JP5753729B2 - コンテンツ作成システム - Google Patents
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Description
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1に示すように、携帯端末用コンテンツ作成システム1は、携帯端末である例えば、タブレット型端末10を有している。
タブレット型端末10は、図1に示すように全体が平板状の外形を備え、その表示装置である例えば、タブレット型端末ディスプレイ11を有し、このタブレット型端末ディスプレイ11にはタッチパネル式等の入力部を備えている。
このため、タブレット型端末10の操作者は、タブレット型端末ディスプレイ11に触れることで、入力等の操作を自在にすることができる。
この管理サーバ40は、図1に示すように、インターネット網2及び基地局3等を介して、移動可能なタブレット型端末10と通信可能な構成となっている。
また、携帯端末用コンテンツ作成システム1は、図1に示すように、編集端末90を有し、インターネット網2を介して管理サーバ40と通信可能に接続されている。
この編集端末90は、上述のタブレット型端末10に提供するためのコンテンツを構成するデータ等を管理サーバ40へ提供するとともに、コンテンツの構成を特定等して、管理サーバ40に記憶させることができる構成ともなっている。
また、管理サーバ制御部41は、図3に示すように、第1記憶部50及び第2記憶部70も制御しており、この第1記憶部50は、例えば、各種処理部(プログラム)等を記憶し、第2記憶部70は、例えば、各種記憶部等を記憶している。なお、これら各種処理部等や各種記憶部等の内容は後述する。
図4及び図5は、図3の第1記憶部50に記憶されている各種処理部(プログラム)等を示す概略ブロック図である。
以下、図7等のフローチャートに沿って、携帯端末用コンテンツ作成システム1の動作等を説明すると共に、図1乃至図6等の構成も併せて説明する。
本実施の形態の携帯端末用コンテンツ作成システム1は、例えば、図1の編集端末90が、製薬会社内に配置されている。また、タブレット型端末10は、その製薬会社の社員である例えば、医薬情報担当者(MR:Medical Representative)が所持して、病院等を訪問し、医師等に自社の製品である薬について説明する際に使用される。
すなわち、製薬会社に配置されている編集端末90から、タブレット型端末10に提供すべきコンテンツ(例えば、薬の説明資料)を作成し、この作成されたコンテンツを図1の管理サーバ40に記憶する。そして、管理サーバ40は、このコンテンツをタブレット型端末10に送信する構成となっている。
また、タブレット型端末10に送信されたコンテンツを実際に医師等に説明するときは、このコンテンツをどのように医師等に示したかの履歴データを、タブレット型端末10が取得し,管理サーバ40へ送信する構成ともなっている。
以下、詳細に説明する。
本工程では、例えば、製薬会社の薬パンフレット作成の担当者が、特定の薬の紹介用のコンテンツである薬紹介コンテンツを作成するための前提として、薬紹介コンテンツを構成する各データを入力する工程である。
このデータは、特定の薬を紹介するためのコンテンツを構成するものであるから、その必要に応じて、例えば、PDF(Portable Document Format)、動画(例えば、Motion Picture Experts Group等)、HTML、WORD、EXCEL、POWER POINT等の各データ種が含まれる。
また、この薬紹介コンテンツは、図1のタブレット型端末10に提供され、そのタブレット型端末ディスプレイ11に表示される。
次いで、ST2へ進む。ST2では、管理サーバ40が、編集端末90に、その識別情報である例えば、ID番号やパスワードの入力を求める。
この求めに応じて、編集端末90の操作者が、編集端末90の編集端末入力装置94からID番号及びパスワードを入力すると、ST3へ進む。
具体的には、図4の管理サーバ40の認証処理部(プログラム)51が動作し、図3の認証データ記憶部71を参照する。すなわち、認証データ記憶部71には、当該編集端末90のID番号及びパスワードデータが予め記憶されている。
したがって、認証処理部(プログラム)51は、編集端末90から送信されたID番号及びパスワードが、認証データ記憶部71内に対応する編集端末90のID番号及びパスワードと一致するか否かを判断する。
ST4では、当該薬紹介コンテンツの概要データである「記事データ」の入力要求が編集端末ディスプレイ93に表示される。
すると、編集端末90の操作者は、図6の編集端末入力装置94を操作して、例えば、テキストデータ等で「記事データ」を入力する。
ST6では、編集端末90から入力されたデータを当該薬紹介コンテンツの「記事データ」として、コンテンツ編集用データベース72に記憶する。
先ず、ST7では、管理サーバ40が、編集端末90にデータが入力されたか否かを判断し、データが入力されたと判断された場合、ST8へ進む。
ST8では、管理サーバ40が、ST7で入力されたデータのデータ種(テキスト、PDF、動画、WORD等)を特定する。具体的には、図4のデータ種特定部である例えば、入力データ種類特定処理部(プログラム)53が判断する。
図12に示すように、一つのコンテンツ編集用データ72aでは、記事データ、PDFデータ等の各データ種が記憶されるときに、それぞれのデータに、データ識別番号が付される。
すなわち、図12の例では、例えば、記事データのデータ識別番号は「1」でPDFデータ(A)のデータ識別番号は「2」として登録される。
すなわち、本実施の形態では、編集端末90から入力された各データは、そのデータ種が特定され、独自のデータ識別番号を付され、データ毎に区分して記憶される。
本実施の形態では、例えば、図12に示すように、「枝番名称」と共に「枝番」が付され、関連するデータ識別番号と関連付けられて登録される。
したがって、本実施の形態では、複数の頁を含む個々のPDFデータ全体のみならず、そのPDFデータに含まれる頁毎についても分けて別々に登録されるので、後述する薬紹介コンテンツを編集する際に、PDFデータの頁単位毎の編集が行い易い構成となっている。
このとき、PDFデータを全て画面に表示したのでは、他のデータを表示できなくなるため、必要に応じてPDFデータ全体を表示するため、PDFデータをアイコン記憶部73のアイコンで表示する。
このアイコンは、小さなものであるため、背景となる他のデータのどこにでも配置することが可能となる。
このように構成することで、タブレット型端末10のタブレット型端末ディスプレイ11に薬紹介コンテンツを表示させ易く、且つ見易い構成とすることができる。
本実施の形態では、ST14では、このアイコンを背景となる他のデータのどの位置に配置するかを、管理サーバ40の自動設定に任せるか否かの質問が、編集端末90の編集端末ディスプレイ93に表示される構成となっている。
ST15では、管理サーバ40が、編集端末90の編集端末ディスプレイ93に、編集端末90の操作者が希望するアイコンの位置(座標位置)を入力するための入力画面を表示する。
そして、操作者がその希望するアイコン位置を編集端末入力装置94を用いて入力すると、管理サーバ40の座標データ登録処理部(プログラム)58により、当該入力されたアイコン位置(座標位置データ)が、図3のコンテンツ編集用データ72に登録される。
このアイコン位置は、例えば、図12の「PDFアイコン位置座標データ」で示すように、当該PDFデータとの関係で記憶される。
したがって、後述する薬紹介コンテンツを編集する際に、PDFデータのアイコンを他のデータとの関係で、任意の好ましい位置に配置させることができる。
例えば、図12の例では、当該PDFデータに対応するPDF位置座標データの欄に「なし」等の登録がなされる。
また、このように登録された動画データは、図12の例では、データ識別番号「3」の「動画(c)」として登録される。
このように、本実施の形態では、編集端末90から入力されたデータが、動画データであるか否かが特定され、独自のデータ識別番号を付され、動画データ毎に区分して記憶されることになる。
本実施の形態では、例えば、図12に示すように、「枝番名称」と共に「枝番」が付され、関連するデータ識別番号と関連付けられて登録される。
したがって、本実施の形態では、個々の動画データ全体のみならず、その動画データに含まれる各下位動画データ毎についても別々に分けて登録されるので、後述する薬紹介コンテンツを編集する際に、各動画データ(若しくは下位動画データ)単位毎の編集が行い易い構成となっている。
そこで、本実施の形態では、ST20では、この動画データ等を背景となる他のデータのどの位置に配置するかを、管理サーバ40の自動設定に任せるか否かの質問が、編集端末90の編集端末ディスプレイ93に表示される。
ST21では、管理サーバ40が、編集端末90の編集端末ディスプレイ93に、編集端末90の操作者が希望する動画データ等の位置(座標位置)を入力するための入力画面を表示する。
そして、操作者がその希望する動画データ等の位置を編集端末入力装置94を用いて入力すると、管理サーバ40の座標データ登録処理部(プログラム)58により、当該入力された動画データ等位置(座標位置データ)が、図3のコンテンツ編集用データ72に登録される。
この動画データ等位置は、例えば、図12の「動画位置座標データ」で示すように、当該動画データ等との関係で記憶される。
したがって、後述する薬紹介コンテンツを編集する際に、動画データ等を他のデータとの関係で、任意の好ましい位置に配置させることができる。
例えば、図12の例では、当該動画データ等に対応する動画データ位置座標データの欄に「なし」等の登録がなされる。
例えば、図12に示す例では、データ識別番号「4」で、例えば、テキストデータとして登録される。
以上で、データ入力工程が終了し、図4のコンテンツ編集用データベース72には、薬紹介コンテンツの作成に利用するPDFデータや動画データ等の各種データが図12に示すように、データ識別番号を付して登録されることになる。
図9及び図10は、薬紹介コンテンツの編集工程を示す概略フローチャートである。
先ず、ST31では、製薬会社の担当者が編集端末90を介して、図1の管理サーバ40にアクセスし、認証工程等を経て、編集端末ディスプレイ93に、コンテンツ編集用データベース72に登録されているデータをデータ識別番号毎に表示させる。
このとき、編集端末ディスプレイ93には、各データがツリー状又は碁盤の目状等に表示され、操作者が編集端末入力装置94を操作し、表示されている当該データをクリック等して特定することで、入力情報が生成され、この入力情報でデータが選択される構成となっている。
したがって、操作者は、この表示パターンを選択し、その後は、その表示パターンの表示順に、データ識別番号と関連付けて登録されている各種データを割り当てることで、所望の薬紹介コンテンツを作成することができる構成となっている。
また、編集後の薬紹介コンテンツのデータは、管理サーバ40の図3の編集済みコンテンツデータ記憶部74に記憶される。
そして、これら取得した濃淡データのうち、濃淡の差が最も小さい領域(座標データで特定)を空白領域として選択して、当該PDFアイコンの位置情報として、図3の編集済みコンテンツデータ記憶部74に記憶させる。
すなわち、操作者は、他のデータの表示とPDFデータのアイコンと画面上、重なり見難くなることを容易に回避することができる。
したがって、ST36の場合は、PDFデータのアイコンを他のデータに対して、所望の位置(中央等)表示させることができる。
そして、これら取得した濃淡データのうち、濃淡の差が最も小さい領域(座標データで特定)を空白領域として選択して、当該動画データ等の位置情報として、図3の編集済みコンテンツデータ記憶部74に記憶させる。
すなわち、操作者は、他のデータの表示と動画データ等と画面上、重なり見難くなることを容易に回避することができる。
したがって、ST40の場合は、動画データ等は、他のデータに対して、所望の位置(中央等)表示させることができる。
そして、ST41へ進む。ST41では、編集端末90による編集、すなわち、薬紹介コンテンツの作成が終了したか否かが判断される。
これにより、図3の編集済みコンテンツデータ記憶部74内の薬紹介コンテンツのデータは、図1のタブレット型端末10で表示可能なデータとなる。
これにより、薬紹介コンテンツがタブレット型端末10に送信された後、同端末10で同コンテンツの内容が変更させられたとしても、データの暗号化をやり直す必要がなく、データの安全性を確保しつつ、同コンテンツの内容を変更することができる。
次いで、このように、管理サーバ40の編集済みコンテンツデータ記憶部74内の個々の編集済みコンテンツデータを、図1に示す各タブレット型端末10に表示し、その表示履歴等を取得する工程となる。
本実施の形態では、各タブレット型端末10は、製薬会社の医薬情報担当者(MR)が所持し、病院等の医師等に対し、特定の薬の説明に使用する。具体的には、タブレット型端末10のタブレット型端末ディスプレイ11に、編集済みコンテンツデータ72aである薬紹介コンテンツを表示させて説明する。以下、具体的に説明する。
すると、タブレット型端末10は、操作者がタブレット型端末入力装置15を介してID番号及びパスワードを入力し、管理サーバ40へ送信する。
したがって、その後、タブレット型端末10は、管理サーバ40との通信がオフラインでも当該薬紹介コンテンツをタブレット型端末ディスプレイ11に表示させることができる。
このため、本実施の形態では、タブレット型端末10の図2の操作履歴データ取得処理部(プログラム)16が動作し、当該コンテンツを示した医師等の名前、当該コンテンツに含まれるデータ識別番号(枝番)等についての表示履歴を取得し、図2のタブレット型端末側操作履歴データ記憶部17に記憶する。
具体的には、例えば、予め定めた表示順の通りに、データを表示したか、若しくは、予め定めたデータの表示順を,操作者が変更したか等の実際のデータの表示順データを記憶する。
したがって、実際に、どのMRが、どの医師等に対して、薬紹介コンテンツをどのように使用したかについて、正確なデータを取得することができる。
そして、当該MRの売上データと関連付けて、上述の操作履歴データ(端末識別番号付き)を図5の管理サーバ側操作履歴データ記憶部77に記憶する。
したがって、この管理サーバ側操作履歴データ記憶部77内のデータを参照することで、売上げが多いMRの薬紹介コンテンツの利用法、すなわち、かかるMRによる同コンテンツを構成する各データの表示順を把握することができる。そして、このデータにより、当該薬紹介コンテンツを構成するデータの効率的な表示順等を容易に把握することができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限られないことは勿論である。
Claims (3)
- PDFデータの第1頁を前記PDFデータ以外の他の静止画データと重ねて同時に画面上に表示する際に、前記PDFデータの第1頁を、背景となる前記他の静止画データより画面上小さいアイコンとし、前記アイコンのデータを前記PDFデータ全体と関連付けて登録し、
前記他の静止画データと重ねて同時に画面上に表示可能な動画データを登録し、
前記PDFデータと前記他の静止画データを重ねて表示するように入力指示があったときは、当該選択された前記PDFデータの前記アイコンを特定し、
前記他の静止画データの画面上に表示される濃淡データを取得し、濃淡の差が最も小さい領域を空白領域として選択し、この領域に前記アイコンを表示させ、
また、前記選択で、前記動画データと前記他の静止画データを重ねて表示するように入力指示があったときは、前記濃淡の差が最も小さい領域を空白領域として選択し、この領域に前記動画データを表示させることを特徴とするコンテンツ作成システム。 - 前記PDFデータは、頁毎に関連するデータ識別番号と関連付けて記憶されると共に、前記動画データは、前記動画データ毎に関連するデータ識別番号と関連付けて登録され、
登録されている前記データ識別番号が、編集用にディスプレイに表示され、表示されている前記データ識別番号を特定することで、入力情報が生成され、この入力情報でデータが選択されることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ作成システム。 - 前記コンテンツが、薬紹介コンテンツであって、
実際に表示された端末の操作履歴情報を、当該端末のMRの売上データと関連付けて記憶する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ作成システム。
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