JP5754665B2 - 皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物 - Google Patents
皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5754665B2 JP5754665B2 JP2010237345A JP2010237345A JP5754665B2 JP 5754665 B2 JP5754665 B2 JP 5754665B2 JP 2010237345 A JP2010237345 A JP 2010237345A JP 2010237345 A JP2010237345 A JP 2010237345A JP 5754665 B2 JP5754665 B2 JP 5754665B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- skin
- meth
- composition
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
組成物では、前記皮膜成形性を有する重合体の含有量を例えば1〜40質量%とし、前記揮発性溶媒の含有量を例えば60〜99質量%とすることができる。
また、前記皮膜成形性を有する重合体としては、例えば、シロキサンモノマーと(メタ)アクリル酸又はその誘導体とを重合したアクリルシリコーン系共重合体を使用することができる。
このアクリルシリコーン系共重合体は、例えば、下記化学式(A)により表される構造のシロキサンモノマーと(メタ)アクリル酸又はその誘導体との共重合体である。なお、下記化学式(1)におけるXはラジカル重合性基を、Yは2価の連結基を、mは10〜1,500の整数を表す。また、R1〜R6は、炭素数1〜10の炭化水素基であり、R7は炭素数1〜20の炭化水素基である。更に、「(メタ)アクリル酸」は、「アクリル酸及び/又はメタクリル酸」を意味する。
また、前記皮膜は、動摩擦係数が0.01〜0.5であってもよい。
先ず、本発明の第1の実施形態に係る皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物(以下、単に組成物という場合もある。)について説明する。本実施形態の組成物は、少なくとも、皮膜成形性を有する重合体と、この重合体を分散又は溶解可能な揮発性溶媒とを含有する液状組成物である。また、本実施形態の組成物は、皮膚に塗布すると、揮発性溶媒が揮発して、皮膚上に皮膜成形性を有する重合体からなる固体状の皮膜が形成される。
(1)皮膜成形性を有する重合体
本実施形態の組成物に配合される皮膜成形性を有する重合体は、特に限定されるものではなく、分散又は溶解可能な揮発性溶媒が存在し、固体状の被膜を形成することができる高分子化合物であればよい。この皮膜成形性を有する重合体は、1種類を単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
本実施形態の組成物に使用される皮膜形成性を有する疎水性高分子化合物としては、形成される皮膜と水との接触角が65°以上のものが好ましく、更に好ましくは85°以上のものである。形成される皮膜の接触角が65°以上となる疎水性高分子化合物の例としては、(メタ)アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、フッ素系樹脂、オレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、スチレン系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリアミド系樹脂及びこれらの共重合物若しくは混合物などが挙げられる。
アクリルシリコーン系共重合体は、皮膚への刺激を減少させるための皮膜の主成分として使用することができ、例えば、下記化学式(A)で表される構造のシロキサンモノマーと、(メタ)アクリル酸又はその誘導体とを共重合したものを使用することができる。ここで、「(メタ)アクリル酸」は、「アクリル酸及び/又はメタクリル酸」を意味する。また、同様に、「(メタ)アクリレート」は、「アクリレート及び/又はメタクリレート」を意味する。
本実施形態の組成物を構成する皮膜形成性の重合体は、前述した疎水性高分子化合物の他、親水性高分子化合物からなる重合体を用いてもよく、その場合は、非水溶性の親水性高分子化合物を用いることが好ましい。皮膜形成性の重合体として親水性高分子化合物を用いる場合は、1種を単独で使用しても、2種以上を併用してもよく、前述した疎水性化合物と併用してもよい。皮膜形成性の重合体に用いる親水性高分子化合物としては、天然系の親水性高分子化合物、合成系又は半合成系の親水性高分子化合物が挙げられる。
揮発性溶媒は、前述した皮膜形成性の重合体が溶解又は分散可能なものであればよく、例えばシリコーンオイル、低沸点の炭化水素化合物、アルコール、水などを使用することができる。皮膜形成性の重合体として、疎水性高分子化合物を用いる場合は、シリコーンオイル、アルコール、又はこれらの混合物が好ましい。皮膜形成性の重合体として、親水性高分子化合物を用いる場合は、水、アルコール、又はこれらの混合物が好ましい。
本実施形態の組成物は、皮膜形成性の重合体の含有量が1〜40質量%、揮発性溶媒の含有量が60〜99質量%であることが好ましく、皮膜形成性の重合体の含有量が2〜30質量%、揮発性溶媒の含有量が70〜98質量%であることがさらに好ましい。これにより、本実施形態の液状の組成物を塗布や噴霧により、皮膚に対して均一かつ簡便に適用することができる。
本実施形態の組成物は、前述したアクリルシリコーン系共重合体及び揮発性溶媒に加えて、保湿剤、凝集防止材、抗菌剤及び芳香剤などを含有していてもよい。これらの成分のうち、特に保湿剤を加えることが好ましい。
本実施形態の組成物の製造方法は、特に限定されないが、例えば、例えば、(i)揮発性溶媒に皮膜形成性の重合体及びその他必要な添加物を添加した後、混合して、皮膜形成性の重合体を揮発性溶媒に分散又は溶解させる方法、(ii)揮発性溶媒中で、皮膜形成性の重合体を重合させることにより、皮膜形成性の重合体を揮発性溶媒に分散又は溶解させる方法、などを適用することができる。
本実施形態の組成物は、帯状疱疹後神経痛、糖尿病性神経障害、脊髄障害性疼痛症候群、CRPSなどの疾患により、アロディニアや痛覚過敏の出現した皮膚又はその近傍に適用することにより、皮膜形成性の重合体からなる皮膜を形成することができる。その際、皮膚上に皮膜を形成する方法は、特に限定されないが、組成物を皮膚に噴霧又は塗布する方法によるのが、均一な膜厚を有する皮膜を簡便に迅速に形成する上で好ましい。具体的には、例えば、噴霧ガスを用いた又は用いない噴霧器により噴霧する方法、はけや綿棒により塗布する方法、紙又は不織布のような繊維状シートなどに組成物を含浸して塗布する方法などを採用することができる。
本実施形態の組成物から形成される固体状の皮膜は、薄く、皮膚への接着性、順応性が良好で、優れた感触を示す。具体的には、以下のような特性をもつ。
本実施形態の組成物により形成される皮膜は、耐水性があり、非水溶性で、水と接触して溶解、崩壊しないことが好ましい。具体的には、形成される皮膜は、水温が23℃、NaCl濃度が0.9質量%の食塩水中に3時間浸漬したとき、崩壊や溶解がなく、かつ、下記数式(1)により求められる吸水率が10%以下であることが好ましい。この吸水率が10%を超えると、使用中にべたつきを生じ、使用中に皮膜が汗などで溶解又は膨潤などして皮膜が維持できなくなり、さらに皮膚への違和感を生じることがある。
本実施形態の組成物により形成される皮膜は、水に対する接触角が85°以上であることが好ましく、水に対する接触角が90°以上であることが更に好ましい。このような水に対する接触角が85°以上を有する皮膜は、皮膜表面が優れた防水性、撥水性、又は耐水性を示し、外部からの刺激や汚染に対して持続的な皮膚保護効果、疼痛緩和効果を奏する。
本実施形態の組成物により形成される皮膜は、ASTM D1894に基づいて測定した動摩擦係数が0.01〜0.5であることが好ましく、0.01〜0.25であることが更に好ましい。なお、動摩擦係数の詳細な測定方法は、後述する実施例に示す。また、本明細書中で使用する「動摩擦力」なる用語は、「対象物の表面が他の対象物の表面を滑るときに生ずる抵抗力あるいは反対する力」を意味し、「動摩擦力 対 接触する二面に垂直に働く力(通常は重力)の比」である。従って、摩擦係数が高い程、2つの材料が互いの上を滑る抵抗力が大きくなる。
以上詳述したように、本実施形態の皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物は、皮膚に塗布すると、揮発性溶媒が揮発して、皮膚上に皮膜成形性を有する重合体からなる皮膜が形成されるため、皮膚を機械的に保護する作用があり、アロディニアや痛覚過敏が緩和される。また、皮膚に適用する前は液状であり、皮膚に塗布などした後に非液状(固体状)の皮膜となるため、皮膚との付着性に優れる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物(以下、単に組成物という場合もある。)について説明する。本実施形態の組成物は、皮膜形成性を有する水硬化性若しくは光硬化性の単量体又は重合体を含有する液状組成物である。そして、本実施形態の組成物を皮膚に塗布すると、大気中若しくは皮膚上の水分又は光によって硬化反応が生じ、皮膚上に皮膜が形成される。
本実施形態の皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物は、皮膚に塗布すると、大気中若しくは皮膚上の水分又は光によって硬化反応が生じ、皮膚上に皮膜が形成されるため、皮膚を機械的に保護する作用があり、アロディニアや痛覚過敏が緩和される。また、本実施形態の組成物は、皮膜形成性を有する水硬化性若しくは光硬化性の単量体又は重合体を含有しているため、皮膜に与える水分量や光量を調整することで、皮膜の硬化速度を調整(早く硬化させたり、又はゆっくり硬化させたり)することができる。
実施例の各組成物から形成された皮膜の接触角は、室温20〜25℃、相対湿度55〜65%に調整された環境下で、以下の手順で測定した。
先ず、実施例の各液状組成物を、硬化後の皮膜の厚さが5〜30μmとなるように、厚さ70μmのポリエステルフィルム上に塗布した。その後、24時間静置し、揮発性溶媒を完全に気化させるか又は皮膜形成性の単量体又は重合体を完全に硬化反応させて、膜厚が5〜30μmで均一な厚さの固体状皮膜サンプルを作製した。
(i)水滴を規定量(20目盛分)シリンジより排出した。
(ii)測定する皮膜表面を20目盛分の水滴に近づけ、測定表面に水滴を滴下した(測定表面に水滴を載せた)。
(iii)水滴滴下後から、15秒後に、水滴の接触角を測定した。
(iv)以上の測定を、1サンプルにつき5箇所行い、その平均値を「接触角」とした。
実施例の各組成物から形成された皮膜の耐水性及び吸水率は、室温20〜25℃、相対湿度55〜65%に調整された環境下で、以下の手順で測定した。
先ず、実施例の各液状組成物を、硬化後の皮膜の厚さが5〜30μmとなるように、厚さ70μmのポリエステルフィルム上に塗布した。その後、24時間静置し、揮発性溶媒を完全に気化させるか又は皮膜形成性の単量体又は重合体を完全に硬化反応させて、膜厚5〜30μmの均一な厚さの固体状皮膜をポリエステルフィルム上に形成し、これを直径50mmに打ち抜き、測定用のサンプルとした。
(i)水に浸漬する前のサンプルの質量を測定した。
(ii)水浸漬時にサンプルが浮上しないよう、サンプルの皮膜を形成した側と反対側に両面粘着テープを貼付し、シャーレの底に固定した。
(iii)サンプルが完全に浸かるまでNaCl濃度が0.9質量%の生理食塩水を注ぎ、蒸発を防ぐため、シャーレに蓋をした。
(iv)浸漬開始から3時間後、サンプルをシャーレから取り出し、皮膜表面についた水滴を軽く拭きとった。
(v)皮膜の崩壊や溶解を目視で確認するとともに、水浸漬後のサンプルの質量を測定し、上記数式(1)に基づいて吸水率を求めた。
(vi)皮膜が崩壊又は溶解しなかった場合は耐水性を○、皮膜が崩壊又は溶解した場合は耐水性を×、と評価した。また、吸水率が10%以下の場合は○、吸水率が10%以下の場合は×、と評価した。
実施例の各組成物から形成された皮膜の動摩擦係数は、室温20〜25℃、相対湿度55〜65%に調整された環境下で、以下の手順で測定した。なお、本実施例における動摩擦係数の測定は、ASTM試験法D1894「プラスチックフィルムおよびシートの静的および動的摩擦係数」に基づいて、測定サンプルとNo.4仕上げに研磨した50gの304ステンレス鋼ソリとの間の動摩擦係数を測定した。
(i)図1に示す直径5cm、幅2.5cm、高さ2.5cmの304ステンレス鋼半円シリンダーのソリ1(質量50g)を用いた。ソリ1の皮膜との接触面(滑り面)はNo.4仕上げ(JIS R 6001)に研磨した。
(ii)精密万能試験機(島津製作所製オートグラフAG−1)を用いて、ストロークを100mm以内とし、試験種類「ピール」の設定で測定を行った。
(iii)図2に示すように、測定用のサンプル3を試験台2の上に平らに置き固定し、ソリ1をサンプル3の皮膜上に静かに置き、滑車5を介して、引張り用ワイヤ4が10〜15gの張力下で真直になるように調整した。
(iv)サンプル3上にソリ1を置いてから10秒後、ソリ1を100mm/分の速度で引張り、ロードセル6により動摩擦力(そりを引くのに要した力)を計測し、下記数式(2)に基づき動摩擦係数を求めた。なお、本測定における動摩擦力は、ソリ1をサンプル3の皮膜上で滑らせた範囲のうち、数値が安定した100mmの区間の平均から求めた値である。
皮膚の感触評価は、実施例の各液状組成物を、皮膚上に薄く均一に塗布し、揮発性溶媒を気化させるか又は皮膜形成性の単量体又は重合体を空気中又は皮膚の水分で硬化させ、その時の感触を次の基準で官能評価した。
◎:違和感・ツッパリ感なく良好な感触。
○:多少違和感・ツッパリ感がある。
△:違和感・ツッパリ感がある。
還流冷却器、滴下ロート及び攪拌機を取付けた4つ口フラスコに、デカメチルシクロペンタシロキサン(揮発性シリコーン油:沸点210℃、25℃における粘度3.7mPa・s、信越化学工業社製、商品名「KF−995」)65.9部を仕込み、窒素ガスで置換後、120℃に加温し、メタクリル酸メチル61.5部、アクリル酸2−エチルヘキシル31.2部、上記化学式(A)に示す構造のポリ(ジメチルシロキサニル)プロピルメタクリレート(数平均分子量4,600、信越化学工業社製、商品名「LSF−240」)7.3部、及びt−ブチルパーオキシ2−エチルヘキサノエート1.6部の混合物を200分かけて滴下し、更に200分間同温度に保持して重合させた。
アクリルシリコーン系共重合体を15質量%、へキサメチルジシロキサンが85質量%となるように調整したこと以外は、実施例1と同様にし、実施例2の組成物を得た。
実施例2の組成物に、複数のトリメチルシロキシ基が側鎖部分に規則的に構成されデンドリマー構造をもつ(メタ)アクリルシリコーン系共重合体(東レ・ダウコーニング社製 (アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー FA 4001 CM Silicone Acrylate)を全体の2質量%、揮発性溶媒としてのシクロペンタシロキサンを全体の5質量%になるように加えて、実施例3の組成物を得た。なお、実施例2と同様の成分であるアクリルシリコーン系共重合体は、全体の13質量%、へキサメチルジシロキサンは80質量%とした。
アクリルシリコーン系共重合体を25質量%、へキサメチルジシロキサンを75質量%となるように調整したこと以外は、前述した実施例1と同様にし、実施例4の組成物を得た。
アクリルシリコーン系共重合体を、揮発溶媒であるヘキサメチルジシロキサンとイソオクタンに溶解させて、実施例5の組成物を得た。
ニトロセルロースを皮膜形成剤の主成分とし、酢酸エチル及びジシロキサンを揮発性溶媒の主成分として実施例6の組成物を作製した。
ニトロセルロース及びアルッキッド樹脂を皮膜形成剤の主成分とし、酢酸エチル及び酢酸ブチルを揮発性溶媒の主成分として、実施例7の組成物を作製した。
ニトロセルロースを皮膜形成剤の主成分とし、エタノール及び酢酸ブチルを揮発性溶媒の主成分として、実施例8の組成物を作製した。
カラヤガムとペクチンを皮膜形成剤の主成分とし、水を揮発性溶媒として実施例9の組成物を作製した。
シアノアクリレート系樹脂である2−オクチルシアノアクリラートを主成分とし、その他少量の二酸化硫黄、ヒドロキシキノリン、パラメトキシフェノールなどを配合して実施例10の組成物を作製した。
2 試験台
3 サンプル
4 ワイヤ
5 滑車
6 ロードセル
Claims (3)
- 皮膜成形性を有する重合体と、該重合体を分散又は溶解可能な揮発性溶媒と、を含有する液状組成物であって、
前記皮膜成形性を有する重合体が、シロキサンモノマーと(メタ)アクリル酸又はその誘導体とを重合したアクリルシリコーン系共重合体であり、
前記アクリルシリコーン系共重合体が、数平均分子量が1,000〜120,000の下記化学式(A)により表される構造のシロキサンモノマーとエステル部分のアルキル基の炭素数が8以下である(メタ)アクリル酸又はその誘導体との質量比(シロキサンモノマーから誘導される単位/(メタ)アクリル酸誘導体から誘導される単位)が2/98〜15/85の範囲内にある共重合体であり、更に、
前記揮発性溶媒の含有量が70〜98質量%であり、
皮膚に塗布すると、前記揮発性溶媒が揮発して、前記皮膚上に前記重合体からなる皮膜が形成される皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物。
上記化学式(A)中、Xはラジカル重合基を、
Yは、2価の連結基を、mは10〜1,500の整数を、それぞれ示す。
また、R1〜R6は、炭素数1、2又は6の炭化水素基を示し、
R7は炭素数1〜4又は8の炭化水素基を示す。 - 前記皮膜は、水に対する接触角が85°以上であることを特徴とする請求項1に記載の皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物。
- 前記皮膜は、動摩擦係数が0.01〜0.5であることを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010237345A JP5754665B2 (ja) | 2010-10-22 | 2010-10-22 | 皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010237345A JP5754665B2 (ja) | 2010-10-22 | 2010-10-22 | 皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012085954A JP2012085954A (ja) | 2012-05-10 |
JP5754665B2 true JP5754665B2 (ja) | 2015-07-29 |
Family
ID=46258234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010237345A Active JP5754665B2 (ja) | 2010-10-22 | 2010-10-22 | 皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5754665B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014114249A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Kanae Technos:Kk | 基剤、及び皮膚外用剤 |
CN113057897A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-07-02 | 上海黛芊信息科技有限公司 | 皮肤保护贴膜组合物及其用途 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4987893A (en) * | 1988-10-12 | 1991-01-29 | Rochal Industries, Inc. | Conformable bandage and coating material |
US5103812A (en) * | 1988-10-12 | 1992-04-14 | Rochal Industries, Inc. | Conformable bandage and coating material |
CA2619886C (en) * | 2005-08-17 | 2016-01-19 | Ann Beal Salamone | Conformable solvent-based bandage and coating material |
-
2010
- 2010-10-22 JP JP2010237345A patent/JP5754665B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012085954A (ja) | 2012-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10918661B2 (en) | Skin compositions and methods of use thereof | |
DK2764065T3 (en) | OFFER-stick coating | |
JP5449173B2 (ja) | 創傷治癒および瘢痕減少のためのシリコーンゲルに基づく組成物 | |
KR102592682B1 (ko) | 피부 위의 적용을 위한 조성물 및 방법 | |
JP5959793B2 (ja) | 皮膚補正効果をもつw/oエマルジョン | |
CN101478973B (zh) | 用于递送活性成分的新型硅氧烷成膜剂 | |
CN101511941A (zh) | 液体涂敷组合物 | |
US20140044670A1 (en) | Skin compositions and methods of use thereof | |
US20120237461A1 (en) | Skin compositions and methods of use thereof | |
WO1992021316A1 (fr) | Composition de traitement des matieres keratiniques a base de silicone et de latex | |
JP2002205915A5 (ja) | ||
WO2020067582A1 (en) | Compositions and methods for application over skin | |
JP5754665B2 (ja) | 皮膚の痛み緩和用皮膜形成組成物 | |
JP4915493B2 (ja) | 粘着製品用皮膚保護剤 | |
US20230090479A1 (en) | Composition for forming artificial skin, and usage method therefor | |
JP2022528793A (ja) | 皮膚に塗布する組成物及び方法 | |
WO2021200574A1 (ja) | 皮膚処理方法 | |
WO2022004429A2 (en) | Compositions and methods for application over skin | |
WO2020067359A1 (ja) | 皮膚のシワ改善方法 | |
WO2022215533A1 (ja) | 第1剤及び第2剤を含む塗布型身体補正皮膜形成剤の第2剤、並びに身体補正皮膜に適用される潤滑層形成剤 | |
WO2020067358A1 (ja) | 皮膚のシワ改善方法 | |
DE102006003069A1 (de) | Silikonhaltige Zubereitung zur Reduktion der Hautreibung | |
JP2022065635A (ja) | 乳化組成物 | |
JP2019119702A (ja) | 水中油型乳化化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131003 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141014 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141211 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150413 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20150420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150515 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5754665 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |