JP5744341B1 - 制御・監視信号伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送同期方式において、所望の数のチャネルを設定することができる制御・監視信号伝送システムを提供する。【解決手段】本発明に係る制御・監視信号伝送システムでは、親局と複数の子局が共通データ信号線で接続され、前記親局が有するタイミング発生手段で生成されるタイミング信号の制御下で、1周期が第1状態信号と前記第1状態信号に続く第2状態信号とからなる伝送クロック信号が前記共通データ信号線に伝送される。そして、前記伝送クロック信号の連続する複数周期を一単位とし、前記一単位に含まれる周期の各々を所定のチャネルに割り当てる。【選択図】 図1

Description

本発明は、制御部に接続された親局と複数の出力部および入力部、或いは複数の被制御装置に対応する複数の子局との間の信号線を省配線化し共通データ信号線で接続し、伝送クロック信号で同期させるなどの伝送同期方式によりデータの伝送を行う制御・監視信号伝送システムに関する。
制御部と、複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置を備える制御システムにおいて、配線の数を減らす、所謂省配線化が広く実施されている。そして、その省配線化の一般的な手法として、複数の出力部と入力部、或いは被制御装置から延出される信号線の各々を制御部に直接繋ぐパラレル接続に代えて、パラレル信号とシリアル信号の変換機能を備えた親局と複数の子局を、制御部と複数の出力部と入力部、或いは複数の被制御装置にそれぞれ接続し、親局と複数の子局との間で共通データ信号線を介してシリアル信号によりデータ授受を行う方式が広く採用されている。
また、シリアル信号によりデータ授受を行う方法として、伝送クロックで同期させるなどの伝送同期方式が広く採用され、様々な状況に適用するための検討がなされている。例えば、ビットデータとワードデータをそれぞれ独立的に伝送する場合には、論理的に異なる伝送路(チャネル)を複数使用して伝送する必要があるが、伝送同期方式においても、複数のチャネルを設けるための手法が検討されている。
例えば、特開2002−271878号公報に開示されている制御・監視信号伝送システムでは、制御部から被制御装置への第1制御信号を所定のパルス幅(デューティ比)の2値信号とし、第2制御信号を電源電圧のレベル以外のレベルの期間における所定のレベルの信号として、また、入力部から制御部への第1監視信号を電流信号の有無とし、第2制御信号を周波数信号とすることにより、伝送同期方式において2チャネルを設けることができる。
特開2002−271878号公報
しかしながら、上記制御・監視信号伝送システムをはじめとする従来技術では、伝送クロック信号の1周期に数種類程度の多重信号を重畳することが限度であり、設定できるチャネル数に限りがあった。
そこで、本発明は、伝送同期方式において、所望の数のチャネルを設定することができる制御・監視信号伝送システムを提供することを目的とする。
本発明に係る制御・監視信号伝送システムでは、親局と複数の子局が共通データ信号線で接続され、前記親局が有するタイミング発生手段で生成されるタイミング信号の制御下で、1周期が第1状態信号と前記第1状態信号に続く第2状態信号とからなる伝送クロック信号が、前記共通データ信号線に伝送される。そして、前記伝送クロック信号のスタート信号と次のスタート信号の間の1フレーム周期の中の前記伝送クロック信号の連続する複数周期を複数のチャネルに分け、前記チャネル毎に、前記1フレームサイクルに繰り返し出現する一単位として論理アドレスを割り当てる。
本発明において、第1状態信号、第2状態信号とは、各々が、信号として異なる状態となっていることを区別して示すものであり、信号の種類は特定されない。電圧振幅変調信号、電流振幅変調信号、電圧パルス幅変調信号、電流パルス幅変調信号、位相変調信号など、いずれの信号でもよい。例えば、電圧振幅変調信号であれば、高電位レベルが第1状態信号、低電位レベルが第2状態信号である。或いは、低電位レベルが第1状態信号、高電位レベルが第2状態信号である。同様に、電流振幅変調信号であれば、電流有りが第1状態信号(或いは第2状態信号)、電流無しが第2状態信号(或いは第1状態信号)である。また、電圧パルス幅変調信号であれば、パルスの1周期を2等分するタイミングからずれたタイミングでの立上がりまたは立下りにより区分されるパルス幅信号の期間の一方が第1状態信号、他方が第2状態信号である。
前記チャネルの少なくとも一つを高速伝送チャネルとし、前記高速伝送チャネルに属する子局は、前記伝送クロック信号のスタート信号の終了を起点として、前記伝送クロック信号に基づいた伝送アドレスのカウントを開始し、前記伝送クロック信号のスタート信号と次のスタート信号の間の1フレームサイクルの周期の数に相当するアドレスカウント値より小さい数を最大アドレスカウント値とするアドレスカウンタを備え、前記1フレームサイクルよりも短いサイクルで、前記親局との間でデータの授受を行うものであってもよい。
また、前記伝送クロック信号の1周期には、前記第1状態信号と前記第2状態信号の何れか一方に制御データ信号が含まれ、他方の状態信号に監視信号が含まれるものであってもよい。
本発明に係るターミナルは、親局が接続され、前記親局が有するタイミング発生手段で生成されるタイミング信号の制御下で、1周期が第1状態信号と前記第1状態信号に続く第2状態信号とからなる伝送クロック信号が伝送される共通データ信号線に接続され、自局の論理アドレスを設定するアドレス設定手段を備える。また、前記伝送クロック信号の周期をカウントし、前記自局の論理アドレスのデータに対応する絶対アドレスと一致するタイミングで、前記伝送クロック信号に重畳された制御データを抽出する制御データ抽出処理と、前記一致するタイミングで入力部からの入力信号に応じた監視データを監視信号として前記伝送クロック信号に重畳する監視データ送信処理を行う子局入出力部、あるいは、前記制御データ抽出処理を行う子局出力部と前記監視データ送信処理を行う子局入力部のいずれか一方を備える。そして、前記アドレス設定手段は、前前記伝送クロック信号の連続する複数周期を、前記伝送クロック信号のスタート信号と次のスタート信号の間の1フレームサイクルに繰り返し出現する一単位として論理アドレスを設定する。
本発明に係る制御・監視信号伝送システムでは、伝送クロック信号の連続する複数周期が一単位とされ、一単位に含まれる周期の各々が所定のチャネルに割り当てられるため、伝送同期方式において、所望の数のチャネルを設けることが可能となる。
また、伝送クロック信号のスタート信号と次のスタート信号の間を最大フレームの1周期とし、チャネル毎に、前記最大フレームの1周期の範囲内で自チャネルに定義されたフレーム周期を繰り返し、前記親局と前記子局は、一単位毎の周期に、自局が属するチャネルのデータの授受を行うこととすれば、伝送クロック信号の1フレームサイクル(最大フレームの1周期)よりも短い時間で所定のデータを高速スキャンすることが可能となる。
本発明に係るターミナルは、伝送クロック信号の連続する複数周期を一単位としてアドレスを設定するアドレス設定手段を備えるため、自局が属するチャネルに割り当てられた周期の到来するタイミングを正確に得ることが可能となる。従って、本発明に係る制御・監視信号伝送システムに利用することができる。
本発明に係る制御・監視信号伝送システムの概略構成を示すシステム構成図である。 親局のシステム構成図である。 第1チャネルに属する子局における子局入力部のブロック図である。 第1チャネルに属する子局における子局出力部のブロック図である。 第1チャネルの絶対アドレス生成テーブルを示す図である。 第2チャネルに属する子局における子局入力部のブロック図である。 第2チャネルに属する子局における子局出力部のブロック図である。 第2チャネルの絶対アドレス生成テーブルを示す図である。 第3チャネルに属する子局における子局入力部のブロック図である。 第3チャネルに属する子局における子局出力部のブロック図である。 第3チャネルの絶対アドレス生成テーブルを示す図である。 親局と子局との間で授受される伝送クロック信号から抽出されるデータを第1チャネルデータ、第2チャネルデータ、第3チャネルデータに分けて示す伝送クロック信号の模式図である。 各チャネルの周期を示す伝送クロック信号の模式図である。 伝送クロック信号のタイムチャートである。
図1〜14を参照しながら、本発明に係る制御・監視信号伝送システムの実施例を説明する。
図1に示すように、この制御・監視信号伝送システムは、制御部1および共通データ信号線DP、DN(以下、伝送ラインということがある)に接続された単一の親局2と、前記共通データ信号線DP、DNに接続された第1CH入出力子局4a、第1CH出力子局6a、第2CH出力子局6b、第3CH出力子局6c、および第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cの複数で構成される。なお、図1においては、図示の便宜上、各々の子局が一つずつ示されているが、共通データ信号線DP、DNに接続される子局の種類や数に制限は無い。
第1CH入出力子局4a、第1CH出力子局6a、第2CH出力子局6b、第3CH出力子局6c、および第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cは、制御部1の出力指示に応じて動作する出力部8に対する信号出力処理と、制御部1への入力情報を取り入れる入力部9からの入力信号処理のいずれかまたは双方を行うものである。そして、使用目的に応じた伝送データにより3つの群に分類されている。具体的には、第1CH入出力子局4a、第1CH出力子局6a、第1CH入力子局7aが低速データの伝送を行う低速伝送群に、第2CH出力子局6b、第2CH入力子局7bが高速データの伝送を行う高速伝送群に、第3CH出力子局6c、第3CH入力子局7cが複数ビットのワードデータの伝送を行うワード伝送群に分類されている。なお、低速伝送群、高速伝送群、ワード伝送群に割り当てられる伝送クロック信号の周期を、それぞれ第1チャネル(第1CH)、第2チャネル(第2CH)、第3チャネル(第3CH)と称するものとし、以下、これらの群に対応する部分には、それぞれ「第1CH」「第2CH」「第3CH」の表記を付すものとする。
出力部8は、例えば、アクチュエータ、(ステッピング)モータ、ソレノイド、電磁弁、リレー、サイリスタ、ランプ等であり、入力部9は、例えば、リードスイッチ、マイクロスイッチ、押釦スイッチ、光電スイッチ、各種センサ等である。第1CH入出力子局4aは、出力部8と入力部9で構成される被制御装置5に接続され、第1CH出力子局6a、第2CH出力子局6b、第3CH出力子局6cは出力部8のみに接続され、第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cは入力部9にのみ接続されている。また、第1CH出力子局6a、第2CH出力子局6b、第3CH出力子局6cは出力部8を内包するもの(出力部一体型子局80)であってもよく、第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cは入力部9を内包するもの(入力部一体型子局90)であってもよい。
制御部1は、例えばプログラマブルコントローラ、コンピュータ等であり、第1CH制御並列データ13a、第2CH制御並列データ13b、第3CH制御並列データ13cを送出する第1CH出力ユニット11a、第2CH出力ユニット11b、第3CH出力ユニット11cと、第1CH入出力子局4aおよび第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cからの監視信号から抽出される監視データに基づき得られた第1CH監視並列データ14a、第2CH監視並列データ14b、第3CH監視並列データ14cを受け取る第1CH入力ユニット12a、第2CH入力ユニット12b、第3CH入力ユニット12cを有する。そして、これら第1CH出力ユニット11a、第2CH出力ユニット11b、第3CH出力ユニット11c、第1CH入力ユニット12a、第2CH入力ユニット12b、第3CH入力ユニット12cが親局2に接続されている。
親局2は、図2に示すように、第1CH出力データ部21a、第2CH出力データ部21b、第3CH出力データ部21c、タイミング発生部23、親局出力部24、親局入力部25、第1CH入力データ部26a、第2CH入力データ部26b、第3CH入力データ部26cを備える。そして、共通データ信号線DP、DNに接続され、本発明の伝送クロック信号に相当する一連のパルス状信号である制御信号を共通データ信号線DP、DNに送出するとともに、第1CH入出力子局4a、第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cから送出された監視信号から抽出された第1CH監視並列データ14a、第2CH監視並列データ14b、第3CH監視並列データ14cを制御部1の第1CH入力ユニット12a、第2CH入力ユニット12b、第3CH入力ユニット12cへ送出する。
第1CH出力データ部21aは、制御部1の第1CH出力ユニット11aからの第1CH制御並列データ13aをシリアルデータとして親局出力部24へ引き渡す。第2CH出力データ部21bは、制御部1の第2CH出力ユニット11bからの第2CH制御並列データ13bをシリアルデータとして親局出力部24へ引き渡す。第3CH出力データ部21cは、制御部1の第3CH出力ユニット11cからの第3CH制御並列データ13cをシリアルデータとして親局出力部24へ引き渡す。
タイミング発生部23は、発振回路(OSC)31とタイミング発生手段32からなり、発振回路(OSC)31を基にタイミング発生手段32が、このシステムのタイミングクロックを生成し親局出力部24、親局入力部25に引き渡す。
親局出力部24は、制御データ発生手段33とラインドライバ34からなる。制御データ発生手段33が、第1CH出力データ部21a、第2CH出力データ部21b、第3CH出力データ部21cから受けたデータと、タイミング発生部23から受けたタイミングクロックに基づき、ラインドライバ34を介して共通データ信号線DP、DNに一連のパルス状信号として伝送クロック信号を送出する。
伝送クロック信号は、スタート信号STに続く制御・監視データ領域を有するものとなっている。制御・監視データ領域は、親局2から送出される制御信号のデータと、第1CH入出力子局4a、第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、および第3CH入力子局7cから送出される監視信号のデータとで構成される。そして、伝送クロック信号のパルス(伝送クロック)は、図14に示すように、1周期の後半が電源電圧の高電位レベル(本発明の第2状態信号に相当し、この実施例では+24V)とされ、電源電圧のレベルとなっていない低電位レベル(本発明の第1状態信号に相当)のパルス前半がデータ信号エリアとされている。低電位レベルは、そのパルス幅の長さが制御信号のデータを表すとともに、そこに重畳される電流が所定値(この実施例では10mA、ただし電流値に制限はない)より大きいか小さいかで監視信号のデータを表すものとなっている。この実施例では、伝送クロック信号の1周期をt0とした時、低電位レベルのパルス幅の長さは(1/4)t0から(1/2)t0まで拡張されるが、制御部1から入力される第1CH制御並列データ13a、第2CH制御並列データ13b、第3CH制御並列データ13cの各データの値に応じたものであれば、その長さに制限はなく適宜に決めればよい。更に、伝送クロック信号の1周期の前半を電源電圧のレベルとし、後半を低電位レベルとしてもよい。
なお、伝送クロック信号の高電位レベルが電源電圧となっていることから、第1CH入出力子局4a、第1CH出力子局6a、第1CH入力子局7a、第2CH出力子局6b、第2CH入力子局7b、第3CH出力子局6c、第3CH入力子局7cは、いずれも、内部回路電源を伝送クロック信号から生成するものとなっている。
また、図12、図13に示すように、伝送クロック信号の1フレームサイクルのパルス(伝送クロック)の数は192であり、絶対アドレスは、開始アドレスが0であることから最終アドレスが191とされている。また、0から189まで3間隔の絶対アドレス(#0、#3、#6…)の伝送クロック信号周期が第1チャネルに、1から190まで3間隔の絶対アドレス(#1、#4、#7…)の伝送クロック信号周期が第2チャネルに、2から191まで3間隔の絶対アドレス(#2、#5、#8…)の伝送クロック信号周期が第3チャネルに、割り当てられている。そして、第1チャネルに割り当てられた伝送クロック信号周期、第2チャネルに割り当てられた伝送クロック信号周期、および第3チャネルに割り当てられた伝送クロック信号周期の連続する複数周期(3伝送クロック信号周期)が本発明の一単位とされている。
スタート信号STは、伝送クロック信号の高電位レベルと同じ電位レベルであって、伝送クロック信号の1周期より長い信号となっている。
親局入力部25は監視信号検出手段35、第1CH監視データ抽出手段36a、第2CH監視データ抽出手段36b、および第3CH監視データ抽出手段36cで構成される。監視信号検出手段35は、共通データ信号線DP、DNを経由して第1CH入出力子局4a、第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cから送出された監視信号を検出する。監視信号のデータは、既述のように低電位レベルに重畳される電流が10mAより大きいか小さいかで表されており、スタート信号STが送信された後、第1CH入出力子局4a、第1CH入力子局7a、第2CH入力子局7b、第3CH入力子局7cの各々から監視信号を受け取るものとなっている。そして、監視信号検出手段35で検出された監視信号は、第1CH監視データ抽出手段36a、第2CH監視データ抽出手段36b、および第3CH監視データ抽出手段36cに引き渡される。
第1CH監視データ抽出手段36aは、タイミング発生手段32からのタイミングに同期して、第1CH監視データを抽出し、直列の入力データとして第1CH入力データ部26aに送出する。
第2CH監視データ抽出手段36bは、タイミング発生手段32からのタイミングに同期して、第2CH監視データを抽出し、直列の入力データとして第2CH入力データ部26bに送出する。
第3CH監視データ抽出手段36cは、タイミング発生手段32からのタイミングに同期して、第3CH監視データを抽出し、直列の入力データとして第3CH入力データ部26cに送出する。
第1CH入力データ部26aは、第1CH監視データ抽出手段36aから受け取った直列の入力データを並列(パラレル)データに変換し、第1CH監視並列データ14aとして制御部1の第1CH入力ユニット12aへ送出する。また、第2CH入力データ部26bは、第2CH監視データ抽出手段36bから受け取った直列の入力データを並列(パラレル)データに変換し、第2CH監視並列データ14bとして制御部1の第2CH入力ユニット12bへ送出する。更に、第3CH入力データ部26cは、第3CH監視データ抽出手段36cから受け取った直列の入力データを並列(パラレル)データに変換し、第3CH監視並列データ14cとして制御部1の第3CH入力ユニット12cへ送出する。
第1CH入力子局7aは、図3に示すように、伝送受信手段41、アドレス抽出手段43、第1CH監視データ送信手段45、CH数設定手段47、第1CHアドレスデータ記憶手段51、第1CH最終アドレスデータ記憶手段52、および入力手段71を有する第1CH子局入力部70aを備える。なお、この実施例の入力子局7aは、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが第1CH子局入力部70aとして機能するものとなっている。処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるが、第1CH子局入力部70aを構成する上記各手段のそれぞれの処理におけるCPU、RAMおよびROMとの関係は、説明の便宜上、図示を省略するものとする。
伝送受信手段41は、共通データ信号線DP、DNに伝送される伝送クロック信号を受けて、これをアドレス抽出手段43に引き渡す。
CH数設定手段47は、使用するチャネルの数を指定するもので、設定されたチャネル数はアドレス抽出手段43に引き渡される。
第1CHアドレスデータ記憶手段51は、第1チャネルの論理アドレスのデータ(図12に示す1#0、1#1など)を指定するもので、設定された第1チャネルの論理アドレスのデータは、アドレス抽出手段43に引き渡される。
第1CH最終アドレスデータ記憶手段52は、第1チャネルの論理アドレスのデータの最大値を設定するもので、設定された第1チャネルの論理アドレスのデータの最大値は、アドレス抽出手段43に引き渡される。
アドレス抽出手段43は、絶対アドレス生成テーブル48を有し、本実施例のシステム起動時にCH数設定手段47から得たデータ(この実施例では、チャネル数3)に基づき図5に示すように絶対アドレスが3CH列に展開される(図5に示すS1)。次に、第1CH最終アドレスデータ記憶手段52の設定データ1#63(論理アドレスの最大値)に基づき、論理アドレスが1#0から1#63まで展開される(図5のS2)。そして、第1CHアドレスデータ記憶手段51の設定データ(論理アドレスのデータ)に一致する論理アドレスのデータに対応する所定の絶対アドレスを得る(図5のS3)。
例えば、図5に示す実施例では、第1CHアドレスデータ記憶手段51の設定データ(論理アドレスのデータ)が1#0なので絶対アドレス#0、#3、#6、#9までの3間隔のデータを得る。絶対アドレス生成テーブル48で得られた所定の絶対アドレスのデータは、絶対アドレスカウンタ44に順次に引き渡される。絶対アドレスカウンタ44は伝送クロック信号の始まりを示すスタート信号STの終了を起点として伝送クロック信号パルスをカウントする。そして、絶対アドレスカウンタ44は第1CHアドレスデータ記憶手段51の設定データ(論理アドレスのデータ)に対応する所定の絶対アドレスのデータ(図5に示す実施例では#0、#3、#6、#9までの3間隔のデータ)と一致するタイミングで、その都度、その周期の伝送送信信号を第1CH監視データ送信手段45に引き渡し、第1CH監視データ送信手段45を有効にする。なお、絶対アドレス生成テーブル48で得られた1#0に対応する所定の複数絶対アドレスのデータは、まず最初に絶対アドレスカウンタに引き渡される絶対アドレスのデータ(図5に示す実施例では#0)が絶対アドレスカウンタ44のデータと一致する出力タイミングで、次の絶対アドレスのデータ(図5に示す実施例では#3)が絶対アドレスカウンタ44に引き渡され、以降の絶対アドレスのデータも同様に順次引き渡される。
第一監視データ送信手段45は、アドレス抽出手段43により有効とされた場合に、入力手段71から引き渡されるデータに基づいて、トランジスタTRのベース電流を“on”または“off”とする。ベース電流が“on”の場合、トランジスタTRは”on”となり、共通データ信号線DP、DNに監視信号である20mA単位の電流信号が出力される。
入力手段71は、入力部9からの入力データに基づき、監視データを第一監視データ送信手段45に引き渡す。
第1CH出力子局6aは、図4に示すように、伝送受信手段41、アドレス抽出手段43、第1CH制御データ抽出手段46、CH数設定手段47、第1CHアドレスデータ記憶手段51、第1CH最終アドレスデータ記憶手段52、および出力手段61を有する第1CH子局出力部60aを備える。第1CH出力子局6aも、第1CH入力子局7aと同様に内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えている。そして、このMCUが第1CH子局出力部60aとして機能するものとなっている。処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるが、第1CH子局出力部60aを構成する上記各手段のそれぞれの処理におけるCPU、RAMおよびROMとの関係は、説明の便宜上、図示を省略するものとする。また、図4において、第1CH入力子局7aと実質的に同じ部分には同符号を付し、その説明を簡略化または省略する。
第1CH制御データ抽出手段46は、絶対アドレス生成テーブル48で得られた絶対アドレス(#0)と絶対アドレスカウンタ44のカウントデータが一致するタイミングでアドレス抽出手段43から引き渡された伝送受信信号から制御データを抽出する。そして、そのデータを第1CH制御データとして出力手段61に引き渡す。
出力手段61は、第1CH制御データ抽出手段46から引き渡された第1CH制御データをパラレルデータに変換し、出力部8に出力し、出力部8に所定の動作をさせる。
図6に示す第2CH入力子局7bも、第1CH入力子局7aと同様に、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが第2CH子局入力部70bとして機能するものとなっている。そして、第1CH子局入力部70aのMCUと同様に、第2CH入力子局7bの処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるものとなっている。
図6に示すように、第2CH子局入力部70bの機能構成は、図3に示す第1CH子局入力部70aの第1CHアドレスデータ記憶手段51、および、第1CH最終アドレスデータ記憶手段52を、それぞれ、第2CHアドレスデータ記憶手段53、および、第2CH最終アドレスデータ記憶手段54に置き換えたものであり、その他は第1CH子局入力部70aと同じである。そこで、図6において、図3に示す第1CH子局入力部70aと実質的に同じ部位には同符号を付し、その説明を簡略化または省略する。なお、第2CH監視データ送信手段45は、第1CH監視データ送信手段45と同じ機能であるため符号は同一とするが、図の説明の便宜上、名称は異なるものとする。
第2CHアドレスデータ記憶手段53は、第2チャネルの論理アドレス(2#0、2#1、2#2、2#3のいずれか)を指定するもので、設定された第2チャネルの論理アドレスのデータは、アドレス抽出手段43に引き渡される。
第2CH最終アドレスデータ記憶手段54には、第2チャネルの論理アドレスの最大値として2#3が設定されている。
第2CH子局入力部70bのアドレス抽出手段43は、絶対アドレス生成テーブル48を有し、本発明のシステム起動時にCH数設定手段47から得たデータ(この実施例では、チャネル数3)に基づき図8に示すように絶対アドレスが3CH列に展開される(図8に示すS1)。次に、第2CH最終アドレスデータ記憶手段54の設定データ2#3(論理アドレスの最大値)に基づき、論理アドレスが2#0から2#3までが繰り返し展開される(図8のS2)。そして、第2CHアドレスデータ記憶手段53の設定データ(論理アドレスのデータ)に一致する論理アドレスのデータに対応する所定の絶対アドレスを得る(図8のS3)。
例えば、図8に示す実施例では、第2CHアドレスデータ記憶手段53の設定データ(論理アドレスのデータ)が2#0なので絶対アドレス#1、#13、#25など、#1から#181まで12間隔の所定のデータを得る。絶対アドレス生成テーブル48で得られた所定の絶対アドレスのデータは、絶対アドレスカウンタ44に順次に引き渡される。絶対アドレスカウンタ44は伝送クロック信号の始まりを示すスタート信号STの終了を起点として伝送クロック信号パルスをカウントする。そして、絶対アドレスカウンタ44は第2CHアドレスデータ記憶手段53の設定データ(論理アドレスのデータ)に対応する所定の絶対アドレスデータ(図8に示す実施例では#1、#13、#25など、#1から#181まで12間隔のデータ)と一致するタイミングで、その都度、その周期の伝送送信信号を第2CH監視データ送信手段45に引き渡し、第2CH監視データ送信手段45を有効にする。なお、絶対アドレス生成テーブル48で得られた2#0に対応する所定の複数絶対アドレスのデータは、まず最初に絶対アドレスカウンタに引き渡される絶対アドレスのデータ(図8に示す実施例では#1)が絶対アドレスカウンタ44のデータと一致する出力タイミングで、次の絶対アドレスのデータ(図8に示す実施例では#13)が絶対アドレスカウンタ44に引き渡され、以降の絶対アドレスのデータも同様に順次引き渡される。
なお、第2CH最終アドレスデータ記憶手段54で設定される論理アドレスのデータが小さいほど、伝送応答は速いものとなる。
図9に示す第3CH入力子局7cも、第1CH入力子局7aと同様に、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが第3CH子局入力部70cとして機能するものとなっている。そして、第1CH子局入力部70aのMCUと同様に、第3CH入力子局7cの処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるものとなっている。
図9に示す第3CH子局入力部70cの機能構成も、図3に示す第1CH子局入力部70aの、第1CHアドレスデータ記憶手段51、および、第1CH最終アドレスデータ記憶手段52を、それぞれ、第3CHアドレスデータ記憶手段55、および、第3CH最終アドレスデータ記憶手段56に置き換えたものであり、その他は第1CH子局入力部70aと同じである。そこで、図9において、第1CH子局入力部70aと実質的に同じ部位には同符号を付し、その説明を簡略化または省略する。なお、第3CH監視データ送信手段45も、第1CH監視データ送信手段45と同じ機能であるため符号は同一とするが、図の説明の便宜上、名称は異なるものとする。
第3CHアドレスデータ記憶手段55は、第3チャネルの論理アドレス(図12に示す3#0、3#1など)を指定するもので、設定された第3チャネルの論理アドレスのデータは、アドレス抽出手段43に引き渡される。第3チャネルは、図12、図13に示すように、3伝送クロック信号周期を一単位として、その16単位分で構成されるワードが、伝送クロック信号の1フレームサイクルを1周期Twcとして4ワードを伝送するためのものとなっている。そして、第3CHアドレスデータ記憶手段55には、授受するワードの先頭の論理アドレス、3#0、3#16などが設定される。
第3CH最終アドレスデータ記憶手段56は、第3チャネルの論理アドレスのデータの最大値を設定するもので、設定された第3チャネルの論理アドレスのデータの最大値は、アドレス抽出手段43に引き渡される。
第3CH子局入力部70cのアドレス抽出手段43は、絶対アドレス生成テーブル48を有し、本発明のシステム起動時にCH数設定手段47から得たデータ(この実施例では、チャネル数3)に基づき図11に示すように絶対アドレスのデータが3CH列に展開される(図11に示すS1)。次に、第3CH最終アドレスデータ記憶手段56の設定データ3#63(論理アドレスの最大値)に基づき、論理アドレスが3#0から3#63まで展開される(図11のS2)。そして、第3CHアドレスデータ記憶手段55の設定データ(論理アドレスのデータ)に一致する論理アドレスに対応する所定の絶対アドレスを得る(図11のS3)。
例えば、図11に示す実施例では、第3CHアドレスデータ記憶手段55の設定データ(論理アドレスのデータ)が3#0なので絶対アドレス#2、#5など、#2から#51まで3間隔のデータを得る。絶対アドレス生成テーブル48で得られた所定の絶対アドレスのデータは、絶対アドレスカウンタ44に引き渡される。絶対アドレスカウンタ44は、伝送クロック信号の始まりを示すスタート信号STの終了を起点として伝送クロック信号パルスをカウントし、第3CH用アドレスデータ記憶手段55の設定データに対応する所定の絶対アドレスデータ(図11に示す実施例では#2から#51まで3間隔のデータ)と一致するタイミングで、その都度、その周期の伝送送信信号を第3CH監視データ送信手段45に引き渡し、第3CH監視データ送信手段45を有効にする。なお、絶対アドレス生成テーブル48で得られた3#0に対応する所定の複数絶対アドレスのデータは、まず最初に絶対アドレスカウンタに引き渡される絶対アドレスのデータ(図11に示す実施例では#2)が絶対アドレスカウンタ44のデータと一致する出力タイミングで、次の絶対アドレスのデータ(図8に示す実施例では#5)が絶対アドレスカウンタ44に引き渡され、以降の絶対アドレスのデータも同様に順次引き渡される。
第1CH入出力子局4aには、対応関係にある出力部8と入力部9の双方が接続されている。そして、第1CH入出力子局4aも、第1CH出力子局6aおよび第1CH入力子局7aと同様、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが第1CH子局入出力部40aとして機能するものとなっている。そして、第1CH子局出力部60aのMCUおよび第1CH子局入力部70aのMCUと同様に、第1CH入出力子局4aの処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるものとなっている。第1CH子局入出力部40aは、第1CH子局出力部60aと第1CH子局入力部70aの双方をあわせた構成であり、各構成要素は、第1CH子局出力部60aまたは第1CH子局入力部70aの構成要素と同じであるため、説明を省略する。
第2CH出力子局6b、および第3CH出力子局6cも、第1出力子局6aと同様に、内部回路としてマイクロコンピュータ・コントロール・ユニットであるMCUを備えており、このMCUが第2CH子局出力部60b、および第3CH子局出力部60cとして機能するものとなっている。そして、第1CH子局出力部60aのMCUと同様に、第2CH出力子局6b、および第3CH出力子局6cの処理において必要となる演算や記憶は、このMCUの備えるCPU、RAMおよびROMを使用して実行されるものとなっている。
図7、図10に示すように、第2CH子局出力部60bおよび第3CH子局出力部60cの機能構成は、図3に示す第1CH子局出力部60aの第1CHアドレスデータ記憶手段51を、第2CHアドレスデータ記憶手段53および第3CHアドレスデータ記憶手段55に、第1CH最終アドレスデータ記憶手段52を、第2CH最終アドレスデータ記憶手段54および第3CH最終アドレスデータ記憶手段56に置き換えたものであり、その他は第1CH子局出力部60aと同じである。従って、説明は省略する。
この制御・監視信号伝送システムでは、スタート信号の終了を起点とした一単位の伝送クロック信号周期の第一番目が第1チャネルに、第二番目が第2チャネルに、第三番目が第3チャネル割り振られている。また、第1チャネルに割り振られた伝送クロック信号周期が先頭となる一単位(以下、第1CH一単位とする)に、第1CH論理アドレス1#0から1#63が割り当てられる。更に、第2チャネルに割り振られた伝送クロック信号周期が先頭となる一単位(以下、第2CH一単位とする)に、第2CH論理アドレス2#0、2#1,2#2および2#3が割り当てられる。更にまた、第3チャネルに割り振られた伝送クロック信号周期が先頭となる一単位(以下、第3CH一単位とする)に、第3CH論理アドレス3#0から3#63が、ワードアドレスとして割り当てられる。
第1チャネルに属する第1CH入出力子局4a、第1CH出力子局6a、および第1CH入力子局7aに、第1CHアドレス1#0から1#63のいずれかが付与される。自局に付与された第1CHアドレスが割り振られた第1CH一単位の最初の伝送クロック信号周期において、データを授受する。なお、図12において、第1CH制御データは第1CH入出力子局4aまたは第1CH出力子局6aが親局から受けるデータであり、第1CH監視データは、第1CH入出力子局4aまたは第1CH入力子局7aから親局が受けるデータである。
第2チャネルに属する第2CH出力子局6bおよび第2CH入力子局7bには、第2CH論理アドレス2#0,2#1、2#2、2#3のいずれかが付与され、自局に付与された第2CH論理アドレスが割り振られた第2CH一単位の最初の伝送クロック信号周期において、データを授受する。なお、第2チャネルの論理的なフレーム周期Thcは、伝送クロック信号の1フレーム周期Tc(スタート信号から次のスタート信号までの周期)の中で16回繰り返される。これに対し、第1チャネルの論理的なフレーム周期は伝送クロック信号のフレーム周期Tcと等しくなっている。従って、第2チャネルの伝送応答速度は第1チャネルの伝送応答速度の16倍となる。
第3チャネルに属する第3CH出力子局6cおよび第3CH入力子局7cには、第3CH論理アドレス3#0から3#63のいずれかが付与され、自局に付与された第3CH論理アドレスが割り振られた第3CH一単位の最初の伝送クロック信号周期において、データを授受する。なお、第3チャネルで伝送される1ワードデータは、16ビットデータで構成され、伝送目的となるワードデータの先頭論理アドレス(例えば、3#0)を指定することにより、それに対応する所定の絶対アドレスの各々においてデータを授受し、ワードデータの授受を行うことができる。
第3チャネルで伝送されるワードデータは、複数の伝送サイクルで複数ワードを得るものとしてもよい。
なお、各チャネルに割り当てられるスタート信号の終了を起点とした一単位の伝送クロック信号周期の順位は、所定の任意の順位に(例えば、第一番目に第3チャネル、第二番目に第1チャネル、第三番目に第2チャネル)割り振られても良い。
この制御・監視信号伝送システムでは、伝送クロック信号の1周期において制御部側からの制御データと、子局側からの監視データを同時に伝送でき、しかも、3つのチャネルを設けたことから、3種類のデータの送信と受信が同時に行われる伝送方式、いわゆる全6重となっている。ただし、チャネル数に制限はなく、2チャネルの全4重方式としてもよい。
1 制御部
2 親局
4a 第1CH入出力子局
5 被制御装置
6a 第1CH出力子局
6b 第2CH出力子局
6c 第3CH出力子局
7a 第1CH入力子局
7b 第2CH入力子局
7c 第3CH入力子局
8 出力部
9 入力部
11a 第1CH出力ユニット
11b 第2CH出力ユニット
11c 第3CH出力ユニット
12a 第1CH入力ユニット
12b 第2CH入力ユニット
12c 第3CH入力ユニット
13a 第1CH制御並列データ
13b 第2CH制御並列データ
13c 第3CH制御並列データ
14a 第1CH監視並列データ
14b 第2CH監視並列データ
14c 第3CH監視並列データ
21a 第1CH出力データ部
21b 第2CH出力データ部
21c 第3CH出力データ部
23 タイミング発生部
24 親局出力部
25 親局入力部
26a 第1CH入力データ部
26b 第2CH入力データ部
26c 第3CH入力データ部
31 OSC(発振回路)
32 タイミング発生手段
33 制御データ発生手段
34 ラインドライバ
35 監視信号検出手段
36a 第1CH監視データ抽出手段
36b 第2CH監視データ抽出手段
36c 第3CH監視データ抽出手段
40a 第1CH子局入出力部
41 伝送受信手段
43 アドレス抽出手段
44 絶対アドレスカウンタ
45 監視データ送信手段
46 制御データ抽出手段
47 CH数設定手段
48 絶対アドレス生成テーブル
51 第1CHアドレスデータ記憶手段
52 第1CH最終アドレスデータ記憶手段
53 第2CHアドレスデータ記憶手段
54 第2CH最終アドレスデータ記憶手段
55 第3CHアドレスデータ記憶手段
56 第3CH最終アドレスデータ記憶手段
60a 第1CH子局出力部
60b 第2CH子局出力部
60c 第3CH子局出力部
61 出力手段
70a 第1CH子局入力部
70b 第2CH子局入力部
70c 第3CH子局入力部
71 入力手段
80 出力部一体型子局
90 入力部一体型子局
TR トランジスタ

Claims (4)

  1. 親局と複数の子局が共通データ信号線で接続され、
    前記親局が有するタイミング発生手段で生成されるタイミング信号の制御下で、1周期が第1状態信号と前記第1状態信号に続く第2状態信号とからなる伝送クロック信号が、前記共通データ信号線に伝送され、
    前記伝送クロック信号のスタート信号と次のスタート信号の間の1フレーム周期の中の前記伝送クロック信号の連続する複数周期を複数のチャネルに分け、前記チャネル毎に、前記1フレームサイクルに繰り返し出現する一単位として論理アドレスを割り当てることを特徴とする制御・監視信号伝送システム。
  2. 前記チャネルの少なくとも一つを高速伝送チャネルとし、前記高速伝送チャネルに属する子局は、前記伝送信号のスタート信号の終了を起点として、前記伝送クロック信号に基づいた伝送アドレスのカウントを開始し、前記伝送クロック信号のスタート信号と次のスタート信号の間の1フレームサイクルの周期の数に相当するアドレスカウント値より小さい数を最大アドレスカウント値とするアドレスカウンタを備え、前記1フレームサイクルよりも短いサイクルで、前記親局との間でデータの授受を行う請求項1に記載の制御・監視信号伝送システム。
  3. 前記伝送クロック信号の1周期には、前記第1状態信号と前記第2状態信号の何れか一方に制御信号が含まれ、他方の状態信号に監視信号が含まれる請求項1に記載の制御・監視信号伝送システム。
  4. 親局が接続され、前記親局が有するタイミング発生手段で生成されるタイミング信号の制御下で、1周期が第1状態信号と前記第1状態信号に続く第2状態信号とからなる伝送クロック信号が伝送される共通データ信号線に接続され、
    自局の論理アドレスを設定するアドレス設定手段と、
    前記伝送クロック信号の周期をカウントし、前記自局の論理アドレスのデータに対応する絶対アドレスと一致するタイミングで、前記伝送クロック信号に重畳された制御データを抽出する制御データ抽出処理と、前記一致するタイミングで入力部からの入力信号に応じた監視データを監視信号として前記伝送クロック信号に重畳する監視データ送信処理を行う子局入出力部、あるいは、前記制御データ抽出処理を行う子局出力部と前記監視データ送信処理を行う子局入力部のいずれか一方を備え、
    前記アドレス設定手段は、前記伝送クロック信号の連続する複数周期を、前記伝送クロック信号のスタート信号と次のスタート信号の間の1フレームサイクルに繰り返し出現する一単位として論理アドレスを設定することを特徴とするターミナル。
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