JP5746068B2 - 異常判定装置 - Google Patents
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Description
エンジン(内燃機関)1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの燃料を燃焼させて動力を出力する公知の動力装置である。エンジン1は、たとえば、吸気通路に設けられたスロットルバルブのスロットル開度(吸気空気量)、燃料噴射量、点火時期などの運転状態を制御可能に構成されている。エンジン1の出力は、クランクシャフト1aを介してトルクコンバータ2に伝達される。なお、クランクシャフト1aの回転数はクランクポジションセンサ101により検出され、クランクポジションセンサ101の出力信号はECU4に入力される。
トルクコンバータ2は、エンジン1から入力されたトルクを増大して自動変速機3に出力する機能を有する。このトルクコンバータ2は、クランクシャフト1aに連結されたポンプインペラ21と、自動変速機3に連結されたタービンライナ22と、トルクを増大するためのステータ23と、エンジン1と自動変速機3とを直結するためのロックアップ機構24とを含んでいる。
自動変速機3は、エンジン1と駆動輪(図示省略)との間の動力伝達経路に設けられている。自動変速機3は、エンジン1からトルクコンバータ2を介して入力軸3aに入力される回転動力を変速して出力軸3bに出力する。自動変速機3では、入力軸3aがトルクコンバータ2のタービンライナ22に連結され、出力軸3bがデファレンシャル装置などを介して駆動輪に連結されている。
ECU4は、エンジン1の運転制御および自動変速機3の変速制御などを行うように構成されている。具体的には、ECU4は、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)41と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、バックアップRAM44と、入力インターフェース45と、出力インターフェース46とを含んでいる。
次に、図5を参照して、車両100における異常判定動作について説明する。なお、以下では、第5変速段が成立した状態(第1クラッチC1および第2クラッチC2が係合した状態)で走行中に、リニアソレノイドバルブSLS1またはSLS2がオフ故障した場合を例に説明する。また、以下の各ステップはECU4により実行される。
Ns2=α×No−β×(−Nm)−γ×Nt・・・(2)
なお、式(1)および(2)のα、βおよびγは、自動変速機3の諸元によって決定される係数である。
本実施形態では、上記のように、入力軸3aの回転数Ntと、出力軸3bの回転数Noと、第1回転要素RM1の回転数Nmの正値および負値とに基づいて第1クラッチC1が係合しているか否かを判断することによって、第1回転要素RM1の回転を正回転と仮定して第1クラッチC1が係合しているか否かを判断するとともに、第1回転要素RM1の回転を逆回転と仮定して第1クラッチC1が係合しているか否かを判断することができる。これにより、第1回転要素RM1が正逆回転可能に設けられるとともに、リニアソレノイドバルブSLS1から出力される油圧を検出する圧力センサが設けられていない場合であっても、第1クラッチC1が係合しているか否かを適切に判断することができる。したがって、第1回転要素RM1が正逆回転可能に設けられている場合であっても、部品点数の削減を図りながら、自動変速機3の異常を判定することができる。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
3a 入力軸
3b 出力軸
4 ECU(異常判定装置)
102 入力軸回転数センサ
103 出力軸回転数センサ
104 中間軸回転数センサ
B1 第1ブレーキ(摩擦係合要素)
B2 第2ブレーキ(摩擦係合要素)
C1 第1クラッチ(摩擦係合要素、一方の摩擦係合要素)
C2 第2クラッチ(摩擦係合要素、他方の摩擦係合要素)
C3 第3クラッチ(摩擦係合要素)
C4 第4クラッチ(摩擦係合要素)
RM1 第1回転要素(中間軸)
Claims (3)
- 複数の摩擦係合要素を選択的に係合させることにより複数の変速段を成立させる自動変速機の異常を判定する異常判定装置であって、
前記自動変速機は、前記複数の摩擦係合要素の中から2つの摩擦係合要素を選択して係合させることにより各変速段を成立させるように構成され、かつ、入力軸の回転数を検出する入力軸回転数センサと、出力軸の回転数を検出する出力軸回転数センサと、前記入力軸と前記出力軸との間に正逆回転可能に設けられた中間軸の回転数を検出する中間軸回転数センサとが設けられ、
前記2つの摩擦係合要素のうち一方の摩擦係合要素が係合されているか否かを判断し、前記一方の摩擦係合要素が係合されていると判断された場合には、他方の摩擦係合要素が異常であると判定し、前記一方の摩擦係合要素が係合されていないと判断された場合には、前記一方の摩擦係合要素が異常であると判定するように構成され、
前記入力軸回転数センサの検出結果と、前記出力軸回転数センサの検出結果と、前記中間軸回転数センサの検出結果の正値および負値とに基づいて前記一方の摩擦係合要素が係合されているか否かを判断するように構成されていることを特徴とする異常判定装置。 - 請求項1に記載の異常判定装置において、
前記入力軸回転数センサの検出結果と、前記出力軸回転数センサの検出結果と、前記中間軸回転数センサの検出結果の正値とにより前記一方の摩擦係合要素の第1スリップ回転数を算出するとともに、前記入力軸回転数センサの検出結果と、前記出力軸回転数センサの検出結果と、前記中間軸回転数センサの検出結果の負値とにより前記一方の摩擦係合要素の第2スリップ回転数を算出し、前記第1スリップ回転数または前記第2スリップ回転数がゼロである場合に、前記一方の摩擦係合要素が係合されていると判断するように構成されていることを特徴とする異常判定装置。 - 請求項1または2に記載の異常判定装置において、
前記出力軸の回転数に対して前記入力軸の回転数が急上昇した場合に、前記一方の摩擦係合要素が係合されているか否かを判断するように構成されていることを特徴とする異常判定装置。
Priority Applications (1)
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JP2012034895A JP5746068B2 (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 異常判定装置 |
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Family Applications (1)
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