JP5770453B2 - ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル - Google Patents

ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル Download PDF

Info

Publication number
JP5770453B2
JP5770453B2 JP2010260067A JP2010260067A JP5770453B2 JP 5770453 B2 JP5770453 B2 JP 5770453B2 JP 2010260067 A JP2010260067 A JP 2010260067A JP 2010260067 A JP2010260067 A JP 2010260067A JP 5770453 B2 JP5770453 B2 JP 5770453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
royal jelly
composition
sesamin
capsule
discoloration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010260067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012110253A (ja
Inventor
勝則 濱田
勝則 濱田
Original Assignee
八幡物産株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 八幡物産株式会社 filed Critical 八幡物産株式会社
Priority to JP2010260067A priority Critical patent/JP5770453B2/ja
Publication of JP2012110253A publication Critical patent/JP2012110253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5770453B2 publication Critical patent/JP5770453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Description

本発明は、油脂を媒体とするローヤルゼリー含有組成物、及び、該ローヤルゼリー含有組成物が充填されたソフトカプセルに関するものである。
ローヤルゼリーは、ミツバチの唾液腺から分泌されるゼリー状の物質であり、主成分とされる10−ヒドロキシデセン酸等の脂肪酸の他、各種のアミノ酸、ビタミン類、ミネラル、糖類など多種類の成分を含んでいる。そのため、ローヤルゼリーは、健康の維持や促進に資する成分を豊富に含んだ食品として期待され、液体状、粉末状、製剤状など種々の形態で用いられている。その一つとして、ローヤルゼリーを乾燥処理した粉末を油脂に懸濁させた組成物を、カプセル皮膜に充填したカプセル剤(ソフトカプセル、ハードカプセル)が実施されている。このようにカプセル皮膜に組成物を充填することにより、生ローヤルゼリーとして食する場合に比べて保存性、品質安定性の良いものとなる。また、ローヤルゼリーの乾燥粉末を油脂に懸濁させた組成物をカプセル皮膜に充填することにより、ローヤルゼリー粉末を賦形剤と混合して打錠した錠剤に比べ、耐吸湿性に優れたものとなる。
しかしながら、ローヤルゼリーは非常に不安定な物質であるため、カプセル皮膜に封入した場合であっても、元来の乳白色から褐色に、経時的に変化してしまうという問題がある。これは、ローヤルゼリーの成分である脂質の酸化反応や、アミノ酸と糖類とのメイラード反応等に起因していると考えられている。また、カプセル皮膜がゼラチンで形成されている場合は、ゼラチン皮膜とローヤルゼリーとの間でも、メイラード反応が起こると考えられる。
そこで、従来、ローヤルゼリーの変色を防止する技術として、生ローヤルゼリーをサイクロデキストリンで包接した後に乾燥処理した粉末を、油脂に懸濁させてカプセル皮膜に封入したソフトカプセルが提案されている(特許文献1参照)。また、ローヤルゼリーを乾燥処理した粉末を、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、塩化カルシウム、乳酸カルシウム等のカルシウム塩と共に油状物質に含有させたローヤルゼリー油状懸濁液、及び、これを内容物とするローヤルゼリーカプセルが提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、特許文献1の技術は、生ローヤルゼリーをサイクロデキストリンで包接する工程に手間がかかると共に、コストアップにつながるという問題があった。一方、特許文献2の技術は、白色粉末を混合することによってローヤルゼリーの変色をマスキングするという性質が強く、ローヤルゼリーにおいて変色の原因となる反応が有効に抑制されているかについては疑問であった。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、簡易かつ有効にローヤルゼリーの変色が抑制されたローヤルゼリー含有組成物、及び、該ローヤルゼリー含有組成物が充填されたソフトカプセルの提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかるローヤルゼリー含有組成物は、「ローヤルゼリーの乾燥粉末と、油脂と、セサミンとを含有する」ことを特徴とする。
本発明者らは、検討の結果、ローヤルゼリーの乾燥粉末と共にセサミンを油脂に含有させるのみの極めて簡易な構成でありながら、ローヤルゼリーの変色を有効に抑制できることを見出し、本発明に至ったものである。
加えて、セサミンはゴマリグナンに含まれる成分であり、ゴマ自体が古くから漢方薬として用いられ、抗炎症作用や高血圧を抑制する作用など、健康の維持や促進に資すると期待されている食品である。すなわち、セサミンは、単にローヤルゼリーの変色を抑制するために添加される成分にとどまらず、セサミン自体もローヤルゼリーと共に、摂取の目的成分となり得る。従って、従来の技術では、ローヤルゼリーの変色を抑制するために他の成分を添加することによって、摂取の目的成分の含有量が低下するおそれがあったのに対し、上記構成の本発明では、摂取の目的となる成分の含有量を十分に確保しつつ、ローヤルゼリーの変色を有効に抑制することができる。
なお、本発明のローヤルゼリー含有組成物には、ローヤルゼリーの乾燥粉末、油脂、セサミンに加えて、界面活性剤(乳化剤)や、粉末及び油脂の比重の違いに起因する分離を抑制する安定化剤を含有させることができる。ここで、界面活性剤としては、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等を例示することができる。また、安定化剤としては、ミツロウなどのワックス類、硬化油を例示することができる。
本発明にかかるローヤルゼリー含有組成物は、上記構成に加え、「ローヤルゼリーの前記乾燥粉末100重量部に対して、セサミンを1.7重量部以上含有する」ものとすることができる。
上記構成とすることにより、後述のように、ローヤルゼリーの変色を十分に抑制することができる。なお、検討の結果、セサミンの含有量は多いほどローヤルゼリーの変色が抑制されると考えられたが、ローヤルゼリー含有組成物の主成分をローヤルゼリーとする観点からは、セサミンの含有量はローヤルゼリーの乾燥粉末100重量部に対して100重量部未満とすることが望ましい。また、推奨されている一日の摂取目安量は、ローヤルゼリーが生換算で500mg〜3000mg(粉末換算で約170mg〜1000mg)であるのに対し、セサミンが60mg〜70mgであることを考慮して、セサミンの含有量の上限をローヤルゼリーの乾燥粉末100重量部に対して6重量部〜40重量部とすることができる。
次に、本発明にかかるソフトカプセルは、「上記構成のローヤルゼリー含有組成物が、カプセル皮膜に充填されている」ことを特徴とする。
ソフトカプセルは、カプセル皮膜の透明な外観に高い市場価値を有する。そのため、充填された内容物が経時的に変色すると、それがカプセル皮膜を介して視認され、市場価値を損なうおそれがある。これに対し、本発明のソフトカプセルでは、上記のようにローヤルゼリー含有組成物の変色が抑制されているため、内容物の品質に加えてソフトカプセルの美しい外観が保持される。
また、ともに健康の維持や促進に資する食品としての期待の高いローヤルゼリーとセサミンとの双方を含有しているソフトカプセルという、新規かつ需要者にとって魅力的なソフトカプセルを、提供することができる。
本発明にかかるソフトカプセルは、上記構成に加え、「前記カプセル皮膜は、ゼラチンを含有する」ものとすることもできる。
ゼラチンは、温度変化により可逆的にゾル・ゲル変化すること、皮膜形成能に優れると共に形成された皮膜の機械的強度が高いこと、体内で崩壊又は溶解し易いこと、それ自体が栄養的価値を有し体内に吸収され易いこと等、ソフトカプセルの皮膜基剤としての利点を多く有している。また、ゼラチンは、非常に透明で光沢のある美しいカプセル皮膜を形成できるという利点も有している。これらの利点により、ゼラチンは、一般的なソフトカプセルの皮膜基剤として多用されている。ところが、ゼラチンのカプセル皮膜にローヤルゼリーを含有する組成物を充填した場合は、上述したように、ゼラチンとローヤルゼリーとの間でメイラード反応が起こることにより、組成物のみならずカプセル皮膜も変色し、外観が損なわれるおそれがあった。
これに対し、本発明では、ローヤルゼリー含有組成物にセサミンが含有されていることにより、カプセル皮膜の変色をも有効に抑制されるため、ゼラチンの上記の利点が十分に発揮されたソフトカプセルを提供することができる。
なお、カプセル皮膜は、ゼラチンに加えて、グリセリン、ソルビトール、マルチトール、ポリエチレングリコール等の可塑剤を含有させることができる。また、カラメルやタール色素等の着色剤、酸化チタン等の光隠ぺい剤、パラベン等の防腐剤を含有させても構わない。
以上のように、本発明の効果として、簡易かつ有効にローヤルゼリーの変色が抑制されたローヤルゼリー含有組成物、及び、該ローヤルゼリー含有組成物が充填されたソフトカプセルを提供することができる。
セサミン(組成S)、アスコルビン酸(組成C)、及び、トコフェロール(組成E)について、ローヤルゼリーの変色を抑制する作用を対比したグラフである。 ローヤルゼリー乾燥粉末に対するセサミンの割合と、ローヤルゼリーの変色を抑制する作用との関係を示したグラフである。
以下、本発明の一実施形態であるローヤルゼリー含有組成物(以下、単に「組成物」と称することがある)、及び、該組成物が充填された本実施形態のソフトカプセルについて説明する。本実施形態の組成物は、ローヤルゼリーの乾燥粉末と、油脂と、セサミンとを含有するものである。
より詳細には、本実施形態では、ローヤルゼリーの乾燥粉末として、ローヤルゼリーを凍結乾燥した粉末を使用し、油脂として中鎖脂肪酸トリグリセリドを使用している。また、界面活性剤として大豆由来のレシチンを、安定化剤としてミツロウを使用している。
次に、本実施形態の組成物において、ローヤルゼリーの変色を抑制する成分として、セサミンを採択した根拠となる検討結果を示す。検討は、表1に示す組成R、組成S、組成C、及び、組成Eの四種類の組成物を用いて行った。ここで、組成Rは、ローヤルゼリー乾燥粉末、油脂、レシチン、ミツロウを含有し、その他の成分を含有しない組成である。組成Sは、組成Rの成分に加えて、セサミンを70質量%含むゴマエキス粉末を含有する組成である。また、組成C及び組成Eは、それぞれ組成Rの成分に加えて、食品や製剤において成分の変色を抑制するために従前より用いられることがあるアスコルビン酸、及び、トコフェロールを含有する組成である。なお、トコフェロールはトコールのメチル化誘導体であり、メチル基の位置によりα,β,γ,δ型が存在するが、組成Eに使用したトコフェロールは、これらの四つの型を包含する総トコフェロールを50質量%含有している。
これらの組成R、組成S、組成C、及び、組成Eの組成物は、何れもローヤルゼリー、ミツロウ、レシチンを同一の割合(質量%)で含有していると共に、組成S、組成C、及び、組成Eはそれぞれセサミン、アスコルビン酸、トコフェロールをほぼ同一の割合(質量%)で含有している。
Figure 0005770453
組成R、組成S、組成C、及び、組成Eの組成物を、冷蔵保存温度に相当する10℃で保存し、保存開始時と所定期間経過後との色差を求めることにより、経時的な変色の度合いを評価した。色差は、JIS Z8729、及び、JIS Z8730に則り、L表色系における明度Lの差△L、及び、色座標a,bの差である△a,△bにより、次の式によって算出した。
色差△Eab={(△L+(△a+(△b1/2
測定には、簡易型分光色差計 NF333、及び、付属の色彩管理ソフト Color Mate 5(日本電色工業株式会社)を使用し、下記の測定条件で行った。
測定法の種類:分光測色方法(反射)
波長範囲:400nm〜700nm
波長間隔:20nm
測色用標準イルミナント:補助標準イルミナントC
幾何条件:(0℃,45c)
色差△Eabは、L座標で表示される色空間における距離に相当し、距離が小さいほど、対比される二色(ここでは、保存開始時の色と所定期間経過後の色)は近似する。一般的には、色差が3.2未満の場合は同じ色であると感じられ、3.2以上になると肉眼で色の違いが視認されると言われている。そこで、上記の測定結果をもとに、四種類の組成物について、色差△Eabが3.0に達するまでの日数を求めた。この日数の値が大きいほど、経時的な変色が抑制されていると判断することができる。測定の結果、色差△Eabが3.0に達するまでの日数は、組成Rでは90日、組成Sでは260日、組成Cでは226日、組成Eでは85日であった。この結果をグラフ化して図1に示す。
図1から明らかなように、ローヤルゼリー含有組成物にセサミンを含有させることにより(組成S)、変色が大きく抑制されていることが分かる。アスコルビン酸によっても変色を抑制する効果が得られたが(組成C)、その抑制効果はセサミンの方が大きいものであった。なお、トコフェロールを含有させた組成Eの色差は、何も添加しない組成Rの色差と同程度であり、トコフェロールではローヤルゼリーの変色を抑制する作用は得られなかった。
以上のように、ローヤルゼリーの乾燥粉末を油脂に懸濁させた組成物に、更にセサミンを含有させた本実施形態のローヤルゼリー含有組成物によれば、それ自体が健康の維持または促進に資する成分として摂取の目的となり得る成分によって、有効にローヤルゼリーの変色を抑制することができる。
次に、セサミンの含有割合を異ならせた四種類の組成S−1〜S−4について、変色の抑制作用を対比した結果を示す。変色の度合いは、上記と同様に、冷蔵保存温度に相当する10℃における、保存開始時と所定期間経過後との色差を求めることにより評価した。表2に、組成S−1〜組成S−4を、組成Rと対比して示す。
Figure 0005770453
また、表3に、組成S−1〜組成S−4について、ローヤルゼリー乾燥粉末100重量部に対するセサミンの割合(重量部)を示すと共に、色差△Eabが3.0に達するまでの日数を併せて示す。また、ローヤルゼリー乾燥粉末100重量部に対するセサミンの割合(重量部)と色差△Eabが3.0に達するまでの日数との関係を、グラフ化して図2に示す。
Figure 0005770453
図2から明らかなように、セサミンの含有量が多くなるほど、変色を抑制する(変色を遅延させる)作用が大きくなった。特に、ローヤルゼリーの乾燥粉末100重量部に対するセサミンの割合が1.7重量部以上の組成S−2,S−3,S−4では、もともとの色が5カ月以上保持されており、ローヤルゼリーの変色が極めて有効に抑制されていた。
また、図2のグラフにおいては、各測定点から一次の近似曲線を得ることができ(図中に近似式を記載)、この近似曲線から次のことを読み取ることができる。すなわち、セサミンを添加しない場合に変色が視認され始める経過日数である90日(約3カ月)から、変色が視認され始める時期を1カ月遅延させるためには、ローヤルゼリー乾燥粉末100重量部に対するセサミンの割合を1.0重量部とすれば良い。また、変色が視認され始めるまでの期間を、90日(約3カ月)から二倍の6カ月とするためには、ローヤルゼリー乾燥粉末100重量部に対するセサミンの割合を2.8重量部とすれば良いと言うことができる。
以上の実施例から、比較的少量のセサミンを含有させることによって、ローヤルゼリーの変色を有効に抑制できることが分かる。
上記の本実施形態のローヤルゼリー含有組成物は、カプセル皮膜に充填してソフトカプセルとすることができる。かかるソフトカプセルの製造工程は、例えば、カプセル皮膜液を調製する調製工程、カプセル皮膜液を流延しフィルム化すると共に、内部にローヤルゼリー含有組成物を充填しヒートシールする成形工程、成形されたソフトカプセルを乾燥させる乾燥工程で構成させることができる。
具体的には、調製工程では、ゼラチンを可塑剤と共に水に加熱溶解させ、所望する粘度の混合液を調製する。このとき、必要に応じて、着色剤、光隠ぺい剤等の添加物を添加する。その後、混合液を脱泡処理してカプセル皮膜液を得る。
成形工程は、ロータリーダイ法または滴下法により行うことができる。例えば、ロータリーダイ法では、一般的に、カプセル皮膜液をシート状に成形するキャスティングドラムと、外表面に成形鋳型が形成された一対のダイロールと、ダイロール間に配されたくさび状のセグメントと、セグメント内に内容物を圧入すると共にセグメントの先端から内容物を押し出すポンプとを主に具備するロータリーダイ式成形装置を使用する。
このような装置では、まず、60〜100℃に保持されてゾル状態にあるカプセル皮膜液が、キャスティングドラム表面に流延され、冷却されてゲル化することによりシート化される。次に、形成されたシートの二枚が、セグメントに沿って一対のダイロール間に送入される。そして、一対のダイロールの相反する方向への回転に伴い、二枚のシートがヒートシールされて上方に開放したカプセルが形成されると、この中にセグメントから押し出された内容物(ローヤルゼリー含有組成物)が充填される。これと同時に、二枚のシートが上部でヒートシールされ、閉じた内部空間に内容物が充填されたソフトカプセルが形成される。
成形されたカプセルは、その後の乾燥工程において、所定の水分含量となるまで調湿乾燥機内で乾燥させる。
このようにして製造された本実施形態のソフトカプセルは、セサミンによってローヤルゼリー含有組成物の変色が抑制されていると同時に、ローヤルゼリーとゼラチンとの反応によるカプセル皮膜の変色も抑制されているため、内容物の変色が抑制されていると共に、ソフトカプセルの美しい外観も保持される。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、本実施形態のローヤルゼリー含有組成物をゼラチンのカプセル皮膜に充填してソフトカプセルとする場合を例示したが、カプセル皮膜の基剤はゼラチンに限定されるものではなく、非ゼラチンのソフトカプセル皮膜にローヤルゼリー含有組成物を充填しても良い。また、ローヤルゼリー含有組成物を充填するカプセル皮膜はソフトカプセルのカプセル皮膜に限定されず、ハードカプセルのカプセル皮膜であっても良い。更に、本実施形態のローヤルゼリー含有組成物は、カプセル皮膜内に充填することなく、液状またはペースト状で使用することも可能である。
特開平04−36159号公報 特開平11−266804号公報

Claims (4)

  1. ローヤルゼリーの乾燥粉末と、
    油脂と、
    ローヤルゼリーの前記乾燥粉末100重量部に対して1.0重量部〜40重量部のセサミンとを含有し、
    10℃で保存された場合に、JIS Z8729及びJIS Z8730に則り測定された、L 表色系における色差△E abが3.0に達するまでの日数が、セサミンを含有しないことを除き同一組成である組成物より少なくとも1カ月長い
    ことを特徴とするローヤルゼリー含有組成物。
  2. ローヤルゼリーの前記乾燥粉末100重量部に対して、セサミンを1.7重量部以上含有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のローヤルゼリー含有組成物。
  3. 請求項1または請求項2に記載のローヤルゼリー含有組成物が、カプセル皮膜に充填されている
    ことを特徴とするソフトカプセル。
  4. 前記カプセル皮膜は、ゼラチンを含有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のソフトカプセル。
JP2010260067A 2010-11-22 2010-11-22 ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル Active JP5770453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010260067A JP5770453B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010260067A JP5770453B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012110253A JP2012110253A (ja) 2012-06-14
JP5770453B2 true JP5770453B2 (ja) 2015-08-26

Family

ID=46495203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010260067A Active JP5770453B2 (ja) 2010-11-22 2010-11-22 ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5770453B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5869764B2 (ja) * 2011-01-07 2016-02-24 中日本カプセル 株式会社 カプセル充填用組成物
BR112016026143A2 (pt) * 2014-05-08 2018-08-07 Dsm Ip Assets Bv os métodos e composições compreendendo ácido 10-hidroxi-2-decenóico.

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11266804A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Sansei Iyaku Kk ローヤルゼリー油性懸濁液及びローヤルゼリーカプセル
JP2000143546A (ja) * 1998-11-16 2000-05-23 Hiroshi Wada メラトニンの酸化分解抑制剤
JP3603261B2 (ja) * 1999-12-28 2004-12-22 株式会社三協 ローヤルゼリー含有ソフトカプセル剤
US7139598B2 (en) * 2002-04-04 2006-11-21 Veralight, Inc. Determination of a measure of a glycation end-product or disease state using tissue fluorescence
US20100004329A1 (en) * 2004-12-14 2010-01-07 Toyo Shinyaku Co., Ltd. Alcohol metabolism enhancer and alcoholic beverage
JP4716369B2 (ja) * 2006-03-22 2011-07-06 キッコーマン株式会社 粉末醤油、糖低減化醤油、および糖低減化醤油の製造法
JP2008193930A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Beruricchi:Kk 高機能性を有する食品素材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012110253A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2269453T3 (es) Composicion de revestimiento de pelicula de polvo seco y metodos de fabricacion.
JP2022062147A (ja) ω3脂肪酸の自己乳化組成物
WO2003004003A1 (fr) Capsules molles
US20060292217A1 (en) Nutritional supplement and soft gelatin capsule delivery system
KR20180019217A (ko) 연질 캡슐 피막용 조성물
JP5795585B2 (ja) 固体粉末化合物からのフィルムコーティング組成物
US20150030718A1 (en) Oxidixable fatty acid composition delivery form
JP5770453B2 (ja) ローヤルゼリー含有組成物及びソフトカプセル
KR20230098556A (ko) 구절초 추출물을 포함하는 통증 완화용 또는 항산화용건강기능식품
KR102406542B1 (ko) 겔화 보조제의 석출이 개선된 경질 캡슐 및 그 조제 방법
JP2006230225A (ja) 血糖値上昇抑制作用を有する成分を含有する食品
JP6512099B2 (ja) 錠剤組成物
JP6122538B2 (ja) 内服組成物
JP4958054B2 (ja) 粉末油脂配合咀嚼用ソフトカプセル
JP4913340B2 (ja) カプセル剤
CN100399935C (zh) 咀嚼性胶囊及其制造方法
JP2000095666A (ja) リップクリーム
ITRM20060202A1 (it) Composizioni alimentari dietetiche o nutraceutiche a base di pasta farina o granella di frutta secca e relativo impiego nella produzione di confetti e simili
JP5836520B1 (ja) 血中中性脂肪上昇抑制剤
KR101269911B1 (ko) 홍삼 오일을 부형제 오일로 함유하는 연질캡슐제
WO2005070435A1 (ja) 動体視力改善剤
JP5944817B2 (ja) カプセル剤
RU2630606C2 (ru) Устойчивые составы антитромбоцитарных средств, омега-3 жирных кислот и амилозы в мягких желатиновых капсулах
KR100415909B1 (ko) 인삼추출물이 함유된 연질 캅셀 피막의 제조 방법 및 제조된 연질캅셀 피막
JP6987528B2 (ja) クルクミノイド含有錠剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150129

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5770453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250