JP5757642B2 - ヘリカルブレードカッター - Google Patents

ヘリカルブレードカッター Download PDF

Info

Publication number
JP5757642B2
JP5757642B2 JP2014545992A JP2014545992A JP5757642B2 JP 5757642 B2 JP5757642 B2 JP 5757642B2 JP 2014545992 A JP2014545992 A JP 2014545992A JP 2014545992 A JP2014545992 A JP 2014545992A JP 5757642 B2 JP5757642 B2 JP 5757642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
circular body
peripheral surface
outer peripheral
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014545992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014155698A1 (ja
Inventor
貴宏 田中
貴宏 田中
諭 鶴田
諭 鶴田
譲 門野
譲 門野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nakata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakata Manufacturing Co Ltd filed Critical Nakata Manufacturing Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5757642B2 publication Critical patent/JP5757642B2/ja
Publication of JPWO2014155698A1 publication Critical patent/JPWO2014155698A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/16Milling-cutters characterised by physical features other than shape
    • B23C5/20Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/22Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/2265Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts by means of a wedge
    • B23C5/2278Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts by means of a wedge for plate-like cutting inserts fitted on an intermediate carrier, e.g. shank fixed in the cutter body
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C3/00Milling particular work; Special milling operations; Machines therefor
    • B23C3/12Trimming or finishing edges, e.g. deburring welded corners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/08Disc-type cutters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/04Angles
    • B23C2210/0485Helix angles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/16Fixation of inserts or cutting bits in the tool
    • B23C2210/168Seats for cutting inserts, supports for replacable cutting bits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2270/00Details of milling machines, milling processes or milling tools not otherwise provided for
    • B23C2270/16Constructions comprising three or more similar components
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/16Milling-cutters characterised by physical features other than shape
    • B23C5/20Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/16Milling-cutters characterised by physical features other than shape
    • B23C5/20Milling-cutters characterised by physical features other than shape with removable cutter bits or teeth or cutting inserts
    • B23C5/22Securing arrangements for bits or teeth or cutting inserts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1906Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
    • Y10T407/1932Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool with means to fasten tool seat to holder

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

本発明は、鋼板のエッジトリミングに使用されるヘリカルブレードカッターに関し、具体的には、外面が円筒状周面である円形ボディの外周面に、チップ列からなるブレードが、回転中心軸に対して傾斜しつつ円周方向に所定間隔で取付られると共に、ブレードの傾斜方向と逆方向に回転中心軸が傾斜した状態で回転駆動されるヘリカルブレードカッターに関する。
電縫管製造ラインでは、鋼板の幅揃えのためにエッジトリマーと呼ばれる切削機を通って鋼板が成形装置へ進入する。ここにおけるエッジトリマーの一つとして、特許文献1に記載されたヘリカルブレードカッターがある。
ヘリカルブレードカッターは、図13に示すように、外面が円筒状周面である円形ボディ10の外周面に、円周方向、すなわち回転方向Xに所定間隔で取付られた複数の直線状のブレード20を有している。各ブレード20は、複数の切削チップ21が円形ボディ10の回転中心軸方向の一端側から他端側へかけて直線状に整列することにより構成されると共に、その回転中心軸Oに平行な外周面上の直線Pに対して回転方向Xの後方へ角度αで後傾している。この後傾角αは、軸方向におけるねじれ角αと呼ばれており、そのねじれ角αと同じ傾斜角度で円形ボディ10の外周面に斜めに刻設された複数のスリット状の切り込み12内に、前記ブレード20はチップホルダー30及び楔状のチップ固定部材40と共に挿入され、固定されている。
具体的に説明すると、円形ボディ10の外周面には、回転中心軸Oに平行な外周面上の直線Pに対してねじれ角αと同じ角度で傾斜した凹状の円弧面11が、周方向に所定間隔で形成されると共に、隣接する円弧面11,11間の部分から回転方向前方の円弧面11の部分にかけてスリット状の切り込み12が形成されている。各切り込み12には、図14に示すように、ブレード20を構成する複数の切削チップ21が、チップホルダー30に保持されてほぼ完全に嵌め込まれており、これらの回転方向前方に複数の切削チップ21に各対応して切り込み12内に嵌め込まれた複数の楔状のチップ固定部材40が切り込み12の底面にねじ止めされることにより、複数の切削チップ21はチップホルダー30と共に切り込み12内に固定されている。
円形ボディ10の切り込み12内に保持された直線状のブレード20は、円形ボディ10の半径線Rに対して回転方向Xの後方へβの角度で後傾している。この後傾角βは、半径線Rに対する負の方向のすくい角β(以下、単にすくい角β)と呼ばれており、円形ボディ10の外周面の接線Tに対する仰角方向の傾斜角、すなわち仰角と一致する。楔状のチップ固定部材40の上面は、切り屑ポケットを形成するために、円形ボディ10の円弧面11に連続する円弧面となっている。
運転では、このヘリカルブレードカッターは、回転中心軸がブレード20の傾斜方向と逆方向に前傾した状態で回転駆動される。具体的には、回転中心軸Oは鋼帯進行方向前方に前記ねじれ角αに近似した角度γで傾斜しており、その結果、鋼帯進行方向後方にねじれ角αで後傾したブレード20は、鋼帯のエッジに僅かの後傾角(α−γ)をもって当接することになる(図4参照)。ヘリカルブレードカッターの回転方向Xは鋼帯の進行方向Yと同じであるが、回転速度が鋼帯の進行速度より速いため、その速度差により鋼帯のエッジ切削が行われる。軸方向におけるねじれ角α及びすくい角βは、エッジを直角かつ平坦に切削するのに必要不可欠の要件である。
ヘリカルブレードカッターの特徴は多いが、幾つかを列挙すると次のとおりである。ブレード20が所定のねじれ角α及びすくい角βを有し、2方向の後傾角〔(α−γ)及びすくい角β〕をもって鋼帯のエッジ部に当たるために円滑な引き切りになり、その一方で切削距離は比較的小さく抑制される。このためブレード20における各切削チップ21の負担は小さい。エッジ部における切削弧が楕円になるため、最大切り屑厚さが小さくなり、この点からも切削チップ21の負担が軽減される。一つのブレード20に注目した場合、切削代に応じて切削位置が順次移動していくため、切削チップ21の温度上昇が抑制され、これによる複数のチップ21の磨耗の均等化が可能となるので、この点からも切削チップ21の負担軽減も期待できる。
このようにヘリカルブレードカッターは、ブレード20及びブレード20を構成する各切削チップ21の負担が小さいのが特徴であるが、これを前述したエッジトリマーに使用した場合、次のような問題がある。
ヘリカルブレードカッターは、ブレード20と鋼板エッジ部の接触が本来の切削代程度に維持されるように、エッジ部検出センサや倣い装置により鋼板の幅方向の変位に追従するのが通例であるが、鋼板のキャンバーが大きいとか板幅が変化するといった材料側の状況が急変する事態が生じると、鋼板のエッジ部がブレード20を構成する切削チップ21に衝突して切削チップ21やチップホルダー30を損傷させることがある。
チップホルダー30の回転方向後方は、ホルダー保持部18であり、隣接する円弧面11,11に挟まれた部分であるが、切り込み12が形成されているために本質的に厚みが薄くなっている。その上、回転方向後方の円弧面11のため、外周部(先端部)ほど厚みが薄くなっている。このため、チップホルダー30に損傷が及ぶと、このホルダー保持部18も簡単に損傷する。具体的には先端部は折れ、基部側は曲がる。
円形ボディ10は、焼入などの熱処理を施された高硬度の材料からなるため、肉盛りなどの修復は困難であり、曲げを修復する加工も難しい。このため、円形ボディ10の一部が損傷しても、その全体の廃棄、交換を余儀なくされる。円形ボディ10は材料コストが高価であるだけでなく、表面に形成される多数の円弧面11及び切り込み12が円周面上で2方向の傾斜をもつ三次元的な形状であるため、複雑な加工が必要となり、加工コストも著しく嵩み、その後の熱処理コストも必要なため、非常に高価な製品となり、その廃棄、交換は大きな経済的な損失となる。
また、切削チップ21の損傷が円形ボディ10のホルダー保持部18に及ばず、切削チップ21やチップホルダー30に止まった場合は、これらを交換するが、その交換はチップ固定部材40の取り外しを始め、切り込み12内での手作業となるため、その作業に手数がかかる。ヘリカルブレードカッターを新規に作製する場合のブレード20の取付け作業も、同様に切り込み12内での手作業となるため手数がかかる。
特開平8−47811号公報
本発明の目的は、ブレードの損傷に伴う経済的損失を可及的に抑制できると共に、ブレードの取付け、交換が容易であり、更には製造コストも安価な経済性及び取扱い性に優れたヘリカルブレードカッターを提供することにある。
本発明が対象とするヘリカルブレードカッターでは、前述したとおり円形ボディの軸方向におけるねじれ角αとすくい角βが重要であり、ブレードが取付けられる円形ボディの役割も、この角度設定にあり、それを除けば、単なるブレードの取付けベースであり、且つブレードの位置決め部材に過ぎない。
本発明者は、ブレードが取付けられる円形ボディのかかる役割に着目し、円形ボディへのブレードの取付け形態について鋭意検討した。その結果、ブレードの取付け部は、円弧溝と切り込みの組合せである必要はなく、円形ボディの軸方向におけるねじれ角αとすくい角βに相当する仰角方向の傾斜を持たせた取付け面を段差を介して円周方向に連続させた段差構造で十分であるとの結論に達した。
すなわち、円形ボディの外周面に軸方向におけるねじれ角αとすくい角βをもたせたブレード取付け面を形成するならば、そのブレード取付け面はすくい角βに相当する仰角方向の傾斜を有し、その結果として段差が生じることにより、円形ボディの外周面はブレード取付け面が段差を介して円周方向に連続した段差構造となるのである。ここにおける段差は、基本的にはすくい角βによるもので高さが低く、しかも軸方向におけるねじれ角αと組み合わされるために、円形ボディの軸方向一端側から他端側へかけて高さが変化するものの、ブレードを保持するチップホルダーの位置決めや位置ずれ防止には十分であり、回転方向前方のブレード取付け面と組み合わされるならば断面L字状の有効なブレード取付け部となることが判明した。
本発明のヘリカルブレードカッターは、かかる知見を基礎として完成されたものであり、外面が円筒状周面であり周方向に回転駆動される円形ボディの外周面に、回転中心軸に平行な外周面上の直線に対して所定のねじれ角αで傾斜した少なくとも1個の直線状のブレードが前記外周面取付けられたヘリカルブレードカッターにおいて、前記円形ボディの外周面に、回転中心軸Oに平行な外周面上の直線Pに対して前記ブレードのねじれ角αと同じ角度で傾斜すると共に外周面の周方向の接線Tに対して回転方向前方へ向かって前記外周面の上方へ傾斜してその上方への傾斜が前記ブレードに前記円形ボディの半径線Rに対する負の方向のすくい角βを付与するブレード取付け面が、前記上方への傾斜に伴って生じる段差を介して形成されており、ブレード取付け面と前記段差とで囲まれた断面L状のブレード取付け部に、前記ブレードがチップホルダーを介して脱着可能に取付けられていることを構成上の特徴点としている。
直線状のブレードは、通常は多数個が円形ボディの外周面周方向に所定間隔で取付けられるが、1個の場合もあり、また2個とか3個といった少数個が外周面周方向に所定間隔で取付けられることもある。また、チップホルダーは、円形ボディ外周面のブレード取付け面上に固定されるが、ブレードを構成する複数のチップを介して衝撃を受けたときに回転方向後方への回転モーメントを生じる。この回転モーメントに対抗するために、チップホルダーは、ブレード取付け面に対して両側部をねじ止めされると共に、両側のねじ止め部の間の部分を、両側のねじ止め部をつなぐ線より回転方向前方でねじ止めされる構成が好ましい。
各段差に関しては、円形ボディの回転中心軸Oに平行な外周面上の直線Pに対する傾斜に伴って、前記段差の高さが回転中心軸方向の一端側から他端側にかけて連続的に変化することになる。
本発明のヘリカルブレードカッターにおいては、前記ブレードは、直線状に配列された複数の切削チップからなり、ブレード取付け面と前記段差とで囲まれた断面L状のブレード取付け部にあってブレード取付け面にねじ止めされた前記チップホルダーに収容される。
そして、チップホルダー内の複数の切削チップは、各切削チップの回転方向前方においてチップホルダーにねじ止めされる楔状のチップ固定部材により切削チップ毎にチップホルダー内に脱着可能に固定される。楔状のチップ固定部材を円形ボディの外周面上のブレード取付け面ではなく、チップホルダーにねじ止めすることにより、ブレードはチップホルダー及びチップ固定部材を含めてユニット化され、チップカセット方式の合理的構造となる。
本発明のヘリカルブレードカッターは、外面が円筒状周面である円形ボディの外周面に直線状の傾斜ブレードを取付ける取付け形態として、外周面の接線に対する仰角方向の傾斜を利用した低い段差構造と、前記チップカセット方式の合理的構造とを用いることにより、ブレードを定位置に確実に固定でき、しかもブレードを構成する切削チップが損傷したときに、その損傷が背後の低い段差に及ぶ危険性がないので、円形ボディの損傷を効果的に抑制できる。したがって、高価な円形ボディの交換頻度を大幅に下げることができ、経済性に優れる。また、円形ボディの外周面に段差を形成する加工は、湾曲面とスリット状の切り込みを形成する加工と比べて加工作業が簡単であるので、円形ボディ自体の製作コストを下げることができ、この点からも経済性に優れる。切削チップが損傷した場合はその交換が必要となるが、切削チップが円形ボディの外周面上に露出しているので、その交換作業が容易であり、製作時のブレード組み付け作業も容易である。したがって製造時の組立性や修理の際の作業性を含め、取扱い性に優れており、これも経済性の向上に寄与する。
本発明の一実施形態を示すヘリカルブレードカッターの使用状態説明図でヘリカルミラーの概略平面図である。 同ヘリカルエッジミラーの概略背面図である。 同ヘリカルエッジミラーにおけるヘリカルブレードカッターの平面図である。 同ヘリカルブレードカッターの側面図である。 同ヘリカルブレードカッターの主要部である外周部の詳細構造を示す斜視図である。 同ヘリカルブレードカッターに使用される傾斜ブレードの詳細構造を示す斜視図である。 同傾斜ブレードに使用されるチップホルダーの詳細構造を示す斜視図である。 同ヘリカルブレードカッターの一部拡大側面図である。 図8中のA−A線断面矢示図である。 図8中のB−B線断面矢示図である。 図8中のC−C線断面矢示図である。 図8中のD−D線断面矢示図である。 従来のヘリカルブレードカッターの模式側面図である。 図13中のE−E線断面矢示図である。
以下に本発明の一実施形態を説明する。本実施形態のヘリカルブレードカッターは、図1及び図2に示すように、電縫管製造ラインの入口に設置されたヘリカルミラーに搭載されている。ヘリカルミラーは、電縫管製造ラインに進入する鋼帯50の幅揃えのために両エッジをトリミングするものであり、両側の回転カッターとしてヘリカルブレードカッターC,Cを装備している。
このヘリカルミラーは、水平な固定ベースB1と、固定ベースB1の上に鋼帯50の走行ラインを挟んで横行自在に配置された両側の可動ベースB2,B2とを備えている。両側の可動ベースB2,B2は、図示されないスクリューねじ方式の駆動機構により横行駆動される。ヘリカルブレードカッターCは、図3及び図4に示すように、各可動ベースB2上の支持体Sにより鋼帯50の進行方向へ前傾した姿勢で回転自在に支持されており、支持体Sの側方に位置して可動ベースB2上に設置されたモーターMにより鋼帯50の進行方向と同方向に回転駆動される。
研削では、回転する両側のヘリカルブレードカッターC,Cの間を、鋼帯50が図示されない各種のガイドにサポートされながら水平状態で通過する。両側のヘリカルブレードカッターC,Cの回転周速度が鋼帯50の進行速度より高速であることにより、鋼帯50は両エッジが両側のヘリカルブレードカッターC,Cによりトリミングされる。また、両側の可動ベースB2,B2が横行駆動されることにより、第1に両側のヘリカルブレードカッターC,Cの間隔が調整され、鋼帯50の切断後の板幅が設定される。第2に、進行する鋼帯10の蛇行等の板幅方向の変位に対応して両側の可動ベースB2,B2が同期駆動され、前記変位に両側のヘリカルブレードカッターC,Cが追従する。
以上が本実施形態のヘリカルブレードカッターを使用したヘリカルミラーの概略説明である。以下に本実施形態のヘリカルブレードカッターの詳細構造を図5〜図7の斜視図、及び図8の一部拡大側面図、並びに及び図9〜図12の断面図により説明する。
本実施形態のヘリカルブレードカッターは、図5に示すように、外面が円筒状周面である円形ボディ10と、その外周面上に周方向に所定間隔で配列固定されたブレードユニット60とを備えている。ブレードユニット60は、後で詳しく説明するが、ブレード20を構成する複数の切削チップ21を、各切削チップ21に対応する複数の楔形式のチップ固定部材40により断面L字型のチップホルダー30内に固定したチップカセット方式であり、前記ブレード20が回転中心軸Oに平行な外周面上の直線Pに対して所定のねじれ角αを持つように傾斜している。
円形ボディ10は、駆動側(下面側)が開放し反駆動側(上面側)が円環状の取付け部とされた円筒体である。円形ボディ10の外周面には、ブレードユニット60がねじ止めされる多数のブレード取付け面13が、ブレードユニット60に対応して形成されている。各ブレード取付け面13は、円形ボディ10の回転中心軸方向一端側である反駆動側(上側)から、他端側である駆動側(下側)に至る等幅で細長い短冊状の平面であり、回転中心軸Oに平行な外周面上の直線Pに対して、ブレード20のねじれ角αに対応する角度αで回転方向Xの後方へ後傾している。
この傾斜に伴い、各ブレード取付け面13は、長手方向両端が円形ボディ10の軸方向両端側の外周円に対応して傾斜した平行四辺形となる。
各ブレード取付け面13は又、円形ボディ10の回転方向Xにおいて、円形ボディ10の外周面の接線Tに対して仰角の方向(回転方向Xの前方へ向かって上方)へ角度βで傾斜している。この傾斜角βは、円形ボディ10の半径線Rに対する後傾角、すなわちすくい角βをブレード20に付与する(図8〜図12参照)。そして、多数のブレード取付け面13が仰角方向の傾斜角βを有することにより、隣接するブレード取付け面13,13の間に段差14が形成される。各段差14とその回転方向前方のブレード取付け面13とは直角に交差しており、両者に囲まれた領域に、ブレードユニット60が収容される断面L字状のブレード取付け部17を形成する(図9〜図12参照)。
段差14の高さは、ブレード取付け面13がブレード20の軸方向におけるねじれ角αに対応する傾斜を有することに伴い、円形ボディ10の反駆動側(上側)から駆動側(下側)へかけて漸次高くなっている。
ブレード取付け面13には、ブレードユニット60の特にチップホルダー30を固定するために第1ねじ孔15及び第2ねじ孔16が設けられている。第1ねじ孔15は、ブレード取付け面13の長手方向両端部(回転方向前方に向かって両側部)に位置しており、第2ねじ孔16は両側の第1ねじ孔15,15をつなぐ線よりも回転方向前方の線上に所定間隔で配置されている。
ブレード取付け面13に取付けられるブレードユニット60は、図6(a)(b)及び図8〜図12に詳示されるように、直線状のブレード20を円形ボディ10の外周面上に保持するために、ブレード取付け面13上のブレード取付け部17に嵌合し、ねじ止めされるチップホルダー30と、ブレード20をチップホルダー30内に保持固定するために、チップホルダー30にねじ止めされる複数の楔形式のチップ固定部材40とを具備している。
チップホルダー30は、図7(a)(b)及び図9〜図12に詳示されるように、円形ボディ10における短冊状のブレード取付け面13に対応した横長の金属ブロックであり、両側の側端部を除く部分に、円形ボディ10の回転方向前方に向かって開放した断面L字状のブレード収容部31を有している。ブレード収容部31の底部上面と後部正面は直交している。
ブレード収容部31の底部上面は2段になっており、回転方向後方の高い1段目部分31aの上が本来のブレード収容部、回転方向前方の低い2段目部分31bの上は、チップ固定部材40の収容部である。この底部には、当該チップホルダー30を円形ボディ10のブレード取付け面13にねじ止めするために、複数の第1貫通孔32が横幅方向に所定間隔で設けられると共に、複数のチップ固定部材40をブレード収容部31内にねじ止めするために、複数の第3ねじ孔33が前記第1貫通孔32を避けつつ複数のチップ固定部材40の固定位置に対応して設けられている。
ブレード収容部31の背後は、両側端部を除き、ブレード20を保持する厚肉のブレード保持部34となっている。ブレード保持部34の高さはブレード20の高さと同じになるように設定されている。ブレード収容部31の両側端部は、ブレード20の横方向の位置決めに使用される背の低いチップ状スペーサ22を収容するスペーサ収容部であり、スペーサ収容部の背後は、チップ状スペーサ22の高さに合わせて、ブレード保持部34より背の低いスペーサ保持部36となっている。
チップホルダー30の両側の側端部は、板状のねじ止め部37,37である。ねじ止め部37,37の厚さは、ブレード収容部31の底部の厚さとほぼ同じである。ねじ止め部37,37には、当該チップホルダー30を円形ボディ10のブレード取付け面13にねじ止めするために第2貫通孔38,38が設けられている。第2貫通孔38,38の各中心をつなぐ線は、ブレード取付け面13における第1ねじ孔15と第2ねじ孔16の位置関係に対応して、第1貫通孔32の配列線より回転方向後方に位置している。
チップホルダー30の底面は全幅(長手方向全長)にわたって平坦であり、同じく平坦面からなる背面と直交している。チップホルダー30の両側面は、当該チップホルダー30を円形ボディ10の軸方向両端側の外周面に対応させるために傾斜している。したがって、短冊状のブレード取付け面13も、これに当接するチップホルダー30の底面も、厳密には平行四辺形である。
ブレード20は、横に整列した複数個(ここでは6個)の切削チップ21からなる。複数個の切削チップ21は、全て同じ形状で、薄い直方体であり、チップホルダー30のブレード収容部31の底部上、特にその1段目部分31aの上に、両側の背の低いチップ状スペーサ22,22と共に整列配置される。そして、この状態でチップ列の前方、すなわちチップ列とその回転方向前方のチップホルダー30のブレード保持部34との間に、楔形式のチップ固定部材40及びチップ状スペーサ22,22用の幅狭のチップ固定部材41,41を、各チップ部材に対応して挿入し、チップホルダー30のブレード収容部31の底部上、特にその2段目部分31bにねじ止めすることにより、切削チップ列からなるブレード20は、両側のチップ状スペーサ22,22と共にブレード収容部31内の定位置(1段目部分31aの上)に固定される。
チップ固定部材40及び41のねじ止めに関連して、これらには取付けねじ72のための第3貫通孔42がそれぞれ設けられている。
ブレード20の回転方向前方に位置する固定部材40,41の上面は、ブレード20による切削に伴って生じる切り屑のポケットを形成すために、切削チップ21の上面より低くされ、且つ下に凸の湾曲面となっている。また、ブレード20の回転方向後方に位置するブレード保持部34の回転方向後方上部には、下に凸の湾曲面からなる面取り部39が形成されている。この面取り部39は、チップホルダー30をブレード取付け面13に固定した状態で、円形ボディ10の駆動側(下側)から反駆動側(上側)へかけて漸次深くなるように設計されており、反駆動側(上側)の端部において固定部材40,41の湾曲した上面と連続し、完全な切り屑ポケットを形成する。
次に、ブレードユニット60を円形ボディ10のブレード取付け面13へ取り付ける方法について説明する。
円形ボディ10のブレード取付け面13にチップホルダー30を取り付ける。具体的には、円形ボディ10のブレード取付け面13にチップホルダー30を載せ、チップホルダー30の両側端部に設けられた第2貫通孔38,38を通して、取付けねじ70,70をブレード取付け面13の両端部に形成された第1ねじ孔15,15にねじ込む。取付けねじ70,70にはカラー73が組み合わされる。これと共に、ブレード収容部31の底部に形成された複数の第1貫通孔32を通して、複数の取付けねじ71をブレード取付け面13の中央部に形成された複数の第2ねじ孔16にねじ込む。これを繰り返すことにより、円形ボディ10の全てのブレード取付け面13にチップホルダー30が固定される。
全てのブレード取付け面13にチップホルダー30が固定されると、各チップホルダー30のブレード収容部31に所定個数の切削チップ21を整列配置し、その両側のスペーサ収容部に、背の低いチップ状スペーサ22,22をセットする。この状態で各切削チップ21の前方、より詳しくは、切削チップ21とその回転方向前方のブレード取付け面13に固定されたチップホルダー30のブレード保持部34との間に、楔形状のチップ固定部材40を押し込むと共に、両側のチップ状スペーサ22,22の前方、より詳しくは、両側のチップ状スペーサ22,22とその回転方向前方の両側のスペーサ保持部36,36と間に、同じく楔形状のチップ固定部材41,41を押し込む。そして、チップ固定部材40及び41の第3貫通孔42を通して取付けねじ72をブレード収容部31の底部に設けられた第3ねじ孔33にねじ込む。
これにより、切削チップ21とその回転方向前方のチップホルダー30のブレード保持部34との間に楔形状のチップ固定部材40が圧入される共に、両側のチップ状スペーサ22,22とその回転方向前方のスペーサ保持部36,36と間に、同じく楔形状のチップ固定部材41,41が圧入され、その結果、ブレード20を構成する複数の切削チップ21が、回転方向前方の複数のチップ固定部材40と回転方向後方のブレード保持部34との間に固定される。同様に、ブレード20の両側のチップ状スペーサ22,22が、回転方向前方の複数のチップ固定部材41,41と回転方向後方のスペーサ保持部36,36と間に固定される。
円形ボディ10の外周面上に固定された全てのチップホルダー30に対して以上の作業を行うことにより、その外周面上の全てのブレード取付けブレード17への全てのブレードユニット60の取付け、ブレード20の取付けが完了し、ヘリカルブレードカッターCが完成する。ヘリカルブレードカッターCにおける全てのブレード20は、円形ボディ10の軸方向におけるねじれ角α及びすくい角βを有する。そして、実際の鋼帯50のエッジ研削では、前述したとおり、ヘリカルブレードカッターCは、鋼帯50が進行するラインの両側に鋼帯50の進行方向へ角度γで前傾した姿勢で回転自在に支持され、鋼帯50の進行方向と同方向に回転駆動される。
ヘリカルブレードカッターCの回転中心軸Oは鋼帯進行方向前方に角度γで前傾しているが、ブレード20は鋼帯進行方向後方にこの前傾角γに近似したねじれ角αで後傾しているために、鋼帯50のエッジに僅かの後傾角(α−γ)をもって当接することになる(図4参照)。ヘリカルブレードカッターCは鋼帯50の進行方向Yと同方向に回転駆動されるが、回転周速度が鋼帯50の進行速度より高速であるため、その速度差により鋼帯50のエッジを切削する。
切削では、鋼帯50のエッジ部に複数のブレード20が順番に切り込んでいく。切り込むブレード20では切削位置が順次移動していく。移動量は切削代によって異なるものの、切削に使用される切削チップ21は順次変わっていく。このため、切削チップ21の温度上昇が抑制され、磨耗が均一に進行することが、このヘリカルブレードカッターCの特徴の一つであるが、鋼帯50のキャーバーが大きくなるとか板幅が変化するといった材料側の状況が急変する事態が生じると、鋼板50のエッジ部がブレード20を構成する切削チップ21に衝突して切削チップ21やチップホルダー30を損傷させることがある。
特定の切削チップ21が損傷した場合は、その回転方向前方のチップ固定部材40をチップホルダー30におけるブレード収容部31の底部上から取り外すか、その取付けねじ72を緩める。これにより、損傷した切削チップ21の取り外しが可能な状態となり、その切削チップ21を新しい切削チップ21と入れ換え、再びチップ固定部材40をブレード収容部31の底部にねじ止める。
切削チップ21の損傷が顕著で、その損傷が後方のブレード保持部34に及んだとしても、その背後に位置する円形ボディ10の段差14にまで及ぶことはない。なぜなら、段差14の高さが、ブレード保持部34の高さに比べて著しく低いからである。また、段差14は高さが低くても、その回転方向前方のブレード取付け面13と直交しているために、当該ブレード取付け面13と共同して、ホルダーユニット60をブレード取付け面13上の定位置に確実に位置決め保持することができる。
また、切削チップ21やチップホルダー30が損傷に至るような衝撃を受けた場合、回転方向後方の段差14が低いために、チップホルダー30は背面と底面とが交差するコーナー部を中心として回転方向後方へ大きな回転モーメントを生じる。しかし、このチップホルダー30は、ブレード取付け面13に対して両側を取付けねじ70,70にて固定されるだけでなく、これらをつなぐ線より前方の線上に並ぶ複数の取付けねじ71により固定されるため、回転方向後方への大きな回転モーメントに対しても十分な耐力を示すことが可能である。
チップホルダー30のブレード保持部34が損傷した場合は、その交換を行う。その手順としては先ず、ブレード20を構成する全ての切削チップ21を取り外す。具体的には、全ての切削チップ21について、その回転方向前方のチップ固定部材40を、その取付けねじ72を緩めることにより取り外し、合わせて両側のチップ状スペーサ22,22及びそれらのチップ固定部材41,41も取り外す。これにより、チップホルダー30におけるブレード収容部31が露出する。そして、ブレード収容部31の底部をホルダー取付け面13に固定する取付けねじ70及び71を緩め、抜き取る。これにより、チップホルダー30が円形ボディ10のブレード取付け面13上から取り外される。
損傷したチップホルダー30が取り外されると、新しいチップホルダー30と交換し、円形ボディ10のブレード取付け面13に取り付ける。その方法は前述したとおりである。チップホルダー30が取付けられると、これにブレード20及びチップ状スペーサ22をチップ固定部材40,41により組み付ける。その方法の詳細は前述したとおりである。
このように、本実施形態のヘリカルブレードカッターにおいては、円形ボディ10の外周面全周に傾斜して取付けられた直線状のブレード20が損傷しても、その損傷はチップホルダー30で止まり、円形ボディ10に及ぶことはない。したがって、ブレード20の損傷に伴って円形ボディ10を交換する事態は回避される。
また、ブレード20が損傷したり、その損傷がチップホルダー30に及んだ場合は、これらを交換するが、これらは円形ボディ10の外周面上に突出しているために、これらの部品がスリット状の切り込み内に取付けられている従来のヘリカルブレードカッターと比べて、その交換作業が容易である。
10 円形ボディ
11 円弧溝
12 切り込み
13 ブレード取付け面
14 段差
15 第1ねじ孔
16 第2ねじ孔
17 ブレード取付け部
18 ホルダー保持部
20 ブレード
21 切削チップ
22 チップ状スペーサ
30 チップホルダー
31 ブレード収容部
31a 底部の1段目部分
31b 底部の2段目部分
32 第1貫通孔
33 第3ねじ孔
34 ブレード保持部
36 スペーサ保持部
37 ねじ止め部
38 第2貫通孔
40,41 チップ固定部材
42 第3貫通孔
50 鋼板
60 ブレードユニット
70,71,72 取付けねじ
73 カラー
α ブレード20のねじれ角
β ブレード20のすくい角
γ ヘリカルブレードカッターの前傾角
O 円形ボディ10の回転中心軸
P 円形ボディ10の回転中心軸Oに平行な外周面上の直線
R 円形ボディ10の半径線
T 円形ボディ10の外周面に対する接線
X 円形ボディ10の回転方向
Y 鋼帯50の進行方向
C ヘリカルブレードカッター
B1 固定ベース
B2 可動ベース
M モーター

Claims (4)

  1. 外面が円筒状周面であり周方向に回転駆動される円形ボディの外周面に、回転中心軸に平行な外周面上の直線に対して所定のねじれ角αで傾斜した少なくとも1個の直線状のブレードが前記外周面の周方向に所定間隔で取付けられたヘリカルブレードカッターにおいて、
    前記円形ボディの外周面に、回転中心軸に平行な外周面上の直線に対して前記ブレードのねじれ角αと同じ角度で傾斜すると共に外周面の周方向の接線に対して回転方向前方へ向かって前記外周面の上方へ傾斜してその上方への傾斜が前記ブレードに前記円形ボディの半径線に対する負の方向のすくい角βを付与するブレード取付け面が、前記上方への傾斜に伴って生じる段差を介して形成されており、
    ブレード取付け面と前記段差とで囲まれた断面L状のブレード取付け部に、前記ブレードがチップホルダーを介して脱着可能に取付けられており、
    前記ブレードは、直線状に配列された複数の切削チップからなると共に、ブレード取付け面と前記段差とで囲まれた断面L状のブレード取付け部にあってブレード取付け面にねじ止めされた前記チップホルダー内に収容されており、前記チップホルダー内の複数の切削チップは、各切削チップの回転方向前方において前記チップホルダーにねじ止めされる楔状のチップ固定部材により切削チップ毎に前記チップホルダー内に脱着可能に固定されているヘリカルブレードカッター。
  2. 請求項1に記載のヘリカルブレードカッターにおいて、前記チップホルダーは円形ボディ外周面のブレード取付け面に対して両側部をねじ止めされると共に、両側のねじ止め部の間の部分を両側のねじ止め部をつなぐ線より回転方向前方でねじ止めされるヘリカルブレードカッター。
  3. 請求項1又は2に記載のヘリカルブレードカッターにおいて、円形ボディの回転中心軸に平行な外周面上の直線に対する傾斜に伴って、前記段差の高さが回転中心軸方向の一端側から他端側にかけて連続的に変化するヘリカルブレードカッター。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のヘリカルブレードカッターにおいて、直線状のブレードは、複数個が円形ボディの外周面周方向に所定間隔で配列されているヘリカルブレードカッター。
JP2014545992A 2013-03-29 2013-03-29 ヘリカルブレードカッター Expired - Fee Related JP5757642B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/059607 WO2014155698A1 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 ヘリカルブレードカッター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5757642B2 true JP5757642B2 (ja) 2015-07-29
JPWO2014155698A1 JPWO2014155698A1 (ja) 2017-02-16

Family

ID=51622750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014545992A Expired - Fee Related JP5757642B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 ヘリカルブレードカッター

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9764398B2 (ja)
EP (1) EP2979796A4 (ja)
JP (1) JP5757642B2 (ja)
KR (1) KR102044757B1 (ja)
CN (1) CN105121079B (ja)
RU (1) RU2621544C2 (ja)
WO (1) WO2014155698A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202014011091U1 (de) * 2014-04-30 2017-10-19 Betek Gmbh & Co. Kg Gegenschneide
CN106238791A (zh) * 2016-08-25 2016-12-21 卡姆丹克太阳能(江苏)有限公司 —种用于加工不锈钢地坎的切削刀具
DE102017202394A1 (de) * 2017-02-15 2018-08-16 Hoffmann GmbH Qualitätswerkzeuge Vorrichtung zur Bearbeitung von Zylinderwänden von Verbrennungsmotoren
US10974413B2 (en) * 2017-04-12 2021-04-13 Webco Mill Supply Ltd. Feed rolls having flute assemblies of matingly engageable mounts and flute insert elements
DE102019116945A1 (de) 2019-06-24 2020-12-24 Betek Gmbh & Co. Kg Gegenschneide
CN114290002B (zh) * 2021-12-31 2023-03-10 中国重汽集团济南动力有限公司 一种模块化铣磨复合加工刀具及刀条涂层的制备方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2207909A (en) * 1938-06-13 1940-07-16 Goddard & Goddard Company Inc Milling cutter
US2188743A (en) 1939-04-07 1940-01-30 Apex Tool & Cutter Company Inc Milling cutter
US2567167A (en) * 1949-02-04 1951-09-11 Michigan Tool Co Hob
US3672017A (en) * 1970-06-15 1972-06-27 Ind Tools Inc Helical blade milling cutter
US3785417A (en) * 1972-02-18 1974-01-15 Black & Decker Mfg Co Cutterhead with replaceable inserts
US4074737A (en) 1975-09-02 1978-02-21 Stewart John S Wood planer cutterhead design for reduced noise level
DE2811680A1 (de) * 1978-03-17 1979-09-20 Walter Gmbh Montanwerke Schaftfraeser mit schneidplattenbestueckung
US4215955A (en) * 1978-10-11 1980-08-05 Trw Inc. Cutting tool and insert for same
GB2164883B (en) * 1984-09-29 1988-04-13 Honda Motor Co Ltd Milling cutter assembly
JPS61288913A (ja) * 1985-06-12 1986-12-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 植刃切削工具
SU1569106A1 (ru) * 1985-12-24 1990-06-07 Предприятие П/Я Р-6760 Резцова головка
US5044570A (en) * 1990-05-09 1991-09-03 Montgomery Industries International Inc. Shaver rotor assembly
RU2014967C1 (ru) * 1992-02-17 1994-06-30 Нагайцев Владимир Федорович Фреза
GB9304838D0 (en) * 1993-03-09 1993-04-28 Hydra Tools Int Plc Rotary metal cutting tool
JPH0847811A (ja) * 1994-08-04 1996-02-20 Mitsubishi Materials Corp 転削工具
US5603365A (en) 1995-11-16 1997-02-18 Stewart; John S. Removable cutting blades for a helical cutterhead
US6997650B2 (en) * 2000-01-21 2006-02-14 William R. Voight Helical rotary cutter and method
DE20204478U1 (de) * 2002-03-21 2002-07-11 Ingersoll Werkzeuge Gmbh Helix-Walzenfräser
JP2006281371A (ja) 2005-03-31 2006-10-19 Kyocera Corp 転削工具およびこれに用いるスローアウェイチップ
US7390151B2 (en) * 2006-03-14 2008-06-24 Great Lakes Custom Tool Mfg., Inc. Helical cutter head and helical cutting blade for use therewith
US20070251601A1 (en) * 2006-05-01 2007-11-01 Stager Bradley R Drum chipper and method providing for air cooling
JP5309748B2 (ja) * 2008-07-16 2013-10-09 三菱マテリアル株式会社 インサート着脱式カッタおよび切削インサート
CN202224725U (zh) * 2011-10-11 2012-05-23 成都航威精密刃具有限公司 螺旋刃具刀片的整体定长切割装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR102044757B1 (ko) 2019-11-15
CN105121079B (zh) 2017-09-22
EP2979796A4 (en) 2016-11-16
US9764398B2 (en) 2017-09-19
RU2621544C2 (ru) 2017-06-06
US20160045962A1 (en) 2016-02-18
CN105121079A (zh) 2015-12-02
KR20150125737A (ko) 2015-11-09
WO2014155698A1 (ja) 2014-10-02
RU2015146551A (ru) 2017-05-11
EP2979796A1 (en) 2016-02-03
JPWO2014155698A1 (ja) 2017-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5757642B2 (ja) ヘリカルブレードカッター
CA2579690C (en) Fans and turbines
TWI421159B (zh) A method for cutting a resin film, a cutting device, and a cutter for the use thereof
JP2014501632A (ja) 直角加工用切削インサートおよびこれを備えるミリングカッター
US8529172B2 (en) Edge milling device
JP2009011223A (ja) 草刈り刃
EP0701886A2 (en) Method and apparatus for high speed cutting of elastomeric materials
CN103249512B (zh) 成形槽的端面毛刺去除方法及倒角用成形旋转切削工具
JP2007513795A (ja) オーバラップインサートを有するミーリング工具
JPS5950450B2 (ja) スロ−アウエイチツプ
US5398739A (en) Rotary cutting head assembly
JP2020151846A (ja) 食品切断用ブレードアセンブリ
JP2016087659A (ja) 一体型成形ローラの製造方法と切削加工装置および一体型成形ローラ
US1219461A (en) Circular glass-cutter.
TW201920022A (zh) 刻劃輪及其製造方法、刻劃方法以及保持具單元
JP3148641U (ja) 面取り加工装置
JP4685560B2 (ja) 回転刃の研磨装置
CN211137716U (zh) 一种拉丝刀具
JPH031218Y2 (ja)
JP4718239B2 (ja) 防着板の製造方法
KR20190024682A (ko) 스크라이빙 휠, 그 제조 방법, 스크라이브 방법 및 홀더 유닛
JPH052277Y2 (ja)
RU2191096C2 (ru) Фреза
JP2004243432A (ja) 切削加工方法、切削加工装置および金型製作方法
SE529189C2 (sv) Klippanordning för klippning av bandformigt knivämne

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5757642

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees