JP5771356B2 - 乗用型芝刈り車両 - Google Patents

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本発明は、作業者が乗車して運転しながら芝刈りを行う乗用型芝刈り車両に関する。
周知の通り、芝刈り機を備える芝刈り車両は、車両の後側に位置する作業者によって操作される手押し式(ウォークビハインド式)芝刈り車両と、乗車した作業車によって運転される乗用型芝刈り車両とに大別される。一度の走行で芝を刈ることのできる面積は、通常、手押し式芝刈り車両よりも乗用型芝刈り車両の方が大きい。このため、手押し式芝刈り車両は広範ではない範囲(例えば、個人の庭等)の芝、又はゴルフ場におけるグリーンの精密な芝刈りのために用いられることが多く、乗用型芝刈り車両は広範な範囲(例えば、ゴルフ場におけるグリーンや競技場等)の芝を刈るために用いられることが多い。
以下の特許文献1には、油圧シリンダを用いて芝刈り機としてのモアを昇降可能に構成した乗用型芝刈り車両の一例が開示されている。具体的に、この乗用型芝刈り車両は、車両の前部に配置された3台のモア(リールモア)を昇降させるモア昇降シリンダへの背圧を、作業する面の傾斜や凹凸に応じて切り替え可能とすることにより、モアの下降が遅れることなく走行速度を維持したままで刈り残しのない安定した作業を実現している。
特開2000−139157号公報
ところで、昇降可能な複数の芝刈り機(リールモア)が車両の前後方向における異なる位置に設けられている従来の乗用型芝刈り車両においては、車両の前側に設けられた芝刈り機(以下、「前側芝刈り機」という)の昇降位置と、車両の後側に設けられた芝刈り機(以下、「後側芝刈り機」という)との昇降位置とを合わせる必要がある。これは、前側芝刈り機と後側芝刈り機とを同時に昇降させてしまうと、前側芝刈り機のみによって刈られる部分及び後側芝刈り機のみによって刈られる部分が生じ、刈りすぎ或いは刈り残しの部分が生ずるからである。
前側芝刈り機と後側芝刈り機との昇降位置を合わせるためには、前側芝刈り機を昇降させた位置から、前側芝刈り機と後側芝刈り機との間隔分だけ車両が走行した位置で後側芝刈り機を昇降させれば良い。しかしながら、油圧シリンダを用いて芝刈り機を昇降させる従来の乗用型芝刈り車両は、細かな制御が困難であるため、車両の走行速度に拘わらず、前側芝刈り機を昇降させてから一定の時間が経過した後に後側芝刈り機を昇降させている。
ここで、芝が生えている地面が平坦であれば、アクセル位置を機械的に一定にすることによって乗用型芝刈り車両の走行速度を一定にすることができるため、前側芝刈り機に対する後側芝刈り機の制御を時間基準で行っても問題は生じない。しかしながら、ゴルフ場のグリーンのように地面に起伏が生じている場合には、アクセル位置が機械的に一定にされていても地面の起伏に応じて乗用型芝刈り車両の走行速度が自然に変化してしまい、これにより、前側芝刈り機と後側芝刈り機との昇降位置にズレが生じ、刈り取り品質が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、走行速度が変化した場合であっても芝刈り機の昇降位置を合わせることができ、高品質な芝の刈り取りが可能な乗用型芝刈り車両を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の乗用型芝刈り車両は、進行方向に対して車両の前後方向における異なる位置に配設された第1,第2芝刈り機(13a,13b、14)を備える乗用型芝刈り車両(1、2)において、電動アクチュエータ(26a、26b)によって前記第1芝刈り機を昇降させる第1昇降機構と、電動アクチュエータによって前記第2芝刈り機を昇降させる第2昇降機構と、車両の走行速度を検出する速度検出部(34a〜34c、37、40)と、前記速度検出部の検出結果に応じて、前記第1芝刈り機の昇降位置と前記第2芝刈り機の昇降位置とが一致するように前記第1,第2昇降機構を制御する制御部(37、40)とを備えることを特徴としている。
また、本発明の乗用型芝刈り車両は、前記第1,第2芝刈り機が、モータ(24)によって駆動される回転刃(22)を有する電動式芝刈り機であって、前記回転刃の回転軸が車両の進行方向に交差する左右方向に設定されていることを特徴としている。
また、本発明の乗用型芝刈り車両は、前記制御部が、前記速度検出部の検出結果に応じて、前記第1芝刈り機の昇降を開始させてから前記第2芝刈り機の昇降を開始させるまでの時間を変化させる制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の乗用型芝刈り車両は、前記第1,第2芝刈り機の昇降位置を一致させる制御である自動昇降制御を行うか否かの指示を入力する入力部(27)を備えており、前記制御部は、前記入力部から前記自動昇降制御を行う指示があった場合に前記自動昇降制御を行うことを特徴としている。
また、本発明の乗用型芝刈り車両は、前記制御部が、前記自動昇降制御を行う指示が無い場合には、前記入力部から入力される指示に応じて前記第1,第2芝刈り機の昇降を個別に制御することを特徴としている。
また、本発明の乗用型芝刈り車両は、前記速度検出部が、車両に設けられた車輪の単位時間当たりの回転数と当該車輪の有効径とに基づいて前記車両の走行速度を検出することを特徴としている。
また、本発明の乗用型芝刈り車両は、前記速度検出部が、車両に設けられた複数の車輪の単位時間当たりの回転数が異なる場合には、前記複数の車輪各々の単位時間当たりの回転数の平均値を求めることを特徴としている。
本発明によれば、速度検出部の検出結果に応じて、第1芝刈り機の昇降位置と第2芝刈り機の昇降位置とが一致するように第1,第2昇降機構を制御しているため、走行速度が変化した場合であっても芝刈り機の昇降位置を合わせることができ、高品質な芝の刈り取りが可能であるという効果がある。
本発明の第1実施形態による乗用型芝刈り車両の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態による乗用型芝刈り車両の動力系統及び制御系統の要部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による乗用型芝刈り車両1が備える表示装置27の表示内容の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態による乗用型芝刈り車両の動力系統及び制御系統の要部構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による乗用型芝刈り車両について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による乗用型芝刈り車両の外観を示す斜視図である。図1に示す通り、本実施形態の乗用型芝刈り車両1は、フレーム10に支持される2つの前輪11a,11b及び1つの後輪12と、2つの前側芝刈り機13a,13b(第1芝刈り機、電動式芝刈り機)及び1つの後側芝刈り機14(第2芝刈り機、電動式芝刈り機)とを備えており、前輪11a,11b及び後輪12によって走行しつつ、走行経路に沿って前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14により芝の刈り取りを行う。この乗用型芝刈り車両1は、エンジンの動力を用いて走行し、モータ等の動力を用いて芝を刈るハイブリッド式の乗用型芝刈り車両である。
フレーム10の略中央上部には、作業者が着席するシート15が配設されている。このシート15の前方上部にはステアリングホイール16が設けられており、前方下部には後進アクセルペダル17、前進アクセルペダル18、及びブレーキペダル19が設けられている。シート15に着席した作業者によってステアリングホイール16が操作されることで乗用型芝刈り車両1の進行方向が定められ、後進アクセルペダル17、前進アクセルペダル18、及びブレーキペダル19が操作されることにより、乗用型芝刈り車両1の後退、前進、停止、及び走行速度が定められる。
前輪11a,11bは、フレーム10の右側前方下部及び左側前方下部にそれぞれ配設されており、エンジンEに直結される油圧モータの動力によって駆動され、車両の左右方向に沿う回転軸の周りで回転可能にフレーム10に支持されている。後輪12は、フレーム10の中央後方下部に配設されており、3輪駆動時は前輪11a,11bと同様に油圧モータの動力によって駆動され、2輪駆動時はフリー回転する。但し、後輪12は、前輪11a,11bとは異なり、ステアリングホイール16の回転量に応じて左右方向に揺動可能に構成されている。後輪12の左右方向への揺動に合わせて後輪12の回転軸も揺動するため、ステアリングホイール16を回転させることにより乗用型芝刈り車両1の進行方向が変更される。尚、乗用型芝刈り車両1には、エンジンEの動力を利用してステアリングホイール16の操舵を補助する機構(所謂、パワーステアリング)が設けられている。
ここで、前輪11a,11b及び後輪12には、ショルダーが緩やかな曲面に形成された幅広のタイヤが用いられる。これは、前輪11a,11b及び後輪12にかかる乗用型芝刈り車両1の車重及び応力を分散することによって、芝へのダメージを避けるためである。また、前輪11a,11b及び後輪12には、溝が形成されていないタイヤが用いられる。これは、踏みつけられる部分(溝が形成されていない部分)と踏みつけられない部分(溝が形成されている部分)とが生ずることによって、芝に縞状の模様が生ずるのを防止するためである。
前側芝刈り機13a,13bは、前輪11a,11bの各々の前方において昇降可能に支持されており、下降して前輪11a,11bの前方で地面に接している状態で芝の刈り取りを行う。これら前側芝刈り機13a,13bの各々は、前側ローラ21、電動リール22(回転刃)、不図示の後側ローラ、及びモータ24を備える。前側ローラ21は、回転軸が車両の左右方向に設定されて、周方向に沿う溝が軸方向に複数形成された略円柱形状の部材であり、電動リール22の前方に配設される。この前側ローラ21は、下降した状態にある前側芝刈り機13a,13bを地面上に支持するために設けられている。
電動リール22は、芝を刈るための螺旋状の刃が側面に複数形成された略円柱形状の部材であって、回転軸が車両の左右方向に設定されており、モータ24によって駆動される。この電動リール22は、前側ローラ21と不図示の後側ローラとの間に配設され、刈り取った後の芝の高さの分だけ前側ローラ21及び不図示の後側ローラよりも上方に配置されている。尚、前側ローラ21及び不図示の後側ローラに対する電動リール22の高さ位置は、例えば数mm〜十数mm程度の範囲で微調整が可能である。不図示の後側ローラは、前側ローラ21の様な溝が形成されていない略円柱形状の部材であり、上述した前側ローラ21と同様に、下降した状態にある前側芝刈り機13a,13bを地面上に支持するために設けられている。
フレーム10の前部には、中央部から右方向に延びる支持アーム25aと、中央部から左方向に延びる支持アーム25bとが設けられている。支持アーム25aは、その右端部において車両の前後方向における回転軸の周りで前側芝刈り機13aを揺動可能に支持しており、支持アーム25bは、その左端部において車両の前後方向における回転軸の周りで前側芝刈り機13bを揺動可能に支持している。このため、車両の左右方向に地面が傾斜していても、その傾斜に合わせて前側芝刈り機13a,13bを傾斜させることができる。
支持アーム25a,25bには、電動アクチュエータとしての電動シリンダ26a,26bが取り付けられている。電動シリンダ26aが伸縮すると支持アーム25aの右端部が上下方向に移動し、これにより前側芝刈り機13aが昇降する。同様に、電動シリンダ26bが伸縮すると支持アーム25bの左端部が上下方向に移動し、これにより前側芝刈り機13bが昇降する。つまり、支持アーム25a,25b及び電動シリンダ26a,26bは、前側芝刈り機13a,13bを昇降させる第1昇降機構をなす。尚、図1では、前側芝刈り機13aが上昇しており、前側芝刈り機13bが下降している状態を図示してる。
後側芝刈り機14は、前輪11a,11bと後輪12との間において昇降可能に支持されており、下降して後輪12の前方で地面に接している状態で芝の刈り取りを行う。この後側芝刈り機14は、前側芝刈り機13a,13bと同様に、前側ローラ21、電動リール22(回転刃)、不図示の後側ローラ、及びモータ24を備えており、電動シリンダ26a,26bと同様の電動シリンダ(電動アクチュエータ)等を備える不図示の昇降機構(第2昇降機構)によって昇降される。尚、後側芝刈り機14も、前側芝刈り機13a,13bと同様に、車両の前後方向における回転軸の周りで揺動可能に支持されており、車両の左右方向における地面の傾斜に合わせて傾斜が可能である。
また、シート15の右側前方(ステアリングホイール16の右側)には、タッチパネル式の表示装置(例えば、液晶表示装置)27(入力部)が設けられている。この表示装置27は、作業者の指示を入力するとともに、乗用型芝刈り車両1の現在の状態を示す情報等の各種情報を表示するものである。前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14の昇降、及びこれらに設けられた電動リール22の始動・停止は、作業者が表示装置27を操作することによって入力される指示に応じて制御される。表示装置27に表示される情報としては、乗用型芝刈り車両1の走行速度、前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14の各々に設けられた電動リール22の回転速度、及び芝の育成状況を示す情報等の情報である。尚、ステアリングホイール16の下方であって、前進アクセルペダル18とブレーキペダル19との間には、乗用型芝刈り車両1の前方を照明する照明装置28が設けられている。
図2は、本発明の第1実施形態による乗用型芝刈り車両の動力系統及び制御系統の要部構成を示すブロック図である。尚、図2においては、図1に示した構成に相当する構成については同一の符号を付してある。図2に示す通り、乗用型芝刈り車両1は油圧ポンプ31及びオルタネータ32を備えており、その動力系統は油圧ポンプ31から伝達される油圧によって駆動される走行系S1及びステアリング系S2と、オルタネータ32から供給される電流によって駆動されるワーク系S3とに大別される。尚、図2では、油圧ポンプ32から油圧が伝達される経路を太線の実線で表しており、オルタネータ32から電流が供給される経路を細線の実線で表している。また、制御系統に係る信号の経路を細線の破線で表している。
油圧ポンプ31は、エンジンEの動力によって駆動され、走行系S1及びステアリング系S2を駆動する油圧を生成する。オルタネータ32は、エンジンEによって駆動される交流発電機32a、交流発電機32aからの交流電流を直流電流に変換する変換器(AC/DC)32b、及びダイオード32cを備えており、例えば電圧値が24[V]である直流電流を生成する。
走行系S1は、油圧ポンプ31から伝達される油圧を前輪11a,11b及び後輪12の各々に伝達する油圧回路33を備えている。尚、前輪11a,11b及び後輪12には、各々の単位時間当たりの回転数(例えば、1分毎の回転数)を検出するセンサ34a,34b,34c(速度検出部)がそれぞれ設けられている。これらセンサ34a〜34cの検出結果は、後述する制御装置37に出力される。ステアリング系S2は、油圧ポンプ31から伝達される油圧を、ステアリングホイール16の操舵を補助する機構であるパワーステアリングに伝達する油圧回路35を備えている。
オルタネータ32から供給される電流は、ワーク系S3、照明装置28、昇圧回路36、及び制御装置37(制御部、速度検出部)に入力される。ワーク系S3は、図1に示した電動シリンダ26a,26b、前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14の各々に設けられた電動リール22及びモータ24、スイッチ38a,38b、並びにモータドライバ39a〜39cを備える。スイッチ38a,38bは、その開閉状態が制御装置37によって制御され、オルタネータ32と電動シリンダ26a,26bとの間を電気的に遮断状態又は導通状態にする。尚、本スイッチは切替機構の構成素子の1例であって、半導体で構成されるシリンダドライバを用いてもよい。
スイッチ38a,38bが閉状態(オン状態)になるとオルタネータ32からの直流電流が電動シリンダ26a,26bに供給され、これにより電動シリンダ26a,26bが駆動されて前側芝刈り機13a,13bが上昇又は下降する。尚、図2では図示を省略しているが、後側芝刈り機14を昇降させる電動シリンダにも、スイッチ38a,38bと同様のスイッチ(制御装置37によって開閉状態が制御されるスイッチ)が設けられている。
モータドライバ39a,39b,39cは、制御装置37の制御の下で、前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14に設けられたモータ24をそれぞれ駆動する。これにより、前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14の各々に設けられたリール22の回転速度が制御される。昇圧回路36は、オルタネータ32からの直流電流の電圧を、10倍程度の電圧に昇圧する回路であり、昇圧された電圧は、モータドライバ39a,39b,39cの各々に入力される。
制御装置37は、表示装置27を介して入力される指示に応じて乗用型芝刈り車両1のワーク系S3の動作を制御するとともに、乗用型芝刈り車両1の現在の状態を示す情報(例えば、走行速度、電動リール22の回転速度を示す情報等)を表示装置27に表示する。具体的には、表示装置27を介して前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14の昇降指示が入力された場合には、スイッチ38a,38b等のオン・オフ状態を制御する。また、表示装置27を介して前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14に設けられた電動リール22の駆動指示がなされた場合には、モータドライバ39a〜39cに対して制御信号を出力して電動リール22の回転速度を制御する。
ここで、乗用型芝刈り車両1には、前側芝刈り機13a,13bと後側芝刈り機14との昇降を連動して行う「自動運転モード」と、前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14の昇降を個別に手動で行う「手動運転モード」とが運転モードとして用意されている。作業者が表示装置27を操作することによって「自動運転モード」又は「手動運転モード」が設定される。
制御装置37は、運転モードが「自動運転モード」に設定されている場合には、センサ34a〜34cの検出結果に基づいて、前側芝刈り機13a,13bの昇降位置と後側芝刈り機14の昇降位置とが一致するように電動シリンダ26a,26bを制御する。これは、乗用型芝刈り車両1の走行速度が一定になるよう運転しているにもかかわらず、地面の起伏等によって自然に走行速度が変化した場合であっても、高品質な芝の刈り取りを実現するためである。
後輪12の1分毎の回転数を示すセンサ34cの検出結果をn[rpm]とし、後輪12の有効径(直径)をd[mm]とすると、制御装置37は以下の(1)式から乗用型芝刈り車両1の走行速度v[km/h]を求める。
v=(d/10)×π×60×n …(1)
尚、ここでは、説明を簡単にするために、センサ34cのみの検出結果のみに基づいて乗用型芝刈り車両1の走行速度を求める例について説明するが、全てのセンサ34a〜34cの検出結果に基づいて走行速度を求めても良い。センサ34a〜34cの検出結果が異なる場合には、それらの検出結果の平均値を走行速度にするのが望ましい。
制御装置37は、前側芝刈り機13a,13bを昇降させた時点から、上記(1)式を用いて得られる走行速度を積分して走行距離(前側芝刈り機13a,13bを昇降させた位置からの走行距離)を算出する。そして、算出された走行距離が前側芝刈り機13a,13bと後側芝刈り機14との距離Lになった位置で後側芝刈り機14を昇降させる制御を行う。かかる制御を行うことで、前側芝刈り機13a,13bの昇降を開始させてから後側芝刈り機14の昇降を開始させるまでの時間が走行速度に応じて変化するため、走行速度が変化した場合であっても、前側芝刈り機13a,13bの昇降位置と後側芝刈り機14の昇降位置とを一致させることができる。
更に、制御装置37は、前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14に設けられた電動リール22の回転速度が、上記(1)式から求めた走行速度に対して比例するように、或いは上記(1)式から求めた走行速度に対して段階的に変化するように、モータドライバ39a〜39cを制御する。走行速度に対して比例するように制御するか、段階的に変化するように制御するかは、モータ24やモータドライバ39a〜39cの性能等を考慮して適宜決定される。
ここで、電動リール22の回転速度は、乗用型芝刈り車両1の走行速度のみによって決定される訳ではなく、乗用型芝刈り車両1の走行速度に加えて、電動リール22に設けられている刃の数と刈り取りピッチ(目標とする芝の高さ)とに基づいて制御される。具体的には、電動リール22の刃の数をm[枚]とし、刈り取りピッチをp[mm]とすると、制御装置37は、電動リール22の回転数r[rpm]を以下の(2)式で示される回転数になるように制御する。
r=(v×10/60)/(m×p) …(2)
次に、上記構成における乗用型芝刈り車両1の動作について簡単に説明する。乗用型芝刈り車両1上のシート15に着席した作業者が、エンジン始動のキー操作を行うとエンジンEが始動する。エンジンEが始動すると油圧ポンプ31が駆動され、走行系S1及びステアリング系S2を駆動するための油圧が生成される。また、エンジンEによりオルタネータ32が駆動され、これによって直流電流が生成される。オルタネータ32で生成された直流電流は、ワーク系S3、照明装置28、制御装置37、及び昇圧回路36に供給される。尚、昇圧回路36で昇圧された電圧はワーク系S3に供給される。
作業者が後進アクセルペダル17、前進アクセルペダル18、及びブレーキペダル19並びにステアリングホイール16を操作し、芝を刈り取るべき位置まで乗用型芝刈り車両1を運転する。芝の刈り取りを行う前に、作業者は表示装置27を操作して運転モードを「自動運転モード」又は「手動運転モード」に設定する。図3は、本発明の第1実施形態による乗用型芝刈り車両1が備える表示装置27の表示内容の一例を示す図である。尚、図3に示す表示内容はあくまでも一例であって、その表示内容や表示位置は適宜変更することが可能である。
図3(a)に示す通り、表示装置27の全表示領域Rの下部には、運転モードを選択する選択ボタンB1〜B3が表示されている。選択ボタンB1は運転モードを「自動運転モード」に設定するボタンであり、選択ボタンB2は運転モードを「手動運転モード」に設定するボタンである。また、ボタンB3は、乗用型芝刈り車両1に対する各種メンテナンスを行うために乗用型芝刈り車両1の各部を手動で動作させる「メンテナンスモード」に設定するボタンである。
作業者が選択ボタンB1を操作すると運転モードが「自動運転モード」になり、図3(b)に示す通り、全表示領域RからボタンB1が消去され、刈り取りの開始及び終了を指示するボタンB11が表示される。作業者の運転によって芝を刈り取るべき位置に到着し、作業者が表示装置27の全表示領域Rに表示されているボタンB11を押下すると、制御装置37からスイッチ38a,38bに対して制御信号が出力されて前側芝刈り機13a,13bが下降する。これにより、乗用型芝刈り車両1の走行経路に沿って前側芝刈り機13a,13bによる芝の刈り取りが行われる。
ここで、制御装置37は、前側芝刈り機13a,13bを下降させた時点から、センサ34cの検出結果(後輪12の回転数)から前述した(1)式を用いて乗用型芝刈り車両1の走行速度を求め、得られる走行速度を積分して走行距離を算出する。そして、算出された走行距離が前側芝刈り機13a,13bと後側芝刈り機14との距離Lになった位置で後側芝刈り機14を降下させる制御を行う。これにより、走行速度が変化した場合であっても、後側芝刈り機14が下降した位置を前側芝刈り機13a,13bが下降した位置に一致させることができる。
作業者が表示装置27の全表示領域Rに表示されているボタンB11を再び押下すると、制御装置37からスイッチ38a,38bに対して制御信号が出力されて前側芝刈り機13a,13bが上昇する。これにより、前側芝刈り機13a,13bによる芝の刈り取りが終了する。ボタンB11が押下されると、制御装置37は、前側芝刈り機13a,13bを下降させた場合と同様に、センサ34cの検出結果(後輪12の回転数)から前述した(1)式を用いて乗用型芝刈り車両1の走行速度を求め、得られる走行速度を積分して走行距離を算出する。そして、算出された走行距離が前側芝刈り機13a,13bと後側芝刈り機14との距離Lになった位置で後側芝刈り機14を上昇させる制御を行う。これにより、走行速度が変化した場合であっても、後側芝刈り機14が上昇する位置を前側芝刈り機13a,13bが上昇した位置に一致させることができる。
尚、図3(a)に示す表示が表示領域27でされているときに、作業者がボタンB2を操作すると、運転モードが「手動運転モード」になる。すると、図3(c)に示す通り、全表示領域RからボタンB2が消去され、前側芝刈り機13bを上昇・下降させるボタンB21,B31、前側芝刈り機13aを上昇・下降させるボタンB22,B32、及び後側芝刈り機14を上昇・下降させるボタンB23,B33が表示される。作業者がこれらのボタンを個別に操作することにより、電動シリンダ26a,26b等が制御装置37によって個別に制御され、前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14を個別に上昇又は下降させることができる。
以上説明した通り、本実施形態では、センサ34c等の検出結果に応じて走行速度を求めるとともに走行距離を算出し、前側芝刈り機13a,13bの昇降位置と後側芝刈り機14との昇降位置とが一致するように制御しているため、乗用型芝刈り車両1の走行速度が変化した場合であっても高品質な芝の刈り取りが可能である。また、本実施形態の乗用型芝刈り車両1は、エンジンの動力により駆動される油圧ポンプの圧力を用いて走行し、電動モータ等の動力を用いて芝を刈るハイブリッド式の芝刈り車両であり、油圧ポンプの動力を用いて芝を刈る従来の芝刈り車両よりも油漏れのリスクを少なくすることができるため、従来よりも油による芝の枯れのリスクを低減することができる。
〔第2実施形態〕
図4は、本発明の第2実施形態による乗用型芝刈り車両の動力系統及び制御系統の要部構成を示すブロック図である。尚、図4においては、図2に示したブロックと同じブロックについては同一の符号を付してある。この乗用型芝刈り車両2は、モータ等の動力を用いて走行するとともに芝を刈る電動式の乗用型芝刈り車両である。尚、本実施形態の乗用型芝刈り車両2の外観は、図1に示す第1実施形態による乗用型芝刈り車両1の外観とほぼ同様である。
図4に示す通り、本実形態の乗用型芝刈り車両2は、図2中のエンジンE、油圧ポンプ31、及びオルタネータ32に代えてバッテリBを備える。また、図2中の走行系S1及びステアリング系S2に代えて走行系S11及びステアリング系S12を備えるとともに、制御装置37に代えて制御装置40(制御部、速度検出部)を備える。尚、図4では、バッテリBから電流が供給される経路を細線の実線で表しており、制御系統に係る信号の経路を細線の破線で表している。
バッテリBは、走行系S11、ステアリング系S12、及びワーク系S3、並びに照明装置28、昇圧回路36、及び制御装置40に直流電流を供給する。尚、バッテリBは、例えば電圧値が48[V]である直流電流を生成する。走行系S11は、前輪11a,11b及び後輪12をそれぞれ駆動するモータ41a,41b,41cと、これらモータ41a〜41cをそれぞれ駆動するモータドライバ42a〜42cとを備えている。
モータドライバ42a〜42cの各々にはバッテリBからの直流電流が供給されているとともに、制御装置40からの制御信号が入力されている。モータドライバ42a〜42cは、制御装置40の制御の下でモータ41a〜41cをそれぞれ駆動する。尚、本実施形態においても、前輪11a,11b及び後輪12には、各々の単位時間当たりの回転数(例えば、1分毎の回転数)を検出するセンサ34a,34b,34cがそれぞれ設けられている。
ステアリング系S12は、モータ43、モータドライバ44、及びステアリングセンサ45を備えており、制御装置40の制御の下で、ステアリングホイール16の操舵を補助する。モータ43は、ステアリングホイール16に動力を伝達することにより、ステアリングホイール16の操舵を補助するパワーステアリングを実現する。モータドライバ44は、制御装置40から出力される制御信号に基づいてモータ43を駆動する。尚、このモータドライバ44にもバッテリBからの直流電流が供給されている。ステアリングセンサ45は、ステアリングホイール16の回転量を検出し、その検出結果を制御装置40に出力する。
制御装置40は、図2に示した制御装置37と同様に、表示装置27を介して入力される指示に応じて乗用型芝刈り車両2のワーク系の動作を制御する。つまり、表示装置27を介し入力される指示に基づいて前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14の昇降を制御するとともに、センサ34a〜34cの検出結果に基づいて前側芝刈り機13a,13b及び後側芝刈り機14に設けられた電動リール22の回転速度を制御する。
また、制御装置40は、ステアリングセンサ45の検出結果に基づいてモータドライバ44を制御することによって、ステアリングホイール16の操舵を補助するパワーステアリングを実現する。更に、ステアリングセンサ45の検出結果に基づいて後輪12の左右方向への揺動量を制御するとともに、後進アクセルペダル17等の操作量に応じてモータドライバ42a〜42cを制御することにより、乗用型芝刈り車両2の前進、後退、停止、及び走行速度を制御する。
以上の構成の乗用型芝刈り車両2においても、第1実施形態の乗用型芝刈り車両1と同様に、センサ34c等の検出結果に応じて前側芝刈り機13a,13bの昇降位置と後側芝刈り機13の昇降位置が一致するように制御装置40によって制御される。このため、乗用型芝刈り車両2の走行速度が変化した場合であっても芝の高さが揃った高品質な芝の刈り取りが可能である。
また、本実施形態の乗用型芝刈り車両2は、モータ等の動力を用いて走行を行うとともに芝を刈る電動式の乗用型芝刈り車両であってエンジンが不要である。このため、軽量化が可能であり、轍の形成を防止することができるとともに芝へのダメージを軽減することができる。更に、本実施形態の乗用型芝刈り車両2は、走行系S11及びステアリング系S12を駆動するための油圧が不要であり、油漏れが生ずることがないため、漏れた油による芝の枯れが生ずることはない。
以上、本発明の実施形態による乗用型芝刈り車両について説明したが、本発明は上記実施形態に制限されず、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例えば、上記実施形態では、車両の左右方向に回転軸が設定された電動リール22を備える乗用型芝刈り車両について説明したが、本発明は上下方向に回転軸が設定された電動リールを備える乗用型芝刈り車両に適用することも可能である。
また、以上の実施形態では、センサ34a〜34cによって、前輪11,11b及び後輪12の回転数をそれぞれ検出し、その検出結果から走行速度を求める例について説明した。しかしながら、第1実施形態による乗用型芝刈り車両1では、走行用油圧モータの回転数又は流量並びに前輪11a,11b及び後輪12の有効径により走行速度を求めても良い。
1,2 乗用型芝刈り車両
13a,13b 前側芝刈り機
14 後側芝刈り機
22 電動リール
24 モータ
26a,26b 電動シリンダ
27 表示装置
34a〜34c センサ
37,40 制御装置

Claims (6)

  1. 進行方向に対して車両の前後方向における異なる位置に配設された第1,第2芝刈り機を備える乗用型芝刈り車両において、
    電動アクチュエータによって前記第1芝刈り機を昇降させる第1昇降機構と、
    電動アクチュエータによって前記第2芝刈り機を昇降させる第2昇降機構と、
    車両の走行速度を検出する速度検出部と、
    前記第1,第2芝刈り機の昇降位置を一致させる制御である自動昇降制御を行うか否かの指示を入力する入力部と、
    前記入力部から前記自動昇降制御を行う指示があった場合に、前記速度検出部の検出結果を積分して、前記第1昇降機構を制御して前記第1芝刈り機を下降させた時点からの車両の走行距離を求め、該走行距離が前記第1,第2芝刈り機間の距離と一致する位置で前記第2芝刈り機が下降するように前記第2昇降機構を制御するとともに、前記速度検出部の検出結果に応じて、前記第1,第2芝刈り機に設けられている回転刃の回転速度を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする乗用型芝刈り車両。
  2. 前記第1,第2芝刈り機は、モータによって駆動される回転刃を有する電動式芝刈り機であって、前記回転刃の回転軸が車両の進行方向に交差する左右方向に設定されていることを特徴とする請求項1記載の乗用型芝刈り車両。
  3. 前記制御部は、前記速度検出部の検出結果に応じて、前記第1芝刈り機の昇降を開始させてから前記第2芝刈り機の昇降を開始させるまでの時間を変化させる制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の乗用型芝刈り車両。
  4. 前記制御部は、前記自動昇降制御を行う指示が無い場合には、前記入力部から入力される指示に応じて前記第1,第2芝刈り機の昇降を個別に制御することを特徴とする請求項3記載の乗用型芝刈り車両。
  5. 前記速度検出部は、車両に設けられた車輪の単位時間当たりの回転数と当該車輪の有効径とに基づいて前記車両の走行速度を検出することを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の乗用型芝刈り車両。
  6. 前記速度検出部は、車両に設けられた複数の車輪の単位時間当たりの回転数が異なる場合には、前記複数の車輪各々の単位時間当たりの回転数の平均値を求めることを特徴とする請求項5記載の乗用型芝刈り車両。
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