JP5088062B2 - 無線制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線制御システムに関し、特に無線ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷を軽減し、システムの信頼性を向上させることを可能とする無線制御システムに関する。
近年、たとえばインダストリアルオートメーションにおけるプロセス制御システムを、無線通信を利用した無線制御システムを構成することが提案されている。これは、従来の制御システムが有線ネットワークとして構成されていたことに起因して、通信距離の制限や配線の引き回しの制約などで温度や流量などを測定するセンサをプラント内の最適位置に設置できず、制御精度が低下する不都合を解消するためのものである。
このような従来の無線制御システムに関連する先行技術文献としては次のようなものがある。
特表2005−515695号公報
図9は、従来の無線制御システムの一例を示す構成ブロック図である。図9において、監視ノード1はネットワークNW100を介してゲートウェイノード2〜3と相互に接続されている。ゲートウェイノード2は無線ネットワーク回線(以下、無線回線という)CN101を介して無線ノード4に接続され、無線回線CN102を介して無線ノード5に接続され、無線回線CN103を介して無線ノード6に接続されている。
ゲートウェイノード3は、無線回線CN104を介して無線ノード4に接続され、無線回線CN105を介して無線ノード5に接続され、無線回線CN106を介して無線ノード6に接続されている。
無線ノード4は、無線回線CN107を介して無線ノード5に接続され、無線回線CN109を介して無線ノード7に接続され、無線回線CN110を介して無線ノード8に接続されている。
無線ノード5は、無線回線CN111を介して無線ノード7に接続され、無線回線CN112を介して無線ノード8に接続され、無線回線CN113を介して無線ノード9に接続され、無線回線CN108を介して無線ノード6に接続されている。無線ノード6は、無線回線CN114を介して無線ノード8に接続され、無線回線CN115を介して無線ノード9に接続されている。
無線ノード8は、無線回線CN116を介して無線ノード7に接続され、無線回線CN117を介して無線ノード9に接続されている。このように、これら無線ノード4〜9はメッシュ型のマルチホップ無線ネットワークを形成している。また図9では、無線ノード7が無線ノード4、ゲートウェイノード2を介して監視ノード1にデータを送信するデータ通信NR100の動作を示している。
図9の無線制御システムにおいて、監視ノード1は、センサ機能を有した無線ノード4〜9で測定された測定データを収集・記憶し、測定データを把握する。ゲートウェイノード2〜3は、主に各無線ノードや監視ノード1と通信を行う通信機能を有している。無線ノード4〜9は、プラントに設置されて無線センサネットワークを形成し、温度や流量などの物理量を測定するセンサ機能やこれらの測定データを無線伝送する無線通信機能を有し、他の無線ノードから受信したデータを転送する。
なお、監視ノード1は収集した測定データを図示しないコントローラに転送し、コントローラは測定データを所定の目標値に収束するように図示しないバルブや調整弁などの制御機器を操作制御するための制御データを算出し、制御データに基づいて制御機器を操作制御するものであってもよい。
図10は図9の無線ノード7の無線通信機能の一例を示す構成ブロック図である。図10において、無線通信部71は演算制御部72に接続され、演算制御部72は記憶部73に接続されている。無線通信部71は主に他の無線ノードやゲートウェイノード2、3との間で無線通信を行う。演算制御部72は各部の動作を制御する。記憶部73は無線ノードとして動作させるためのプログラムや無線ノードからゲートウェイ2、3に到達するまでの経路情報などが格納されている。無線ノード4〜6、8〜9も無線ノード7と同様の構成である。
ここで、無線ノード4〜9は、アドレス/名前解決とともに経路探索を行ったり、オペレータが事前に各無線ノードに経路情報を設定することにより、データをゲートウェイノード2、3に転送するための経路情報をあらかじめ把握しているものとする。また、ゲートウェイノード2、3は、監視ノード1に到達するまでの経路情報をあらかじめ把握しているものとする。
従来の無線制御システムの動作を図11のフロー図を用いて説明する。まず、ステップS101において、無線ノード7の演算制御部72は、記憶部73に格納されたプログラムを読み出し実行することにより、センサを制御して流量や温度などの物理量を測定し、測定データを記憶部71に記憶する。なお、無線ノード7の演算制御部72が記憶部73に格納されたプログラムを読み出し実行して各部を制御する動作については、他の無線ノードについても同様であるので以下省略する。
ステップS102において、無線ノード7の演算制御部72は、記憶部73にあらかじめ格納された経路情報に基づき、監視ノード1へ測定データを転送するための中継点として無線ノードもしくはゲートウェイノードを選択し、流量、温度などの物理量の測定データを送信する。たとえば、無線ノード7の演算制御部72は、記憶部73にあらかじめ記憶されている経路情報に基づいて、無線ノード4を中継点に選択し、無線回線CN109を介して測定データを無線ノード4に送信する。
ステップS103において、無線ノード4は、図示しない記憶部にあらかじめ格納された経路情報に基づき、監視ノード1へ測定データを転送するための中継点として、無線ノードもしくはゲートウェイノードを選択し、無線ノード7から受信した測定データを送信する。たとえば、無線ノード4は、ゲートウェイノード2を選択して無線ノード7から得た測定データを送信する。
ステップS104において、ゲートウェイノード2は、無線ノード4から受信した測定データをネットワークNW100を介して監視ノード1に送信する。すなわち、無線ノード7は、図9のデータ通信NR100に示すように無線ノード4、ゲートウェイノード2を介して監視ノード1に測定データを送信することになる。
監視ノード1は、ゲートウェイノード2から転送される測定データを記憶し、無線ノード7で測定された測定データを把握する。なお、監視ノード1は同様に他の無線ノードからも測定データを収集・記憶するので、プラントの運転状態を把握することができる。また、監視ノード1は各無線ノードから収集した測定データを図示しないコントローラに転送し、コントローラは測定値があらかじめ設定されている目標値に収束してプラントが最適に運転されるように、図示しないバルブやヒータなどの所定の制御機器を制御するものであってもよい。
この結果、監視ノードは各無線ノードから測定データを収集・記憶することによりプラントの運転状態を把握でき、プラントの最適な運転を支援することができる。
ところで、このような無線制御システムを構築するのにあたり、各無線ノードは、あらかじめゲートウェイノードの個数、設置場所、IPアドレスなどのネットワーク情報を把握している必要がある。
そこで、ネットワーク情報を事前に各無線ノードに設定したり、アドレス/名前解決機構を利用し無線ネットワークを介してネットワーク情報を取得することが行われている。
また、ゲートウェイノードは多数の無線ノードからデータを収集するので通信負荷が高くなってしまい、システムの性能が低下することがあり、ゲートウェイノードの通信負荷を低減させるために、複数のゲートウェイノードを設置して通信負荷を分散することが行われている。
さらに、緊急度の高いアラームデータ専用の緊急用ゲートウェイノードを設置し、無線ノードが緊急用ゲートウェイノードの固有の名前やIDなどの識別情報に基づき、緊急用ゲートウェイノードを介する経路を選択してアラームデータを送信することも行われている。
しかし、ネットワーク情報を事前に各無線ノードに設定する方法では、新たにゲートウェイノードや無線ノードを設置したりアドレスなどを変更するようなシステムの構成変更や拡張を行うと、その都度各無線ノードに設定されているネットワーク情報を変更しなければならず、システムの拡張性および柔軟性の面で問題点がある。
また、アドレス/名前解決機構を利用し無線ネットワークを介してネットワーク情報を取得する方法では、各無線ノードはアドレス/名前解決用のディレクトリサービス機能を有する無線ノードから無線回線を介してゲートウェイノードのアドレス情報を取得するので、無線ネットワークのトラフィックの増大を招くことになり、システム全体の性能が低下してしまうという問題点がある。
また、複数のゲートウェイノードを設置して通信負荷を分散する方法でも、無線ノードやゲートウェイノードの設置場所によってはゲートウェイノードの通信負荷に偏りを生じることがあり、ゲートウェイノードの負荷を制御できないといった問題点がある。
さらに、緊急用ゲートウェイノードを設置する場合は、ゲートウェイノードの名前やIDなどの変更、ゲートウェイノードの新規設置や撤去などによってシステムの構成が変更する度に、無線ノードは変更または新規設置されたゲートウェイノードの識別情報を取得しなければならず、結局は上述のアドレス/名前解決機構を利用した場合と同様にトラフィックの増大を招くことになり、システム全体の性能が低下することになる。
また、無線ノードの設置場所によっては、障害物が存在すると電波障害が生じて無線通信が不安定に陥りやすくなり、ゲートウェイノードの通信負荷に偏りが生じてシステム全体の性能が低下するといった問題点がある。
本発明はこれらの問題点を解決するものであり、その目的は、無線ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷を軽減し、システムの信頼性を向上させることを可能とする無制御システムを実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
無線ネットワークを構成する複数の無線ノードからゲートウェイノードを介して監視ノードにデータを送信する無線制御システムにおいて、
前記各ゲートウェイノードと前記各無線ノードはあらかじめ設定されたグループIDをそれぞれ有し、
前記各無線ノードは、自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択してデータを送信し、
さらに、前記各ゲートウェイノードは、少なくとも自ノードのグループIDを含むGW情報通知データを前記各無線ノードに送信し、
前記各無線ノードは、自ノードから前記各ゲートウェイノードに到達するまでの経路情報および自ノードから送信先ノードに到達するまでの通信品質を表す指標である経路コスト情報を有し、自ノードのグループID、前記GW情報通知データ、前記経路情報、前記経路コスト情報に基づいて、自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択してデータを前記ゲートウェイノードもしくは他の無線ノードに送信することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、
請求項1記載のフィールド制御システムにおいて、
前記各無線ノードは、前記GW情報通知データに基づき前記各ゲートウェイノードのグループIDを記憶し、前記GW情報通知データを他の無線ノードに転送することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
請求項1または請求項2記載のフィールド制御システムにおいて、
前記各無線ノードは、自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で通信品質が良好な経路を複数個選択しデータを送信することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、
請求項1〜請求項3いずれかに記載のフィールド制御システムにおいて、
前記各無線ノードは、
自ノードから前記各ゲートウェイノードに到達するまでの第1の経路情報、経路コスト情報、自ノードおよび前記各ゲートウェイノードのグループIDを格納する記憶部と、
無線通信を行う無線通信部と、
前記GW情報通知データを他の無線ノードに転送するとともに前記GW情報通知データに基づき少なくとも前記各ゲートウェイノードのグループIDを前記記憶部に記憶し、前記経路情報、前記経路コスト情報および前記GW情報通知データに基づいて自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択し、この経路に基づいて自ノードで得たデータもしくは他の無線ノードから受信したデータを前記ゲートウェイノードもしくはその他の無線ノードに送信する演算制御部とから構成されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、
請求項1〜請求項4いずれかに記載のフィールド制御システムにおいて、
前記各ゲートウェイノードは、
前記各ゲートウェイノードを介して前記各無線ノードからデータを収集する監視ノードに到達するまでの第2の経路情報および自ノードのグループIDを格納する記憶部と、
無線通信、有線通信の少なくともいずれか一つによるデータ通信を行う通信部と、
前記GW情報通知データを前記各無線ノードに送信し、前記第2の経路情報に基づいて前記各無線ノードからの前記データを前記監視ノードに転送する演算制御部とから構成されることを特徴とする。
本発明によれば、無線ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷を軽減し、システムの信頼性を向上させることができる。
図1は本発明に係る無線制御システムの一実施例を示す構成ブロック図である。図1において、監視ノード11はネットワークNW200を介してゲートウェイノード21〜25と相互に接続されている。ゲートウェイノード21は無線回線CN201を介して無線ノード31に接続され、無線回線CN202を介して無線ノード32に接続されている。
ゲートウェイノード22は、無線回線CN203を介して無線ノード32に接続され、無線回線CN204を介して無線ノード33に接続されている。ゲートウェイノード23は、無線回線CN205を介して無線ノード33に接続され、無線回線CN206を介して無線ノード34に接続されている。
ゲートウェイノード24は無線回線CN207を介して無線ノード34に接続されている。ゲートウェイノード25は無線回線CN208を介して無線ノード34に接続され、無線回線CN209を介して無線ノード37に接続されている。
無線ノード31は、無線回線CN210を介して無線ノード32に接続され、無線回線CN211を介して無線ノード35に接続されている。無線ノード32は、無線回線CN212を介して無線ノード35に接続され、無線回線CN213を介して無線ノード36に接続され、無線回線CN214を介して無線ノード33に接続されている。
無線ノード33は、無線回線CN215を介して無線ノード36に接続され、無線回線CN216を介して無線ノード37に接続され、無線回線CN217を介して無線ノード34に接続されている。
無線ノード34は、無線回線CN218を介して無線ノード37に接続されている。また、無線ノード36は、無線回線CN219を介して無線ノード35に接続され、無線回線CN220を介して無線ノード37に接続されている。
図1の無線制御システムにおいて、監視ノード11は監視ネットワークを形成し、センサ機能を有する無線ノード31〜37で測定された測定データなどのデータを収集・記憶し、測定データを把握する。ゲートウェイノード21〜25は、主に無線ノード31〜37および監視ノード11などと通信を行う通信機能を有している。無線ノード31〜37は、プラントに設置され、無線センサネットワークを構成し、温度や流量などの物理量を測定するセンサ機能やとこれらの測定データを無線伝送する無線通信機能を有し、他の無線ノードから受信したデータを転送する。また図1ではゲートウェイ21〜25を太線で表している。
また説明を簡単にするために、無線ノード31〜37はメッシュ型のマルチホップ無線ネットワークを形成しているものとする。なお、監視ノード11は図示しないコントローラに収集した測定データを転送し、コントローラは測定データを所定の目標値に収束するように図示しないバルブや調整弁などの制御機器を操作制御するための制御データを算出し、制御データに基づいて制御機器を操作制御するものであってもよい。
ところで、ゲートウェイノード21〜25と無線ノード31〜37にはグループIDがあらかじめ設定され、グループIDがグループID格納部にそれぞれ格納されている。たとえば、図1に示すようにゲートウェイノード22、ゲートウェイノード24、無線ノード33および無線ノード35にはグループID「A」が設定され、ゲートウェイノード21、ゲートウェイノード25、無線ノード31、無線ノード34および無線ノード36にはグループID「B」が設定され、ゲートウェイノード23、ゲートウェイノード25、無線ノード32および無線ノード37にはグループID「C」が設定され、各グループIDは各ノードのグループID格納部にそれぞれ格納されている。また、図1ではグループID「A」が設定されている機器を○、グループID「B」が設定されている機器を□、グループID「C」が設定されている機器を△で示している。
図2は図1の無線ノード32の一例を示す構成ブロック図である。図2において、無線通信部321は演算制御部322に接続され、演算制御部322は記憶部323に接続されている。無線通信部321は主に他の無線ノードやゲートウェイノードとの間で無線通信を行う。演算制御部322は各部の動作を制御する。記憶部323には無線ノードとして動作させるためのプログラムや自ノードからゲートウェイノード21〜25に到達するまでの経路情報、経路コスト情報、自ノードのグループIDおよび各ゲートウェイノードのグループIDなどが格納されている。無線ノード31、33〜37も無線ノード32と同様の構成である。
なお、経路情報は、少なくとも無線ノードやゲートウェイのIPアドレスなどの次のホップの宛先とゲートウェイのIPアドレスである最終的な宛先が記憶されていればよく、この経路情報と経路コスト情報とは互いに関連付けされているものでもよい。
また、経路コスト情報は、データの送信元から送信先へ到達するまでの経路全体の通信品質を表す指標であり、たとえば、ホップ数や電波の受信強度の積算値、ビットエラーレート、位置情報(GPSや三点測量などを用いたもの)などでもよい。
図3は図2の無線ノード32を構成する演算制御部322の機能ブロック例図である。データ送受部3221は、主にデータフレームを生成し、データの送受信を行う。経路情報格納部3222は、主に次ホップアドレスや各ゲートウェイノードに到達するまでの経路情報、経路コスト情報などを格納する。グループID格納部3223は、主に自ノードのグループIDや他の無線ノードやゲートウェイノードのグループIDなどを格納する。経路情報提供部3224は、自ノードおよび他の無線ノードの設置場所、アドレスなどのネットワーク情報を他の無線ノードに通知する。経路選択部3225は、経路情報格納部3222の経路情報、経路コスト情報およびグループID格納部3223のグループIDに基づいて監視ノード11に測定データを転送するための最適な経路を選択する。センサ部3226は図示しないセンサを制御して流量や温度などの物理量を測定する。
図4は図1のゲートウェイノード22の一例を示す構成ブロック図である。図4において、通信部221は演算制御部222に接続され、演算制御部222は記憶部223に接続されている。通信部221は主に他の無線ノードや他のゲートウェイノード、監視ノード11との間で通信を行う。演算制御部222は各部の動作を制御する。記憶部223には主にゲートウェイノードとして動作させるためのプログラムや自ノードから監視ノード11に到達するまでの経路情報などが格納されている。ゲートウェイノード21、23〜25もゲートウェイノード22と同様の構成である。
図5は図4のゲートウェイノード22を構成する演算制御部222の機能ブロック例図である。データ送受部2221は、主にデータフレームを生成しデータの送受信を行う。経路情報格納部2222は、主に自ノードから監視ノード11に到達するまでの経路情報などを格納する。グループID格納部2223は、主に自ノードのグループIDや各無線ノード、他のゲートウェイノードのグループIDなどを格納する。経路情報提供部2224は、ゲートウェイノードの設置場所、アドレスなどのネットワーク情報を他の無線ノードに通知する。グループID管理部2225は、グループID格納部2223に格納されているグループIDの変更・管理を行う。
本発明の無線制御システムの動作を、図6のデータ通信の流れを示す説明図および図7のフロー図を用いて説明する。なお、無線ノード31〜37は、アドレス/名前解決を行うとともに、経路探索や事前に各無線ノードに経路情報を設定することなどにより、データを各無線ノードを介してゲートウェイノード21〜25に転送するための経路情報やその経路コスト情報、次ホップの宛先などをあらかじめ把握しているものとする。
図6において、データ通信DF200はゲートウェイノード22から無線ノード32にデータを送信する流れを示し、データ通信DF201は無線ノード32から無線ノード35にデータを送信する流れを示し、データ通信DF202は無線ノード35から無線ノード32にデータを送信する流れを示し、データ通信203は無線ノード32からゲートウェイノード22にデータを送信する流れを示し、通信経路CP200は無線ノード35から無線ノード32およびゲートウェイノード22を介して監視ノード11にデータが到達する流れを示している。
まず、図7のステップS201において、ゲートウェイノード22の演算制御部222が記憶部223に格納されたプログラムを読み出し実行することにより、演算制御部222の経路情報提供部2224はデータ送受部2221を制御し、ゲートウェイノード22のグループID情報(たとえばグループID「A」)やゲートウェイノードのアドレス情報などを付加した「ゲートウェイ情報通知データ(以下、GW情報通知データという)」を自ノードと接続されている各無線ノードに送信する。ゲートウェイノード22はたとえば図6のデータ通信DF200の流れに示すように無線ノード32にGW情報通知データを送信する。なお、ゲートウェイノード22は無線ノード32だけでなく、接続している全ての無線ノード、すなわち、無線ノード33にもGW情報通知データを送信するものであってもよい。
ステップS202において、無線ノード32の演算制御部322は記憶部323に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、ゲートウェイノード22から得たGW情報通知データに基づき、ゲートウェイノード22のグループIDを演算制御部322のグループID格納部3223に記憶し、ゲートウェイノード22のアドレス情報などを経路情報格納部3222に記憶する。なお、無線ノード32の演算制御部322が記憶部323に格納されたプログラムを読み出し実行して各部を制御する動作については、他の無線ノードと同様であるので以下省略する。
ステップS203において、無線ノード32の演算制御部322の経路情報提供部3224は、データ送受部3221を制御してゲートウェイノード22から得たGW情報通知データを無線ノード35に転送する。無線ノード32はたとえば図6のデータ通信DF201の流れに示すように無線ノード35にGW情報通知データを転送する。なお、無線ノード32は無線ノード35だけでなく、接続している全ての無線ノード、すなわち、無線ノード31、33、36にもGW情報通知データを転送するものであってもよい。
また、各無線ノードは、各無線ノードはマルチホップ無線ネットワークの形成時に、近隣の無線ノードとの無線通信を確立する一方で、近隣の無線ノードゲートウェイノードからのGW情報通知データを記憶しつつ他の無線ノードにGW情報通知データを転送するものであってもよい。
ステップS204において、無線ノード35の図示しない演算制御部は、無線ノード32から受信したGW情報通知データに基づき、ゲートウェイノード22のグループIDを図示しないグループID格納部に記憶し、ゲートウェイノード22のアドレス情報などを図示しない経路情報格納部に記憶する。
ステップS205において、無線ノード35の図示しない演算制御部は、図示しない記憶部に格納されたプログラムを読み出し実行することによりセンサ部を制御して流量や温度などの物理量を測定し、測定データを記憶部に記憶する。
ステップS206において、無線ノード35の演算制御部の経路選択部は、グループID格納部に格納されたグループIDおよび経路情報格納部に格納された経路情報、経路コスト情報に基づいて、自ノードのグループIDと同じグループIDを持つゲートウェイノードを介して監視ノード11に到達する経路で最も通信品質が良好な経路を選択する。たとえば、無線ノード35の経路選択部は、無線ノード35のグループID「A」と同じグループID「A」を持つゲートウェイノード21、22に到達する経路のうち、最も通信品質が良好な経路(たとえば図6の通信経路CP200に示すような無線ノード32、ゲートウェイノード22を介して監視ノード11に到達する経路)を選択する。
ステップS207において、無線ノード35の演算制御部のデータ送受部は、経路選択部が選択した経路および経路情報格納部に格納された経路情報に基づいて、測定データを無線ノード32に送信する。無線ノード35はたとえば図6のデータ通信DF202の流れに示すように無線ノード32に測定データを送信する。
なお、無線ノード35のデータ送受部は、経路選択部で選択した「経路情報」や最終的な宛先であるゲートウェイノードのIPアドレスおよびグループIDなどを測定データに付加して無線ノード32に送信するものであってもよい。
ステップS208において、無線ノード32の演算制御部のデータ送受部は、無線ノード35から得た測定データや経路情報に基づいて、無線ノード35と同じグループIDを持つゲートウェイノードに到達する経路で最も通信品質が良好な経路を選択して、無線ノード35から得た測定データをゲートウェイノード22に送信する。無線ノード32はたとえば図6のデータ通信DF203の流れに示すようにゲートウェイノード22に測定データを送信する。
なお、無線ノード32は、測定データに付加されたゲートウェイ情報や経路情報に基づき、測定データをゲートウェイノード22に転送するものであってもよい。
ステップS209において、ゲートウェイノード22の演算制御部222のデータ送受部2221は、経路情報格納部2222に格納された経路情報に基づいて、無線ノード32から受信した測定データ、すなわち、無線ノード35が測定したデータをネットワークNW200を介して監視ノード11に転送する。
図8のデータ通信の流れを示す説明図を用いて、無線ノード34および37が測定データを送信する場合の動作を説明する。なお、無線ノード31〜37は、ゲートウェイノード21〜25のグループID、監視ノード11にデータを転送するための経路情報や次ホップアドレス、経路コスト情報などをあらかじめ把握しているものとする。
図8において、通信経路CP201は無線ノード34からゲートウェイノード25を介して監視ノード11にデータが到達する流れを示し、通信経路CP202は無線ノード37から無線ノード33およびゲートウェイノード23を介して監視ノード11にデータが到達する流れを示している。
無線ノード34の演算制御部の経路選択部は、グループID格納部に格納されたグループIDおよび経路情報格納部に格納された経路情報、経路コスト情報に基づいて、自ノードの同じグループID「B」を持つゲートウェイノード25を介して監視ノード11に到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択して測定データを送信する。無線ノード34は、たとえば図8の通信経路CP201に示すようなゲートウェイノード25を介して監視ノード11に到達する経路を選択して測定データを送信する。
同様に、無線ノード37の演算制御部の経路選択部は、グループID格納部に格納されたグループIDおよび経路情報格納部に格納された経路情報、経路コスト情報に基づき、自ノードの同じグループID「C」を持つゲートウェイノード23を介して監視ノード11に到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択して測定データを送信する。無線ノード37は、たとえば図8の通信経路CP202に示すような無線ノード37から無線ノード33、ゲートウェイノード23を介して監視ノード11に到達する経路を選択して測定データを送信する。
この結果、各ゲートウェイノードはグループIDやIPアドレスなどのゲートウェイノード情報を含むGW情報通知データを各無線ノードに送信し、各無線ノードはこのGW情報通知データに基づいてゲートウェイのグループID、IPアドレスなどを記憶するとともにGW情報通知データを各無線ノードに転送し、各無線ノードは自ノードと同じグループIDを有するゲートウェイノードに到達する経路のうち通信品質が最も良好である経路を選択して測定データを送信することにより、無線ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷を軽減し、システムの信頼性を向上させることができる。
また、本発明の無線制御システムによれば、各ゲートウェイノードはGW情報通知データを各無線ノードに送信し、各無線ノードはこのGW情報通知データを記憶するとともに各無線ノードに転送するので、無線ノードやゲートウェイノードの撤去や新規設置を行った場合であっても容易にゲートウェイノードと無線ノードとをグループIDによって関係付けすることができる。
すなわち、ゲートウェイノードと無線ノードとをグループIDによって容易に関係付けすることができるので、無線ノードやゲートウェイノードの撤去や新規設置などをより柔軟に行うことが可能になる。
また、ゲートウェイノードと無線ノードとをグループIDで関係付けすることが可能になるので、複数個のゲートウェイノードを配置することが容易になる。さらに複数個のゲートウェイノードを配置する結果として、無線ノードからゲートウェイノードを介し監視ノードに到達する経路が冗長化されるのでシステムの信頼性が向上する。
これは、複数のゲートウェイノードと監視ノードとが有線ネットワークで相互に接続されていることにより、ゲートウェイノードから監視ノードまでの経路はシステム全体のパフォーマンスへ影響を及ぼさないため、ゲートウェイノードを複数個配置すれば無線ノードから監視ノードへの経路が冗長化されるからである。
また、各無線ノードは、経路コスト情報に基づき無線ノードからゲートウェイノードまでの経路のうち通信品質の良好な経路を選択することにより、ホップ数の削減や通信効率が向上し、中継点となる無線ノードの負荷分散や電波送受信回数の節約による各無線ノードの省電力化を図ることができる。
なお、上記実施例では、無線制御システムがインダストリアルオートメーションにおけるプラントの運転を支援する例を説明したが、特にこれに限定されるものではなく、たとえばファクトリーオートメーションにおける浄水場の制御システムや、ビルの空調・照明システムなどの運転を支援するものであっても構わない。
たとえば、ビルオートメーションシステムにおいては、照明やスイッチなどを無線ノードとした場合、無線ノードが設置されるビル内部も機器や什器など多くの障害物が存在するので電波障害も生じやすい。このため、各ゲートウェイノードはグループIDやアドレス情報などのゲートウェイノード情報を含むGW情報通知データを各無線ノードに送信し、各無線ノードはこのGW情報通知データを記憶するとともに各無線ノードに転送し、各無線ノードは自ノードのグループIDと同じゲートウェイノードに到達する経路で通信品質が良好な経路を選択して測定データを送信することにより、無線ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷を軽減し、システムの信頼性を向上させることができる。
また、アラームのような緊急を要し優先度の高いデータを送信する無線ノードが設置される場合でも、本発明の無線制御システムによれば、ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷を高めることなく緊急性や優先度を考慮したデータ配送が可能になる。
このような場合、既設のゲートウェイノードのグループIDを緊急度の高いアラームデータ専用に変更または新たなゲートウェイノードを追加設置することにより、各無線ノードはゲートウェイノードからのGW情報通知データに基づきゲートウェイノードのグループIDなどを把握し、自ノードと同じグループIDを有するゲートウェイノードに到達する経路のうち通信品質が最も良好である経路を選択して測定データを送信するので、ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷を高めることなく緊急性や優先度を考慮したデータ配送が可能になる。
また、上記実施例では、ゲートウェイノード21〜25のグループIDがあらかじめ設定されているが、オペレータによって手動でグループIDを変更するものでもよい。たとえば、オペレータはマウスやキーボートなどの入力装置を介してグループIDを入力し、演算制御部のグループID管理部は入力情報に基づいてグループIDを変更するものでもよい。
また、ゲートウェイノードの演算制御部のグループID管理部は、ネットワークを介して受信したグループIDを設定するための設定情報に基づいてグループIDを変更してもよいし、あらかじめ定められた時間になると自動的にグループIDを変更するものであってもよい。
また、上記実施例では、無線ノードの演算制御部の経路選択部は、グループIDおよび経路情報格納部に格納された経路情報、経路コスト情報に基づいて、自ノードと同じグループIDを有するゲートウェイノードを介し監視ノード11に到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択して転送するとしているが、無線ノードは、経路情報および経路コスト情報に基づいて通信品質が良好なものから順に複数の経路を選択して転送するものであってもよい。また、無線ノードは自ノードと同じグループIDを持つゲートウェイノードに到達する経路の中から1個以上の経路を選択するものであってもよい。
また、上記実施例では、無線ノード31〜37から構成される無線ネットワークを示しているが、無線通信方式は無線通信の標準規格であるIEEE802.15.4を用いるものであっても構わないし、各無線ノードが無線回線を介してデータの送受信をすることが信能であるならば、どのようなものを用いても構わない。
また、上記実施例では、各無線ノードは、測定データを他の無線ノードやゲートウェイに転送するとしているが、各無線ノードは転送する際に宛先であるゲートウェイのアドレス情報を測定データに付加して転送するものであってもよい。
また、上記実施例では、ゲートウェイノード21〜25は、経路情報に基づき監視ノード11に受信した測定データを転送するとしているが、各無線ノードが測定データを送信する際に最終的な宛先である監視ノードのアドレス情報を付加して測定データを転送し、各ゲートウェイは受信した測定データに付加されたアドレス情報に基づいて測定データを監視ノードに転送するものであってもよい。
また、上記実施例では、無線ノード31〜37の経路情報格納部は、主に次ホップアドレスや各ゲートウェイノードに到達するまでの経路情報、経路コスト情報などを格納し、グループID格納部は、主に自ノードのグループIDや他の無線ノードやゲートウェイノードのグループIDなどを格納するとしているが、特にこれに限定するものではなく、各無線ノードは、次ホップの宛先アドレスや各ゲートウェイノードに到達するまでの経路情報、経路コスト情報、自ノードのグループIDや他の無線ノードやゲートウェイノードのグループIDを少なくとも記憶するものであってもよい。
また、上記実施例では、各無線ノードは経路コスト情報を記憶しているが、各無線ノードはマルチホップ無線ネットワークの構成時における近隣の無線ノードと無線通信を確立する際に、各無線ノード間や無線ノードとゲートウェイノード間の無線通信の通信品質を測定して転送して互いに記憶することにより、これらの通信品質に基づき送信元無線ノードから送信先ゲートウェイノードへ至る経路の経路コスト情報を算出するものであってもよい(たとえば、各ノード間の通信品質を積算するなど)。
また、各無線ノードは、データの送信元から送信先へ到達するまでの経路全体の通信品質を表す経路コスト情報を把握できるのであれば、無線ノードの位置情報や最終宛先に到達するまでのホップ数、各無線ノードの電池寿命などに基づいて経路コスト情報を算出するものであってもよい。
また、上記実施例の無線ノード35は、無線ノード32を経由して監視ノード11にデータを送信しているが、無線ノードが自ノードからゲートウェイに到達するまでの経路探索する方法は、データがゲートウェイに到達できるのであればどのような経路探索方法や経路中継方法であっても構わない。
また、上記実施例のゲートウェイノード21〜25、無線ノード31〜37は、グループIDを有しているが、各ゲートウェイノードおよび各無線ノードは複数のグループIDを有するものであっても構わない。たとえば、ゲートウェイノードはグループID「A」と「B」を有し、無線ノードはグループID「A」と「C」を有する。
また、上記実施例の無線制御システムは、監視ノード11、ゲートウェイノード21〜25、無線ノード31〜37で構成されているが、1個以上の監視ノード、1個以上のゲートウェイノード、1個以上の無線ノードから構成されるものであっても構わない。
また上記実施例の監視ノード11の具体的な構成は示していないが、各ゲートウェイノードからデータを収集することが可能であるならばどのような構成であっても構わない。たとえば、監視ノード11は、主にゲートウェイノードとの間で通信を行う通信部、各部の動作を制御する演算制御部、監視ノードとして動作させるためのプログラムやデータの経路情報、経路コスト情報などが格納される記憶部などで構成され、通信部は演算制御部に接続され、演算制御部は記憶部に接続されているものであってもよい。
また、上記実施例の無線制御システムにおける監視ノード11とゲートウェイノード21〜25は、それぞれ有線ネットワークを介して通信を行っているが、監視ノードとゲートウェイノードとの通信は、無線通信であっても有線通信であっても構わない。
以上説明したように、本発明によれば、無線ネットワークおよびゲートウェイノードの負荷が軽減された信頼性の高い無制御システムを実現でき、インダストリアルオートメーションにおけるプロセス制御システムや、ファクトリーオートメーションにおける浄水場の制御システムや、ビルの空調・照明システムなどの運転支援などに好適である。
本発明に係る無線制御システムの一実施例を示す構成ブロック図である。 図1の無線ノード32の一例を示す構成ブロック図である。 図2の無線ノード32を構成する演算制御部322の機能ブロック例図である。 図1のゲートウェイノード22の一例を示す構成ブロック図である。 図4のゲートウェイノード22を構成する演算制御部222の機能ブロック例図である。 データ通信の流れを説明する説明図である。 本発明の無線制御システムの動作を説明するフロー図である。 データ通信の流れを説明する説明図である。 従来の無線制御システムの一例を示す構成ブロック図である。 図9の無線ノード7の無線通信機能の一例を示す構成ブロック図である。 従来の無線制御システムの動作を説明するフロー図である。
符号の説明
1、11 監視ノード
2、3、21、22、23、24、25 ゲートウェイノード
4、5、6、7、8、9、31、32、33、34、35、36、37 無線ノード
71、321 無線通信部
72、222、322 演算制御部
73、223、323 記憶部
221 通信部
2221、3221 データ送受部
2222、3222 経路情報格納部
2223、3223 グループID格納部
2224、3224 経路情報提供部
2225 グループID管理部
3225 経路選択部
3226 センサ部

Claims (5)

  1. 無線ネットワークを構成する複数の無線ノードからゲートウェイノードを介して監視ノードにデータを送信する無線制御システムにおいて、
    前記各ゲートウェイノードと前記各無線ノードはあらかじめ設定されたグループIDをそれぞれ有し、
    前記各無線ノードは、自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択してデータを送信し、
    さらに、前記各ゲートウェイノードは、少なくとも自ノードのグループIDを含むGW情報通知データを前記各無線ノードに送信し、
    前記各無線ノードは、自ノードから前記各ゲートウェイノードに到達するまでの経路情報および自ノードから送信先ノードに到達するまでの通信品質を表す指標である経路コスト情報を有し、自ノードのグループID、前記GW情報通知データ、前記経路情報、前記経路コスト情報に基づいて、自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択してデータを前記ゲートウェイノードもしくは他の無線ノードに送信することを特徴とする無線制御システム。
  2. 前記各無線ノードは、前記GW情報通知データに基づき前記各ゲートウェイノードのグループIDを記憶し、前記GW情報通知データを他の無線ノードに転送することを特徴とする
    請求項1記載の無線制御システム。
  3. 前記各無線ノードは、自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で通信品質が良好な経路を複数個選択しデータを送信することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の無線制御システム。
  4. 前記各無線ノードは、
    自ノードから前記各ゲートウェイノードに到達するまでの第1の経路情報、経路コスト情報、自ノードおよび前記各ゲートウェイノードのグループIDを格納する記憶部と、
    無線通信を行う無線通信部と、
    前記GW情報通知データを他の無線ノードに転送するとともに前記GW情報通知データに基づき少なくとも前記各ゲートウェイノードのグループIDを前記記憶部に記憶し、前記経路情報、前記経路コスト情報および前記GW情報通知データに基づいて自ノードと同じグループIDを有する前記ゲートウェイノードに到達する経路で最も通信品質が良好である経路を選択し、この経路に基づいて自ノードで得たデータもしくは他の無線ノードから受信したデータを前記ゲートウェイノードもしくはその他の無線ノードに送信する演算制御部とから構成されることを特徴とする
    請求項1〜請求項3いずれかに記載の無線制御システム。
  5. 前記各ゲートウェイノードは、
    前記各ゲートウェイノードを介して前記各無線ノードからデータを収集する監視ノードに到達するまでの第2の経路情報および自ノードのグループIDを格納する記憶部と、
    無線通信、有線通信の少なくともいずれか一つによるデータ通信を行う通信部と、
    前記GW情報通知データを前記各無線ノードに送信し、前記第2の経路情報に基づいて前記各無線ノードからの前記データを前記監視ノードに転送する演算制御部とから構成されることを特徴とする
    請求項1〜請求項4いずれかに記載の無線制御システム。
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