JP5751262B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
該現像装置は、該現像剤収容手段内に収容された現像剤を排出する現像剤排出口と、
該現像剤収容手段内に補給用現像剤を供給する補給用現像剤補給口とを備えており、
該補給用現像剤を構成するキャリアが非多孔質キャリアであって、該補給用現像剤を構成する非多孔質キャリアの静かさ密度が、該現像剤収容手段内に収容されている初期現像剤を構成する多孔質キャリアの静かさ密度の1.05〜1.65倍の範囲内であり、かつ、
前記補給用現像剤を構成する非多孔質キャリアが、非多孔質キャリア芯材を樹脂で被覆したものであることを特徴とする現像装置。
本発明の現像装置は、少なくとも、トナーとキャリアからなる現像剤を収容する現像剤収容手段と、該現像剤収容手段内に収容された現像剤により像担持体(「感光体」ともいう。)上の静電潜像を現像する現像手段とを有する現像装置であって、該現像装置は、該現像剤収容手段内に収容された現像剤を排出する現像剤排出口と、該現像剤収容手段内に補給用現像剤を供給する補給用現像剤補給口とを備えており、該現像剤収容手段内に収容されている現像剤を構成するキャリアは、多孔質キャリアと非多孔質キャリアを含む静かさ密度の異なる二種類以上のキャリアを含み、該補給用現像剤を構成するキャリアが非多孔質キャリアであって、該補給用現像剤を構成するキャリアの静かさ密度が、該現像剤収容手段内に収容されている現像剤を構成するキャリアの静かさ密度の1.05〜1.65倍の範囲内であることを特徴とするオートリファイニング現像方式の現像装置である。
本発明に係る現像剤収容手段内に収容された現像剤及び補給用現像剤は、トナーとキャリアを含有する二成分現像剤である。
<キャリア芯材粒子>
現像剤収容手段内に収容された現像剤に用いられる多孔質及び非多孔質キャリア、及び補給用現像剤に用いられる非多孔質キャリアを構成するキャリア芯材粒子としては、例えば、鉄粉などの金属粉の他、各種フェライト粒子、又はそれらを樹脂中に分散させた粒子を挙げることができる。これらの中では、フェライト粒子が好ましい。
(MO)x(Fe2O3)y
(一般式(1)中、x及びyはモル比を表す。)
一般式(1)中、MはFeを除く、マンガン(Mn)、マグネシウム(Mg)、ストロンチウム(Sr)、カルシウム(Ca)、チタン(Ti)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、ニッケル(Ni)、アルミニウム(Al)、ケイ素(Si)、ジルコニウム(Zr)、ビスマス(Bi)、コバルト(Co)、及びリチウム(Li)の金属原子で、これらを単独又は複数種類組み合わせて使用することが可能である。
本発明に係る現像剤を構成する多孔質キャリアは、多孔質フェライト粒子を含有することが好ましく、多孔質フェライト粒子とは、当該粒子の組成が、前述の一般式(1)で表される化合物であり、粒子表面にサブミクロンサイズの直径(細孔径)の穴(細孔)を有するフェライト粒子である。細孔とは、フェライト粒子の表面から粒子内部方向に空いた穴を指す。また、粒子表面に貫通していない穴を有していてもよい。この細孔により、フェライト粒子が粒子中に空隙を有し、キャリア粒子の比重、すなわちかさ密度を制御することができる。細孔を有していない非多孔質フェライトキャリアの静かさ密度は、通常2.1〜2.8g/cm3程度であるが、細孔を有することにより、静かさ密度をこれより小さくすることができる。すなわち、現像剤収容手段内に収容された現像剤を構成するキャリアと補給用現像剤を構成するキャリアの静かさ密度は、フェライト粒子の細孔により調整することができる。
本発明に係る現像剤を構成する非多孔質キャリアは、非多孔質フェライト粒子を含有することが好ましい。非多孔質キャリアに含有される非多孔質フェライト粒子とは、上述の多孔質フェライト粒子とは異なるもので細孔を有していないフェライト粒子であり、静かさ密度が2.1g/cm3を超えるものである。
本発明において、多孔質フェライト粒子の細孔径とは、水銀圧入法により測定される細孔径の平均値をいう。具体的には、多孔質フェライト粒子の細孔径は、下記のように測定されるものである。
本発明に係る補給用現像剤に用いられる多孔質フェライト粒子の製造は、原材料を適量秤量した後、ボールミル又は振動ミル等で0.5時間以上、好ましくは1〜20時間粉砕混合する。このようにして得られた粉砕物を加圧成型機等を用いてペレット化した後700〜1200℃の温度で仮焼成する。
本発明に係るキャリア粒子は、フェライト粒子をそのまま用いてもよいが、フェライト粒子からなるキャリア芯材粒子の表面を樹脂で被覆した樹脂被覆キャリアであることが好ましい。樹脂被覆層を有する樹脂被覆キャリアとすることによって、キャリア粒子の電気抵抗率や帯電性能を制御することができ、さらに耐久性を向上させることができる。
本発明に係るキャリアは、上述のキャリア芯材粒子を樹脂で被覆した樹脂被覆キャリアであることが好ましい。樹脂被覆層を形成する樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン、クロルスルホン化ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン樹脂;ポリメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル、ポリビリケトンなどのポリビニル系及びポリビニリデン系の樹脂;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体やスチレン−アクリル酸共重合体などの共重合体樹脂;オルガノシロキサン結合からなるシリコーン樹脂又はその変成樹脂(例えば、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタンなどによる変成樹脂);ポリテトラクロルエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロルトリフルロルエチレンなどのフッ素樹脂;ポリアミド樹脂;ポリエステル樹脂;ポリウレタン樹脂;ポリカーボネート樹脂;尿素−ホルムアルデヒド樹脂などのアミノ樹脂;エポキシ樹脂などが挙げられる。
キャリア芯材粒子に樹脂を被覆する方法としては、乾式コーティング法が好ましい。乾式コーティング法としては、例えばローターとライナーを有するハイブリタイザー(奈良機械社製)等を用いてもよいが、好ましくは図2に示す高速撹拌混合機が用いられる。
樹脂被覆層の平均膜厚は、以下の方法により算出される値である。
本発明で使用されるキャリアは、その飽和磁化が30〜80A・m2/kg、残留磁化が、0.1〜5.0A・m2/kg以下のものが好ましい。このような磁気特性を有するキャリアを用いることにより、キャリアが部分的に凝集することが防止され、現像剤搬送部材の表面に二成分現像剤が均一分散されて、濃度むらがなく、均一できめの細かいトナー画像を形成する現像が可能になる。
(測定用キャリアの準備)
本発明においては、あらかじめ現像装置内に収容された現像剤と補給用の現像剤が異なる物性を有している。そのため、現像装置内に収容された現像剤は、現像装置の現像剤排出口付近と補給用現像剤補給口付近では、その組成が異なっている。したがって現像装置内の現像剤を構成するキャリアの物性を測定する場合は、あらかじめ均一に混合した上でサンプリングする必要がある。
キャリアの静かさ密度(「見掛け密度」
ともいう。)の値は、JIS Z2504に準じて、次のようにして求めることができる。
d=〔容器内の試料の質量(g)〕/〔容器の容積(cm3)〕
(磁化の測定)
フェライト粒子及びキャリアの磁化の測定は、以下のようにして求めることができる。すなわち、測定装置として、高感度型振動資料型磁力計「VSM−P7−15型」(東英工業社製)を使用し、試料は25mgを用いて測定磁場を−5000/4π A/m(−5kOe)から5000/4π A/m(+5kOe)まで段階的に変化させて、磁場の強さ1000/4π A/m(1000Oe)における磁化σ1000(A・m2/kg)を求める。
かさ体積当たりの磁化(A/m)=磁化σ1000(A・m2/kg)×静かさ密度d(g/cm3)
≪トナー≫
本発明に係るトナーを作製する方法としては、混練粉砕法、懸濁重合法、乳化凝集法、溶解懸濁法、ポリエステル伸長法、分散重合法などが挙げられる。
これらの中でも、高画質化、高安定性に有利となる粒子径の均一性、形状の制御性、コアシェル構造形成の容易性の観点より、乳化凝集法を採用することが好ましい。
本発明に係るトナーは、転写効率の向上の観点から、平均円形度が0.900〜0.970であることが好ましく、より好ましくは0.930〜0.965である。なお、平均円形度は、フロー式粒子像分析装置「FPIA−2100」(Sysmex社製)を用いて測定することができる。具体的には、トナーを界面活性剤入り水溶液にてなじませ、超音波分散処理を1分間行って分散させた後、「FPIA−2100」(Sysmex社製)によって、測定条件HPF(高倍率撮像)モードにて、HPF検出数3,000〜10,000個の適正濃度で撮影を行い、個々のトナー粒子について下記式(3)に従って円形度を算出し、各トナー粒子の円形度を加算し、全トナー粒子数で除することにより算出した値である。
円形度=円相当径から求めた円の周囲長/粒子投影像の周囲長
(現像剤中のトナーの含有割合)
本発明に係る現像剤は、キャリアとトナーを混合した二成分現像剤として使用される。現像装置内に収容された現像剤中におけるトナーの含有割合は、通常トナーが現像剤全体の4〜16質量%が好ましい。本発明に係るオートリファイニング現像方式における、補給用現像剤においては、キャリアの含有割合が3〜20質量%が好ましい。
次に本発明の現像装置について説明する。
図3は、現像装置14の構成例を示す模式断面図である。
供給スクリュー52は、供給スクリューの回転軸61と、供給スクリューの螺旋羽根62、63、及び64と、複数のパドル65を有する。供給スクリューの回転軸61は、軸方向両端部が供給室58の軸方向両側壁に軸受部材(図示せず)などを介して回転自在に支持されるとともに、同図右側の端部が側壁の外に延出されており、その延出されている軸部分にギア83(図5)が取着され、ギア83からの回転駆動力により矢印C方向(図3)に回転駆動される。
撹拌スクリュー53は、撹拌スクリューの回転軸71と、撹拌スクリューの螺旋羽根72と、大きさの異なる三種類のパドル73、74、75を有する。
供給スクリュー52と撹拌スクリュー53に回転駆動力を付与するための駆動伝達機構は、図5に示すようにギア81〜ギア84などからなる。
現像ローラー51、供給スクリュー52、撹拌スクリュー53がそれぞれ回転駆動されることにより、ハウジング50内の現像剤Dが図6に示すように搬送される。
図6に示すように、撹拌室59において領域M1よりも現像剤搬送方向の上流に位置する領域N2は、新たな現像剤Dの補給用の供給路98を構成している。
<画像形成装置の構成>
図7は、本発明の電子写真画像形成装置の一実施形態であるプリンターPの全体構成を示す概略図である。
(キャリア芯材粒子1の作製)
MnO:35モル%、MgO:14.5mモル%、Fe2O3:50mモル%及びSrO:0.5モル%になるように原料を秤量し、水と混合した後、湿式のメディアミルで5時間粉砕してスラリーを得た。
キャリア芯材粒子1の作製で用いた炭酸マンガンの代わりに二酸化マンガンを用い、MnO:30モル%、MgO:19.5モル%、Fe2O3:50モル%及びSrO:0.5モル%になるように原料を秤量し、添加するバインダーの量を0.5質量%にし、電気炉にて、温度1250℃、酸素濃度1.5体積%で6時間保持し、本焼成を行った以外は、キャリア芯材粒子1の作製と同様にして、多孔質の「キャリア芯材粒子2」を作製した。キャリア芯材粒子2の細孔径は0.65μmであった。
キャリア芯材粒子1の作製で用いた炭酸マンガンの代わりに四酸化三マンガンを用い、MnO:40モル%、MgO:9.5モル%、Fe2O3:50モル%及びSrO:0.5モル%になるように原料を秤量し、電気炉にて、温度1125℃、酸素濃度0.5体積%で4時間保持し、本焼成を行った以外は、キャリア芯材粒子1の作製と同様にして、多孔質の「キャリア芯材粒子3」を作製した。キャリア芯材粒子3の細孔径は0.25μmであった。
キャリア芯材粒子1の作製で用いた炭酸マンガンの代わりに四酸化三マンガンを用い、電気炉にて、温度1125℃、酸素濃度0.5体積%で4時間保持し、本焼成を行った以外は、キャリア芯材粒子1の作製と同様にして、多孔質の「キャリア芯材粒子4」を作製した。キャリア芯材粒子4の細孔径は0.27μmであった。
直径0.5cm径のジルコニアビーズに代えて、0.15mmのステンレスビーズを用い、添加するバインダーの量を1.0質量%にし、電気炉にて、温度1100℃で本焼成を行った以外は、キャリア芯材粒子1の作製と同様にして、多孔質な「キャリア芯材粒子5」を作製した。キャリア芯材粒子5の細孔径は0.18μmであった。
キャリア芯材1の作製の仮焼成温度を950℃から1100℃に変更、その後の粉砕時間を12時間、本焼成を1300℃にて2時間、酸素濃度2.5%で行った以外は、キャリア芯材粒子1の作製と同様にして、多孔質の「キャリア芯材粒子6」を作製した。キャリア芯材粒子6の細孔径は0.80μmであった。
MnO:25モル%、MgO:24.5モル%、Fe2O3:50モル%及びSrO:0.5モル%になるように原料を秤量し、水と混合した後、湿式のメディアミルで5時間粉砕してスラリーを得た。
(キャリア1の作製)
「キャリア芯材粒子1」100質量部と、芯材粒子を微粉砕したフェライト粒子(0.3μm)0.4質量部、メタクリル酸シクロヘキシルとメタクリル酸メチル共重合体(共重合比1:1)よりなる被覆用樹脂微粒子(重量平均分子量:40万、ガラス転移点:115℃、粒径(D50):100nm)5.0質量部とからなるキャリア原料を「撹拌羽根付高速撹拌混合機」に投入し、予備混合工程として、周速1m/secで2分間低速混合・撹拌した。その後、キャリア中間体形成工程として、ジャケットに冷水を通過させ、40℃にて周速8m/secで20分間混合・撹拌し、キャリア中間体を形成した。その後、キャリア粒子形成工程として、ジャケットに蒸気を通過させ、キャリア中間体を120℃にて周速8m/secで30分間撹拌してキャリア粒子よりなる「キャリア1」を作製した。体積基準メディアン径は35μm、静かさ密度は1.72g/cm3、樹脂被覆層の膜厚は、1.0μmであった。なお、樹脂被覆層の膜厚は前記の方法により測定して得られた値である。
表1に示すようにフェライト粒子の種類を変え、樹脂被覆層の膜厚が1μmになるようにして、キャリア1と同様の方法で、キャリア2〜7を得た。
デジタルカラー複合機「bizhub C754」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)で使用している「黒トナー」を準備した。この黒トナーの平均円形度は0.940であった。
現像剤収容手段内にあらかじめ収容される現像剤は、前述した「キャリア1〜6」と「bizhub C754」の「黒トナー」を表2の割合で配合して二成分現像剤1〜6を作製した。現像剤の作製は、常温常湿(温度20℃、相対湿度50%RH)環境下で、Vブレンダを用いてトナーとキャリアを混合することにより行った。Vブレンダの回転数を20rpm、撹拌時間を20分にして処理を行い、さらに、混合物を目開き125μmのメッシュで篩い分けして作製した。ここでは現像剤1〜6のキャリアのかさ体積が同じになるようにしてトナーとの混合割合を決めた。
上記のようにして作製したキャリア7を10.0質量部とデジタルカラー複合機「bizhub C754」の「黒トナー」90.0質量部とを振とう器「Model−YGG」(ヤヨイ社製)により5分間混合し、補給用現像剤7を作製した。
上記で作製した現像剤を表3の組合せで下記の画像評価装置に順次装填し、プリントを行うことにより以下の評価を行った。なお現像剤収容手段内にあらかじめ収容した現像剤(初期現像剤)1〜6には、キャリア1〜6を使用し、補給用現像剤7(キャリア7を使用)をそれぞれ補給して評価を行った。
かぶりは、常温常湿(20℃、50%RH)のプリント環境で、印字率5%のA4サイズの文字画像を2万枚プリント後、印字率60%のA4サイズの画像を2千枚プリントした白紙をプリントし、転写材の白紙濃度で評価した。転写材の白紙濃度はA4判の20カ所を測定し、その平均値を白紙濃度とする。濃度測定は反射濃度計「RD−918」(マクベス社製)を用いて行った。なお、かぶりは、0.01以下を合格とする。
3 漏斗
6 容器
110 本体容器
117 ジャケット
118 水平方向回転体
119 垂直方向回転体
122 モーター
50 ハウジング
51 現像ローラ
52 供給スクリュー
53 撹拌スクリュー
57 隔壁
58 供給室
59 撹拌室
61 供給スクリューの回転軸
62、63、64 供給スクリューの螺旋羽根
65、73、74、75 パドル
71 撹拌スクリューの回転軸
72 撹拌スクリューの螺旋羽根
83、84 ギア
88 開口部(第1連通路)
89 開口部(第2連通路)
90 現像剤排出口
91 補給用現像剤補給口
95 第1搬送路
96 第2搬送路
97 現像剤の排出路
98 現像剤の供給路
D 現像剤
P プリンター
11 感光体(像担持体)
14 現像装置
45 駆動モーター
Claims (6)
- 少なくとも、トナーとキャリアからなる現像剤を収容する現像剤収容手段と、該現像剤収容手段内に収容された現像剤により像担持体上の静電潜像を現像する現像手段とを有する現像装置であって、
該現像装置は、該現像剤収容手段内に収容された現像剤を排出する現像剤排出口と、
該現像剤収容手段内に補給用現像剤を供給する補給用現像剤補給口とを備えており、
該補給用現像剤を構成するキャリアが非多孔質キャリアであって、該補給用現像剤を構成する非多孔質キャリアの静かさ密度が、該現像剤収容手段内に収容されている初期現像剤を構成する多孔質キャリアの静かさ密度の1.05〜1.65倍の範囲内であり、かつ、
前記補給用現像剤を構成する非多孔質キャリアが、非多孔質キャリア芯材を樹脂で被覆したものであることを特徴とする現像装置。 - 前記現像剤収容手段内に収容されている現像剤を構成するキャリアが、キャリア芯材粒子を樹脂で被覆した樹脂被覆キャリア粒子を含有するキャリアであることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記非多孔質キャリアの1000Oeにおけるかさ体積当たりの磁化の値が、該現像剤収容手段内に収容された初期現像剤を構成する多孔質キャリアの、1000Oeにおけるかさ体積当たりの磁化の値の0.85〜1.15倍の範囲内であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
- 前記多孔質キャリアの残留磁化の値が、0.1〜5.0A・m2/kgの範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の現像装置。
- 前記トナーを構成するトナー粒子の平均円形度が、0.900〜0.970の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の現像装置。
- 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の現像装置を具備したことを特徴とする電子写真画像形成装置。
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