JP5744317B2 - 制御装置、空調システム、設備機器システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

制御装置、空調システム、設備機器システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

この発明は、制御装置、空調システム設備機器システム、制御方法及びプログラムに関する。
従来、店舗やオフィスビルなどの大規模な建物には、複数の空気調和機とその制御装置とが汎用ネットワークを介して接続された空調システムが設置されることがある。制御装置は、予め設定されたアルゴリズムに則って複数の空気調和機を制御する。ビル内の複数の室内機(室内ユニット)を少ない操作で制御するため、室内機(室内ユニット)を予め複数のグループに分け、グループ単位で制御を行うシステムが開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、複数の空気調和機を統合して制御する中央管理システムでは、空気調和機のシステム系統を把握することが不可欠である。そこで、自動でシステム系統を認識する中央管理システムが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2003−185234号公報 特開2009−299951号公報 特開2003−122345号公報
店舗やオフィスビルなどでは、電気料金の削減などを目的として制御装置に省エネアルゴリズムを導入したり、テナントの入れ替えやレイアウトの変更などにより、空気調和機のグループ分けや制御アルゴリズムの変更とを柔軟かつ容易に行えるようにしたりすることが求められている。
しかしながら、従来の制御装置では、空気調和機等の設備機器のグループ登録が、手動で行われているのが現状である。このため、空気調和機のグループを、より状況に適した(例えば、快適性や省エネ性の高い)グループに変更したりするには、多大な作業負担が伴う。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、設備機器のグループ分けを自動かつ柔軟に行うことができる制御装置などを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明に係る制御装置は、
複数の設備機器を制御する制御装置であって、
前記複数の設備機器各々から制御情報を受信する通信部と、
記制御情報を一括して取得するための要求であって、前記制御情報を所持する所持機器グループに含まれる設備機器の条件と、前記制御情報の種別とを含む制御情報要求を出力する制御決定部と、
前記複数の設備機器各々の接続関係に関する情報を管理する接続関係管理部と、
前記複数の設備機器のうちの基準となる基準機器から他の設備機器への接続経路に関する情報を記憶する接続経路データベースと、
前記制御情報要求前記接続経路データベース前記接続関係管理部で管理される情報とに基づいて、前記所持機器グループを作成する機器グルーピング部と、
前記所持機器グループに含まれる設備機器から前記通信部により受信された前記制御情報のデータ列を作成する情報一括取得部と、
を備える。
この発明によれば、設備機器の接続関係に基づいて、制御アルゴリズムにおける、制御情報を所持する所持機器グループに含まれる設備機器の条件と、取得すべき制御情報の種別等に基づいて、基準機器から他の設備機器への接続経路に関する情報を蓄積する接続経路データベースと、接続関係管理部に管理される情報を参照して、自動的に制御情報を一括で取得する設備機器のグループを作成する。このようにすることで、手動でグループを設定することなく、設備機器のグループ分けを自動かつ柔軟に行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る空調システムの概略的な構成を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係る制御装置の詳細な構成を示すブロック図である。 接続経路データベースの構成の一例を示すテーブルである。 機器属性データベースの構成の一例を示すテーブルである。 接続先データベースの構成の一例を示すテーブルである。 室内機の制御情報の一例を示すテーブルである。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 制御装置の動作を示すシーケンス図である。 制御情報要求、中間データ及び最終データの一例を示すテーブルである。 この発明の実施の形態2に係る制御装置の詳細な構成を示すブロック図である。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 データ整形処理のフローチャートである。 制御情報の一例である。 数値演算指示に含まれるデータ及び中間データ・整形データの一例を示すテーブルである。 この発明の実施の形態3に係る制御装置の詳細な構成を示すブロック図である。 設置位置データベースに登録されるデータの一例を示すテーブルである。 この発明の実施の形態3に係る空調システムの概略的な構成を示す模式図である。 設置関係データベースに登録されるデータの一例を示すテーブルである。 制御装置が機器のグルーピングを行う際の動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
まず、この発明の実施の形態1について説明する。
図1には、この実施の形態1に係る空調システム100の概略的な構成が示されている。図1に示すように、空調システム100は、設備機器としての複数の空気調和機を制御する制御装置1を備えている。制御装置1は、通信ネットワーク2を介して、複数の設備機器、すなわち空気調和機と接続されている。
通信ネットワーク2には、空気調和機として、室外機と、室内機と、リモートコントローラ(以下、「リモコン」という)とがそれぞれ1台以上接続される。図1では、室外機4a、4bと、室内機5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5hと、リモコン6a、6b、6c、6d、6e、6fとが通信ネットワーク2に接続されている。なお、空調システムの中には室内機と室外機との間に分流コントローラが接続されているものもあるが、この実施の形態では、分流コントローラは設けられていないものとする。
各リモコン6a〜6fは、それぞれ1台以上の室内機に接続されている。また、全てのリモコン6a〜6fを統括する上位リモコンである集中管理コントローラが設けられている場合もあるが、この実施の形態では、集中管理コントローラは設けられていないものとする。
図2には、制御装置1の詳細な構成が示されている。制御装置1は、通信ネットワーク2を介して通信可能なコンピュータである。コンピュータのプロセッサがメモリに格納されたプログラムを実行することにより、以下の機能が実現される。
図2に示すように、制御装置1は、機器制御決定部11と、機器データマッピング部12と、情報一括取得部13と、機器グルーピング部14と、接続経路データベース15と、接続関係管理部16と、通信部17とを備える。
機器制御決定部11は、各設備機器(室外機又は室内機)の制御内容を決定する。機器制御決定部11には、所定の制御アルゴリズムに従って動作するプログラムが実装されている。このプログラムは、パーソナルコンピュータ等を用いて、外部入力から更新することができる。この更新により制御アルゴリズムが変更される。
より具体的には、機器制御決定部11は、各設備機器の制御情報を、実行される制御アルゴリズムに則って一括して取得するための制御情報要求を出力する。より具体的には、機器制御決定部11は、管理対象となるデータ管理機器グループに含まれる設備機器の条件と、取得すべき制御情報を所持するデータ所持機器グループに含まれる設備機器の条件と、取得すべき制御情報の種別とを含む制御情報要求を出力する。
データ管理機器グループは、実際に管理対象となる機器のグループであり、データを取得する際に、データの配列要素数と各要素の並び方を決定する機器グループである。データ所持機器グループは、実際に取得されるデータを所持する機器グループである。
機器制御決定部11は、制御情報を、最終的に、制御アルゴリズムに則った形式、すなわちグループ化された管理対象の機器ごとにマッピングされた情報として取得する。取得される情報を、マッピング済グループ制御情報群という。
さらに、機器制御決定部11は、決定した制御内容に基づいて、機器IDと制御情報種別とを含む制御命令を通信部17に送信する。
接続経路データベース15は、複数の設備機器のうちの基準となる基準機器から他の設備機器への接続経路に関する情報を蓄積する。すなわち、接続経路データベース15には、基準機器から指定された接続関係を満たす機器のグループを作成する際に、たどるべき経路を表す接続経路が記憶されている。接続経路とは、基準機器からある接続関係にある機器までどのよう経路をたどれば到達することが出来るかを示す情報である。
接続経路データベース15の構成について説明する。図3には、接続経路データベース15に登録されるデータの一例が示されている。図3に示すように、接続経路データベース15には、接続関係番号、基準機器属性、接続経路属性配列とが対応付けて登録されている。
接続関係番号は、接続関係に応じて割り振られた識別番号である。接続関係の指定やデータの管理は接続関係番号により行われる。この実施の形態では、接続関係番号が接続関係に関する条件に対応する。
基準機器属性は、基準機器の属性、すなわち基準機器がどの種類の機器であるかを示す情報である。すなわち、属性とは、「室外機」、「リモコン」などの機器の種類を表すものである。
接続経路属性配列は、基準機器から接続関係番号で示される設備機器までの属性の順列を示す配列である。
接続経路データベース15は、接続経路問い合わせとして、接続関係番号(接続関係に属するグループ化の条件)と基準機器属性とを入力すれば、対応する接続経路属性配列(設備機器の属性の順列)を出力する。後述するように、機器グルーピング部14は、接続経路データベース15から得られた接続経路の属性の順列をたどることにより、データ管理機器グループ、データ所持機器グループに含まれる設備機器を特定する。
ここで、一例として、室外機からリモコンへの接続経路について説明する。室外機から最近傍のリモコンまでの経路としては、室外機に接続する室内機を経て、さらにその室内機に接続するリモコンにたどり着くようになる。この場合には、接続経路データベース15では、接続関係番号として3。最近傍のリモコンと、基準機器属性として室外機とが入力され、接続室内機ID→接続リモコンIDという属性配列が出力されるようになる。
機器間の接続は1対1でない場合も多い。接続経路をたどる毎に検索結果として、取得される機器の数は増減する。また、図3のテーブルにおいて「―」と入力されている場合には、接続経路として表される機器と基準機器とが同じであり、接続経路をたどる必要がないことを意味している。
接続関係管理部16は、各設備機器がお互いどの機器に接続しているか、すなわち複数の設備機器各々の接続関係に関する情報を管理している。より具体的には、接続関係管理部16は、機器属性データベース23と、接続先データベース24とを備えている。
機器属性データベース23の構成について説明する。図4には、機器属性データベース23に登録されるデータの一例が示されている。図4に示すように、機器属性データベース23には、設備機器の機器IDと、機器属性とが対応付けて登録されている。なお、以下では、説明を簡単にするために、各設備機器に付されている符号を、機器IDとする。
次に、接続先データベース24の構成について説明する。図5には、接続先データベース24に登録されるデータの一例が示されている。図5に示すように、接続先データベース24には、設備機器の機器ID(設備機器の属性)と、その設備機器に直接接続している接続先の設備機器の機器ID(属性)とが対応付けて登録されている。
接続関係管理部16は、機器IDを含む基準機器属性問い合わせを受信すると、機器属性データベース23を参照して、基準機器属性を返信する。また、接続関係管理部16は、機器IDを含む接続先機器ID問い合わせを機器グルーピング部14等から受信すると、接続先データベース24を参照して、問い合わせのあった設備機器に直接接続する設備機器の機器ID群(属性)を返信する。後述するように、機器グルーピング部14は、記接続関係管理部16から返信された設備機器の属性に基づいて、接続経路の属性の順列をたどる。
機器グルーピング部14は、空気調和機をグループ化する。より具体的には、機器グルーピング部14は、機器制御決定部11から出力される制御情報要求に従って機器データマッピング部12から出力されるデータ管理機器グループ作成指示に従って、接続経路データベース15及び接続関係管理部16によって管理される情報とに基づいて、データ管理機器グループを作成し、データ管理機器グループID群を返信する。また、機器グルーピング部14は、機器制御決定部11から出力される制御情報要求に従って情報一括取得部13から出力されるデータ所持機器グループ作成指示に従って、接続経路データベース15及び接続関係管理部16によって管理される情報とに基づいて、データ管理機器グループを作成し、データ所持機器グループID群を返信する。
データ管理機器グループ作成指示及びデータ所持機器グループ作成指示には、接続の基準となる機器(以下、「基準機器」とする)の識別IDと、基準機器との冷媒管、ネットワーク、電力線による接続のつながり方(接続関係)とが指定されている。また、データ管理機器グループID群及びデータ所持機器グループID群は、接続関係を満たす設備機器のID群(データ管理機器ID)がグルーピングされたものである。
情報一括取得部13は、データ所持機器グループに含まれる設備機器からの制御情報を通信部17を介して取得し、取得した制御情報のデータ列を作成する。より具体的には、情報一括取得部13は、マッピングデータ作成指示を受信すると、データ所持機器グループ作成指示を機器グルーピング部14に送信し、機器グルーピング部14からデータ所持機器グループID群を受信する。情報一括取得部13は、データ所持機器グループID群中のそれぞれの設備機器から通信部17を介して制御情報を取得し、制御情報のデータ列を作成し、マッピングデータとしてとして機器データマッピング部12に返信する。
機器データマッピング部12は、機器制御決定部11から送信される制御情報要求に従って、機器グルーピング部14にデータ管理機器グループ作成指示を送信し、データ管理機器グループID群を受信する。機器データマッピング部12は、機器制御決定部11から送信される制御情報要求に含まれる取得すべき制御情報を所持するデータ所持機器グループに含まれる設備機器の条件と、機器グルーピング部14から取得したデータ管理機器グループID群を含むマッピングデータ作成指示を情報一括取得部13に送信し、情報一括取得部13からマッピングデータを受信する。機器データマッピング部12は、情報一括取得部13から取得したマッピングデータの要素を、データ管理機器グループに含まれる設備機器に割り当てて、マッピング済グループ制御情報群として機器制御決定部11に返信する。
通信部17は、制御情報問い合わせに応じた各空気調和機と通信ネットワーク2を介して通信を行う。より具体的には、通信部17は、制御情報問い合わせに応じた制御情報を、各空気調和機から受信する。通信部17は、通信ネットワーク2を介して空気調和機と通信する際に、コマンドを解釈し、空気調和機への命令をコマンドに変換する。通信部17は、機器IDと制御情報種別を送信すると、指定された機器の制御情報を空気調和機に問い合わせて受信する。
通信部17は、複数の設備機器各々に対する制御命令を送信する。より具体的には、通信部17は、機器IDと制御情報種別とを含む制御命令を制御内容決定部11から受信すると、機器IDに対応する空気調和機を制御する制御命令をその空気調和機に送信する。
次に、この実施の形態に係る空調機制御装置の動作について説明する。
図7には、制御装置1の動作が示されている。
図7に示すように、まず、機器制御決定部11は、制御情報要求をデータマッピング部12に送信する(ステップS1)。
続いて、機器グルーピング部14は、機器制御決定部11から出力される制御情報要求に基づくデータ管理機器グループ作成指示を機器データマッピング部12から受信して、データ管理機器グループを作成する(ステップS2)。
続いて、制御装置1は、作成したデータ管理機器グループに、異なる機器の制御情報をマッピングする(ステップS3)。これにより、ある機器の制御情報を、異なる機器の制御情報であるかのように取得することができる。
より具体的には、機器グルーピング部14は、データ管理機器グループの各機器についてデータ所持機器グループを作成する(ステップS31)。続いて、情報一括取得部13は、データ所持機器グループの機器情報を取得し、マッピングデータを作成する(ステップS32)。続いて、機器データマッピング部12は、マッピングデータを、データ管理機器グループにマッピングしてマッピング済みグループ制御情報を作成する(ステップS32)。
続いて、制御装置1は、データ管理機器グループすべてに対してマッピングが完了したか否かを判定する(ステップS4)。マッピングが完了していない場合(ステップS4;No)、制御装置1は、ステップS31→S32→S33を繰り返す。マッピングが完了した場合(ステップS4;Yes)、機器制御決定部11は、マッピング済みグループ制御情報に基づいて制御内容を決定する(ステップS5)。制御装置1は、ステップS5実行後、処理を終了する。
以上のような、制御情報のマッピングの詳細な動作について、図8を参照して説明する。ここでは、動作の説明と並行して、図1の空調システム100における制御情報のマッピングについて具体的に説明する。図1に示す空調システム100では、室外機4aには、室内機5a〜5dが接続されている。また、リモコン6aは室内機5aに接続され、リモコン6bは室内機5bと5cに接続され、リモコン6cは室内機5dに接続されている。制御装置1は、室外機4aからネットワーク2により接続している。
以下では、制御アルゴリズムに従って、室外機4aの系統内の室内機5a、5b、5c、5dの吸い込み温度を、同じ系統内のリモコン6a、6b、6cのデータとして取得する場合を考える。この時の各室内機5a、5b、5c、5dの吸い込み温度(制御情報)は、図6に示されている。
また、図9には、機器制御決定部11から送信される制御情報要求の内容に加え、作成される最終的なデータおよび中間データが示されている。図9に示される中間データは、図2に示される制御装置1の各部の間で受け渡されるデータである。
まず、機器制御決定部11が制御情報要求を機器データマッピング部12に送信する(ステップS101)。この制御情報要求は、図9に示すように、基準機器ID、グルーピング接続種別、マッピング接続種別、制御情報IDとを含んでいる。
基準機器IDは、データ管理機器グループを作成する際、接続経路の基点となる機器のIDである。グルーピング接続種別は、基準機器とデータ管理機器グループとの接続関係を表す接続関係番号である。マッピング接続種別は、データ管理機器グループとデータ所持機器グループとの接続関係を表す接続関係番号である。制御情報IDは、データ所持機器グループからどの制御情報を取得するかという制御情報の種別を示すIDである。
上述のように、室外機4aの系統内の室内機5a、5b、5c、5dの吸い込み温度を、同じ系統内のリモコン6a、6b、6cのデータとして取得する場合、基準機器は、室外機4aとなり、データ管理機器グループは、最近傍のリモコンとなり、マッピング接続種別は最近傍の室内機となり、制御情報IDは吸い込み温度となる。すなわち、ここでは、図9に示すように、基準機器ID=4a、グルーピング接続種別=3.最近傍のリモコン、マッピング接続種別=2.最近傍の室内機、制御情報ID=吸い込み温度、となる。
制御情報要求を受信した機器データマッピング部12は、データ管理機器グループを取得するため、データ管理機器グループ作成指示を機器グルーピング部14に送信する(ステップS102)。データ管理機器グループ作成指示は、受信した制御情報要求のうち、基準機器ID、グルーピング接続種別とを含んでいる。
データ管理機器グループ作成指示を受信した機器グルーピング部14は、基準機器からデータ管理機器グループまでの接続経路を取得するため、接続経路問い合わせを接続経路データベース15に送信する(ステップS201)。接続経路問い合わせは、データ管理機器グループ作成指示と同様に、基準機器IDとグルーピング接続種別とを含んでいる。
接続経路問い合わせを受信した接続経路データベース15は、基準機器の属性を取得するため、基準機器属性問い合わせを接続関係管理部16に送信する(ステップS202)。
接続関係管理部16は、受信した基準機器IDに対応する基準機器属性を機器属性データベース23から検索し、検索結果である基準機器属性応答を接続経路データベース15に送信する(ステップS203)。ここでは、図9に示すように、基準機器属性は、室外機となる。
続いて、接続関係管理部16からの基準機器属性応答を受信した接続経路データベース15は、取得した基準機器属性とグルーピング接続種別に対応する接続経路を検索し、検索結果であるグルーピング接続経路を機器グルーピング部14に返信する(ステップS204)。図9に示すように、グルーピング接続経路(接続経路属性配列)は、「室内機→リモコン」となる。このとき、接続経路が「0.自分」と帰ってきた場合は、機器グルーピング部14は情報管理機器グループとして基準機器IDそのものを返信する。
続いて、機器グルーピング部14が、グルーピング接続経路を利用して接続関係管理部16に、機器の接続先を問い合わせながらデータ管理機器グループを作成する(ステップS2)。
ここで、まず、機器グルーピング部14は、接続関係管理部16に接続先機器ID問い合わせを送信する(ステップS205)。この問い合わせでは基準機器が接続している機器のうち、グルーピング接続経路の1番目の属性の機器を問い合わせる。接続先機器ID問い合わせを受信した接続関係管理部16は、第1のデータ管理機器グループを作成し、機器グルーピング部14に送信する(ステップS206)。ここで、データ管理機器グループを作成する過程で作成された機器グループを第1のデータ管理機器グループと呼ぶ。ここでは、図9に示すように、第1のデータ管理機器グループは{5a,5b,5c,5d}となる。
次に、機器グルーピング部14及び接続関係管理部16は、ステップS205、S206の処理を、第1のデータ管理機器グループに対して行い、第2のデータ管理機器グループを作成する。このように、ステップS205、S206が接続経路の属性配列の要素数だけ繰り返される。全ての接続経路の属性配列の要素に対してステップS205、S206の処理が行われ、第2のデータ管理機器グループが作成される。ここでは、図9に示すように、データ管理機器グループは{6a,6b,6c}となる。
ここで、作成したデータ管理機器グループ内で重複する要素が含まれる場合がある。このような場合は、重複した要素を1つ残して他は配列から削除する。ここでは、室内機グループ{5a,5b,5c,5d}それぞれに対して接続するリモコンを取得すると{6a,6b,6b,6c}となる。この場合には、機器グルーピング部14は、重複する要素である6bを1つ削除し{6a,6b,6c}に変更する。
最後に、機器グルーピング部14は、データ管理機器グループID群を、機器データマッピング部12に送信する(ステップS208)。
次に、機器データマッピング部12が、受信したデータ管理機器グループの各機器に対してデータ所持機器グループを作成、制御情報を取得し、その情報をデータ管理機器グループにマッピングする(ステップS3)。
まず、機器データマッピング部12は、データ管理機器グループの1番目の機器に対するマッピングデータ作成指示を情報一括取得部13に送信する(ステップS301)。マッピングデータは、データ管理機器グループの各機器に対応するデータ所持機器グループの制御情報である。最初のマッピングデータ作成指示は、データ管理機器グループの1番目機器の機器ID、マッピング接続種別、制御情報IDとを含んでいる。ここでは、機器ID=6a、マッピング接続種別=2.最近傍のリモコン、 制御情報ID=吸い込み温度となる。
続いて、情報一括取得部13は、データ所持機器グループ作成指示を機器グルーピング部14に送信する(ステップS302)。データ所持機器グループ作成指示は、マッピングデータ作成指示のうちに含まれる機器IDとマッピング接続種別とを含んでいる。ここでは、機器ID=6a、マッピング接続種別=2.最近傍のリモコン、となる。
続いて、機器グルーピング部14は、データ管理機器グループの作成(ステップS2)と同じ手順でデータ所持機器グループを作成し(ステップS31)、情報一括取得部13に送信する(ステップS304)。ここでは、室内機6aに対するデータ所持機器グループG1は{5a}となる。
続いて、情報一括取得部13は、受信したデータ所持機器グループの各機器に対して制御情報を取得するため、制御情報問い合わせを通信部17に送信する(ステップS305)。それに対して通信部17は、設備機器に制御情報を問い合わせて、制御情報を取得し、その制御情報を応答として情報一括取得部13に送信する(ステップS306)。制御情報と機器IDは1対1であるので、1回の制御情報問い合わせに対する制御情報の応答のデータ数は1である。
続いて、データ所持機器グループの全機器の機器データを取得した情報一括取得部13は、機器データを配列にまとめてマッピングデータを作成する(ステップS32)。情報一括取得部13は、マッピングデータを機器データマッピング部12に送信する(ステップS308)。ここでは、図9に示すように、データ所持機器グループG1に対するマッピングデータD1は{25}となる。
続いて、マッピングデータを受信した機器データマッピング部12は、マッピングデータをデータ管理機器グループの機器にマッピングして、マッピング済みグループ制御情報を作成する(ステップS33)。ここで、マッピングとは、ある機器群の情報を、別の機器に割り当てることである。
ここで、マッピングデータの要素数が2つ以上であった場合について説明する。マッピングデータの要素数が2以上の配列であった場合、機器データマッピング部12は、マッピングデータの全要素の数値の平均をとる。ここでは、図9に示すように、データ管理機器グループG1の機器6bに対するデータ所持機器グループG2は{5a,5b}となる。したがって、マッピングデータD2は{26,27}となる。したがって、機器データマッピング部12は、リモコン6bにはマッピングデータのD2の平均である{26.5}をマッピングする。
機器データマッピング部12は、ステップS3の処理を、データ管理機器グループの機器数だけ繰り返し、マッピング済みグループ制御情報を作成する。図9に示すように、最終的なマッピング済み制御情報は{25,26.5,28}となる。
続いて、機器データマッピング部12は、以上のように作成したマッピング済グループ制御情報を、機器制御決定部11に送信する(ステップS401)。
マッピング済グループ制御情報を受信した機器制御決定部11は、取得したマッピング済グループ制御情報に基づいて、数値演算を行うなどして機器の制御内容を決定する。取得したマッピング済グループ制御情報を利用するアルゴリズムの例として、以下のようなものがある。
取得したマッピング済グループ制御情報は、室内機の吸い込み温度をリモコンにマッピングしたデータである。機器制御決定部11は、これとリモコンの設定温度のデータの差分をとり、差分の最大値をとることで、そのとき必要な空気調和機のパワーを算出し、基準機器となった室外機の周波数を決定する。
続いて、機器制御決定部11は、制御アルゴリズムに基づいて決定した機器制御命令を通信部17に送信する。通信部17は、その制御命令を空気調和機を制御するコマンドに変換し、空気調和機に送信する。これにより、空気調和機が操作される。
以上詳細に説明したように、この実施の形態によれば、設備機器の接続関係に基づいて、制御アルゴリズムにおける、取得すべき制御情報を所持する所持機器グループに含まれる設備機器の条件と、取得すべき制御情報の種別等に基づいて、自動で設備機器のグループを作成する。このようにすることで、手動でグループを設定することなく、制御アルゴリズムに適した形式で、機器のグループ分けを自動かつ柔軟に行うことができる。この結果、より状況に適した(たとえば快適性・省エネ性の高い)制御アルゴリズムの記述、設定が容易になる。
また、この実施の形態では、基準機器と、基準機器との接続関係を指定することで、システム側が機器どうしの接続をたどって自動的に機器グループを作成している。このことにより、空気調和機の機器IDが規則的に振られていない場合や、機器IDが空間的にとびとびになっている場合などであっても、一定の作業量で機器グループの指定を行うことができる。また、手動で設定する場合と比較して設定の抜けや間違いを削減することができる。
また、空気調和機の制御アルゴリズムを設定する際、2つの異なる機器グループの情報の比較演算を利用する場合がある。それぞれの機器グループの情報は、配列の要素数や、各要素の意味するところも異なる。この実施の形態によれば、一方の機器グループの情報を他方の機器グループの情報として整形することで、2種類の情報を統一した要素数や意味を持つ情報として扱うことができる。この結果、制御アルゴリズム中の数値演算を単純な配列どうしの演算として設定すれば十分となるので、制御アルゴリズムの設定が単純かつ容易となる。
また、マッピングデータの要素数(制御情報の数)が2つ以上である場合、この実施の形態では平均をとることとしたが、最大、最小、中間値のような代表値や所定の演算に基づく演算値とを利用してもよい。また、1つの機器の制御情報を2つ以上の機器にマッピングする場合は、1つのデータを複数の機器にコピーして割り当ててもよいし、分割して割り当てるようにしてもよい。割り当てる数値として適したものを選択することにより、制御アルゴリズムの設定における記述量が削減されるので、作業時間を短縮することができる。
なお、接続経路データベース15の登録内容については、この実施の形態では、固定したが、PCなどの外部入力から任意の接続関係の接続経路の情報を追加、変更可能としてもよい。その際、接続経路データベース15に入力する情報は、接続関係番号、基準機器属性、接続経路属性配列との組み合わせとなる。これにより、空気調和機の利用現場に則した制御アルゴリズムの設定に必要な接続経路を随時追加することができ、柔軟な制御アルゴリズムの設定が可能となる。
また、この実施の形態では、制御装置1において、接続先データベース24と機器属性データベース23に全ての機器の接続先情報と機器種別とが蓄積され保持されているとした。しかしながら、必要に応じて都度、設備機器に問い合わせ、それらの情報を取得するようにしてもよいし、1回問い合わせた結果を接続先データベース24と機器属性データベース23に保持しておき、保持していない情報が必要となった場合にはその都度設備機器に問い合わせるようにしてもよい。
なお、マッピング接続種別として{0.自分}を指定した場合には、データのマッピングは行わず、データ管理機器グループの制御情報を情報一括取得部13から取得し、機器制御決定部11に送信すればよい。また、そのようなデータが必要な場合、機器制御決定部11は、機器データマッピング部12を介さず、情報一括取得部13から直接、その機器の制御情報を取得するようにしてもよい。
この実施の形態では、機器グルーピング部14は、機器の接続関係に基づいて、自動で機器グルーピングを行った。しかしながら、基準機器と、他の設備機器との接続関係とをキーに、接続経路を取得できるデータベースを手動で作成するようにしてもよい。
なお、この実施の形態では、主として、通信ネットワーク2の接続関係で設備機器をグループ化したが、冷媒管、電力線による接続関係で設備機器をグループ化するようにしてもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
図10には、この実施の形態に係る制御装置1の構成が示されている。図10に示すように、制御装置1が、機器制御決定部11、情報一括取得部13、機器グルーピング部14、通信部17、接続経路データベース15、接続関係管理部16については上記実施の形態1と同様である。
ただし、この実施の形態では、機器データマッピング部12を備えていない。機器制御決定部11からの制御情報要求は、情報一括取得部13に送信され、情報一括取得部13からのグループ制御情報群は、機器制御決定部11に送信される。すなわち、この実施の形態では、データ管理機器グループは作成されず、データ所持機器グループだけが作成される。
この実施の形態に係る制御装置1は、数値演算部19と、データ整形部18とをさらに備える。
数値演算部19は、機器制御決定部11から受信した数値演算指示に従って数値演算を行う。数値演算指示には、2つの異なる機器グループの制御情報と、2つのグループ機器間の接続関係と、演算命令とが含まれる。数値演算部19は、2つの異なる制御情報と、演算命令とに基づいて、数値演算を行い、その演算結果を機器制御決定部11に返信する。
データ整形部18は、数値演算部19からデータ整形指示を受信する。データ整形指示には、数値演算指示のうち、2つの異なる機器グループの制御情報と、2つの機器グループと、2つのグループ機器間の接続関係(接続関係種別)とが含まれている。データ整形部18は、これらの情報に基づいて、機器グルーピング部14を用いて、一方の機器の制御情報を他方の機器に割り当てることで2つの制御情報を同じ機器グループの制御情報として整形する。
数値演算部19は、データ整形部18によって整形された制御情報群を用いて数値演算を行う。
図11には、制御装置1が数値演算を行う際の動作が示されている。
ここで、数値演算を行う前提として、機器制御決定部11が、上記実施の形態1に係る制御装置1と同様に、情報一括取得部13から送信された2つの異なる機器グループの制御情報のマッピングデータと、それら制御情報のデータ所持機器グループである機器ID群を所持しているものとする。
また、前提として、空調システム100は、上記実施の形態1と同様に、図1に示す構成になっているとする。また、各設備機器は、図13に示す制御情報を所持しているものとする。ここでは、機器制御決定部11が、数値演算部19に{(室内機群の吸い込み温度)―(リモコン群の設定温度)}という演算命令を送信する場合について説明する。
図14には、数値演算指示に含まれるデータと、中間データ・整形データとが示されている。
図11に示すように、まず、機器制御決定部11は、数値演算部19に数値演算指示を送信する(ステップS11)。数値演算指示は、図14に示すように、第1の制御情報D1、第1の制御情報のデータ所持機器グループG1、第2の制御情報D2、第2の制御情報のデータ所持機器グループG2、第2のデータ所持機器グループから第1のデータ所持機器グループへの接続関係種別、数値演算命令とを含んでいる。すなわち、図14に示すように、D1={25,26,27,28}、G1={5a,5b,5c,5d}、D2={24,23,25}、G2={6a,6b,6c}、G2からG1への接続関係(接続関係種別)={2.最近傍の室内機}、数値演算命令={D1−D2}となる。
次に、数値演算指示を受信した数値演算部19は、第1のデータ所持機器グループと第2のデータ所持機器グループとが同じであるか否かを判定する(ステップS12)。2つの機器グループが同一グループであった場合(ステップS12;Yes)、2つの制御情報は、すでに同じ形式の情報であるので、制御装置1は、ステップS15に進む。
2つが異なる機器グループであった場合(ステップS12;No)、数値演算部19は、データ整形指示をデータ整形部18に送信する(ステップS13)。データ整形指示は数値演算指示に含まれるデータのうち、制御情報D1,D2と、第1、第2のデータ所持機器グループG1,G2と、データ所持機器グループG2からデータ所持機器グループG1への接続関係(接続関係種別)とを含んでいる。
続いて、データ整形部18は、データ整形処理を行う(ステップS14)。データ整形処理は、データ所持機器グループG2の形式のデータである第2の制御情報D2を、データ所持機器グループG1の形式に整形したデータである整形済制御情報群を作成する処理である。
図12には、データ整形処理のフローチャートが示されている。図12に示すように、まず、データ整形部18は、整形後データ格納配列を用意する(ステップS801)。このとき、整形後データ格納配列は、データ所持機器グループG1と要素数が等しい空の配列であるものとする。ここでは、整形後データ格納配列の要素数は4となる。
データ整形部18は、機器グルーピング部14に、第2のデータ所持機器グループG2の1番目の機器の接続機器グループ作成指示を機器グルーピング部14に送信する(ステップS802)。ここで、接続機器グループとは、指定した基準機器から接続関係を満たす機器ID群を示している。接続機器グループ作成指示は、基準機器IDと接続関係とを含んでいる。ここでは、基準機器ID=6a、接続関係=2.最近傍の室内機となる。
機器グルーピング部14が接続関係を満たす機器ID群を作成する手順は、上記実施の形態1に係る動作(ステップS2参照)と同様である。ここでは、図14に示すように、基準機器を6aとした場合に、接続関係を満たす機器群として、接続機器グループG3={5a}が取得される。
続いて、接続機器グループG3を受信したデータ整形部18は、第1のデータ所持機器グループG1に接続機器グループの1番目の機器が含まれているか否かを判定する(ステップS803)。含まれていた場合(ステップS803;Yes)、データ整形部18は、整形後データ格納配列にデータを格納する(ステップS804)。ここでは、第2の制御情報D2の1番目のデータが、用意した整形後データ格納配列D3に格納される。その際、データを格納する配列中の場所は、検索された機器の第1のデータ所持機器グループG1における配列順位と同じ位置とする。ここでは、接続機器グループG3の1番目の機器5aは、第1のデータ所持機器グループG1の1番目の要素である。よって、データ整形部18は、第2の制御情報D2の1番目の要素である24を、整形後データ格納配列の1番目に格納する。
一方、1番目の機器が含まれていなかった場合(ステップS803;No)又はステップS804実行後、データ整形部18は、データ所持機器グループの全機器が完了したか否かを判定する(ステップS805)。このようにして、ステップS802→S803(→S804)が、第2のデータ所持機器グループG2の全ての機器に対して行われる。
ここで、ステップS804において、接続機器グループに複数の機器が含まれていた場合、対応する第2の制御情報D2を、整形後データ格納配列の複数の要素に対して格納する。例えば、第2のデータ所持機器グループG2の2番目の機器6bの接続機器グループG4は、{5b、5c}となる。この場合は、整形後データ格納配列の2番目と3番目の要素に、第2の制御情報D2の2番目の要素である23を格納する。
データ所持機器グループの全機器について処理が完了すると(ステップS805;Yes)、データ整形部18は、整形後データ格納配列の全要素にデータが入っているか否かを判定する(ステップS806)。全要素にデータが入っていない場合(ステップS806;No)、整形後のデータでは演算を行うことができないため、データ整形部18は、エラー信号を数値演算部19に返す。
全要素にデータが入っている場合(ステップS806;Yes)、データ整形部18は、整形データ格納配列の1つの要素に、複数のデータが割り当てられるか否かを判定する(ステップS807)。複数のデータが割り当てられている場合(ステップS807;Yes)、データ整形部18は、同一の配列順位に割り当てられたデータの平均をとって整形後格納配列の内容を更新する(ステップS808)。
複数のデータが割り当てられていなかった場合(ステップS807;No)、又はステップS808実行後、データ整形部18は、整形後データ格納配列に格納されたデータを整形済制御情報群D3として、数値演算部19に送信する(ステップS809)。ここでは、図14に示すように、整形済制御情報群D3は{24,23,23,25}となる。
図11に戻り、整形済制御情報群D3を受信した数値演算部19は、第一の制御情報D1と整形済制御情報群D3に対して指定された演算処理を行う(ステップS15)。ここでは、図14に示すように、{D1−D2}という数値演算命令が指定されていたので、実際に行う演算は{D1−D3}となり、演算結果D4は{1,3,4,3}となる。
続いて、数値演算部19は、演算結果D4を機器制御決定部11に送信する(ステップS16)。機器制御決定部11が、取得した演算結果D4に基づいて、制御内容を決定する。機器制御決定部11は、決定した制御内容に基づく機器制御命令を通信部17に送信する。通信部17が制御命令を変換したコマンドを空気調和機に送信することで、空気調和機が操作される。
以上詳細に説明したように、この実施の形態2によれば、2つの異なる機器グループの制御情報に対して演算処理を行う際、一方の機器グループの情報を他方の機器グループの情報の形式に整形している。ここで、形式とは、配列の要素数や各要素のならび方を表す。2つの制御情報の形式を統一することで、加減算や比較などの演算を、単純な群情報どうしの演算処理として記述することができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
図15には、実施の形態3に係る制御装置1の構成のうち、機器グルーピング機能に関連する構成が示されている。図15に示すように、機器グルーピング部14、接続経路データベース15、接続関係管理部16、機器属性データベース23及び接続先データベース24を備える点は、上記実施の形態1および2に係る制御装置1と同じである。ただし、図15では、機器属性データベース23及び接続先データベース24は、接続関係管理部16の外部に設けられているように図示されているが、内部に設けられていてもよい。制御装置1は、設置関係管理部20と、設置関係データベース21、設置位置データベース25をさらに備える。
機器グループ利用部22は、機器グルーピング部14が作成した機器グループを受信し利用するものである。機器グループ利用部22は、上記実施の形態1、2に係る情報一括取得部13、機器データマッピング部12、データ整形部18に対応するものである。
設置関係管理部20は、複数の設備機器とその設置場所との関係に関する情報を管理する。
図16には、設置位置データベース25に登録されるデータの一例が示されている。図16に示すように、設置位置データベース25では、機器ID、設置部屋ID、設置エリア番号とが対応付けて登録されている。機器IDは、設備機器の識別情報である。設置部屋IDは、機器が設置されている部屋を示す識別情報である。設置エリアとは、部屋を1つ以上の区域に区分けした区域を示す情報である。設置エリア番号は、機器が設置された部屋の中における位置を示す情報である。すなわち設置位置データベース25には、前記複数の設備機器とその設置場所とが対応づけて登録されている。
図18には、設置関係データベース21に登録されるデータの一例が示されている。図18に示すように、設置関係データベース21には、設置関係番号と設置関係経路とが対応付けて登録される。設置関係番号は、グループ化の条件となる設置場所の位置関係に対してそれぞれ割り振られた番号である。設置関係経路とは、指定された設置関係を満たす設備機器を検索する際に、設置位置データベース25と、接続先データベース24と、機器属性データベース23とを検索するための検索経路を示す情報である。言い換えると、設置関係経路(検索経路)とは、設置場所と設置機器とが接続されて構成される経路である。すなわち、設置関係データベースには、設置場所の位置関係に関するグループ化の条件と、その条件を満たす設備機器を検索するための検索経路を示す情報とが対応づけて登録されている。
機器グルーピング部14は、設置に関するグループ化条件に基づいて、設置関係データベース21から読み出された検索経路に基づいて、グループ化の条件を満たす設備機器を設備関係管理部25に問い合わせてグループ化する。
次に、この実施の形態に係る制御装置1の動作について説明する。
図19には、制御装置1が機器のグルーピングを行う際の動作が示されている。この実施の形態でも、図1の空調システム100を用いて説明する。
図17には、図1の空調システム100の一部が示されている。図17に示すように、室内機5a及びリモコン6aが設置部屋ID101の部屋に設置されている。室内機5b、5c及びリモコン6bは、設置部屋ID102の部屋に設置されている。室内機5d及びリモコン6cは設置部屋ID102の部屋に設置されている。室内機5bは、エリア1に設置され、室内機5c及びリモコン6bは、エリア2に設置されている。
この実施の形態では、機器グループ利用部22が、機器グルーピング部14に、「室内機5bと同じ設置部屋に設置されている室内機グループを作成する」というグループ作成指示を送信した場合について説明する。
まず、機器グループ利用部22は、機器グルーピング部14に機器グループ作成指示を送信する(ステップS21)。機器グループ作成指示は、基準機器IDと関係種別とを含んでいる。関係種別は、接続関係か設置関係かのいずれかの種別を示している。ここでは、基準機器ID=5b、関係種別={100.設置部屋が同じ室内機}となる。すなわち、関係種別は、設置関係を示している。
機器グループ作成指示を受信した機器グルーピング部14は、機器グループ作成指示の関係種別が設置関係種別であるか否か(接続関係種別であるか)を判定する(ステップS22)。この実施の形態では、関係種別番号が0〜99の場合を接続関係種別とし、100以上の場合を、設置関係種別とする。ここでは、関係種別=100であるので、関係種別が設置関係種別であると判定される。
関係種別が設置関係種別でなかった場合(ステップS22;No)、機器グルーピング部14は、上記実施の形態1と同様の動作(図8のステップS205、S206、S207で示される動作)により、基準機器から指定された接続関係を満たす機器グループを作成する(ステップS23)。
関係種別が設置関係種別であった場合(ステップS22;Yes)、機器グルーピング部14は、以下に示すように、設置関係機器グループ作成処理を行う(ステップS50)。
まず、機器グルーピング部14は、設置関係データベース21から、設置関係検索経路を取得する(ステップS24)。より具体的には、まず、機器グルーピング部14は、設置関係データベース部21に設置関係検索経路問い合わせを送信する。設置関係検索経路問い合わせには、設置関係番号(図18参照)が含まれている。設置関係データベース21は、設置関係番号に対応する設置関係検索経路を機器グルーピング部14に返信する。ここでは、返信される設置関係検索経路は、{設置部屋ID→部屋内にある室内機ID}となる。
続いて、機器グルーピング部14は、設置関係検索経路を用いて設置位置管理部20に設置位置情報を問い合わせながら設置関係機器グループを作成していく。
より具体的には、機器グルーピング部14は、設置関係検索経路の要素が設置場所種別であるか否か(機器属性であるか)を判定する(ステップS25)。
設置関係検索経路の要素が設置場所種別であった場合(ステップS25;Yes)、機器グルーピング部14は同じ設置場所にある機器を検索し、準設置関係機器グループを作成する(ステップS26)。より具体的には、機器グルーピング部14は、設置関係機器ID問い合わせを設置関係管理部20に送信する。設置関係機器ID問い合わせは、基準機器IDと設置関係検索経路とを含んでいる。設置関係機器ID問い合わせを受信した設置関係管理部20は、設置位置データベース25を検索し、基準機器と同じ設置場所にある機器の機器ID群である設置関係機器ID群を返す。設置関係機器ID群を受信した機器グルーピング部14は、準設置関係機器グループを作成する。
ここで、準設置関係機器グループとは、検索経路をたどって準設置関係機器グループを作成する過程で作成される中間データとなる機器群である。基準機器に対して設置関係機器ID問い合わせが送信された場合、設置関係管理部20より返信された設置関係機器ID群が準設置関係機器グループとなる。準設置関係機器グループの各機器に対して設置関係機器ID問い合わせが行われた場合、全ての機器に対する設置関係機器ID群を1つの配列に整形し、重複を除いたものが準設置関係機器グループである。
設置関係検索経路の要素が設置場所種別でなく、機器属性であった場合(ステップS25;No)、機器グルーピング部14は、指定された機器属性のものを抽出する(ステップS27)。より具体的には、機器グルーピング部14は、準設置関係機器グループの各要素について、機器属性問い合わせを設置関係管理部20に送信する。機器属性問い合わせは機器IDを含んでいる。機器属性問い合わせを受信した設置関係管理部20は、機器属性データベース23を検索し、機器IDに対応する機器属性を返す。機器グルーピング部14は、受信した設置関係管理部20から受信した機器属性が、設置関係検索経路の要素の機器属性と一致する場合のみ、その要素を準設置関係機器グループに残し、後は削除する。
ステップS26又はステップS27実行後、機器グルーピング部14は、設置関係検索経路を最後までたどったか否かを判定する(ステップS28)。設置関係検索経路を最後までたどっていなければ(ステップS28;No)、機器グルーピング部14は、ステップS25に戻る。
この後、機器グルーピング部14は、設置関係検索経路の配列の全要素についてステップS26又はステップS27を繰り返し行う。設置関係を最後までとたどった後の準設置関係機器グループが設置関係機器グループとなる。
ここでは、設置関係検索経路の1番目の要素{設置部屋ID}は、設置場所種別であるので、基準機器{5b}と設置部屋が同じ機器を設置位置データベース25から検索する。この結果、準設置関係機器グループは{5b,5c,6b}となる。次に、2番目の要素の{部屋内にある室内機ID}は機器属性であるので、準設置機器グループから室内機のみを抽出し、準設置関係機器グループは{5b,5c}となる。これが最終的な設置関係機器グループとなる。
設置関係検索経路を最後までたどったと判定されると(ステップS28;Yes)、又はステップS23実行後、機器グルーピング部14は、作成した設置関係機器グループのグループ機器ID群を機器グループ利用部22に送信する(ステップS29)。
このように、機器グルーピング部14は、設置関係データベース21から読み出された検索経路の要素が設置場所を示している場合には、その設置場所にある設備機器を検索して、準設置関係機器グループを作成する。さらに、機器グルーピング部14は、設置関係データベース21から読み出された検索経路の要素が設備機器の属性を示している場合には、その属性に合致する要素だけ準設置関係機器グループに残す。そして、機器グルーピング部14は、検索経路を最後までたどった時点で準設置関係機器グループに含まれている設備機器をグループ化する。
また、機器グルーピング部14は、受信したグループ作成指示が設備機器の接続関係によるグループ化を示している場合には、設備機器の接続関係に基づいてグループ化を行う。一方、機器グルーピング部14は、グループ作成指示が設備機器の設置位置の関係によるグループ化を示している場合には、設備機器の設置関係に基づいてグループ化を行う。
以上詳細に説明したように、この実施の形態3によれば、冷媒管、ネットワーク、電力線による接続関係に加えて、設置場所の情報を利用して機器グループの作成を行う。このようにすれば、機器グループを作成する際の機器のまとめ方がより多様になり、柔軟な制御アルゴリズムを設定することができる。
また、オフィスなどのビルテナントでは部屋の区域分けやレイアウトが比較的頻繁に変更される。その際設置場所の情報を集約したデータベースのみを修正することで対応が可能となり、レイアウトの変更への対応が容易になる。
なお、設置位置データベース25、設置関係データベース21及び設置位置データベース25は、手動でが作成したデータをあらかじめ入力しておいてもよいし、パーソナルコンピュータ(PC)などを用いた外部入力により、データを変更可能に設定してもよい。このように、上述した各種データベースは、登録内容を外部機器により更新可能である。
また、上記各実施の形態では、分流コントローラや集中管理コントローラが設けられていないものとしたが、これらは設けられていてもよい。この場合、分流コントローラや集中管理コントローラを制御装置1の制御対象に含めるようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態では、制御対象の設備機器を空気調和機としたが、この発明はこれには限られず、照明装置や家電機器等の他の設備機器であってもよい。
なお、上記実施の形態において、実行されるプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをインストールすることにより、上述のスレッドを実行するシステムを構成することとしてもよい。
また、プログラムをインターネット等の通信ネットワーク上の所定のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、ダウンロード等するようにしてもよい。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、ダウンロード等してもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。すなわち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
この発明を用いれば、空気調和機の制御アルゴリズムを用意かつ柔軟に設定することができる。すなわち、この発明は、空気調和機を制御する制御装置およびこれを含む制御システムとして有効である。例えば、この発明を用いれば、空調の制御アルゴリズムをより省エネ性の高いアルゴリズムに変更する際や、ビルのフロアレイアウト変更に伴い制御方法を変更する場合などに、作業時間や設定間違いを削減することができる。
1 制御装置
2 通信ネットワーク
4a、4b 室外機
5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5h 室内機
6a、6b、6c、6d、6e、6f リモートコントローラ
11 機器制御決定部
12 機器データマッピング部
13 情報一括取得部
14 機器グルーピング部
15 接続経路データベース
16 接続関係管理部
17 通信部
18 データ整形部
19 数値演算部
20 設置関係管理部
21 設置関係データベース
22 機器グループ利用部
23 機器属性データベース
24 接続先データベース
25 設置位置データベース
100 空調システム

Claims (15)

  1. 複数の設備機器を制御する制御装置であって、
    前記複数の設備機器各々から制御情報を受信する通信部と、
    記制御情報を一括して取得するための要求であって、前記制御情報を所持する所持機器グループに含まれる設備機器の条件と、前記制御情報の種別とを含む制御情報要求を出力する制御決定部と、
    前記複数の設備機器各々の接続関係に関する情報を管理する接続関係管理部と、
    前記複数の設備機器のうちの基準となる基準機器から他の設備機器への接続経路に関する情報を記憶する接続経路データベースと、
    前記制御情報要求前記接続経路データベース前記接続関係管理部で管理される情報とに基づいて、前記所持機器グループを作成する機器グルーピング部と、
    前記所持機器グループに含まれる設備機器から前記通信部により受信された前記制御情報のデータ列を作成する情報一括取得部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記接続経路データベースは前記接続関係に関する条件と、前記基準機器の属性と、前記接続経路に関する情報として前記基準機器からの設備機器の属性の配列とが対応付けて記憶されており、
    記機器グルーピング部は、前記接続経路データベースから得られた接続経路の属性の配列をたどることにより、前記所持機器グループに含まれる設備機器を特定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記接続関係管理部は、前記各設備機器ごとに、前記設備機器の属性と、前記設備機器が直接接続する設備機器の属性とが対応づけれた接続先データベースを有し、前記接続先データベースを参照することによって、前記機器グルーピング部から問い合わせのあった設備機器に直接接続する設備機器の属性を返信し、
    前記機器グルーピング部は、前記接続関係管理部から返信された設備機器の属性に基づいて、前記接続経路の属性の配列をたどる、
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記接続経路データベースは、記憶した内容を外部機器により更新可能である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記制御情報要求は、管理対象となる管理機器グループに含まれる設備機器の条件さらに含
    前記制御装置は、前記情報一括取得部で作成された制御情報のデータ列の要素を、前記管理機器グループに含まれる設備機器のいずれかに割り当てることにより、制御情報群を生成し、生成した前記制御情報群を前記制御決定部に出力するデータマッピング部をさらに備え、
    前記機器グルーピング部は、前記制御情報要求前記接続経路データベース前記接続関係管理部で管理される情報とに基づいて、前記管理機器グループと、前記管理機器グループに含まれる設備機器を前記基準機器とする前記所持機器グループを作成する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記データマッピング部は、前記管理機器グループに含まれる設備機器のいずれかに複数の制御情報が割り当てられた場合に、前記割り当てられた複数の制御情報代表値又は前記割り当てられた複数の制御情報を演算することによって得られる演算値を、前記複数の制御情報が割り当てられた設備機器の制御情報として割り当てる、
    請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記制御決定部から受信した2つの前記所持機器グループの制御情報と、演算命令とに基づいて、数値演算を行い、当該演算結果を前記制御決定部に返信する数値演算部と、
    前記所持機器グループの制御情報の各要素に対応する設備機器の接続関係が予め定めた条件を満たすように、一方の所持機器グループの制御情報を整形するデータ整形部と、をさらに備え、
    前記数値演算部は、前記データ整形部によって整形された制御情報を用いて前記数値演算を行う、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記データ整形部は、前記一方の所持機器グループの設備機器と予め定めた接続関係にある接続機器グループを前記機器グルーピング部に作成させ、他方の所持機器グループに前記接続機器グループの設備機器が含まれている場合に、前記他方の所持機器グループにおける当該設備機器の配列順位と同じ場所に制御情報を格納することにより、前記一方の所持機器グループの制御情報の配列を生成する、
    請求項7に記載の制御装置。
  9. 設置場所の位置関係に関するグループ化の条件と、前記グループ化の条件を満たす設備機器を検索するための検索経路を示す情報と対応づけて記憶する設置関係データベースと、
    前記複数の設備機器と前記設置場所との関係に関する情報を管理する設置関係管理部と、をさらに備え、
    前記機器グルーピング部は、前記設置関係データベースと前記設置関係管理部により管理される情報とに基づいて、前記グループ化の条件を満たす設備機器をグループ化する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 前記検索経路は、前記設置場所と前記設備機器とが接続されて構成される経路であり、
    前記機器グルーピング部は、前記設置関係データベースにて前記グループ化の条件に対応づけられた前記検索経路の要素が設置場所を示している場合には、当該設置場所にある設備機器を検索して、準設置関係機器グループを作成し、前記設置関係データベースにて前記グループ化の条件に対応づけられた前記検索経路の要素が設備機器の属性を示している場合には、当該属性に合致する要素だけ準設置関係機器グループに残し、当該検索経路を最後までたどった時点で前記準設置関係機器グループに含まれている設備機器をグループ化する、
    請求項9に記載の制御装置。
  11. 前記機器グルーピング部は、前記設備機器の接続関係によるグループ化の指示を受信した場合には、設備機器の接続関係に基づいてグループ化を行い、前記設備機器の設置位置の関係によるグループ化の指示を受信した場合には、設備機器の設置関係に基づいてグループ化を行う、
    請求項9又は10に記載の制御装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の制御装置と、
    前記制御装置によって制御される複数の空気調和機と、
    を備える空調システム。
  13. 請求項1から11のいずれか一項に記載の制御装置と、
    前記制御装置によって制御される複数の設備機器と、
    を備える設備機器システム。
  14. 制御装置が複数の設備機器を制御するための制御方法であって、
    前記複数の設備機器から特定の種別の制御情報を一括して取得するための要求であって、前記制御情報を所持する所持機器グループに含まれる設備機器の条件を含む制御情報要求を出力し、
    前記制御情報要求と、前記複数の設備機器のうちの基準となる基準機器から他の設備機器への接続経路に関する情報と、前記複数の設備機器の各々の接続関係に関する情報とに基づいて、前記所持機器グループを作成し、
    前記所持機器グループに含まれる設備機器から前記制御情報を取得し、
    取得された前記制御情報のデータ列を作成する制御方法。
  15. コンピュータに、
    複数の設備機器から特定の種別の制御情報を一括して取得するための要求であって、前記制御情報を所持する所持機器グループに含まれる設備機器の条件を含む制御情報要求を出力し、
    前記制御情報要求と、前記複数の設備機器のうちの基準となる基準機器から他の設備機器への接続経路に関する情報と、前記複数の設備機器の各々の接続関係に関する情報とに基づいて、前記所持機器グループを作成し、
    前記所持機器グループに含まれる設備機器から前記制御情報を取得し、
    取得された前記制御情報のデータ列を作成することを実行させるためのプログラム。
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