JP5775328B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

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本発明は、油圧緩衝器に関する。
例えば、減衰力発生機構をシリンダの外側に配置するサスペンションのうち、ユニフロー型油圧緩衝器においては、縮み行程時にピストンロッドがシリンダ内に侵入した分の油液が、第2シリンダから減衰力発生機構を経由してシリンダと外筒との間に形成されたリザーバへ流れるものが知られている。このような油圧緩衝器では、縮み行程時に減衰力発生機構を通過した油液は、外筒に形成された連通路からリザーバへ流入するが、ピストン速度が高速になり連通路からリザーバへ流入する油液の流速が高速になると、その流れが壁面から剥離して噴流になり、その結果、リザーバ内の油液に気泡が発生し、キャビテーションによって安定した減衰力が得られなくおそれがある。
特開平9−264364号公報
そこで、上記特許文献1記載の発明では、リザーバ内における連通路の上方に設けられたバッフルプレートによって、連通路からリザーバへ流入する油液の流速を緩やかに低下させて、噴流の発生を防ぐことにより、リザーバ内の油液に気泡が発生するのを抑止している。しかしながら、バッフルプレートは独立した部品(シリンダ及び外筒とは別体の部品)であるため、製造コストが増加する。また、バッフルプレートが追加されることで組み付け性が悪化するため、工数が増加して生産性が低下する。
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、製造コストの増加及び生産性の低下を引き起こすことなく、シリンダ又は外筒に形成された連通路からリザーバへ流入する油液に気泡が発生することを効果的に抑止することが可能な油圧緩衝器を提供することを課題としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明の油圧緩衝器は、内部に油液が充填されるシリンダと、前記シリンダの外周に設けられる外筒と、前記シリンダと前記外筒との間に形成され油液及びガスが封入されるリザーバと、前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、前記シリンダ内を2つのシリンダ室に分画するピストンと、一端が前記ピストンに連結されて他端が前記シリンダ及び前記外筒の外部へ突出されるピストンロッドと、前記シリンダ及び前記外筒の一端に設けられるロッドガイドとを備える油圧緩衝器であって、前記リザーバの油液中に直接油液を流、前記シリンダ又は前記外筒に形成され、径方向に延びた穴のみからなる連通路を設け、前記ロッドガイドは、前記連通路のリザーバ側の開口に対向する位置まで軸線方向へ延ばされた延出部を有し、該延出部は前記連通路から前記リザーバへ流入する油液の噴流を拡散させることを特徴とする。
本発明によれば、製造コストの増加及び生産性の低下を引き起こすことなく、シリンダ又は外筒に形成された連通路からリザーバへ流入する油液に気泡が発生することを効果的に抑止することが可能な油圧緩衝器を提供することができる。
第1実施形態の油圧緩衝器の軸平面断面図である。 図1におけるA−A断面図である。 第2実施形態の油圧緩衝器の軸平面断面図である。 図3におけるB−B断面図である。 第3実施形態の油圧緩衝器の軸平面断面図である。 図5におけるC−C断面図である。 第4実施形態の油圧緩衝器の軸平面断面図である。 図7におけるD−D断面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を添付した図を参照して説明する。なお、第1実施形態では、鉄道車両のセミアクティブサスペンションに使用されるユニフロー型油圧緩衝器1Aに適用した場合を説明するが、適用をこれに限定することを意図していない。
図1及び図2に示されるように、油圧緩衝器1Aは、シリンダ2の外側に外筒3が設けられた二重筒構造になっており、シリンダ2と外筒3との間にはリザーバ4が形成されている。シリンダ2内には、ピストン5が摺動可能に挿嵌されており、このピストン5によってシリンダ2内が図1における左側の第1シリンダ室2Aと図1における右側の第2シリンダ室2Bとの2つのシリンダ室に分画されている。
図1に示されるように、ピストン5には、ピストンロッド6の一端(図1における右側の端部)が連結されており、ピストンロッド6の他端(図1における左側の端部)側は、第1シリンダ室2Aを通って、シリンダ2及び外筒3の開口側(図1における左側)の端部(一端)に装着されたロッドガイド7に挿通されてシリンダ2の外部へ延びている。シリンダ2の他方の端部(図1における右側の端部)には、第2シリンダ室2Bとリザーバ4とを分画するベースバルブ8が設けられている。そして、シリンダ2内には油液が封入されており、リザーバ4内には油液及びガスが封入されている。
ピストン5には、シリンダ室2A,2B間を連通させる油路9及びこの油路9の第2シリンダ室2B側から第1シリンダ室2A側への油液の流通のみを許容する逆止弁10が設けられている。また、ベースバルブ8には、第2シリンダ室2Bとリザーバ4とを連通させる油路11及びこの油路11のリザーバ4側から第2シリンダ室2B側への油液の流通のみを許容する逆止弁12が設けられている。
シリンダ2の外周には、略円筒状の通路部材13が嵌合されている。通路部材13の内周面13bには、周方向へ延びて軸線方向(図1における左右方向)に間隔をあけて配置された2つの環状溝(符号省略)が形成されている。これにより、図1における左側の環状溝とシリンダ2の外周面2aとの間には、環状油路15が形成される。また、図1における右側の環状溝とシリンダ2の外周面2aとの間には、環状油路18が形成される。環状油路15は、シリンダ2の側壁に設けられた油路16を介して第1シリンダ室2Aに連通されている。また、環状油路18は、シリンダ2の側壁に設けられた油路19を介して第2シリンダ室2Bに連通されている。
外筒3と通路部材13とは、各々、環状油路15,18に連通される接続管21,22によって接続されている。外筒3の外周面3aには、減衰力発生機構24が取り付けられている。また、外筒3には、ロッドガイド7が取り付けられている側(図1における左側)に、リザーバ4と減衰力発生機構24とを連通させる連通路23が設けられている。そして、油路16、環状油路15、接続管21、減衰力発生機構24、接続管22、環状油路18及び油路19によって、第1シリンダ室2Aと第2シリンダ室2Bとが連通される第1油液通路が構成されている。また、油路19、環状油路18、接続管22、減衰力発生機構24及び連通路23によって、第2シリンダ室2Bとリザーバ4とが連通される第2油液通路が構成されている。なお、減衰力発生機構24は、伸び側減衰弁及び縮み側減衰弁を内蔵する先行技術(例えば、上記特許文献1参照)がそのまま適用されており、ここでは、説明を簡潔にするため、減衰力発生機構24の詳細な説明を省く。
通常、ロッドガイド7の軸線方向長さは、図1に示されるL0であるが、第1実施形態の油圧緩衝器1Aでは、ロッドガイド7が、軸線方向ベース(図1における右方向)側へL1だけ延ばされている。言い換えると、ロッドガイド7は、外筒3に形成された連通路23のリザーバ4側の開口に対向する位置まで、軸線方向へ延ばされている。なお、ロッドガイド7の軸線方向へ延ばされた図1における軸線方向長さがL1の部分を延出部25、また、図1における軸線方向長さがL0の部分(本来の部分)をロッドガイドの本体部と各々定義する。
ロッドガイド7は、延出部25の半径が本体部の半径に対してR1だけ小さく設定されている。言い換えると、ロッドガイド7は、延出部25の外周面25aと外筒3の内周面3b及び連通路23のリザーバ4側の開口とが、径方向(図1における上下方向)にR1の間隔をあけて対向するように形成されている。これにより、ロッドガイド7には、延出部25を軸線に向けて径方向へ凹ませる(縮径させる)ことで形成された環状の段部26が設けられる。
次に、第1実施形態の作用を説明する。
油圧緩衝器1の伸び行程時には、ピストン5の移動に伴い、ピストン5の逆止弁10が閉じて第1シリンダ室2A内の油液が加圧される。これにより、油液は、油路16、環状油路15、接続管21を通って減衰力発生機構24へ流れ、さらに、接続管22、環状油路18及び油路19を通って第2シリンダ室2Bへ流れる。そして、ピストンロッド6がシリンダ2内から退出した分の油液が、リザーバ4からベースバルブ8の逆止弁12を通過して第2シリンダ室2Bへ流れる。
また、油圧緩衝器1の縮み行程時には、ピストン5の移動に伴いピストン5の逆止弁10が開いて、第2シリンダ室2Bの油液が、油路9を通って第1シリンダ室2Aに直に流れる。その結果、2つのシリンダ室2A,2B間の圧力が略同一となり、接続管21,22間(減衰力発生機構24内部)では油液の流れが生じない。他方、ピストンロッド6のシリンダ2内への侵入によって、ベースバルブ8の逆止弁12が閉じてシリンダ2内の油液が加圧される。これにより、ピストンロッド6が侵入した分の油液が、第2シリンダ室2Bから油路19、環状油路18および接続管22を通って減衰力発生機構24へ流れ、さらに、連通路23を通過してリザーバ4へ流れる。
そして、第1実施形態では、ロッドガイド7を軸線方向へ延ばして延出部25を形成し、連通路23のリザーバ4側の開口をロッドガイド7の延出部25の外周面25aにR1の間隔をあけて対向させたことにより、延出部25は、噴流を拡散させるバッフル壁(或いはバッフルプレート)と同等に作用する。すなわち、縮み行程において連通路23からリザーバ4へ流入する油液は、連通路23のリザーバ4側の開口正面の壁(延出部25の外周面25a、段部26の壁ともいえる)に衝突し、図1及び図2に示されるように、大別して、延出部25の外周面25aに沿う流れと延出部25の端面25b側に回り込む流れとが生じて、拡散により速度が低下する。さらに、延出部25の外周面25aに沿う流れFL1及び延出部25の端面25b側に回り込む流れFL2は、各々、大別して、図2における時計回り方向(左方向)へ向う方向と反時計回り方向(右方向)へ向う方向に生じる。
したがって、第1実施形態の油圧緩衝器1Aによれば、噴流を拡散させることで連通路23からリザーバ4へ流入する油液の流速が緩やかに低下し、油液の流れが壁面から剥離し難くくなり、噴流による渦の発生が抑止される。これにより、渦が生じることによる気泡の発生やリザーバ4内気体の巻き込みによる気泡の発生、及び油液中へのガスの溶け込みが抑止され、キャビテーション及びエアレーションを防止して安定した減衰力を得ることが可能になる。
また、バッフルプレート等の、連通路23からリザーバ4へ流入する油液を衝突させるための部品(衝突部材)を廃止することができる。これにより、製造コスト及び当該部品を取り付けるための工数を削減することができる。また、油圧緩衝器1の組み付け性が向上し、生産性を高めることができる。さらに、部品(衝突部材)の破損や脱落に起因する不具合が解消され、装置の信頼性を高めることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態を添付した図に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態と同一又は相当の構成には、同一の名称及び符号を付与する。また、説明を簡潔にすることを目的に、第1実施形態と重複する説明を省く。
前述したように、第1実施形態では、ロッドガイド7を軸線方向へ延ばして延出部25を形成するとともに、この延出部25を軸線に向けて径方向へ均一に凹ませて(縮径させて)環状の段部26を形成し、縮み行程時に連通路23からリザーバ4へ流入する油液を延出部25の外周面25a(段部26の壁)に衝突させることにより、連通路23からリザーバ4へ流入する油液の流速を低下させるように油圧緩衝器1Aを構成した。これに対し、第2実施形態の油圧緩衝器1Bでは、ロッドガイド7に環状の段部26を形成する代わりに、図3及び図4に示されるように、延長部25に、連通路23のリザーバ4側の開口に臨む溝部28を設けて構成した。
図4に示されるように、溝部28は、延出部25の端面25bに対して軸線方向(図3における左右方向)へL1の長さを有している。また、溝部28は、連通路23のリザーバ4側の開口に対向する面が、半内円筒面によって形成されている。そして、第2実施形態では、この溝部28が、バッフル壁(或いはバッフルプレート)と同等に作用する。すなわち、縮み行程において連通路23からリザーバ4へ流入する油液は、連通路23のリザーバ4側の開口正面の溝部28の壁に衝突して、図3に示されるように、流れの方向が軸線方向(図3における右方向)へ転換される。
これにより、連通路23からリザーバ4へ流入した油液の速度が低下し、油液の流れが壁面から剥離し難くくなり、噴流による渦の発生が抑止される。その結果、渦が生じることによる気泡の発生及び油液中へのガスの溶け込みが抑止され、キャビテーション及びエアレーションを防止して安定した減衰力を得ることが可能になる。そして、第2実施形態の油圧緩衝器1Bにおいては、前述した第1実施形態の油圧緩衝器1Aと同等の作用効果を得ることができる。なお、第2実施形態では、延長部25に、連通路23のリザーバ4側の開口に臨む溝部28を設ける構成としたが、それに限らず、ロッドガイド7の延長部の側面から中心側に向けて第1の孔を開け、該第1の孔の中心側と貫通するように、ロッドガイド7の軸線方向に第2の孔を開けるようにしてもよい。さらに、ロッドガイド7の延長部側面からロッドガイド7のリザーバ4との対向面に向けて斜めに通路を加工により形成してもよい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態を添付した図に基づき説明する。なお、前述した第1及び第2実施形態と同一又は相当の構成には、同一の名称及び符号を付与する。また、説明を簡潔にすることを目的に、第1及び第2実施形態と重複する説明を省く。
前述したように、第1実施形態では、外筒3に、リザーバ4と減衰力発生機構24とを連通させる連通路23が設けられており、ロッドガイド7を軸線方向へ延ばして延出部25を形成するとともに、この延出部25を軸線に向けて径方向へ均一に凹ませて(縮径させて)環状の段部26を形成し、縮み行程時に連通路23からリザーバ4へ流入する油液を延出部25の外周面25a(段部26の壁)に衝突させることにより、連通路23からリザーバ4へ流入する油液の流速を低下させるように油圧緩衝器1Aが構成されている。
これに対し、第3実施形態は、シリンダ2に、第1シリンダ室2Aとリザーバ4とを連通させる連通路23が設けられており、ロッドガイド7の外周部のみを軸線方向(図5における右方向)へ延ばして環状の延出部25を形成するように油圧緩衝器1Cを構成したものである。言い換えると、第3実施形態では、延出部25が、第1実施形態における段部26が設けられている部分(環状の空間部分)に設けられ、且つ、第1実施形態における延出部25が形成されている部分が空間になっている。そして、第3実施形態における環状の延出部25は、噴流を拡散させるバッフル壁(或いはバッフルプレート)と同等に作用する。
すなわち、第3実施形態では、伸び行程において連通路23からリザーバ4へ流入する油液は、連通路23のリザーバ4側の開口正面の延出部25の壁(延出部25の内周面25c)に衝突し、図5及び図6に示されるように、大別して、延出部25の内周面25cに沿う流れFL1と延出部25の端面25b側に回り込む流れFL2とが生じて速度が低下する。さらに、延出部25の内周面25cに沿う流れFL1及び延出部25の端面25b側に回り込む流れFL2は、各々、大別して、図6における時計回り方向(左方向)へ向う方向と反時計回り方向(右方向)へ向う方向に生じる。そして、第3実施形態の油圧緩衝器1Cにおいては、前述した第1及び第2実施形態の油圧緩衝器1A及び1Bと同等の作用効果を得ることができる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態を添付した図に基づき説明する。なお、前述した第1乃至第3実施形態と同一又は相当の構成には、同一の名称及び符号を付与する。また、説明を簡潔にすることを目的に、第1乃至第3実施形態と重複する説明を省く。
前述したように、第3実施形態では、ロッドガイド7の外周部のみを軸線方向へ延ばして環状の延出部25を形成し、伸び行程時に連通路23からリザーバ4へ流入する油液を延出部25の内周面25cに衝突させて、連通路23からリザーバ4へ流入する油液の流速を低下させるように油圧緩衝器1Cを構成した。これに対し、第4実施形態では、ロッドガイド7のリザーバ4に臨む部分を軸線方向へ延ばして環状の延出部25を形成し、この延長部25の内周部に、連通路23のリザーバ4側の開口に臨む溝部28を設けて油圧緩衝器1Dを構成した。
そして、第4実施形態では、この溝部28が、バッフル壁(或いはバッフルプレート)と同等に作用する。すなわち、伸び行程において連通路23からリザーバ4へ流入する油液は、連通路23のリザーバ4側の開口正面の溝部28の壁に衝突し、図7に示されるように、流れの方向が軸線方向(図7における右方向)へ転換される。これにより、連通路23からリザーバ4へ流入した油液の速度が低下し、油液の流れが壁面から剥離し難くくなり、噴流による渦の発生が抑止される。その結果、第4実施形態の油圧緩衝器1Dにおいては、前述した第1乃至第3実施形態の油圧緩衝器1A乃至Cと同等の作用効果を得ることができる。
1A,1B,1C,1D 油圧緩衝器、2 シリンダ(2a 外周面、2b 内周面、2A 第1シリンダ室、2B 第2シリンダ室)、3 外筒(3a 外周面、2b 内周面)、4 リザーバ、5 ピストン、6 ピストンロッド、7 ロッドガイド、23 連通路、24 減衰力発生機構、25 延出部(25a 外周面、25b 端面、25c 内周面)、26 段部、28 溝部

Claims (2)

  1. 内部に油液が充填されるシリンダと、前記シリンダの外周に設けられる外筒と、前記シリンダと前記外筒との間に形成され油液及びガスが封入されるリザーバと、前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌され、前記シリンダ内を2つのシリンダ室に分画するピストンと、一端が前記ピストンに連結されて他端が前記シリンダ及び前記外筒の外部へ突出されるピストンロッドと、前記シリンダ及び前記外筒の一端に設けられるロッドガイドとを備える油圧緩衝器であって、
    前記リザーバの油液中に直接油液を流、前記シリンダ又は前記外筒に形成され、径方向に延びた穴のみからなる連通路を設け、
    前記ロッドガイドは、前記連通路のリザーバ側の開口に対向する位置まで軸線方向へ延ばされた延出部を有し、該延出部は前記連通路から前記リザーバへ流入する油液の噴流を拡散させることを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 前記外筒の外周面には減衰力発生機構が設けられ、
    前記連通路は、前記外筒に形成され、前記リザーバと前記減衰力発生機構とを連通させ、
    前記延出部は、前記連通路のリザーバ側の開口に対してシリンダ径方向へ凹ませて形成した段部又は溝部を有することを特徴とする請求項1記載の油圧緩衝器。
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