JP5766507B2 - マッサージ機構、及びこのマッサージ機構を備えたマッサージ機 - Google Patents
マッサージ機構、及びこのマッサージ機構を備えたマッサージ機 Download PDFInfo
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このような構成とすることにより、マッサージ部材の一部側は偏心回転させ、マッサージ部材の他部側は揺動させることができ、被施療部に対して人手による揉み動作に近いマッサージ感覚を与えることができる。また、第1クランク部材が「クランク」、マッサージ部材が「リンク」、第2クランク部材が「てこ」として機能するてこクランク機構の原理を利用して、人手による揉み動作に近いマッサージを実現することができる。従って、変換部材に対して高い寸法精度が要求されることなく、マッサージ部材を安定して揺動させることができる。
このような構成とすることにより、マッサージ部材は全体として左右外側方へ大きく揺動するため、対のマッサージ部材が相互に大きく離反して、対のマッサージ部材間に位置する被施療部を伸長させるような感覚を与えることができる。
このような構成とすることにより、単一のモータで対のマッサージ部材を動作させることができる。
このような構成とすることにより、背骨を挟むように対のマッサージ部材を位置させ、対のマッサージ部材によって背骨の両側に存する筋肉(広背筋)をその筋繊維に沿って揉み上げ又は揉み下げすることができる。また、第1クランク部材が「クランク」、マッサージ部材が「リンク」、第2クランク部材が「てこ」として機能するてこクランク機構の原理を利用して、人手による揉み動作に近いマッサージを実現することができる。従って、変換部材に対して高い寸法精度が要求されることなく、マッサージ部材を安定して揺動させることができる。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示す椅子型マッサージ機に着座した被施療者から見たときの方向の概念と一致するものとし、左手側が「左」であり、右手側が「右」であり、頭部側が「上」であり、腰部側が「下」であり、その他の場合は適宜説明するものとする。
図1に示すとおり、本発明のマッサージ機1は、主として、被施療者が着座する座部3と、座部3の後部に矢視aに沿ってリクライニング可能に設けられた被施療者が凭れる背凭れ部4と、座部3の前部に矢視bに沿って上下揺動自在に設けられた被施療者の脹脛を含む脚部及び足裏を含む足部を支持するフットレスト5と、により構成される椅子本体2と、この椅子本体2を支持するとともに床面に載置される脚フレーム6と、座部3、背凭れ部4、及びフットレスト5に配設され対応する各被施療部をマッサージするマッサージ機構7と、を有している。なお、このフットレスト5は、脚部を支持する第1フットレスト部5aと、足部を支持する第2フットレスト部5bと、を有しており、本実施形態においては、第1及び第2フットレスト部5a,5bにマッサージ機構7が設けられている。
以下、図1〜図6に基づいて、第1実施形態に係るマッサージ機構7について、背凭れ部4に配設されたマッサージ機構7を代表して説明する。
本発明のマッサージ機構7は、主として、背凭れ部4の内部に固定的又は移動可能に組み込まれたベース部材10と、被施療部をマッサージするマッサージ部材11と、マッサージ部材11を駆動する駆動機構12(図5及び図6参照)と、駆動機構12の動作を制御する制御部(図示せず)と、により構成されている。
以下、図7に基づいて、マッサージ部材11の動作について説明する。図7はマッサージ部材11の動作説明図である。
図6に示すとおり、制御部(図示せず)からの信号によりモータ14が駆動されると、モータ14の出力軸14aの先端に設けられた回転シャフト18が回転し、ウォームギヤ19に噛合したウォームホイール15が回転中心C1周りに回転する。そして、第1クランク部材16がウォームホイール15と一体回転するため、偏心軸部25が回転軸部21(ウォームホイール15の回転中心C1)を中心として公転することとなる。従って、図7に示すとおり、第1クランク部材16の偏心軸部25に支持されたマッサージ部材11の下端部11aである定点11Aは、回転中心C1周りを軌道11Cに沿って円運動する。一方、マッサージ部材11の上端部11bである定点11Bは、第2クランク部材17の偏心軸部34に相対回転可能に支持されているため、第2クランク部材17の偏心軸部34が回転軸部33周りを軌道11Dに沿って左右方向へ揺動する。すなわち、第1クランク部材16が「クランク」、マッサージ部材11が「リンク」、第2クランク部材17が「てこ」として機能するてこクランク機構の原理を利用して、マッサージ部材11を回転運動から揺動運動に変換することができる。
以下、図8に基づいて、第2実施形態に係るマッサージ機構50について、背凭れ部4に配設されたマッサージ機構50を代表して説明する。図8は本発明の第2実施形態に係るマッサージ機構50の正面図である。なお、上述した第1実施形態に係るマッサージ機構7と同一の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
以下、図9に基づいて、第3実施形態に係るマッサージ機構60について、背凭れ部4に配設されたマッサージ機構60を代表して説明する。図9は本発明の第3実施形態に係るマッサージ機構60の背面図である。なお、上述した第1実施形態に係るマッサージ機構7と同一の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。また、図9においては、視認性を考慮してベース部材10の図示を省略している。
例えば、椅子型のマッサージ機1においては、このマッサージ機構7,50を座部3、背凭れ部4、及びフットレスト5の内、少なくともいずれかに配設されていればよく、背凭れ部4及び/又はフットレスト5は省略することもできる。また、持ち運び可能な床面等に載置する載置型のマッサージ機とすることもできる。載置型の場合は、被施療者が所望する被施療部に対して自由に適用することができる。
3 座部
4 背凭れ部
7 マッサージ機構
10 ベース部材
11 マッサージ部材
14 モータ
15 ウォームホイール(回転部材)
16 第1クランク部材
17 第2クランク部材(変換部材)
18 回転シャフト
19 ウォームギヤ
50 マッサージ機構
51 変換部材
51a ガイド溝
51b 被ガイド部材
60 マッサージ機構
61 回転部材
62 ウォームホイール
63 歯車
C1 回転中心
C2 回転中心
C3 回転中心
Claims (4)
- ベース部材と、
モータと、
被施療部をマッサージするマッサージ部材と、
前記モータに連動連結された回転部材と、
前記回転部材に設けられ前記マッサージ部材の一部を支持する第1クランク部材と、
前記ベース部材に設けられ前記マッサージ部材の他部を支持するとともに、前記第1クランク部材による前記マッサージ部材の回転運動を揺動運動に変換する変換部材と、を有し、
前記変換部材は、ベース部材に対して回転可能に軸支された回転軸部を有する第2クランク部材である
ことを特徴とするマッサージ機構。 - 前記マッサージ部材は左右で対を成し、
前記第2クランク部材の回転軸部は、前記回転部材の回転中心よりも左右外側方に位置する
ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージ機構。 - 前記モータの出力軸に設けられた回転シャフトと、
前記回転シャフトに設けられたウォームギヤと、
前記回転部材として、前記ウォームギヤの左右に噛合された左右で対を成すウォームホイールと、を有する
ことを特徴とする請求項2に記載のマッサージ機構。 - 被施療者が着座する座部と、該座部の後部に設けられた背凭れ部と、該背凭れ部に設けられた被施療部をマッサージするマッサージ機構と、を有し、
前記マッサージ機構は、
ベース部材と、
モータと、
被施療部をマッサージするマッサージ部材と、
前記モータに連動連結された回転部材と、
前記回転部材に設けられ前記マッサージ部材の一部を支持する第1クランク部材と、
前記ベース部材に設けられ前記マッサージ部材の他部を支持するとともに、前記第1クランク部材による前記マッサージ部材の回転運動を揺動運動に変換する変換部材と、を有し、
前記変換部材は、ベース部材に対して回転可能に軸支された回転軸部を有する第2クランク部材である
ことを特徴とするマッサージ機。
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