JP5762722B2 - 引戸 - Google Patents
引戸 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5762722B2 JP5762722B2 JP2010251716A JP2010251716A JP5762722B2 JP 5762722 B2 JP5762722 B2 JP 5762722B2 JP 2010251716 A JP2010251716 A JP 2010251716A JP 2010251716 A JP2010251716 A JP 2010251716A JP 5762722 B2 JP5762722 B2 JP 5762722B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- interlocking
- inner door
- doors
- right outer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
しかしながら、多忙になると注意を怠り、確認しないまま開放する傾向があり、開放側の人に、開放された扉がぶつかる危険があった。
一方、引戸の場合は、開放された扉を収納する扉幅とほぼ同じ幅の戸袋部が必要となるので、この戸袋部を通路側に突出させると、通行可能域は通路幅の略半分となる。
従って、十分な通行可能域を確保しようとすると、戸袋部を廊下と直交する形で壁面内に埋め込む必要があった。
これは、建築工事と同時に行う必要があり、現実的ではなかった。
この場合、スタッフエリアと共用エリアを仕切る仕切用の引戸として用いると、通路の一方よりに偏った位置に通行可能域が形成されることとなりストレチャーの通過などに支障をきたすこととなる。
又。廊下の左右側に設けられた手摺が仕切用の引戸の箇所で、一方側のみしか連続して設置できない問題があった。
内扉連動装置を左右扉連動装置の上方に構成しているので、配設箇所が広くとれるので、配設作業が容易である。
内扉連動装置の内扉連動用左右滑車は、左右外扉が閉鎖した状態で、左右外扉の戸尻側端部上方で固定壁に連結された内扉連動用左右滑車取付け金具に取付けられているので、左右戸袋部に影響されずに外部からの取付け、取外し、位置調節を簡単に行うことが出来る。
左右内扉戸先側吊り座が、前後ワイヤー左右連結座を介して前後の内扉連動用ワイヤーと連結されているので、外部からの連結、ワイヤーの前後での連結作業が容易に行う事が出来ると共に、前後ワイヤー左右連結座を同形とし、左右を共用することができる。
又、本発明の引戸を閉鎖することで、スタッフエリアと共用エリアの区画を簡単、確実に行う事が出来、引戸に認証装置などのセキュリティ機能を設ければ、患者が誤って、スタッフエリアに入ることもなく、院内感染等の予防にも役立つ。又、戸袋部の前後面に手摺を設けることも出来るので、スタッフエリアと共用エリアに通路側手摺と戸袋側手摺が連設することとなり、障害者のスタッフエリアへの通行にも安全である。
図1〜図4、図7、図8、図9において、符号1は、病院等の通路を共用エリアとスタッフエリア(以下、共用エリアとスタッフエリアの両方をあらわす場合は、両エリアと云う。)に仕切る形で、通路の壁面に直交して設けられた引戸枠を示している。
引戸枠1は、通路の壁面に埋め込まれた建物用鉄骨にブラケットを介して固定された左右戸尻側縦枠13、13と、左右戸尻側縦枠13、13の上端間に、建物用鉄骨にブラケットを介して配設された左右上枠15、15と、左右戸尻側縦枠13、13間で、左右上枠15、15のそれぞれの中間位置に、左右上枠15、15の共用エリア側(実施例では点検側、いわゆる、引戸等の吊り込み側)とスタッフエリア側の両面に上端が固定され、下端部が床面に埋め込まれた、両エリア側に所定間隔を有する左右共用エリア側中枠3、3と左右スタッフエリア側中枠30、30と、左右共用エリア側中枠3、3の上端間で、上枠15の上端の共用エリア側の面に連結され、共用エリア側に突出する中央上框150より構成されている。
符号151は、左右上枠15、15を中央部で連結する連結補強金具を示している。
尚、実施例では、便宜上、点検側を共用エリア側として説明しているが、設置場所に対応して点検側をスタッフエリア側としても良い事は云うまでもない。
符号5、5は、左右のレール取付材2、2のスタッフエリア側の面に、通行口側を低く、左右戸袋部10、20側を高く所定の角度に傾斜して連結された左右外扉用レール部材を示している。左右外扉用レール部材5、5は、左右に対向した同形に形成されている。
通行口側を低く、左右戸袋部10、20側を高く所定の角度に傾斜して取付けられた、左右内扉用レール部材を示し、符号6、6は、左右外扉用レール部材5、5に吊り下げられた左右外扉を示し、符号60、60は左右内扉用レール部材50、50に吊り下げられた左右内扉を示している。
すなわち、左右外扉6、6と左右内扉60、60は、左右外扉用レール部材5、5及び左右内扉用レール部材50、50の傾斜によって、常に閉鎖方向に移動するよう付勢されている。
符号16、16は、左右戸袋部10、20の床面全幅にわたって固定された左右ベース材を示している。
図1〜図4において、符号4・・・は、左右戸袋部10、20の左右両エリア側の両面上下方向に所定間隔を有して配設された下地桟を示している。
図7において符号17は、中央上框150の下方側に着脱自在に取付けられる点検パネルを示し、符号19は、左右上枠15、15のスタッフエリア側の通行口に位置して設けられるスタッフエリア側ランマ下地パネルを示している。
符号100は、下地材4・・・、及び、スタッフエリア側ランマパネル下地パネル19等の表面に設けられた通路面等の壁面と同じ化粧パネルを示している。
すなわち、各中柱30、3の通行口側端部と、中央上框150の通行口側と共用エリア側の端面と、点検パネル17と、スタッフエリア側ランマパネル下地パネル19の通行口側端部以外は化粧パネルで隠蔽される。
図8、図9において、符号130は、右戸尻側縦枠13の戸先側端面に設けられた、右外扉6全開時に、右外扉6の戸尻側端面が当接する開放時外扉緩衝部材を示し、符号131は、右内扉60の戸尻側端面に設けられた、右内扉60の全開時に、右外扉6の戸尻側端部の内面に当接する開放時内扉緩衝部材を示している。
開放時外扉緩衝部材130と開放時内扉緩衝部材131は、左戸尻側縦枠13、左内扉60にも設けられている。
右外扉6は、図7、図8、図9に示す如く、内部に右内扉60が収納可能な空間が形成されるよう所定間隔を隔てて前後方向に対向して配設された両エリア側右パネル板61、62と、両エリア側右パネル板61、62の下端部間に連結される右外扉底板64と、共用エリア側右パネル板61の上端とスタッフエリア側右パネル板62の上端部間に連結される右外扉天板65と、両エリア側右パネル板61、62の戸尻側端部間の、戸尻側端面を閉塞する右外扉後板66より構成されている。
そして、右外扉天板65の上端面には開閉方向に所定間隔を有して上方に突出する右外扉吊り下げボルト656、656が取り付けられている。
そして、次ぎに右扉連動装置8を配設する。符合608、608は、右内扉戸先側吊り座605、右内扉戸尻側吊り座601に設けられた、右内扉戸先側吊り下げ用滑車606、右内扉戸尻側吊り下げ用滑車607が、右内扉レール部材50から浮き上がるのを防止する浮き上がり防止ネジを示している。
すなわち、戸先側端部にエアーシリンダー当たり82が形成され、エアーシリンダー当たり82の戸尻側で、右外扉戸尻側連動用滑車80と同じ右外扉戸先側連動用滑車81が、上面に回転自在に取付けられた右滑車取付け用金具83を、戸先側に突出して、右外扉天板65の戸先側端部に仮連結する。
る二股状の右外扉戸先側振れ止め金具87と右外扉戸尻側振れ止め金具88が取付けられ、右内扉戸先側吊り座605のスタッフエリア側の面に、右内扉戸先側振れ止め装置89が取付けられる。
右外扉戸先側振れ止め金具87は、共有エリア側が開口する略横向きコ字形の基台871と、基台871の上面に連結された、前後突片872、873と、前後突片872、873の上端部に被せられた合成樹脂製の緩衝部材874、874よりなる振れ止め座875構成される。
そして、右レール取付材2の下面に設けられた右外扉振れ止め材52の共用エリア側の端部で、右外扉用レール部材5の下方に位置して、右外側扉6の開閉幅全幅にわたって下方に突出する右外扉振れ止め突片51の前後を、前後突片872、873が挟むように、複数枚のライナー870によって、前後突片872、873の高さ位置が調節され、右外側天板65の戸先側の上面に連結される。
符号876は振れ止め座875の底部で右外扉振れ止め突片51の下方に位置し、右外扉振れ止め突片51との接触時の緩衝を行う合成樹脂材からなる緩衝用滑子を示している。
尚、右振れ止め用金具890の右連結用突片892の開閉方向の中央部には、右調整ボルト894の挿通用切り欠きが形成されている。
符号896は右振れ止め用金具890の底部で右外扉振れ止め突片51の下方に位置し、止め突片51との接触時の緩衝を行う合成樹脂材からなる緩衝用滑子を示している。
尚、符号77は接触子75が不測に一回転しないよう、又、接触子75を故意に反対方向に回転させて、左内扉用レール部材50に接触しない状態に保持し、フリーストッパー機能を解除するためのフリーストッパー解除用突起である。
内扉連動装置9は、閉鎖状態の左右外扉6、6の戸尻側端部上方で固定壁(縦面壁152の共用エリア側の面)側に内扉連動用左右滑車取付け金具90、90を介して固定壁側(縦面壁152の共用エリア側の面)に設けられた内扉連動用左右滑車91、91と、内扉連動用左右滑車91、91に平行に掛け渡された左右内扉連動用ワイヤー93と、左右内扉60、60の左右内扉戸先側吊り座605、605を、左右内扉連動用ワイヤー93の前後側と連結させる、前後ワイヤー左右連結座94、94より構成されている。
内扉連動用右滑車取付け金具90は、戸先側端部に開閉方向に長孔とした連結孔901、901を戸先側端部に有する連結基板902と、連結基板902の上端に連設され戸尻側端部に滑車連結突部904を有する水平突壁903より形成されている。
そして、滑車連結突部904の下面に回転自在に内扉連動用右滑車91が取付けられ、連結孔901、901が両エリア中枠3、30の通行口側に位置した状態で上枠15の縦壁面152の共用エリア側の面に連結される。
前後ワイヤー右連結座94は、右内扉戸先側吊り座605の共用エリア側の面に連結される連結用下方基板941と、連結用下方基板の上端に連設されスタッフエリア側に突出するワイヤー連結部942よりなり、ワイヤー連結部942には左右内扉連動用ワイヤー93の平行部分の前後間隔と等しい前後間隔を有して前後連結用螺孔943、943が形成され、左右内扉連動用ワイヤー93をワイヤー連結部942の上面側に位置した状態で、左右内扉60、60の一方が、前後に平行な左右内扉連動用ワイヤー93の前側の箇所で、下方から連結ネジ944で連結されると、他方側は後側の箇所で下方から連結ネジ944で連結される事となる。
10 左戸袋部
2、2 左右レール取付材
20 右戸袋部
5、5 左右外扉用レール部材
50、50 左右内扉用レール部材
6、6 左右外扉
60、60 左右内扉
7 フリーストッパー装置
8、8 左右扉連動機構
9 内扉連動装置
90、90 内扉連動用左右滑車取付け金具
91、91 内扉連動用左右滑車
93 左右内扉連動用ワイヤー
94、94 前後ワイヤー左右連結座94、94
Claims (4)
- 左右戸袋部と、開放時に左右戸袋部に収納される左右外扉と、開放時に左右外扉に収納される左右内扉と、左外扉と左内扉を1対2の移動距離で同一方向に連動させる左扉連動装置と、右外扉と右内扉を1対2の移動距離で同一方向に連動させる右扉連動装置と、左右内扉を1対1の移動距離で、相反する方向に連動させる内扉連動装置を左右扉連動装置の上方に構成し、内扉連動装置は、左右外扉が閉鎖した状態で、左右外扉の戸尻側端部上方で固定壁に連結された内扉連動用左右滑車取付け金具に取付けられた内扉連動用左右滑車と、内扉連動用左右滑車に平行に掛け渡された左右内扉連動用ワイヤーを有し、左右内扉の戸先側端部に設けられた左右内扉戸先側吊り座が、前後ワイヤー左右連結座を介して左右内扉連動用ワイヤーの前後で連結されていることを特徴とする引戸。
- 左右戸袋部を通路側に突出した状態に設けた事を特徴とする請求項1に記載の引戸。
- 左右内扉戸先側吊り座に左右内扉戸先側振れ止め装置を設けたことを特徴とする請求項2に記載の引戸。
- 左右内扉戸先側吊り座のいずれか一方に、フリーストッパーか全開時停止ローラーを設けたことを特徴とする請求項3に記載の引戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010251716A JP5762722B2 (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 引戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010251716A JP5762722B2 (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 引戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012102527A JP2012102527A (ja) | 2012-05-31 |
JP5762722B2 true JP5762722B2 (ja) | 2015-08-12 |
Family
ID=46393229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010251716A Active JP5762722B2 (ja) | 2010-11-10 | 2010-11-10 | 引戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5762722B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6214191B2 (ja) * | 2013-04-09 | 2017-10-18 | 文化シヤッター株式会社 | 開閉装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58128284U (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-31 | 榎本 善作 | 自動ドア開閉装置 |
JP3536200B2 (ja) * | 1999-09-21 | 2004-06-07 | 日本スピンドル製造株式会社 | 壁収納型引戸装置 |
JP2005146832A (ja) * | 2003-03-11 | 2005-06-09 | Bunka Shutter Co Ltd | 多重引き式引戸装置 |
JP5330848B2 (ja) * | 2009-02-09 | 2013-10-30 | 株式会社くろがね工作所 | 両開き式吊り戸の開閉装置 |
-
2010
- 2010-11-10 JP JP2010251716A patent/JP5762722B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012102527A (ja) | 2012-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10538947B2 (en) | Sliding barn door hardware | |
JP5762722B2 (ja) | 引戸 | |
JP3474777B2 (ja) | 引き戸 | |
JP5214180B2 (ja) | 引戸装置 | |
JP4252517B2 (ja) | 引き戸装置 | |
JP5103094B2 (ja) | 引戸装置 | |
JP4814010B2 (ja) | 引戸装置 | |
US11060334B2 (en) | Vertical sliding element | |
JP5330848B2 (ja) | 両開き式吊り戸の開閉装置 | |
JP2010070340A (ja) | エレベータ出入口装置 | |
JP4861235B2 (ja) | 引戸装置 | |
KR20100008991A (ko) | 가구용 도어 슬라이딩 장치 | |
JP4456904B2 (ja) | 免震建物用エレベーター装置 | |
JP5318362B2 (ja) | 引戸装置 | |
JP4198609B2 (ja) | 引き戸装置 | |
JP2007146545A (ja) | 引き戸装置 | |
JP5148160B2 (ja) | 引戸装置 | |
JP4407988B2 (ja) | 引戸装置 | |
KR100898000B1 (ko) | 엘리베이터의 승강장측 출입문 이탈 방지장치 | |
CA3019703A1 (en) | A glass panel arrangement and a guide track for supporting a glass panel | |
JP6076637B2 (ja) | 吊り戸装置 | |
JP3729338B2 (ja) | リニアモータ駆動式の引き戸装置 | |
JP7083626B2 (ja) | 吊戸装置 | |
JP2006240786A (ja) | 免震建物用エレベータの乗場装置 | |
JP4927578B2 (ja) | 引戸装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140610 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150415 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5762722 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |