JP5773210B2 - 車両に付設した車両の後ろあおり板開扉補助装置およびその開扉補助方法 - Google Patents

車両に付設した車両の後ろあおり板開扉補助装置およびその開扉補助方法 Download PDF

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Description

本発明はトラックやトレーラー等の荷台を付設した車両(以下、単に「車両」という)の荷台の後ろあおり板(後部あおり板)の開扉を補助する装置及び後ろあおり板開扉補助方法に関し、特に粒状固形物を積んだ車両が集積ピット内に荷降ろしする際の、後ろあおり板の開扉を補助する装置及び方法に関する。
多くの車両の荷台は、荷の積み込み、運搬、積み下ろしを容易に行うため、その下端部を回転中心として開扉可能なあおり板と呼ばれる板状の部材で構成されている。その構造は図1に示すように、側あおり板53および後ろあおり板54の下部と荷台52が蝶番56で連結されていて、また、それぞれの側あおり板53および後ろあおり板54は、ハンドル操作で開閉可能なあおり止め55と呼ばれる部品で閉状態に固定される構造となっている。
ところで、大型の車両になると、あおり板自体の重量が重くなり、人力による開閉が困難になってくる。それを解決するために従来より例えば特許文献1に記載されているような、人力による開閉を補助する装置が提供されている。
しかしながら、車両の積荷が粒状固形物(例えば砂、ペレット等)の場合には、積荷による荷重もあおり板にかかってくるため、あおり板を開扉しようとする作業には、たとえ従来技術のような開閉補助装置がついていたとしても、相当の力が必要となってしまう。
また積荷が粒状固形物の場合、図2に示すように、運んできた積荷57を走行路58面よりも下方に位置する集積ピット60に直接排出する場合がある。そうした場合には、後ろあおり板54の開閉作業は集積ピット60の側近で行われる事になるため、作業中に作業員61が集積ピット60内に墜落する危険をはらんでおり、非常に危険な作業となってしまうという問題があった。
特開2000−153783号公報
本発明は、ピット近傍における作業であっても車両の後ろあおり板を安全かつ軽作業にて開扉することが出来る後ろあおり板開扉補助装置及び後ろあおり板開扉補助方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、個々の車両に開閉装置を設けるのではなく、車両の停車位置の近くに索状部材と滑車と駆動装置によって駆動する巻上ドラムとからなる簡便な後ろあおり板開扉補助装置を設置することによって、車両のあおり板を安全かつ軽作業にて開扉することができることを見出して本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下に記載する通りの後ろあおり板開扉補助装置及びこれを用いた後ろあおり板開扉補助方法に係るものである。
(1)車両に付設する荷台の後ろあおり板の開扉を補助する後ろあおり板開扉補助装置であって、
駆動装置によって駆動される二つの巻上ドラムと、前記二つの巻上ドラムのそれぞれに端部が巻き付けられた索状部材と、前記索状部材を水平に張架する二つの滑車とを備え、前記滑車は車両が停車位置に停車した際に滑車間に張架された索状部材が後ろあおり板に当接するように設置され、巻上ドラムによって索状部材を巻き上げて索状部材に張力を印加したときには索状部材が後ろあおり板を押圧して後ろあおり板が開かない状態となり、巻上ドラムによって索状部材を繰り出したときには後ろあおり板が開く状態となるようにしたことを特徴とする後ろあおり板開扉補助装置。
(2)車両に付設する荷台の後ろあおり板の開扉を補助する後ろあおり板開扉補助装置であって、車両の停車位置における長手方向中心線に対し略対称に設置されたトルク制御可能な回転軸を有する二つの駆動装置と、前記二つの駆動装置の回転軸のそれぞれに取り付けられた二つの巻上ドラムと、前記二つの駆動装置よりも車両の後方寄りの位置で且つ車両に付設する荷台の後ろあおり板の高さに取り付けられ、滑車間の間隔が車両の荷台の幅よりも広くなっている二つの滑車と、前記二つの巻上ドラムの一方にその一端が巻きつけられ、前記二つの滑車を経由してもう一方の巻上ドラムにその他端が巻きつけられた索状部材とを備えてなることを特徴とする後ろあおり板開扉補助装置。
(3)トラックダンパー上にて車両に付設する荷台の後ろあおり板の開扉を補助する後ろあおり板開扉補助装置であって、車両の停車位置における長手方向中心線に対し略対称に設置されたトルク制御可能な回転軸を有する二つの駆動装置と、前記二つの駆動装置の回転軸にそれぞれ取り付けられた二つの巻上ドラムと、前記二つの駆動装置よりも車両の前方寄りの位置でトラックダンパーに固定して取り付けられ、滑車間の間隔が車両の荷台の幅よりも広くなっている二つの第一滑車と、前記二つの第一滑車よりも車両の後方寄りの位置で且つ車両の後ろあおり板の高さに取り付けられ、滑車間の間隔が車両の荷台の幅よりも広くなっている二つの第二滑車と、前記二つの巻上ドラムの一方にその一端が巻きつけられ、前記二つの第一滑車および前記二つの第二滑車を経由してもう一方の巻上ドラムにその他端が巻きつけられた索状部材とを備えてなることを特徴とする後ろあおり板開扉補助装置。
(4)(2)に記載の車両の後ろあおり板開扉補助装置を使用する車両の後ろあおり板開扉補助方法であって、車両が停車位置に向けてバックで進入してくる際には前記二つの駆動装置の回転軸には前記索状部材が弛まない程度の弱いトルクがかかるようにし、前記後ろあおり板が前記索状部材に接した後さらにバックして所定の停止位置まで進入する際には、前記索状部材がトラックの後退に合わせて順次前記二つの巻上ドラムから繰り出されるようにし、車両が所定の停止位置で停車した後には前記二つの駆動装置の回転軸に強いトルクをかけて、前記後ろあおり板を索状部材によって押圧して後ろあおり板が開かない状態を維持し、前記のあおり板が開かない状態で運転手等が後ろあおり板のあおり止めを解除した後に、前記二つの駆動装置の回転軸のトルクを緩めることで、後ろあおり板の自重や車両の積荷の荷重により後ろあおり板が開くようにしたことを特徴とする後ろあおり板開扉補助方法。
(5)(3)に記載の後ろあおり板開扉補助装置を使用する後ろあおり板開扉補助方法であって、車両が停車位置に向けてバックで進入してくる際には前記二つの駆動装置の回転軸には前記索状部材が弛まない程度の弱いトルクがかかるようにし、車両の後ろあおり板が前記索状部材に接した後さらにバックして所定の停上位置まで進入する際には、前記索状部材は車両の後退に合わせて順次前記二つの巻上ドラムから繰り出されるようにし、車両が所定の停上位置で停車した後には、前記二つの駆動装置の回転軸には強いトルクをかけて前記後ろあおり板を索状部材によって押圧して後ろあおり板が開かない状態を維持したのち、駆動装置のブレーキ等により回転軸を回転不可能にして前記索状部材に懸かった張力を保つたままで回転軸のトルクは開放し、前記の索状部材に懸かった張力を保った状態で運転手等が後ろあおり板のあおり止めを解除した後に、トラックダンパーをダンプアップさせることで前記索状部材の張力を緩めて、後ろあおり板の自重や車両の積荷の荷重により後ろあおり板が開くことを特徴とする後ろあおり板開扉補助方法。
本発明の後ろあおり板開扉補助装置を用いることにより、ピット近傍の作業であっても車両の後ろあおり板を安全かつ軽作業にて開扉することができる。
また、本発明の後ろあおり板開扉補助装置は、巻上ドラムによって巻き上げ及び繰り出しが可能な索状部材を後ろあおり板の押圧手段として用いているので、車両の車種によって後ろあおり板の位置が変動しても、索状部材の巻き上げ、繰り出しによって後ろあおり板を確実に押圧して後ろあおり板が開かない状態とすることができる。
トラックの荷台の構造を示す図である。 トラックから粒状固形物の積み荷を集積ピットに排出する様子を示す図である。 本発明の第一の実施形態を説明する図である。 本発明の第一の実施形態における動作を示す図である。 本発明の第二の実施形態を説明する図である。 本発明の第二の実施形態における動作を示す図である。
本発明の車両の後ろあおり板の開扉を補助する後ろあおり板開扉補助装置は次の基本的な構成要素を備えている。
・駆動装置によって駆動される二つの巻上ドラム
・前記二つの巻上ドラムのそれぞれに端部が巻き付けられた索状部材
・前記索状部材を水平に張架する二つの滑車
そして、前記滑車間の間隔は車両の荷台の幅よりも広くなっており、滑車は、その高さが車両の後ろあおり板の高さに相当する位置になるように、且つ、車両がバックで進入して停車位置に停車したとき、車両の後ろあおり板が滑車間を結ぶ線を超えて、滑車間に張架された索状部材が後ろあおり板に当接するように設置されている。上記のように後ろあおり板開扉補助装置を配置することにより、巻上ドラムによって索状部材を巻き上げて索状部材に張力を印加することによって索状部材が後ろあおり板を押圧して後ろあおり板が開かない状態となり、巻上ドラムによって索状部材を繰り出すことによって後ろあおり板が開く状態となる。
本発明の後ろあおり板開扉補助装置は、上記のように、巻上ドラムによって巻き上げ及び繰り出しが可能な索状部材を後ろあおり板の押圧手段として用いているので、車両の車種が異なって後ろあおり板の位置が変動しても、索状部材の巻き上げ、繰り出しによって後ろあおり板を確実に押圧して後ろあおり板が開かない状態とすることができる。
そして、このような後ろあおり板が開かない状態で運転手等が後ろあおり板のあおり止めを手動で開放し、後ろあおり板を開扉可能な状態とし、次いで、運転手等が安全な場所まで退避した後に、巻上ドラムによって索状部材を繰り出すことにより索状部材の張力が開放されて後ろあおり板はその自重や積荷である粒状固形物の荷重に押されて開扉される。
本発明の後ろあおり板開扉補助装置の具体例を本発明の第一実施形態及び第二実施形態に基づいて以下説明する。しかし、これらの実施形態は例示であって、本発明はこれらの実施形態によって何ら限定されるものではない。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態を図3、4に基づいて説明する。
図3はその装置構成図を、図4はその動作を説明する図である。
図3において車両51は図面左側よりバックで進入し車輪ストッパー63の位置にて停止するが、その際の車両51の停車位置における長手方向中心線15に対して、略対称となる位置に駆動装置11、11がそれぞれ設置されている。また駆動装置11、11は回転軸13、13を有しており、図示しない制御装置により回転トルクを自在に設定できるようになっている。さらに回転軸13、13には後述する索状部材25を巻き取る事が可能な巻上ドラム14、14が取り付けられている。なお、図中12、12は回転軸13、13を支持する軸受である。また、駆動装置11、11よりも車両51の後方寄りの位置で且つ車両51の後ろあおり板54の高さに相当する位置に二つの滑車21、21が設置されている。
そして巻上ドラム14、14と滑車21、21の間には図3に示す通りに索状部材25が架けられている。
詳述すると、本実施形態においては、索状部材25は両端部がフイヤーロープ25a、25aからなり、その中間部にはナイロンスリング25bが連結部材25c、25cで連結された構造となっている。中間部をナイロンスリング25bで構成しているのは車両51の車体を傷つけないようにするためである。このように構成された索状部材51はその一端が一つの巻上ドラム14に巻きつけられていて、順次滑車21、21を経由し、他端側がもう一方の巻上ドラム14に巻きつけられている。
本実施形態の動作を説明すると、まず図4(a)に示す通り、図面左側より車両51がバックで進入してくる。やがて車両51の後ろあおり板54は索状部材25に接し、さらに車両51はバックを続けるが、その際、回転軸13、13は索状部材25が弛まない程度の弱いトルクで索状部材25に張力を加えるように制御されているので、車両51のバックする力に押されて索状部材25は順次巻上ドラム14、14から繰り出されていき、車両51は車輪止め63の位置まで走行し図4(b)の状態で停止する。
そして車両51が停止した後には回転軸13、13に強いトルクを加えて索状部材25に強い張力を与えることで、車両51の後ろあおり板54を索状部材25でしっかりと支えた状態を形成する。
その状態において運転手等(図示せず)が後ろあおり板54のあおり止め55を手動で開放し、後ろあおり板54を開扉可能な状態とするが、しかしこの時点ではまだ後ろあおり板54は索状部材25でしっかりと支えられているので開扉することは無い。運転手等が安全な場所まで退避した後、今度は回転軸13、13のトルクを緩めて索状部材25の張力を開放すると、後ろあおり板54はその自重や積荷である粒状固形物の荷重に押されて図4(c)のように開扉される。
その後、荷降ろしが終わると後ろあおり板54は手動で閉じられ、車両51が退出した後、図4(d)のように垂れ下がつた索状部材25を再び巻上ドラム14、14に巻き上げることにより初期状態に戻り、次の車両の進入を待つ。
(第二の実施形態)
本発明の第二の実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。
図5はその装置構成図を、図6はその動作を説明する図である。
図5において車両51は図面左側よりトラックダンパー62上をバックで進入し、車輪ストッパー63の位置にて停止するが、その際の車両51の停車位置における長手方向中心線15に対して、略対称となる位置で且つトラックダンパー駆動フレーム62aよりも後方の位置に駆動装置11、11がそれぞれ設置されている。また駆動装置11、11は回転軸13、13を有しており、図示しない制御装置により回転トルクを自在に設定できるようになっている。さらに回転軸13、13には後述する索状部材25を巻き取ることが可能な巻上ドラム14、14が取り付けられている。
トラックダンパー62の駆動フレーム62aには二つの第一滑車16、16が長手方向中心線15に対し略対称となるように取り付けられていて、また、前記滑車16、16よりも車両51の後方寄りの位置で且つ車両51の後ろあおり板54の高さに相当する位置に二つの第二滑車17,17が設置されている。
そして巻上ドラム14、14と第一滑車16、16及び第二滑車17、17の間には図に示す通りに、索状部材25が架けられている。
詳述すると、本実施形態においては、索状部材25は両端部がワイヤーロープ25a、25aからなり、その中間部にはナイロンスリング25bが連結部材25c、25cで連結された構造となっている。中間部をナイロンスリング25bで構成しているのは車両51の車体を傷つけないようにするためである。このように構成された索状部材51はその一端が一つの巻上ドラム14に巻きつけられていて、図5に示す通り順次、第一滑車16、第二滑車17、17、第一滑車16を経由し、他端側がもう一方の巻上ドラム14に巻きつけられている。
本実施形態の動作を説明すると、まず図6(a)に示す通り、図面左側より車両の一種としてのトレーラー72がバックで進入してくる。やがてトレーラー72の後ろあおり板54は索状部材25に接し、さらにトレーラー72はバックを続けるが、その際、回転軸13、13は索状部材25が弛まない程度の弱いトルクで索状部材25に張力を加えるように制御されているので、トレーラー72のバックする力に押されて索状部材25は順次巻上ドラム14、14から繰り出されていく。
車輪止め63の位置まで走行して停車すると、トレーラー72の牽引車部72aはトレーラー部72Bを切り離し、トラックダンパー62上にトレーラー部72Bを残して退避し図4(b)の状態となる。そして上記の後に回転軸13、13に強いトルクを加えて索状部材25に強い張力を与えることで、トレーラー72の後ろあおり板54を索状部材25でしっかりと支えた状態を形成し、その状態を維持したまま駆動装置のブレーキ(図示せず)をかけた後、回転軸13、13のトルクは開放する。
その状態において運転手等(図示せず)が後ろあおり板54のあおり止め55を手動で開放し、後ろあおり板54を開扉可能な状態とするが、しかしこの時点ではまだ後ろあおり板54は索状部材25でしっかりと支えられているので開扉することは無い。運転手等が安全な場所まで退避した後、図6(c)に示すようにトラックダンパー62を油圧シリンダー64の力でダンプアップさせると、巻上ドラム14と第一滑車16間の距離および第一滑車16と第二滑車17間の距離が短くなるので、索状部材25の張力は自然と緩み、後ろあおり板54はその自重や積荷である粒状固形物57の荷重に押されて開扉され、積荷である粒状固形物57は施設の集積ピット内に落下し荷降ろしが完了する。
その後、図6(d)に示すようにトラックダンパー62はダンプダウンされて元の位置に戻り、索状部材25はトラックダンパー62上に垂れ下がつた状態になる。トレーラーの牽引車72Aは再びトレーラー部72Bと連結され、トレーラー72はトラックダンパー62上から退出する。最後に垂れ下がつた索状部材25を再び巻上ドラム14、14に巻き上げることにより初期状態に戻り、次の車両の進入を待つ。
11 駆動装置
12 軸受
13 回転軸
14 巻上ドラム
15 車両の長手方向中心線
16 第一滑車
17 第二滑車
21 滑車
25 索状部材
25a ワイヤーロープ
25b ナイロンスリング
25c 連結金具
51 車両
52 荷台
53 側あおり板
54 後ろあおり板
55 あおり止め
56 蝶番
57 積荷(粒状固形物)
58 走行路
60 集積ピット
62 トラックダンパー
62a トラックダンパー駆動フレーム部
63 車輪ストッパー
64 油圧シリンダー
72 トレーラー
72A トレーラー牽引車
72B トレーラー部

Claims (5)

  1. 車両に付設する荷台の後ろあおり板の開扉を補助する後ろあおり板開扉補助装置であって、駆動装置によって駆動される二つの巻上ドラムと、前記二つの巻上ドラムのそれぞれに端部が巻き付けられた索状部材と、前記索状部材を水平に張架する二つの滑車とを備え、前記滑車は車両が停車位置に停車した際に滑車間に張架された索状部材が後ろあおり板に当接するように設置され、巻上ドラムによって索状部材を巻き上げて索状部材に張力を印加したときには索状部材が後ろあおり板を押圧して後ろあおり板が開かない状態となり、巻上ドラムによって索状部材を繰り出したときには後ろあおり板が開く状態となるようにしたことを特徴とする後ろあおり板開扉補助装置。
  2. 車両に付設する荷台の後ろあおり板の開扉を補助する後ろあおり板開扉補助装置であって、車両の停車位置における長手方向中心線に対し略対称に設置されたトルク制御可能な回転軸を有する二つの駆動装置と、前記二つの駆動装置の回転軸のそれぞれに取り付けられた二つの巻上ドラムと、前記二つの駆動装置よりも車両の後方寄りの位置で且つ車両に付設する荷台の後ろあおり板の高さに取り付けられ、滑車間の間隔が車両の荷台の幅よりも広くなっている二つの滑車と、前記二つの巻上ドラムの一方にその一端が巻きつけられ、前記二つの滑車を経由してもう一方の巻上ドラムにその他端が巻きつけられた索状部材とを備えてなることを特徴とする後ろあおり板開扉補助装置。
  3. トラックダンパー上にて車両に付設する荷台の後ろあおり板の開扉を補助する後ろあおり板開扉補助装置であって、車両の停車位置における長手方向中心線に対し略対称に設置されたトルク制御可能な回転軸を有する二つの駆動装置と、前記二つの駆動装置の回転軸にそれぞれ取り付けられた二つの巻上ドラムと、前記二つの駆動装置よりも車両の前方寄りの位置でトラックダンパーに固定して取り付けられ、滑車間の間隔が車両の荷台の幅よりも広くなっている二つの第一滑車と、前記二つの第一滑車よりも車両の後方寄りの位置で且つ車両の後ろあおり板の高さに取り付けられ、滑車間の間隔が車両の荷台の幅よりも広くなっている二つの第二滑車と、前記二つの巻上ドラムの一方にその一端が巻きつけられ、前記二つの第一滑車および前記二つの第二滑車を経由してもう一方の巻上ドラムにその他端が巻きつけられた索状部材とを備えてなることを特徴とする後ろあおり板開扉補助装置。
  4. 請求項2に記載の車両の後ろあおり板開扉補助装置を使用する車両の後ろあおり板開扉補助方法であって、車両が停車位置に向けてバックで進入してくる際には前記二つの駆動装置の回転軸には前記索状部材が弛まない程度の弱いトルクがかかるようにし、前記後ろあおり板が前記索状部材に接した後さらにバックして所定の停止位置まで進入する際には、前記索状部材がトラックの後退に合わせて順次前記二つの巻上ドラムから繰り出されるようにし、車両が所定の停止位置で停車した後には前記二つの駆動装置の回転軸に強いトルクをかけて、前記後ろあおり板を索状部材によって押圧して後ろあおり板が開かない状態を維持し、前記のあおり板が開かない状態で運転手等が後ろあおり板のあおり止めを解除した後に、前記二つの駆動装置の回転軸のトルクを緩めることで、後ろあおり板の自重や車両の積荷の荷重により後ろあおり板が開くようにしたことを特徴とする後ろあおり板開扉補助方法。
  5. 請求項3に記載の後ろあおり板開扉補助装置を使用する後ろあおり板開扉補助方法であって、車両が停車位置に向けてバックで進入してくる際には前記二つの駆動装置の回転軸には前記索状部材が弛まない程度の弱いトルクがかかるようにし、車両の後ろあおり板が前記索状部材に接した後さらにバックして所定の停上位置まで進入する際には、前記索状部材は車両の後退に合わせて順次前記二つの巻上ドラムから繰り出されるようにし、車両が所定の停上位置で停車した後には、前記二つの駆動装置の回転軸には強いトルクをかけて前記後ろあおり板を索状部材によって押圧して後ろあおり板が開かない状態を維持したのち、駆動装置のブレーキ等により回転軸を回転不可能にして前記索状部材に懸かった張力を保つたままで回転軸のトルクは開放し、前記の索状部材に懸かった張力を保った状態で運転手等が後ろあおり板のあおり止めを解除した後に、トラックダンパーをダンプアップさせることで前記索状部材の張力を緩めて、後ろあおり板の自重や車両の積荷の荷重により後ろあおり板が開くことを特徴とする後ろあおり板開扉補助方法。
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