位差は電機子巻線と対地との電位差より小さいため、絶縁20は主絶縁21ほどの絶縁耐力は必要ない。底コイルと上コイルとはそれぞれ主絶縁21で対地絶縁を施し、スペーサ23a,23b,23cと共にスロット17(図1参照)に納めて、くさび22で固定する構成となる。
本実施形態では、2層の電機子巻線にそれぞれ絶縁20を施した後、電機子巻線と絶縁20とを一緒にして主絶縁21を施しているが、絶縁20の代わりに主絶縁21としてそれぞれ別の電機子巻線で構成してもよい。
また、本実施形態によれば、電機子巻線を4層で構成したため、従来の2層の構成より1層あたりの巻線の高さが低くなる。したがって、1層あたりの巻線に鎖交する磁束が小さくなり、これにより発生する交流損失が低減できて回転電機が高効率となる。
ここで、電機子巻線と接続スペーサと接続片を電気的に接続する具体的な実施形態について説明する。図11は、本発明の第1実施形態における図6の電機子巻線と接続片の接続状態を示す斜視図である。
該図に示す如く、電機子巻線は、外径側80の底コイル4と内径側70の上コイル5とから構成され、本実施形態の上コイル5と底コイル4とは素線73(コイル)を2列にしている。底コイル4は、縦方向2層に底コイル1層目1aと底コイル2層目1bとに分けられている。また、上コイル5も縦方向2層に上コイル1層目1cと上コイル2層目1dとに分けられている。底コイル1層目1aと底コイル2層目1bとの素線73の段数は等しいことが望ましいが、素線73の段数が異なっていても構わない。同様に、上コイル1層目1cと上コイル2層目1dとの素線73の段数も等しいことが望ましいが、素線73の段数が異なっていても構わない。
底コイル1層目1aと底コイル2層目1bとはスペーサ(図示せず)を介して電気的に絶縁されている。また、上コイル1層目1cと上コイル2層目1dもスペーサ(図示せず)を介して電気的に絶縁されている。そして、底コイル1層目1a,底コイル2層目1b,上コイル1層目1c、及び上コイル2層目1dはそれぞれ独立に素線73を転位する。転位する角度は360度以上とするが、好ましくは各素線73は540度転位とすることが損失低減に効果がある。
底コイル2層目1bと上コイル2層目1dを接続スペーサ16を介して接続片11で接続して、それぞれロウ付けにより電気的に接続されている。また、接続片11は、上コイル1層目1cと上コイル2層目1dが短絡しないように接続スペーサ16を設けている。絶縁をさらに確実にするため接続片11と上コイル1層目1cの間にスペーサ(図示せず)を設けてもよい。
また、底コイル1層目1aと上コイル1層目1cを接続片10で接続し、それぞれロウ付けにより電気的に接続されている。なお、接続片10も底コイル1層目1aと底コイル2層目1bが短絡しないように接続スペーサ16を設けている。絶縁をさらに確実にするために接続片10と底コイル2層目1bの間にスペーサ(図示せず)を設けてもよい。
本実施形態によれば、1種類目の電圧を出力する結線では、同一スロット内を通過する電機子巻線を2層ずつ直列に接続して2ターン巻線を形成しているため、全体の巻数が2倍となる。そして各相毎に3並列回路で構成するため、3/2並列回路となり、1並列回路に比較して電圧は0.67倍となる。一方、2種類目の電圧を出力する結線では、電機子巻線を2層ずつ並列に接続して1ターン巻線を形成し、各相毎に2並列回路で構成すれば電圧は1並列回路に比較して0.5倍となり、1種類目と2種類目の電圧の差は1.33倍であるため、巻線の絶縁耐力と温度上昇との余裕も少なくて済み、また巻線の端部結線は、回転電機の出力電圧によって決まる電機子巻線同士が接続板で電気的に接続されているため、コストを低減することが可能となる。
さらに、1スロット内の電機子巻線が4層となるため、従来の2層の構成より、1層あたりの巻線のサイズが小さくなる。したがって巻線の鎖交磁束が小さくなるため、これによる電機子巻線の交流損失が低減でき、回転電機が高効率となる効果を呈することもできる。
《第2実施形態》
図12は、本発明の第2実施形態である回転電機の電機子巻線の1相分の結線図である。なお、回転電機の構造図は図1と同様であるので説明を省略する。
図12の結線は、図2の第1実施形態と比べて、接続側6aのコイルピッチと接続方法が異なっている。図2の第1実施形態では、電機子巻線のコイルピッチは同一スロット内を通過する1ターン目と2ターン目とが等しく、接続側6aのコイルピッチと反接続側7aのコイルピッチとが等しく、接続側6aの巻線端部に接続ピッチが3の接続片9を有する構造としていた。
図12に示すように、第2実施形態では、電機子巻線のコイルピッチは、同一スロット内を通過する1ターン目と2ターン目とが等しく、接続側6aのコイルピッチは、反接続側7aのコイルピッチより1つ少なく、接続側6aの巻線端部に接続ピッチが1と接続ピッチが2の2種類の接続片を有する構造とした。上コイル1層目の電機子巻線1cは接続側6aで接続ピッチが1の接続片12で底コイル2層目の電機子巻線1bに接続する。そして、上コイル2層目の電機子巻線1dは接続側6aで接続ピッチが2の接続片13で次の電機子巻線の底コイル1層目の電機子巻線1eに接続する。
図13は、図12における接続側6aの巻線端部の接続部分を軸方向より見た図であり、横軸は周方向を示し、縦軸は径方向を示す。接続側6aのコイルピッチは反接続側7a(図12参照)のコイルピッチより1つ少ない構成であるため、底コイル1層目の電機子巻線1a,底コイル2層目の電機子巻線1bと上コイル1層目の電機子巻線1c,上コイル2層目の電機子巻線1dはコイル位置が周方向に1つずれたものとなる。接続側6aでは、上コイル1層目の電機子巻線1cと底コイル2層目の電機子巻線1bを接続ピッチが1の接続片12で接続して、上コイル2層目の電機子巻線1dと次の電機子巻線の底コイル1層目の電機子巻線1eとは接続ピッチが2の接続片13で接続する。このとき、仕様で決められた出力電圧となる電機子巻線同士の接続側端部と接続片12,13は、ロウ付けにより電気的に接続されている。
なお、接続方法は前述の図11で説明済みであるので重複する説明は省略する。図2の第1実施形態では接続ピッチが3の接続片9を要するが、本実施形態では接続ピッチが1と接続ピッチが2の接続片であるため、接続片の長さが短くなり、大型回転電機の場合、接続片の接続作業が容易になる利点がある。本実施形態では反接続側7a(図12参照)の巻線端部の構成は図6と同じである。なお、この実施形態でも、第1実施形態と同様の効果が得られる。
《第3実施形態》
図14は、本発明の第3実施形態を示す電機子巻線の反接続側7aの巻線端部接続部分を軸方向より見た図であり、横軸は周方向を示し、縦軸は径方向を示す。図14の第3実施形態の例では、図6の第1実施形態の例と比べて、接続片の形状が異なっている。図6の第1実施形態では、電機子巻線と接続片10または接続片11との接続に接続スペーサ16を介する構造としていた。
図14の第3実施形態では、接続片41,42として段付構造の導電性物質を用いたものである。即ち、底コイル1層目41aと上コイル1層目41cとの接続に、底コイル1層目41a及び上コイル1層目41cとの接続部分が、他の部分より肉厚の段付接続片41を用いている。この段付接続片41を用いることにより、段付接続片41と底コイル2層目41bとの絶縁が確保でき、図6の接続スペーサ16を省略することができる。同様にして、底コイル2層目41bと上コイル2層目41dとの接続に段付接続片42を用いることで、段付接続片42と上コイル1層目41cとの絶縁が確保できる。
絶縁をさらに確実にするためには、段付接続片41と底コイル2層目41bの間、及び段付接続片42と上コイル1層目41cの間に、それぞれ絶縁スペーサ(図示せず)を設けてもよい。この場合も、電機子巻線と段付接続片42は、ロウ付けにより電気的に接続されている。
また、図8,図9の第1実施形態の例においても、同様に段付構造の接続片を用いることで接続スペーサ16を省略することができる。第3実施形態においても第1及び第2実施形態の場合と同様の効果が得られる。
本発明の第1実施形態である回転電機の構成図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線の結線図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線の接続側端部の接続図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線を変形した接続側端部の接続図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線の接続側端部の接続図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線の反接続側端部の接続図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線の結線図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線の反接続側端部の接続図である。 本発明の第1実施形態の電機子巻線の接続側端部の接続図である。 本発明に係るスロット内部の電機子巻線の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における電機子巻線と接続片の接続状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態の電機子巻線の結線図である。 本発明の第2実施形態の電機子巻線の接続側端部の接続図である。 本発明の第3実施形態の電機子巻線の反接続側端部の接続図である。
符号の説明
1,2,3 並列回路
1a 底コイル1層目
1b 底コイル2層目
1c 上コイル1層目
1d 上コイル2層目
1e 電機子巻線
4 底コイル
5 上コイル
6a,6b 接続側
7a,7b 反接続側
8,8a,9,9b,10,11,12,13,26,27,36 接続片
15 接続線
16 接続スペーサ
17 スロット
20 絶縁
21 主絶縁
22 くさび
23a,23b,23c スペーサ
30a 固定子鉄心
31a エンドクランプ
31 順接続
32 逆接続
33a,33b 巻始
34a,34b 巻終
40,45 電機子巻線
41,42 段付接続片
50 回転軸
51 回転子
60 固定子枠
70 内径側
73 素線
80 外径側
100 回転電機

Claims (4)

  1. 回転子鉄心及び該回転子鉄心に設けられたスロット内に収納された磁極巻線から成る回転子と、前記回転子鉄心と対向配置され、かつ軸方向に形成された複数のスロットを内周部に設けた固定子鉄心及び前記固定子鉄心の各スロット内に施された電機子巻線から成る固定子とを備えた回転電機において、
    前記固定子鉄心の各スロットにおける1スロット内の前記電機子巻線は、径方向において4以上の偶数層で構成され、その電機子巻線の端部は、回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線同士が接続片を介して電気的に接続され、
    回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線は、前記固定子鉄心の各スロットにおいて同一スロット内を通過する電機子巻線であって、2層ずつ直列に結線されて2ターン巻線で形成され、かつ、その電機子巻線は各相毎に3並列回路で構成され、
    前記電機子巻線のコイルピッチは、前記固定子鉄心の各スロットにおいて同一のスロット内を通過する1ターン目と2ターン目とが等しく、かつ、外部に接続する接続側のコイルピッチ、及びこの接続側に対して軸方向反対側の反接続側のコイルピッチが等しく、前記接続側の巻線端部に接続ピッチが3の接続片が設けられていることを特徴とする回転電機。
  2. 回転子鉄心及び該回転子鉄心に設けられたスロット内に収納された磁極巻線から成る回転子と、前記回転子鉄心と対向配置され、かつ軸方向に形成された複数のスロットを内周部に設けた固定子鉄心及び前記固定子鉄心の各スロット内に施された電機子巻線から成る固定子とを備えた回転電機において、
    前記固定子鉄心の各スロットにおける1スロット内の前記電機子巻線は、径方向において4以上の偶数層で構成され、その電機子巻線の端部は、回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線同士が接続片を介して電気的に接続され、
    回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線は、前記固定子鉄心の各スロットにおいて同一スロット内を通過する電機子巻線であって、2層ずつ直列に結線されて2ターン巻線で形成され、かつ、その電機子巻線は各相毎に3並列回路で構成され、
    前記電機子巻線のコイルピッチは、前記固定子鉄心の各スロットにおいて同一のスロット内を通過する1ターン目と2ターン目とが等しく、かつ、外部に接続する接続側のコイルピッチは、この接続側に対して軸方向反対側の反接続側のコイルピッチより1つ少なく、前記接続側の巻線端部における接続ピッチには、接続ピッチが1と接続ピッチが2との2種類の接続片が設けられていることを特徴とする回転電機。
  3. 回転子鉄心及び該回転子鉄心に設けられたスロット内に収納された磁極巻線から成る回転子と、前記回転子鉄心と対向配置され、かつ軸方向に形成された複数のスロットを内周部に設けた固定子鉄心及び前記固定子鉄心の各スロット内に施された電機子巻線から成る固定子とを備えた回転電機において、
    前記固定子鉄心の各スロットにおける1スロット内の前記電機子巻線は、径方向において4以上の偶数層で構成され、その電機子巻線の端部は、回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線同士が接続片を介して電気的に接続され、
    回転電機の出力電圧によって決まる前記電機子巻線は、前記固定子鉄心の各スロットにおいて同一スロット内を通過する2層の電機子巻線であって、並列に結線されて1ターン巻線で形成され、かつ、その電機子巻線は各相毎に2並列回路で構成され、
    前記電機子巻線は、最内径側の電機子巻線と最外径側から2層目にある電機子巻線、及び最内周側から2層目にある電機子巻線と最外径側の電機子巻線の端部でそれぞれ結線するものと、最内径側の電機子巻線と最外径側の電機子巻線、及び最内周側から2層目にある電機子巻線と最外周側から2層目にある電機子巻線の端部でそれぞれ結線するものとの、2種類の結線を組み合わせて並列回路が構成されていることを特徴とする回転電機。
  4. 前記最外周側から1層目にある電機子巻線と最内周側から1層目にある電機子巻線の軸方向長さを、前記最外周側から2層目にある電機子巻線と最内周側から2層目にある電機子巻線の軸方向長さより長くし、それぞれの長さの電機子巻線端部同士を接続片を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の回転電機。
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