JP2015077370A - マッサージユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
被施療者の首部を施療する左右一対の第一施療部7と、被施療者の肩部を施療する左右一対の第二施療部11と、を有し、第一施療部7と第二施療部11は互いに近接離反するとともに、対の第一施療部間の間隔が狭くなるにつれて対の第二施療部間の間隔が広くなるとともに第一施療部と第二施療部間の間隔が狭くなるように、または、対の第一施療部間の間隔が広くなるにつれて対の第二施療部間の間隔が狭くなるとともに第一施療部と第二施療部間の間隔が狭くなるように構成する。
【選択図】 図1
Description
このような構成とすることにより、対の第一施療部と第二施療部とからなる一つのマッサージユニットで、被施療者の首部と肩部といった異なる施療部位に対して、もみ動作を行うだけではなく、はさみもみ動作を行うことができ、被施療者に対して効果的なマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、被施療者の首部と肩部といった異なる施療部位をそれぞれ個別に時間差をつけてマッサージすることができる。首部と肩部のように近い位置にある異なる施療部位を同時に施療しないようにすることで、被施療者の意識を、マッサージを行っている一つの施療部位に集中させることができるため、異なる施療部位を同時にマッサージした場合と比べて、マッサージ効果を高めることができる。
このような構成とすることにより、当該マッサージユニットは、被施療者の首部に対する叩き動作を行うことなく、肩部に対する叩き動作のみを行うことができる。
このような構成とすることにより、第一施療部のアームは、第二施療部のアームに比べて長いため、アームをしならせることができ、第二施療部によるマッサージに比べて柔らかなマッサージができる。また、第二施療部のアームは、第一施療部のアームに比べて短いため、第一施療部によるマッサージに比べて強いマッサージができる。そのため、第一施療部によるマッサージと第二施療部によるマッサージとで、被施療者の施療部位に対して、マッサージ力を異ならせることができ、施療部位に応じた適切なマッサージ力でマッサージを行うことができる。
このような構成とすることにより、被施療者の首部及び/又は肩部を保持しやすくするとともに、第一施療子においては、被施療者の首部を必要以上に圧迫してしまうことを防ぐことができる。
以下、本発明の一実施形態ついて図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るマッサージユニットの斜視図である。
なお、以下の説明で用いる方向の概念は、図1に示すマッサージユニットを使用している使用者から見たときの方向の概念と一致するものとし、左肩側が「左」であり、右肩側が「右」であり、頭部側が「上」であり、肩部側が「下」であり、使用者が正面を向いて、その前方が「前」であり、後方が「後」であり、その他の場合は、適宜説明するものとする。
図1のマッサージユニットは、使用者の首部を施療する第一施療部7と肩部を施療する第二施療部11とを有している。
図2は、マッサージユニットの正面図である。
図3は、マッサージユニットの側面図である。
図4は、マッサージユニットの平面図である。
図1〜図4は、フレーム2を示す構成であり、前記フレーム2は、板状のフレーム本体3と、フレーム本体3の両端に前方に突出した第二回転軸30を取り付けるための第二回転軸取付部6を有するフレーム側部4と、フレーム本体3の中央付近に前方に突出した駆動機構23を取付けるための駆動機構取付部32と、フレーム側部4より内側に位置し、フレーム本体3の上方に設けられた第二コンロッド取付部5と、により構成されている。
図5は、第一コンロッド15を示す構成であり、第一コンロッド15は、第一回転軸29の回転動作を叩き動作へと変換させるクランクロッド16とコンロッド17、前記クランクロッド16とコンロッド17とを連結する連結棒18とで構成されており、前記クランクロッド16は第一回転軸29に対して回動可能にベアリング35を介して取り付けられ、前記コンロッド17は第二回転軸30に対して回動可能に第二コンロッド19を構成するコンロッド21とは互いに異なる方向に傾斜した状態でベアリング36を介して取り付けられ、前記クランクロッド16には、第一回転軸29の回転動作をコンロッド17へ伝えるための連結棒18の一端が被施療者に対して左右方向に回動可能に取付けられており、前記連結棒18の他端は、被施療者に対して前後左右方向に回動可能となるように先端部が球状に形成されるとともに、前記コンロッド17に取付けられている。
図6は、第二コンロッド19を示す構成であり、第二コンロッド19は、連結ジョイント20とコンロッド21、前記連結ジョイント20とコンロッド21とを連結する連結棒22とで構成されており、前記連結ジョイント20の一端は、前記第二コンロッド取付部5に被施療者の前後方向に対して回動可能に取付けられ、前記コンロッド21は、第二回転軸30に対して回動可能に第一コンロッド15を構成するコンロッド17とは互いに異なる方向に傾斜した状態でベアリング36を介して取り付けられ、前記連結ジョイント20の他端は、連結棒22の一端が被施療者に対して左右方向に回動可能に取り付けられており、前記連結棒22の他端は、被施療者に対して前後左右方向に回動可能となるように先端部が球状に形成されるとともに、前記コンロッド21に取付けられている。
図6は、第一施療部7を示す構成であり、第一施療部7は、第一施療子8と第一施療子8を取付けるアーム9とで構成されており、第一施療子8は、平面から見た状態において、先端部が使用者の前方に向かうに連れて外側方向へ傾斜した形状を有している。このように構成することで、被施療者の首部を保持しやすくするとともに、必要以上に圧迫してしまうことを防ぐことができる。
図5は、第二施療部11を示す構成であり、第二施療部11は、第二施療子12と第二施療子12を取付けるアーム13とで構成されており、図2に示すとおり、第二施療子12は、正面から見た状態において、被施療者への当接面が上側から下側に向かうに連れて狭くなるように内側へ傾斜した形状を有している。
図8は、第一回転軸29及び第二回転軸30を有する駆動機構23を示す構成であり、図1に示すとおり、第一回転軸29の両端は第一コンロッド15を構成するクランクロッド16にベアリング35を介して回動可能に取付けられており、図2に示すとおり、第一回転軸上には第一コンロッド15を構成するクランクロッド16の内側に偏心カム37が取付けられており、図8に示すとおり、中央付近に設けられた駆動源31からの動力を第一回転軸29へ伝達するためのネジ歯車24が設けられている。図1、2に示すとおり、第二回転軸30の両端は前記第二回転軸取付部6にベアリング36を介して回動可能に取付けられており、第二回転軸取付部6の内側の第二回転軸30上には、被施療者の首部をマッサージする第一施療部7を有するコンロッド21と被施療者の肩部をマッサージする第二施療部11を有するコンロッド17とが左右一対取付けられ、前記コンロッド17とコンロッド21との間には、ハの字状に傾斜した偏角カム38及び偏心カム39が左右一対設けられており、図8に示すとおり、中央付近に設けられた駆動部からの動力を第二回転軸30へ伝達するためのウォームホイール28が設けられている。
図8は、駆動機構23を示す構成であり、駆動機構23は、駆動源としてのモータ31とモータ31からの動力を伝える動力伝達ギア26と動力伝達ギア26の動力を減速して各回転軸を回転させるために設けられた第一ウォームギア33及び第二ウォームギア34を有している。
以下、マッサージユニットが有するマッサージプログラムの一例について説明する。図9は、マッサージプログラムのフロー図である。図10は、図9のステップ2、3における施療子の動作を示す図である。
図2、9、10に示すとおり、使用者が操作部(図示せず)を操作してマッサージプログラムを開始させると、制御部はモータ31を正転駆動させて、第一回転軸29及び第二回転軸30を回転させる。そして、第二回転軸30に取付けられたコンロッド17及びコンロッド21を回動させることにより、使用者にマッサージを行う。すなわち、操作部を操作してマッサージプログラムを開始させる(ステップ1)と、第二回転軸30に取付けられたコンロッド21が回動し、図10(a)に示すように、使用者の首部を挟むように第一施療部7どうしの間隔を狭くする。そして、コンロッド17も前記コンロッド21の回動動作に伴って、使用者の肩部を広範囲に亘って施療するように第二施療部11どうしの間隔を広くする。そして、第一施療部7どうしの間隔を狭く、第二施療部11どうしの間隔を広くしながら、前記第一施療部7及び第二施療部11の上下の間隔を狭くする。そして、これらの動作に伴って、第一施療部7においては、もみ動作を行い、第二施療部11においては、もみ、叩き動作を行う(ステップ2)。続いて、図10(b)に示すように、使用者の首部から離れるように第一施療部7どうしの間隔を広くする。そして、コンロッド17も前記コンロッド21の回動動作に伴って、使用者の首部に近い肩部を施療するように第二施療部11どうしの間隔を狭くする。そして、第一施療部7どうしの間隔を広く、第二施療部11どうしの間隔を狭くしながら、前記第一施療部7及び第二施療部11の上下の間隔を広くする。そして、これらの動作に伴って、第一施療部7においては、もみ動作を行い、第二施療部11においては、もみ、叩き動作を行う。(ステップ3)そして、所定時間経過後(ステップ4)に当該マッサージ動作を終了(ステップ5)し、所定時間が経過するまで、ステップ2〜3の動作を繰り返す。
そうすることにより、被施療者に対して、第一施療部7においては、もみ動作を行い、第二施療部11においては、もみ動作と叩き動作を行うことができる(パターンA)。
そうすることにより、被施療者に対して、第一施療部7、第二施療部11において、もみ動作を行うことができる(パターンB)。
また、本発明のマッサージユニットは、上述した形態に限らず、この発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。図11は、他の実施形態に係るマッサージユニットが有するマッサージプログラムの一例を示すブロック図であり、図12は、図11のステップ2、3における施療子の動作を示す図である。なお、前述したマッサージユニット1が備える構成と同一の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
7 第一施療部
8 第一施療子
9、13 アーム
11 第二施療部
12 第二施療子
17、21 コンロッド(取付部)
29 第一回転軸
30 第二回転軸
Claims (5)
- 被施療者の首部を施療する第一施療子と第一施療子を取付けるアームとからなる左右一対の第一施療部と、
被施療者の肩部を施療する第二施療子と第二施療子を取付けるアームとからなる左右一対の第二施療部と、を有し、
第一施療部と第二施療部は互いに近接離反するとともに、
対の第一施療部間の間隔が狭くなるにつれて対の第二施療部間の間隔が広くなるとともに第一施療部と第二施療部間の間隔が狭くなるように、または、対の第一施療部間の間隔が広くなるにつれて対の第二施療部間の間隔が狭くなるとともに第一施療部と第二施療部間の間隔が狭くなるように構成されている
ことを特徴とするマッサージユニット。
- 前記左右一対の第一施療部と第二施療部は、取付部が回転軸に揺動可能に取付けられ、
前記第一施療部の取付部と第二施療部の取付部とが互いに異なる方向に傾斜して設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のマッサージユニット。
- 前記左右一対の第二施療部のみが被施療者に対して叩き動作を行う
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマッサージユニット。
- 前記左右一対の第一施療部のアームは、第二施療部のアームよりも長く構成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマッサージユニット。
- 前記第一施療子及び/又は第二施療子は、
前方に向かうにつれて外側に傾斜した形状を有している
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージユニット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013217895A JP2015077370A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | マッサージユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013217895A JP2015077370A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | マッサージユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015077370A true JP2015077370A (ja) | 2015-04-23 |
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ID=53009374
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013217895A Pending JP2015077370A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | マッサージユニット |
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JP (1) | JP2015077370A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 2013-10-18 JP JP2013217895A patent/JP2015077370A/ja active Pending
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