JP5765590B2 - 撮像装置、表示方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、レビュー画像を表示可能な撮像装置、撮像装置の表示方法及びプログラムに関する。
従来より、撮影モードにおいて、撮像部から一定時間ごとに出力される撮像画像のデータを表示画面にリアルタイムに表示させるライブビュー表示中のユーザ操作によって撮像された撮像画像をユーザに確認させるために、ライブビュー画像に代えて表示画面全体に撮像画像を表示させるレビュー表示機能を備えた撮像装置が知られている。以下、ライブビュー表示中において表示画面にリアルタイムに表示される撮像画像を「ライブビュー画像」、ユーザによる撮像操作後の確認のために表示される撮像画像を「レビュー画像」と呼ぶ。
また、レビュー表示機能を備えた撮像装置において、ユーザの操作によって撮像された撮像画像をライブビュー画像を表示したままで表示画面の一部に表示する機能を備えたものが知られている。以下、ライブビュー画像を表示したままで表示画面の一部に表示される撮像画像を「ミニ撮影レビュー画像」と呼ぶ。
ライブビュー画像を表示したままでミニ撮影レビュー画像を表示することで、レビュー画像が表示画面全体に表示される場合のように、ライブビュー表示が途切れることがなくなる。そのため、ユーザは、速やかに撮影できる状態を継続しながら、撮影結果を確認することが可能となる。
なお、ライブビュー画像を表示したままで表示画面の一部にミニ撮影レビュー画像を表示する撮像装置に関する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
特開2001−117163号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ミニ撮影レビュー画像の表示領域が表示画面全体に対して小さく設定されている。このため、ユーザにとってミニ撮影レビュー画像から撮影の成否を判別することが困難である。
このように、従来の技術では、撮影時におけるライブビュー画像表示中におけるミニ撮影レビュー画像の表示機能が、ユーザによる撮影結果の判別に十分に適したものではなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ライブビュー画像表示中におけるミニ撮影レビュー画像の表示機能をユーザによる撮影結果の判別により適したものとすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の撮像装置は、被写体の画像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示させるライブビュー画像表示手段と、撮影記録が指示された場合に、前記撮像手段から出力された記録用の撮像画像を、前記ライブビュー画像を表示した状態で前記表示画面の一部に所定の表示形態で継続して第1のレビュー画像として表示させるレビュー画像表示手段と、前記撮影記録の指示に対応して前記撮像手段から出力された前記記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する撮影結果評価手段と、前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて、前記ライブビュー画像の視認と並行して、継続して表示させる前記第1のレビュー画像の表示形態を、表示サイズを維持しながら異ならせる表示制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ライブビュー画像表示中におけるミニ撮影レビュー画像の表示機能をユーザによる撮影結果の判別により適したものとすることができる。
本発明の一実施形態に係る撮像装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置の機能的構成のうち、撮影結果評価処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 撮影失敗要因の具体的形態におけるミニ撮影レビュー画像及びレビュー画像の表示形態を説明するための図である。 撮影時における表示形態の具体例(第1実施形態)を示す図である。 図2の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行する撮影結果評価処理の流れを説明するフローチャートである。 撮影時における表示形態の具体例(第2実施形態)を示す図である。 本発明の第2実施形態の撮影結果評価処理の流れを説明するフローチャートである。 撮影時における表示形態の具体例(第3実施形態)を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
撮像装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、撮像部16と、入力部17と、出力部18と、記憶部19と、通信部20と、ドライブ21と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部19からRAM13にロードされたプログラムにしたがって各種の処理を実行する。また、CPU11には、撮像部16の出力信号が入力される。撮像部16の出力信号によって表されるデータを、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。
また、CPU11は、撮像部16から連続して出力される複数の撮像画像のデータに基づいて、連続的に撮像画像を表示する処理を実行する。即ち、CPU11は、撮像部16による撮像動作が継続されている間、撮像部16から順次出力される撮像画像のデータをメモリ(RAM13等)に一時的に記憶させると共に、一時的に記憶された撮像画像のデータを順次読み出して出力部18のディスプレイに画像を表示するライブビュー表示を実行する。ライブビュー表示において、出力部18のディスプレイに表示される画像を以下、「ライブビュー画像」と呼ぶ。なお、ライブビュー画像は、出力部18のディスプレイにおける表示領域全体に表示される。
さらに、CPU11は、シャッタボタンの押下等によるユーザの撮影記録の指示に従って撮像された撮像画像のデータに基づいて、ライブビュー画像に重ねてミニ撮影レビュー画像(第1のレビュー画像)を表示する処理や、ライブビュー画像と切り替えて表示するレビュー画像(第2のレビュー画像)を表示する処理を実行する。
ここで、レビュー画像とは、ユーザによって撮影記録が指示された撮像画像のデータから生成される撮影結果を表す画像であり、ライブビュー画像と同様に出力部18のディスプレイにおける表示領域全体に表示される。また、ミニ撮影レビュー画像とは、レビュー画像と同様に、ユーザによって撮影記録が指示された撮像画像のデータから生成される撮影結果を表す画像であるが、出力部18のディスプレイにおける表示領域の一部に、レビュー画像よりも小サイズで表示される画像である。本実施形態において、ミニ撮影レビュー画像は、ライブビュー画像に重ねて、ライブビュー画像と同時に表示される。
また、CPU11は、ROM12等に記憶されている撮影結果評価処理(後述)のためのプログラムを実行し、撮影記録が指示された撮像画像のデータに基づいて、撮像画像に手ブレ、被写体ブレあるいは焦点ずれ等、撮影の失敗が発生しているか否か(以下、適宜「撮影の成否」と呼ぶ。)を判別する。そして、CPU11は、ミニ撮影レビュー画像あるいはレビュー画像を撮影結果評価処理による判別結果を識別可能な表示形態で表示させる。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、撮像部16、入力部17、出力部18、記憶部19、通信部20及びドライブ21が接続されている。
撮像部16は、図示はしないがフォーカスレンズやズームレンズを含む光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、フォーカスレンズやズームレンズ等の各種レンズで構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号によって表されるデータは、撮像画像のデータとして、CPU11やRAM13等に適宜供給される。
入力部17は、電源ボタン、シャッタボタン等、各種ボタンで構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ21には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ21によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部19にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部19に記憶されている撮像画像のデータ等の各種データも、記憶部19と同様に記憶することができる。
図2は、このような撮像装置1の機能的構成のうち、撮影結果評価処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
撮影結果評価処理とは、撮影を行うための撮影モードにおいて、ユーザの指示によって撮像された撮像画像のデータについて撮影の成否を判別し、その判別結果に応じた表示形態でミニ撮影レビュー画像あるいはレビュー画像を表示するまでの一連の処理をいう。
撮影結果評価処理が実行される場合、CPU11においては、撮像制御部41と、画像取得部42と、ライブビュー画像生成部43と、撮影結果評価部44と、レビュー画像生成部45とが機能する。
撮像制御部41は、入力部17に対する各種操作等に応じて撮像条件を設定し、設定した撮像条件に基づいて撮像部16の撮像動作を制御する。また、撮像制御部41は、撮像部16から出力される撮像画像のデータをライブビュー画像としてRAM13に順次記憶させる。さらに、撮像制御部41は、シャッタボタンが押下されることにより、撮影記録(撮影対象の画像の記録)が指示されると、撮像部16から出力される撮像画像のデータを撮影記録が指示された画像のデータとしてRAM13に記憶させると共に、記憶部19に記憶させる。
画像取得部42は、撮像装置1が撮影モードである場合に、ライブビュー画像としてRAM13に記憶された撮像画像のデータを取得し、ライブビュー画像生成部43に出力する。また、画像取得部42は、撮影記録が指示された撮像画像のデータとしてRAM13に記憶された撮像画像のデータを取得し、撮影結果評価部44及びレビュー画像生成部45に出力する。
ライブビュー画像生成部43は、ライブビュー画像のデータに基づいて、ライブビュー画像の表示用データ(より具体的には表示用にラスタライズされたライブビュー画像のデータ)を生成し、生成したライブビュー画像の表示用データを出力部18に出力する(表示させる)。
撮影結果評価部44は、撮影結果評価処理を実行し、画像取得部42から入力された撮像画像のデータ(撮影記録が指示された撮像画像のデータ)に基づいて、撮影に成功したか失敗したかを判別する。なお、本実施形態では、撮影結果評価部44は、撮像画像に手ブレ、被写体ブレ、人物である被写体が目をつぶっている状態(以下、「目つぶり」と呼ぶ)、焦点ずれ、露出時間の不適合(例えば、露光オーバーあるいは露光アンダー)の少なくとも1つ(以下、これらをまとめて「撮影失敗要因」と呼ぶ。)が発生している場合に、その撮像画像を「撮影に失敗した」と判別する。即ち、本実施形態において、撮影結果評価部44は、撮影の成否に加え、撮影失敗要因の内容を特定している。
一方、撮影結果評価部44は、いずれの撮影失敗要因も発生していない場合に、その撮像画像を「撮影に成功した」と判別する。
レビュー画像生成部45は、撮影記録が指示された画像のデータに基づいて、レビュー画像あるいはミニ撮影レビュー画像の表示用データ(より具体的には表示用にラスタライズされたレビュー画像あるいはミニ撮影レビュー画像のデータ)を生成し、生成したレビュー画像あるいはミニ撮影レビュー画像のデータを出力部18に出力する(表示させる)。
このとき、レビュー画像生成部45は、レビュー画像あるいはミニ撮影レビュー画像の予め設定された表示条件に従って、撮影結果評価処理の結果に応じた表示形態で、レビュー画像あるいはミニ撮影レビュー画像を表示する制御を行う。具体的には、レビュー画像生成部45は、撮像画像にいずれかの撮影失敗要因が発生している場合、ミニ撮影レビュー画像を、撮影失敗要因が発生していることを表す表示形態とする。また、レビュー画像生成部45は、撮像画像にいずれかの撮影失敗要因が発生している場合、レビュー画像において撮影失敗要因の発生箇所を特定した表示形態とする。
図3は、撮影失敗要因の具体的形態(手ブレ、被写体ブレ、目つぶり、焦点ズレ、露光量の不適合)におけるミニ撮影レビュー画像及びレビュー画像の表示形態を説明するための図である。なお、図3において、小サイズの画像はミニ撮影レビュー画像を表し、大サイズの画像はレビュー画像を表している。
図3(A)は、手ブレの場合の表示形態を説明するための図である。
撮影結果評価部44は、例えば撮像画像のデータにおける動きベクトル等によって手ブレを検出する。そして、手ブレが検出された場合、レビュー画像生成部45は、図3(A)に示すように、例えばROM12等に記憶された予め設定されている表示条件を参照して、ミニ撮影レビュー画像の外枠を手ブレを表す色によって表示する。
なお、手ブレの場合、撮像画像全体がブレるため、レビュー画像において撮影失敗要因の発生箇所は特定されない。
図3(B)は、被写体ブレの場合の表示形態を説明するための図である。撮影結果評価部44は、例えば撮像画像のデータにおける動きベクトル等によって被写体ブレを検出する。そして、被写体ブレが検出された場合、レビュー画像生成部45は、図3(B)に示すように、予め設定されている表示条件を参照して、ミニ撮影レビュー画像の外枠を被写体ブレを表す色によって表示する。また、被写体ブレの場合、特定の被写体の画像がブレるため、本実施形態では、レビュー画像において撮影失敗要因(被写体ブレ)の発生箇所(例えば被写体を囲む矩形等)が外枠と同一の色で表示される。
図3(C)は、目つぶりの場合の表示形態を説明するための図である。撮影結果評価部44は、例えば撮像画像のデータにおいて顔検出処理を実行し、検出された顔において目の開き度合いを判定することにより、目つぶりを検出する。そして、目つぶりが検出された場合、レビュー画像生成部45は、図3(C)に示すように、予め設定されている表示条件を参照して、ミニ撮影レビュー画像の外枠を目つぶりを表す色によって表示する。また、目つぶりの場合、目つぶりとなっている目を特定できるため、本実施形態では、レビュー画像において撮影失敗要因(目つぶり)の発生箇所(例えば目つぶりとなっている目を囲む矩形等)が外枠と同一の色で表示される。
図3(D)は、焦点ずれの場合の表示形態を説明するための図である。撮影結果評価部44は、例えば撮像画像において人物等の主要被写体を特定し、主要被写体の画像のエッジの強度に基づいて、主要被写体から焦点がずれているか否か(焦点ずれ)を検出する。
そして、焦点ずれが検出された場合、レビュー画像生成部45は、図3(D)に示すように、予め設定されている表示条件を参照して、ミニ撮影レビュー画像の外枠を焦点ずれを表す色によって表示する。また、焦点ずれの場合、焦点ずれとなっている主要被写体を特定できるため、本実施形態では、レビュー画像において撮影失敗要因(焦点ずれ)の発生箇所(主要被写体を囲む矩形等)が外枠と同一の色で表示される。
図3(E)は、露光量の不適合の場合の表示形態を説明するための図である。撮影結果評価部44は、例えば撮像画像において人物等の主要被写体を特定し、主要被写体の画像の輝度に基づいて、主要被写体の露光状態を検出する。
そして、主要被写体の露光オーバーあるいは露光アンダーが検出された場合、レビュー画像生成部45は、図3(E)に示すように、予め設定されている表示条件を参照して、ミニ撮影レビュー画像の外枠を露光量の不適合を表す色によって表示する。また、露光量の不適合の場合、露光量が不適合となっている主要被写体を特定できるため、本実施形態では、レビュー画像において撮影失敗要因(露光量の不適合)の発生箇所(主要被写体を囲む矩形等)が外枠と同一の色で表示される。
図4は、撮影時における表示形態の具体例を示す図である。
図4(A)、図4(B)は、出力部18のディスプレイにミニ撮影レビュー画像及びライブビュー画像が表示された状態を示す図である。
図4(A)は、撮影に成功した場合のライブビュー画像81及びミニ撮影レビュー画像82を示している。ライブビュー画像81は出力部18のディスプレイの略全面に表示され、ミニ撮影レビュー画像82はディスプレイの一部(ここでは右下の小領域)にライブビュー画像81よりも小さいサイズでライブビュー画像81に重ねて表示されている。なお、撮影に成功した場合、ミニ撮影レビュー画像82の外枠が、撮影に成功したことを示す色で表示される。
図4(B)は、撮像に失敗した場合のライブビュー画像83及びミニ撮影レビュー画像84を示している。なお、図4(B)において、(a)はライブビュー画像83の右下にミニ撮影レビュー画像84が重ねて表示された状態、(b)はレビュー画像85において撮影失敗要因の発生箇所が表示された状態、(c)は複数のミニ撮影レビュー画像がライブビュー画像の下部に重ねて表示された状態を示している。また、図4(B)においては、撮影失敗要因が目つぶりである場合を例として示している。図4(B)に示す例では、ミニ撮影レビュー画像84の外枠が、目つぶりによって撮影に失敗したことを示す色で表示されている。
また、図4(B)の(a)において、ライブビュー画像83内の右下にミニ撮影レビュー画像84が重ねて表示されている状態で、撮影から所定時間(例えば3秒)の間、入力部17の所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)の操作が受け付けられる。そして、ユーザが所定のボタンを操作すると、レビュー画像生成部45は、ライブビュー画像83に代えて、ミニ撮影レビュー画像84を拡大して、ディスプレイの全面にレビュー画像85として表示させる。このとき、レビュー画像生成部45は、レビュー画像85において目つぶりの発生箇所を目つぶりを表す色の矩形によって特定している。
これにより、ミニ撮影レビュー画像84によって撮影に失敗していることが識別して表示されると共に、レビュー画像85によってより大きい画像において撮影失敗要因の発生箇所が表示される。そのため、ユーザは、撮影に失敗していることに加え、撮影失敗要因及びその発生箇所を容易に識別することができる。
また、レビュー画像生成部45は、複数の画像が撮像された場合(例えば連写によって撮影記録が行われた場合)に、図4(B)の(c)に示すように、ライブビュー画像の下部に複数のミニ撮影レビュー画像86a〜86dを重ねて表示する。そして、撮影結果評価部44は、表示された複数のミニ撮影レビュー画像86a〜86dの各々について、撮影の成否を判別し、レビュー画像生成部45がミニ撮影レビュー画像86a〜86dの外枠を判別の結果に応じた色で表示する。
そして、ユーザがミニ撮影レビュー画像86a〜86dのいずれかを選択し、入力部17の所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)を操作すると、レビュー画像生成部45は、図4(B)の(b)に示すように、ライブビュー画像83に代えて、選択されたミニ撮影レビュー画像を拡大して、ディスプレイの全面にレビュー画像85として表示させる。
次に、図5を参照して、上述の図2に示した機能的構成の撮像装置1が実行する撮影結果評価処理について説明する。
図5は、図2の機能的構成を有する図1の撮像装置が実行する撮影結果評価処理の流れを説明するフローチャートである。
撮影結果評価処理は、ユーザにより入力部17に対する撮影を指示する操作がなされたことを契機として開始され、次のような一連の処理が実行される。
ステップS11において、撮像制御部41は、ユーザによって撮影を指示する操作がなされたか否かを判定する。
撮影を指示する操作がなされた場合、ステップS11においてYESであると判定されて、処理はステップS14に進む。
これに対し、撮影を指示する操作がなされていない場合、ステップS11においてNOであると判定されて、処理はステップS12に進む。
ステップS12において、撮像制御部41は、撮像装置1に対して撮影を指示する操作以外の操作(例えば、ズーム操作、マニュアル設定等)がなされたか否かを判定する。
撮像装置1に対して撮影を指示する操作以外の操作がなされていない場合、ステップS12においてNOと判定されて、処理はステップS11に戻る。
これに対し、撮像装置1に対して撮影を指示する操作以外の操作(例えば、ズーム操作、マニュアル設定等)がなされた場合、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、撮像制御部41は、操作に応じた処理を実行し、処理はステップS11に戻る。
ステップS14において、撮像制御部41は、撮影記録が指示された画像のデータとして、撮像画像のデータをRAM13等に記憶させる。
ステップS15において、撮影結果評価部44は、撮影記録が指示された画像のデータについて、撮影に成功しているか否かを判定する。
撮影記録が指示された画像のデータについて、撮影に成功している場合、ステップS15においてYESと判定されて、処理はステップS16に進む。
これに対し、撮影記録が指示された画像のデータについて、撮影に失敗している場合、ステップS15においてNOと判定されて、処理はステップS17に進む。
ステップS16において、レビュー画像生成部45は、外枠を撮影に成功したことを示す色としてミニ撮影レビュー画像を表示し、処理はステップS11に戻る。
ステップS17において、レビュー画像生成部45は、撮影結果評価部44によって判別された撮影失敗要因に応じてミニ撮影レビュー画像の外枠の色を特定する。
ステップS18において、レビュー画像生成部45は、ミニ撮影レビュー画像の表示モードの設定が、ミニ撮影レビュー画像を1つ表示するモードとなっているか(表示モードフラグ=0)、複数表示するモードとなっているか(表示モードフラグ=1)を判定する。
なお、表示モードフラグは、入力部17をユーザが操作することによって設定されるフラグであり、出力部18のディスプレイにミニ撮影レビュー画像を複数表示させるか否を識別するためのフラグである。表示モードフラグは、「0」である場合にディスプレイには1つのミニ撮影レビュー画像が表示されることを示し、「1」である場合にディスプレイには複数のミニ撮影レビュー画像が表示されることを示す。
ステップS18において、ミニ撮影レビュー画像の表示モードの設定が、ミニ撮影レビュー画像を1つ表示するモードとなっている場合(表示モードフラグ=0の場合)、処理はステップS19に進む。
これに対し、ミニ撮影レビュー画像の表示モードの設定が、ミニ撮影レビュー画像を複数表示するモードとなっている場合(表示モードフラグ=1の場合)、処理はステップS26に進む。
ステップS19において、レビュー画像生成部45は、ステップS14において撮像された撮像画像のデータについて特定された外枠の色でミニ撮影レビュー画像を表示する。
このとき、ミニ撮影レビュー画像は、ライブビュー画像に重ねて表示される(図4(B)の(a)参照)。
ステップS20において、レビュー画像生成部45は、ミニ撮影レビュー画像を表示した状態で、撮影から所定時間が経過したか否かを判定する。
ミニ撮影レビュー画像を表示した状態で、撮影から所定時間が経過した場合、ステップS20においてYESと判定されて、処理はステップS21に進む。
これに対し、ミニ撮影レビュー画像を表示した状態で、撮影から所定時間が経過していない場合、ステップS20においてNOと判定されて、処理はステップS22に進む。
ステップS21において、レビュー画像生成部45は、ミニ撮影レビュー画像の表示を解除し、ライブビュー画像のみが表示された状態となる。
その後、処理はステップS11に戻る。
ステップS22において、レビュー画像生成部45は、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されたか否かを判定する。
所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されていない場合、ステップS22においてNOと判定されて、処理はステップS20に戻る。
これに対し、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されている場合、ステップS22においてYESと判定されて、処理はステップS23に進む。
ステップS23において、レビュー画像生成部45は、撮影失敗要因の発生箇所として表示する箇所を特定する。
ステップS24において、レビュー画像生成部45は、撮影失敗要因の発生箇所を特定したレビュー画像を全画面に表示する。
ステップS25において、レビュー画像生成部45は、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されてか否かを判定する。
所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されていない場合、ステップS25においてNOと判定されて、処理はステップS25に戻る。
これに対し、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されている場合、ステップS25においてYESと判定されて、処理はステップS21に進む。
ステップS26において、レビュー画像生成部45は、既に表示されているミニ撮影レビュー画像をシフトして、ステップS14において撮像された撮像画像のデータについて特定された外枠の色でミニ撮影レビュー画像を追加して表示する(図4(B)の(c)参照)。ここでは、既に表示されている複数のミニ撮影レビュー画像を左側に1画像分ずつシフトし、空いた領域に新たに撮影された画像のミニ撮影レビュー画像を表示する。
ステップS27において、レビュー画像生成部45は、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されてか否かを判定する。
所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されていない場合、ステップS27においてNOと判定されて、処理はステップS28に進む。
これに対し、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されている場合、ステップS27においてYESと判定されて、処理はステップS23に進む。
ステップS28において、レビュー画像生成部45は、ミニ撮影レビュー画像を選択する操作(例えば十字キーの左右を表すボタンの操作)がされたか否かを判定する。
ミニ撮影レビュー画像を選択する操作(例えば十字キーの左右を表すボタンの操作)がされていない場合、ステップS28においてNOと判定されて、処理はステップS11に戻る。
これに対し、ミニ撮影レビュー画像を選択する操作(例えば十字キーの左右を表すボタンの操作)がされた場合、ステップS28においてYESと判定されて、処理はステップS29に進む。
ステップS29において、レビュー画像生成部45は、ステップS28の操作によって選択されたミニ撮影レビュー画像を表示する。
その後、処理はステップS27に戻る。
なお、本実施形態において、撮影の成功時にはミニ撮影レビュー画像を表示し、撮影の失敗時には、ミニ撮影レビューの表示を行うことなく、レビュー画像を全画面表示してもよい。さらに、このとき、レビュー画像において、例えば図3に示す表示形態で、撮影失敗要因の発生箇所を特定してもよい。これにより、撮影に成功した場合には、ライブビュー画像の表示を継続して直ちに撮影記録ができる状態を維持し、撮影に失敗した場合には、撮影失敗要因の発生箇所を表示することができる。そのため、ユーザは、撮影の成否に応じて、新たな撮影を行うか、あるいは、撮影をやり直すかを適切に判別することができる。
以上のように、本実施形態における撮像装置1は、撮像部16と、ライブビュー画像生成部43と、撮影結果評価部44と、レビュー画像生成部45と、を備える。
撮像部16は、被写体の画像を撮像する。
ライブビュー画像生成部43は、撮像部16から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示させる。
レビュー画像生成部45は、撮影記録が指示された場合に、撮像部16から出力された記録用の撮像画像を、ライブビュー画像を表示した状態で表示画面の一部に第1のレビュー画像として表示させる。
撮影結果評価部44は、撮影記録の指示に対応して撮像部16から出力された記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する。
レビュー画像生成部45は、撮影結果評価部44による評価結果に応じて、第1のレビュー画像の表示形態を異ならせる表示制御を行う。
これにより、ライブビュー画像の表示を継続して直ちに撮影記録ができる状態を維持しながら、撮影の評価結果を第1のレビュー画像の表示形態として表示することができる。
そのため、ユーザは、撮影の評価結果に応じて、新たな撮影を行うか、あるいは、撮影をやり直すかを適切に判別することができる。
したがって、ライブビュー画像表示中におけるミニ撮影レビュー画像の表示機能をユーザによる撮影結果の判別により適したものとすることができる。
また、撮影結果評価部44は、撮影に成功したか否かを判別する。
これにより、ユーザは、撮影の成否に応じて、新たな撮影を行うか、あるいは、撮影をやり直すかを適切に判別することが可能となる。
また、レビュー画像生成部45は、第1のレビュー画像の枠を評価結果に応じた色とする表示形態又は第1のレビュー画像の色を評価結果に応じた色とする表示形態の少なくともいずれかとする。
これにより、ライブビュー画像よりもサイズが小さい第1のレビュー画像において、第1のレビュー画像の枠の色あるいは第1のレビュー画像の色によって、撮影結果が表示される。
したがって、ライブビュー画像よりもサイズが小さい第1のレビュー画像であっても、ユーザがわかりやすい表示形態で、撮影結果を表示することができる。
また、レビュー画像生成部45は、ライブビュー画像に代えて、記録用の撮像画像を第1のレビュー画像よりも大きいサイズの第2のレビュー画像として表示画面に表示する。
これにより、第1のレビュー画像によって撮影結果を表示することの他、より大きいサイズの第2レビュー画像によって、ユーザにとってよりわかりやすい表示形態で撮影結果を表示することができる。
また、レビュー画像生成部45は、第1のレビュー画像の表示中に、所定の操作(例えば十字キーの上を表す「△」ボタンの操作)が行われることに対応して、第1のレビュー画像から第2のレビュー画像に切り替えて表示する。
これにより、ユーザは、第1のレビュー画像によって、撮影の評価結果を速やかに識別することができると共に、所定の操作を行うことで、第2のレビュー画像によって、撮影の評価結果の具体的な内容を容易に識別することができる。
また、レビュー画像生成部45は、複数回の撮影に応じて複数の第1のレビュー画像を表示画面に表示し、複数の第1のレビュー画像それぞれについて、撮影結果評価部44による評価結果に応じて、表示形態を異ならせる。
これにより、撮影済みの複数の撮像画像(例えば連写によって撮影された撮像画像等)について、撮影の評価結果をユーザが識別しやすい形態で表示することができる。
また、撮影結果評価部44は、撮影に失敗したと判別した場合、撮影失敗の要因を特定する。
レビュー画像生成部45は、撮影結果評価部44によって特定された撮影失敗の要因に応じて、複数の要因ごとに予め決められた複数の表示形態の中から第1のレビュー画像の表示形態を選択する。
これにより、ユーザは、第1のレビュー画像の表示形態によって、撮影失敗の要因を識別することができる。
また、レビュー画像生成部45は、撮影結果評価部44によって撮影に成功したと判別された場合に、撮影結果を表す画像として、第1のレビュー画像を表示画面に表示し、撮影結果評価部44によって撮影に失敗したと判別された場合に、撮影結果を表す画像として、撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示した、第1のレビュー画像よりも大きいサイズの第2のレビュー画像を表示画面に表示する。
これにより、撮影に成功した場合には、ライブビュー画像の表示を継続して直ちに撮影記録ができる状態を維持し、撮影に失敗した場合には、撮影失敗の要因の発生箇所を表示することができる。
したがって、ユーザは、撮影の成否に応じて、新たな撮影を行うか、あるいは、撮影をやり直すかを適切に判別することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態における撮像装置1は、撮影に失敗した場合のミニ撮影レビュー画像及びレビュー画像の表示形態が、第1実施形態と異なっている。
したがって、異なる部分であるレビュー画像生成部45の機能的構成及び撮影結果評価処理について主として説明する。
図6は、撮影時における表示形態の具体例を示す図である。
図6(A)、図6(B)は、出力部18のディスプレイにミニ撮影レビュー画像及びライブビュー画像が表示された状態を示す図である。
図6(A)は、撮影に成功した場合のライブビュー画像91及びミニ撮影レビュー画像92を示している。ライブビュー画像91は出力部18のディスプレイの略全面に表示され、ミニ撮影レビュー画像92はディスプレイの一部(ここでは右下の小領域)にライブビュー画像91よりも小さいサイズでライブビュー画像91に重ねて表示されている。なお、撮像に成功した場合、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、ミニ撮影レビュー画像92の外枠が、撮影に成功したことを示す色で表示される。
図6(B)は、撮像に失敗した場合のライブビュー画像93及びミニ撮影レビュー画像94を示している。なお、なお、図6(B)において、(a)はライブビュー画像93の右下にミニ撮影レビュー画像94が重ねて表示された状態、(b)はレビュー画像95において撮影失敗要因の発生箇所が表示された状態を示している。また、図6(B)においては、撮影失敗要因が目つぶりである場合を例として示している。
図6(B)の(a)に示すよう、レビュー画像生成部45は、ライブビュー画像93よりも小さいサイズで表示されているミニ撮影レビュー画像94において、目つぶりの発生箇所を目つぶりを表す色の矩形によって特定している。
なお、このとき、ミニ撮影レビュー画像94の外枠が目つぶりを表す色で表示される。
また、本実施形態では、ユーザが図1に示した入力部17の所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)をミニ撮影レビュー画像94の表示開始から所定の時間内に操作することにより、レビュー画像生成部45は、ライブビュー画像93に代えて、ミニ撮影レビュー画像94を拡大して、ディスプレイの全面にレビュー画像95として表示させる。このとき、本実施形態では、レビュー画像95において撮影失敗要因(目つぶり)の発生箇所(例えば目つぶりとなっている目を囲む矩形等)が目つぶりに対応する外枠との色と同一の色で表示される。
これにより、ミニ撮影レビュー画像94によって撮影に失敗していること及び撮影失敗要因の発生箇所が識別して表示される。そのため、ユーザは、ミニ撮影レビュー画像94の表示形態によって、撮影に失敗していることに加え、撮影失敗要因及びその発生箇所を容易に識別することができる。
次に、図7を参照して、第2実施形態の撮影結果評価処理について説明する。
図7は、第2実施形態の撮影結果評価処理の流れを説明するフローチャートである。
図7に示す撮影結果評価処理のうち、ステップS41〜S47の処理は、図5に示す第1実施形態の撮影結果評価処理におけるステップS11〜S17の処理と同様である。
ステップS41において、撮像制御部41は、ユーザによって撮影を指示する操作がなされたか否かを判定する。
撮影を指示する操作がなされた場合、ステップS41においてYESであると判定されて、処理はステップS44に進む。
これに対し、撮影を指示する操作がなされていない場合、ステップS41においてNOであると判定されて、処理はステップS42に進む。
ステップS42において、撮像制御部41は、撮像装置1に対して撮影を指示する操作以外の操作(例えば、ズーム操作、マニュアル設定等)がなされたか否かを判定する。
撮像装置1に対して撮影を指示する操作以外の操作がなされていない場合、ステップS42においてNOと判定されて、処理はステップS41に戻る。
これに対し、撮像装置1に対して撮影を指示する操作以外の操作(例えば、ズーム操作、マニュアル設定等)がなされた場合、ステップS42においてYESと判定されて、処理はステップS43に進む。
ステップS43において、撮像制御部41は、操作に応じた処理を実行し、処理はステップS41に戻る。
ステップS44において、撮像制御部41は、撮影記録が指示された画像のデータとして、撮像画像のデータをRAM13等に記憶させる。
ステップS45において、撮影結果評価部44は、撮影記録が指示された画像のデータについて、撮影に成功しているか否かを判定する。
撮影記録が指示された画像のデータについて、撮影に成功している場合、ステップS45においてYESと判定されて、処理はステップS46に進む。
これに対し、撮影記録が指示された画像のデータについて、撮影に失敗している場合、ステップS45においてNOと判定されて、処理はステップS47に進む。
ステップS46において、レビュー画像生成部45は、外枠を撮影に成功したことを示す色としてレビュー画像を表示し、処理はステップS41に戻る。
ステップS47において、レビュー画像生成部45は、撮影結果評価部44によって判別された撮影失敗要因に応じてレビュー画像の外枠の色を特定する。
ステップS48において、レビュー画像生成部45は、撮影失敗要因の発生箇所として表示する箇所を特定する。
ステップS49において、レビュー画像生成部45は、外枠を撮影失敗要因に応じた色とし、撮影失敗要因の発生箇所を特定したミニ撮影レビュー画像を全画面に表示する。
ステップ50において、レビュー画像生成部45は、ミニ撮影レビュー画像を表示した状態で、撮影から所定時間が経過したか否かを判定する。
ミニ撮影レビュー画像を表示した状態で、撮影から所定時間が経過した場合、ステップS50においてYESと判定されて、処理はステップS41に戻る。
これに対し、ミニ撮影レビュー画像を表示した状態で、撮影から所定時間が経過していない場合、ステップS50においてNOと判定されて、処理はステップS51に進む。
ステップS51において、レビュー画像生成部45は、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されたか否かを判定する。
所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されていない場合、ステップS51においてNOと判定されて、処理はステップS50に戻る。
これに対し、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されている場合、ステップS51においてYESと判定されて、処理はステップS52に進む。
ステップS52において、レビュー画像生成部45は、撮影失敗要因の発生箇所を特定したレビュー画像を全画面に表示する。
ステップS53において、レビュー画像生成部45は、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されてか否かを判定する。
所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されていない場合、ステップS53においてNOと判定されて、処理はステップS53に戻る。
これに対し、所定のボタン(例えば十字キーの上を表す「△」ボタン)が操作されている場合、ステップS53においてYESと判定されて、処理はステップS41に戻る。
なお、本実施形態において、第1実施形態の図4(B)の(c)と同様に、ライブビュー画像の下部に、複数のミニ撮影レビュー画像を重ねて表示してもよい。
以上のように、本実施形態における撮像装置1では、撮影結果評価部44によって撮影に失敗したと判別された場合、レビュー画像生成部45は、第1のレビュー画像において撮影失敗の要因となった箇所を識別可能に表示する。
これにより、ユーザは、第1のレビュー画像の表示形態によって、撮影に失敗していることに加え、撮影失敗の要因の発生箇所を容易に識別することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、ミニ撮影レビュー画像の表示制御と、レビュー画像の表示制御とを切り替え可能としている。
図8は、撮影時における表示形態の具体例を示す図である。
本実施形態では、ミニ撮影レビュー画像をライブビュー画像よりも小さいサイズでライブビュー画像91に重ねて表示させる表示モード(以下、「ミニ撮影レビュー表示モード」と呼ぶ。)と、レビュー画像のみをディスプレイの全面に表示させる表示モード(以下、「全画面レビュー表示モード」と呼ぶ。)とを切り替えるものである。
図8(A)及び図8(B)は、撮像に成功した場合の表示形態の例を示している。即ち、図8(A)は、ミニ撮影レビュー表示モードにおいて、ライブビュー画像101にミニ撮影レビュー画像102が重ねて表示された状態を示している。また、図8(B)は、全画面レビュー表示モードにおいて、全画面にミニ撮影レビュー画像102が拡大されたレビュー画像103が表示された状態を示している。
図8(C)及び図8(D)は、撮影に失敗した場合の表示形態の例を示している。即ち、図8(C)は、ミニ撮影レビュー表示モードにおいて、ライブビュー画像104に、外枠の色を撮影失敗要因を識別する色とされたミニ撮影レビュー画像105が重ねて表示された状態を示している。また、図8(D)は、全画面レビュー表示モードにおいて、撮影失敗要因の発生箇所が識別されたレビュー画像106が全画面に表示された状態を示している。
本実施形態では、入力部17からの切り替え操作によってミニ撮影レビュー表示モードと全画面レビュー表示モードとを切り替えることを可能としている。
本実施形態においては、図8(A)に示したミニ撮影レビュー画像102では、外枠が撮影の成功を示す色で表示されている。また、図8(C)に示したミニ撮影レビュー画像105では、外枠が撮像の目つぶりによる失敗を示す色で表示されている。図8(D)に示したレビュー画像106では、外枠をいずれかの外枠色で表示する制御は行われておらず、撮影失敗要因(目つぶり)の発生箇所が示されている。
これにより、撮影時に、ミニ撮影レビュー画像を表示させるか、レビュー画像を表示させるかを任意に選択することができる。このため、ユーザの好みに応じて撮影失敗要因及び失敗箇所をユーザが識別しやすい表示形態とすることができる。
また、本実施形態においては、入力部17からの切り替え操作によって、撮影に失敗した場合に、ミニ撮影レビュー画像の外枠の色によって撮影失敗要因が発生していることを表す表示形態(図4(B)の(a)参照)と、ミニ撮影レビュー画像において撮影失敗要因が発生している箇所を特定する表示形態(図6(B)の(a)参照)とを切り替えることを可能としている。
これにより、ミニ撮影レビュー画像によって撮影の失敗を表示する場合に、ユーザは、ディスプレイのサイズ等に応じて、撮影の失敗を表す表示形態を任意に選択することができる。このため、撮影時に、ライブビュー画像の表示を継続しながら、撮影失敗要因及び撮影失敗箇所をユーザが識別しやすい表示形態とすることができる。
以上のように、本実施形態における撮像装置1では、レビュー画像生成部45は、撮影時に撮影結果を表す画像として、第1のレビュー画像を表示する設定と、第2のレビュー画像を表示する設定とを切り替え操作に応じて切り替え、撮影結果評価部44による評価結果に応じて、切り替え操作に応じた表示の設定に基づいて、第1のレビュー画像又は第2のレビュー画像の表示形態を選択する。
これにより、撮影時に、第1のレビュー画像を表示させるか、第2のレビュー画像を表示させるかを任意に選択することができる。
したがって、ユーザの好みに応じて撮影失敗要因及び失敗箇所をユーザが識別しやすい表示形態とすることができる。
また、レビュー画像生成部45は、撮影結果評価部44によって撮影に失敗したと判別され、撮影結果評価部44による判別結果に応じて第1のレビュー画像の表示形態を異ならせる場合に、第1のレビュー画像の枠を評価結果に応じた色とする表示形態と第1のレビュー画像において撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示する表示形態とを切り替え操作に応じて切り替える。
これにより、第1のレビュー画像によって撮影の失敗を表示する場合に、ユーザは、ディスプレイのサイズ等に応じて、撮影の失敗を表す表示形態を任意に選択することができる。
したがって、撮影時に、ライブビュー画像の表示を継続しながら、撮影失敗要因及び撮影失敗箇所をユーザが識別しやすい表示形態とすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態において、撮影に失敗したことをミニ撮影レビュー画像あるいはレビュー画像の外枠の色で識別して表示するものとして説明したが、ミニ撮影レビュー画像あるいはレビュー画像自体の色を補正して表示(例えばセピア色に補正して表示する等)することにより、撮影に失敗したことを表してもよい。また、ミニ撮影レビュー画像あるいはレビュー画像の色を撮影失敗要因に応じて異なる色とする(例えば撮影失敗要因に応じた色の比率で補正を加えた色とする等)ことで、撮影に失敗したことに加え、撮影失敗の要因も識別して表示することができる。
また、上述の実施形態において、撮影の成否により撮影結果の評価を行っているが、一般に失敗と捉えられる撮影結果であっても、あえて手振れで、或いは被写体としての枝の揺れで動的な効果を狙ったりするような、必ずしも失敗とはいえない場合にも撮影の効果を確認できるという効果も期待できる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上述の実施形態では、撮像制御部41に入力される撮像画像のデータは、撮像部16から順次出力される撮像画像のデータであったが、特にこれに限定されず、いわゆる連写により得られる複数の静止画像のデータ等、連続して撮像された複数の画像のデータであってもよい。また、当該画像は、撮像装置1の撮像部16により撮像されたものに限らず、図示せぬ他の装置により撮像されたものであってもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される撮像装置1は、デジタルカメラを例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、画像解析機能、情報報知機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図1のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図1のROM12や、図1の記憶部19に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
被写体の画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示させるライブビュー画像表示手段と、
撮影記録が指示された場合に、前記撮像手段から出力された記録用の撮像画像を、前記ライブビュー画像を表示した状態で前記表示画面の一部に第1のレビュー画像として表示させるレビュー画像表示手段と、
前記撮影記録の指示に対応して前記撮像手段から出力された前記記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する撮影結果評価手段と、
前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて、前記第1のレビュー画像の表示形態を異ならせる表示制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[付記2]
前記撮影結果評価手段は、撮影に成功したか否かを判別することを特徴とする付記1に記載の撮像装置。
[付記3]
前記表示制御手段は、前記第1のレビュー画像の枠を前記評価結果に応じた色とする表示形態又は前記第1のレビュー画像の色を前記評価結果に応じた色とする表示形態の少なくともいずれかとすることを特徴とする付記1又は2に記載の撮像装置。
[付記4]
前記撮影結果評価手段によって前記撮影に失敗したと判別された場合、前記表示制御手段は、前記第1のレビュー画像において撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示することを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記5]
前記レビュー画像表示手段は、前記ライブビュー画像に代えて、前記記録用の撮像画像を前記第1のレビュー画像よりも大きいサイズの第2のレビュー画像を前記表示画面に表示することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記6]
前記表示制御手段は、前記第1のレビュー画像の表示中に、所定の操作が行われることに対応して、前記第1のレビュー画像から前記第2のレビュー画像に切り替えて表示することを特徴とする付記5に記載の撮像装置。
[付記7]
前記レビュー画像生成手段は、複数回の撮影に応じて複数の前記第1のレビュー画像を前記表示画面に表示し、
前記表示制御手段は、前記複数の前記第1のレビュー画像それぞれについて、前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて、表示形態を異ならせることを特徴とする付記1から6のいずれか1つに記載の撮像装置。
[付記8]
前記撮影結果評価手段は、前記撮影に失敗したと判別した場合、撮影失敗の要因を複数の要因の中から特定し、
前記表示制御手段は、前記撮影結果評価手段によって特定された前記撮影失敗の要因に応じて、前記複数の要因ごとに予め決められた複数の表示形態の中から前記第1のレビュー画像の表示形態を選択することを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記9]
前記レビュー画像生成手段は、撮影時に撮影結果を表す画像として、前記第1のレビュー画像を表示する設定と、前記第2のレビュー画像を表示する設定とを切り替え操作に応じて切り替え、
前記表示制御手段は、前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて、前記切り替え操作に応じた表示の設定に基づいて、前記第1のレビュー画像又は前記第2のレビュー画像の表示形態を選択することを特徴とする付記5に記載の撮像装置。
[付記10]
前記表示制御手段は、前記結果評価手段によって前記撮影に失敗したと評価され、前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて前記第1のレビュー画像の表示形態を異ならせる場合に、前記第1のレビュー画像の枠を前記評価結果に応じた色とする表示形態と前記第1のレビュー画像において撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示する表示形態とを切り替え操作に応じて切り替えることを特徴とする付記9に記載の撮像装置。
[付記11]
前記表示制御手段は、前記撮影結果評価手段によって前記撮影に成功したと評価された場合に、撮影結果を表す画像として、前記第1のレビュー画像を前記表示画面に表示し、前記撮影結果評価手段によって前記撮影に失敗したと評価された場合に、撮影結果を表す画像として、前記撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示した、前記第1のレビュー画像よりも大きいサイズの第2のレビュー画像を前記表示画面に表示することを特徴とする付記2に記載の撮像装置。
[付記12]
被写体の画像を撮像する撮像手段から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示するライブビュー画像表示ステップと、
撮影記録が指示された場合に、前記撮像手段から出力された記録用の撮像画像を、前記ライブビュー画像を表示した状態で前記表示画面の一部に第1のレビュー画像として表示するレビュー画像表示ステップと、
前記撮影記録の指示に対応して前記撮像手段から出力された前記記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する撮影結果評価ステップと、
前記撮影結果評価ステップにおける評価結果に応じて、前記第1のレビュー画像の表示形態を異ならせる表示制御を行う表示制御ステップと、を含むことを特徴とする表示方法。
[付記13]
コンピュータに、
被写体の画像を撮像する撮像手段から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示させるライブビュー画像表示機能と、
撮影記録が指示された場合に、前記撮像手段から出力された記録用の撮像画像を、前記ライブビュー画像を表示した状態で前記表示画面の一部に第1のレビュー画像として表示させるレビュー画像表示機能と、
前記撮影記録の指示に対応して前記撮像手段から出力された前記記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する撮影結果評価機能と、
前記撮影結果評価機能による評価結果に応じて、前記第1のレビュー画像の表示形態を異ならせる表示制御を行う表示制御機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・撮像装置、11・・・CPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・バス、15・・・入出力インターフェース、16・・・撮像部、17・・・入力部、18・・・出力部、19・・・記憶部、20・・・通信部、21・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、41・・・撮像制御部、42・・・画像取得部、43・・・ライブビュー画像生成部、44・・・撮影結果評価部、45・・・レビュー画像生成部

Claims (13)

  1. 被写体の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示させるライブビュー画像表示手段と、
    撮影記録が指示された場合に、前記撮像手段から出力された記録用の撮像画像を、前記ライブビュー画像を表示した状態で前記表示画面の一部に所定の表示形態で継続して第1のレビュー画像として表示させるレビュー画像表示手段と、
    前記撮影記録の指示に対応して前記撮像手段から出力された前記記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する撮影結果評価手段と、
    前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて、前記ライブビュー画像の視認と並行して、継続して表示させる前記第1のレビュー画像の表示形態を、表示サイズを維持しながら異ならせる表示制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影結果評価手段は、撮影に成功したか否かを判別することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1のレビュー画像の枠を前記評価結果に応じた色とする表示形態又は前記第1のレビュー画像の色を前記評価結果に応じた色とする表示形態の少なくともいずれかとすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮影結果評価手段によって前記撮影に失敗したと判別された場合、前記表示制御手段は、前記第1のレビュー画像において撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記レビュー画像表示手段は、前記ライブビュー画像に代えて、前記記録用の撮像画像を前記第1のレビュー画像よりも大きいサイズの第2のレビュー画像として前記表示画面に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記第1のレビュー画像の表示中に、所定の操作が行われることに対応して、前記第1のレビュー画像から前記第2のレビュー画像に切り替えて表示することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記レビュー画像表示手段は、複数回の撮影に応じて複数の前記第1のレビュー画像を前記表示画面に表示し、
    前記表示制御手段は、前記複数の前記第1のレビュー画像それぞれについて、前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて、表示形態を異ならせることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮影結果評価手段は、前記撮影に失敗したと判別した場合、撮影失敗の要因を複数の要因の中から特定し、
    前記表示制御手段は、前記撮影結果評価手段によって特定された前記撮影失敗の要因に応じて、前記複数の要因ごとに予め決められた複数の表示形態の中から前記第1のレビュー画像の表示形態を選択することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  9. 前記レビュー画像表示手段は、撮影時に撮影結果を表す画像として、前記第1のレビュー画像を表示する設定と、前記第2のレビュー画像を表示する設定とを切り替え操作に応じて切り替え、
    前記表示制御手段は、前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて、前記切り替え操作に応じた表示の設定に基づいて、前記第1のレビュー画像又は前記第2のレビュー画像の表示形態を選択することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記撮影結果評価手段によって前記撮影に失敗したと判別され、前記撮影結果評価手段による評価結果に応じて前記第1のレビュー画像の表示形態を異ならせる場合に、前記第1のレビュー画像の枠を前記評価結果に応じた色とする表示形態と前記第1のレビュー画像において撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示する表示形態とを切り替え操作に応じて切り替えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記撮影結果評価手段によって前記撮影に成功したと判別された場合に、撮影結果を表す画像として、前記第1のレビュー画像を前記表示画面に表示し、前記撮影結果評価手段によって前記撮影に失敗したと判別された場合に、撮影結果を表す画像として、前記撮影の失敗要因となった箇所を識別可能に表示した、前記第1のレビュー画像よりも大きいサイズの第2のレビュー画像を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  12. 被写体の画像を撮像する撮像手段から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示するライブビュー画像表示ステップと、
    撮影記録が指示された場合に、前記撮像手段から出力された記録用の撮像画像を、前記ライブビュー画像を表示した状態で前記表示画面の一部に所定の表示形態で継続して第1のレビュー画像として表示するレビュー画像表示ステップと、
    前記撮影記録の指示に対応して前記撮像手段から出力された前記記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する撮影結果評価ステップと、
    前記撮影結果評価ステップにおける評価結果に応じて、前記ライブビュー画像の視認と並行して、継続して表示させる前記第1のレビュー画像の表示形態を、表示サイズを維持しながら異ならせる表示制御を行う表示制御ステップと、を含むことを特徴とする表示方法。
  13. コンピュータに、
    被写体の画像を撮像する撮像手段から順次出力される撮像画像をライブビュー画像として、表示画面に順次表示させるライブビュー画像表示機能と、
    撮影記録が指示された場合に、前記撮像手段から出力された記録用の撮像画像を、前記ライブビュー画像を表示した状態で前記表示画面の一部に所定の表示形態で継続して第1のレビュー画像として表示させるレビュー画像表示機能と、
    前記撮影記録の指示に対応して前記撮像手段から出力された前記記録用の撮像画像に基づいて、撮影結果を評価する撮影結果評価機能と、
    前記撮影結果評価機能による評価結果に応じて、前記ライブビュー画像の視認と並行して、継続して表示させる前記第1のレビュー画像の表示形態を、表示サイズを維持しながら異ならせる表示制御を行う表示制御機能と、を実現させることを特徴とするプログラム。
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