JP2018077008A - 空調機器制御システム - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態では、大型スーパーマーケット、百貨店、ショッピングモールなどの商業施設において使用する場合を想定して説明する。
図1は、本実施形態に係る空調機器制御システムの構成を示した図であり、図2は、店舗内に設置される複数の空調機器をグループ化した図であり、図3は、制御部の構成を示したブロック図であり、図4は、空調機器を制御する制御エージェントを示した図である。
図示するように、本実施形態に係る空調機器制御システムは、店舗等に設置される複数の空調機器1と、空調機器1を制御するとともに空調機器1の制御ログを送信する制御部2と、インターネット3を介して制御部2と接続され、制御部2から送信される制御ログを保存するサーバ4とから構成されている。
また、それぞれのグループには、制御を行う上での優先度が設定されており、入口に近いグループ1やグループ3は優先度が高く設定されており、夏場であれば室温が高くなりやすく、冬場であれば室温が低くなりやすい傾向にある場所であるため、この場所に設置されている空調機器1のモード(冷房、暖房、送風など)や風量、設定温度の制御を行わない、又は制御を最後に行う。
制御エージェント30とは、店舗での消費電力量やセンサで検知した温度や入退人数が設定されているしきい値を超えた場合に空調機器1を制御して消費電力量を抑制したり、店舗内の状況に応じた温度管理を行ったりするソフトウェアである。
なお、下記に示すエージェントは、スケジュール管理データ40のスケジュールグループを周期的に取得して、スケジュールグループに対応した制御を行う。
図5(a)〜(c)を参照して、デマンド制御エージェントの機能について説明する。
図5(a)は、1日の電力使用量を示したグラフであり、図5(b)及び図5(c)は、デマンド監視状況を示したグラフである。
デマンド制御エージェント31は、グループ化された複数の空調機器1の監視を行いデマンド警報が発生した際に警報レベルの中で最も優先度が高い警報レベルの設定に応じた空調機器1の制御を行う機能である。具体的には、電力量計23の電力量パルスを常時計測し、所定時間での電力量を計測、積算して、30分毎の使用量の予測線を算出し、予測線が警報しきい値に触れた際にデマンド警報を発生させる。
図5(a)に示すように、1日の電力使用量のグラフを見てみると、30分ごとの電力使用量がグラフで表されており、14:00〜14:30の時間帯がもっとも電力使用量が高い。そして、図5(b)に示すグラフから、この30分間の電力使用量を見てみると、電力消費量が実績線として示されており、この実績線の傾きから今後の電力消費量を示す予測線を算出し、毎分更新する。
スケジュール発停制御エージェント32は、指定した時刻に空調機器1の制御を行う機能を有する。
図6(a)は、スケジュール発停制御エージェント32が行う制御項目を示した表であり、図6(b)は、制御する空調機器の設定内容を記した定義を示した表であり、図6(c)は、制御を行うタイムスケジュールを示した図である。
まず、定義ファイル1では、グループ内の空調機器1を一斉に9:10に電源をON、モードは「冷房」、設定温度は「26℃」で制御する。この制御により、例えば、10時から開店する店舗内の温度を快適な温度にすることができる。
設定温度監視制御エージェント33は、グループ内の空調機器1の「モード」と「設定温度」の設定値と状態値を監視し、不一致を検出した場合に、検出してから一定時間経過後に空調機器1を制御する機能である。
図7及び図8を参照して、設定温度監視制御エージェントの動作について説明する。図7は、設定温度監視制御エージェントの動作を示すフローチャートであり、図8は、設定温度監視制御エージェントが行う制御を示したグラフである。
また、グループ内の空調機器1の設定温度が当初の設定温度と不一致な場合(ステップS5/YES)、次に、グループ内の空調機器1の手動操作を検出したかを確認する(ステップS6)。
グループ内の空調機器1の不感時間経過待ちではない場合(ステップS9/NO)、次に、グループ内の空調機器1の維持時間経過待ちかを確認する(ステップS10)。
なお、図8に示すように、不感帯時間が経過中は設定温度監視制御エージェント33以外の優先度が低いエージェントの制御が可能であり、一方で、不感帯時間経過後の維持時間経過中では、設定温度監視制御エージェント33より優先度の低いエージェントによる制御も実行可能となる。
温度連動快適制御エージェント34は、グループ内に設置されている温度センサ24が検知した温度がしきい値を上回った又は下回った場合に空調機器1の制御を行う。EMSコントローラ22は、温度センサ24が検知した温度から空調機器1の制御項目のいずれかを作動させて制御する。制御項目とは、空調機器1のモード(自動、暖房、冷房、送風のいずれか)、設定温度、ON/OFF、風量である。
図示するように、温度センサ24が検知した温度が上限しきい値線を超えた場合に、状態異常検出として、EMSコントローラ22が空調機器1の制御を行う。この場合、上記した制御を行うことで、温度センサ24が検知する温度を上限しきい値線を下回るようにする。そして、温度センサ24で検知する温度が上限不感帯線を下回ったタイミングでEMSコントローラ22によって、再度、温度センサ24が検知する温度が上限しきい値線を上回らないように空調機器1の制御を行う。
店内人数連動制御エージェント35は、店舗等の出入り口に設置されている入退センサ25でカウントされる入退人数から店舗内の滞留人数を算出し、滞留人数が設定されているしきい値を超えた時点で状態異常検出が発生したとして、温度調整やモードの切り換えといった空調機器1の制御を行う。
例として、図10(a)に示すように、グループ化された複数の空調機器1の周囲に複数の入退センサ25が設置されており、これらの入退センサ25で入退人数を検出し、入退人数は、EMSコントローラ22及びサーバ4に送信される。EMSコントローラ22では、入退人数から店舗内の滞留人数を算出し、算出した滞留人数が図10(b)に示すように、しきい値線を越えているかを監視する。滞留人数がしきい値線を越えた時点でEMSコントローラ22によって温度調整やモードの切り換えなどといった空調機器1を制御する。なお、滞留人数がしきい値を超えている状態では、他の優先度の低い制御エージェントによる空調機器1の制御を行うことができない。
そして、滞留人数が減少し、滞留人数が不感帯線を下回ったら、この時点で、再度、温度調整やモードの切り換えなどといった空調機器1の制御を行う。
図11は、実行する制御エージェントの優先順位を判定するためのフローチャートである。
制御エージェント30は、状態異常が同時期に発生した場合に、優先度が高い制御エージェント順に空調機器1を制御する。
図示するように、まず、制御エージェントが有効か否かを判定する(ステップS10)。制御エージェントが有効ではない場合(ステップS10/NO)、制御を行わない(ステップS11)。また、制御エージェントが有効な場合(ステップS10/YES)、次に、最優先に制御エージェントを実行する状態異常が検出されたかを判定する(ステップS12)。最優先に制御エージェントを実行する状態異常が検出された場合(ステップS12/YES)、検出された状態異常に対応する制御エージェントを優先的に実行する(ステップS13)
また、最優先に制御エージェントを実行させる状態異常が発生した場合のみ、その制御エージェントを実行し、空調機器を制御させることも可能である。
2 制御部
3 インターネット
4 サーバ
20 出力制御部
21 電力メータ
22 EMSコントローラ
23 電力量計
24 温度センサ
25 入退センサ
26 記憶部
27 通信部
30 制御エージェント
31 デマンド制御エージェント
32 スケジュール発停制御エージェント
33 設定温度監視制御エージェント
34 温度連動快適制御エージェント
35 店内人数連動制御エージェント
Claims (7)
- 施設内に設置され、室温を検知する温度センサと、該施設内に入退する人数を検知する入退センサと、該空調機器が消費する電力量を計測する電力量計と、前記空調機器を制御する制御部と、前記空調機器を制御するための運転スケジュール及び複数の制御データが記憶されている記憶部とから構成され、複数の空調機器を制御する空調機器制御システムであって、
前記制御データには、前記室温、前記入退人数、前記消費電力量のしきい値が設定されており、前記制御部は、前記温度センサで検知された室温と、前記入退センサで検知された入退人数と、前記電力量計で計測された消費電力量とのいずれかが前記しきい値を超えた時点で前記記憶部に記憶されている運転スケジュール及び制御データに基づいて前記空調機器を制御することを特徴とする空調機器制御システム。 - 前記複数の制御データは、空調機器の消費電力量が契約電力量を超えないように空調機器を制御するデマンド制御データを含むことを特徴とする請求項1記載の空調機器制御システム。
- 前記複数の制御データは、前記温度センサが検知した室温が前記しきい値を超えた時点で前記制御部によって空調機器を制御して前記室温がしきい値を下回るようにするデータを含むことを特徴とする請求項1記載の空調機器制御システム。
- 前記複数の制御データは、前記入退センサが検知した入退人数から施設内の滞留人数を算出し、該滞留人数が設定されているしきい値を超えた時点で前記制御部が前記空調機器を制御し、前記滞留人数がしきい値を下回るまで前記空調機器の制御を継続させるデータを含むことを特徴とする請求項1記載の空調機器制御システム。
- 前記複数の制御データは、前記制御部が、前記空調機器が手動操作されたと判断した場合に、所定時間経過後に前記制御部は前記空調機器の設定を変更するデータを含むことを特徴とする請求項1記載の空調機器制御システム。
- 前記複数の制御データは、前記制御部が、所定の時間に前記空調機器の電源をON又はOFFにする制御するデータを含むことを特徴とする請求項1記載の空調機器制御システム。
- 前記複数の制御データは、前記制御部が実行する上での優先順位が設定されており、該優先順位に従って前記制御データを実行することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載の空調機器制御システム。
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