JP5771946B2 - 非接触及び接触共用icカード - Google Patents

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本発明は、非接触通信用のアンテナを備える非接触及び接触共用ICカードに関するものである。
従来から、ICカードは、データ通信を接続端子を介して行う接触型ICカードと、アンテナを介して電磁誘導等により行う非接触型ICカードとに分類されている。接触型ICカードは、主に決済用途等、一方、非接触型ICカードは、主に交通システム等のゲートアクセス管理等に用いられている。その一方で、接触型ICカードの機能と非接触ICカードの機能とをあわせ持つICチップ(「コンビチップ」ともいう)を実装された非接触及び接触共用カード(「コンビカード」ともいう)があった(例えば特許文献1)。
非接触及び接触共用カードは、以下の工程に従って製造される。
(1)被覆付導線やエッチング加工にて形成されたアンテナコイルが埋め込まれたカード基板を作製する。
なお、アンテナの両端部の端子は、ICチップ実装基板と安定的な接続を可能とするとともに、材料費を抑え、生産性をよくするために、一般的には、ICチップ実装基板に設けられたアンテナ接続用端子と略同一サイズの略プレート状にしている。また、被覆付導線アンテナの場合には、両端部を連続的に狭ピッチで折畳んで、略プレート状に形成する。このため、被覆付導線アンテナは、両端部の端子サイズを大きくすると線長が長くなるので、形成時間が長くなり、また高コストになる。これらを防止するために、被覆付導線アンテナは、端子サイズを極力小さなサイズにするのが技術常識である。
(2)前記方式で作製されたアンテナ内蔵カードに対し、IC収容部をNC加工等で削り凹部を形成するとともにアンテナの両端部を露出させた後、コンビチップが内蔵されたICチップ実装基板(COT(Chip On Tape)、COB(Chip on Board))を装着し、アンテナ接続用端子とアンテナ両端部とを導電性接着剤等で接続することにより、非接触及び接触共用型のコンビカードが作製されている。
しかし、コンビカードにおけるカード基材自体は、柔軟性が高く、ICチップ実装基板は、剛性が高い。またICチップ実装基板は、カード基材に装着され、接合界面を有する。このため、カードを湾曲させた際、カード基材は、ICチップ実装基板のエッジ部近傍で折れ曲がる傾向があり、折れ曲がり部周辺に応力が集中する。そのため、カードを繰り返し湾曲させた際、ICチップ実装基板エッジ部周辺のカード基材自体やアンテナ部に亀裂が入りやすく、カードの外観を損ねたり、通信機能不具合を生じてしまうという問題があった。
特開2009−157666号公報
本発明の課題は、カード基材及びアンテナの物理的耐久性を向上させ、信頼性の高いICカードを提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、アンテナ(20,220)を用いて外部との間で無線通信、及び外部接触端子を用いて外部との間で接触通信を行うICチップ(11)を備える非接触及び接触共用ICカードであって、前記ICチップが実装され、両端部に前記アンテナとの接続部である基板側接続部(13,213)をそれぞれ有するICチップ実装基板(12,212)と、前記アンテナの両端に設けられ、前記基板側接続部に接続され、このICカードの表面(2a)を法線方向から見たときに、設置領域(A23,A24)が少なくとも前記ICチップ実装基板のコーナ部である基板コーナ部(12a,12b,12d,12e,212a,212b,212d,212e)に重複するアンテナ側接続部(23,24,223,224)とを備えること、を特徴とする非接触及び接触共用ICカードである。
第2の発明は、アンテナ(20,220)を用いて外部との間で無線通信、及び外部接触端子を用いて外部との間で接触通信を行うICチップ(11)を備える非接触及び接触共用ICカードであって、前記ICチップが実装され、両端部に前記アンテナとの接続部である基板側接続部(12,212)をそれぞれ有するICチップ実装基板(12,212)を備え、この非接触及び接触共用ICカードは、表面の法線方向から見たときに、外形が長方形であり、前記アンテナは、両端に設けられ前記基板側接続部に接続するアンテナ側接続部(23,24,223,224)を有し、このICカードの表面(2a)を法線方向から見たときに、長辺方向内側の前記アンテナ側接続部(24,224)の設置領域(A24)のみが、前記ICチップ実装基板のコーナ部である基板コーナ部(12d,12e,212d,212e)に重複するように形成されていること、を特徴とする非接触及び接触共用ICカードである。
第3の発明は、アンテナ(20,220)を用いて外部との間で無線通信、及び外部接触端子を用いて外部との間で接触通信を行うICチップ(11)を備える非接触及び接触共用ICカードであって、前記ICチップが実装され、両端部に前記アンテナとの接続部である基板側接続部(12,212)をそれぞれ有するICチップ実装基板(12,212)を備え、この非接触及び接触共用ICカードは、表面の法線方向から見たときに、外形が長方形であり、前記アンテナは、両端に設けられ前記基板側接続部に接続するアンテナ側接続部(23,24,223,224)を有し、このICカードの表面(2a)を法線方向から見たときに、短辺方向内側の前記アンテナ側接続部の設置領域のみが、前記ICチップ実装基板のコーナ部である基板コーナ部(12b,12e,212b,212e)に重複するように形成されていること、を特徴とする非接触及び接触共用ICカードである。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の非接触及び接触共用ICカードにおいて、前記アンテナ側接続部(23,24,223,224)は、前記設置領域(A23,A24)が、前記基板コーナ部(12a,12b,12d,12e,212a,212b,212d,212e)に加えて、前記基板側接続部(12,212)の外側の辺(12c,12e,212c,212e)の一部に重複するように形成されていること、を特徴とする非接触及び接触共用ICカードである。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明の非接触及び接触共用ICカードにおいて、このICカードの表面(2a)を法線方向から見たときに、前記ICチップ実装基板(12,212)の外側の領域であって前記アンテナ側接続部及びカード基材からなる領域(A2)の剛性は、前記ICチップ実装基板が実装されている領域(A1)の剛性よりも低く、カード基材のみの領域(A3)の剛性よりも高いこと、を特徴とする非接触及び接触共用ICカードである。
第6の発明は、第1から第5までのいずれかの発明の非接触及び接触共用ICカードにおいて、前記アンテナ(20)は、被覆付導線(21)により前記アンテナ側接続部(23,24)及びアンテナコイル部(22)が形成され、前記アンテナ側接続部(23,24)は、前記被覆付導線を前記設置領域(A23,A24)内で連続して折り曲げて形成され、前記被覆付導線の導線部を露出させて前記基板側接続部(13)に接続されること、を特徴とする非接触及び接触共用ICカードである。
第7の発明は、第1から第5までのいずれかの発明の非接触及び接触共用ICカードにおいて、前記アンテナ(220)は、前記アンテナ側接続部(223,224)及びアンテナコイル部(222)がエッチングにより形成されていること、を特徴とする非接触及び接触共用ICカードである。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、アンテナ側接続部の設置領域が基板コーナ部に重複するので、基板コーナ部近傍のカード剛性を向上できる。これにより、外力等により屈曲等した場合の物理的耐久性を向上させ、カード基材のうち基板コーナ部近傍の損傷、アンテナの損傷、基板側接続部及びアンテナ側接続部の剥離等の発生を防止でき、信頼性の高いICカードを提供できる。
(2)本発明は、長辺方向内側のアンテナ側接続部のみがICチップ実装基板のコーナ部に重複するように形成されているので、長辺方向の屈曲によって力が加わりやすい長辺方向内側のアンテナ側接続部近傍の剛性を向上して、前述した損傷、剥離等の発生を防止できるとともに、長辺方向外側のアンテナ側接続部のサイズを小さくできるので、コスト増加を抑えることができる。
(3)本発明は、短辺方向内側のアンテナ側接続部のみがICチップ実装基板のコーナ部に重複するように形成されているので、ICカードが短辺方向に変位する場合に、屈曲によって力が加わりやすい短辺方向内側のアンテナ側接続部近傍の剛性を向上して、前述した損傷、剥離等の発生を防止できるとともに、短辺方向外側のアンテナ側接続部のサイズを小さくできるので、コスト増加を抑えることができる。
(4)本発明は、アンテナ側接続部の設置領域が、基板コーナ部に加えて、基板側接続部の外側の辺に重複するように形成されているので、この外側の辺近傍のカード剛性を向上できるため、この外側の辺近傍での前述した損傷、剥離等の発生を防止できる。
(5)本発明は、被覆付導線及びカード基材からなる領域の剛性が、ICチップ実装基板が実装されている領域の剛性よりも低く、カード基材のみの領域の剛性よりも高いので、折り曲げられた場合に、ICチップ実装基板及びその近傍をなだらかに変形させることができ、前述した損傷、剥離等の発生を防止できる。
(6)本発明は、被覆付導線を連続的に折り曲げてアンテナ側接続部を形成するので、被覆付導線によってアンテナ形成した比較的低コストのタイプのカードであっても、コスト増を抑制して、前述した損傷、剥離等の発生を防止できる。
(7)本発明は、アンテナ側接続部及びアンテナコイル部をエッチングにより形成した配線の自由度が高いタイプのカードであっても、コスト増を抑制して、前述した損傷、剥離等の発生を防止できる。
第1実施形態のICカード1の平面図及び断面図である。 ICモジュール10を実装前の状態のICカード1の平面図、ICモジュール収容穴15の断面図である。 第1実施形態のICカード1及び従来のICカード100に外力が加わり屈曲した状態を説明する図である。 比較試験に使用した従来のICカード101,102と、実施形態のICカード1の平面図である。 従来のICカード101,102と、実施形態のICカード1の繰り返し屈曲試験について説明する表である。 第2実施形態のICカード201の平面図である。
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のICカード1の平面図及び断面図である。
図1(a)は、ICカード1の平面図(上面2a(表面)を法線方向から見た図)である。
図1(b)は、ICカード1の断面図(図1(a)に示すB−B部矢視断面図)である。
図1(c)は、ICカード1近傍の拡大図(図1(a)に示すC部拡大図)である。
なお、内部構成を説明するために、内部に収容された電気部品等は、適宜透視して示す。また、以下の説明において、ICカード1の外部接触端子14が設けられた面を上面2aとし、また、外部接触端子14を左側X1に配置したときの配置を基準に、左右方向X(長辺方向)、縦方向Y(短辺方向)、厚さ方向Zを規定する。
ICカード1は、ISO/IEC14443,ISO/IEC7816に準拠したものであり、無線通信(非接触通信)、及び接触通信の両方の通信が可能な非接触及び接触通信共用のICカードである。ICカード1は、平面図における形状(以下、「平面形状」という)が、左右方向Xに長い長方形である。
ICカード1は、カード基材2、ICモジュール10、アンテナ20を備える。また、説明は省略するが、ICカード1は、必要に応じて、ホログラム、磁気ストライプ、エンボス情報部、サインパネル等が設けられる。
カード基材2は、上層3及び下層4から構成される。上層3及び下層4は、ICカード1の厚さ方向Zの上側Z2及び下側Z1に配置されたシート部材である。上層3及び下層4は、PET、PET−G、PVC等の樹脂シート材を用いることができる。上層3は、単一のシート材により形成された単層構造でも、複数のシート材を積層した多層構造であってもよい。同様に、下層4は、単層構造でも、多層構造でもよい。
ICモジュール10は、平面形状において、ISO/IEC7816に従って、カード基材2の左上の範囲に配置され、カード基材2の内部に設けられたICモジュール収容穴15に収容される。ICモジュール10は、ICチップ11、実装基板12(ICチップ実装基板)、外部接触端子14を備える。
ICチップ11は、半導体集積回路素子であり、制御部であるCPU(中央処理装置(図示せず))、記憶装置(例えばEEPROM(図示せず))を備える。記憶装置には、ICカード1の使用目的に応じた識別情報等が記憶されている。ICチップ11は、実装基板12の下面に実装され、樹脂等によって封止(パッケージ)されている。
ICチップ11は、外部接触端子14を介して外部機器との間で接触通信を行う機能と、アンテナ20を介して外部機器との間で非接触通信を行う機能とを備える非接触及び接触共用のものである。
接触通信の主な機能は、例えば、国内及び海外のクレジット会員情報、銀行口座情報等の記憶、及びこれらの情報の認証や書き換え等である。一方、非接触通信の主な機能は、例えば、交通機関での定期券等の情報の記憶、及び改札の出入時におけるこれらの情報の認証等である。
実装基板12は、プリント配線基板であり、例えば、リジット基板、フィルム基板等である。実装基板12は、ICチップ11、外部接触端子14が実装されている。実装基板12は、基板側接続部13を有する。
基板側接続部13は、実装基板12の下面に形成された導電プレートであり、アンテナ20との接続端子である。また基板側接続部13は、プリント配線、金ワイヤ等の接続配線11aを介してICチップ11に接続され、アンテナ20及びICチップ11を電気的に接続する。基板側接続部13は、平面形状において、左側X1及び右側X2の端部であって、縦方向Yのほぼ中心にそれぞれ設けられており、その形状が矩形である。
外部接触端子14は、実装基板12の上面に実装され、上面2aに露出した端子である。外部接触端子14は、接触通信時において、外部機器に電気的に接続される。外部接触端子14は、実装基板12を介してICチップ11に電気的に接続されている。外部接触端子14は、平面形状において、ISO/IEC7816に従ってカード基材2の左上の範囲に配置されている。
外部接触端子14は、例えば、銅板に金メッキを施したものであり、ICカード1の他の構成部品よりも剛性が高い。
アンテナ20は、非接触通信時において、ICチップ11が外部のリーダライタ(外部機器)と通信を行なうためのアンテナである。アンテナ20は、リーダライタにICカード1をかざしたときに、リーダライタが形成する磁界等により電流が発生して、ICチップ11に電力を供給する。これにより、ICチップ11は、駆動可能となり、非接触通信時において、リーダライタと情報の送受信、情報の書き換え等を行なう。また、このとき必要な情報は、この磁界等に乗せられる。
アンテナ20は、導線の周囲を、絶縁体により形成された被覆によって覆った被覆付導線21により形成される。ICカード1は、被覆付導線21を用いることにより、形成加工費を例えばエッチング等に比較して安価にできる。アンテナ20は、下層4の上面4aに埋設されている。
アンテナ20は、コイル部22、アンテナ側接続部23,24を備える。
コイル部22は、被覆付導線21がコイル状(渦巻き状)に巻かれ(図1の例では、約3巻)、実際に上記通信機能を奏する部分である。
アンテナ側接続部23,24は、コイル部22の両端に形成されている。アンテナ側接続部23,24は、基板側接続部13に接続するための接続端子である。アンテナ側接続部23,24は、被覆付導線21の両端を、それぞれ縦方向Yに上下に繰り返し折り曲げしてプレート状、つまり平面状に展開するように形成されている。アンテナ側接続部23,24の設置領域A23,A24は、平面形状において、実装基板12の左辺12c、右辺12fを包有し、実装基板12の四隅を覆っている。すなわち、左側X1(カード外側)に設けられたアンテナ側接続部23の設置領域A23は、実装基板12の基板コーナ部12a,12b及び左辺12c(外側の辺)に重複し、一方、右側X2(カード内側)に設けられたアンテナ側接続部24の設置領域A24は、実装基板12の基板コーナ部12d,12e,右辺12f(外側の辺)に重複する。これは、後述するように、ICカード1の剛性を向上し、物理的耐久性を向上させるためである。
なお、被覆付導線21の導線は、ICカード1の剛性向上の観点からカード基材2よりも剛性の高い材料により形成することが望ましく、例えば、銅、アルミニウム等の金属材料が望ましい。また後述するように、アンテナ側接続部23,24が設置されている領域(後述するアンテナ側接続部領域A2)は、カード基材2の剛性を向上するように、構造設計されている。
次に、図1、図2を参照してICカード1の製造方法について説明する。
図2は、ICモジュール10を実装前の状態のICカード1の平面図、ICモジュール収容穴15の断面図である。
図2(a)は、平面図、図2(b)は、断面図(図2(a)のB−B部矢視断面図)である。
ICカード1は、以下の工程に従って製造される。なお、以下の工程は、最も簡単な構成のICカード1を説明するものであり、磁気ストライプ、ホログラム等を設ける場合には、これらの設置工程を別途設ける。
(1)被覆付導線21を図1に示す形状に成形して、アンテナ20を製造する。
(2)抜き加工前の状態の下層4の上面4aに、アンテナ20を熱圧着によって埋設する(図1(b),図2(b)参照)。
(3)上層3と、アンテナ20を埋設した下層4を熱圧着により接着する。このとき、上層3の上面、下層4の下面に印刷保護シート(図示せず)を重ね合わせて、一体化させる。これにより、カード基材2(抜き加工前)が形成される。
(4)アンテナ20を埋設したカード基材2を、打ち抜き加工によってカード形状に形成する。
(5)図2に示すように、抜き加工したカードに対して、NC加工により切削加工を行って、ICモジュール10の形状に類似した階段形状のICモジュール収容穴15を形成する。ICモジュール収容穴15は、第1凹部15a、第2凹部15bからなる。第1凹部15aは、上段の凹部であり、12mm×13mm×深さ200μmである。第2凹部15bは、下段の凹部であり、8.5mm(縦方向Y)×8.5mm(左右方向X)×深さ650μmである。そして、アンテナ20の両端のアンテナ側接続部23,24の一部が露出するようにφ3mm、深さ400μmの半円状の切削凹部15cの加工を行う。
(6)切削凹部15c内に露出したアンテナ20の両端部(アンテナ側接続部23,24)に導電性ペースト30を塗布する(図1(b)参照)。
(7)ICモジュール10に絶縁性接着剤を付着させてICモジュール収容穴15に収容し、ICモジュール10とカード基材2とを一体化する。なお、アンテナ20のアンテナ側接続部23,24と基板側接続部13とは、導電性ペースト30によって導通される。
以上により、ICカード1を製造できる。
次に、ICカード1の強度について説明する。
図3は、第1実施形態のICカード1及び従来のICカード100に外力が加わり屈曲した状態を説明する図である。
図3(a)は、ICカードに外力が加わり屈曲する状態を説明する斜視図である。
図3(b)は、第1実施形態のICカード1のICモジュール10近傍における屈曲状態を説明する断面図である。
図3(c)は、従来のICカード100のICモジュール近傍における屈曲状態を説明する断面図である。
ICカード1は、左右方向Xに細長い形状であるので、図3(a)に示すように、短辺方向の曲げ、つまり左右方向Xから見たときの湾曲(図3(a)の破線L参照)よりも、長辺方向の曲げ、つまり縦方向Yから見たときの湾曲が大きくなるように屈曲する性質を有する。このため、ICカード1は、厚さ方向Zに力Fzが加わった場合には、比較的容易に図3(a)のように湾曲する。また左右方向Xから力Fxが加わると、座屈して同様に変形する。これに対して、縦方向Yから力Fyが加わっても座屈しにくい。
図3(b)に示すように、左右方向Xにおいて、ICカード1のICモジュール10近傍は、剛性に基づいて概ね以下の領域に分類できる。
実装基板領域A1:実装基板12つまりICモジュール10と、アンテナ側接続部23,24と、カード基材2とから形成される領域。
アンテナ側接続部領域A2:アンテナ側接続部23,24と、カード基材2とから形成される領域。
カード基材領域A3:カード基材2のみから形成される領域。
実装基板領域A1は、実装基板12のICチップ11、外部接触端子14の剛性が大きく影響して、最も剛性が高い。
アンテナ側接続部領域A2は、被覆付導線21がカード基材2に筋状に埋め込まれた状態になるため、カード基材2のみのカード基材領域A3よりも剛性が高くなる。なお、被覆付導線21をカード基材2よりも剛性の高い材料により形成した場合には、アンテナ側接続部領域A2の剛性を、カード基材領域A3よりも剛性を確実に高くできる。またアンテナ側接続部領域A2は、実装基板領域A1よりも剛性が低くなるようにバランスよく構造設計されている。
つまり、ICモジュール10近傍は、剛性が「実装基板領域A1>アンテナ側接続部領域A2>カード基材領域A3」となるように、構造設計されている。
上記構成により、図3(b)に示すように、ICカード1は、湾曲されると、実装基板領域A1、アンテナ側接続部領域A2、カード基材領域A3が連続してなだらかに変形する。このため、実装基板領域A1及びアンテナ側接続部領域A2の境界付近に位置するICモジュール収容穴15のコーナ部(特にコーナ部15d〜15i)にかかる応力集中が低減される。
このような、変形状態は、アンテナ側接続部23,24の設置領域A23,A24が実装基板12の左辺12c、右辺12f及び四隅を覆っているので、左右方向XにおいてICモジュール10を含む全ての断面形状に当てはまる。つまり、図1(c)に示すように、領域A5を通る全ての左右方向Xの断面形状に当てはまる。これにより、カード基材2に発生するカード基材2自体の損傷、つまり内部、上面2a及び下面2bに発生する亀裂等を防止できる。特に、カード基材2のICモジュール10よりも左側X1の周辺及び右側X2の周辺における亀裂を防止でき、カード耐久性を向上できる。
また、ICカード1は、ICモジュール10近傍において、なだらかに変形することにより、曲率を小さくでき、アンテナ20にかかるストレスを低減できるし、またカード基材2自体の亀裂が防止されることにより、ICモジュール10の外周部近傍でアンテナ20に局部的に大きなストレスが加わることも低減される。これにより、ICカード1は、アンテナ20の損傷も防止でき、外部機器との安定した非接触通信をすることができる。
このように、ICカード1は、外力が加わった場合のカード基材2及びアンテナ20の破損を防止できるので、外力に起因する物理的耐久性を向上できる。
これに対して、図3(c)に示す従来のICカード100は、アンテナ側接続部123,124の設置領域が実装基板12の左辺、右辺及び四隅を全て覆うようには、形成されていない(図4(a)、図4(b)参照)。このため、アンテナ側接続部領域A102の剛性と、実装基板領域A101の剛性との差が大きくなる。特に、縦方向Yにおいてアンテナ側接続部領域A102から外れる領域(図4(a)に示す領域A104参照)では、両者の剛性の差が一層大きい。このため、従来のICカード100は、実装基板領域A1、アンテナ側接続部領域A102でなだらかに変形できない。つまり、湾曲するときの角度θ100が実施形態のICカード1での角度θ1よりも大きくなり、ICモジュール収容穴115のコーナ部での応力集中が著しくなり、カード基材に亀裂100cが発生しやすくなる。
また、従来のICカード100は、湾曲するときの角度θ100が大きいためアンテナ20に大きなストレスが加わる。さらに、亀裂100cが発生すると、その近傍でのアンテナ120に局部的により大きなストレスが加わる。これにより、従来のICカード100は、アンテナ120の損傷が発生しやすく、外部機器との安定した非接触通信をできない場合があった。
(比較試験)
従来のICカード101,102と、本実施形態のICカード1の繰り返し屈曲試験について説明する。
図4は、比較試験に使用した従来のICカード101,102と、実施形態のICカード1の平面図である。
図5は、従来のICカード101,102と、実施形態のICカード1の繰り返し屈曲試験について説明する表である。
この試験では、従来のICカード101,102と、実施形態のICカード1の繰り返し屈曲試験を行い、カード基材2の表面及び下面の損傷と、アンテナ20の機能異常を確認した。
試料の共通の構成:
・厚さ300μmのポリエステル系基材シートに対して、被覆付導線(φ110μmの銅線)を加熱工法により略カード大サイズの約3回巻きのループ状になるように埋め込みを行うとともに、そのアンテナ側接続部を略プレート状になるように、ピッチ0.3mmで計20回連続的に折り曲げた。
試料の異なる構成:
・アンテナ側接続部のサイズ:
・従来例1のICカード101(アンテナ側接続部小):図4(a)に示すように、各アンテナ側接続部123−1,124−1を縦5mm×横6mmとした。
・従来例2のICカード102(アンテナ側接続部中):図4(b)に示すように、各アンテナ側接続部123−2,124−2を縦9mm×横6mmとした。
・実施形態のICカード1(アンテナ側接続部大):図4(c)に示すように、各アンテナ側接続部23,24を縦16.5mm×横6mmとした。
試験方法:
図4(d)に示すように、ICカード1の左右端を保持して、カード中心に厚さ方向の上下方向に交互に負荷を加えた。片側の振幅を30mm、全幅60mmとして、各30枚について、屈曲回数3000回の折り曲げ試験を行った。
そして、500回毎にカード基材2のカード外観(上面及び下面)の損傷と、非接触での機能動作確認とを行った。
試験結果:
実施形態のICカード1は、図5の表1に示すように、3000回まで、カード基材に亀裂が発生せず、また表2に示すように、3000回まで非接触での機能動作が可能であり、つまりアンテナ20の機能異常が発生しなかった。
一方、従来例1のICカード101は、表1に示すように、2500回で全てのカード基材に亀裂が発生した。また、従来例1のICカード101は、表2に示すように、2000回時点で68%のアンテナの機能異常が発生した。これは、アンテナ120−1が断線したか、基板側接続部113及びアンテナ側接続部123−1,124−1が剥離したためであると考えられる。なお、以降のアンテナ120の機能異常については、確認を省略した。
同様に、従来例2のICカード102は、表1に示すように、2500回で60%のカード基材に亀裂が発生した。また、従来例2のICカード102は、表2に示すように、3000回時点で40%のアンテナ120−2の機能異常が発生した。
以上の試験によって、実施形態のICカード1は、カード基材2の損傷、アンテナ20の損傷の防止効果が、従来のICカード101,102よりも格段に向上できることを確認できた。
以上説明したように、本実施形態のICカード1は、アンテナ20の物理的耐久性を向上させ、実装基板12のエッジ部の損傷、アンテナ20の損傷、基板側接続部13及びアンテナ側接続部23,24の剥離等の発生を防止できるので、実運用におけるICカード1の故障、トラブルを低減し、信頼性の高いICカード1を提供できる。また。被覆付導線21のアンテナ20を用いた比較的低コストのタイプのカードであっても、コスト増を抑制して、前述した損傷、剥離等の発生を防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態は、アンテナ220をエッチングによって形成したものである。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図6は、第2実施形態のICカード201の平面図(図1(a)に相当する図)である。
ICカード201は、アンテナ220が絶縁性シートにエッチング加工することにより形成され、つまりコイル部222及びアンテナ側接続部223,224がエッチングにより形成されている。
アンテナ側接続部223,224は、平面形状が矩形状に形成されている。第1実施形態と同様に、アンテナ側接続部223の設置領域は、実装基板212の基板コーナ部212a,212b、左辺212c(外側の辺)に重複し、一方、アンテナ側接続部224の設置領域は、実装基板212の基板コーナ部212d,212e、右辺212f(外側の辺)に重複する。
これにより、ICカード201は、アンテナ側接続部223,224が第1実施形態のアンテナ側接続部23,24と同様に機能して、ICカード201の剛性を向上し、物理的耐久性を向上できる。またICカード201は、アンテナ220をエッチングにより形成することより、任意の配線幅等、自由度の高い配線形成をできるので、このような配線の自由度が高いタイプのカードであっても、コスト増を抑制して、第1実施形態と同様な損傷、剥離等の発生を防止できる。
なお、アンテナ形成方式は、エッチングによる形成方法に限ったものではなく、印刷による形成方式、めっきによる形成方式等、各種形成方式を用いてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)実施形態において、アンテナ側接続部は、内側及び外側の設置領域が、実装基板のコーナ部に重複するように形成されている例を示したが、これに限定されない。
例えば、アンテナ側接続部は、長辺方向内側(図1に示す右側X2)の設置領域(図1に示す設置領域A24)のみが、実装基板のコーナ部に重複するように形成してもよい。ここで、ICカードの曲率は、内側に至る程大きくなる。例えば、図3に示すように、内側(右側X2)のアンテナ側接続部領域A2−2及びカード基材領域A3−2は、外側(左側X1)のアンテナ側接続部領域A2−1及びカード基材領域A3−1よりも曲率が大きくなる。このため、内側のアンテナ側接続部のみを実装基板のコーナ部に重複するように形成することにより、屈曲によって力が加わりやすい内側のアンテナ側接続部近傍の剛性を向上して、前述した損傷、剥離等の発生を防止できるとともに、コスト増加を抑えることができる。
また、例えば、アンテナ側接続部は、ICチップ実装基板の短辺方向内側のコーナ部(図1に示す基板コーナ部12b,12e)のみが重複するような設置領域を有するように設置してもよい。これにより、ICカードは、ICチップ実装基板の短辺方向内側のコーナ部周辺の剛性を向上できる。
ここで、前述したように、ICカードは、短辺方向よりも長辺方向に曲がりやすく、同一の力を加えた場合の変位は、短辺方向よりも長辺方向の方が大きい。しかし、同一の変位を加えた場合の曲率は、長辺方向よりも短辺方向の方が大きい。この場合には、ICチップ実装基板周辺に加わる力は、長辺方向よりも短辺方向の方が大きくなる。またICチップ実装基板の短辺方向外側コーナ部周辺よりも短辺方向内側コーナ部周辺に対して、より大きな力がかかる。
従って、ICチップ実装基板の短辺方向内側のコーナ部周辺の剛性を向上することにより、ICカードが短辺方向に変位する場合に力がかかりやすいこの領域の損傷、剥離等の発生を効果的に防止できるとともに、短辺方向外側のアンテナ側接続部のサイズを小さくできるため、コスト増加を抑えることができる。
(2)本実施形態において、ICカードは、非接触及び接触共用ICカードである例を示したが、これに限定されない。例えば、実施形態のICカードから接触通信用の機能を取り除いたICカードでもよい。すなわち、非接触型ICカードであって、カード内にICチップを埋設する形式ではなく、実装基板を有しカード表面のICモジュール収容凹部内にICモジュールを装着して、ICモジュールをカード内部のアンテナコイルに接続して使用する非接触型ICカード単独用途のものにも適用できる。
(3)本実施形態において、アンテナ側接続部の設置領域は、平面形状が矩形である例を示したが、これに限定されない。アンテナ側接続部の設置領域が、実装基板のコーナ部に重複するように形成されていれば、その平面形状は何れの形状であってもよい。例えば、角丸四角形、楕円形、三角形、五角形等でもよい。
1,201 ICカード
2 カード基材
10 ICモジュール
11 ICチップ
12,212 実装基板
12a,12b,12d,12e,212a,212b,212d,212e 基板コーナ部
12c,212c 左辺
12e,212e 右辺
13 基板側接続部
14 外部接触端子
15 ICモジュール収容穴
20,220 アンテナ
22,222 コイル部
23,24,223,224 アンテナ側接続部
A1 実装基板領域
A2 アンテナ側接続部領域
A3 カード基材領域

Claims (3)

  1. アンテナを用いて外部との間で無線通信、及び外部接触端子を用いて外部との間で接触通信を行うICチップを備える非接触及び接触共用ICカードであって、
    前記ICチップが実装され、前記アンテナとの接続部である基板側接続部を有するICチップ実装基板と、
    前記アンテナの端部に設けられ、前記基板側接続部に接続され、このICカードの表面を法線方向から見たときに、前記ICチップ実装基板の隣合う2つの基板コーナ部と、前記隣合う2つの基板コーナ部を結ぶ辺とに重複するアンテナ側接続部とを備え、
    前記アンテナは、被覆付導線により前記アンテナ側接続部及びアンテナコイル部が形成され、
    前記アンテナ側接続部は、
    前記被覆付導線を連続して折り曲げて形成され、
    前記被覆付導線の導線部のうち基板側接続部側の部分を露出させて前記基板側接続部に接続され、
    前記アンテナの両端部にそれぞれ設けられ、
    前記ICチップ実装基板の対向する辺において、前記隣合う2つの基板コーナ部と、前記隣合う2つの基板コーナ部を結ぶ辺とに、それぞれ重複していること、
    を特徴とする非接触及び接触共用ICカード。
  2. 請求項1に記載の非接触及び接触共用ICカードにおいて、
    前記基板側接続部は、前記隣合う2つの基板コーナ部を結ぶ辺の中央の領域に設けられ
    前記アンテナ側接続部は、カードの樹脂材料に熱圧着により埋設されること、
    を特徴とする非接触及び接触共用ICカード。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の非接触及び接触共用ICカードにおいて、
    このICカードの表面を法線方向から見たときに、前記ICチップ実装基板の外側の領域であって前記アンテナ側接続部及びカード基材からなる領域の剛性は、前記ICチップ実装基板が実装されている領域の剛性よりも低く、カード基材のみの領域の剛性よりも高いこと、
    を特徴とする非接触及び接触共用ICカード。
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