JP4814706B2 - 流量比可変型流体供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造装置等に使用されるものであり、流量制御装置から供給される設定流量のガスを、所望の流量比でチャンバへ分流供給する流量比可変型流体供給装置に関するものである。
近年、半導体製造に用いるシリコンウエハは大径化される傾向にあり、そのため半導体製造装置に於いても、チャンバへの処理用ガスの供給を複数の供給ラインを用いて行うと共に、各供給ライン間のガス流量比を比較的細かく制御することが要求されている。
図7は、従前の半導体製造装置における複数の供給ラインを用いたチャンバへのガス供給システムの一例を示すものであり、各ガス供給ラインGL1、GL2に流量制御装置FCS1、FCS2を各別に設け、これによって各供給ラインGL1、GL2の流量比γ=Q1/Q2を調整するようにしたものである。尚、図7において、Sはガス供給源、Gは処理ガス、Cはチャンバ、Dはガス放出器、Hはウエハ、Iはウエハ保持台である。
しかし、この図7の装置では、2基の流量制御装置FCS1、FCS2を必要とするため、半導体製造装置の大型化や設備費及びメンテナンス費の高騰を招くことになり、設備の小型化及び低コスト化の要求に対応できないと云う問題がある。
また、図8は、前記図7の欠点を改良するものとして本願発明者等が先に開発をしたガス供給設備を示すものであり、流量制御装置FCSにより設定流量Qに制御されたガス流Gを、分流量制御装置FRCにより制御される圧力式分流量制御器FV1、FV2を設けた供給ラインGL1、GL2を通して所望の流量比γ=Q1/Q2でもって、チャンバーCへ供給するようにしたものである。
即ち、図8のガス供給装置は、所定の口径φ1、φ2のオリフィス孔OL1、OL2を備えたガス放出器DをチャンバC内に設けると共に、分流量制御器FV1、FV2によってその下流側ガス圧力P3′、P3″を調整することにより、ガス放出器Dのオリフィス孔OL1、OL2を通してQ1=K13′及びQ2=K23″(但し、K1及びK2はオリフィス孔OL1、OL2の断面積等によって決まる定数)で表される所望の分流量Q1、Q2でもって、総量Q=Q1+Q2のガスをチャンバC内へ供給するようにしたものである(特開2004−5308)。
しかし、当該図8のガス供給装置では、チャンバC内に所定の口径φ1、φ2のオリフィス孔OL1、OL2を有するガス放出器Dを設ける構成としているため、ガス放出器Dの形態等が大幅に制約されると云う問題がある。
また、前記図7のガス供給装置のように2基の流量制御装置FCS1、FCS2を各別に設けていないため、前記図7の装置に比較して設備費等が削減できるものの、2基の分流量制御器FV1、FV2や分流量制御装置FRCを必要とするため、設備費の大幅な削減及び分流ガス供給装置の大幅な小型化を図れないうえ、流量比Q1/Q2の制御そのものが複雑になり過ぎると云う問題がある。
更に、図9は、上記図8(特開2004−5308号)の欠点を改良するものとして、本願発明者等が先に開発したものであり、構造の簡単な開閉弁V1、V2と1台の圧力式分流量制御器FVと流量比制御装置CTとを用い、流量の大きい方の供給ラインの開閉弁を全開にすると共に、圧力式分流量制御器FVの開度調整を行うことにより、大流量側の供給ラインから小流量側の供給ラインへのガス流量を調整して両分岐供給ラインGL1、GL2の圧力調整を行い、所望の分流比γ=Q1/Q2でもって総流量Q=Q1+Q2のガス流GをチャンバC内へ供給する構成としたものである(特開2005−11258号)。
しかし、図9のガス供給装置にあっても、分流供給装置の大幅な小型化及び設備費の大幅な削減が図れないだけでなく、ガス放出器Dの形態を自由に選択することができないと云う前記図8のガス供給装置(特開2004−5308号)と同じ問題が残されている。
一方、この種の分流ガス供給装置としては、図10に示すように、各分岐供給路GL1、GL2に音速ノズルSN1、SN2を設けると共に、音速ノズルSN1、SN2の上流側管路のガス圧P1を自動調圧器ACPで調整することにより、各分岐供給路GL1、GL2からのガス供給量Q1、Q2を調整するようにした流量制御システムが開発されている(特開2003−323217号等)。尚、図10に於いて、ACQは流量制御部、V1、V2は制御弁である。
しかし、図10の分流ガス供給装置は、自動調圧装置ACPによる一次側圧力P1を調整することにより、各音速ノズルSN1、SN2(又はオリフィス)を通して流通する各ガス流量Q1、Q2を同時に制御させることを目的とするものであり、各分岐管路GL1、GL2の流量比γ=Q1/Q2を任意に調整することは発明の直接の目的となっていない。
特開2004−5308号 特開2005−11258号 特開2003−323217号
本願発明は、従前のチャンバへのガス分流供給装置における上述の如き問題、即ち、自動調圧装置や開閉制御弁及びこれ等の制御部を必要とし、ガス分流供給装置の大幅な小型化及び低コストが図れないうえ、分流比の制御精度も低いと云う問題を解決せんとするものであり、構造の極く単純な開閉弁とオリフィスのみを用いて所定流量Qのガスを所望の分流比で分流供給することを可能とした小型で且つ安価な流量比可変型流体供給装置を提供することを発明の主目的とするものである。
本願発明者等は、オリフィスを用いた各種の流量制御装置の開発を通して、臨界膨張条件下においては、オリフィスの所謂補正係数の管理を高精度で行うことにより、極めて簡単な構成の流量比可変型流体供給装置の形成が可能なことを着想した。
本願発明は、本願発明者等の前記着想に基づいて創作されたものであり、請求項1の発明は、 流量制御装置6から供給された流量Qのガスを複数の分流管路11〜1nへ所定の流量Q1〜Qnでもって分流させ、各分流管路11〜1nから流量Qのガスをチャンバ7内へ供給するようにした流量比可変型流体供給装置に於いて、前記分流管路11〜1nの中の一つまたは複数の分流管路に適宜の開口面積S・・のオリフィス3・・を介設し、また、前記残余の各分流管路を複数の分岐管路2a〜2nを並列状に連結した管路として、前記各分岐管路2a〜2nに夫々適宜の開口面積S2・・のオリフィス4・・を介設すると共に、前記分岐回路の全部又は一部に開閉バルブVb〜Vnを介設し、当該開閉バルブVb〜Vnの開又は閉により残余の各分流管路の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2o・・を調整することにより、前記分流回路の各オリフィス3の開口面積S・・及び分岐管路を設けた各分流回路の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2o・・の比に等しい流量比Q1/Q2/Q3/・・/Qnでもって、各分流管路11〜1nへ流量Qのガス流を分流させる構成としたことを発明の基本構成とするものである。
請求項2の発明は、流量制御装置6から供給された流量Qのガスを複数の分流管路11〜1nへ所定の流量Q1〜Q0でもって分流させ、各分流管路11〜1nから流量Qのガスをチャンバ7内へ供給するようにした流量比可変型流体供給装置に於いて、前記分流管路11〜分流管路1n-1に開口面積S1〜Sn-1のオリフィス31〜3n-1を介設し、また、前記残余の分流管路1nを複数の分岐管路2a〜2nを並列状に連結した管路として、前記各分岐管路2a〜2nに夫々開口面積S2a〜S2nのオリフィス4a〜4nを介設すると共に、前記分岐回路の全部又は一部に開閉バルブVb〜Vnを介設し、当該開閉バルブVb〜Vnの開又は閉により当該分流管路1nの流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oを調整することにより、前記各分流回路11〜1nの各オリフィス31〜3n-1の開口面積及び分流回路1nの流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oの比に等しい流量比Q1/Q2/Q3/・・Qn-1/Q0でもって、各分流管路11〜1nへ流量Qのガス流を分流させる構成としたことを発明の基本構成とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、オリフィス3を、開口面積S11が一定のオリフィス3aと、開口面積S12が調整可能なオリフィス3bとを並列に接続した構成のオリフィス3とするようにしたものである。
請求項4の発明は、流量制御装置6から供給された流量Qのガスを第1分流管路1及び第2分流管路2へ所定の流量Q1、Q0でもって分流させ、両分流管路1、2から流量Qのガスをチャンバ7内へ供給するようにした流量比可変型流体供給装置に於いて、前記第1分流管路1に開口面積S1の第1オリフィス3を介設し、また、前記第2分流管路2を複数の分岐管路2a〜2nを並列状に連結した管路として、前記各分岐管路2a〜2nに夫々開口面積S2a〜S2nのオリフィス4a〜4n介設すると共に、前記分岐回路の全部又は一部に開閉バルブVb〜Vnを介設し、当該開閉バルブVb〜Vnの開又は閉により第2分流管路2の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oを調整することにより、前記第1分流回路1の第1オリフィス3と前記第2分流路2の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oとの比に等しい流量比Q1/Q0でもって、各分流管路1、2へ流量Qのガス流を分流させるようにしたことを発明の基本構成とするものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、開口面積S1の第1オリフィス3を、開口面積S11が一定のオリフィス3aと、開口面積S12が調整可能なオリフィス3bとを並列に接続した構成の第1オリフィス3とするようにしたものである。
請求項6の発明は、請求項4の発明において、第2分流管路2を複数の分岐管路2a〜2nから形成すると共に、その内の一つの分岐管路2aのオリフィス4aの開口面積S2aを前記第1分流回路1の第1オリフィス3の開口面積S1と同一にすると共に、当該分岐回路2aを開閉弁を介設せずに第2分岐管路2へ連結するようにしたものである。
請求項7の発明は、請求項4の発明において、第2分流管路2を4ケの分岐管路2a〜2dから形成すると共に、分岐管路2aのオリフィス4aの開口面積S2aを第1分岐管路の第1オリフィス3の開口面積S1と同一に、また、他の残りの分岐管路2b〜2dのオリフィス4b〜4dの開口面積S2b〜S4dを前記第1分岐管路の第1オリフィス3の開口面積S1の夫々5%、10%及び20%とすると共に、残りの分岐管路2b〜2dに夫々開閉弁Vb〜Vdを介設するようにしたものである。
請求項8の発明は、請求項4の発明において、開閉弁Vd〜Vnを、分岐管路2d〜2nを全開又は全閉する機能のみを備えた開閉弁とするようにしたものである。
請求項9の発明は、請求項4の発明において、各オリフィス3、4a〜4nのオリフィス開口面積を、その補正係数をオリフィスの形状及びオリフィス上流側圧力条件により適切な値に選定して設定するようにしたものである。
請求項10の発明は、請求項9の発明において、各オリフィス3、4a〜4nの口径φの加工形状により、補正係数を0.6若しくは補正係数を0.7とするようにしたものである。
請求項11の発明は、請求項4の発明に於いて、第1オリフィス3及び第2オリフィス4a〜4nとして、メタルダイヤフラム弁のダイヤフラム弁体と弁座との間隙を利用するようにしたものである。
請求項12の発明は、請求項1、請求項2又は請求項4の発明に於いて、オリフィス3及びオリフィス4又は第1オリフィス3及び第2オリフィス4a〜4nの何れかを、異なる二つのオリフィス孔OL1,OL2を備えた2段階切削型のオリフィスとすると共に、小径のオリフィス孔から大径のオリフィス孔へ向けてガス流を流通させるようにしたものである。
本発明においては、所定の口径φを有するオリフィスと、管路の通路を単に全開又は全閉にするだけの極く構造の簡単な開閉弁Vb〜Vnのみから流量比可変型流体供給装置を構成しているため、流体供給装置の構造を簡素化することができ、その大幅な小型化及び低コスト化が可能となる。
また、本発明においては、開閉弁Vb〜Vnを適宜に切換することにより、分流比γを複数段に容易に変更することができるうえ、オリフィスそのものを変換することにより、分流比γを複数段に容易に変更することができるうえ、オリフィスそのものを変換することにより、分流比γの大幅な変更にも容易に対応することができる。
更に、本発明では、オリフィス口径の決定に際してその補正係数を厳格に管理し、加工形状により口径φ=0.3以上のオリフィス孔に対しては補正係数を0.7とすると共に口径φ=0.3未満のオリフィス孔に対しては補正係数を0.6とするようにしている。その結果、本発明に係る流量比可変型流体供給装置では、分流流量Q1、Q02の誤差を1%S.P.%以下とすることが出来る。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る流量比可変型流体供給装置Aの構成を示す図であり、図1においてAは流量比可変型流体供給装置、Q、Q1、Q2、Q3〜Q5、Qoは流量、1は第1分流管路、2は第2分流管路、2a、2b、2c、2dは分岐管路、3は第1オリフィス、4aは第2オリフィス、4bは第3オリフィス、4cは第4オリフィス、4dは第5オリフィス、S1、S2a〜S2dは各オリフィスの断面積、Vb、Vc、Vdは開閉弁、5はガス供給源、6は流量制御装置、7はプロセスチャンバである。
前記流体供給源5は所謂半導体製造用の各種ガスの供給源であり、本実施形態ではN2ガスの供給源が設けられている。
また、流量制御装置6はプロセスチャンバ7へ供給するガス流量Qを一定流量に調整しており、本実施形態においては圧力式流量制御装置FCSによりQ=1SLMのN2ガスが供給されている。
前記プロセスチャンバ7は、本実施形態にあっては内部圧が10Torrに調整されたチャンバ7が使用されており、その中央部へ第1分流管路1から所望流量Q1の、また、その端縁部へ第2分流管路2から流量Q0のN2ガス流が夫々供給されている。
前記ガス供給源5から供給されたガスGは、流量制御装置6において、例えばQ=1SLMに調整されたあと、第1分流管路1及び第2分流管路2を通してプロセスチャンバ7内へ供給される。
また、各分流管路1、2を通るガス流量の分流比γ=Q1/Q0は、開閉弁Vb〜Vdを適宜に開閉切換(全開又は全閉)することにより、予め定めた分流比γ=Q1/Q0に切換調整される。
尚、本実施形態においては、前述の通り流量制御装置6からQ=1SLMのN2ガスが定量供給されている。
本実施形態では、以下に述べるように、前記分流比γ=Q1/Q0を、開閉弁Vc〜Vdの切換操作により1/1〜1/1.35までのあいだ5%刻みで、計8段階(即ち、1/1、1/1.05、1/1.1、1/1.15、1/1.20、1/1.25、1/1.30、1/1.35)に調整できるようにしている。
図1を参照して、各オリフィス3、4a〜4dのオリフィス孔を流通するガス流量は、各オリフィス3、4a〜4dの上流側圧力P1と下流側圧力P21又はP22との間に所謂臨界膨張条件が保持されている場合には、各オリフィス3、4a〜4dの断面積に比例する。即ち、臨界膨張条件下においては、各オリフィスを通るガス流量の流量比はオリフィス孔の断面積比で決まることになる。
而して、いま図1において、各オリフィス3、4a〜4dのオリフィス孔の断面積をS1、S2a、S2b、S2c、S2d、第1分流管路1の流量Q1、第2分流管路の流量Q0、総供給流量Qとすると、分流比γ=Q1/Q0は下記の(1)式で表される。
γ=Q1/Q0=S1/(S2a+(S2b+S2c+S2d))・・(1)
また、分流比γは、前述の通りγ=1/1〜1/3.5(5%毎に8段階切換)とするのであるから、下記の(2)及び(3)式の成立が必要となる。
1/S2a=1/1・・・・・・・(2)
2a/S2b/S2c/S2c=100/20/10/5・・・・(3)
次に、必要とする各オリフィスS1、S2a〜S2dの断面積の緩和と、各オリフィス断面積S1、S2a〜S2dの演算について説明する。
今、チャンバ7の内圧を10Torrとすると、バルブVb〜Vd等の圧損を考慮して、オリフィス下流側圧力P21、P22は最大で20Torr位となる。
また、臨界膨張条件を成立させるためには、Vb〜Vdを全開としたときのオリフィス上流側圧力P1は40Torr(P1/P2=2以上)となるように、全オリフィスの開口断面積Sを決める必要がある。
本願発明においては、各オリフィスS1、S2b〜S2dの断面積の緩和Sを下記の(4)及び(5)式に示したオリフィスCv値の演算式より算出する。
Cv=α×S/17・・・・(4)
Cv=Qg/(2019×P1)×(Gg(273+t))1/2・・・・・(5)
但し、(4)及び(5)式において、αは補正係数(0.8)、Sは全オリフィスの総開口断面積(mm2)、Qgは流量(m3/h=0.06)P1はオリフィス上流側圧力(MPa abs=0.0053)、Ggはガス流体比重(0.97)、tは流体温度(℃=21)であり、本実施形態ではガス総流量Q=1SLM、オリフィス上流側圧力P1=40Torr、ガス種N2、ガス温度21℃として各演算を行っている。
即ち、前記(4)及び(5)式から各オリフィスS1、S2a〜S2dの開口断面積の総和Sは、S=2.01mm2となり、また、前記(1)〜(3)式より、各オリフィスS1、S2a〜S2dの開口断面積は、S1=S2a=0.855mm2、S2b=0.171mm2、S2c=0.086mm2、S2d=0.043mm2となる。
例えば、今、図1において、開閉弁Vb〜Vdを全開にすれば、流量比γ=Q1/Q0=S1/(S2a+S2d+S2c+S2d)=1/1.35となる。
また、開閉弁Vb〜Vdを全閉にすれば、流量比γ=Q1/Q0=S1/S2a=1/1となる。
更に、開閉弁Vbを開、Vc及びVdを閉にすれば、流量比γ=Q1/Q0=S1/(S2a+S2b)=1/1.2となり、開閉弁Vb〜Vdの切換により流量比γ=Q1/Q0は、1/1〜1/1.35の間で、0.5刻みの8段階に切換調整されることになる。
尚、図1の実施形態に於いては、第1分流管路1と第2分流管路との二つの分流管路を用いてチャンバー7へガス流を供給するようにしているが、分流管路を3以上の分流管路とすると共に、その中の何れか一つ管路又は複数の管路を、複数の分岐管路を備えた管路としても良いことは勿論である。
断面積の小さなオリフィスOFの流量特性及び補正係数は、現実には実測値を用いる必要がある。そのため、図2及び図3の如き形態の2種類のオリフィスOFについて、図4の流量特性試験装置を用いて補正係数等の測定を行った。
即ち、今回の実施例では、内径0.3mm以上のオリフィスOFの場合は、図2の如く1段切削によりオリフィス孔OLが形成されており、また、内径が0.3mmφ未満のオリフィスOFの場合は、図3の如くオリフィス孔OLがOL1及びOL2の2段切削により形成されている。1段切削とするか2段切削とするかは、オリフィスの厚さや加工機械の精度等によって適宜に判断される。
また、各オリフィスOFは所謂ガスケットタイプに形成されており、管路に挿入したオリフィスホルダ(図示省略)内に、各オリフィスOFが交換自在に気密状に挿入固定されている。
尚、本実施例では、孔径φが0.3mmφ、0.4mmφ、0.9mmφのオリフィスOFとして図2に示した構成のオリフィスを、また、孔径φが0.2mmφのオリフィスOFとして、図3に示した構成のオリフィスを使用している。
各オリフィスOFの流量特性や補正係数は、図4の如き試験装置を用いて実測した。
即ち、図4において、8a、8bはN2供給源、9はモルブロック、10a、10bは圧力調整装置、OFはオリフィス、11は真空計(100Torrバラトロン)、12は開閉制御弁、13は真空ポンプである。
また、モルブロック9の測定精度は±0.2%rdg.、圧力調整装置10a、10bの測定精度は±0.2%F.S.(1〜40%)及び±0.5%S.P.(40〜100%)である。
測定は、オリフィスOFの上流側圧力P1を圧力調整器10aにより調整し、オリフィス流通ガス量をモルブロック9により測定した。また、下流側圧力P2による依存性を確認するため、下流側圧力調整器10bによりオリフィスOFの下流側圧力を調整した。
図5の(a)及び(b)は本実施例におけるオリフィスOFの流量特性を示すものであり、また図5の(c)は、図5の(a)及び(b)のデータから補正係数αを演算したものである。
上記実施例1の試験結果から、本発明においては下記の表1に示す如く、オリフィス上流側圧力P1を64Torrとして、図1の第1分流管路1、各分岐管路2a、2b、2c、2dのオリフィス径及び補正係数を夫々選定する。
Figure 0004814706
また、図6は、前記図4の試験装置において、オリフィスOFの下流側圧力P2を20Torrとした場合のオリフィス上流側圧力P2と流量測定精度との関係を示すものである。
オリフィス下流側圧力P2が20Torrになると、図6からも明らかなように、オリフィス下流側圧力P2を真空状態とした場合の測定精度と同じように、その測定値誤差(rdg.エラ-)を1%以内とするためには、オリフィス上流側圧力P1を64Torr以上に保持する必要があることが判る。
表2は、上記実施例から得られた測定結果をまとめたものであり、オリフィス上流側圧力P1=64Torr、ガス供給流量Q=1SLM、ガス温度21℃、ガス係数(ガス比重)0.97(N2)、補正係数1とした場合には、必要なオリフィス総開口断面積は1.018mm2となる。
また、オリフィスの面積比を図1の場合と同一(S1/S2a/S2b/S2c/S2d=100/100/20/10/5)としたときには、各オリフィス3、4a〜4dと、流量比γと、オリフィス孔断面積(補正係数0.6及び0.7)と、演算オリフィス口径φ(mm)(補正係数0.6及び0.7)と、現実の選定オリフィス口径φ(mm)とは、表2のようになる。
Figure 0004814706
尚、現実のオリフィス口径φは0.05mm刻みに製作されているため、オリフィス径0.25mmφ以下は、補正係数を0.6及びオリフィス径0.30mm以上は補正係数を0.7に、夫々選定するのが望ましい。
また、前記実施形態及び実施例においては、分流管路を第1分流管路1と第2分流管路2との2系統のみとしているが、分流管路が2系統以上の複数系統であってもよいことは勿論である。
尚、分流管路を複数とした場合には、その内の1又は2以上の分流管路を、開口面積Sが一定のオリフィス3を備えた分流管路とすると共に、残余の分流管路を、分岐管路2a〜2dを備えた分流管路とするようにしても良い。
更に、前記実施形態及び実施例においては、流量比を1/1.35として、その間を0.5刻みで8段階に分流比の選定が可能なようにしているが、分流比の範囲及びその分流比の切換の大きさは、任意に設定できることは勿論である。
加えて、本実施形態及び実施例においては、オリフィスを用いることを基本としているが、オリフィスに替えて所謂臨界ノズルを用いたり、或いはメタルタッチ型ダイヤフラムバルブの弁体と弁座の間隙をオリフィスの代替として用いることも可能である。
前記図1に示した実施形態では、開口面積S1が一定の第1オリフィス3を1個のオリフィスで持って形成しているが、開口面積S11が一定のオリフィス3aと開口面積S12が調整可能なオリフィス(例えば、メタルタッチ型ダイヤフラムバルブ等)3bとを並列に接続し、開口面積S1(S1=S11+S12)が一定の第1オリフィス3を形成するようにしても良い。
このように、2個のオリフィス中の1個のオリフィスの開口面積S12を調整自在とすることにより、第1オリフィス3の開口面積S1の大きさを一定範囲に亘って調節した後これを固定することができ、便宜である。
本発明は、半導体製造装置用のチャンバへの流量比可変型流体供給装置としてのみならず、各種ガス供給設備の流量比可変型流体供給装置として利用することも可能である。
本発明の流量比可変型流体供給装置の構成を示す図である。 1段切削型オリフィスの断面図である。 2段切削型オリフィスの断面図である。 オリフィス流量特性試験の試験装置の構成図である。 φ=0.55mmとφ=0.1mmの各オリフィス流量特性と、オリフィス補正係数の演算値を示すものである。 オリフィスOFの下流側圧力P2を20Torrとした場合のオリフィス上流側圧力P1と、流量測定誤差(rdgエラー)との関係を示すものである。 従前の複数ラインを用いたチャンバへのガス供給装置の説明図である。 従前の複数ラインを用いたチャンバへのガス供給装置の他の例を示す説明図である。 従前の複数ラインを用いたチャンバへのガス供給装置の更に他の例を示す説明図である。 従前の音速ノズルを用いた分流ガス供給装置の一例を示す説明図である。
符号の説明
Aは流量比可変型流体供給装置
Gはガス
Qは全流量
1は第1分流管路の流量
0は第2分流管路の流量
2〜Q5は分岐管路の流量
rは流量比(Q1/Qo
OFはオリフィス
OL、OL1、OL2はオリフィス孔
1は第1分流管路
2は第2分流管路
2a〜2dは分岐管路
3は第1オリフィス
4aは第2オリフィス
4bは第3オリフィス
4cは第4オリフィス
4dは第5オリフィス
Sは全オリフィス孔開口断面積
S1は第1オリフィスの開口面積
2a〜S2dは第2〜第5オリフィスの開口面積
20は第2分流管路2の流通可能なオリフィスの合計開口面積
φはオリフィス口径
Vb〜Vdは開閉弁
5はガス供給源
6は流量制御装置
7はプロセスチャンバ
8a・8bはN2供給源
9はモルブロック
10a・10bは圧力調整器
11は真空計
12は開閉制御弁
13は真空ポンプ

Claims (12)

  1. 流量制御装置6から供給された流量Qのガスを複数の分流管路11〜1nへ所定の流量Q1〜Qnでもって分流させ、各分流管路11〜1nから流量Qのガスをチャンバ7内へ供給するようにした流量比可変型流体供給装置に於いて、前記分流管路11〜1nの中の一つまたは複数の分流管路に適宜の開口面積S・・のオリフィス3・・を介設し、また、前記残余の各分流管路を複数の分岐管路2a〜2nを並列状に連結した管路として、前記各分岐管路2a〜2nに夫々適宜の開口面積S2・・のオリフィス4・・を介設すると共に、前記分岐回路の全部又は一部に開閉バルブVb〜Vnを介設し、当該開閉バルブVb〜Vnの開又は閉により残余の各分流管路の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2o・・を調整することにより、前記各分流回路11〜1nの各オリフィス3の開口面積S・・及び分岐管路を設けた各分流回路の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2o・・の比に等しい流量比Q1/Q2/Q3/・・/Qnでもって、各分流管路11〜1nへ流量Qのガス流を分流させる構成としたことを特徴とする流量比可変型流体供給装置。
  2. 流量制御装置6から供給された流量Qのガスを複数の分流管路11〜1nへ所定の流量Q1〜Q0でもって分流させ、各分流管路11〜1nから流量Qのガスをチャンバ7内へ供給するようにした流量比可変型流体供給装置に於いて、前記分流管路11〜分流管路1n-1に開口面積S1〜Sn-1のオリフィス31〜3n-1を介設し、また、前記残余の分流管路1nを複数の分岐管路2a〜2nを並列状に連結した管路として、前記各分岐管路2a〜2nに夫々開口面積S2a〜S2nのオリフィス4a〜4nを介設すると共に、前記分岐回路の全部又は一部に開閉バルブVb〜Vnを介設し、当該開閉バルブVb〜Vnの開又は閉により当該分流管路1nの流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oを調整することにより、前記各分流回路11〜1nの各オリフィス31〜3n-1の開口面積及び分流回路1nの流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oの比に等しい流量比Q1/Q2/Q3/・・Qn-1/Q0でもって、各分流管路11〜1nへ流量Qのガス流を分流させる構成としたことを特徴とする流量比可変型流体供給装置
  3. オリフィス3を、開口面積S11が一定のオリフィス3aと、開口面積S12が調整可能なオリフィス3bとを並列に接続した構成のオリフィス3とするようにした請求項1又は請求項2に記載の流量比可変型流体供給装置。
  4. 流量制御装置6から供給された流量Qのガスを第1分流管路1及び第2分流管路2へ所定の流量Q1、Q0でもって分流させ、両分流管路1、2から流量Qのガスをチャンバ7内へ供給するようにした流量比可変型流体供給装置に於いて、前記第1分流管路1に開口面積S1の第1オリフィス3を介設し、また、前記第2分流管路2を複数の分岐管路2a〜2nを並列状に連結した管路として、前記各分岐管路2a〜2nに夫々開口面積S2a〜S2nのオリフィス4a〜4nを介設すると共に、前記分岐回路の全部又は一部に開閉バルブVb〜Vnを介設し、当該開閉バルブVb〜Vnの開又は閉により第2分流管路2の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oを調整することにより、前記第1分流回路1の第1オリフィス3と前記第2分流路2の流通可能なオリフィスの合計開口面積S2oとの比に等しい流量比Q1/Q0でもって、各分流管路1、2へ流量Qのガス流を分流させる構成としたことを特徴とする流量比可変型流体供給装置。
  5. 開口面積S1の第1オリフィス3を、開口面積S11が一定のオリフィス3aと、開口面積S12が調整可能なオリフィス3bとを並列に接続した構成のオリフィス3とするようにした請求項3に記載の流量比可変型流体供給装置。
  6. 第2分流管路2を複数の分岐管路2a〜2nから形成すると共に、その内の一つの分岐管路2aのオリフィス4aの開口面積S2aを前記第1分流回路1の第1オリフィス3の開口面積S1と同一にすると共に、当該分岐回路2aを開閉弁を介設せずに第2分岐管路2へ連結する構成とした請求項4に記載の流量比可変型流体供給装置。
  7. 第2分流管路2を4ケの分岐管路2a〜2dから形成すると共に、分岐管路2aのオリフィス4aの開口面積S2aを第1分岐管路の第1オリフィス3の開口面積S1と同一に、また、残りの分岐管路2b〜2dのオリフィス4b〜4dの開口面積S2b〜S4dを前記第1分岐管路の第1オリフィス3の開口面積S1の夫々5%、10%及び20%とすると共に、残りの分岐管路2b〜2dに夫々開閉弁Vb〜Vdを介設する構成とした請求項4に記載の流量比可変型流体供給装置。
  8. 開閉弁Vd〜Vnを、分岐管路2d〜2nを全開又は全閉する機能のみを備えた開閉弁とするようにした請求項4に記載の流量比可変型流体供給装置。
  9. 各オリフィス3、4a〜4nのオリフィス開口面積を、その補正係数をオリフィスの形状及びオリフィス上流側圧力条件により適切な値に選定して設定する構成とした請求項4に記載の流量比可変型流体供給装置。
  10. 各オリフィス3、4a〜4nの口径φの加工形状により、補正係数を0.6若しくは補正係数を0.7とするようにした請求項9に記載の流量比可変型流体供給装置。
  11. 第1オリフィス3及び第2オリフィス4a〜4nとして、メタルダイヤフラム弁のダイヤフラム弁体と弁座との間隙を利用する構成とした請求項4に記載の流量比可変型流体供給装置。
  12. 各オリフィス3、4、4a〜4nの何れかを異なる二つのオリフィス孔OL1,OL2を備えた2段階切削型のオリフィスとすると共に、小径のオリフィス孔から大径のオリフィス孔へ向けてガス流を流通させるようにした請求項1、請求項2又は請求項4に記載の流量比可変型流体供給装置。
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