JP5025322B2 - 空調制御システム - Google Patents
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Description
特許文献2では、カメラで撮影された来店客の売場内の動きを計測し、各エリアの客の存在分布に基づいて照明制御や空調制御するシステムが開示されている。
特許文献3では、屋内大空間の天井側から床面上の人数に応じて変化する画像をカメラで撮影し、その撮影した画像情報に基づき、屋内大空間に前記床面上の人数に応じた供給量で外気又は酸素を供給する方法が開示されている。
このような事情に鑑み、主に、省エネルギー対策の観点から、容易に敷設可能で低コストで効率的な装置やシステムが望まれている。
大規模集客施設で複数の空調設備を集中して管理する空調制御システムであって、
大規模集客施設の空調領域の会計エリアに配設されて、整列来客に対し撮影するカメラと、
カメラが接続される第1の分岐通信回線と、
第1の分岐通信回線を通じてカメラから画像データを読み出す第1のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
複数の空調設備にそれぞれ接続される制御センサと、
制御センサが接続される第2の分岐通信回線と、
第2の分岐通信回線を通じて制御センサから接点動作データをそれぞれ読み出し、また、制御センサへ制御コマンドを出力する第2のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
第1、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置がそれぞれバス接続される基幹通信回線と、
基幹通信回線に接続され、第1、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置と通信するように接続されており、あらかじめ設定された顔領域モデルデータと、顔領域モデルデータから目の存在する範囲を示す目領域モデルデータと、を記憶するデータベースを有する集中管理装置と、
を備え、この集中管理装置は、
第1のプロトコル変換機能付サーバ装置から読み出したカメラの画像データを入力する入力手段と、
画像データに基づいて、顔領域画像データを抽出する顔領域抽出手段と、
顔領域抽出手段により抽出された顔領域画像データから目の存在する範囲を示す目領域画像データを演算する目領域演算手段と、
顔領域画像データと目領域画像データとを比較して比率を算出し、かつ目領域モデルデータと顔領域モデルデータとを比較して比率を算出する比率算出手段と、
画像データによる顔領域に対する目領域の比率が、モデルデータによる顔領域に対する目領域の比率の所定範囲内に含まれるときに人と判定する判定手段と、
判定した人について整列来客を認識して、その認識人数についての整列来客人数データを生成する人数認識手段と、
人数認識手段により認識生成された整列来客人数データから空調領域の推定人数である推定人数データを算出する推計手段と、
推計手段により算出された推定人数データを大規模集客施設内の来客人数データとしてこの来客人数データに応じて、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置を通じて各制御センサを介して空調設備の動作制御を行う動作制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の空調制御システムにおいて、
前記集中管理装置は、
空調領域にいる人数を表す人数データと、人数に応じて空調設備を動作制御する人数別運転データと、を関連させて蓄積したデータベースを備え、
人数認識手段により認識生成された来客人数データに対応する人数別運転データをデータベースから読み出す手段と、
読み出した人数別運転データに基づいて各制御センサを介して空調設備の動作制御を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の空調制御システムにおいて、
前記人数別運転データは、予め設定された認識人数の範囲で複数段階に分け、この複数段階に応じてそれぞれ異なるように各制御センサを介して空調設備に制御を行わせるデータであることを特徴とする。
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
複数の空調設備に供給する電力量について計測する電力量センサと、
電力量センサが接続される第3の分岐通信回線と、
第3の分岐通信回線を通じて電力量センサから電力量計測データを読み出す第3のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
空調対象の環境について計測する環境センサと、
環境センサが接続される第4の分岐通信回線と、
第4の分岐通信回線を通じて環境センサから環境計測データを読み出す第4のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
をさらに備え、
第3、第4のプロトコル変換機能付サーバ装置はそれぞれ前記基幹通信回線にバス接続されており、
前記集中管理装置は、
第3、第4のプロトコル変換機能付サーバ装置からそれぞれ読み出した電力量センサの電力量計測データおよび環境センサの環境計測データを入力する入力手段と、
電力量計測データおよび環境計測データに基づいて、各空調設備の状態監視を行う監視手段と、
状態監視の結果に基づいて使用電力量を設定されたデマンド値以下に抑制するように、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置を通じて各制御センサを介して空調設備の動作制御を行う動作制御手段と、
をさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の空調制御システムにおいて、
前記空調設備は、一または複数の室外機と一または複数の室内機とを冷媒配管にて接続して形成される設備であり、
前記制御センサは、空調設備の室外機および/または室内機の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行うセンサであることを特徴とする。
請求項5に記載の空調制御システムにおいて、
前記空調設備は、室外機に強制散水する補助冷却装置を備え、
前記集中管理装置は、電力量計測データから演算するデマンド値が、設定された第1のデマンド警報レベルを超えた場合、補助冷却装置との連動運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段として機能することを特徴とする。
請求項6に記載の空調制御システムにおいて、
前記集中管理装置は、デマンド値が設定された第1のデマンド警報レベルを越え更に第2のデマンド警報レベルを超えた場合、補助冷却装置を運転停止すると共に、送風モード運転を行う強制スケジュール運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段として機能することを特徴とする。
請求項7に記載の空調制御システムにおいて、
前記集中管理装置は、複数の空調設備をグループ別に強制スケジュール運転するようになされ、各グループの空調設備が設定時間間隔をもって順次強制スケジュール運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行うことを特徴とする。
請求項4〜請求項8の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
前記環境センサは、室内に設置されて室内の温度計測データを出力する温度センサを含み、
前記集中管理装置は、標準設定温度データを登録する手段と、標準設定温度データからゆらぎ用設定温度データおよびゆらぎ用上限温度データを算出する手段と、室内の温度計測データから室内温度がゆらぎ用上限温度を超えないようにしつつ標準設定温度とゆらぎ用設定温度との間で一定時間毎に微小温度変化するように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段と、
として機能することを特徴とする。
請求項4〜請求項9の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
前記環境センサは、屋外に設置されて外気の温度計測データを出力する温度センサ、および、屋外に設置されて外気の湿度計測データを出力する湿度センサを含み、
前記集中管理装置は、外気の温度計測データおよび湿度計測データから不快指数を演算する手段と、不快指数が設定範囲内の場合に外気を取り込む送風モード運転に切り換え、また、不快指数が設定範囲にない場合に空調設備を通常モード運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段と、
として機能することを特徴とする。
請求項4〜請求項10の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
利用者により空調設備のオン/オフ指令を行うリモコンと、を備え、
前記集中管理装置は、強制スケジュール運転される空調設備が、オフ時間中にリモコンからオン指令された場合、設定時間経過後に運転を停止するように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段と、
として機能することを特徴とする。
ネットワーク21は、インターネット回線、LAN等を含むものであり、インターネットにより通信でき、Webデータやファイルデータが送受信できるようになされているものであればよい。ネットワーク21は、基幹通信回線22に接続される。
プロトコル変換機能付サーバ装置30は、ソフトウェアをインストールして後述するような各種の処理機能を行う。このようなプロトコル変換機能付サーバ装置30が複数個にわたって基幹通信回線22にバス接続される。これらのプロトコル変換機能付サーバ装置30は多数箇所の空調設備近くに設置されるものである。図1では9個のプロトコル変換機能付サーバ装置30が設置されるものとしているが、その台数は特に限定されるものではなく、適数個設置することができる。
このような一台のプロトコル変換機能付サーバ装置30は、適宜チャンネル数を設けて一以上の個数のセンサ装置40、カメラ60を接続出来るようにしている。
また、プロトコル変換機能付サーバ装置30は、コンピュータ端末10または集中管理装置70からの制御コマンド・撮影コマンドを、または、自らが発した制御コマンド・撮影コマンドを、通信データに変換して基幹通信回線22、インターネット回線21を介して、センサ装置40、カメラ60へ送信したりする。
ファイルデータの例として、例えば、計測データを時系列的に並べたCSV形式によるファイルデータとし、このファイルデータをFTPによりコンピュータ端末10へダウンロードにより送信しても良い。また、このファイルデータをHTMLデータやXMLデータというWebデータとして、HTTPによりコンピュータ端末10のWebブラウザを用いて閲覧により送信するようにしても良い。
同様に、ネットワーク21および基幹通信回線22が公衆回線ならば、ネットワークプロトコルは、少なくとも通常のTCP/IPによる通信プロトコルとする。
コンピュータ端末10は、図2に示すように、プロトコル変換機能付きサーバ装置30にアクセスする。プロトコル変換機能付サーバ装置30は、上記したCSV形式のファイルデータとして出力する。コンピュータ端末10は、このCSV形式のファイルデータを取得し、例えばエクセル(登録商標)などの表計算ソフトウェアを起動させてこのファイルデータを帳票形式のファイルデータに変換して解析・集計して、閲覧や加工を行うことができる。または、帳票形式のファイルデータを取得し、例えばエクセル(登録商標)などの表計算ソフトウェアを起動させてこのファイルデータを解析・集計して、閲覧や加工を行うようにしても良い。
このようなプロトコル変換機能付サーバ装置30は、上記のような必要最小限の機能のみ搭載するようにして比較的安価で小形となるようにしている。
また、環境系センサである湿度センサ43は、配設された空間環境の湿度を検出し、プロトコル変換機能付サーバ装置30からの指令コマンドに応じて湿度計測データを送信する。なお、複数個の湿度センサ43が一台のプロトコル変換機能付サーバ装置30に接続されるようにしても良い。
カメラ60は、空調領域に存在する人数を認識するいわばセンサとして機能し、カメラ60がプロトコル変換機能付サーバ装置30を介して基幹通信回線22と接続している。カメラ60は、空調環境の変化に大きな影響を及ぼす空調領域内の人数変化をリアルタイムに捉えるため、画像データを取得し、プロトコル変換機能付サーバ装置30からの指令コマンドに応じて画像データを送信する。または、カメラ60が定期的に画像データを取得して画像データを送信する等の方式を採用することができる。
このカメラ60は、部分的に集約する来客数から比例的に大規模店舗内全体来客数を推計し易い場所として会計エリア等に適宜台数が配設され、あるいは、来客数を直接把握し易い場所である来客出入り口エリアに適宜台数が設置される。これらの場合、後述するが異なるアルゴリズムで人数認識されることとなる。
以上、説明したような空調制御システム1が大規模店舗等の大規模集客施設に配置され、その事務所等に設置される集中管理装置70は、一括して空調設備(PAC50A〜D)の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行うシステムとなり、一括集中的な空調設備(PAC50A〜D)の状態監視及び動作制御を実行する管理装置として機能する。
そして、温度センサ42が自らを指定するIDデータを含むデータを受信したならば、温度センサ42の温度計測部は温度を計測して温度に係るデータをプロトコル変換機能付サーバ装置30へ送信することとなる。また、湿度センサ43が自らを指定するIDデータを含むデータを受信したならば、湿度センサ43の湿度計測部は湿度を計測して湿度に係るデータをプロトコル変換機能付サーバ装置30へ送信することとなる。また、DIOセンサ44が自らを指定するIDデータを含むデータを受信したならば、PAC50の接点をオン/オフする(例えば、開閉部の有接点リレーをオン/オフする)コマンドを出力し、または、PAC50の接点の状態を監視(例えば、開閉部の有接点リレーのリレートリップ状態監視)を行い、この監視状態を表すデータをプロトコル変換機能付サーバ装置30へ送信する。このIDデータを採用したことにより一本の分岐通信回線23に多数のセンサ装置40をバス接続できる。このようにしてプロトコル変換機能付サーバ装置30はデータを収集して、メモリやハードディスク(図示せず)などに蓄積する。
まず、部分的に集約する来客数から比例的に大規模店舗内全体来客数を推計し易い場所として会計エリア等に適宜台数が配設される場合について説明する。この場合、図3で示すように、大規模店舗の会計エリアにおいて、レジに並んだ整列来客に対し撮影するカメラ60から画像データを取得し、この画像データに含まれる来客の一部分の認識人数データから大規模集客施設内の全来客数を推計して、その推定人数に応じて空調設備の動作制御を行うものである。推定人数の演算は、統計的手法や、大規模店舗固有の経験則から、一部分の認識人数データに一定係数を乗じるなどして推計するというものであり、目安的ながら省エネルギーが可能である。
カメラ60は、図3に示すように、大規模集客施設の会計エリアに配設されて、レジの整列来客方向に対し撮影して、来客の容貌を含めて撮像した画像データを取得してプロトコル変換機能付サーバ装置30へ出力する。プロトコル変換機能付サーバ装置30はこの画像データを集中管理装置70へ送信する。
集中管理装置70は、第1のプロトコル変換機能付サーバ装置30から読み出したカメラ60の画像データを入力する手段(入力手段)として機能する。
続いて集中管理装置70は、顔領域抽出手段により抽出された顔領域画像データから目の存在する範囲を示す目領域画像データを演算する手段(目領域演算手段)として機能する。この比較は、顔の局所領域、例えば、目とその周辺部のみ着目して比較することが好ましく、この場合に顔領域画像データの中の眼を含む眼周辺の目領域画像データのみ抽出する。
ここで、モデルデータは、各サイズが準備され、さらに多数の顔(人類学的考察による人種、性別、年齢別・眼鏡使用等)のデータが準備されている。
続いて集中管理装置70は、判定した人について認識し、その認識人数についての人数データを生成する手段、詳しくはレジの整列来客を認識し、その認識人数について整列来客人数データを生成する(人数認識手段)として機能する。
例えば、人と認識した整列来客人数データをパルス変換等信号変換してカウントし、一定時間(例えば、1分)ごとに積算する。
また、他のカメラ60は、大規模集客施設の来客出入り口エリアに配設され、施設内方向を撮影する(第2のカメラ)。
また、集中管理装置70は、第2のカメラ60からの画像データに基づいて人を認識し、その認識人数について退場者人数データを生成する手段(第2の人数認識手段)として機能する。
第1,第2の人数認識手段における画像データからの人の認識アルゴリズムについては、上記した顔領域抽出手段、目領域演算手段、モデルデータ読み出し手段、比率算出手段、判定手段、認識手段によるものであり、重複する説明を省略する。
集中管理装置70は、来客人数カウント手段により生成された来客人数データに応じて、人数別運転データをデータベースから読み出す手段として機能する。この人数別運転データは、上記したデータであり重複する説明を省略する。
集中管理装置70は、大規模集客施設の各部屋を一括して空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行うシステムとなる。
集中管理装置70は、標準設定温度データからゆらぎ用設定温度データおよびゆらぎ用上限温度データを算出する手段として機能する。図6ではゆらぎ用設定温度は標準設定温度データから+2℃の26℃に、ゆらぎ用上限温度は標準設定温度データから+4℃の28℃に設定される。
集中管理装置70は、室内の温度計測データから室内温度がゆらぎ用上限温度を超えないようにしつつ標準設定温度とゆらぎ用設定温度との間で一定時間毎に微小温度変化するように空調設備(PAC50)の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段として機能する。
このようにすることで、省エネルギーを図ることができる。
不快指数(DI)=0.81T+0.01U(0.99T−14.3)+46.3
T:外気の気温(℃)
U:外気の相対湿度(%)
集中管理装置70は、不快指数が設定範囲内の場合、例えば上記数値で不快指数が60〜75の場合に空調設備を外気を取り込む送風モード運転に切り換え、また、不快指数が設定範囲にない、例えば、不快指数が75を上回る、または、不快指数が60を下回るような場合に空調設備を通常モード運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段として機能する。ここに不快指数が75を上回る場合は冷房による通常モード運転、または、不快指数が60を下回るような場合は暖房による通常モード運転とすればよい。
10:コンピュータ端末
21:ネットワーク
22:基幹通信回線
23:分岐通信回線
30:プロトコル変換機能付サーバ装置
40:センサ装置
41:電力量センサ
42:温度センサ
43:湿度センサ
44:DIOセンサ
50:PAC
51:室外機
52:熱交換機
60:カメラ
70:集中管理装置
80:補助冷却装置
81:ノズル
82:取付枠
Claims (11)
- 大規模集客施設で複数の空調設備を集中して管理する空調制御システムであって、
大規模集客施設の空調領域の会計エリアに配設されて、整列来客に対し撮影するカメラと、
カメラが接続される第1の分岐通信回線と、
第1の分岐通信回線を通じてカメラから画像データを読み出す第1のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
複数の空調設備にそれぞれ接続される制御センサと、
制御センサが接続される第2の分岐通信回線と、
第2の分岐通信回線を通じて制御センサから接点動作データをそれぞれ読み出し、また、制御センサへ制御コマンドを出力する第2のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
第1、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置がそれぞれバス接続される基幹通信回線と、
基幹通信回線に接続され、第1、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置と通信するように接続されており、あらかじめ設定された顔領域モデルデータと、顔領域モデルデータから目の存在する範囲を示す目領域モデルデータと、を記憶するデータベースを有する集中管理装置と、
を備え、この集中管理装置は、
第1のプロトコル変換機能付サーバ装置から読み出したカメラの画像データを入力する入力手段と、
画像データに基づいて、顔領域画像データを抽出する顔領域抽出手段と、
顔領域抽出手段により抽出された顔領域画像データから目の存在する範囲を示す目領域画像データを演算する目領域演算手段と、
顔領域画像データと目領域画像データとを比較して比率を算出し、かつ目領域モデルデータと顔領域モデルデータとを比較して比率を算出する比率算出手段と、
画像データによる顔領域に対する目領域の比率が、モデルデータによる顔領域に対する目領域の比率の所定範囲内に含まれるときに人と判定する判定手段と、
判定した人について整列来客を認識して、その認識人数についての整列来客人数データを生成する人数認識手段と、
人数認識手段により認識生成された整列来客人数データから空調領域の推定人数である推定人数データを算出する推計手段と、
推計手段により算出された推定人数データを大規模集客施設内の来客人数データとしてこの来客人数データに応じて、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置を通じて各制御センサを介して空調設備の動作制御を行う動作制御手段と、
を備えることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1に記載の空調制御システムにおいて、
前記集中管理装置は、
空調領域にいる人数を表す人数データと、人数に応じて空調設備を動作制御する人数別運転データと、を関連させて蓄積したデータベースを備え、
人数認識手段により認識生成された来客人数データに対応する人数別運転データをデータベースから読み出す手段と、
読み出した人数別運転データに基づいて各制御センサを介して空調設備の動作制御を行う制御手段と、
を備えることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項2に記載の空調制御システムにおいて、
前記人数別運転データは、予め設定された認識人数の範囲で複数段階に分け、この複数段階に応じてそれぞれ異なるように各制御センサを介して空調設備に制御を行わせるデータであることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
複数の空調設備に供給する電力量について計測する電力量センサと、
電力量センサが接続される第3の分岐通信回線と、
第3の分岐通信回線を通じて電力量センサから電力量計測データを読み出す第3のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
空調対象の環境について計測する環境センサと、
環境センサが接続される第4の分岐通信回線と、
第4の分岐通信回線を通じて環境センサから環境計測データを読み出す第4のプロトコル変換機能付サーバ装置と、
をさらに備え、
第3、第4のプロトコル変換機能付サーバ装置はそれぞれ前記基幹通信回線にバス接続されており、
前記集中管理装置は、
第3、第4のプロトコル変換機能付サーバ装置からそれぞれ読み出した電力量センサの電力量計測データおよび環境センサの環境計測データを入力する入力手段と、
電力量計測データおよび環境計測データに基づいて、各空調設備の状態監視を行う監視手段と、
状態監視の結果に基づいて使用電力量を設定されたデマンド値以下に抑制するように、第2のプロトコル変換機能付サーバ装置を通じて各制御センサを介して空調設備の動作制御を行う動作制御手段と、
をさらに備えることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項4に記載の空調制御システムにおいて、
前記空調設備は、一または複数の室外機と一または複数の室内機とを冷媒配管にて接続して形成される設備であり、
前記制御センサは、空調設備の室外機および/または室内機の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行うセンサであることを特徴とする空調制御システム。 - 請求項5に記載の空調制御システムにおいて、
前記空調設備は、室外機に強制散水する補助冷却装置を備え、
前記集中管理装置は、電力量計測データから演算するデマンド値が、設定された第1のデマンド警報レベルを超えた場合、補助冷却装置との連動運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段として機能することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項6に記載の空調制御システムにおいて、
前記集中管理装置は、デマンド値が設定された第1のデマンド警報レベルを越え更に第2のデマンド警報レベルを超えた場合、補助冷却装置を運転停止すると共に、送風モード運転を行う強制スケジュール運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段として機能することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項7に記載の空調制御システムにおいて、
前記集中管理装置は、複数の空調設備をグループ別に強制スケジュール運転するようになされ、各グループの空調設備が設定時間間隔をもって順次強制スケジュール運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行うことを特徴とする空調制御システム。 - 請求項4〜請求項8の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
前記環境センサは、室内に設置されて室内の温度計測データを出力する温度センサを含み、
前記集中管理装置は、標準設定温度データを登録する手段と、標準設定温度データからゆらぎ用設定温度データおよびゆらぎ用上限温度データを算出する手段と、室内の温度計測データから室内温度がゆらぎ用上限温度を超えないようにしつつ標準設定温度とゆらぎ用設定温度との間で一定時間毎に微小温度変化するように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段と、
として機能することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項4〜請求項9の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
前記環境センサは、屋外に設置されて外気の温度計測データを出力する温度センサ、および、屋外に設置されて外気の湿度計測データを出力する湿度センサを含み、
前記集中管理装置は、外気の温度計測データおよび湿度計測データから不快指数を演算する手段と、不快指数が設定範囲内の場合に外気を取り込む送風モード運転に切り換え、また、不快指数が設定範囲にない場合に空調設備を通常モード運転に切り換えるように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段と、
として機能することを特徴とする空調制御システム。 - 請求項4〜請求項10の何れか一項に記載の空調制御システムにおいて、
利用者により空調設備のオン/オフ指令を行うリモコンと、を備え、
前記集中管理装置は、強制スケジュール運転される空調設備が、オフ時間中にリモコンからオン指令された場合、設定時間経過後に運転を停止するように空調設備の状態監視とオン/オフ接点動作制御を行う手段と、
として機能することを特徴とする空調制御システム。
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