JP5776716B2 - ロボットシステム及び被作業物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボットシステム及び被作業物の製造方法に関する。
従来、様々な製品の生産ラインにおいてロボットシステムが用いられている。例えば、特許文献1,2は、ロボットで被作業物(ワーク)を把持するために、被作業物をカメラによって撮像することで被作業物の位置や姿勢を認識するロボットシステムを開示している。
特開2010−188459号公報 特開2012−011501号公報
ところで、ロボットシステムが設置される工場等には、自然光を含む多数の光源が存在する。これらの多数の光源の存在に加え、カメラで被作業物を撮像する際に発光装置(フラッシュ)が用いられると、カメラのダイナミックレンジを超える光をカメラが受光して、白飛びが発生し得る。白飛びが発生すると、白色に塗りつぶされた領域が撮像画像に含まれるため、被作業物を適切に認識することができないことがある。
そのため、本発明の目的は、被作業物の位置や姿勢をより正確に検出することが可能なロボットシステム及び被作業物の製造方法を提供することにある。
本発明の一側面に係るロボットシステムは、被作業物に対して所定の作業を行うように構成されたロボットと、被作業物を撮像する撮像部と、被作業物を照明する複数の照明部と、複数の照明部の動作を制御する制御部とを備え、制御部は、撮像部が受光する光が撮像部のダイナミックレンジ内となるように、複数の照明部のうちの少なくとも一つの動作を制御する。
本発明によれば、被作業物の位置や姿勢をより正確に検出することが可能なロボットシステム及び被作業物の製造方法を提供できる。
図1は、本実施形態に係るロボットシステムを示す側面図である。 図2は、本実施形態に係るロボットシステムを示すブロック図である。 図3は、本実施形態の他の例に係るロボットシステムを示す側面図である。 図4は、本実施形態の他の例に係るロボットシステムを示すブロック図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、以下の本実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
本実施形態に係るロボットシステム1は、ワーク(被作業物)Wに対して、各セル100A,100B内に収容されたロボット10A,10Bが加工や組立等の種々の作業を行うものである。このようなロボットシステム1は、セル生産システムとも呼ばれる。ワークWは、ロボットシステム1により搬送あるいは組付などの作業を受けるあらゆる物品が該当し得る。ワークW自身が被作業物ともなり得るし、ワークWを用いて構成される製品若しくは半製品、又は、複数の部品が組み合わされて構成された製品若しくは半製品も被作業物となり得る。本実施形態に係るロボットシステム1では、ロボット10A,10Bを収容するセル100A,100Bを高密度に配置することにより、ワークWの生産性向上が図られている。
ロボットシステム1は、図1に示されるように、2つのセル100A,100Bと、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)200と、コンピュータ(PC)300とを備える。本実施形態では、2つのセル100A,100Bが隣接配置されて構成されたロボットシステム1について説明するが、ロボットシステム1は、2つ以上のセルによって構成されていてもよい。セル100A,100Bの構成は略同等であるため、以下では、セル100Aの構成について説明し、セル100Bの説明は省略する。
セル100Aは、ワークWに対して種々の作業を行うロボット10Aと、ロボット10Aを収容する筐体102Aとを有する。筐体110Aは、ロボット10Aが載置される矩形状の底壁部112Aと、底壁部112Aの各辺に立設された側壁部114Aと、各側壁部114Aの上端に設けられた天壁部116Aとを含む。底壁部112A、側壁部114A及び天壁部116Aによって構成される収容空間内に、ロボット10Aが収容されている。
底壁部112Aの下面には、セル100Aを移動可能にするためのキャスタ118Aと、セル100Aを固定するためのストッパ120Aとが設けられている。側壁部114Aのうちセル100Bの筐体102Bと接する部分には、側壁部114Bに形成された連通孔HBと接続される連通孔HAが形成されている。そのため、連通孔HA,HBにより、筐体102Aの収容空間と筐体102Bの収容空間とが連通されている。連通孔HA,HBにはそれぞれ、連通孔HA,HBを開閉可能な扉(図示せず)が設けられており、セル100A,100B同士が接続されていないときには、当該扉により連通孔HA,HBが閉塞される。
セル100Aの正面側の側壁部114Aには、ワークWの供給及び搬出を行うための開口部(図示せず)や、ロボットの作業状況を確認するためのモニタ(図示せず)、各種の計器(図示せず)、スイッチ(図示せず)等が集中配置されている。これにより、作業者はロボットシステム1の操作をセル11の正面側のみで行うことができる。筐体102A内におけるロボット10Aの作業状況を作業者が確認するために、側壁部114A及び天壁部116Aの少なくとも一部に、透明且つ耐衝撃性に優れた材料(例えば、ポリカーボーネート)で形成された窓部(図示せず)が設けられていてもよい。
セル100A内には、作業台12Aと、工具箱14Aと、ロボットコントローラ(RC)16Aと、カメラ18Aと、照明装置20Aと、センサ22Aとが配置されている。作業台12A上にはワークWが載置され、作業台12A上において、ワークWに対してロボット10Aによる作業が行われる。
工具箱14Aは、ワークWに対してロボット10Aにより作業を行うための工具(エンドエフェクタ)を収容しており、作業台12A上に配置されている。当該工具としては、ハンド、ドライバ、リベット、ドリル、可搬型カメラなどが含まれる。ロボットコントローラ16Aは、ロボット10A、カメラ18A、照明装置20A、センサ22A、及びプログラマブルロジックコントローラ200と接続されており、これらとの間で情報の入出力を行う。本実施形態では、ロボットコントローラ16Aは、作業台12Aの下面に配置されており、ケーブルハーネス24Aによってロボット10Aと接続されているが、ロボット10Aとロボットコントローラ16Aとを無線で接続してもよいし、ロボットコントローラ16Aをロボット10Aに内蔵してもよい。
カメラ18Aは、天壁部116Aに配置されており、主として作業台12Aを上方から撮像する。照明装置20Aは、天壁部116Aに配置されている。照明装置20Aとしては、例えば、閃光を発するフラッシュや、連続的に所定量の光を発する電球、蛍光灯、LEDなどといった、種々の光源を用いることができる。センサ22Aは、天壁部116Aにおいてカメラ18Aの近傍に配置されており、カメラ18Aが受光する光の強さ(例えば、光度、輝度、照度など)を検出する。
ロボット10Aは、マニピュレータとも称される。ロボット10Aは、基礎部122Aを介して筐体110Aの底壁部112Aに設けられており、作業台12Aの側方に配置されている。ロボット10Aは、ロボットコントローラ16Aから出力される動作命令に基づいて動作する。ここで、動作命令とは、ロボットを動作させるプログラムであるコマンドや、ロボットを動作させるプログラムのまとまりであるジョブである。
ロボット10Aは、第1〜第6のアーム10A〜10Aを有する。第1のアーム10Aは、基礎部122Aに連結されており、第1〜第6のアーム10A〜10Aは、基端(基礎部122A)側からこの順に直列に連結されている。基礎部122Aと第1のアーム10Aとの連結部、及び隣接する各アーム10A〜10A同士の各連結部はそれぞれ、ロボット10Aの関節として機能する。
ロボット10Aは、複数のアクチュエータを有する。各アクチュエータは、各関節にそれぞれ対応しており、各アーム10A〜10Aをそれぞれの関節を中心に揺動させる(図1の矢印参照)。
ロボット10Aの先端に位置する第6のアーム10Aには、ハンド等のエンドエフェクタEAが着脱可能である。エンドエフェクタEAは、第6のアーム10A内に設けられたアクチュエータによって駆動される。図1に示されるように、エンドエフェクタEAがハンドである場合には、一対の把持片が互いに近接又は離間するようにアクチュエータによって駆動され、ワークWを把持したり、把持したワークWの姿勢を変更したり、把持したワークWを搬送したりすることが可能となる。
プログラマブルロジックコントローラ200は、ロボットコントローラ16A,16Bを介してロボット10A,10Bを制御し、例えばワークの組み立て、接合及び搬送等、様々な作業を実行させる。コンピュータ300は、カメラ18A,18Bが撮像した画像を処理して、ワークWの位置や姿勢を認識する。
続いて、図2を参照して、ロボットシステム1のシステム構成について説明する。ロボットシステム1は、ロボットコントローラ16A,16Bと、ロボット10A,10Bと、エンドエフェクタEA,EBと、カメラ18A,18Bと、センサ22A,22Bと、照明装置20A,20Bと、プログラマブルロジックコントローラ200と、コンピュータ300とを含んで構成されている。
ロボットコントローラ16Aは、制御部26Aと、通信部28Aと、記憶部30Aとを有する。制御部26Aは、動作命令を出すことによりロボット10Aの動作を制御する。具体的には、制御部26Aは、ケーブルハーネス24Aを介してロボット10Aのアクチュエータに接続されており、動作命令によってアクチュエータを駆動させ、ロボット10Aの動作を制御している。
制御部26Aは、カメラ18Aに指示して、カメラ18Aの撮像領域に含まれる撮像対象物(例えば、作業台12A上のワークW)を撮像させる。制御部26Aは、センサ22Aが検出した光の強さを信号として受信する。制御部26Aは、照明装置20Aに指示して、カメラ18Aによる撮像に際して照明を行う。制御部26Aは、カメラ18Aが所望の光を受光できるように、センサ22Aから受信した信号に基づいて照明装置20Aによる光の強さを制御する。
制御部26Aは、セル100A,100B同士が接続されたことを検知する検知センサ(図示せず)からの信号が入力されると、複数のセル100A,100Bが接続された接続モードに設定が変更されたと判断して、当該接続モードによる動作をロボット10A、エンドエフェクタEA、カメラ18A及び照明装置20Aに行わせる。当該検知センサとしては、セルの側壁部114A,114Bが接触したことを検知できる圧力センサや、セルの側壁部114A,114Bが接触したことによる電気的変化を検知するセンサや、セルの側壁部114A,114Bが接触したことによる温度変化を検知するセンサ等が利用できる。あるいは、制御部26Aは、プラグアンドプレイ方式により、セル100A,100Bのケーブル同士が接続されたことを契機に接続モードに設定を変更してもよい。なお、制御部26Aとセル100Bとは無線で接続されてもよい。
制御部26Aは、接続モードへ設定が変更されたときに、連通孔HA,HBをそれぞれ閉塞している扉を開放させる。これにより、筐体102Aの収容空間と筐体102Bの収容空間とが連通され、一方のロボットに他方の筐体内を利用させることができる。すなわち、ロボットの作業領域を拡大することができる。
通信部28Aは、制御部26Aとプログラマブルロジックコントローラ200との間で通信を行い、制御部26Aの設定が接続モードに変更されたことを示す信号を、他方のロボットコントローラ16B(制御部28B)に送信する。通信部28Aは、制御部26Aとプログラマブルロジックコントローラ200との間で通信を行い、他方のロボットコントローラ16Bの制御部28Bの設定が接続モードに変更されてことを示す信号を、他方のロボットコントローラ16Bから受信する。通信部28A,28Bの間の通信は、ロボットコントローラ16A,16Bの上位装置であるプログラマブルロジックコントローラ200を介さずに、直接行われてもよい。通信部28A,28Bの間の通信は、有線又は無線により行われもよい。
記憶部30Aは、ロボット10A、エンドエフェクタEA、カメラ18A及び照明装置20Aを動作させるプログラムであるコマンドや、当該プログラムのまとまりであるジョブを記憶している。記憶部30Aからコマンド又はジョブが制御部26Aによって読み出されると、読み出されたコマンド又はジョブに従って、ロボット10A、エンドエフェクタEA、カメラ18A又は照明装置20Aが動作される。
ところで、セル100A,100Bが設置される工場等には、自然光を含む多数の光源が存在している。例えば、図1においては、蛍光灯Lが天井に設けられている。これらの光源に加えて、隣接するセル100A,100Bがそれぞれ照明装置20A,20Bを有しているので、同じタイミングで照明装置20A,20Bが閃光を発すると、カメラ18A,18Bのダイナミックレンジを超える光をカメラ18A,18Bが受光して、白飛びが発生しうる。白飛びが発生すると、白色に塗りつぶされた領域が撮像画像に含まれるため、ワークWを適切に認識することができないことがある。そこで、制御部26A,26Bによる照明装置20A,20Bの制御について説明する。
制御部26A,26Bの設定が接続モードに変更されると、制御部26A,26Bは、撮像時にカメラ18A,18Bが受光する光がカメラ18A,18Bのダイナミックレンジ内となるように、照明装置20A,20Bのうちの少なくとも一つの動作を制御する。具体的には、制御部26A,26Bは、照明装置20A,20Bの少なくとも一方から出射される光の強さを調整することで、撮像時にカメラ18A,18Bが受光する光がカメラ18A,18Bのダイナミックレンジ内となるようにしてもよい。制御部26A,26Bは、照明装置20A,20Bを異なるタイミングで動作させることで、撮像時にカメラ18A,18Bが受光する光がカメラ18A,18Bのダイナミックレンジ内となるようにしてもよい。制御部26A,26Bは、照明装置20A,20Bのうちの少なくとも一方の光の照射方向を制御する(例えば、照明装置20A,20Bを互いに反対側に向けさせる)ことで、撮像時にカメラ18A,18Bが受光する光がカメラ18A,18Bのダイナミックレンジ内となるようにしてもよい。制御部26A,26Bは、センサ22A,22Bによって検出された光の強さに応じて、照明装置20A,20Bのうちの少なくとも一方を上記のように動作させてもよい。
例えば、セル100A内にワークWが搬送されると、ワークWが作業台12Aに載置される。続いて、制御部26Aの指示に基づき、カメラ18AがワークWを撮像する。カメラ18AによるワークWの撮像が行われると、その画像データがコンピュータ300に送信される。コンピュータ300は、当該画像データを画像処理して、カメラ18Aが撮像したワークWの位置や姿勢を認識する。コンピュータ300は、認識したワークWの位置や姿勢のデータをロボットコントローラ16A(通信部28A)に送信する。ワークWの位置や姿勢の当該データに基づいて、制御部26Aはロボット10A及びエンドエフェクタEAを制御し、ワークWに対して所定の作業を行わせる。作業が完了すると、ワークWはセル100Aの外(例えば、隣接するセル100B)へと搬出される。こうして、ワークWの製造が行われる。
以上のような本実施形態では、制御部26A,26Bは、撮像時にカメラ18A,18Bが受光する光がカメラ18A,18Bのダイナミックレンジ内となるように、照明装置20A,20Bのうちの少なくとも一つの動作を制御している。そのため、カメラ18A,18Bが撮像した撮像画像に白飛びが発生する虞が極めて低くなる。その結果、ワークWの位置や姿勢をより正確に検出することが可能となる。しかも、カメラ18A,18Bでワークを撮像する領域を暗幕で仕切ることを要しないので、ロボット10A,10Bがより広範囲を動作可能となる。
本実施形態では、制御部26A,26Bは、センサ22A,22Bによって検出された光の強さに応じて、照明装置20A,20Bのうちの少なくとも一方の動作を制御している。そのため、セル100A,100Bが置かれた環境における明るさに応じて、照明装置20A,20Bによる光の強さや照射タイミングを自動的に調整することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、制御部26A,26Bは、セル100A,100Bが有する照明装置20A,20Bの制御に加えて、又はセル100A,100Bが有する照明装置20A,20Bの制御に代えて、セル100A,100Bの外部の光源(例えば、蛍光灯L)の光の強さや照射タイミングを制御してもよい。
制御部26A,26Bは、照明装置20A,20Bの制御に加えて、又は照明装置20A,20Bの制御に代えて、カメラ18A,18Bのシャッタスピードを制御してもよい。
制御部26A,26Bは、照明装置20A,20Bの制御に加えて、又は照明装置20A,20Bの制御に代えて、カメラ18A,18Bによる撮像時に各撮像領域をそれぞれ暗幕で自動的に覆うと共に、カメラ18A,18Bによる撮像後に各暗幕を自動的に開放するようにしてもよい。
上記実施形態では、ロボットシステム1がセル100A,100Bを備えるセル生産システムである場合について説明したが、本発明は、セル生産システム以外のロボットシステムに適用することもできる。具体的には、図3及び図4に示されるように、ロボットシステム2は、少なくとも一つのワークWを所定の方向に搬送するコンベア32と、コンベア32の側方に配置されたロボット10Aと、カメラ18A,18Bと、照明装置20A,20Bと、センサ22A,22Bとを備える。
ロボットシステム2では、カメラ18A、照明装置20A及びセンサ22Aは、ワークWに対してロボット10Aによる作業を行う際に、ワークWの位置や姿勢を認識するために用いられる。ロボットシステム2では、カメラ18B、照明装置20B及びセンサ22Bは、コンベア32によるワークWの搬送方向において、カメラ18A、照明装置20A、センサ22A及びロボット10Aよりも上流側に配置されている。カメラ18B、照明装置20B及びセンサ22Bは、例えばワークWの外観等を検査するために用いられる。カメラ18B、照明装置20B、センサ22B及びコンベア32は、コンピュータ300に接続されている。
コンピュータ300は、カメラ18B、照明装置20B及びコンベア32の動作を制御する。コンピュータ300は、センサ22Bが検出した光の強さを信号として受信する。
コンピュータ300の指示に基づき、カメラ18BがワークWを撮像すると、その画像データがコンピュータ300に送信される。コンピュータ300は、当該画像データを画像処理して、ワークWに不良(例えば、欠け、割れ、ひびなど)があるかどうかを検査する。コンピュータ300による外観検査の結果、ワークWが良品であると判定されると、コンピュータ300は当該判定結果をロボットコントローラ16Aに送信する。制御部26Aは、通信部28Aを介して当該判定結果を受信すると、良品であると判定されたワークWがコンベア32によってロボット10Aまで搬送されたときに、ロボット10A及び/又はエンドエフェクタEAに指示して当該ワークWに対して作業を行わせる。
一方、コンピュータ300による外観検査の結果、ワークWが不良品であると判定されると、コンピュータ300は当該判定結果をロボットコントローラ16Aに送信する。制御部26Aは、通信部28Aを介して当該判定結果を受信すると、不良品であると判定されたワークWがコンベア32によってロボット10Aまで搬送されても、ロボット10A及び/又はエンドエフェクタEAに当該ワークWに対する作業を行わせない。
このようなロボットシステム2においても、ロボットシステム2が設置される工場等には、自然光を含む多数の光源が存在している。例えば、図4においては、蛍光灯Lが天井に設けられている。これらの光源に加えて、コンベア32の上流側及び下流側にそれぞれ照明装置20A,20Bが設けられているので、同じタイミングで照明装置20A,20Bが閃光を発すると、カメラ18A,18Bのダイナミックレンジを超える光をカメラ18A,18Bが受光して、白飛びが発生しうる。
しかしながら、ロボットシステム2においては、制御部26A及びコンピュータ300は、撮像時にカメラ18A,18Bが受光する光がカメラ18A,18Bのダイナミックレンジ内となるように、照明装置20A,20Bのうちの少なくとも一つの動作を制御している。そのため、カメラ18A,18Bが撮像した撮像画像に白飛びが発生する虞が極めて低くなる。その結果、ロボットシステム2においても、ワークWの位置や姿勢をより正確に検出することが可能となる。
1,2…ロボットシステム、10A,10B…ロボット、16A,16B…ロボットコントローラ(RC)、18A,18B…カメラ、20A,20B…照明装置、22A,22B…センサ、26A,26B…制御部、100A,100B…セル、200…プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、300…コンピュータ(PC)、W…ワーク(被作業物)。

Claims (7)

  1. 被作業物に対して所定の作業を行うように構成されたロボットと、前記被作業物を撮像する撮像部と、前記被作業物を照明する照明部と、前記ロボット、前記撮像部及び前記照明部を収容する筐体とをそれぞれ有する2つのセルと、
    前記照明部の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記各筐体同士が接続された接続モードに設定が変更されたときに、前記撮像部が受光する光が前記撮像部のダイナミックレンジ内となるように、前記照明部のうちの少なくとも一つの動作を制御する、ロボットシステム。
  2. 前記各筐体同士の接触を検知する検知センサをさらに備え、
    前記検知センサが接触を検知したときに、前記制御部は、前記接続モードに変更される、請求項1に記載のロボットシステム。
  3. 前記制御部は、前記照明部のうち少なくとも一つから出射される光の強さを調整する、請求項1又は2に記載のロボットシステム。
  4. 前記制御部は、前記照明部を異なるタイミングで動作させる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  5. 前記制御部は、前記照明部のうちの少なくとも一つの光の照射方向を制御する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  6. 前記各セルは、光の強さを検出するセンサ部をそれぞれ有し
    前記制御部は、前記センサ部によって検出された光の強さに応じて、前記各撮像部が受光する光が前記各撮像部のダイナミックレンジ内となるように、前記照明部のうちの少なくとも一つの動作を制御する、請求項1〜のいずれか一項に記載のロボットシステム。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載のロボットシステムを用いて被作業物を製造する方法であって、
    前記ロボットの動作領域に前記被作業物を搬入する工程と、
    前記被作業物に対して所定の動作を前記ロボットが行う工程と、
    前記ロボットによる作業が行われた前記被作業物を、前記ロボットの前記動作領域から搬出する工程とを含む、被作業物の製造方法。
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