JP5749209B2 - 端子部、フレキシャ、及びヘッド・サスペンション - Google Patents

端子部、フレキシャ、及びヘッド・サスペンション Download PDF

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Description

本発明は、圧電素子の電極に対する導電性接着剤を用いた接続に関わる端子部、フレキシャ、及びヘッド・サスペンションに関する。
近年、情報機器の小型化、精密化が急速に進展し、微小距離での位置決め制御が可能なマイクロアクチュエータの需要が高まっている。例えば、光学系の焦点補正や傾角制御、インクジェットプリンタ装置、磁気ディスク装置のヘッドアクチュエータ等の分野では、マイクロアクチュエータの要請が高い。
こうした要請に応える技術としては、いわゆるデュアル・アクチュエータ方式を採用した磁気ディスク装置がある(例えば特許文献1)。
デュアル・アクチュエータ方式の磁気ディスク装置では、ボイス・コイル・モータの他に、微小駆動用の圧電素子が設けられている。ボイス・コイル・モータは、磁気ディスク装置のヘッド・サスペンションが取り付けられたキャリッジを駆動する。圧電素子は、ヘッド・サスペンションのベース・プレート及びロード・ビーム間に位置して、給電状態に応じベース・プレートに対してロード・ビームを微小駆動する。
従って、デュアル・アクチュエータ方式では、ボイス・コイル・モータによるヘッド・サスペンションの旋回駆動に加え、圧電素子の給電状態に応じた変形によりロード・ビームを介して先端のヘッド部をスウェイ方向へ微少移動させることができる。これにより、ヘッド部の位置決めを高精度に行うことができる。
こうしたデュアル・アクチュエータ方式においては、ロード・ビームに配線部材としてのフレキシャが取り付けられ、このフレキシャを介して圧電素子への給電が行われる。
この場合、フレキシャと圧電素子との間は、導電性接着剤によって導通接続することが多い。具体的には、フレキシャから延設した端子部を圧電素子の電極に対向させ、端子部の先端側と圧電素子の電極との間を導電性接着剤で接着する。
しかし、導電性接着剤は、その硬化時の膨張や充填量の過多により、端子部の先端側から周辺に大きくはみ出すことがある。
このとき、フレキシャの端子部と圧電素子の電極との間で毛管現象が生じ、はみ出した導電性接着剤が端子部に沿ってフレキシャ側に流動することもある。この場合、導電性接着剤は、圧電素子に対するグランド側の役割を持つベース・プレート及びロード・ビーム間の圧電素子の取付部分(周辺の導電部材)にまで至って電気的短絡を生じさせる問題があった。
これに対し、端子部の先端側に液止めリングを設け、その内側に導電性接着剤を塗布する技術がある(例えば特許文献2及び3)。
この技術では、液止めリングを二重リングにしたり或いは液止めリングの内側に連通する接着剤溜りを更に設けることで、端子部の先端側に対する導電性接着剤のはみ出しを有効に防ぐことができる。
しかし、圧電素子自体が小型の場合等は、これに伴いフレキシャ側の端子部も小型になり、二重リング形状や接着剤溜り等のはみ出し防止構造を端子部の先端側に設けることができないことがあった。
特開2010-086649号公報 特開2010−154632号公報 特開2010−165406号公報
解決しようとする問題点は、端子部の先端側で導電性接着剤のはみ出しを防止できない場合に導電性接着剤の配線部材側への流動を阻止できない点である。
本発明は、先端側で導電性接着剤のはみ出しを防止できない場合であっても導電性接着剤の配線部材側への流動を阻止するために、配線部材から延設されて圧電素子の電極に対向し、先端側で導電性接着剤を介して前記圧電素子の電極に固着接続される端子部であって、前記圧電素子の電極に対向する絶縁層と、該絶縁層上に積層されて前記先端側で前記電極に固着接続される配線層と、前記電極に対向する前記絶縁層の基端側の対向面に設けられ前記基端側の延設方向に対する交差方向の両縁部間にわたる液止め凹部とを備えたことを最も主な特徴とする。
本発明によれば、先端側で導電性接着剤のはみ出しを防止できない場合でも、基端側の液止め凹部により導電性接着剤の配線部材側への流動を阻止することができる。
ヘッド・サスペンションを示す平面図である(実施例1)。 図1のヘッド・サスペンションの背面側から見た斜視図である(実施例1)。 フレキシャの端子部周辺を示す一部省略斜視図である(実施例1)。 図3のフレキシャを反転した一部省略斜視図である(実施例1)。 図4のフレキシャの端子部の拡大平面図である(実施例1)。 (a)は、図5のVIA−VIA線矢視に係る断面図、(b)は図5のVIB−VIB線矢視に係る断面図である(実施例1)。 導電性接着剤の流動防止の実験結果を示す写真である(実施例1)。 フレキシャの端子部を圧電素子側から見た拡大平面図である(実施例2)。 図8のIX−IX線矢視に係る断面図である(実施例2)。 フレキシャの端子部を圧電素子側から見た拡大平面図である(実施例3)。 図10のXI−XI線矢視に係る断面図である(実施例3)。 変形例に係るフレキシャの端子部を圧電素子側から見た拡大平面図である(実施例3)。 フレキシャの端子部を概略的に示す拡大平面図である(実施例4)。 フレキシャの端子部を概略的に示す拡大側面図である(実施例5)。 変形例に係るフレキシャの端子部を概略的に示す拡大側面図である(実施例5)。
端子部の先端側で導電性接着剤のはみ出しを防止できない場合であっても導電性接着剤の配線部材側への流動を防止するという目的を、電極に対向する絶縁層の基端側の対向面に設けられ基端側の延設方向に対する交差方向の両縁部間にわたる液止め凹部によって実現した。
好ましくは、液止め凹部を、絶縁層に光分解加工によって形成された連続する複数の凹部、又は絶縁層にエッチングによって形成されたスリット状の凹部によって構成する。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
[ヘッド・サスペンションの概略構成]
図1は本発明の実施例1に係るヘッド・サスペンションを示す概略平面図、図2は図1のヘッド・サスペンションの背面側から見た斜視図である。
図1及び図2のように、ヘッド・サスペンション1は、基部3にロード・ビーム5が支持され、ロード・ビーム5の先端側で情報の読み書き用のヘッド部7が構成されている。
基部3は、ステンレスなど導電性のべース・プレート9に、ステンレスなど導電性の補強プレート11の基端側を重ねてレーザー溶接などで結合されている。
べース・プレート9は、ボス部13を一体に備え、ボス部13を介してキャリッジ(図示せず)に取り付けられる。従って、ヘッド・サスペンション1は、キャリッジがボイス・コイル・モータ(図示せず)によって駆動されることで、全体して旋回駆動される。
補強プレート11の先端には、ロード・ビーム5の結合部15が形成されている。結合部15に対する基端側には、圧電素子17の取付部19が形成されている。
取付部19には、圧電素子17を配置する開口部21が形成され、開口部21内にエッチング処理等による取付フランジ23,25が備えられている。この開口部21内には、圧電素子17が非導電性接着剤により固定されている。開口部21のスウェイ方向両側には、可撓部27,29が設けられている。
圧電素子17は、矩形の圧電セラミック、例えば矩形のPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなる。圧電素子17の一側面には、金メッキにより共通の電極31aが形成され、他側面には、金メッキにより一対の電極31b,31cが形成されている。
この圧電素子17は、基部3とロード・ビーム5との間に設けられて電極31a,31b,31cを介した電圧の印加状態に応じて変形し、ロード・ビーム5を介しヘッド部7を基部3に対してスウェイ方向に微少移動させる。
これにより、ヘッド・サスペンション1では、ボイス・コイル・モータによる旋回駆動と圧電素子17による微小駆動とを行わせることができる。
なお、電極31b,31cは、導電性接着剤32によって補強プレート11に対して接地(グランド)され、電極31aは、後述するフレキシャ45の端子部53に接続されている。
ロード・ビーム5は、基部3側の結合部15にレーザー溶接等で結合され、情報の書き込み,読み取りを行うスライダ(図示せず)を支持した先端側のヘッド部7に負荷荷重を与える。具体的には、ロード・ビーム5は、例えばステンレス鋼薄板で形成され、剛体部33とばね部35とを含んでいる。
ばね部35は、窓37により二股に形成されて厚み方向の曲げ剛性を低下させている。このばね部35の基端が、基部3側の結合部15に結合される被結合部39となっている。
剛体部33は、ばね部35から先端側に延設されて、その幅方向両縁には、レール部41,43が箱曲げにより板厚方向に立ち上げ形成されている。
剛体部33の先端に、フレキシャ45を介してヘッド部7のスライダが支持されている。
[フレキシャ]
図3は、フレキシャの端子部周辺を示す一部省略斜視図、図4は、図3のフレキシャを反転した一部省略斜視図、図5は、図4のフレキシャの端子部を示す拡大平面図、図6(a)は、図5のVIA−VIA線矢視に係る断面図、図6(b)は同VIB−VIB線矢視に係る断面図である。なお、図3〜図6のフレキシャは、図1、図2のフレキシャと若干形状は異なるが、基本的には同構造である。
フレキシャ45は、図3及び図4のように、金属層47と、金属層47上のベース絶縁層49と、ベース絶縁層49上の配線層51と、配線層51上のカバー絶縁層52とが圧電素子17側から順に積層されて構成されている。なお、カバー絶縁層52(図6参照)は省略することも可能である。
金属層47は、ばね性を有する薄いステンレス鋼圧延板(SST)などの導電性薄板からなり、その厚みは、例えば10〜25μm程度に設定されている。
ベース絶縁層49は、ポリイミド等の絶縁性材料からなり、その厚みは、例えば5〜20μm程度に設定されている。
配線層51は、所定のパターンに形成され、その厚みは、例えば4〜15μm程度に設定される。配線層51は、そのパターンの一端がヘッド部7のスライダに導通接続され(図1参照)、パターンの他端が外部接続用の端子部(図示せず)に接続されている。
カバー絶縁層52は、配線層51を覆って絶縁性の確保及び保護を行うものであり、ポリイミド等の絶縁性材料からなる。カバー絶縁層52の厚みは、例えば0.5〜10μm程度に設定されている。
このようなフレキシャ45は、その中間部54が圧電素子17の電極31a上を通っている(図1参照)。中間部54では、フレキシャ45の金属層47がエッチング等によって除去されており、圧電素子17の電極31aと補強プレート11等の周囲の導電部材との間の短絡が防止されている。なお、金属層47の除去は、エッチング等によって行われる。
この中間部54には、圧電素子17の電極31aに対する端子部53が形成されている。
[端子部]
端子部53は、図3〜図6のように、フレキシャ45から延設されて圧電素子17の電極31aに全体として対向している。端子部53は、基本的に金属層47が除去されたフレキシャ45の中間部54と同様の積層構造を有している。
すなわち、端子部53は、図6のように、圧電素子17の電極31aに対向するベース絶縁層49、該ベース絶縁層49上に積層された配線層51、配線層51上のカバー絶縁層52が積層されて構成されている。
この端子部53は、図3〜図5のように、フレキシャ45側に一体の基端側である延設部55及び先端側である先端部57を備えている。
延設部55では、ベース絶縁層49が端子部53の延設方向(長手方向)に対する交差方向(幅方向)での幅が漸次狭くなり、配線層51がベース絶縁層49上で略直線状に延びる。
先端部57では、ベース絶縁層49が延設部55側からそのまま遷移した円形状となっており、配線層51が延設部55側に対して膨出した円形状になっている。この先端部57において、銀ペースト等の液状の導電性接着剤59を介して圧電素子17の電極31aに固着接続される。
具体的には、先端部57は、図6のように、ベース絶縁層49にベース側孔部61が貫通形成されている。このベース側孔部61を介して配線層51が圧電素子17の電極31a側に露出し、端子部53の端子面63が形成されている。なお、端子面63は、金めっき等がなされて電気的接続性が向上されている。
ベース側孔部61の周囲には、金属層47を部分的に残した液止め部材としての液止めリング65が設けられている。液止めリング65の外周縁部は、先端部57のベース絶縁層49に対して放射方向に突出している。
液止めリング65の内周側及びベース側孔部61内には、導電性接着剤59が充填・保持され、端子部53の端子面63と圧電素子17の電極31aとが接着される。
この接着の際には、液止めリング65が、端子部53と圧電素子17の電極31aとの間に介在する。これにより、端子部53と圧電素子17の電極31aとの間に生じる隙間を狭くし、かかる狭い隙間でベース側孔部61内へ充填された導電性接着剤59による毛管現象を発生させる。
このため、導電性接着剤59は、狭い隙間内で拡散保持され、全体として液止めリング65内に一次的に保持されて硬化する(図6の実線)。
なお、端子部53の先端部57には、ベース側孔部61の反対側で、カバー絶縁層52を貫通するカバー側孔部67が設けられている。カバー側孔部67は、配線層51を外部に露出させて、プロービング等の導通試験を可能とする。
かかる本実施例の端子部53は、図5及び図6のように、その延設部55(基端側)に液止め凹部69が設けられている。具体的には、圧電素子17の電極31aに対向するベース絶縁層49の対向面71に液止め凹部69が設けられている。
本実施例の液止め凹部69は、端子部53の延設方向に複数、例えば3本並設 されている。ただし、液止め凹部69の数は、任意であり、1本又は2本或いは4本以上とすることも可能である。
各液止め凹部69は、延設部55の幅方向の両縁部55a,55b間にわたって形成されている(図5参照)。本実施例では、液止め凹部69が、ベース絶縁層49に微細溝又はベース絶縁層49の他の部分に対する粗面部を形成している。
この液止め凹部69は、1列のレーザー照射痕からなっている。具体的には、液止め凹部69は、例えばUVレーザーを照射することで、ベース絶縁層49に光分解加工によって形成された連続する複数の微細凹部69aからなる。各微細凹部69aは、UVレーザーのスポット径と略同一の径を有している。
なお、各液止め凹部69は、複数列のレーザー照射痕によって形成しても良い。この場合は、複数列のレーザー照射痕を端子部53の延設方向で連続させればよい。例えば、2列のレーザー照射痕を端子部53の延設方向で連続させると、2列分の幅を有する液止め凹部を形成することが可能である。また、液止め凹部69は、UVレーザー以外であっても、ベース絶縁層49の光分解が可能なレーザーの照射等によって形成することができる。
この液止め凹部69は、導電性接着剤59が端子部53の先端部57からはみ出しても、延設部55に沿った流動を阻止することができる(図6の二点鎖線参照)。
すなわち、導電性接着剤59は、その充填量の過多や硬化時の膨張により、端子部53の先端部57から液止めリング65を超えてはみ出すことがある。
この場合は、端子部53と圧電素子17の電極31aとの間で毛管現象が生じ、はみ出した導電性接着剤59が端子部53の延設部55に沿ってフレキシャ45側に流動することもある。
このとき、液止め凹部69は、導電性接着剤59の毛管現象を遮断し或いは濡れ性を低下させ、それ以上に導電性接着剤59が流動することを防止できる。なお、本実施例では、複数の液止め凹部69によって確実に導電性接着剤59の流動を防止することができるが、単一の液止め凹部69であっても十分に導電性接着剤59の流動を防止できる。
図7は、導電性接着剤の流動防止の実験結果を示す写真である。図7から明らかなように、本実施例では、端子部53の先端部57から導電性接着剤59がはみ出し且つ延設部55に沿ってフレキシャ45側に流動しているものの、流動した導電性接着剤59を液止め凹部69から先端部57側で留めることができている。
[実施例1の効果]
本実施例は、フレキシャ45から延設されて圧電素子17の電極31aに対向し、先端部57(先端側)で導電性接着剤59を介して圧電素子17の電極31aに固着接続される端子部53であって、圧電素子17の電極31aに対向するベース絶縁層49と、該ベース絶縁層49上に積層されて先端部57で電極31aに固着接続される配線層51と、電極31aに対向するベース絶縁層49の延設部55(基端側)の対向面71に設けられ延設部55の幅方向の両縁部55a,55b間にわたる液止め凹部69とを備えた。
従って、本実施例の端子部53では、導電性接着剤59が延設部55と圧電素子17の電極31aとの間の毛管現象によりフレキシャ45側に流動しても、液止め凹部69により導電性接着剤59の毛管現象を遮断し或いは濡れ性を低下させ、それ以上に導電性接着剤59が流動することを防止できる。
従って、端子部53は、その先端部57で導電性接着剤59のはみ出しを防止できない場合であっても、導電性接着剤59のフレキシャ45側への流動を阻止することができ、圧電素子17との接合品質を向上することができる。
すなわち、本実施例では、導電性接着剤59のはみ出しによる圧電素子17と周辺の導電性部材との電気的短絡や剛性バランスの低下を抑制して、端子部53と圧電素子17との接合を高品質で行うことができる。
また、本実施例の液止め凹部69は、ベース絶縁層49に光分解加工によって形成された連続する複数の微細凹部69aからなる。
このため、本実施例では、先端部57に従来のようなはみ出し防止構造を設けられない場合であっても、UVレーザーの照射等によって容易且つ確実に液止め凹部69を形成することができる。
しかも、かかる微細凹部69aからなる液止め凹部69は、確実に導電性接着剤59の毛管現象を遮断し或いは濡れ性を低下させ、それ以上の導電性接着剤59の流動を確実に防止できる。
さらに、液止め凹部69は、UVレーザーの照射等による光分解加工で端子部53の延設方向に複数並設することができ、より確実に導電性接着剤59の毛管現象を遮断し或いは濡れ性を低下させることができる。
また、本実施例においては、先端部57が、ベース絶縁層49に貫通形成されて配線層51を圧電素子17の電極31a側に露出させるベース側孔部61と、該ベース側孔部61の周囲に設けられて端子部53と圧電素子17の電極31aとの間に介在する液止めリング65とを備え、導電性接着剤59が、ベース側孔部61内に充填される。
従って、本実施例では、端子部53と圧電素子17の電極31aとの間に生じる隙間を狭くし、かかる狭い隙間でベース側孔部61内へ充填された導電性接着剤59による毛管現象を発生させることができる。
このため、本実施例では、液止めリング65で区画された狭い隙間内において、導電性接着剤59を毛管現象によって拡散保持し、液止めリング65内で導電性接着剤59を一次的に保持硬化させることができる。そして、導電性接着剤59のはみ出しが生じたとしても、上記のように液止め凹部69によって導電性接着剤59の流動を二次的に防止できる。
結果として、本実施例では、より確実に端子部53と圧電素子17との接合品質を向上することができる。
かかる端子部53を有するフレキシャ45は、圧電素子17に対する給電を安定して確実に行わせることができる。
このフレキシャ45を有するヘッド・サスペンション1は、圧電素子17を安定して変形させることができ、ヘッド部7の微小駆動を安定して行わせることができる。
図8は、本発明の実施例2に係るフレキシャの端子部を圧電素子側から見た平面図、図9は、図8のIX−IX線矢視に係る断面図である。なお、本実施例では、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号又は同符号にAを付したものを用いて重複した説明を省略する。
本実施例は、上記実施例1の複数の連続する微細凹部69aからなる液止め凹部69に代えて、スリット状の凹部である液止め凹部69Aを設けたものである。
本実施例の液止め凹部69Aは、ベース絶縁層49Aにエッチングにより形成され、ベース絶縁層49Aを端子部53Aの長手方向前後で分離している。なお、液止め凹部は、パーシャル・エッチングにより、ベース絶縁層に対する凹状に形成してもよい。
液止め凹部69A上には、配線層51及びカバー絶縁層52が通っており、分離したベース絶縁層49Aは、配線層51及びカバー絶縁層52によって接続されている。
かかる本実施例においても、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができる。また、本実施例の液止め凹部69Aは、ベース絶縁層49Aを分離させるスリット状であるため、エッチングにより容易に形成することができる。
このように構成しても、本実施例では、液止め凹部69A上を通る配線層51及びカバー絶縁層52によって分離したベース絶縁層49を接続することができる。また、液止め凹部69A上の配線層51は、カバー絶縁層52によって補強されるので、端子部53Aの接着作業時に配線層51が損傷することを抑制できる。
図10は、本発明の実施例3に係るフレキシャの端子部を圧電素子側から見た平面図、図11は、図10のXI−XI線矢視に係る断面図である。なお、本実施例では、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号又は同符号にBを付したものを用いて重複した説明を省略する。
本実施例は、図10及び図11のように、実施例1に対して液止め壁73を追加したものである。
液止め壁73は、液止め凹部69に対する端子部53Bの基端側(フレキシャ45側)において、金属層47を部分的に残すことで形成されている。この液止め壁73は、延設部55Bの幅方向の両縁部55a,55b間にわたって節煙層49及び圧電素子17間に介在する。
かかる本実施例においても、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
加えて、本実施例では、液止め壁73により端子部53Bと圧電素子17との隙間を狭くし、導電性接着剤59に毛管現象を生じさせることができる。従って、導電性接着剤59は、その狭い隙間内で拡散保持され、液止め壁73外への流動が阻止される。
結果として、本実施例では、導電性接着剤59が液止め凹部69を超えてフレキシャ45側に流動しても、液止め壁73以上の導電性接着剤59の流動を確実に防止できる。
また、液止め壁73は、端子部53Bの先端部57Bに従来のようなはみ出し防止構造を設けられない場合であっても、先端部57Bから離反した基端側の延設部55Bにおいて確実に形成することができる。
本実施例の液止め壁73は、図12のように、実施例2に対して追加することも可能である。
図13は、本発明の実施例4に係るフレキシャの端子部を概略的に示す拡大平面図である。なお、本実施例では、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号又は同符号にCを付したものを用いて重複した説明を省略する。
本実施例は、実施例1に対して延設部55Cの形状を変更したものである。
具体的には、端子部53Cの延設部55Cを、先端部57Cに対するくびれ部となるように幅方向に細く形成しながら湾曲させている。
本実施例の延設部55Cは、ベース絶縁層49Cが配線層51Cに倣って細く形成され且つ全体としてクランク状に湾曲している。クランク状の湾曲部75a,75bは、液止め凹部69よりも端子部53Cの基端側(フレキシャ45側)に位置させる。
かかる実施例においても、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができるのに加え、導電性接着剤59が液止め凹部69を超えてフレキシャ45側に流動しても、延設部55Cにおいて導電性接着剤59の流動を防止できる。
なお、本実施例の細くクランク状に湾曲した延設部を、実施例2や実施例3の構造にも適用することができる。
図14は、本発明の実施例5に係るフレキシャの端子部を示す概略側面図である。なお、本実施例では、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号又は同符号にDを付したものを用いて重複した説明を省略する。
本実施例は、実施例1に対し離反部77を追加したものである。
具体的には、端子部53Dの延設部55Dに、先端部57よりも圧電素子17の電極31aから離反する離反部77を設けている。
本実施例の離反部77は、液止め凹部69よりもフレキシャ45側に位置し、延設部55Dを弧状に湾曲させて形成されている。この離反部77は、圧電素子17の電極31a側に湾曲による弧状の凹部78を備え、電極31aに対する反対側に湾曲による弧状の凸部80を備えている。
かかる実施例では、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができるのに加え、離反部77によって端子部53Dと圧電素子17との隙間を大きくして毛管現象を遮断できる。
このため、導電性接着剤59が液止め凹部69を超えてフレキシャ45側に流動しても、延設部55Dの離反部77において導電性接着剤59の流動を防止できる。
図15は、実施例5の変形例に係るフレキシャの端子部を示す概略側面図である。
図15の変形例では、延設部55Dに屈曲部79を形成し、屈曲部79に対するフレキシャ45側全体を先端部57よりも圧電素子17の電極31aから離反する離反部77aとしたものである。
かかる変形例においても、上記実施例5と同様の作用効果を奏することができる。
なお、離反部77,77aは、実施例2〜4の構造に追加することも可能である。
1 ヘッド・サスペンション
17 圧電素子
31a 電極
45 フレキシャ
49 ベース絶縁層
51 配線層
52 カバー絶縁層
53 端子部
55 延設部(基端側)
55a,55b 縁部
57 先端部(先端側)
59 導電性接着剤
69 液止め凹部
69a 微細凹部
71 対向面

Claims (10)

  1. 配線部材から延設されて圧電素子の電極に対向し、先端側で導電性接着剤を介して前記圧電素子の電極に固着接続される端子部であって、
    前記圧電素子の電極に対向する絶縁層と、
    該絶縁層上に積層されて前記先端側で前記電極に固着接続される配線層と、
    前記電極に対向する前記絶縁層の基端側の対向面に設けられ前記基端側の延設方向に対する交差方向の両縁部間にわたる液止め凹部と、
    を備えたことを特徴とする端子部。
  2. 請求項1記載の端子部であって、
    前記液止め凹部は、前記絶縁層に光分解加工によって形成された連続する複数の凹部、又は前記絶縁層をエッチングによって形成されたスリット状の凹部からなる、
    ことを特徴とする端子部。
  3. 請求項2記載の端子部であって、
    前記配線層上に積層されたカバー絶縁層を備えた、
    ことを特徴とする端子部。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の端子部であって、
    前記液止め凹部は、前記延設方向に複数並設される、
    ことを特徴とする端子部。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の端子部であって、
    前記液止め凹部に対する基端側に、前記基端側の前記交差方向の両縁部間にわたり前記絶縁層及び前記圧電素子間に介在する液止め壁を設けた、
    ことを特徴とする端子部。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の端子部であって、
    前記液止め凹部に対する基端側が、前記先端側に対して前記交差方向で細く形成され且つ湾曲する、
    ことを特徴とする端子部。
  7. 請求項1〜5の何れか一項に記載の端子部であって、
    前記液止め凹部に対する基端側が、前記先端側に対して前記圧電素子の電極から離反する離反部を備えた、
    ことを特徴とする端子部。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の端子部であって、
    前記先端側は、前記絶縁層に貫通形成されて前記配線層を前記圧電素子の電極側に露出させ前記導電性接着剤が内部に充填される孔部と、該孔部の周囲に設けられて前記絶縁層と前記圧電素子の電極との間に介在する液止め部材とを備えた、
    ことを特徴とする端子部。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の端子部を備えた配線部材であり、ヘッド・サスペンションに取り付けられた圧電素子に対する給電を行うことを特徴とするフレキシャ。
  10. 請求項9記載のフレキシャを備えたヘッド・サスペンションであって、
    基部及び該基部に支持されたロード・ビームを備え、
    前記フレキシャは、前記ロード・ビームに取り付けられて情報読み書き用のヘッド部を備え、
    前記圧電素子は、前記基部と前記ロード・ビームとの間に設けられて前記フレキシャからの電圧の印加状態に応じて変形し前記ロード・ビームを介して前記ヘッド部を前記基部に対してスウェイ方向に微少移動させる、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
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