JP5771444B2 - 分析装置 - Google Patents
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Description
近年では、測定時間の短縮や測定精度の向上の要求から、複数の発振子を用いて、複数の試料から特定の成分を同時に分析できる分析装置が考案されている。
本発明は分析装置であって、前記逆流防止回路は、各前記発振回路と前記伝送路との間にそれぞれ直列に接続された複数の容量性カップリングを有する分析装置である。
本発明は分析装置であって、前記逆流防止回路は、各前記発振回路と前記伝送路との間にそれぞれ直列に接続された複数のダイオードを有する分析装置である。
本発明は分析装置であって、前記制御部は複数のトランジスタを有し、各前記発振回路の前記増幅器の正側電源端子にはそれぞれ異なる前記トランジスタのドレインが電気的に接続された分析装置である。
本発明は分析装置であって、前記制御部は複数の出力端子を有するCMOS論理回路であり、各前記発振回路の前記増幅器の正側電源端子には前記CMOS論理回路のそれぞれ異なる前記出力端子が電気的に接続された分析装置である。
本発明の分析装置の構造を説明する。
図1は分析装置10の内部構成図である。
雰囲気8はここでは特定成分が溶解した液体が用いられるが、本発明の雰囲気8は液体に限定されず、特定成分が拡散したガスであってもよい。
制御部15には、制御部15に電源電圧を供給する電源装置38と、制御部15に入力信号を入力する計算機37とが接続されている。
図3(a)は発振子111の平面図、図3(b)は同A−A線切断断面図である。図3(a)の図面上では後述する樹脂の記載を省略している。
第二の電極11cは樹脂11eで封止されており、発振子111が雰囲気中に浸漬されても、第一、第二の電極11b、11c間が雰囲気により電気的に短絡されることはなく、第一、第二の電極11b、11c間に電圧が印加されると振動子11aが発振できるようになっている。
各発振回路121〜124の構造は互いに同じであり、図2の図面上では符号121の発振回路の内部構造に符号を付し、他の発振回路122〜124の内部構造には符号を省略している。
発振回路121は、増幅器21と、帰還抵抗素子22と、第一、第二の容量素子23、24と、補助増幅器25とを有している。発振子111と帰還抵抗素子22は増幅器21の入力端子27と出力端子26との間に並列に接続されている。帰還抵抗素子22は増幅器21の出力端子26から出力された出力信号を入力端子27に帰還させる。
トランジスタ351〜354はここではPMOSトランジスタであり、ソース端子には電源装置38が電気的に接続され、ドレイン端子にはそれぞれ異なる発振回路121〜124の増幅器21の正側電源端子28と補助増幅器25の正側電源端子とが電気的に接続され、ゲート端子には計算機37が電気的に接続されている。
ここでは、計算機37は、各トランジスタ351〜354のうち、一のトランジスタに負論理の入力信号を入力するように構成されている。
各容量性カップリング311〜314の構成は互いに同様であり、符号311の容量性カップリングで代表して説明する。
補助増幅器25の出力端子と正側電源端子の間には保護ダイオード(不図示)が接続されている。保護ダイオードのアノード端子は補助増幅器25の出力端子に接続され、カソード端子は補助増幅器25の正側電源端子に接続されている。
また、容量性カップリング311により、発振回路121の出力端子と伝送路16との間を流れる直流電流は切り離される。
上述の分析装置10を使用した液体中の特定成分の分析方法を説明する。
(準備工程)
各発振子111〜114の第一の電極11bの表面に、液体中の成分のうちそれぞれ異なる種類の特定成分と反応して付着させる反応材11dをそれぞれ設けておく(図3参照)。
図1を参照し、複数の容器71〜74に液体8を入れておき、各容器71〜74内に発振子111〜114をそれぞれ配置して、各発振子111〜114を液体8中に浸漬させる。
一のトランジスタ351に入力信号が入力されると、当該トランジスタ351は一の発振回路121の増幅器21の正側電源端子28と補助増幅器25の正側電源端子にオン電圧を印加する。
一の発振回路121から出力された出力信号は逆流防止回路13の容量性カップリング311を介して伝送路16に伝達され、計測部14で周波数が計測される。
計算機37は一の発振子111の初期周波数を記憶した後、一のトランジスタ351への入力信号を停止する。
計算機37は、一のトランジスタに入力信号を入力して一の発振子の初期周波数を計測して記憶することを、各発振子111〜114に対して以後順番に繰り返す。ここでは、入力信号のパルス幅を100msecにし、一の入力信号と次の入力信号の間の間隔を25msecにするが、本発明は、これらの時間の長さに限定されない。
制御部15は半導体で構成されており、入力信号の切り換えを繰り返しても、電磁リレーとは違って寿命は短くならない。
投入された試料は液体8中に溶けて溶液が生成され、生成された溶液中の特定成分は発振子111〜114に設けられた反応材11dの表面と反応して、反応材11dの表面に付着し始める。
成分の付着量が増加するにしたがって、発振子111〜114の発振周波数は低下する。
また、求めた特定成分の付着量を、試料の投入時刻からの経過時間で割って、特定成分と反応材11dとの反応速度を計算する。
本発明の第二例の分析装置10’の構造を説明する。
図4は第二例の分析装置10’の等価回路図である。第二例の分析装置10’の構造のうち、上述の符号10の分析装置(以下、第一例の分析装置と呼ぶ)の構造と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
第二例の分析装置10’の逆流防止回路13’は、各発振回路121〜124の増幅器21の出力端子26と伝送路16との間にそれぞれ直列に接続された複数のダイオード331〜334を有している。
伝送路16には補助抵抗34の一端が接続され、補助抵抗34の他端は接地されている。
また、ダイオード331により、伝送路16から発振回路121の出力端子へ流れる直流電流は切り離される。
そのため、一の発振回路121にオン電圧を印加しているとき、他の発振回路122〜124で電流消費は起こらず、従来の分析装置より電流消費を低減できる。
第二例の分析装置10’の使用方法は第一例の分析装置10の使用方法と同様であり、説明を省略する。
また、増幅器21の正側電源端子28に印加する電圧の調整により各発振回路121〜124の間欠動作が可能な場合には、逆流防止回路13、13’を省略してもよい。
10、10’……分析装置
111〜114……発振子
11d…反応材
121〜124……発振回路
13、13’……逆流防止回路
14……計測部
15、15’……制御部
16……伝送路
21……増幅器
22……帰還抵抗素子
26……増幅器の出力端子
27……増幅器の入力端子
28……増幅器の正側電源端子
311〜314……容量性カップリング
331〜334……ダイオード
351〜354……トランジスタ
Claims (5)
- 雰囲気中の特定成分を吸着する反応材が一面に設けられ、浸漬される雰囲気中の前記特定成分の前記一面の付着量に応じて周波数が変化する複数の発振子と、
一の前記発振子と帰還抵抗素子とが入力端子と出力端子との間に並列に接続された増幅器を備える複数の発振回路と、
各前記発振回路の前記増幅器の正側電源端子に、前記増幅器を動作させるオン電圧と、前記増幅器の動作を停止させるオフ電圧とをそれぞれ印加する制御部と、
各前記発振回路の前記増幅器の前記出力端子がそれぞれ接続された伝送路と、
前記伝送路に接続され、前記伝送路を流れる信号の周波数を計測する計測部と、
を有し、
前記制御部は、複数の前記発振回路のうち、一の前記発振回路に前記オン電圧を印加し、他の前記発振回路には前記オフ電圧を印加するように構成され、
前記計測部で計測された前記周波数に基づいて、各前記発振子の前記付着量をそれぞれ求める分析装置であって、
各前記発振回路の前記増幅器の前記出力端子と前記伝送路との間には、前記オフ電圧が印加された前記発振回路を前記伝送路から電気的に切り離し、前記オン電圧が印加された前記発振回路の出力信号を前記伝送路を介して前記計測部に伝達する逆流防止回路が接続された分析装置。 - 前記逆流防止回路は、各前記発振回路と前記伝送路との間にそれぞれ直列に接続された複数の容量性カップリングを有する請求項1記載の分析装置。
- 前記逆流防止回路は、各前記発振回路と前記伝送路との間にそれぞれ直列に接続された複数のダイオードを有する請求項1記載の分析装置。
- 前記制御部は複数のトランジスタを有し、
各前記発振回路の前記増幅器の正側電源端子にはそれぞれ異なる前記トランジスタのドレインが電気的に接続された請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の分析装置。 - 前記制御部は複数の出力端子を有するCMOS論理回路であり、
各前記発振回路の前記増幅器の正側電源端子には前記CMOS論理回路のそれぞれ異なる前記出力端子が電気的に接続された請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の分析装置。
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