JP5763902B2 - バケットホイール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、石炭や鉄鉱石等の所謂「ばら物」を、ストックヤードや船倉等から払い出すため、「リクレーマ」や「スタッカ・リクレーマ」や「アンローダ」等の払い出し装置(掻き取り装置)として用いられる、バケットホイール装置に関する。
リクレーマやスタッカ・リクレーマは、従来より、ストックヤードから山積みされたばら物を所定の場所へ払い出す際などに、使用されている。
また、アンローダは、船舶に積載されたばら物を船倉からストックヤード等へ払い出す際などに、使用されている。
かかるリクレーマ、スタッカ・リクレーマやアンローダには、堆積したばら物を掻き出す「払い出し装置」として「バケットホイール装置」がブーム先端に配置されている。
かかるバケットホイール装置では、電気モータや油圧モータ等の原動機から減速装置を介して、バケットホイール本体の回転軸に動力が伝達されて、該バケットホイール本体が回転軸を中心に回転するよう構成されている。
前記バケットホイール装置は、当初、前記スタッカ・リクレーマ等のブームの先端に、原動機の出力軸から、ブームの長手方向に向くように配置された減速装置の入力軸に動力が伝達され、かかる減速装置内でベベルギヤユニットを介して回転方向が直角に変更されるとともに多段に配置された減速ギヤ対を介して所望の減速比を得て、前記ブームの長手方向に直交する方向に向くように配置された該減速装置の出力軸から、カップリング装置を介して、前記バケットホイール本体を枢支する回転軸に動力が伝達されるよう構成されていた(特許文献1参照)。
このため、ブームの先端部分の幅方向の寸法が大きくなり、この結果、ブームの先端部が重量的に重くなり、このため、前記スタッカ・リクレーマ等のカウンターウエイトを大きくすることが余儀なくされていた。
このような状況に鑑みて、近年、図7,図8に図示するように、前記バケットホイール装置100Aの減速装置101として、遊星歯車減速機構を使用した前記減速装置101を用いるとともに、その円筒状の外周壁101a自体を出力軸とし、該出力軸をバケットホイール本体103の回転軸103aとして兼用して、該円筒状の外周壁101aに複数のアーム103bを放射状に配置するとともに、各アーム103bの先端にバケット103cを配置した形式のものが採用されていた。
また、前記回転軸103aは、その反減速装置101側の端部においても、ベアリング103Bによってフレーム151f側に支持され、その結果、作動状態及び非作動状態において、減速装置101とベアリング103Bとによって所謂「両持ち支持」されている。
なお、図7,図8において、符号151はリクレーマ150のブーム、符号159は点検用等の歩廊、図7において、符号102は前記減速装置101を駆動する電動モータである。
特開昭56−135637号公報。
ところが、前記したバケットホイール装置の場合、減速装置101の円筒状の外周壁101aがバケットホイール本体103の回転軸103aになっており、且つ該回転軸103aが両持ち支持されていることに起因して、定期的にオーバーホールをおこなう際には、バケット装置100A全体を、スタッカ・リクレーマやアンローダから取り外しておこなう必要があった。
しかし、バケット装置100A全体が重量的に6t〜10t程度以上の重量を有することから、かかる減速装置101のオーバーホールには、多くの時間と多くの工数を有する大がかりな作業となっていた。
また、前記減速装置101はその出力軸が前記バケットホイール本体103の回転軸103aとしても用いるように構成されていることから、該減速装置101はバケットホイール装置100Aの払い出し能力に合わせてその都度設計と製作がおこなわれていた。このため、減速装置101に使用される軸受等の部品も特注品が多く、製造に際し長い期間と多大な費用がかかるものとなっていた。
本発明は、前述した状況に鑑みておこなわれたもので、オーバーホールが容易におこなえ、より短期間で製造でき且つ安価に供給できる減速装置を備えたバケットホイール装置を提供することを目的とする。
本発明にかかるバケットホイール装置は、バケットホイール本体の回転軸に放射状に配置された複数のアームの各先端にばら物を掻き取るバケットが配置され、該回転軸が減速装置を介して原動機により駆動され、リクレーマやスタッカ・リクレーマやアンローダ等の装置の払い出し装置として使用されるバケットホイール装置であって、
前記回転軸の反減速装置側の一端が、フレーム側に回転自在に片持ち式に支承されているとともに、該回転軸の他端が、カップリング装置を介して減速装置の出力軸と連結され、該出力軸と直交する方向を向いて配設された減速装置の入力軸には、原動機の出力軸が連結されていることを特徴とする。
前述のように構成された本発明にかかるバケットホイール装置によれば、減速装置は、前記バケットホイール本体の回転軸と当該減速装置の出力軸との連結をカップリング装置部分で解除することによって、バケットホイール本体を取り外すことなく、減速装置を容易に取り外しすることができる。
つまり、フレームに、バケットホイール本体の回転軸の反減速装置側の一端が片持ち式に支承されていることから、減速装置のオーバーホールをおこなう際には、該バケットホイール本体をフレームに配置した状態のままで、減速装置を取り外すことが可能となり、このため、減速装置のオーバーホールを、容易に且つ短時間でおこなうことが可能となる。
また、前述のようにバケットホイール装置の払い出し能力に合わせて前記バケットホイール本体の回転軸の太さを適宜変更すれば強度的な問題は解決できるため、前記減速装置として、市販品を採用することができる。
前記バケットホイール装置において、前記カップリング装置が、シュリンクディスクの形態のものであると、カップリング装置の前記回転軸の軸長手方向の寸法を可及的に短くすることができ、前記リクレーマやスタッカ・リクレーマやアンローダ等のブームの先端部の幅寸法をより小さくできる。その結果、スタッカ・リクレーマ等のカウンターウェイトを小さくでき、全体をより軽量化することが可能となる。
また、前記バケットホイール装置において、前記減速装置の入力軸がブームの長手方向を向いて配置され、該減速装置内部に所望の減速比を得るための複数段の平歯車からなる減速ギア列が配置されるととも、前記減速ギアユニットのブームの長手方向に隣接する部位に回転軸方向を変更するベベルギアユニットを配置することによって、出力軸が前記ブームの長手方向に直交する方向を向くように配置した構成とすると、減速装置を幅方向の寸法が小さく長さ方向の寸法が大きい形態にすることができる。このため、前記リクレーマやスタッカ・リクレーマやアンローダ等のブームの長手方向には寸法的に大きな余裕があることを有効に利用して、ブームの幅方向の寸法を大きくすることなく、バケットホイール装置を配置することができる。
さらに、前記減速装置と原動機が1つの架台上に配置され、オーバーホールに際しては、架台ごと減速装置と原動機がフレームから取り外されるよう構成されていると、フレームへの取り外しとフレームへの取付の容易なボケットホイール装置を実現できる。
前述のように構成されたバケットホイール装置によると、減速装置のオーバーホールが容易におこなえ、製造に際してより短期間で製造でき且つ安価に供給することができる。
本発明の実施形態にかかるバケットホイール装置をブーム先端に備えたリクレーマの全体側面図である。 図1に示すリクレーマの全体平面図である。 図1,図2に示すブームの先端に配置されているバケットホイール装置とその近傍部分を示す拡大平面図である。 減速装置部分に斜線を施した図3のIV−IV矢視図である。 取り外し部分を太線で表した図4の要部を示す一部断面した拡大図である。 図3のVI−VI矢視図である。 従来のバケットホイール装置の要部を示す側面図である。 従来のバケットホイール装置の要部を示す図7のIIX-IIX 矢視図である。
以下、本発明にかかるバケットホイール装置を、図面を参照しながら実施形態に基づいてより詳細に説明する。
(実施形態)
図1,図2において、Aはバケットホイール装置で、かかるバケットホイール装置Aは、リクレーマ50等の掻出し装置として、旋回自在に且つ先端が昇降自在に配置されたブーム51の先端部位51eに配置される。
なお、図1,図2において、符号53はカウンターウェイトを、符号54はブーム51の旋回中心となる旋回軸を、符号55は運転室を、図1における符号56はこのスタッカ・リクレーマ51の下部に配置され図1の紙面に直交する方向に走行(自走)するための走行装置を示し、図2において、符号57は走行レールを、符号58は前記バケットホイールAで払い出されたばら物をブーム51の基端まで搬送するためのベルトコンベヤを示し、図1,図2において、符号60は該リクレーマ50で払い出されたばら物を前記走行方向に沿って所定の場所へ搬送するためのベルトコンベヤを示す。また、図3,図4において、符号59は点検用等の歩廊を示す。
前記バケットホイール装置Aの場合、図3〜図6等に図示するように、前記ブーム51(図1,図2参照)先端部のフレーム51fに載置された架台52上に、該バケットホイール装置Aの原動機である電動モータ2と、該電動モータ2の回転数を減速する減速装置1とが載置(配置)されている。
そして、図3,図6に図示するように、前記電動モータ2の出力軸2aと前記減速装置1の入力軸1aとは、カップリング装置(この実施形態ではギアカップリング装置)11を介して連結され、該電動モータ2によって、減速装置1が駆動されるよう構成されている。なお、この実施形態の場合、前記電動モータ2として、制御装置によって回転数と回転トルクが自在に制御可能な可変電圧・可変電流制御(VVVF制御)方式の速度可変の電動モータを使用している。しかし、前記電動モータ2としては、VVVF制御でない、一般的な電動モータを使用することもできる。
さらに、図3〜図5に示すように、前記減速装置1の出力軸1bは、所謂「シュリンクディスク」の形態のカップリング装置4を介して、バケットホイール本体3の回転軸3aと連結されている。つまり、前記減速装置1の出力軸1bが、円筒状になったバケットホイール本体3の回転軸3aの減速装置1側の空洞部分に挿着され、この実施形態の場合には、前記回転軸3aの外周部に前記挿着部分の軸長手方向の中央で拡径しその両側で縮径状になった両テーパ面が形成され、かかる両テーパ面の外周方にこれに対応した両テーパ面を内周面に備え軸長手方向で2分割されたシュリンクディスク体が配置され、且つ、かかる2分割されたシュリンクディスク体が、互いに近接するように軸長手方向に複数のボルト4a(図5参照)で挟着されるよう構成されている。そして、前記複数のボルト4a(図5参照)で挟着されることによって、前記回転軸3aが径方向中心方(出力軸1b方)に押圧され、その結果、回転軸3aと前記出力軸1bが摩擦圧接させられて、該出力軸1bから回転軸3aに回転が伝達される。なお、カップリング装置4としては、前記テーパ面を備えた構成のものに限定されるわけではない。
その結果、前記電動モータ2によって、減速装置1を介して、前記回転軸3aが回転させられるよう構成されている。
そして、前記「シュリンクディスク」の形態のカップリング装置4を用いることによって、該カップリング装置4の回転軸1b,3aの軸長手方向の寸法が極めて短くなる。
前記バケットホイール装置Aのバケットホイール本体3は、図3,図4に図示するように、前記回転軸3aの外周面から側面視において放射状(図1のバケットホイール本体3を参照)に複数のアーム3bが延設され(図1参照)、各アーム3bの先端(外径端)にはばら物(例えば、石炭や鉄鉱石)を掻き取るバケット3cが配設されている。
そして、図3,図4に図示するように、前記回転軸3aは、軸受12を介して、前記ブーム51のフレーム51f側に対して回転自在に支承されている。つまり、この実施形態にかかるバケットホイール装置Aの場合には、前記回転軸3aは、非作動状態において、前記軸受12を介してフレーム51f側に支持された後述する支持軸13によって、片持ち式に支持されている。
即ち、この実施形態の場合には、前記回転軸3aの反減速装置1側の部位は内部に円柱状の空洞を有する円筒状に構成されており、かかる回転軸3a内の円柱状の空洞内には、該回転軸3aと同軸状に円柱状の支持軸13が配置されている。
そして、かかる支持軸13の反減速装置側の端部は、前記フレーム51f側に固着されている。そして、前記支持軸13と回転軸3aとの間に自動調芯コロ軸受からなる前記軸受12が配置されることによって、支持軸13に対して回転軸3aが回転自在に支承されている。
また、前記減速装置1の前記入力軸1aは、図3,図6に図示するように、前記ブーム51の長手方向に向くように配置され、かかる入力軸1aから、図示しない内部に配置された3段式の平歯車からなるギヤ列によって、電動モータ2の出力軸2aの回転数に対して、所望の回転数に減速されるようになっている。
また、この減速装置1の場合、前記ギヤ列から、1対のベベルギヤユニットを介して、前記出力軸1bに回転軸方向を90度変更して、即ち、直交して、回転が伝達されるように構成されている。この実施形態では、前記1対のベベルギヤユニットは、前記3段式の平歯車からなるギヤ列に対して、ブーム51の長手方向において隣接して配置されている。
この結果、この実施形態の場合には、前記電動モータ2の出力軸2aの回転数に対して、所望の減速、例えば、160分の1に減速され、且つ、回転軸の方向が内部で90度変更されるようになっている。この結果、減速装置1は、幅方向の寸法が小さく、長手方向の寸法が長くなるような形態が実現されている。
また、別の実施形態としては、前記1対のベベルギヤユニットを前記入力軸1a側に配置し、前記3段式の平歯車からなるギヤ列を前記出力軸1b側に配置してもよい。つまり、ベベルギヤユニットを動力伝達の上流側に、3段式の平歯車からなるギヤ列を動力伝達の下流側に配置しても、前記したと同じ作用効果を奏することができる。
前記架台52は、図6に図示するように、前記フレーム51fに対して、複数の着脱自在な連結ピン34又は図示しない取付ボルトを介して固定されており、したがって、複数、例えば、2箇所〜4箇所の連結ピン54又は図示しない取付ボルトを取り外すことによって、フレーム51fから、上方に載置した電動モータ2と減速装置1を架台52ごと、取り外すことができるように構成されている。
また、上方に載置して電動モータ2と減速装置1を架台52ごと、フレーム51fから取り外す際には、前記カップリング装置4の締付けボルト4a(図5参照)を解除して、前記回転軸3aと前記減速装置1の出力軸1bとの連結を解除することになる。
また、前記取り外す際には、少なくとも図4,図5に示す、前記カップリング装置4を覆うカバー9を取り外しておくことになる。
この発明にかかるバケットホイール装置Aの場合には、前述のように構成されているため、前記フレーム51fから、上方に電動モータ2と減速装置1を載置した架台52ごと取り外した後にも、前記回転軸3aを含む前記バケットホイール本体3は、片持ち式にフレーム51f側に支承された状態を維持することが可能となる。
このため、減速装置1をオーバーホールする際には、図5に図示するように、上方に電動モータ2と減速装置1を載置した架台52ごと、吊り下げフック35に図示しないワイヤをかけて、クレーン等でつり上げて、ブーム51のフレーム51fから架台52を取り外せばよく、したがって、取り外す重量としては、従来の構成のバケットホイール装置に比べて約1/2程度以下となり、しかも、該取り外しに際しては、前記カップリング装置4の解除と、前記連結ピン54又は取付ボルトの取り外しをおこなうだけとなる。
また、減速装置1自体の重量も、従来の遊星歯車機構を採用していた減速装置と比べると、重量的に重い内歯歯車が存在しない構造に起因して、大幅に軽くなることから、前記ブーム51の軽量化をさらに図ることができ、従って、該ブーム51とバケットホイール装置Aとの重量バランスをとるべく、ブーム51の旋回軸54を隔てて反対側に配置されている、図1,図2に示すカウンターウエイト53の重量を大幅に軽くすることができる。つまり、かかるカウンターウエイト53は、前記バケットホイール装置Aに比べて旋回軸54までの距離が短いため、該バケットホイール装置Aの重量に比べて3倍程度以上必要となるため、かかるバケットホイール装置Aの軽量化によって、前記カウンターウエイト53の軽量化は大きく促進されることになる場合がある。
この場合、前記バケットホイール装置Aを具備したリクレーマ50自身の重量も大幅に軽量化することができ、この結果、該リクレーマ50が自走する場合の駆動力も小さくすることができる。
また、価格的な点においても、減速装置1を標準品に準じたものを採用することができるため、価格を大幅に低減することできる。
ところで、図1,図2に図示するように、前記ブーム51には、先端が前記バケットホイール装置Aの近傍に位置し該ブーム51の長手方向に沿って延設されたベルトコンベヤ58が配置され、前記バケットホイール装置Aで掻き取ったばら物を図示しないシュート等を介して、該ベルトコンベヤ55からその後流方に配置されている別のコンベヤ60等のコンベヤ群や、場合によってはこのリクレーマ50に連結される図示しない「トリッパ」のベルトコンベヤ方へ搬送して、ストックヤード等に貯蓄されている該ばら物を所定の場所へ払い出しをおこなうことができるように構成されている。
ところで、前記実施形態では、本発明にかかるバケットホイール装置がリクレーマやスタッカ・リクレーマの払い出し装置として用いられている場合について説明したが、他の装置、例えば、アンローダ等の払い出し装置としても同様に用いることができ、且つ同様の作用効果を奏することは言うまでもない。
本発明は、前記実施形態に限定されるものでなく、本発明の技術的思想に基づく範囲において種々の形態で実施することが可能となることは言うまでもない。
本発明にかかるバケットホイール装置は、リクレーマやスタッカ・リクレーマやアンローダ等の装置の払い出し装置として利用することができる。
A…バケットホイール装置
1…減速装置
1a…入力軸
1b…出力軸
2…電動モータ(原動機)
3…バケットホイール本体
3a…回転軸
3b…アーム
3c…バケット
4…カップリング装置

Claims (4)

  1. バケットホイール本体の回転軸に放射状に配置された複数のアームの各先端にばら物を掻き取るバケットが配置され、該回転軸が減速装置を介して原動機により駆動され、リクレーマやスタッカ・リクレーマやアンローダ等の装置の払い出し装置として使用されるバケットホイール装置であって、
    前記回転軸の反減速装置側の一端が、フレーム側に回転自在に片持ち式に支承されているとともに、該回転軸の他端が、カップリング装置を介して減速装置の出力軸と連結され、該出力軸と直交する方向を向いて配設された減速装置の入力軸には、原動機の出力軸が連結されており、
    前記回転軸は円筒状であり、前記回転軸の前記減速装置側の空洞部分に前記減速装置の出力軸が挿着され、
    前記カップリング装置が、前記挿着部分の周囲に配置されたシュリンクディスクの形態のものであることを特徴とするバケットホイール装置。
  2. 前記減速装置の入力軸がブームの長手方向を向いて配置され、該減速装置内部に所望の減速比を得るための複数段の平歯車からなる減速ギア列が配置されるととも、前記減速ギア列のブームの長手方向に隣接する部位に回転軸方向を変更するベベルギアユニットを配置することによって、出力軸が前記ブームの長手方向に直交する方向を向くように配置したことを特徴とする請求項に記載のバケットホイール装置。
  3. 前記減速装置と原動機が1つの架台上に配置され、オーバーホールに際しては、架台ごと減速装置と原動機がフレームから取り外されるよう構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバケットホイール装置。
  4. 前記回転軸の一端は、前記フレームに固定された支持軸であって前記回転軸の反減速装置側の空洞内に配置された支持軸によって、前記支持軸と前記回転軸の内周面との間に配置された軸受を介して回転自在に片持ち式に支承されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバケットホイール装置。
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