JP5754853B2 - 半導体製造装置のガス分流供給装置 - Google Patents

半導体製造装置のガス分流供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体製造装置用ガス供給装置の改良に関するものであり、圧力式流量制御装置の下流側に複数の高速開閉弁を並列状に連結し、各高速開閉弁の開閉順序及び開閉時間を制御することにより、同じプロセスを行う複数のプロセスチャンバへ所要量のプロセスガスを精度よく分流供給すると共に、前記圧力式流量制御装置に熱式質量流量制御装置を有機的に組合せることにより、分流供給中のプロセスガスの実流量を任意にチェックできるようにした半導体製造装置のガス分流供給装置に関するものである。
半導体制御装置のガス供給装置に於いては、従前から熱式流量制御装置や圧力式流量制御装置FCSが広く利用されている。
図8は、当該ガス供給装置に用いられている圧力式流量制御装置の構成を示すものであり、この圧力式流量制御装置FCSはコントロール弁CV、温度検出器T、圧力検出器P、オリフィスOL及び演算制御部CD等から構成されており、また、演算制御部CDは温度補正・流量演算回路CDa、比較回路CDb、入出力回路CDc及び出力回路CDd等から構成されている。
また、当該圧力式流量制御装置に於いては、圧力検出器P及び温度検出器Tからの検出値がディジタル信号に変換されて温度補正・流量演算回路CDaへ入力され、ここで検出圧力の温度補正及び流量演算が行われたあと、流量演算値Qtが比較回路CDbへ入力される。一方、設定流量入力信号Qsが端子Inから入力され、入出力回路CDcでディジタル値に変換されたあと比較回路CDbへ入力され、ここで前記温度補正・流量演算回路CDaからの流量演算値Qtと比較される。そして、設定流量入力信号Qsが流量演算値Qtより大きい場合には、コントロール弁CVの駆動部へ制御信号Pdが出力され、コントロール弁CVがその駆動機構CVaを介して開放方向へ駆動される。即ち、設定流量入力信号Qsと演算流量値Qtとの差(Qs−Qt)が零となるまで開弁方向へ駆動される。
尚、上記圧力式流量制御装置FCSそのものは公知のものであり、オリフィスOLの下流側圧力P(即ち、プロセスチャンバ側の圧力P)とオリフィスOLの上流側圧力P(即ち、コントロール弁CVの出口側の圧力P)との間にP/P≧約2の関係(所謂臨界膨張条件)が保持されている場合には、オリフィスOLを流通するガスGoの流量QがQ=KP(但しKは定数)となり、圧力Pを制御することにより流量Qを高精度で制御できると共に、コントロールCVの上流側のガスGoの圧力が大きく変化しても、制御流量値が殆ど変化しないと云う、優れた特性を有するものである。
而して、一基又は複数基のプロセスチャンバへガスを分流供給する型式の半導体製造装置用ガス供給設備に於いては、図9及び図10に示すように、各供給ラインGL、GLに圧力式流量制御装置FCS、FCSを各別に設け、これによって各供給ラインGL、GLのガス流量Q、Qを調整するようにしている。
そのため、プロセスガスの分流路毎に圧力式流量制御装置を設置する必要があり、半導体製造装置用ガス供給装置の小型化や低コスト化を図り難いと云う基本的な問題がある。
尚、図9においてSはガス供給源、Gはプロセスガス、Cはチャンバ、Dは2区分型ガス放出器、Hはウエハ、Iはウエハ保持台であり(特開2008−009554号)であり、また、図10においてRGは圧力調整器、MFM,MFMは熱式流量計、PA,PB,Pは圧力計、V,V,V,V,VV,VVはバルブ、VP,VPは排気ポンプである(特開2000−305630)。
また、上記図9及び図10のガス供給装置に於ける上記の様な問題を解決するため、図11に示するように、各分岐ガス供給ラインGL、GLに音速ノズル又はオリフィスSN、SNを介設し、ガス供給源側に設けた自動調圧器ACPを制御部ACQにより調整して各オリフィスSN、SNの一次側圧力PをオリフィスSN、SNの二次側圧力Pの約3倍に保持することにより、オリフィスSN、SNの口径により決まる所定の分流量Q、Qを得るようにした分流供給装置が開発されている(特開2003−323217号)。
しかし、上記特開2003−323217号の流量制御システム(分流供給装置)においては、自動調圧器ACP、制御部ACQ及びオリフィスSN、SNを夫々単独に設置すると共に、流量Q、Qを一次側圧力Pに比例した流量とするために一次側圧力Pを2次側圧力Pの3倍に保持し、オリフィスSN、SNを流通するガス流を臨界状態の流れとするようにしている。
その結果、自動調圧器ACP、制御部ACQ及びオリフィスSN、SN等を適宜に組付け一体化する必要があり、ガス供給装置の製造に手数が掛かるだけでなく、ガス供給装置の小型、コンパクト化が図り難いという難点がある。
また、制御部ACQ及び自動調圧器ACPの制御系が所謂フィードバック制御を採用しておらず、その結果、開閉弁V、Vの開閉作動によって生ずる一次側圧力Pの変動を自動調圧器ACPが迅速に調整することが困難となり、流量Q(又は流量Q )に変動を生じ易いという問題がある。
更に、自動調圧器ACPにより一次側圧力Pを調整し、オリフィスの1次側圧力Pと2次側圧力Pとの比P/Pを約3以上に保持した状態で分流量Q、Qを制御するようにしているため、前記P/Pの値が約2に近づいて、ガス流が所謂非臨界膨張条件下のガス流となった場合には、正確な分流量制御が困難になると云う問題がある。
加えて、流量Q、Qを供給する各分流路の切換制御用として、オリフィスSN、SNの他に開閉弁V、Vが必ず必要となり、ガス供給設備の小型コンパクト化及び製造コストの大幅な引き下げが困難となる。
特開2008−009554号 特開2000−305630号 特開2003−323217号
本願発明は、従前の圧力式流量制御装置を用いたガス分流供給装置に於ける上述の如き問題、即ち(イ)各ガス供給ライン(各分流ライン)に圧力式流量制御装置を設ける場合には、ガス供給装置の小型化、低コスト化が図り難いこと、また(ロ)ガス供給源側に設けた自動調圧器により各オリフィスの1次側圧力Pを調整し、各オリフィスを通して圧力Pに比例した各分流ガス流量Q、Qを供給する場合には、ガス供給装置の組立製造に手数が掛かって装置の小型、コンパクト化が困難なこと、何れかの分流路の開閉時に
オリフィス1次側圧力Pに変動が生じて他の分流路の分流量が変動し易いこと、オリフィス1次側圧力Pと2次側圧力Pの比P/Pが臨界膨張条件外の値(例えばOやNの場合には約2以下)になると分流流量Q、Qの高精度な制御が困難になること等の問題を解決せんとするものであり、構造の簡素化と小型を図ったガス分流供給装置でもって同じプロセスを行う多数のプロセスチャンバへプロセスガスを経済的にしかも高精度な流量制御を行いつつ分流供給することができると共に、圧力式流量制御装置と熱式流量制御装置とを有機的に一体化することにより臨界膨張条件を外れた状態下に於いても高精度なガス分流供給ができ、且つ、必要に応じて任意に供給中のプロセスガスの実流量監視を行えるようにした半導体製造装置のガス分流供給装置を提供するものである。
本願発明者等は、上記課題を解決する手段として、先ず、圧力式流量制御装置によってガス供給源からの供給流量を制御すると共に、この制御された流量のガスを複数の分流路へ短時間毎に順次切換え供給することにより、各分流路へ単位時間毎に夫々同量のガスを供給するシステムを着想した。即ち、前記図11に記載のガス供給システムに於ける各オリフィスSN、SNを取り除くと共に、自動調圧器ACPの下流側に1基のオリフィスを設けることにより圧力式流量制御装置を構成し、そして、各開閉弁V、Vを交互に短時間毎に自動切換えすることにより、各分流路へ圧力式流量制御装置からの流出流量Qの1/2(分流路が2の場合)の流量を各分流路へ供給するものである。
また、これと同時に、現実の半導体製造用プロセスチャンバへのプロセスガスの供給態様とプロセス処理の結果等の関係に付いての多くの調査を積み重ねた。
その結果、プロセスチャンバへのプロセスガスの供給は、必ずしも一定の均等流量で以って供給しなければならないと云うものではなく、所定時間内におけるプロセスガスの総供給量を設定値に保つことが、プロセス処理上最も重要な要素であることが判明した。
即ち、上記各開閉弁V、Vを交互に短時間毎に自動切換えすることにより、各分流路へプロセスガスを間欠的に供給するガス供給態様であっても、所定時間内に各分流路へ供給される総ガス供給量を高精度で設定値に制御することができれば、十分実用に供することが可能なことが確認された。
本願発明は、発明者等の上記の如き着想と各種の試験の結果を基にして創案されたものであり、請求項1の発明は、プロセスガス入口11に接続した圧力式流量制御部1aを形成するコントロール弁3と,コントロール弁3の下流側に連通するガス供給主管8と,コントロール弁3の下流側のガス供給主管8に設けたオリフィス6と,ガス供給主管8の下流側に並列状に接続した複数の分岐管路9a、9nと,各分岐管路9a、9nに介設した分岐管路開閉弁10a、10nと,前記コントロール弁3とオリフィス6の間のプロセスガス通路に設けた圧力センサ5と,前記各分岐管路9a、9nの出口側に設けた分流ガス出口11a、11nと,前記圧力センサ5からの圧力信号が入力され、前記オリフィス6を流通するプロセスガスの総流量Qを演算して、この演算流量値と設定流量値との差が減少する方向に前記コントロール弁3を開閉作動させる制御信号Pdを弁駆動部3aへ出力すると共に、前記分岐管路開閉弁10a、10nへ各分岐管路開閉弁10a、10nを夫々一定時間だけ順次開放した後これを閉鎖する開閉制御信号Oda、Odnを出力する演算制御部7とを具備し、前記圧力式流量制御部1aによりオリフィス6を流通するプロセスガスの流量制御を行うと共に、前記分岐管路開閉弁10a、10nの開閉によりプロセスガスを分流供給することを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、プロセスガス入口11に接続した圧力式流量制御部1aを構成するコントロール弁3と,コントロール弁3の下流側に接続した熱式質量流量制御部1bを構成する熱式流量センサ2と,熱式流量センサ2の下流側に連通するガス供給主管8と,ガス供給主管8の下流側に並列状に接続した複数の分岐管路9a、9nと,各分岐管路9a、9nに介設した分岐管路開閉弁10a、10nと,前記コントロール弁3の下流側のガス供給主管8に設けたオリフィス6と,前記コントロール弁3とオリフィス6の間のプロセスガス通路近傍に設けた温度センサ4と,前記コントロール弁3とオリフィス6の間のプロセスガス通路に設けた圧力センサ5と,前記分岐管路9a、9nの出口側に設けた分流ガス出口11a、11nと,前記圧力センサ5からの圧力信号及び温度センサ4からの温度信号が入力され、前記オリフィス6を流通するプロセスガスの総流量Qを演算すると共に、演算した流量値と設定流量値との差が減少する方向に前記コントロール弁3を開閉作動させる制御信号Pdを弁駆動部3aへ出力すると共に前記分岐管路開閉弁10a、10nへ各分岐管路開閉弁10a、10nを夫々一定時間だけ順次開放した後これを閉鎖する開閉制御信号Oda、Odnを出力する圧力式流量演算制御部7a及び前記熱式流量センサ2からの流量信号2cが入力され当該流量信号2cからガス供給主管8を流通するプロセスガスの総流量Qを演算表示する熱式流量演算制御部7bとからなる演算制御部7と,を具備し、前記オリフィス6を流通するプロセスガス流が臨界膨張条件を満たすガス流のときは前記圧力式流量制御部1aによりプロセスガスの流量制御を、また、プロセスガス流が臨界膨張条件を満たさないガス流のときは前記熱式質量流量制御部1bによりプロセスガスの流量制御を行うと共に、前記分岐管路開閉弁10a、10nの開閉によりプロセスガスを分流供給するようにしたことを発明の基本構成とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、複数の前記分岐管路開閉弁10a、10nの開放時間を同一とし、各分岐管路9a、9nに同流量のプロセスガスQa、Qnを供給するようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、複数の分岐管路9a、9nの内の任意の分岐管路のみへプロセスガスを流通させるようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、コントロール弁3,オリフィス6,圧力センサ5,温度センサ4,分岐管路9a、9n,分岐管開閉弁10a、10n,ガス供給主管8を一つのボディ体に一体的に組み付け形成するようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項2の発明において、コントロール弁3,熱式流量センサ2,オリフィス6,圧力センサ5,温度センサ4,ガス供給主管8,分岐管路9a、9b,分岐管路開閉弁10a、10nを一つのボディ体に一体的に組み付け形成するようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項2の発明において、圧力式流量制御部1aによりプロセスガスの流量制御を行うと共に、熱式流量制御部1bによりプロセスガスの実流量を表示するようにしたものである。
請求項8の発明は、請求項2の発明において、圧力センサ5をコントロール弁3の出口側と熱式流量センサ2の入口側の間に設けるようにしたものである。
請求項9の発明は、請求項2の発明において、圧力式流量演算制御部7aで演算した流体流量と熱式質量演算制御部7bで演算した流体流量間の差が設定値を越えると警報表示を行う演算制御部7としたものである。
本願発明では、一基の圧力式流量制御部、又は一基の圧力式流量制御部と1基の熱式流量制御部により、並列状に接続した複数の分岐管路開閉弁10a、10nを通して複数のプロセスチャンバへプロセスガスを供給する構成としているため、ガス分流供給装置の大幅な構造の簡素化と小型コンパクト化が可能となる。また、複数の分岐管路開閉弁10a、10nを同一の分岐管路開閉弁としてその開放時間を同一とした場合には、同じプロセスを行う複数のプロセスチャンバへ同時に高精度で流量制御をされた同流量のプロセスガスを分流供給することができ、ガス分流供給装置の一層の小型化が可能となる。
また、ガス分流供給装置を構成する各部材を一つのボディ体に一体的に組付けした構成としているため、ガス分流供給装置の大幅な小型化が可能となる。
更に、演算制御部から各分岐管路開閉弁10a、10nの自動開閉制御を行う構成としているため、任意の分岐管路のみへプロセスガスを供給することが出来るうえ、ガス供給を行う分岐管路相互の切換も簡単に行える。
加えて、熱式流量制御部を設ける構成としているため、非臨界膨張条件下のプロセスガスであっても当該熱式流量制御部により高精度な流量制御ができるうえ、臨界膨張条件下で圧力式流量制御部により流量制御を行っている間でも、熱式流量制御部を用いて任意に実流量のチェック等を行うことができる。
本発明に係る半導体製造装置のガス分流供給装置の基本構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る半導体製造装置のガス分流供給装置の構成概要図である。 本発明の実施形態に係る他の半導体製造装置のガス分流供給装置の構成概要図である。 本発明の実施形態に係る更に他の半導体製造装置のガス分流供給装置の構成概要図である。 ガス分流供給装置の第1実施例を示す構成系統図である。 ガス分流供給装置の第2実施例を示す構成系統図である。 ガス分流供給装置の第3実施例を示す構成系統図である。 従前の圧力式流量制御装置の構成説明図である。 従前の圧力式流量制御装置を用いたガス分流供給装置の構成説明図である。 従前の圧力式流量制御装置を用いた他のガス分流供給装置の構成説明図である。 従前の自動調圧器を用いた流量制御システムの概要図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明に係る半導体製造装置のガス分流供給装置の基本構成を示す説明図である。本発明に係るガス分流供給装置は圧力式流量制御部1a及び複数の分岐管路開閉弁10a、10nからその主要部が構成されており、後述するように圧力式流量制御部1aによってガス供給主管8内を流通するプロセスガス流量Qが設定流量に自動制御される。
また、並列に連結された各分岐管路9a・9n内の分岐管路開閉弁10a、10nは、圧力式流量制御部1aからの開閉制御信号Oda、Odnによってその開閉が制御され、図中のタイムチャートTMに示されているように、夫々一定時間だけ順次開放された後閉鎖される。即ち、各分岐管路開閉弁10a、10nは、同時に開放状態になることは無く、常に何れか一つの分岐管路開閉弁だけが開放されて他の分岐管路開閉弁は閉鎖状態に保持される。その結果、各分岐管路に接続されたプロセスチャンバCHa,CHnへは、Q/nに相当する流量のプロセスガスが分流供給されることになる。
図2は、本発明に係る半導体製造装置のガス分流供給装置の第1実施形態に係る構成説明図であり、当該ガス分流供給装置は、従前の圧力式流量制御装置に相当する圧力式流量制御部1aによりその主要部分が構成されている。
尚、図2において、3はコントロール弁、4は温度センサ、5は圧力センサ、6はオリフィス、7は圧力式流量制御部1aを形成する演算制御部である。また、圧力式流量制御部1aの構成は公知であるため、ここではその説明を省略する。
前記各分岐管路開閉弁10a、10nはノーマルクローズ型の電磁開閉弁又は圧電素子駆動弁であり、通電により開弁されるとともに、駆動電圧を消失させることによりスプリングの弾性力により閉弁される。
尚、電磁開閉弁の場合には、ガス圧力1MPa及び口径10mmにおいて、少なくとも0.005秒以下の高速で弁を全閉から全開にすることができ、且つ0.005秒以下で弁を全開から全閉にすることができるものが望ましい。
本実施形態においては、電磁開閉弁には国際公開番号WO98/25062号に開示されている株式会社フジキン製のソレノイド開閉型電磁弁を、また、圧電素子駆動弁には特開2008−249002号に開示されている株式会社フジキン製の圧電素子駆動型電気制御弁を使用している。尚、電磁開閉弁及び圧電素子駆動弁そのものは公知であるため、詳細な説明は省略する。
図3は、本発明に係る半導体製造装置のガス分流供給装置の第2実施形態に係る構成説明図であり、当該ガス分流供給装置1は圧力式流量制御部1aと熱式流量制御部1bの二つの部分から構成されている。
即ち、当該ガス分流供給装置1は熱式流量制御部1bを形成する熱式流量センサ部2と、圧力式流量制御部1aを形成するコントロール弁3、温度センサ4、圧力センサ5、オリフィス6と、圧力式流量制御部1aの演算制御部7a及び熱式流量制御部1bの演算制御部7bを形成する演算制御部7と、ガス供給主管8等から構成されており、オリフィス6を流通するガスが臨界膨張条件下にある場合、例えばOやNガスであってオリフィス6の上流側圧力Pと下流側圧力PとがP/P>2の関係にある場合には、圧力式流量制御部1aによって総流量Qの流量制御を行いつつ、圧力式流量制御部1aからの開閉制御信号Oda、Odnによって各分岐管路開閉弁10a、10nの開閉が、図1のタイムチャートTMに示されているように、夫々一定時間だけ順次開放された後閉鎖される。
上記各分岐管路開閉弁10a、10nは、同時に開放状態になることは無く、常に何れか一つの分岐管路開閉弁だけが開放されて他の分岐管路開閉弁は閉鎖状態に保持される。その結果、各分岐管路に接続されたプロセスチャンバCHa,CHnへは、Q/nに相当する流量のプロセスガスQa・Qnが分流供給されることになる。
また、オリフィス6を流通するガスが臨界膨張条件を外れた状態にある場合には、熱式流量制御部1bによってプロセスガス流量Qnの流量制御を行いつつ、各分岐管路開閉弁10a、10nが、上記と同様に図1のタイムチャートTMに従って夫々一定時間だけ順次開放された後閉鎖されることにより、流量Qa・Qnの分流ガスが各チャンバCHa、CHnへ供給されて行く。
図4は、本発明の第3実施形態に係る構成説明図であり、前記第2実施形態に於ける熱式流量センサ2の位置がコントロール弁3の上流側へ移動している点を除いて、その他の構成は第1図の場合と全く同一である。
尚、前記図3及び図4に於いて、3aはピエゾ型弁駆動部、8はガス供給主管、9a・9nは分岐管路、10a、10nは分岐管路開閉弁、11はプロセスガス入口、11a、11nは分流ガス出口、12はパージガス入口、13は信号入・出力端子、Fはフィルタ、14a・14nは自動開閉弁、15はプロセスガス、15aは自動開閉弁、16はパージガス、16aは自動開閉弁、17は入・出力信号である。
図5は、本発明で用いるガス分流供給装置の第1実施例を示すものであり、ガス分流供給装置1は圧力式流量制御部1aを主体として構成されている。
また、図6は本発明で用いるガス分流供給装置の第2実施例を示すものであり、ガス分流供給装置1は圧力式流量制御部1aと熱式流量制御部1bとの二つの部分から構成されている。
前記圧力式流量制御部1aはコントロール弁3と温度センサ4と圧力センサ5と複数のオリフィス6と演算制御部7を形成する圧力式流量演算制御部7aとから構成されている。
また、前記熱式流量制御部1bは熱式流量センサ2と演算制御部7を形成する熱式流量演算制御部7bとから構成されている。
前記圧力式流量制御部1aは上述の通りコントロール弁3、温度センサ4、圧力センサ5、オリフィス6及び圧力式流量演算制御部7a等から構成されており、入力端子7aから流量設定信号が、また、出力端子7aから圧力式流量制御部1aにより演算したオリフィス6を流通する全プロセスガス流量(即ち、ガス供給主管8を流通するプロセスガス流量Q)の流量出力信号が出力される。
尚、本実施例では分流供給路を二つとしているため、2個の分岐管路開閉弁10a、10nを設けるようにしているが、分流供給路の数(即ち分岐管路開閉弁数)は2個以上とされるのが通常である。
また、各分岐管路開閉弁10a、10nの口径やその開放時間、即ち図1のタイムチャートTMは、必要とする各プロセスチャンバCHa、CHnへのガス供給流量に応じて適宜に決定されるが、各分岐管路開閉弁10a、10nの口径を同一として、各プロセスチャンバCHa、CHnへ同流量の分流ガスQa、Qnを供給する構成とするのが望ましい。
前記オリフィス6を用いた圧力式流量制御部1aそのものは、特許第3291161号等として周知の技術であり、オリフィスを臨界膨張条件下で流通する流体の流量を圧力検出センサ5で検出した圧力を基にして圧力式流量演算制御部7aで演算し、入力端子7aより入力した設定流量信号と前記演算した流量信号との差に比例する制御信号Pdを、コントロール弁3の弁駆動部3aへ出力する。
尚、圧力式質量流量制御部1aやその流量演算制御部7aの構成は、公知であるためここではその詳細な説明は省略する。
また、この圧力式流量制御部1aには、公知の零点調整機構や流量異常検出機構、ガス種変換機構(CF値変換機構)等の各種付属機構が設けられていることは勿論である。
更に、図5及び図6に於いて11はプロセスガス入口、11a・11nは分流ガス出口、8は器械本体内のガス供給主管である。
前記ガス分流供給装置1を構成する熱式流量制御部1bは、熱式流量センサ2と熱式流量演算制御部7bとから構成されており、熱式流量演算制御部7bには入力端子7b及び出力端子7bが夫々設けられている。そして、入力端子7bからは流量設定信号が入力され、出力端子7bからは熱式流量センサ2により検出した流量信号(実流量信号)が出力される。
尚、熱式流量制御部1bそのものは公知であるため、ここではその詳細な説明は省略する。 また、本実施例では、熱式流量演算制御部1bとして株式会社フジキン製のFCS−T1000シリーズに搭載されているものを使用している。
また、図6には表示されていないが、熱式流量演算制御部7bと圧力式流量演算制御部7aとの間では、前記実流量信号や演算流量信号の入・出力が適宜に行われ、両者の異同やその差の大きさを監視したり、或いは両者の差が一定値を越えた場合に警告を発したりすることができることは勿論である。
図7は、本発明に係るガス分流供給装置1の第3実施例を示すものであり、コントロール弁3と熱式流量センサ2との取付位置を前記実施例1のガス分流供給装置の場合と逆にしたものである。
また、図6及び図7には図示されていないが、オリフィス6の下流側に圧力センサを別に設け、オリフィス6を流通する流体が臨界膨張条件下にあるか否かを監視して警報を発信したり、流量制御を圧力式流量制御部1aから熱式流量制御部1bによる制御に自動切換えしたりする構成とすることも可能である。
更に、各分流管路開閉弁10a・10nは演算制御部7からの信号により適宜に開閉駆動されることは勿論である。
前記図3及び図4の実施形態に於いては、熱式流量センサ2とコントロール弁3の位置を夫々入れ替えしているが、プロセスガス15の供給源側の圧力変動等の影響を少なくしてより高精度な流量制御を行うには、熱式流量センサ2をコントロール弁3の下流側に配設する構成(図3及び図5)とした方が望ましいことが、試験により確認されている。
また、図1〜図7の実施形態及び実施例に於いては、温度センサ4及び圧力センサ5の取付位置(検出位置)を夫々変化させているが、温度センサ4や圧力センサ5の取付位置による流量制御精度等の変動は殆ど無いため、温度センサ4の取付位置は、コントロール弁3又は熱式流量センサ2の下流側であればガス供給主管8の何れの箇所であってもよいことが、試験により確認されている。
更に、前記図5乃至図7においては、コントロール弁3、温度センサ4、圧力センサ5、オリフィス6、熱式流量センサ2、ガス供給主管8、分岐管路9a・9n、分岐管路開閉弁10a、10n、プロセスガス入口11、分流ガス出口11a、11n等は個々に独立した状態で表示されているが、現実には一つボディ本体(図示省略)に、圧力式流量制御部1a及び熱式流量制御部1bを形成する上記各部材が夫々一体的に形成並びに組付け固定されている。
次に、本願発明に係るガス分流供給装置の作動について説明する。図3乃至図7を参照して、先ずパージガス16によるガス分流供給装置1内部のパージ処理が行われ、これが終わると、開閉弁15a、16aを閉、分岐管路開閉弁10a、10nを開にして各チャンバCHa、CHnに接続している真空ポンプ等(図示無し)でCHa、CHn内の減圧を行う。また、演算制御部7の圧力式流量演算制御部7aの入力端子7aより設定流量信号を入力すると共に、熱式流量演算制御部7bの入力端子7bへも所定の設定流量信号を入力する。
その後、プロセスガス供給側の開閉弁15aを開にすると共に圧力式流量演算制御部7aを作動させることにより、コントロール弁3が開放され、ガス供給主管8、分流管路開閉弁10a、10n、オリフィス6a、6nを通して設定流量信号に対応する全流量Q=Qa+Qnの分流ガスが、分流ガス出口11a、11nから各プロセスチャンバCHa、CHnへ供給される。
尚、オリフィス6の口径は、オリフィス1次側圧力Pと所要流量Q=Qa、Qnに基づいて予め決められており、オリフィス1次側圧力Pをコントロール弁3の開度調整により制御することにより、全流量Q=Qa+Qnが設定流量に流量制御される。
また、本発明に係るガス分流供給装置1は、主として複数の同じプロセスを行うプロセスチャンバCHa、CHnへプロセスガスを供給する場合に用いられる。そのため、前記分流管路開閉弁10a、10nの口径は通常同一の口径に選定されている。また、各分流管路開閉弁10a、10nのタイムチャートTMに於ける弁開放時間は、必要とするプロセスチャンバCHa、CHnへのガス分流供給量に応じて、適宜に設定される。
前記オリフィス6の一次側圧力Pと二次側圧力Pとの間に臨界膨張条件が成立している場合には、圧力式流量制御部1aにより流量制御が行われる。また、熱式流量制御部1bの方は、必要な場合に作動され、ガス供給主管8内を流通するプロセスガスQの実流量のチェックや表示等が行われる。
一方、プロセスチャンバCHa、CHn側の圧力条件等により、オリフィス6を流通するプロセスガス流が前記臨界膨張条件外の状態(P/P≦2)となった場合には、圧力式流量制御部1aによる流量制御から熱式流量制御部1bによる流量制御に自動的に切り換わり、圧力式流量演算制御部7aに代って熱式流量演算制御部7bが作動することによりプロセスガス流量の制御が行われる。
その結果、オリフィス6を流通するプロセスガス流が臨界膨張条件外の状態となっても、前記P/Pの圧力条件に関係なしに高精度な流量制御を行うことが出来る。
また、上記各実施例等に於いては、複数の各分流管路9a、9nの全部にプロセスガス流を供給するものとして説明をしたが、必要な分流管路のみへガスを供給することも勿論可能である。
更に、上記各実施例等に於いては、圧力式流量制御部1aと熱式流量制御部1bの両方を設ける構成としているが、熱式流量制御部1bの方を削除して圧力式流量制御部1aのみを備えたガス分流供給装置とすることは勿論可能であり、この場合には、ガス分流供給装置の一層の小型コンパクト化が可能となる。
本発明は半導体製造装置のガス分流供給設備としてのみならず、化学品製造装置等のガス分流供給設備にも広く適用できるものである。
TM 各分岐管路開閉弁の作動のタイミングチャート
CHa,CHn プロセスチャンバ
Q 全プロセスガス流量
Qa,Qn 分流ガス
オリフィス上流側圧力
オリフィス下流側圧力
Oda、Odn 各分岐管路開閉弁の開閉制御信号
1 半導体製造装置のガス分流供給装置
1a 圧力式流量制御部
1b 熱式流量制御部
2 熱式流量センサ
3 コントロール弁
3a ピエゾ型弁駆動部
4 温度センサ
5 圧力センサ
6 オリフィス
7 演算制御部
7a 圧力式流量演算制御部
7b 熱式流量演算制御部
8 ガス供給主管
9a,9n 分岐管路
10a,10n 分岐管路開閉弁
11 プロセスガス入口
11a,11n 分流ガス出口
12 パージガス入口
13 入出力信号端子
14a,14n 開閉弁
15 プロセスガス
15a 開閉弁
16 パージガス
16a 開閉弁
17 入・出力信号

Claims (9)

  1. プロセスガス入口(11)に接続した圧力式流量制御部(1a)を形成するコントロール弁(3)と,コントロール弁(3)の下流側に連通するガス供給主管(8)と,コントロール弁(3)の下流側のガス供給主管(8)に設けたオリフィス(6)と,ガス供給主管(8)の下流側に並列状に接続した複数の分岐管路(9a)、(9n)と,各分岐管路(9a)、(9n)に介設した分岐管路開閉弁(10a)、(10n)と,前記コントロール弁(3)とオリフィス(6)の間のプロセスガス通路に設けた圧力センサ(5)と,前記各分岐管路(9a)、(9n)の出口側に設けた分流ガス出口(11a)、(11n)と,前記圧力センサ(5)からの圧力信号が入力され、前記オリフィス(6)を流通するプロセスガスの総流量(Q)を演算して、この演算流量値と設定流量値との差が減少する方向に前記コントロール弁(3)を開閉作動させる制御信号(Pd)を弁駆動部(3a)へ出力すると共に、前記分岐管路開閉弁(10a)、(10n)へ各分岐管路開閉弁(10a)、(10n)を夫々一定時間だけ順次開放した後これを閉鎖する開閉制御信号(Oda)、(Odn)を出力する演算制御部(7)とを具備し、前記圧力式流量制御部(1a)によりオリフィス(6)を流通するプロセスガスの流量制御を行うと共に、前記分岐管路開閉弁(10a)、(10n)の開閉によりプロセスガスを分流供給する構成としたことを特徴とする半導体製造装置のガス分流供給装置。
  2. プロセスガス入口(11)に接続した圧力式流量制御部(1a)を構成するコントロール弁(3)と,コントロール弁(3)の下流側に接続した熱式質量制御部(1b)を構成する熱式流量センサ(2)と,熱式流量センサ(2)の下流側に連通するガス供給主管(8)と,ガス供給主管(8)の下流側に並列状に接続した複数の分岐管路(9a)、(9n)と,各分岐管路(9a)、(9n)に介設した分岐管路開閉弁(10a)、(10n)と,前記コントロール弁(3)の下流側のガス供給主管(8)に設けたオリフィス(6)と,前記コントロール弁(3)とオリフィス(6)の間のプロセスガス通路近傍に設けた温度センサ(4)と,前記コントロール弁(3)とオリフィス(6)の間のプロセスガス通路に設けた圧力センサ(5)と,前記分岐管路(9a)、(9n)の出口側に設けた分流ガス出口(11a)、(11n)と,前記圧力センサ(5)からの圧力信号及び温度センサ(4)からの温度信号が入力され、前記オリフィス(6)を流通するプロセスガスの総流量(Q)を演算すると共に、演算した流量値と設定流量値との差が減少する方向に前記コントロール弁(3)を開閉作動させる制御信号(Pd)を弁駆動部(3a)へ出力すると共に前記分岐管路開閉弁(10a)、(10n)へ各分岐管路開閉弁(10a)、(10n)を夫々一定時間だけ順次開放した後これを閉鎖する開閉制御信号(Oda)、(Odn)を出力する圧力式流量演算制御部(7a)及び前記熱式流量センサ(2)からの流量信号(2c)が入力され当該流量信号(2c)からガス供給主管(8)を流通するプロセスガスの総流量(Q)を演算表示する熱式流量演算制御部(7b)とからなる演算制御部(7)と,を具備し、前記オリフィス(6)を流通するプロセスガス流が臨界膨張条件を満たすガス流のときは前記圧力式流量制御部(1a)によりプロセスガスの流量制御を、また、プロセスガス流が臨界膨張条件を満たさないガス流のときは前記熱式質量流量制御部(1b)によりプロセスガスの流量制御を行うと共に、前記分岐管路開閉弁(10a)、(10n)の開閉によりプロセスガスを分流供給する構成としたことを特徴とする半導体製造装置のガス分流供給装置。
  3. 複数の前記分岐管路開閉弁(10a)、(10n)の開放時間を同一とし、各分岐管路(9a)、(9n)に同流量のプロセスガス(Qa)、(Qn)を供給するようにした請求項1又は請求項2に記載の半導体製造装置のガス分流供給装置。
  4. 複数の分岐管路(9a)、(9n)の内の任意の分岐管路のみへプロセスガスを流通させるようにした請求項1又は請求項2に記載の半導体製造装置のガス分流供給装置。
  5. コントロール弁(3),オリフィス(6),圧力センサ(5),温度センサ(4),分岐管路(9a)、(9n),分岐管開閉弁(10a)、(10n),ガス供給主管(8)を一つのボディ体に一体的に組み付け形成するようにした請求項1に記載の半導体製造装置のガス分流供給装置。
  6. コントロール弁(3),熱式流量センサ(2),オリフィス(6),圧力センサ(5),温度センサ(4),ガス供給主管(8),分岐管路(9a)、(9b),分岐管路開閉弁(10a)、(10n)を一つのボディ体に一体的に組み付け形成するようにした請求項2に記載の半導体製造装置のガス分流供給装置。
  7. 圧力式流量制御部(1a)によりプロセスガスの流量制御を行うと共に、熱式流量制御部(1b)によりプロセスガスの実流量を表示する構成とした請求項2に記載の半導体製造装置のガス分流供給装置。
  8. 圧力センサ(5)を、コントロール弁(3)の出口側と熱式流量センサ(2)の入口側の間に設けるようにした請求項2に記載の半導体製造装置のガス分流供給装置。
  9. 圧力式流量演算制御部(7a)で演算した流体流量と熱式質量演算制御部(7b)で演算した流体流量間の差が設定値を越えると警報表示を行う演算制御部(7)とした請求項2に記載の半導体製造装置のガス分流供給装置。
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