JP5762013B2 - 油圧エレベーター装置 - Google Patents

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この発明は、油圧配管からの油漏れや機械室にある油圧制御バルブの故障等による乗りかごの降下を防止するために、油圧ジャッキ近傍に圧力保持弁を備えた油圧エレベーター装置に関する。
従来の油圧エレベーター装置では、圧力保持弁を油圧ジャッキ近傍に設けると、乗降時の床沈みは小さくなり、圧油を供給するパワーユニットと圧力保持弁との間の油圧配管から油が漏れたとしても、乗りかごを降下させることなく保持することができる。
一方、圧力保持弁の油圧ジャッキ側は油圧ジャッキ圧が作用し続け、パワーユニット側は停止後時間が経つと、作動油の油温低下により圧力が大気圧近くまで下がる。この時、エレベーターに上昇、下降の起動指令が発生すると、圧力保持弁の油圧ジャッキ側とパワーユニット側との間で圧力差によって起動時にジャークが発生し、乗り心地が悪化する。
これに関する油圧エレベーター装置が特許文献1の図1に示されている。
この油圧エレベーター装置では、パワーユニット側と油圧ジャッキ側とをつなぐ調整絞りを備えた通路を設けることにより、圧力差を補正している。
また、特許文献2の図1には、圧力保持弁の背圧室とパワーユニット側とをつなぐ通路に異常信号に基づき励磁されるノーマルオープン型の第1電磁弁が設けられ、圧力保持弁の背圧室と油圧ジャッキ側とをつなぐ通路に乗りかご下降指令が出された時のみに励磁されるノーマルオープン型の第2電磁弁が設けられた油圧エレベーター装置が記載されている。
この油圧エレベーター装置では、乗りかご走行指定が無い状態で、油圧ジャッキ側から第2電磁弁、圧力保持弁の背圧室、第1電磁弁,パワーユニット側をつなぐ通路が形成されており、圧力差の補正を可能にしている。
特開2008-189463号公報(図1) 特開2009-184770号公報(図1)
しかしながら、上記特許文献1の油圧エレベーター装置の場合、圧力差の補正を可能にしているが、乗りかごが異常降下した異常発生時に、圧力保持弁を閉弁させた時、調整絞りを通じてパワーユニット側と油圧ジャッキ側とが連通しており、乗りかごの降下を完全に止めることができず、微速で乗りかごの降下が継続してしまうという問題点があった。
また、上記特許文献2の油圧エレベーター装置の場合、第1電磁弁は通常運転時には動作せず、異常時にのみ動作させているので、第1電磁弁の動作の確実性を何らかの方法で確保しないと、万が一の異常時に圧力保持弁の機能を発揮できず、乗りかごの降下を止めることができない可能性があるという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、乗り心地の悪化を防止し、また圧力保持弁の動作の確実性を高め、さらに異常発生時には乗りかごを速やかに停止させることができる油圧エレベーター装置を提供することを目的とする。
この発明に係る油圧エレベーター装置は、パワーユニットと油圧ジャッキとの間をつなぐ油圧配管であって油圧ジャッキ近傍に配置されパワーユニット側と油圧ジャッキ側との連通を開閉する弁体、及びこの弁体に対向して設けられを弁体の移動を阻止して弁体の開度を保持する開度保持体とを有する圧力保持弁と、この圧力保持弁の作動を制御する圧力保持弁制御手段とを備えた油圧エレベーター装置であって、
前記弁体は、乗りかごの停止時において、前記開度保持体により僅かな開弁が保持されて前記パワーユニットと前記油圧ジャッキとが連通している。
この発明に係る油圧エレベーター装置によれば、弁体は、乗りかごの停止時において、開度保持体により僅かな開弁が保持されてパワーユニットと油圧ジャッキとが連通しているので、パワーユニット側と油圧ジャッキ側との圧力補正ができ、圧力差による起動時の乗り心地悪化を防止することができる。
この発明の実施の形態1の油圧エレベーター装置を示す全体構成図である。 図2(a)は図1の油圧エレベーター装置の通常走行時の乗りかごのタイムチャートであり、図2(b)は図1の油圧エレベーター装置の異常発生時の乗りかごのタイムチャートである。
図1は、この発明の実施の形態1の油圧エレベーター装置を示す全体構成図、図2は図1の油圧エレベーター装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
図1において、ロープ2の一端部が乗りかご1に固定され、他端部がジャッキ台等の固定体に接続されている。このロープ2はシープ3に巻掛けされており、油圧ジャッキ5のプランジャー4が昇降することでシープ3及び乗りかご1が昇降する。
この油圧エレベーター装置は、油を送ったり戻したりするパワーユニット10と、このパワーユニット10と油圧ジャッキ5とをつなぐ油圧配管6と、この油圧配管6のパワーユニット10の近傍に取付けられたストップバルブ11と、油圧配管6の油圧ジャッキ5の近傍に取付けられた圧力保持弁12と、圧力保持弁12の作動を制御する圧力保持弁制御手段とを備えている。
パワーユニット10は、制御バルブ7と、油圧ポンプ8と、油圧ポンプ8を駆動するモータ9とを備えている。
圧力保持弁12は、ハウジング50と、このハウジング50の上部を塞いだ断面T字形状のフランジ51と、このフランジ51の下部に上部が係合した押しばね14と、この押しばね14の下端部が上面に当接し下部にスプール53を有する弁体52と、スプール53の下面に先端面が当接する開度保持体30とを備えている。
スプール53の上部の側壁には径方向に延びた複数のオリフィス(図示せず)が形成されており、このオリフィスを通じてパワーユニット10と油圧ジャッキ5とをつなぐ油圧配管6内の圧油は流れる。
開度保持体30は、スプール53の下面に当接するロッド54と、このロッド54に連結された小径部55と、この小径部55に連結された中径部56と、この中径部56に連結された大径部57とを備えている。
弁体52の上側には、弁体用背圧室19が形成されている。開度保持体30の大径部57の下側には、開度保持体用背圧室31が形成されている。
弁体用背圧室19と開度保持体用背圧室31との間であって、弁体52の周囲には、第1中間室58が形成されている。スプール53と小径部55との間には、第2中間室59が形成されている。中径部56の周囲には、第3中間室60が形成されている。
弁体52の上部周壁面には第1Oリング61が設けられており、この第1Oリング61は、弁体用背圧室19と第1中間室58との間の連通を阻止している。小径部55の周壁面には第2Oリング62が設けられており、この第2Oリング62は、第2中間室59と第3中間室60との間の連通を阻止している。大径部57の周壁面には第3Oリング63が設けられており、この第3Oリング63は、第3中間室60と開度保持体用背圧室31との間の連通を阻止している。
圧力保持弁制御手段は、弁体用背圧室19と油圧配管6のパワーユニット10側とを接続した第1油圧回路64に取付けられ、消磁の際には閉弁したノーマルクローズ型の第1電磁弁15と、弁体用背圧室19と油圧配管6の油圧ジャッキ5側とを接続した第2油圧回路65に取付けられ、消磁の際には開弁したノーマルオープン型の第2電磁弁20と、第3中間室60と油受け部67とを接続した第3油圧回路66と、開度保持体用背圧室31と第3油圧回路66とを接続した第4油圧回路68に取付けられ、消磁の際には閉弁したノーマルクローズ型の第3電磁弁33と、開度保持体用背圧室31と油圧配管6とを接続した第5油圧回路69とを備えている。
第1油圧回路64には、逆止弁16及び閉止弁22が取付けられている。第5油圧回路69には、逆止弁34が取付けられている。
圧力保持弁12は、開度保持体30が全閉のときに弁体52のスプール53に形成されたオリフィスが僅かに開いてパワーユニット10側と油圧ジャッキ5側との油圧配管6が液体連通している。
即ち、開度保持体30の中径部56がハウジング50の内壁面に当接した、開度保持体30が最上位のときに、ロッド54がスプール53の下動を阻止して、弁体52のオリフィスが僅かに開いた状態が確保されるように、開度保持体30がハウジング50内に配置されている。
この弁体52は、通常上昇時及び通常下降時にロッド54から離間して上方向に移動し、弁体52のオリフィスは、圧力保持弁12を流れる流量に応じた開度となる。
圧力保持弁12は、弁体52の上側に弁体用背圧室19が形成されており、下側には第2中間室59が形成されている。弁体用背圧室19は、第2中間室59と接続された油圧配管6に第1油圧回路64を介して連通しているので、弁体用背圧室19と第2中間室59との内部は同圧であるが、弁体52に対する弁体用背圧室19側の面積は、第2中間室59側の面積に比較して大きいので、弁体52には下方向の力(自閉力)が作用する。
また、弁体52には、自閉力とともに押しばね14の弾性力により下方向の力が作用しており、弁体52には、この弾性力及び上記自閉力により下方向の力が作用しているが、これらの力よりも大きな上方向の力が開度保持体30に作用することで、開度保持体30の最上位が確保される。
開度保持体用背圧室31は、第2中間室59と接続された油圧配管6に第5油圧回路69を介して連通しているので、開度保持体用背圧室31と第2中間室59との内部は同圧であるが、開度保持体30に対する開度保持体用背圧室31側の面積は、第2中間室59側の面積に比較して大きいので、開度保持体30には上方向の力が作用する。開度保持体30が最上位のときには、この上方向の力が弁体52に作用する押しばね14の弾性力及び上記自閉力の合力よりも勝っている。
従って、乗りかご1の通常走行時では、開度保持体30は、常に全閉状態が保持され、弁体52の開度は、僅かに開く状態が確保される。
次の、上記構成の油圧エレベーター装置の動作について説明する。
先ず、乗りかご1の通常走行時の動作について説明する。
通常走行の上昇運転時は、パワーユニット10の油圧ポンプ8からの圧油が油圧配管6を通じて圧力保持弁12の第2中間室59に流入し、弁体52を押し上げる。
この結果、弁体52のスプール53の側壁に形成されたオリフィスを通じてパワーユニット10側と油圧ジャッキ5側とが連通し、パワーユニット10の油圧ポンプ8からの圧油は、油圧ジャッキ5内に流入し、油圧ジャッキ5のプランジャー4が昇降することでシープ3及び乗りかご1が昇降する。
この時、弁体52を迅速に上動させるためには、圧力保持弁12の弁体用背圧室19内の圧油を素早く油圧ジャッキ5側に逃がす必要があるが、第2電磁弁20は、ノーマルオープン型であり開状態であるので、油圧は第2油圧回路65を通じて油圧配管6に流れ、第2電磁弁20は弁体52の開速度を速める方向に作用する。
なお、弁体用背圧室19は、第1油圧回路64を通じて油圧配管6にも通じているが、弁体用背圧室19内の油圧は、逆止弁16により油圧配管6への流入は阻止されている。
一方、通常走行の下降運転時は、ノーマルクローズ型の第1電磁弁15とノーマルオープン型の第2電磁弁20を共に励磁し、弁体用背圧室19と第2油圧回路65を介しての油圧配管6との連通は第2電磁弁20の作動により遮断され、弁体用背圧室19と第1油圧回路64を介しての油圧配管6との連通は第1電磁弁15の作動により連通する。
これにより、弁体用背圧室19の圧油は、第1油圧回路64及び油圧配管6を通じてパワーユニット10側に流出する。
この結果、弁体52を挟んで第2中間室59内の圧力と弁体用背圧室19内の圧力との力のバランスにより弁体52が上動し、弁体52が開く。
この時、第2電磁弁20は閉じられているので、圧力ジャッキ5側から第2油圧回路65を通じて弁体用背圧室19への圧油の流入は無く、弁体52の開動作レスポンスを上げることができる。
開度保持体30は、通常の上昇運転時,下降運転時,停止時を通じ、常に最上位が確保されている。開度保持体30は最上位が確保され、弁体52が一定のストローク分押し上げられ、このストロークにおいて、スプール53に形成されたオリフィスは僅かに開き、パワーユニット10側と油圧ジャッキ5側とは僅かな開度でつないだ状態となるが、この状態は、通常の乗りかご1の上昇、下降運転時において問題なく通常の正規の運転を実施することができる。
また、乗りかご1の停止時においては、パワーユニット10側と油圧ジャッキ5側とが僅かな開度でつながった状態となっていることより、油圧ジャッキ5側とパワーユニット10側の圧力補正ができ、圧力差による起動時の乗り心地悪化を阻止することができる。
なお、図2(a)は図1の油圧エレベーター装置の通常走行時の乗りかごのタイムチャートである。
次に、異常発生時の動作について説明する。
乗りかご1が降下する異常発生時には、第1電磁弁15及び第2電磁弁20を消磁し、第3電磁弁33を励磁する。
第1電磁弁15及び第2電磁弁20の消磁により、弁体用背圧室19と第2油圧回路65を介して油圧配管6と連通し、弁体用背圧室19と第1油圧回路64を介しての油圧配管6との連通は遮断される。
これにより、弁体52は油圧ジャッキ5側から弁体用背圧室19に流入する圧油により速やかに閉止動作に入る。
また、第3電磁弁33の励磁により、開度保持体30の開度保持体用背圧室31の圧油は油受け部67へ流出し、第2中間室59と開度保持体用背圧室31との圧力差により、開度保持体30は下動する。
この下動に連動して、自閉力及び押しばね14の弾性力で下方向に付勢した弁体52も下動し、スプール53のオリフィスは完全に塞がれ、パワーユニット10側と油圧ジャッキ5側とをつなぐ油圧配管6を介しての連通は、弁体52により完全に遮断され、乗りかご1の降下を止めることができる。
なお、図2(b)は図1の油圧エレベーター装置の異常発生時の乗りかごのタイムチャートである。
上記特許文献2の第1電磁弁がノーマルオープン型の電磁弁であるのに対し、この発明の第1電磁弁15は、ノーマルクローズ型の電磁弁であり、ノーマルオープン型の電磁弁と比較して閉弁動作の確実性が高い。
また、第1電磁弁15は下降運転の度に励磁するが、万が一、第1電磁弁15が開動作できない状態のときには、弁体用背圧室19内の圧油が第1油圧回路64を介して油圧配管6、パワーユニット10に流れず、弁体52を上動して開くことができなくなり、乗りかご1の下降運転不能となる。
従って、乗りかご1の下降運転不能により第1電磁弁15の異常を検出することが可能であり、特許文献2のものに対し圧力保持弁12の動作の確実性を高めることができる。
また、この発明の第3電磁弁33は、特許文献2の第2電磁弁と同様に異常信号に基づき励磁される電磁弁であるが、特許文献2の第2電磁弁がノーマルオープン型の電磁弁であるのに対して励磁時に開弁するノーマルクローズ型の電磁弁であるので、励磁時に閉弁する第2電磁弁と比較して動作の確実性は高い。
さらに、万が一、第3電磁弁33が閉止状態のときに異常が発生したとしても、例えば、次のような事態が生じるので、この異常を検出することができる。
「開度保持体30が下動し、弁体52が油圧ジャッキ5側とパワーユニット10側との油圧配管6の通路を遮断し、圧力保持弁12を挟んでパワーユニット10側と油圧ジャッキ5側との間での圧力補正ができなくなり、起動時の乗り心地が悪化する。」
また、次のような手段を講じることで異常を迅速に検出することができる。
イ.油受け部67に接続されたタンク(図示せず)にフロートセンサーを配置する。
ロ.開度保持体30の開度保持体用背圧室31に位置検出スイッチを設け、開度保持体30の全開を検出する。
以上のように、圧力保持弁12としての動作の確実性を高め、異常時には、乗りかご1の降下を確実に止めることができる。
1 乗りかご、2 ロープ、3 シープ、4 プランジヤー、5 油圧ジャッキ、6 油圧配管、7 制御バルブ、8 油圧ポンプ、9 モーター、10 パワーユニット、11 ストップバルブ、12 圧力保持弁、14 押しばね、15 第1電磁弁、16 逆止弁、19 弁体用背圧室、20 第2電磁弁、22 閉止弁、31 開度保持体用背圧室、30 開度保持体、33 第3電磁弁、34 逆止弁、50 ハウジング、51 フランジ、52 弁体、53 スプール、54 ロッド、55 小径部、56 中径部、57 大径部、58 第1中間室、59 第2中間室、60 第3中間室、61 第1Oリング、62 第2Oリング、63 第3Oリング、64 第1油圧回路、65 第2油圧回路、66 第3油圧回路、67 油受け部、68 第4油圧回路、69 第5油圧回路。

Claims (4)

  1. パワーユニットと油圧ジャッキとの間をつなぐ油圧配管であって油圧ジャッキ近傍に配置されパワーユニット側と油圧ジャッキ側との連通を開閉する弁体、及びこの弁体に対向して設けられ弁体の移動を阻止して弁体の開度を保持する開度保持体とを有する圧力保持弁と、この圧力保持弁の作動を制御する圧力保持弁制御手段とを備えた油圧エレベーター装置であって、
    前記弁体は、乗りかごの停止時において、前記開度保持体により僅かな開弁が保持されて前記パワーユニットと前記油圧ジャッキとが連通していることを特徴とする油圧エレベーター装置。
  2. 前記圧力保持弁制御手段は、前記圧力保持弁の弁体用背圧室と前記パワーユニット側の前記油圧配管とをつなぐ配管に取付けられたノーマルクローズ型の第1電磁弁と、
    前記圧力保持弁の弁体用背圧室と前記油圧ジャッキ側の前記油圧配管とをつなぐ配管に取付けられたノーマルオープン型の第2電磁弁とを有し、
    乗りかごの通常上昇時には、前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁を消磁し、前記パワーユニットからの圧油により前記弁体が開き、
    前記乗りかごの通常降下時には、前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁を励磁することで、前記弁体用背圧室の圧油をパワーユニット側に逃がすことで前記弁体が開き、
    前記乗りかごの異常降下時には、前記第1電磁弁及び前記第2電磁弁を消磁することで、前記弁体を閉止させて前記乗りかごの降下を止めるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の油圧エレベーター装置。
  3. 前記開度保持体は、前記弁体と対向する側の一方の面積よりも、弁体と反対側の他方の面積が大きく、この面積差により生じた力により前記弁体を押圧しており、
    また中間部に配管を通じて大気と連通した中間室が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の油圧エレベーター装置。
  4. 前記開度保持体の前記弁体と反対側に形成された開度保持体用背圧室に一端が接続され、他端が油受け部に接続された配管に、ノーマルクローズ型の第3電磁弁が取付けられ、前記乗りかごの異常降下時には、第3電磁弁を励磁することで前記開度保持体を移動させることで前記弁体の移動の阻止を解除し、前記弁体を閉止させることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の油圧エレベーター装置。
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