JP5756599B2 - インクジェットプリンタ及び印刷方法 - Google Patents

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本発明は、紫外線硬化型インクを吐出するインクジェットプリンタ及び印刷方法に関する。
従来、特許文献1に記載されたように、記録媒体に同心円状のパターンをスクリーン印刷することで、金属様の外観を形成することが考えられている。
特開2005−111685号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術において、記録媒体にカラー画像を印刷し、且つ、このカラー画像の表面に同心円状のパターンを印刷する場合は、一旦、記録媒体へのカラー画像の印刷が終了した後、記録媒体を元に戻してから記録媒体に同心円状のパターンを印刷する必要があるという問題がある。
そこで、本発明は、1工程で、記録媒体にカラー画像を印刷するとともに、このカラー画像の表面に線状のパターンを印刷することができるインクジェットプリンタ及び印刷方法を提供することを目的とする。
本発明に係るインクジェットプリンタは、走査方向に移動可能なキャリッジと、キャリッジに搭載されて記録媒体に紫外線硬化型インクを吐出するインク吐出手段と、キャリッジに搭載されるとともにインク吐出手段の走査方向において前方及び後方の少なくとも一方に配置されて記録媒体に紫外線を照射する紫外線照射手段と、キャリッジの移動制御、インク吐出手段のインク吐出制御及び紫外線照射手段の紫外線照射制御を行う制御手段と、を備え、走査方向に直交するフィード方向に、記録媒体がインク吐出手段に対して相対的に移動するインクジェットプリンタであって、制御手段は、インク吐出手段のフィード方向において後側に配置される第一吐出領域から、第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、インク吐出手段のフィード方向において前側に配置される第二吐出領域から、第二の紫外線硬化型インクを吐出させ、第一吐出領域から吐出したカラーの紫外線硬化型インクにより形成した画像の表面に、第二吐出領域から吐出した透明の紫外線硬化型インクにより、線状のパターンを形成し、前記インクジェットプリンタは、前記第一の紫外線硬化型インクの1色のノズル列1列に対して、前記第二の紫外線硬化型インクのノズル列2列備えており、当該2列のノズル列を1回の走査に用いることによって前記線状のパターンを形成することを特徴とする。前記フィード方向に沿って形成された前記第一の紫外線硬化型インク及び前記第二の紫外線硬化型のノズル列のうち、上記制御手段によって選択されるノズルによって、前記第一吐出領域及び前記第二吐出領域が決定されてもよい。
本発明に係るインクジェットプリンタによれば、フィード方向において前側に配置される第一吐出領域から第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、フィード方向において後側に配置される第二吐出領域から第二の紫外線硬化型インクを吐出させるため、記録媒体とインク吐出手段とをフィード方向に相対的に移動させる1工程で、記録媒体の表面に、第一の紫外線硬化型インクによる画像を形成することができるとともに、この画像の表面に、第二の紫外線硬化型インクによる線状のパターンを形成することができる。
この場合、第一の紫外線硬化型インクは、有色の紫外線硬化型インクであり、第二の紫外線硬化型インクは、透光性を有する紫外線硬化型インクであることが好ましい。このように、第二吐出領域から透光性を有する紫外線硬化型インクを吐出することで、第一吐出領域から吐出されたカラーの紫外線硬化型インクにより形成されるカラー画像の視認性を大きく妨げることなく、カラー画像に装飾性を与えることができる。
また、本発明に係るインクジェットプリンタは、走査方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジに搭載されて記録媒体に紫外線硬化型インクを吐出するインク吐出手段と、前記キャリッジに搭載されるとともに前記インク吐出手段の前記走査方向において前方及び後方の少なくとも一方に配置されて前記記録媒体に紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記キャリッジの移動制御、前記インク吐出手段のインク吐出制御及び前記紫外線照射手段の紫外線照射制御を行う制御手段と、を備え、前記走査方向に直交するフィード方向に、前記記録媒体が前記インク吐出手段に対して相対的に移動するインクジェットプリンタであって、前記制御手段は、前記インク吐出手段の前記フィード方向において後側に配置される第一吐出領域から、第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、前記インク吐出手段の前記フィード方向において前側に配置される第二吐出領域から、第二の紫外線硬化型インクを吐出させ、前記第一吐出領域から吐出したカラーの紫外線硬化型インクにより形成した画像の表面に、前記第二吐出領域から吐出した透明の紫外線硬化型インクにより、線状のパターンを形成し、前記第一の紫外線硬化型インクは、有色の紫外線硬化型インクであり、前記第二の紫外線硬化型インクは、透光性を有する紫外線硬化型インクであり、
そして、インク吐出手段は、第二吐出領域の走査方向前方の領域から、第二吐出領域から吐出する紫外線硬化型インクに対して5体積%以下の有色の紫外線硬化型インクを吐出する。これにより、1回の走査で、クリアインクに5体積%以下のカラーインクが混ざり合うため、線状のパターンを彩色することができ、より高い装飾性を与えることができる。
また、線状のパターンは、線の太さが0.09〜0.71mm、線の高さが10μm以上、線の間隔が0.5〜0.9mm、であることが好ましい。このように、パターンのパラメータを設定することで、金属様の外観とすることができる。
また、線状のパターンは、同心円状であることが好ましい。このように、パターンを同心円状とすることで、反射光が回転して見える外観とすることができる。
本発明に係る印刷方法は、走査方向に移動可能なキャリッジと、キャリッジに搭載されて記録媒体に紫外線硬化型インクを吐出するインク吐出手段と、キャリッジに搭載されるとともにインク吐出手段の走査方向において前方及び後方の少なくとも一方に配置されて記録媒体に紫外線を照射する紫外線照射手段と、キャリッジの移動制御、インク吐出手段のインク吐出制御及び紫外線照射手段の紫外線照射制御を行う制御手段と、を備え、走査方向に直交するフィード方向に、記録媒体がインク吐出手段に対して相対的に移動するインクジェットプリンタの印刷方法であって、インク吐出手段のフィード方向において後側に配置される第一吐出領域から、第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、インク吐出手段のフィード方向において前側に配置される第二吐出領域から、第二の紫外線硬化型インクを吐出させ、第一吐出領域から吐出したカラーの紫外線硬化型インクにより形成した画像の表面に、第二吐出領域から吐出した透明の紫外線硬化型インクにより、線状のパターンを形成し、前記インクジェットプリンタは、前記第一の紫外線硬化型インクの1色のノズル列1列に対して、前記第二の紫外線硬化型インクのノズル列2列備えており、当該2列のノズル列を1回の走査に用いることによって前記線状のパターンを形成することを特徴とする。
本発明に係る印刷方法によれば、フィード方向において前側に配置される第一吐出領域から第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、フィード方向において後側に配置される第二吐出領域から第二の紫外線硬化型インクを吐出させるため、記録媒体とインク吐出手段とをフィード方向に相対的に移動させる1工程で、記録媒体の表面に、第一の紫外線硬化型インクによる画像を形成することができるとともに、この画像の表面に、第二の紫外線硬化型インクによる線状のパターンを形成することができる。
この場合、第二吐出領域から吐出する透明の紫外線硬化型インクにより、線の太さが0.09〜0.71mm、線の高さが10μm以上、線の間隔が0.5〜0.9mm、の線状のパターンを形成することが好ましい。このように、パターンのパラメータを設定することで、金属様の外観とすることができる。
本発明によれば、1工程で、記録媒体にカラー画像を印刷するとともに、このカラー画像の表面に線状のパターンを印刷することができる。
本実施形態に係るインクジェットプリンタを示す概略図である。 印刷動作を説明するための動作例を示す図である。 他の線状のパターンを示す図である。 別の印刷動作を説明するための動作例を示す図である。 実施例のパラメータを示す図である。 実施例の観察結果を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るインクジェットプリンタ及び印刷方法の好適な実施形態について詳細に説明する。実施形態に係るインクジェットプリンタは、紫外線硬化型インクを液滴として吐出し、メディアに着弾した紫外線硬化型インクに紫外線を照射して硬化させることで、メディアに画像を形成するものである。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタを示す概略図である。図1に示すように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1は、走査方向Sに往復移動可能なキャリッジ2と、キャリッジ2に搭載されて複数のインクジェットヘッド6が搭載されたヘッドユニット3と、キャリッジ2に搭載されてヘッドユニット3の走査方向S前方に配置された紫外線照射装置4aと、キャリッジ2に搭載されてヘッドユニット3の走査方向S後方に配置された紫外線照射装置4bと、インクジェットプリンタ1の印刷制御を行う制御部8と、を備える。そして、このインクジェットプリンタ1は、走査方向Sに直交するフィード方向Fにメディアをパス幅分ずつ搬送し、また、キャリッジ2を走査方向Sに移動させて、インクジェットヘッド6から紫外線硬化型インクを吐出するとともに、紫外線照射装置4a及び紫外線照射装置4bから紫外線を照射させる走査を行うとで、メディアに画像を形成する。
キャリッジ2は、メディアが搬送されるプラテン(不図示)の上方において、走査方向Sに往復移動可能に保持されるものである。このキャリッジ2は、例えば、走査方向Sに延びるガイドレール(不図示)に移動可能に保持され、駆動モータなどの駆動機構(不図示)の駆動により、ガイドレールに沿って走査方向Sへの往復移動が可能となる。
ヘッドユニット3は、紫外線硬化型インクを吐出する複数のインクジェットヘッド6(6a〜6f)が組み込まれたインク吐出装置である。なお、ヘッドユニット3は、キャリッジ2に搭載されているため、キャリッジ2の移動に伴う走査方向Sへの移動時に、各インクジェットヘッド6から紫外線硬化型インクを吐出することが可能となっている。そして、インクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6fは、走査方向Sに沿って併設されており、走査方向Sにおいて前方から後方に向けて、インクジェットヘッド6a、インクジェットヘッド6b、インクジェットヘッド6c、インクジェットヘッド6d、インクジェットヘッド6e及びインクジェットヘッド6f、の順に配列されている。
各インクジェットヘッド6には、紫外線硬化型インクを液滴として吐出する複数のノズル(不図示)が形成されている。この複数のノズルは、フィード方向Fに延びるように配列されたノズル列を成している。そして、走査方向S前側に配置されたインクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6dからは、有色の紫外線硬化型インク(以下「カラーインク」ともいう)が吐出され、走査方向S後側に配置されたインクジェットヘッド6c及びインクジェットヘッド6dからは、透光性を有する紫外線硬化型インク(以下「クリアインク」ともいう)が吐出される。具体的に説明すると、インクジェットヘッド6aのノズル列からは、ブラック(K)のカラーインクが吐出される。インクジェットヘッド6bのノズル列からは、イエロー(Y)のカラーインクが吐出される。インクジェットヘッド6cのノズル列からは、シアン(C)のカラーインクが吐出される。インクジェットヘッド6dのノズル列からは、マゼンタ(M)のカラーインクが吐出される。また、インクジェットヘッド6e及びインクジェットヘッド6fの各ノズル列からは、クリアインク(CL)が吐出される。
そして、カラーインクを吐出するインクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6dに形成されるノズル列のうち、フィード方向Fにおいて後半分に配置される第一吐出領域A1のノズル列からのみカラーインクが吐出され、フィード方向Fにおいて前半分に配置されるノズル列からはカラーインクが吐出されない。一方、クリアインクを吐出するインクジェットヘッド6e及びインクジェットヘッド6fに形成されるノズル列のうち、フィード方向Fにおいて前半分に配置される第二吐出領域A2のノズル列からのみクリアインクが吐出され、フィード方向Fにおいて後半分に配置されるノズル列からはクリアインクが吐出されない。このため、フィード方向Fに搬送されるメディアには、まず、インクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6dの第一吐出領域A1から吐出されたカラーインクがメディアの表面に塗布され、その後、メディアがフィード方向Fに搬送された後、インクジェットヘッド6e及びインクジェットヘッド6fの第二吐出領域A2から吐出されたクリアインクがカラーインクの表面(上層)に塗布される。
なお、各インクジェットヘッド6は、一種類のインクのみを吐出するものとして説明したが、ノズル列を走査方向Sに複数列形成し、ノズル列毎に、吐出するインクの種類を変えても良い。
紫外線照射装置4a及び紫外線照射装置4bは、同一に構成されているため、以下では、紫外線照射装置4a及び紫外線照射装置4bを纏めて、紫外線照射装置4として説明する。
紫外線照射装置4は、メディアに塗布された紫外線硬化型インクに紫外線を照射して、この紫外線硬化型インクを硬化させるものである。紫外線照射装置4は、紫外線発光ダイオード(以下“UVLED”という)を主構成要素としており、UVLEDの点灯により紫外線が出射され、UVLEDの消灯により紫外線の出射が停止される。そして、紫外線照射装置4は、メディアが搬送されるプラテン(不図示)の方向にUVLEDが向けられており、UVLEDが点灯することで、プラテンに搬送されたメディアに紫外線が照射され、UVLEDが消灯することで、メディアへの紫外線の照射が停止される。なお、紫外線照射装置4は、キャリッジ2に搭載されているため、キャリッジ2の移動に伴う走査方向Sへの移動時に、紫外線を出射することが可能となっている。
制御部8は、インクジェットプリンタ1の印刷制御を行うものであり、例えば、CPU、ROM、RAMを含むコンピュータを主体として構成されている。そして、後述する制御部8の各制御は、CPUやRAM上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませ、CPUの制御のもとで動作させることで実現される。
制御部8は、キャリッジ2の駆動制御を行い、キャリッジ2を走査方向Sに移動させる。また、制御部8は、キャリッジ2を移動させている際に、インクジェットヘッド6のインク吐出制御を行うとともに、紫外線照射装置4の紫外線照射制御を行う。また、制御部8は、メディアを所定ピッチでフィード方向Fに搬送する搬送制御を行う。
インク吐出制御は、インクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6dの第一吐出領域A1からカラーインクを吐出させてメディアの表面にカラー画像を形成し、インクジェットヘッド6e及びインクジェットヘッド6fの第二吐出領域A2からクリアインクを吐出させてカラー画像の表面に線状のパターンを形成する。この線状のパターンは、同心円状のパターンであり、そのパラメータは以下の通りである。線の太さは、0.09〜0.71mmの範囲内、線の高さは、10μm以上、線のピッチ(各線同士の間隔)は、0.5〜0.9mmである。なお、線の高さは、クリアインクの吐出量や紫外線の照度などにより調整することが可能であり、10〜100μmの範囲内であることが好ましい。
紫外線照射制御は、印刷を開始する際に、紫外線照射装置4を点灯させ、全ての印刷が終了すると、紫外線照射装置4を消灯させる。このため、キャリッジ2が移動している間は、紫外線照射装置4の点灯状態が維持される。なお、キャリッジ2がメディア上又は印刷画像上を移動する場合にのみ紫外線照射装置4を点灯させ、キャリッジ2がメディア上又は印刷画像上に無い場合は紫外線照射装置4を消灯させても良い。
このように構成されるインクジェットプリンタ1では、キャリッジ2の移動に伴い、インクジェットヘッド6の第一吐出領域A1及び第二吐出領域A2からカラーインク及びクリアインクが吐出されるとともに、紫外線照射装置4から紫外線が出射され、更に、パス幅分ずつメディアがフィード方向Fに順次搬送されることで、メディアに画像が形成される。このため、メディアの表面にカラーインクが塗布されてカラー画像が形成され、このカラー画像の表面にクリアインクが塗布されて上記パラメータの同心円状のパターンが形成される。
次に、図2を参照して、インクジェットプリンタ1の印刷動作について説明する。図2は、印刷動作を説明するための動作例を示す図である。本実施形態では、2パスで印刷する場合の印刷動作について説明する。すなわち、インクジェットヘッド6のノズル列をパス数である2で割った幅(パス幅)を、メディアの1回の搬送量とし、同一印刷領域を2回(パス数)の走査で印刷する場合の印刷動作について説明する。このため、図2(a)は、1パス目の動作例を示し、図2(b)は、2パス目の動作例を示し、図2(c)は、3パス目の動作例を示している。なお、図2において、メディアMの第一領域B1は、フィード方向Fにおいて前側の領域であり、メディアMの第二領域B2は、フィード方向Fにおいて後側の領域である。そして、第一領域B1及び第二領域B2のフィード方向Fにおける各長さは、ヘッドユニット3に搭載されたインクジェットヘッド6の第一吐出領域A1及び第二吐出領域A2のフィード方向Fにおける長さと同じになっている。
メディアをフィード方向Fに搬送していくと、このメディアは、まず、第一領域B1が第一吐出領域A1の走査ラインに到達し、その後、第二領域B2が第一吐出領域A1の走査ラインに到達するとともに、第一領域B1が第二吐出領域A2の走査ラインに到達する。
そこで、まず、第一領域B1が第一吐出領域A1の走査ラインに到達するまで、メディアMをフィード方向Fに搬送させる。そして、紫外線照射装置4を点灯させた状態で、キャリッジ2を走査方向Sに移動させて走査を行い、第一吐出領域A1からカラーインクを吐出させる。すると、図2(a)に示すように、メディアMの第一領域B1には、第一吐出領域A1から吐出されたカラーインクが塗布されて紫外線が照射されることで、カラー画像が形成される。
次に、第二領域B2が第一吐出領域A1の走査ラインに到達するとともに第一領域B1が第二吐出領域A2の走査ラインに到達するまで、メディアMを搬送させる。そして、紫外線照射装置4を点灯させた状態で、キャリッジ2を走査方向Sに移動させて走査を行い、第一吐出領域A1からカラーインクを吐出させるとともに第二吐出領域A2からクリアインクを吐出させる。すると、図2(b)に示すように、メディアMの第二領域B2には、第一吐出領域A1から吐出されたカラーインクが塗布されて紫外線が照射されることで、カラー画像が形成され、メディアMの第一領域B1には、第二吐出領域A2から吐出されたクリアインクが塗布されて紫外線が照射されることで、カラー画像の表面に同心円状のパターンが形成される。
次に、第二領域B2が第二吐出領域A2の走査ラインに到達するまで、メディアMを搬送させる。そして、紫外線照射装置4を点灯させた状態で、キャリッジ2を走査方向Sに移動させて走査を行い、第二吐出領域A2からクリアインクを吐出させる。すると、図2(c)に示すように、メディアMの第二領域B2には、第二吐出領域A2から吐出されたクリアインクが塗布されて紫外線が照射されることで、カラー画像の表面に同心円状のパターンが形成される。
これにより、メディアMには、下層にカラーインクによるカラー画像が形成され、カラー画像の表面(上層)にクリアインクによる同心円状のパターンが形成される。
このように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1によれば、第一吐出領域A1からカラーインクを吐出させ、第二吐出領域A2からクリアインクを吐出させるため、メディアとインクジェットヘッド6とをフィード方向に相対的に移動させる1工程で、メディアの表面に、カラーインクによるカラー画像を形成することができるとともに、このカラー画像の表面に、クリアインクによる同心円状のパターンを形成することができる。
そして、カラーインクは透光性を有するため、カラー画像の視認性を大きく妨げることなく、カラー画像に装飾性を与えることができる。
また、クリアインクで形成するパターンを同心円状とするとともに、線の太さ、高さ、ピッチを上記のパラメータとすることで、反射光が回転して見える金属様の外観とすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、第二吐出領域A2からクリアインクを吐出して、同心円状のパターンを形成するものとして説明したが、線状のパターンであれば如何なる形状のパターンであってもよい。例えば、図3(a)に示すように、中心がメディアの外に位置する同心円状のパターンであっても良く、図3(b)に示すように、複数の同心円を組み合わせたパターンであっても良く、図3(c)に示すように、直線状のパターンであっても良く、図3(d)に示すように、異なる傾きの直線を組み合わせたり重ね合わせたりするパターンであっても良い。
また、上記実施形態では、インクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6bをフィード方向Fにおいて同じ位置に配置し、インクジェットヘッドの一部からのみインクを吐出させることで第一吐出領域及び第二吐出領域を形成したが、例えば、インクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6fをフィード方向Fにずらし、インクジェットヘッド6e及びインクジェットヘッド6fをインクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6dのフィード方向Fにおいて前方に配置してもよい。
また、上記実施形態では、紫外線照射装置としてUVLEDを用いるものとして説明したが、紫外線硬化型インクに紫外線を照射することができれば、メタルハライドランプなど、如何なるものを用いても良い。
また、上記実施形態では、2パスで印刷を行うものとして説明したが、パス数に限定されるものではない。ここで、図4を参照して、12パスで印刷を行う場合について説明する。図4は、別の印刷動作を説明するための動作例を示す図であり、図4(a)は1パス目、図4(b)は6パス目、図4(c)は7パス目、図4(d)は12パス目、図4(e)は13パス目、図4(f)は18パス目を示している。図4に示すように、12パスで印刷する場合は、インクジェットヘッド6のノズル列をパス数である12で割った幅(パス幅)を、メディアの1回の搬送量とし、同一印刷領域を12回(パス数)の走査で印刷する。そして、図4(b)に示すように、6パス目の走査が行われると、図2(a)と同様に、メディアMの第一領域B1には、カラー画像が形成される。また、図4(d)に示すように、12パス目の走査が行われると、図2(b)と同様に、メディアMの第二領域B2には、カラー画像が形成され、メディアMの第一領域B1には、カラー画像の表面に同心円状のパターンが形成される。また、図4(f)に示すように、18パス目の走査が行われると、図2(c)と同様に、メディアMの第二領域B2には、カラー画像の表面に同心円状のパターンが形成される。
また、上記実施形態では、インクジェットヘッド6の第一吐出領域A1及び第二吐出領域A2からのみ紫外線硬化型インクを吐出するものとして説明したが、例えば、インクジェットヘッド6a〜インクジェットヘッド6dのノズル列のうち、フィード方向Fにおいて前半分に配置される領域から、第二吐出領域A2から吐出されるクリアインクに対して、5体積%以下のカラーインクを吐出するものとしても良い。これにより、1回の走査で、クリアインクに5体積%以下のカラーインクが混ざり合うため、線状のパターンを彩色することができ、より高い装飾性を与えることができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。
本実施例では、上記実施形態に係るインクジェットヘッド1を用いて複数のサンプルを形成し、各サンプルについて、メディアを動かすと同心円状のパターンが回転して見える金属用外観を形成しているか否かを観察した。
具体的に説明すると、第一吐出領域A1からカラーインクを吐出し、第二吐出領域A2からクリアインクを吐出することで、メディアにカラー画像を形成するとともに、このカラー画像の表面に同心円状のパターンを形成した。なお、クリアインクは、透明の紫外線硬化型インクのみとし、ミマキエンジニアリング製の品番:LH−100 クリアを用いた。同心円状のパターンのパラメータは以下の通りである。線の太さ(線幅)を、0.25pt(0.09mm)、0.5pt(0.18mm)、1pt(0.35mm)、2pt(0.71mm)の4種類とした。線の数を10cm当たり、5本、10本、20本、50本、100本、150本、200本、300本の8種類とした。線の高さは、10μmとした。
図5に、上記パラメータにより形成した線のピッチ(各線同士の間隔)を示し、図5に、観察結果を示す。なお、図5において、○は、同心円状のパターンが回転して見える金属様の外観が確認されたことを示しており、○は、十分でないながらも、同心円状のパターンが回転して見える金属様の外観を確認することはできることを示しており、×は、同心円状のパターンが回転して見える金属様の外観が確認できないことを示している。
図6に示すように、観察の結果、線の高さが10μmであって、線の太さ(線幅)が、0.5pt(0.09mm)〜2pt(0.71mm)、線のピッチが、0.5〜1.9mmである場合に、同心円状のパターンが回転して見える金属様の外観が確認され、その中でも、0.5pt(0.09mm)〜1pt(0.35mm)、線のピッチが、0.5〜0.9mmである場合に、上記外観が更に良く確認された。
1…インクジェットプリンタ、2…キャリッジ、3…ヘッドユニット、4…紫外線照射装置、4a…紫外線照射装置、4b…紫外線照射装置、6(6a〜6f)…インクジェットヘッド、8…制御部、F…フィード方向、S…走査方向、A1…第一吐出領域、A2…第二吐出領域、B1…第一領域、B2…第二領域、M…メディア。

Claims (8)

  1. 走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載されて記録媒体に紫外線硬化型インクを吐出するインク吐出手段と、
    前記キャリッジに搭載されるとともに前記インク吐出手段の前記走査方向において前方及び後方の少なくとも一方に配置されて前記記録媒体に紫外線を照射する紫外線照射手段と、
    前記キャリッジの移動制御、前記インク吐出手段のインク吐出制御及び前記紫外線照射手段の紫外線照射制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記走査方向に直交するフィード方向に、前記記録媒体が前記インク吐出手段に対して相対的に移動するインクジェットプリンタであって、
    前記制御手段は、
    前記インク吐出手段の前記フィード方向において後側に配置される第一吐出領域から、第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、
    前記インク吐出手段の前記フィード方向において前側に配置される第二吐出領域から、第二の紫外線硬化型インクを吐出させ、
    前記第一吐出領域から吐出したカラーの紫外線硬化型インクにより形成した画像の表面に、前記第二吐出領域から吐出した透明の紫外線硬化型インクにより、線状のパターンを形成し、
    前記インクジェットプリンタは、前記第一の紫外線硬化型インクの1色のノズル列1列に対して、前記第二の紫外線硬化型インクのノズル列2列備えており、当該2列のノズル列を1回の走査に用いることによって前記線状のパターンを形成することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記第一の紫外線硬化型インクは、有色の紫外線硬化型インクであり、
    前記第二の紫外線硬化型インクは、透光性を有する紫外線硬化型インクであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 走査方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載されて記録媒体に紫外線硬化型インクを吐出するインク吐出手段と、
    前記キャリッジに搭載されるとともに前記インク吐出手段の前記走査方向において前方及び後方の少なくとも一方に配置されて前記記録媒体に紫外線を照射する紫外線照射手段と、
    前記キャリッジの移動制御、前記インク吐出手段のインク吐出制御及び前記紫外線照射手段の紫外線照射制御を行う制御手段と、
    を備え、
    前記走査方向に直交するフィード方向に、前記記録媒体が前記インク吐出手段に対して相対的に移動するインクジェットプリンタであって、
    前記制御手段は、
    前記インク吐出手段の前記フィード方向において後側に配置される第一吐出領域から、第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、
    前記インク吐出手段の前記フィード方向において前側に配置される第二吐出領域から、第二の紫外線硬化型インクを吐出させ、
    前記第一吐出領域から吐出したカラーの紫外線硬化型インクにより形成した画像の表面に、前記第二吐出領域から吐出した透明の紫外線硬化型インクにより、線状のパターンを形成し、
    前記第一の紫外線硬化型インクは、有色の紫外線硬化型インクであり、
    前記第二の紫外線硬化型インクは、透光性を有する紫外線硬化型インクであり、
    前記インク吐出手段は、前記第二吐出領域の走査方向前方の領域から、前記第二吐出領域から吐出する紫外線硬化型インクに対して5体積%以下の紫外線硬化型インクを吐出することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 前記線状のパターンは、
    線の太さが0.09〜0.71mm、
    線の高さが10μm以上、
    線の間隔が0.5〜0.9mm、
    であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記線状のパターンは、同心円状であることを特徴とする請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 走査方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジに搭載されて記録媒体に紫外線硬化型インクを吐出するインク吐出手段と、前記キャリッジに搭載されるとともに前記インク吐出手段の前記走査方向において前方及び後方の少なくとも一方に配置されて前記記録媒体に紫外線を照射する紫外線照射手段と、前記キャリッジの移動制御、前記インク吐出手段のインク吐出制御及び前記紫外線照射手段の紫外線照射制御を行う制御手段と、を備え、前記走査方向に直交するフィード方向に、前記記録媒体が前記インク吐出手段に対して相対的に移動するインクジェットプリンタの印刷方法であって、
    前記インク吐出手段の前記フィード方向において後側に配置される第一吐出領域から、第一の紫外線硬化型インクを吐出させ、
    前記インク吐出手段の前記フィード方向において前側に配置される第二吐出領域から、第二の紫外線硬化型インクを吐出させ、
    前記第一吐出領域から吐出したカラーの紫外線硬化型インクにより形成した画像の表面に、前記第二吐出領域から吐出した透明の紫外線硬化型インクにより、線状のパターンを形成し、
    前記インクジェットプリンタは、前記第一の紫外線硬化型インクの1色のノズル列1列に対して、前記第二の紫外線硬化型インクのノズル列2列備えており、当該2列のノズル列を1回の走査に用いることによって前記線状のパターンを形成することを特徴とする印刷方法。
  7. 前記第二吐出領域から吐出する透明の紫外線硬化型インクにより、
    線の太さが0.09〜0.71mm、
    線の高さが10μm以上、
    線の間隔が0.5〜0.9mm、
    の線状のパターンを形成することを特徴とする請求項6に記載の印刷方法。
  8. 前記フィード方向に沿って形成された前記第一の紫外線硬化型インク及び前記第二の紫外線硬化型インクのノズル列のうち、上記制御手段によって選択されるノズルによって、前記第一吐出領域及び前記第二吐出領域が決定されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
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