JP5762609B2 - 加熱装置および検出温度の補正方法 - Google Patents
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Description
この明細書に記載の実施形態は、例えば用紙上の未定着トナー画像を加熱・加圧して定着する定着器等の加熱装置におけるヒートローラの温度制御の技術に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、定着器の温度制御は、非接触温度検出手段を用いてヒートローラの外周面の温度を非接触で検出し、制御部により所定の定着温度に制御する。
非接触温度検出手段として高価なサーモパイルに代えて安価な非接触サーミスタを用いてヒートローラの表面温度を測定することが提案されている(特許文献1)。
非接触サーミスタは、サーモパイルに比べて測定対象であるヒートローラ表面とのギャップや周辺温度の影響により温度の検出精度の低下を招き、高精度の温度制御ができない場合がある。また、非接触サーミスタの取り付け状態によってはヒートローラ表面とのギャップにばらつきが生じ、ヒートローラを精度良く制御できないおそれがある。
本発明の目的は、メインサーミスタに非接触サーミスタを用いてヒートローラを高精度に温度制御できる加熱装置および検出温度の補正方法を提供するものである。
実施形態の加熱装置は、加熱部材と加圧部材とのニップ部に通紙されるシート上のトナー画像を加熱する加熱装置であって、前記加熱部材とギャップを有して配置され、該加熱部材の温度を検出する非接触サーミスタと、前記加熱部材と接触して該加熱部材の温度を検出する接触サーミスタと、前記接触サーミスタの検出温度との比較により前記非接触サーミスタの検出温度に対する補正量を予め求める検出温度補正部と、加熱装置の周辺温度を検出する周辺温度検出手段と、前記検出温度補正部で求めた補正量を前記周辺温度検出手段で検出した周辺温度に基づいて更に補正する周辺温度補正部と、を有し、前記周辺温度補正部は、前記補正量を求めた際の前記周辺温度検出手段で検出した補正時周辺温度と、加熱装置の立ち上げ時における前記周辺温度検出手段で検出した立ち上げ時周辺温度とに基づいて前記補正量を更に補正する周辺補正量を求める。
実施形態の検出温度の補正方法は、加熱部材と加圧部材とのニップ部に通紙されるシート上のトナー画像を加熱する加熱装置における前記加熱部材に対して非接触状態に配置する非接触サーミスタが検出する非接触サーミスタ検出温度を補正する検出温度の補正方法であって、接触サーミスタが前記加熱部材に接触状態で検出する接触サーミスタ検出温度と、前記非接触サーミスタ検出温度との比較により、前記非接触サーミスタ検出温度に対する補正量を予め求め、前記補正量を求めた際に周辺温度検出手段が検出する前記加熱装置の補正時周辺温度と、前記加熱装置の立ち上げ時における前記周辺温度検出手段が検出した立ち上げ時周辺温度に基づいて、前記補正量を更に補正する周辺補正量を求め、前記補正量に前記周辺補正量を加える。
以下、加熱装置を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
図1は加熱装置を定着器に適用した実施形態の概略構成を示す図、図2は図1のヒートローラに対する非接触サーミスタと接触サーミスタとの配置位置を示す図、図3は制御部の回路ブロック図、図4は図3の制御部による補正処理の流れを示すフローチャートである。
図1および図2において、定着器1は、不図示の画像形成装置本体内に配置され、用紙上の未定着トナー画像を加熱・加圧により定着する。定着器1は、不図示の加圧手段により加熱部材である定着ローラ(ヒートローラ)3と加圧部材である加圧ローラ(プレスローラ)5とが加圧接触し、両ローラが加圧接触するニップ部に未定着トナー画像が転写された用紙が通紙される。ヒートローラ3は、例えば中空部内に収容したハロゲンランプ等の加熱源7への通電により加熱される。ヒートローラ3とプレスローラ5はローラ駆動モータ(不図示)により駆動される。
ヒートローラ3の外周面に対向して第1の非接触サーミスタ9と第2の非接触サーミスタ11とが所定のギャップを有して配置され、ヒートローラ3の外周面の温度をそれぞれ検出する。第1の非接触サーミスタ9はヒートローラ3の長さ方向の中央部に配置され、第2の非接触サーミスタ11は用紙の最大通紙領域の片端部に配置されている。また、接触サーミスタ13をヒートローラ3の外周面に接触させてヒートローラ3の外周面の温度を検出する。接触サーミスタ13は、第2の非接触サーミスタ11の配置位置とは反対側であるヒートローラ3の長さ方向の他方端部に配置され、用紙の最大通紙領域の他方端よりも外側に配置されている。
用紙の通紙領域内に第1の非接触サーミスタ9と第2の非接触サーミスタ11を配置することで、ヒートローラ3の外表面にサーミスタによる接触痕の形成を防止し、この接触痕による定着画像への影響を排除している。ヒートローラ3とプレスローラ5の外周面に付着したトナーは剥離爪15により剥離される。
図3に示す制御部20は、加熱源7への通電制御を行う処理部(CPU)21と、メモリ22を有する。メモリ22は、例えば半導体メモリであり、各種制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)と処理部21に一時的な作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)とを有する。前記ROMには、後述する図4の処理のフローチャート、表1に示す周辺温度を考慮した補正テーブル、図5に示す補正量と補正時の周辺温度との関係より、係数aを求める係数算出図表、表2に示すサーミスタ切り替えテーブルが格納されている。
制御部20には、第1非接触サーミスタ9、第2非接触サーミスタ11、接触サーミスタ13がそれぞれ検出した温度検出信号が出力される。また画像形成装置本体に設けられた周辺温度検知センサ23が検出した周辺温度検出信号が出力され、電源スイッチ27からの電源オン信号(立ち上げ信号)が出力される。
さらに、制御部20は、加熱源7やローラ駆動モータ25の駆動制御を行う。
本実施形態において、第1の非接触サーミスタ9と第2の非接触サーミスタ11をメインのサーミスタとして使用し、接触サーミスタ13をメインサーミスタの補正用、及びサブのサーミスタとして使用する。
本実施形態において、定着器1を備えた画像形成装置をユーザに納品する前に、メインサーミスタである第1の非接触サーミスタ9と第2の非接触サーミスタ11の温度補正を行う。この温度補正は、制御部20のメモリ22から補正モードを呼び出し、処理部21において図4に示すフローチャートに基づいて実行される。この補正は、第1の非接触サーミスタ9と第2の非接触サーミスタ11について、配置位置におけるヒートローラ3の外周面の想定される想定温度と、第1の非接触サーミスタ9と第2の非接触サーミスタ11の検出温度との差によりを補正値とする。
具体的には、接触サーミスタ13の検出温度を所定の温度に維持するように加熱源7を通電制御する。その際、第1の非接触サーミスタ9が検出するヒートローラ3の温度検出部位の温度と、第1の非接触サーミスタ9が検出する検出温度との差が補正値となる。この処理を図4のフローチャートに従って以下に説明する。なお、TEは接触サーミスタ13の検知温度、Tc1は補正モード立ち上げ時の目標温度、Tc2は補正モード制御温度、tcは制御温度維持時間である。
Act1において、接触サーミスタ13の検出温度TEが補正モード立ち上げ時の目標温度Tc1未満であるか否かを判定し、目標温度Tc1未満であればAct2に進み、目標温度Tc1を超えているとAct5に進む。
Act2において、加熱源7へ通電し、ヒートローラ3を加熱し、Act3に進む。
Act3において、接触サーミスタ13の検出温度TEが補正モード制御温度Tc2に達したか否かが判定され、達しているとAct4に進み、達していなければAct2に戻って加熱を続行する。
Act4において、加熱源7への通電をオフし、Act5に進む。
Act5において、タイマーtのカウントを開始し、Act6に進む。
Act6において、接触サーミスタ13の検出温度TEが補正モード制御温度Tc2未満であるか否かが判定され、補正モード制御温度Tc2未満であるとAct7に進み、そうでなければAct10に進む。
Act7において、加熱源7への通電を行い、ヒートローラ3を加熱し、Act8に進む。
Act8において、接触サーミスタ13の検出温度TEが補正モード制御温度Tc2に達したか否かが判定され、達しているとAct9に進み、達していなければAct7に戻って加熱を続行する。
Act9において、加熱源7への通電をオフし、Act10に進む。
Act10において、接触サーミスタ13の検出温度TEが補正モード制御温度Tc2に維持され、且つタイマーtのカウント時間が制御温度維持時間tcを超えるまでAct6−8の動作が行われAct11に進む。
Act11において、第1非接触サーミスタ9と第2非接触サーミスタ11の検出温度を読み取り、Act12に進む。その際、周辺温度検知センサ23で検出した周辺温度をメモリ22に格納する。ここで、第1非接触サーミスタ9の検出温度をT31(第1検出温度)、第2非接触サーミスタ11の検出温度をT32(第2検出温度)とする。
Act12において、第1非接触サーミスタ9と第2非接触サーミスタ11の補正量(T1、T2)を計算し、本処理を終了する。
ここで、接触サーミスタ13の検知温度がTEに維持された状態で、ヒートローラ3における第1接触サーミスタ9の測定部位の第1温度T21と、第2接触サーミスタ11の測定部位の第2温度T22は既知である。したがって、既知の第1温度T21と第1検出温度T31との差(T21−T31)が第1補正量(T1)となる。同様に、既知の第2温度T22と第2検出温度T32との差(T22−T32)が第2補正量(T2)となり、これらの補正量をメモリ22に格納する。
すなわち、定着器1へシートを通紙する通紙時において、シートによってヒートローラ3の熱が奪われるため、ニップ部の温度を非接触サーミスタ9、11によって検出し所定の定着温度に制御する必要があるが、非接触サーミスタ9、11の検出温度はヒートローラ3とのそれぞれのギャップによって実温度よりも低く検出される。このため、第1補正量(T1)と第2補正量(T2)を検出温度に加えて制御を行う。
ところで、非接触サーミスタ9、11の第1検出温度T31、第2検出温度T32は検出時の周辺温度によっても影響される。
このため、第1補正量(T1)と第2補正量(T2)を求めたときの補正時周辺温度(TA)と、第1非接触サーミスタ9と第2非接触サーミスタ11で制御するとき、周辺温度検出センサ23で検出した定着器の立ち上げ時の立ち上げ時周辺温度(TB)が違う場合は、第1補正量(T1)と第2補正量(T2)の値と、補正時周辺温度TA、立ち上げ時周辺温度TBの温度差によっても補正を加える。この周辺温度差による第1補正量T1に対する第1周辺補正量をT41、第2補正量T2に対する第2周辺補正量をT42は、下記の表1及び図5の図表により求める。表1において、a1は第1補正量T1に対する係数、a2は第2補正量T2に対する係数を示し、図5に示すように共にaの値である。
表1に示すように、第1周辺補正量T41と第2周辺補正量T42は、第1補正量T1と第2補正量T2を求める補正時の周辺温度(TA)が20℃未満の場合、20℃以上の場合に分けて求めるようにしている(式1〜式4)。さらに、補正時周辺温度が20℃未満の場合では、立ち上げ時(例えば電源オン時、あるいは待機状態から定着可能状態に切り替わる時)の周辺温度TBが20℃未満の場合、20℃以上の場合に分けて求めるようにしている。また補正時周辺温度(TA)が20℃以上の場合でも立ち上げ時周辺温度TBが20℃未満、20℃以上の場合に分けて第1周辺補正量T41と第2周辺補正量T42を求めるようにしている。
表1に示す式1と式2は、補正時周辺温度(TA)と立ち上げ時周辺温度(TB)との差に所定の係数(a1、a2)を掛けた値を、更に補正量(T1、T2)に加えて第1周辺補正量T41、第2周辺補正量T42を求める。式3と式4は、補正時周辺温度(TA)から閾値である温度20℃を引いた値に係数(a1、a2)を掛けた値と、閾値温度20℃から立ち上げ時周辺温度(TB)を引いた値に係数0.1を掛けた値との和を、更に補正量(T1、T2)に加えて第1周辺補正量T41、第2周辺補正量T42を求める。
式5と式6は、式3と式4と同様であり、式7と式8は、補正時周辺温度(TA)と立ち上げ時周辺温度(TB)との差に係数0.1を掛けた値を、更に補正量(T1、T2)に加えて第1周辺補正量T41、第2周辺補正量T42を求める。
図5は、補正量(第1補正量T1、第2補正量T2)℃と補正時周辺温度(TA)℃との関係より、係数a(a1、a2)を求める図表であり、3つのエリア(エリア1、エリア2、エリア3)に区分けし、エリア1の範囲における係数aの値を0.3、エリア2の範囲における係数aの値を0.4、エリア3の範囲における係数aの値を0.5としている。
図5において、第1補正量T1の値が例えば17℃であって、補正時周辺温度(TA)が14℃の場合はエリア2の範囲に属し、係数aは0.4となる。
そして、立ち上げ時周辺温度(TB)が20℃以上の場合には、表1に示すように、第1周辺補正量(T41)は、式3により求められ、係数a1は0.4が用いられる。また、第2周辺補正量(T42)は、式4により求められ、係数a2は0.4が用いられる。
一方、定着器3に対して通常の制御を行う場合、非接触サーミスタ9、11は応答性が悪いため立上げ直後の温度検知には接触サーミスタ13を用い、立上げ時の定着器1の温度状態によって目標温度を下記の表2に示すように変え、目標温度到達後に制御を非接触サーミスタに切替える。目標温度は、定着温度よりも10〜30、好ましくは20〜30℃低い温度に設定することが好ましい。
このような構成をとることにより、定着器を精度良く制御することができる。
このような構成をとることにより、定着器を精度良く制御することができる。
表2において、定着器1の温度が例えば40℃以上60℃未満の場合には、115℃までは接触サーミスタ13を用いた温度制御を行い、115℃を超えるとメインサーミスタである第1非接触サーミスタ9、第2非接触サーミスタ11を用紙の幅に応じて使用してヒートローラ3の外周面を所定温度となるように加熱源7への通電制御を行う。
上記した実施形態は、加熱装置として、シート上に転写されたトナーを加熱加圧により定着させる定着器を例にしているが、消色可能なトナーを消色温度に加熱して消色する消色器に適用するようにしてもよい。また、定着器と消色器を兼用してもよい。
さらに、上記した実施形態では加熱部材としてヒートローラを例にして説明しているが、加熱部材は加熱ベルトであってもよく、加熱源は誘導電流発生コイルを用いたIH方式であってもよい。
本実施形態によれば、メインサーミスタである第1非接触サーミスタ9、第2非接触サーミスタ11により高精度の温度制御ができ、立ち上げ時の周辺温度の如何にかかわらず高精度の温度制御が行える。
なお、上記した実施形態は一例を示すもので、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。特許請求の範囲によって示す技術的事項の解釈は明細書本文になんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1 定着器
3 ヒートローラ
7 加熱源
9、11 非接触サーミスタ
13 接触サーミスタ
20 制御部
21 CPU
22 メモリ
23 周辺温度検知センサ
3 ヒートローラ
7 加熱源
9、11 非接触サーミスタ
13 接触サーミスタ
20 制御部
21 CPU
22 メモリ
23 周辺温度検知センサ
Claims (5)
- 加熱部材と加圧部材とのニップ部に通紙されるシート上のトナー画像を加熱する加熱装置であって、
前記加熱部材とギャップを有して配置され、該加熱部材の温度を検出する非接触サーミスタと、
前記加熱部材と接触して該加熱部材の温度を検出する接触サーミスタと、
前記接触サーミスタの検出温度との比較により前記非接触サーミスタの検出温度に対する補正量を予め求める検出温度補正部と、
加熱装置の周辺温度を検出する周辺温度検出手段と、
前記検出温度補正部で求めた補正量を前記周辺温度検出手段で検出した周辺温度に基づいて更に補正する周辺温度補正部と、
を有し、
前記周辺温度補正部は、前記補正量を求めた際の前記周辺温度検出手段で検出した補正時周辺温度と、加熱装置の立ち上げ時における前記周辺温度検出手段で検出した立ち上げ時周辺温度とに基づいて前記補正量を更に補正する周辺補正量を求める加熱装置。 - 前記周辺温度補正部は、前記補正時周辺温度と前記立ち上げ時周辺温度が所定温度未満の場合又は前記所定温度以上の場合には、前記補正時周辺温度と前記立ち上げ時周辺温度との差に係数を乗じた値を前記周辺補正量として前記補正量に加えることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
- 前記周辺温度補正部は、前記補正時周辺温度が所定温度未満で、前記立ち上げ時周辺温度が所定温度以上の場合、又は前記補正時周辺温度が所定温度以上で、前記立ち上げ時周辺温度が前記所定温度未満の場合には、前記補正時周辺温度から前記所定温度を引いた温度に係数を乗じた値と、前記所定温度から前記立ち上げ時周辺温度を引いた温度に係数を乗じた値との和を前記周辺補正量として前記補正量に加えることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
- 加熱部材と加圧部材とのニップ部に通紙されるシート上のトナー画像を加熱する加熱装置における前記加熱部材に対して非接触状態に配置する非接触サーミスタが検出する非接触サーミスタ検出温度を補正する検出温度の補正方法であって、
接触サーミスタが前記加熱部材に接触状態で検出する接触サーミスタ検出温度と、前記非接触サーミスタ検出温度との比較により、前記非接触サーミスタ検出温度に対する補正量を予め求め、
前記補正量を求めた際に周辺温度検出手段が検出する前記加熱装置の補正時周辺温度と、前記加熱装置の立ち上げ時における前記周辺温度検出手段が検出した立ち上げ時周辺温度に基づいて、前記補正量を更に補正する周辺補正量を求め、
前記補正量に前記周辺補正量を加える検出温度の補正方法。 - 前記周辺補正量は、前記補正時周辺温度と前記立ち上げ時周辺温度が所定温度未満の場合又は前記所定温度以上の場合には、前記補正時周辺温度と前記立ち上げ時周辺温度との差に係数を乗じた値を前記周辺補正量とし、前記補正時周辺温度が所定温度未満で、前記立ち上げ時周辺温度が所定温度以上の場合、又は前記補正時周辺温度が所定温度以上で、前記立ち上げ時周辺温度が前記所定温度未満の場合には、前記補正時周辺温度から前記所定温度を引いた温度に係数を乗じた値と、前記所定温度から前記立ち上げ時周辺温度を引いた温度に係数を乗じた値との和を前記周辺補正量とすることを特徴とする請求項4に記載の検出温度の補正方法。
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