JP5754274B2 - 車両用の加速度センサの出力補正装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態について説明する。ここでは、図を参照して本実施形態にかかるGセンサの0点補正を行う出力補正装置について説明する。
上記実施形態では、蓄積したGセンサ偏差Diff#Gxに基づいてロングターム補正量やショートターム補正量を演算してからフィルタ処理を行うことにより、長時間の0点の変化量や比較的短時間の0点の変化量を抽出するようにしている。しかしながら、これの長時間の0点の変化量や比較的短時間の0点の変化量の抽出方法の一例を示したに過ぎず、Gセンサ2の出力値に対応する値(例えば、出力値そのものやGセンサ偏差Diff#Gx)に対して長周期フィルタ手段によってフィルタを掛けて長期間の0点の変化量を抽出したり、短周期フィルタ手段によってフィルタを掛けて比較的短期間の0点の変化量を抽出すれば良い。
Claims (6)
- 車両の前後方向の加速度を検出する加速度センサ(2)の出力値が加速度の発生していないときに想定される0点からずれていることを補正する車両用の加速度センサの出力補正装置であって、
前記加速度センサ(2)の0点が長時間経て変化する長時間の0点の変化に対する補正量となるロングターム補正量を設定する0点長期変化補正量設定手段(120、125)と、
前記加速度センサ(2)の0点が前記長時間よりも比較的短時間で変化する比較的短時間の0点の変化に対する補正量となるショートターム補正量を設定する0点短期変化補正量設定手段(130、135)と、
前記0点長期変化補正量設定手段(120、125)および前記0点短期変化補正量設定手段(130、135)で設定された前記ロングターム補正量および前記ショートターム補正量に基づいて、前記加速度センサ(2)の出力値を補正することで0点補正を行う補正手段(155〜165)と、を有し、
前記0点長期変化補正手段(120、125)は、前記加速度センサ(2)の出力値に対応する値に対して長周期フィルタ手段によるフィルタを掛けることで前記長時間の0点の変化に対する前記ロングターム補正量を設定し、
前記0点短期変化補正手段(130、135)は、前記加速度センサ(2)の出力値に対応する値に対して短周期フィルタ手段によるフィルタを掛けることで前記短時間の0点の変化量に対する仮ショートターム補正量を設定すると共に、該仮ショートターム補正量が所定の不感帯の範囲を超えている部分を最終的な前記ショートターム補正量として設定し、
前記補正手段(155〜165)は、前記加速度センサ(2)の出力値から前記ロングターム補正量および前記ショートターム補正量を差し引くことで、前記加速度センサ(2)の出力値の0点補正を行うことを特徴とする車両用の加速度センサの出力補正装置。 - 前記車両に備えられた各車輪の車輪速度を演算すると共に、前記車両の車速を演算する速度演算手段(11a)と、
前記車両を走行させる駆動力を発生する原動機の駆動力に関する情報を入力すると共に、前記速度演算手段(11a)で演算される前記車速を取得し、前記原動機の駆動力と前記車速とに基づいて、前記車両が平坦路を走行しているかを判定する平坦路走行判定手段(11c)と、
前記速度演算手段(11a)で演算される前記各車輪の車輪速度に基づいて前記車両が直進走行しているか否かを判定する直進走行判定手段(11b)と、を更に有し、
前記平坦路走行判定手段にて前記車両が平坦路を走行していると判定され、かつ、前記直進走行判定手段(11b)にて前記車両が直進走行していると判定されると、前記0点長期変化補正手段(120、125)および前記0点短期変化補正手段(130、135)による前記ロングターム補正値および前記ショートターム補正値の設定を行うと共に、前記補正手段(155〜165)による前記加速度センサ(2)の出力値の0点補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用の加速度センサの出力補正装置。 - 前記0点長期変化補正手段(120、125)は、前記ロングターム補正量の変化量の絶対値がその上限値を超えているときには当該上限値を前記ロングターム補正量の変化量として、もしくは、前記絶対値がその下限値を下回っているときには当該下限値を前記ロングターム補正量の変化量として用いる上下限ガードを行って前記ロングターム補正量を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用の加速度センサの出力補正装置。
- 前記0点短期変化補正手段(130、135)は、前記ショートターム補正量の変化量の絶対値がその上限値を超えているときには当該上限値を前記ショートターム補正量の変化量として、もしくは、前記絶対値がその下限値を下回っているときには当該下限値を前記ショートターム補正量の変化量として用いる上下限ガードを行って前記ショートターム補正量を設定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用の加速度センサの出力補正装置。
- 前記0点短期変化補正手段(130、135)は、前記不感帯の範囲を想定されるノイズの値と前記加速度センサ(2)の出力値を用いて実行する制御に影響を与える前記加速度センサ(2)の出力値の0点の変化量に基づいて設定していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用の加速度センサの出力補正装置。
- 車両の前後方向の加速度を検出する加速度センサ(2)の出力値が加速度の発生していないときに想定される0点からずれていることを補正する車両用の加速度センサの出力補正方法であって、
前記加速度センサ(2)の0点が長時間経て変化する長時間の0点の変化に対する補正量となるロングターム補正量を設定するステップと、
前記加速度センサ(2)の0点が前記長時間よりも比較的短時間で変化する比較的短時間の0点の変化に対する補正量となるショートターム補正量を設定するステップと、
前記ロングターム補正量および前記ショートターム補正量に基づいて、前記加速度センサ(2)の出力値を補正することで0点補正を行うステップとを含み、
前記ロングターム補正量を設定するステップでは、前記加速度センサ(2)の出力値に対応する値に対して長周期フィルタ手段によるフィルタを掛けることで前記長時間の0点の変化に対する前記ロングターム補正量を設定し、
前記ショートターム補正量を設定するステップでは、前記加速度センサ(2)の出力値に対応する値に対して短周期フィルタ手段によるフィルタを掛けることで前記短時間の0点の変化量に対する仮ショートターム補正量を設定すると共に、該仮ショートターム補正量が所定の不感帯の範囲を超えている部分を最終的な前記ショートターム補正量として設定し、
前記0点補正を行うステップでは、前記加速度センサ(2)の出力値から前記ロングターム補正量および前記ショートターム補正量を差し引くことで、前記加速度センサ(2)の出力値の0点補正を行うことを特徴とする車両用の加速度センサの出力補正方法。
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