JP2011049988A - 画像処理装置およびカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の観察者に通常の画像と異なる印象を与える画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置1は、画像に含まれる顔領域を検出する顔検出手段20と、顔領域に含まれる目を検出する目検出手段20と、顔領域における目の位置、および目における瞳の位置に基づいて視線方向を検出する方向検出手段20と、視線方向および顔領域の大きさに基づいて画質変更範囲を決定する決定手段20と、画質変更範囲に対して所定の画質変更処理を施す画質変更手段14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置およびカメラに関する。
画像の顔領域を検出し、該顔領域に対して選択的に高画質化の画像処理を施す技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−63406号公報
従来技術では、顔以外の領域に対して画像処理を施すことができなかった。
本発明による画像処理装置は、画像に含まれる顔領域を検出する顔検出手段と、顔領域に含まれる目を検出する目検出手段と、顔領域における目の位置、および目における瞳の位置に基づいて視線方向を検出する方向検出手段と、視線方向および顔領域の大きさに基づいて画質変更範囲を決定する決定手段と、画質変更範囲に対して所定の画質変更処理を施す画質変更手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像の観察者に通常の画像と異なる印象を与えることができる。
本発明の一実施の形態による電子カメラを例示するブロック図である。 被写体人物の視線を例示する図である。 視線が上方を向いている場合に視線方向に基づいて決定した領域を例示する図である。 視線方向に基づいて領域を決定した他の例を示す図である。 被写体人物の視線の他の例を示す図である。 視線が下方を向いている場合に視線方向に基づいて決定した領域を例示する図である。 視線方向に基づいて領域を決定した他の例を示す図である。 CPUが行う処理の流れを例示するフローチャートである。 コンピュータ装置を例示する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラ1の構成を例示するブロック図である。図1において、電子カメラ1は、撮影光学系11と、撮像素子12と、AFE(Analog front end)回路13と、画像処理回路14と、タイミングジェネレータ(TG)15と、LCDモニタ17と、バッファメモリ18と、フラッシュメモリ19と、CPU20と、メモリカードインターフェース(I/F)21と、操作部材22とを備える。
CPU20、バッファメモリ18、フラッシュメモリ19、メモリカードインターフェース21、画像処理回路14、およびLCDモニタ17は、それぞれがバス16を介して接続されている。
撮影光学系11は、ズームレンズやフォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成され、被写体像を撮像素子12の受光面に結像させる。なお、図1を簡単にするため、撮影光学系11を単レンズとして図示している。
TG15は、CPU20から送出される指示に応じて所定のタイミング信号を発生し、撮像素子12、AFE回路13、画像処理回路14へそれぞれのタイミング信号を供給する。供給されたタイミング信号によって撮像素子12等が駆動制御されることにより、撮像素子12による撮像タイミングや撮像素子12からのアナログ画像信号の読出しタイミングが制御される。
撮像素子12は、撮影光学系11によって結像された被写体像を光電変換してアナログ画像信号を生成する。アナログ画像信号は、AFE回路13に入力される。本実施形態の撮像素子12は、たとえば、画素に対応する複数の電荷蓄積型の光電変換素子を備えたCMOSイメージセンサによって構成される。
AFE回路13は、アナログ画像信号に対して相関二重サンプリングやゲイン調整などのアナログ処理を行うとともに、アナログ処理後の画像信号をデジタル画像データに変換する。デジタル画像データは画像処理回路14に入力される。画像処理回路14は、デジタル画像データに対して各種の画像処理(階調変換処理、ホワイトバランス調整処理、画像圧縮処理、画像伸張処理、後述する画質変更処理など)を施す。
LCDモニタ17は液晶パネルによって構成され、CPU20からの指示に応じて画像や操作メニュー画面などを表示する。LCDモニタ17の表示面上にはタッチ操作部材(不図示)が積層されている。タッチ操作部材は、ユーザーによってタッチ操作された場合に操作部材上(すなわち液晶モニタ17の表示画面上)のタッチ位置を示す信号を発生し、CPU20へ送出する。
バッファメモリ18は、画像処理回路14によって画像処理される前、画像処理中、画像処理された後のデジタル画像データを一時的に記憶する。フラッシュメモリ19は、CPU20に実行させるプログラムを記憶する。
CPU20は、フラッシュメモリ19に記憶されているプログラムを実行することにより、電子カメラ1が行う動作を制御する。CPU20は、AF(オートフォーカス)動作制御や、自動露出(AE)演算も行う。AF動作は、たとえば、ライブビュー画像のコントラスト情報に基づいてフォーカシングレンズ(不図示)の合焦位置を求めるコントラスト検出方式を用いる。ライブビュー画像は、撮影指示前に撮像素子12によって所定の時間間隔(たとえば60フレーム/毎秒=60fps)で繰り返し取得されるモニタ用画像のことをいう。ライブビュー画像はスルー画像とも呼ばれる。
メモリカードインターフェース21はコネクタ(不図示)を有し、該コネクタにメモリカードなどの記憶媒体51が接続される。メモリカードインターフェース21は、接続された記憶媒体51に対するデータの書き込みや、記憶媒体51からのデータの読込みを行う。記憶媒体51は、半導体メモリを内蔵したメモリカード、またはハードディスクドライブなどで構成される。
操作部材22は、レリーズボタン、ズームスイッチやメニュースイッチなどを含む。操作部材22は、各操作に応じた操作信号をCPU20へ送出する。
電子カメラ1のCPU20は、撮影モード時に上述したライブビュー画像をLCDモニタ17に表示させて、撮影待機状態にする(撮影モード)。この状態でレリーズスイッチが操作されると、撮影処理を行って撮影画像のファイルを記憶媒体51に記録する。
一方、CPU20は、再生モードへの切り替えを指示する信号が操作部材22から入力されると、ライブビュー画像の表示に代えて、記憶媒体51に記録されているデータに基づく再生画像をLCDモニタ17に表示させる再生処理を行う(再生モード)。
本実施形態の電子カメラ1は、撮影済みの画像に対して画質変更処理を行うことにより、観察者に通常の撮影画像と異なる印象を与える(見栄え上の効果を引き出す)点に特徴を有するので、以下の説明は、電子カメラ1のCPU20が再生モード時に行う処理を中心に説明する。
CPU20は、画像に写る人物の視線方向を検出し、該視線方向に基づいて決定する領域の見栄えをよくするように、当該領域と他の領域との間の画質を異ならせる画質変更処理を行う。図2は、画像に写る被写体人物の視線を例示する図である。CPU20は、「顔」領域に含まれる「目」の位置、および「目」に含まれる白目と瞳の分布に基づいて、公知の視線検出処理を施すことによって被写体人物の視線方向を検出する。図2において、視線方向を矢印によって表している。被写体人物が見ている方向と当該人物の「目」を結ぶ直線が視線に相当する。
図3は、視線が上方を向いている場合に、上記視線方向に基づいて決定した領域を例示する図である。図3において、グレーで示した略円錐形状の領域が決定領域を表す。図3の場合のCPU20は、たとえば、決定領域外の画像に対してぼかしを付加する(公知のフィルタ処理を施す)ことにより、決定領域内の画像の画質を決定領域外の画像の画質より高くする。このように決定領域内外で画像のぼかし具合を異ならせるように設定されているCPU20は、略円錐形状を太く(すなわち、円錐の断面の円のサイズを大きく)することにより、「目」を含む「顔」領域を略円錐形状に含める。
決定領域の内外で画像の画質をどのように異ならせるかについては、あらかじめメニュー処理において設定されている。たとえば、
[1]決定領域外で画像にぼかしを付加し、決定領域内はぼかしを付加しない。
[2]決定領域内の画像のシャープネスを決定領域外の画像のシャープネスより高める。
[3]決定領域内の画像の彩度を決定領域外の画像の彩度より高める。
[4]決定領域内の画像の明るさより決定領域外の画像の明るさを暗くする。
のうち少なくとも1つの画質変更処理を行うように、設定可能に構成されている。
図4は、視線が上方を向いている場合に、該視線方向に基づいて領域を決定した他の例を示す図である。図4の場合のCPU20は、たとえば、決定領域内の画像の明るさに比べて決定領域外の画像の明るさを暗くすることにより、決定領域内の画像を決定領域外の画像より明るくする。決定領域の内外で画像の明るさを異ならせるように設定されているCPU20は、略円錐形状を図3の場合より狭く(すなわち、円錐の断面の円のサイズを小さく)することにより、「顔」領域のうち「目」を略円錐形状に含める。
図5は、画像に写る被写体人物の視線の他の例を示す図である。CPU20が「顔」領域に含まれる「目」の位置、および「目」に含まれる白目と瞳の分布に基づいて被写体人物の視線方向を検出する点は、図2の場合と同様である。図5の場合は、視線が下方を向いている点において図2の場合と異なる。一般に、視線が水平または下方を向いている場合は、被写体人物が何らかの物体を注視している可能性が高い。
図6は、視線が下方を向いている場合に、視線方向に基づいて決定した領域を例示する図である。図6において、グレーで示した略円錐形状の領域が決定領域を表す。被写体人物が物体を注視する場合のCPU20は、たとえば、決定領域内の画像のシャープネスを決定領域外の画像のシャープネスに比べて高くすることにより、決定領域内の画像の輪郭等を決定領域外の画像の輪郭等よりはっきりさせる。決定領域内外で画像のシャープネスを異ならせるように設定されているCPU20は、略円錐形状を太く(すなわち、円錐の断面の円のサイズを大きく)することにより、「目」を含む「顔」領域を略円錐形状に含める。
CPU20はさらに、略円錐形状に含まれる画像データを対象に、公知の被写体認識処理を施して対象物を探す。対象物が検出された場合は、検出した対象物を含むように略円錐形状を変更し、変更後の略円錐形状の内外で上記シャープネスを異ならせる。
図7は、視線が下方を向いている場合に、視線方向に基づいて領域を決定した他の例を示す図である。図7の場合のCPU20は、たとえば、決定領域内の画像の明るさに比べて決定領域外の画像の明るさを暗くすることにより、決定領域内の画像を決定領域外の画像より明るくする。決定領域の内外で画像の明るさを異ならせるように設定されているCPU20は、略円錐形状を図6の場合より狭く(すなわち、円錐の断面の円のサイズを小さく)することにより、「顔」領域のうち「目」を略円錐形状に含める。
CPU20はさらに、略円錐形状に含まれる画像データを対象に、公知の被写体認識処理を施して対象物を探す。対象物が検出された場合は、検出した対象物を含むように略円錐形状を変更し、変更後の略円錐形状の内外で上記明るさを異ならせる。
本実施形態では、上記[1]および[2]のうち少なくとも1つの画質変更処理を行うように設定されている場合、上述した略円錐形状を太く(すなわち、円錐の断面の円のサイズを大きく)する。はっきり見せたい領域は広い方が効果が高まるからである。
また、上記[4]の画質変更処理を行うように設定されている場合、上述した略円錐形状を細く(すなわち、円錐の断面の円のサイズを小さく)する。明るく見せたい領域は狭い方が光線の浮き上がる効果が高まるからである。
さらにまた、上記[3]の画質変更処理を行うように設定されている場合、上述した略円錐形状の太さを上記[1]および[2]の場合と上記[4]の場合の中間にする。鮮やかに見せたい領域は、広すぎても狭すぎても不適切だからである。なお、以上説明した略円錐形状の太さはデフォルト値であるので、メニュー操作によって、観察者の好みに応じて適宜変更可能に構成してよい。
CPU20が行う処理の流れについて、図8に例示するフローチャートを参照して説明する。CPU20は、再生モードへの切り替え操作信号が操作部材22から入力されると、再生表示を行うごとに、図8による処理を行うプログラムを実行する。再生表示は、記憶媒体51に記録されている画像データに基づく再生画像をLCDモニタ17に表示させることをいう。
図8のステップS101において、CPU20は、画質変更内容の設定を行ってステップS102へ進む。CPU20は、たとえば、あらかじめメニュー処理において設定されている上記[1]〜[4]の画質変更処理を実行するか否かの情報に基づいて、実行すべき処理にフラグをセットする。
ステップS102において、CPU20は、指定されているファイルの画像データを記録媒体51から読み出し、読み出した画像内に含まれる人物の「顔」を検出してステップS103へ進む。顔検出処理は、公知の技術であるため説明を省略する。
ステップS103において、CPU20は「顔」を検出できたか否かを判定する。CPU20は、ステップS102において「顔」を検出した場合にステップS103を肯定判定してステップS104へ進む。CPU20は、ステップS102において「顔」を検出していない場合にはステップS103を否定判定し、図8による処理を終了する。ステップS103を否定判定する場合は、画質変更処理を行わない。
ステップS104において、CPU20は、ステップS102で検出した「顔」領域内に含まれる「目」の位置、および「目」に含まれる白目と瞳の分布に基づいて上述した視線を検出してステップS105へ進む。視線検出処理は、公知の技術であるため説明を省略する。
ステップS105において、CPU20は「視線」を検出できたか否かを判定する。CPU20は、ステップS104において視線を検出した場合にステップS105を肯定判定してステップS106へ進む。CPU20は、ステップS104において視線を検出していない場合にはステップS105を否定判定し、図8による処理を終了する。ステップS105を否定判定する場合は、画質変更処理を行わない。
ステップS106において、CPU20は、検出した視線の方向を決定してステップS107へ進む。この場合の視線の方向は、「目」から離れる向きである。ステップS107において、CPU20は、視線方向に基づいて仮想円錐(上述した略円錐形状)を作成・決定してステップS108へ進む。
ステップS108において、CPU20は画質変更内容の判定を行う。CPU20は、上記ステップS101において彩度変更を行うようにセットしている場合は、上記[3]の彩度変更処理を行ってステップS114へ進む。また、上記ステップS101において明るさ変更を行うようにセットしている場合のCPU20は、上記[4]の明るさ変更処理を行ってステップS114へ進む。
上記ステップS101においてシャープネス変更を行うようにセットしている場合のCPU20は、上記[2]のシャープネス変更処理を行ってステップS114へ進む。さらに、上記ステップS101においてぼかし付加を行うようにセットしている場合のCPU20は、上記[1]のぼかし付加処理を行ってステップS114へ進む。
ステップS114において、CPU20は、他に画質変更処理を行うか否かを判定する。CPU20は、上記ステップS101において他の画質変更処理を行うようにセットしている場合はステップS114を肯定判定してステップS108へ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、CPU20は、他に行うべき画質変更処理が存在しない場合にはステップS114を否定判定し、図8による処理を終了する。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1のCPU20は、画像に含まれる顔領域を検出し、顔領域に含まれる目を検出し、顔領域における目の位置、および目における瞳の位置に基づいて視線方向を検出し、視線方向および顔領域の大きさに基づいて画質変更範囲を決定する。そして、画像処理回路14によって画質変更範囲に対して所定の画質変更処理を施すようにしたので、画像の観察者に通常の画像と異なる印象を与えることができる。
(2)CPU20は、視線を含む略円錐形状の領域を画質変更範囲とするようにしたので、視線が電子カメラ1を向いている場合は、上記画質変更範囲は略円形状になる。この場合は、被写体人物の顔領域を含む略円形状の領域の画質が他の領域の画質と変更されるので、被写体人物の顔を含む領域について、見栄え上の効果を引き出すことができる。
(3)上記(2)のCPU20は、目で注視されている対象物を特定し、該特定した対象物を略円錐形状に含めるようにしたので、注視されている対象物の画質も変更するから、被写体人物が何を見ているか?を含めて、見栄え上の効果を引き出すことができる。
(4)上記(2)または(3)のCPU20は、顔領域の大きさが大きいほど略円錐形状における円のサイズを大きくするので、顔の大きさに応じて画質変更範囲が調節される。これにより、被写体人物の顔を含む領域について、確実に見栄え上の効果を引き出すことができる。
(5)上記(2)〜(4)のいずれかに記載の画像処理回路14は、画質変更範囲の彩度を高める、画質変更範囲のシャープネスを上げる、画質変更範囲を除く他の範囲の明るさを下げる、および画質変更範囲を除く他の範囲をぼかす、の少なくとも1つを行うので、画像観察者に対して、効果的に見栄え上の効果を引き出すことができる。彩度が高い領域は他の領域に比べて綺麗に観察され、シャープネスが高い領域は他の領域に比べてはっきり観察され、明るい領域は他の領域より明るく観察され、ぼかしてない領域は他の領域にくらべて目立つようになる。
(6)上記(5)の電子カメラ1のCPU20は、画像処理回路14が行う処理の種類に応じて略円錐形状における円のサイズを異ならせるようにしたので、たとえば、視線を強調したい場合や、被写体人物の顔、該人物に注視されている対象物が際立つようにした場合などに、それぞれ画像観察者に対して、効果的に見栄え上の効果を引き出すことができる。
(変形例1)
上記実施形態では、電子カメラ1が上記画質変更処理を再生モード時に行う場合を例に説明したが、撮影モードにおいても画質変更処理を行うように構成してもよい。たとえば、撮影モード時にLCDモニタ17に表示するライブビュー画像を対象に上記画質変更処理を行う。
(変形例2)
ライブビュー画像を対象に画質変更処理を行う場合は、画像圧縮率に差をつけて略円錐形状の内と外とで画質を異ならせてもよい。具体的には、上記決定領域(略円錐形状)内の画像の圧縮率を決定領域外の画像の圧縮率より低くして、決定領域内の画質を決定領域外の画質より高くする。
(変形例3)
再生モード時において、再生画像について検出した視線方向をスライドショー再生に利用してもよい。具体的には、スライドショー再生時において前コマの再生画像から後コマの再生画像に切り替える際、視線方向へ画像をスクロールさせながら再生画像を切り替える。これにより、観察者に通常のスライドショー再生する場合と異なる印象を与える(見栄え上の効果を引き出す)ことができる。
(変形例4)
画像の中に複数の顔(目)が含まれている場合であって、各々の視線方向に基づいて略円錐形状が複数存在する場合は、同じ方向を向いている略円錐形状を決定領域とする。
(変形例5)
画像の中に複数の顔(目)が含まれている場合であって、各々の視線方向に基づいて略円錐形状が複数存在する場合は、最も面積が大きい略円錐形状を決定領域とする。
(変形例6)
画像の中に複数の顔(目)が含まれている場合であって、各々の視線方向に基づいて略円錐形状が複数存在する場合は、最も大きい「顔」領域に基づく略円錐形状を決定領域とする。
(変形例7)
図8による処理を行う画像処理プログラムを図9に示すコンピュータ装置100に実行させることにより、画像処理装置を構成してもよい。画像処理プログラムをパーソナルコンピュータ100に取込んで使用する場合には、パーソナルコンピュータ100のデータストレージ装置にプログラムをローディングした上で、当該プログラムを実行させることによって画像の見栄え上の効果を引き出すように画質を変換する画像処理装置として使用する。
パーソナルコンピュータ100に対するプログラムのローディングは、プログラムを格納したCD−ROMなどの記録媒体104をパーソナルコンピュータ100にセットして行ってもよいし、ネットワークなどの通信回線101を経由する方法でパーソナルコンピュータ100へローディングしてもよい。通信回線101を経由する場合は、通信回線101に接続されたサーバー(コンピュータ)102のハードディスク装置103などにプログラムを格納しておく。画像処理プログラムは、記録媒体104や通信回線101を介する提供など、種々の形態のコンピュータプログラム製品として供給することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
1…電子カメラ
17…LCDモニタ
18…バッファメモリ
19…フラッシュメモリ
20…CPU
22…操作部材

Claims (7)

  1. 画像に含まれる顔領域を検出する顔検出手段と、
    前記顔領域に含まれる目を検出する目検出手段と、
    前記顔領域における前記目の位置、および前記目における瞳の位置に基づいて視線方向を検出する方向検出手段と、
    前記視線方向および前記顔領域の大きさに基づいて画質変更範囲を決定する決定手段と、
    前記画質変更範囲に対して所定の画質変更処理を施す画質変更手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記決定手段は、前記視線を含む略円錐形状の領域を前記画質変更範囲とすることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記決定手段は、前記目で注視されている対象物を特定し、該特定した対象物を前記略円錐形状に含めることを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像処理装置において、
    前記決定手段は、前記顔領域の大きさが大きいほど前記略円錐形状における円のサイズを大きくすることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記画質変更手段は、前記画質変更範囲の彩度を高める、前記画質変更範囲のシャープネスを上げる、前記画質変更範囲を除く他の範囲の明るさを下げる、および前記画質変更範囲を除く他の範囲をぼかす、の少なくとも1つを行うことを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項5に記載の画像処理装置において、
    前記決定手段は、前記画質変更手段が行う処理の種類に応じて前記略円錐形状における円のサイズを異ならせることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置を備えることを特徴とするカメラ。
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