JP3443582B2 - オイルダンパにおけるエア抜き構造 - Google Patents

オイルダンパにおけるエア抜き構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オイルダンパにおけ
るエア抜き構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】オイルダンパにおけるエア抜き構造とし
ては、従来から種々の提案があるが、所謂横置きとされ
るオイルダンパにあっては、例えば、図5示すような構
造が提案さている。
【0003】即ち、先ず、オイルダンパは、シリンダ1
と、該シリンダ1内にその先端側を出没可能に挿通する
ピストンロッド2と、を有してなり、該ピストンロッド
2の先端には、上記シリンダ1内に摺動可能に収装され
て該シリンダ1内にロッド側室R1とピストン側室R2
とを区画形成するピストン部3が連設されてなる。
【0004】また、該オイルダンパは、シリンダ1の外
周に外筒4を有してなり、該外筒4とシリンダ1との間
にリザーバ室R3を形成し、図示しないが、該リザーバ
室R3をシリンダ1の所謂ボトム側の端部内に配設され
たベースバルブ部における減衰バルブを介してピストン
側室R2に連通している。
【0005】尚、上記ピストン部3は、図示しないが、
減衰バルブの配在下にロッド側室R1とピストン側室R
2とを連通している。
【0006】また、上記リザーバ室R3は、これが円筒
状に形成されることになり、該リザーバ室R3内の上方
に油面Oが形成されるとしている。
【0007】次に、以上のように形成されているオイル
ダンパにあっては、シリンダ1の所謂開口側の端部に開
穿されてロッド側室R1をシリンダ1外に連通するよう
にするエア抜き用の小孔1aを有している。
【0008】そして、該小孔1aは、該オイルダンパの
伸縮でシリンダ1内のロッド側室R1が高圧側になると
きに該ロッド側室R1に溜ったエアを油に混入させた状
態でシリンダ1外、即ち、リザーバ室R3に放出するよ
うに機能する。
【0009】因に、該小孔1aは、エアが油中で上昇す
ることに鑑み、シリンダ1の開口側の端部であって、リ
ザーバ室R3内における油面Oに対面する側に形成され
ている。
【0010】また、該小孔1aは、ロッド側室R1が高
圧側となるときに、所定の高圧状態を維持できるよう
に、大きい径を有するようには設定されず、所謂オリフ
ィス態様に設定されている。
【0011】ところで、該小孔1aが直接リザーバ室R
3に開口すると仮定すると、ロッド側室R1からのエア
混じりの油がリザーバ室R3に勢い良く噴出されること
になり、リザーバ室R3における油面Oに乱れを生じさ
せて、却って油中へのエアの混入を増長することになる
危惧がある。
【0012】そこで、図示した従来例のように、シリン
ダ1の開口側をその内周に圧入させるベアリング5の円
筒状に形成されたスカート部5aの内周に内側環状溝5
bを形成し、該内側環状溝5b内に小孔1aを介しての
エアを混入する油を誘導するようにする。
【0013】また、その一方で、上記小孔1aと対面す
る側の反対側となるベアリング5のスカート部5aに上
記内側環状溝5bをリザーバ室R3に連通させる切欠溝
5cを形成するとしている。
【0014】それ故、シリンダ1のロッド側室R1から
のエアを混入する油は、小孔1aを介して内側環状溝5
b内に流入すると共に、切欠溝5cを介してリザーバ室
R3内の油中に流出されることになり、この限りでは、
リザーバ室R3における油面Oに乱れを生じさせなくな
り、油中へのエアの混入を増長する危惧がなくなる利点
がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のエア抜き構造にあっては、以下のような不都合
が指摘されている。
【0016】即ち、上記した従来のエア抜き構造にあっ
ては、シリンダ1の開口側の端部に開穿されるエア抜き
用の小孔1aがオリフィス態様に設定されるから、ロッ
ド側室R1内におけるエアを完全に排出し得なくなる。
【0017】そして、ロッド側室R1内にエアが残存さ
れることで、例えば、ピストン部3で発生される減衰力
が不安定になる危惧が解消されないことになる。
【0018】そこで、シリンダ1の開口側の端部に開穿
されるエア抜き用の小孔1aをオリフィス態様にならな
い大径に設定して、ロッド側室R1内にエアが残存し得
ないようにすることを提案し得る。
【0019】この場合には、内側環状溝5bの下流端に
は、前記切欠溝5cに代えて、所謂オリフィス態様の絞
りが設けられることになる。
【0020】そして、上記小孔1aの径が大きく設定さ
れる場合には、内側環状溝5b内へのエアの取り入れが
容易になって、ロッド側室R1内にエアが残存されなく
なるが、その際には、ロッド側室R1側からの高圧が内
側環状溝5b内に及ぶことになる。
【0021】その結果、シリンダ1の開口側の端部をベ
アリング5の円筒状に形成されたスカート部5aの内周
に圧入するとしても、該圧入状態は、そこにおける所謂
一切の漏れを阻止するようには設定されていないから、
上記内側環状溝5b内の高圧がシリンダ1の外周とベア
リング5のスカート部5aの内周との間を介してリザー
バ室R3内に直接漏れ出ることになる。
【0022】従って、エアを混入する高圧油がリザーバ
室R3内の油中に、あるいは、リザーバ室R3内の油面
O上方に直接噴出されることになり、前記した油中への
エアの混入の増長の危惧を依然排除できないことにな
る。
【0023】一方、上記シリンダ1の開口側の端部外周
と、ベアリング5の円筒状に形成されたスカート部5a
の内周と、で形成される圧入部分における気密性を確保
する場合には、上記した内側環状溝5b内における高圧
のリザーバ室R3内への直接的な漏出を阻止できること
になる。
【0024】しかしながら、そのためには、上記圧入部
分を鏡面仕上げしたり、シール部材を介在したりしなけ
ればならず、部品の精度管理が精緻なることや部材点数
及び加工数の増大等が招来され、オイルダンパにおける
製品コストの上昇化に繋がる危惧がある。
【0025】この発明は、前記した事情に鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、所定のエ
ア抜きを実現できるのは勿論のこと、部品点数や加工数
の増大等を招来せずして製品コストの低廉化を可能に
し、オイルダンパの汎用性の向上を期待するに最適とな
るオイルダンパにおけるエア抜き構造を提供することで
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記した目的の達成のた
めに、この発明の構成を、シリンダの端部がその内周側
に圧入等された閉塞部材におけるインロー部で閉塞され
てなる横置きのオイルダンパにおいて、インロー部の外
周にシリンダ内と隔離される外側環状溝が形成されてな
ると共に、該外側環状溝の上端がインロー部の上端に形
成された切欠部を介してシリンダ内に連通され、該外側
環状溝の下端がシリンダの端部にオリフィス態様に設定
されて開穿された小孔を介してシリンダ外のリザーバ室
に連通されてなるとする。
【0027】そして、より具体的には、閉塞部材がその
軸芯部にピストンロッドを挿通させるベアリング、ある
いは、ベースバルブ部におけるバルブケースとされてな
るとする。
【0028】
【作用】それ故、横置きのオイルダンパにおいて、シリ
ンダ内に溜ったエアは、シリンダ内が高圧になったとき
に、油と共にインロー部に形成の切欠部を介して該イン
ロー部の外周にシリンダ内と隔離形成された外側環状溝
内に流入し、該外側環状溝の下端が対向するシリンダの
端部にオリフィス態様に開穿の小孔を介してシリンダ外
のリザーバ室に流出される。
【0029】このとき、切欠部は、オリフィスに比較し
て、抵抗なく外側環状溝内へのエアを混入する油の流入
を許容し、外側環状溝の所謂下流側に配在のオリフィス
態様の小孔がシリンダ内を所定の高圧状態に維持する。
【0030】また、このとき、外側環状溝内は、シリン
ダ内と同圧の高圧状態になるが、該外側環状溝がシリン
ダの端部の内周側に配在されているから、該外側環状溝
内の高圧が直接シリンダ外に解放されず、上記小孔を介
してのみシリンダ外に解放される。
【0031】従って、シリンダ内からのエアを混入する
油は、リザーバ室において、上方となる油面と反対側の
下方の油中に流出され、油面に乱れを生じさせない。
【0032】閉塞部材がその軸芯部にピストンロッドを
挿通させるベアリングとされる場合には、シリンダ内に
ピストン部によって区画形成されるロッド側室に溜った
エアをリザーバ室に放出することになる。
【0033】また、閉塞部材がベースバルブ部における
バルブケースとされる場合には、シリンダ内ピストン部
によって区画形成されるピストン側室に溜ったエアをリ
ザーバ室に放出することになる。
【0034】
【実施例】以下、図示した実施例に基づいてこの発明を
詳細に説明するが、この実施例に係るオイルダンパも、
基本的には、前記した従来のオイルダンパと同様に構成
されている。
【0035】従って、その構成が同一となる部分につい
ては、必要な場合を除いて、図中に同一の符号を付して
その詳しい説明を省略し、以下には、この実施例におい
て異なる部分を中心に説明する。
【0036】即ち、この実施例に係るオイルダンパは、
図1に示すように、シリンダ1の開口側の端部がその内
周側に圧入された閉塞部材たるベアリング5におけるイ
ンロー部5dで閉塞されてなるとしている。
【0037】因に、該ベアリング5は、その軸芯部にピ
ストンロッド2を挿通させてなり、該ピストンロッド2
の先端にはシリンダ1内にロッド側室R1とピストン側
室R2とを区画形成するピストン部3が連設されている
(図1参照)。
【0038】以上のように形成されているこの実施例に
係るオイルダンパにおいて、そのエア抜き構造は、図2
及び図3に示すように、ベアリング5におけるインロー
部5dの外周にシリンダ1内と隔離されるように形成さ
れた外側環状溝5eを有してなる。
【0039】そして、この実施例に係るエア抜き構造に
あっては、上記外側環状溝5eは、その上端がインロー
部5dの上端に形成された切欠部5fを介してシリンダ
1内のロッド側室R1に連通されるとしている。
【0040】また、この実施例に係るエア抜き構造にあ
っては、上記外側環状溝5eの下端がシリンダ1の開口
側の端部にオリフィス態様に設定されて開穿された小孔
1aを介してシリンダ1外のリザーバ室R3に連通され
るとしている。
【0041】上記外側環状溝5eは、エアを混入する油
が所謂抵抗なく流通し得るように形成されているもので
あれば足り、その断面形状等について特段の限定はな
く、自由に設定されて良い。
【0042】ただ、実施例のように、断面が矩形に設定
される場合には、所謂加工時における加工性の点で有利
になる利点がある。
【0043】そして、上記切欠部5fは、少なくとも上
記オリフィス態様の小孔1aより、また、望ましくは、
上記外側環状溝5eより大径に設定されて、シリンダ1
内のロッド側室R1からのエアを混入する油が所謂澱み
なく上記外側環状溝5eに向けて流通し得るように形成
されているものであれば足りる。
【0044】そして、この実施例では、円弧状に形成さ
れてなるとして(図3参照)、シリンダ1内のロッド側
室R1内に溜るエアが上記外側環状溝5e内に流入し易
くなるように配慮している。
【0045】尚、上記小孔1aは、前記した従来のシリ
ンダ1における小孔1aと同径であって、また、ほぼ同
位置に開穿されていれば足りる。
【0046】従って、この実施例にあっては、従来から
利用しているシリンダ1をそのまま構成部品として利用
できることになる点で有利となる。
【0047】それ故、以上のように形成されたこの実施
例に係るオイルダンパにおけるエア抜き構造にあって
は、シリンダ1内、即ち、ロッド側室R1内に溜ったエ
アは、該ロッド側室R1内が高圧になったときに、油と
共にベアリング5におけるインロー部5dに形成の切欠
部5fを介して該インロー部5dの外周にロッド側室R
1内と隔離形成された外側環状溝5e内に流入し、該外
側環状溝5eの下端が対向するシリンダ1の開口側の端
部にオリフィス態様に開穿の小孔1aを介してシリンダ
1外のリザーバ室R3に流出されることになる。
【0048】このとき、切欠部5fは、少なくともオリ
フィス態様に開穿された小孔1aに比較して、抵抗なく
外側環状溝5e内へのエアを混入する油の流入を許容
し、外側環状溝5eの所謂下流側に配在のオリフィス態
様の小孔1aがシリンダ1内を所定の高圧状態に維持す
ることになる。
【0049】そして、このとき、外側環状溝5e内は、
シリンダ1内と同圧の高圧状態になるが、該外側環状溝
5eがシリンダ1の端部の内周側に配在されているか
ら、該外側環状溝5e内の高圧が直接シリンダ1外に解
放されることはなく、上記小孔1aを介してのみシリン
ダ1外に解放されることになる。
【0050】従って、シリンダ1内のロッド側室R1か
らのエアを混入する油は、リザーバ室R3において、上
方となる油面Oと反対側の下方の油中に噴出されること
になり、油面Oにエアを混入する油の噴出による乱れを
生じさせないことになる。
【0051】図4に示す実施例にあっては、閉塞部材が
ベースバルブ部6を形成するバルブケース6aにおける
インロー部6bとされてなるもので、シリンダ1内にピ
ストン部3によって区画形成されるピストン側室R2に
溜ったエアをリザーバ室R3に放出するように設定され
ている。
【0052】即ち、バルブケース6aにおけるインロー
部6bは、その外周にシリンダ1内のピストン側室R2
と隔離されるように形成された外側環状溝6cを有して
なると共に、その上端に形成されて外側環状溝6cに連
通しピストン側室R2に連通される切欠部6dを有して
なる。
【0053】そして、上記外側環状溝6cの下端がシリ
ンダ1の閉塞側の端部にオリフィス態様に設定されて開
穿された小孔1bを介してシリンダ1外のリザーバ室R
3に連通されるとしている。
【0054】上記外側環状溝6cの断面形状等について
は、前記した実施例の外側環状溝5eと同様であり、ま
た、上記切欠部6dの態様についても前記した実施例の
切欠部5fと同様である。
【0055】因に、上記小孔1bは、前記した実施例の
小孔1aと同径に形成されていれば足りる。
【0056】従って、この実施例にあっては、シリンダ
1内ピストン部3によって区画形成されるピストン側室
R2に溜ったエアをリザーバ室R3に澱みなく放出し得
ると共に、このとき、リザーバ室R3における油面Oに
エアを混入する油の噴出による乱れを生じさせないこと
になる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、シリ
ンダ内に溜ったエアをリザーバ室に澱みなく放出し得る
と共に、このとき、リザーバ室における油面にエアを混
入する油の噴出による乱れを生じさせないことになる。
【0058】その結果、シリンダ内にエアが溜ることに
による発生減衰力の不安定さを予め排除できると共に、
シリンダ内のエアをリザーバ室に放出する際に、リザー
バ室における油面の乱れによるさらなるエアの混入の事
態が招来されなくなる利点がある。
【0059】また、この発明によれば、シリンダの端部
をその内周側から圧入等で閉塞する閉塞部材におけるイ
ンロー部の外周に、エア抜き構造を構成する外側環状溝
及び切欠部を形成するとしたので、所謂内側環状溝を形
成する場合に比較して、その形成作業やその管理が容易
になり、加工作業を迅速化させる利点がある。
【0060】そして、この発明によれば、端部に小孔を
有するように形成された従来のシリンダをそのまま利用
することが可能になり、従来部材の転用が可能になる利
点もある。
【0061】その結果、所定のエア抜きを実現できるの
は勿論のこと、部品点数や加工数の増大等を招来せずし
て製品コストの低廉化を可能にし、その汎用性の向上を
期待できるオイルダンパを提供できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るオイルダンパを一部
破断して示す正面図である。
【図2】図1のオイルダンパにおけるエア抜き構造を一
部破断して示す部分拡大正面図である。
【図3】図1のオイルダンパにおけるエア抜き構造を示
す部分拡大縦断面図である。
【図4】この発明の他の実施例に係るオイルダンパにお
けるエア抜き構造を図2と同様に示す部分拡大正面図で
ある。
【図5】従来例としてのオイルダンパを図1と同様に示
す正面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 1a,1b 小孔 2 ピストンロッド 5 閉塞部材としてのベアリング 5d,6b インロー部 5e,6c 外側環状溝 5f,6d 切欠部 6a 閉塞部材としてのベースバルブ部におけるバルブ
ケース R1 シリンダ内としてのロッド側室 R2 シリンダ内としてのピストン側室 R3 リザーバ室
フロントページの続き (72)発明者 川崎 治彦 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界 貿易センタービル カヤバ工業株式会社 内 (72)発明者 露木 保男 東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界 貿易センタービル カヤバ工業株式会社 内 (56)参考文献 実開 昭56−44240(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 9/00 - 9/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの端部がその内周側に圧入等さ
    れた閉塞部材におけるインロー部で閉塞されてなる横置
    きのオイルダンパにおいて、インロー部の外周にシリン
    ダ内と隔離される外側環状溝が形成されてなると共に、
    該外側環状溝の上端がインロー部の上端に形成された切
    欠部を介してシリンダ内に連通され、該外側環状溝の下
    端がシリンダの端部にオリフィス態様に設定されて開穿
    された小孔を介してシリンダ外のリザーバ室に連通され
    てなるオイルダンパにおけるエア抜き構造
  2. 【請求項2】 閉塞部材がその軸芯部にピストンロッド
    を挿通させるベアリングとされてなる請求項1のオイル
    ダンパにおけるエア抜き構造
  3. 【請求項3】 閉塞部材がベースバルブ部におけるバル
    ブケースとされてなる請求項1のオイルダンパにおける
    エア抜き構造
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