JP6320636B2 - 設備機器システム - Google Patents

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Description

本発明は、設備機器システムに関する。
メンテナンスサービスのため、空気調和機等の設備機器の運転状態等の情報をインターネット等を介して監視センタのコンピュータに送信するシステムがある。特許文献1には、空気調和機のサービスシステムが開示されている。このサービスシステムでは、空気調和機の運転情報は、空調管理用ネットワークを介して接続されている空調集中管理装置により定期的に収集される。空気調和機のリモートコントローラから異常の発生が空調集中管理装置に通知されると、空調集中管理装置は当該空気調和機の運転情報と所在地情報等を管理センタのコンピュータへ送信する。
特許第3589171号公報
特許文献1では、空調管理用ネットワークを介して、空気調和機のメンテナンスサービス等に関連した情報の送受信に特化しており、空気調和機等の設備機器と設備機器の管理装置との間の通信リソースを有効活用しているとは言えない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、既存の設備機器用ネットワークを利用し、従来の通信を妨げることなく、ユーザの利便性を向上させることを目的とする。
本発明に係る設備機器システムは、設備機器と、設備機器を制御するリモートコントローラと、設備機器を管理する管理装置と、を含む。モートコントローラは、第1ネットワークを介して管理装置に接続されている。管理装置は、第1ネットワークと異なる第2ネットワークを介して外部の計算機に接続されている。リモートコントローラは、ユーザの操作に応答して、外部の計算機を宛先とする第1メッセージを取得する第1メッセージ取得部と、リモートコントローラを識別するリモートコントローラIDと、第1メッセージと、を第1ネットワークを介して管理装置に送信する第1通信部と、を備える。管理装置は、リモートコントローラからリモートコントローラIDと第1メッセ−ジとを受信する第2通信部と、リモートコントローラIDとリモートコントローラの設置場所の情報とを対応づけた設置場所定義情報を記憶する記憶部と、設置場所定義情報に基づいて設置場所の情報を取得する第2メッセージ取得部と、第1メッセージと、設置場所の情報とを、第2ネットワークを介して外部の計算機に送信する第3通信部と、を備える。
本発明によれば、既存の設備機器用ネットワークを利用して、従来の通信を妨げることなく、設備機器のメンテナンス以外の情報の送受信ができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る設備機器システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係る管理装置の設置場所テーブルの構成を示す図である。 実施の形態1に係る管理装置のメッセージテーブルの構成を示す図である。 実施の形態1に係る管理装置の機能構成を示す図である。 実施の形態1に係るリモートコントローラのメッセージテーブルの構成を示す図である。 実施の形態1に係るリモートコントローラの外観図の一例を示す図である。 実施の形態1に係るリモートコントローラの外観図の他の例を示す図である。 実施の形態1に係るリモートコントローラの機能構成を示す図である。 実施の形態1に係る計算機のハードウェア構成を示す図である。 実施の形態1に係るリモ−トコントローラのメッセージ通信処理のフローチャートである。 実施の形態1に係る管理装置のメッセージ通信処理のフローチャートである。 実施の形態2に係る管理装置の記憶部の構成を示す図である。 実施の形態2に係る管理装置のリプライメッセージテーブルの構成を示す図である。 実施の形態2に係るリモートコントローラの記憶部の構成を示す図である。 実施の形態2に係るリモートコントローラのリプライメッセージテーブルのテーブル構成を示す図である。 実施の形態2に係る管理装置のメッセージ通信処理のフローチャートである。 実施の形態2に係るリモ−トコントローラのメッセージ通信処理のフローチャートである。 実施の形態2に係るリモートコントローラのメッセージの表示態様の一例を示す図である。 変形例1に係る管理装置のメッセージテーブルの構成を示す図である。 変形例2に係る管理装置のリプライメッセージテーブルの構成を示す図である。 変形例2に係るリモートコントローラのリプライメッセージテーブルの構成を示す図である。 実施の形態3に係る管理装置の記憶部の構成を示す図である。 実施の形態3に係る管理装置の機能構成を示す図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態に係る設備機器システム1000を図面を参照しながら説明する。図1に示すように、設備機器システム1000は、空気調和機20と、空気調和機20を集中管理する管理装置100とを含む。空気調和機20は、設備機器の一例である。空気調和機20は、室内機300と、室内機300と協働して空調機能を提供する室外機400と、空気調和機20の動作を制御するリモートコントローラ200を備える。室内機300、室外機400は、通常の室内機、室外機と同様にリモートコントローラ200からのユーザの操作指示に従い、協働して空気調和に係る各種運転を行う。
リモートコントローラ200と管理装置100とは、設備機器用の専用線等を使用した管理用ネットワーク1を介して接続されており、相互に通信が可能である。管理用ネットワーク1は、空気調和機20の管理に係る情報を送受信するためのネットワークである。例えば、リモートコントローラ200は、室内機300等により取得された室温、湿度等の室内環境に係る情報、空気調和機20の運転状態を示す情報等を管理装置100に送信する。管理装置100は、空気調和機20から受信した情報を表示装置等に表示する。よって、設備機器の管理者は、管理装置100を介して、空気調和機20の運転に係る各種情報を取得できる。
ここでは説明の簡略化のため、図1に示すように、設備機器システム1000が、1つの管理装置100と、1つのリモートコントローラ200を含む例を説明する。設備機器システム1000には、1つ以上の管理装置100、1つ以上のリモートコントローラ200が含まれてよい。
さらに、管理装置100は、LAN2を介して、計算機500に接続されている。管理装置100と計算機500とは相互に通信が可能である。ここでは、LAN2と管理用ネットワーク1とはプロトコルが異なる例を説明する。
なお、以下の説明においては、リモートコントローラ200、管理装置100、計算機500は、それぞれ、異なる部屋に設置されているものとする。即ち、リモートコントローラ200、管理装置100、計算機500がそれぞれ物理的に離れた場所に設置されている場合を想定している。
本実施の形態において、ユーザは、リモートコントローラ200の操作により、計算機500に、設備管理に関する情報以外についてのメッセージを送ることができる。具体的には、リモートコントローラ200は、ユーザの操作に応答して、決められたID(コード)を管理装置100に送信する。管理装置100は、リモートコントローラ200から受信したIDをメッセージに変換し、メッセージを計算機500に送信する。従って、計算機500を使用しているユーザは、リモートコントローラ200を操作したユーザから送信されたメッセージを計算機500の表示装置等を介して確認することができる。
管理装置100は、空気調和機20の管理に係る処理に加え、リモートコントローラ200から受信したIDに基づくメッセージを計算機500に送信する。つまり、管理装置100は、リモートコントローラ200と計算機500との間の通信において、中継装置としての役割を果たす。
図1を参照する。管理装置100は、コンピュータ等からなり、ユーザの操作を受けつける操作受付部110、他の装置と通信する通信部120、情報を視覚的に可能な態様等で出力する出力部130、管理装置100の動作に必要なプログラム、データを記憶する記憶部140、管理装置100全体を制御する制御部150を含む。管理装置100の各部はバス160で接続されている。
操作受付部110は、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク等を含むユーザインタフェースである。操作受付部110は、ユーザの操作を検出すると、検出した操作を示す信号を制御部150に出力する。
通信部120は、有線、無線通信が可能な通信インタフェースを含む。通信部120は、制御部150の制御に従って、管理装置100、計算機500等の他の装置との間で情報信号の送受信を行う。通信部120は、管理用ネットワーク1のプロトコルに則った形式のデータを受信することができる。通信部120は、リモートコントローラ200から受信したデータを決められた形式に変換して制御部150に出力する。また、通信部120は、制御部150から出力された情報を、LAN2のプロトコルに則った形式のデータに変換し、計算機500に送信する。
出力部130は、ディスプレイ、スピーカ等を含むユーザインタフェースである。出力部130は、制御部150の制御に従って、ディスプレイに画像を表示し、スピーカから音声を出力する。
記憶部140は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等を含む。記憶部140は、計算機アドレス141、メッセージ通信プログラム142、設置場所テーブル143、メッセージテーブル144を格納する。
計算機アドレス141は、LAN2上で計算機500を識別するための情報であり、例えば、メールアドレス、IPアドレス、ポート番号である。以下の説明では、計算機500を識別する情報として、計算機500のeメールアドレスを使用する。メッセージ通信プログラム142は、制御部150が実行するメッセージ通信処理のためのプログラムである。メッセージ通信処理の詳細は後述する。
図2に示す、設置場所テーブル143には、リモートコントローラ200を識別する情報とその設置場所とが対応づけられた定義情報(設置場所定義情報)が格納されている。アドレス143aは、管理用ネットワーク1上でリモートコントローラ200を識別するための情報(リモートコントローラID)であり、例えば、IPアドレス、ポート番号である。設置場所143bは、例えば、リモートコントローラ200が設置されている部屋がある階数、部屋番号を含む。設置場所テーブル143の設置場所定義情報は、設備機器システム1000の管理者等によりあらかじめ登録されている。
図3に示す、メッセージテーブル144には、計算機500を宛先とする複数のメッセージが定義されている。メッセージID144aは、メッセージを示す識別情報(ID)である。メッセージID144aは、例えば、英数字からなるコードである。メッセージID144aは、そのコード長が短く、メッセージ144bより情報量が少ないコードであることが好ましい。メッセージ144bは、最終的に計算機500に送信されるメッセージを示すテキストデータである。
図1を参照する。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)を含み、記憶部140に格納されたプログラムを実行して、管理装置100全体を制御する。
また、制御部150は、記憶部140に格納されたメッセージ通信プログラム142を実行して、図4に示すように、メッセージ取得部151として機能する。
メッセージ取得部151は、通信部120がリモートコントローラ200からメッセージIDとアドレスを受信すると、以下のように動作する。メッセージ取得部151は、受信したメッセージIDに対応するメッセージをメッセージテーブル144から取得する。さらに、メッセージ取得部151は、受信したアドレスにより、リモートコントローラ200の設置場所を示す情報を設置場所テーブル143から取得する。メッセージ取得部151は、取得したメッセージと設置場所を示す情報とを、通信部120を介して、計算機500に送信する。
例えば、リモートコントローラ200が、メッセージID「201001」、アドレス「123.456.789.201」を管理装置100に送信した場合を説明する。メッセージ取得部151は、メッセージテーブル144を参照してメッセージIDに対応するメッセージを取得する。さらに、メッセージ取得部151は、アドレスに基づいて、設置場所の情報を設置場所テーブル143から取得する。メッセージ取得部151は、メッセージ「お茶を持ってきてください」、設置場所「2階 会議室201」を含む情報を通信部120を介して計算機500に送信する。具体的には、メッセージ取得部151は、宛先に、計算機アドレス141に格納されているメールアドレスを設定し、本文に、「2階 会議室201:お茶を持ってきてください」というメッセージを設定した、eメールを作成する。メッセージ取得部151は、作成したeメールを通信部120を介して送信する。計算機500が受信したeメールを、計算機500のユーザは、当該eメールをメーラ等を使用して閲覧することができる。
次に、リモートコントローラ200を説明する。リモートコントローラ200は、計算機500宛の既定メッセージのうち、ユーザにより指定されたメッセージのIDを管理装置100に送信する。
図1に示すように、リモートコントローラ200は、ユーザの操作を受けつける操作受付部210、他の装置と通信する通信部220、情報を視覚的に認識可能な態様等で出力する出力部230、リモートコントローラ200の動作に必要なプログラム、データを記憶する記憶部240、リモートコントローラ200全体を制御する制御部250を含む。リモートコントローラ200の各部はバス260で接続されている。
操作受付部210は、タッチパネル、ボタン等を含むユーザインタフェースである。操作受付部210は、ユーザの操作を検出すると、検出した操作を示す信号を制御部250に出力する。
通信部220は、有線、無線通信が可能な通信インタフェースを含む。通信部220は、制御部250の制御に従い、空調運転に関する各種信号を室内機300に送信する。また、通信部220は、制御部250の制御に従って、管理装置100との間で情報信号の送受信を行う。通信部220は、制御部250から出力された情報を、管理用ネットワーク1のプロトコルに則った形式のデータに変換し、管理装置100に送信する。また、通信部220は、管理装置100から管理用ネットワーク1のプロトコルに則った形式のデータを受信すると、受信したデータを決められた形式に変換して制御部250に出力する。
出力部230は、ディスプレイ、スピーカ等を含む。出力部230は、制御部250の制御に従って、ディスプレイに画像を表示し、スピーカから音声を出力する。
記憶部240は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等を含む。記憶部240は、アドレス241、メッセージテーブル242、メッセージ通信プログラム243を格納する。
アドレス241は、管理用ネットワーク1上において、リモートコントローラ200を識別するための情報である。アドレス241は、例えば、IPアドレス、ポート番号を含む。
メッセージテーブル242は、計算機500宛のメッセージに関する情報を格納する。図5にメッセージテーブル242の構成の一例を示す。メッセージID242aは、計算機500を宛先とするメッセージのIDである。メッセージID242aは、例えば、英数字からなるコードであり、そのコード長は短いものが好ましい。メッセージID242aは、図3に示す管理装置100のメッセージテーブル144のメッセージID144aとリンクしている。例えば、リモートコントローラ200が、管理装置100にメッセージID「201001」を送信した場合、管理装置100は、メッセージID「201001」に対応づけられているメッセージ「お茶を持ってきてください」を計算機500に送信する。
メッセージラベル242bは、計算機500を宛先とする既定のメッセージを出力部230に一覧表示するためのラベルである。制御部250は、出力部230のディスプレイ等にメッセージラベル242bを一覧表示する。ユーザは、操作受付部210のボタン等を操作して、計算機500に送信するメッセージを選択する。操作識別値242cは、リモートコントローラ200が操作受付部210を介して受け付けたユーザの操作を示す値である。
例えば、計算機500にメッセージを送信するため、ユーザは次のような操作を行う。図6に示すように、ユーザは、リモートコントローラ200の「メニュー」ボタン210bを押し、ディスプレイ230aに表示された「メニュー一覧」画面から「3.メッセージ送信」の項目を選択する。ユーザの操作に応答し、制御部250は、図5に示すメッセージテーブル242のメッセージラベル242bを、図7に示すように、ディスプレイ230aに一覧表示する。ユーザは、ディスプレイ230aに表示されたメッセージ送信画面で、矢印キー210eの操作により任意のメッセ−ジを選択し、「決定」ボタン210cを押す。例えば、ユーザが1番上のメッセージを選択した場合、操作受付部210は、ユーザの操作に応じた「操作識別値」を制御部250に出力する。ここでは、「操作識別値」は、ディスプレイ230aに表示しているメッセージ送信画面を示す値「0100」と、ユーザが選択した項目を示す値「1」と、を連結した値となる。従って、制御部250は、図5に示すメッセージテーブル242の「操作識別値」に対応づけられているメッセージID「201001」が指定されたと判別する。
図1を参照する。メッセージ通信プログラム243は、管理装置100へメッセージIDを送信する処理(メッセージ通信処理)のためのプログラムである。メッセージ通信処理の詳細は後述する。
制御部250は、CPUを含み、記憶部240に格納されたプログラムを実行して、リモートコントローラ200全体を制御する。例えば、制御部250は、ユーザの操作に応答し、通信部220を介して室内機300の運転を制御する。
また、制御部250は記憶部240に格納されたメッセージ通信プログラム243を実行して、図8に示すように、メッセージ取得部251として機能する。
メッセージ取得部251は、操作受付部210が上述したメッセージの選択に係る操作を検出すると、以下のように動作する。メッセージ取得部251は、操作受付部210が出力した操作識別値に対応するメッセージIDを、図5に示すメッセージテーブル242から取得する。さらに、メッセージ取得部251は、図1に示すアドレス241からアドレスを取得する。メッセージ取得部251は、取得したアドレスとメッセージIDとを、通信部220を介して管理装置100に送信する。
図1を参照する。リモートコントローラ200から送信されるメッセージの宛先である計算機500は、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン等から構成される。前述したように、計算機500は、LAN2を介して、計算機500に接続されており、管理装置100と相互に通信が可能である。
図9に示すように、計算機500は、ユーザの操作を受けつける操作受付部510、他の装置と通信する通信部520、情報を視覚的に可能な態様等で出力する出力部530、各種データを記憶する記憶部540、計算機500全体を制御する制御部550を含む。計算機500の各部はバス560で接続されている。
操作受付部510は、キーボード、マウス、タッチパネル、マイク等を含むユーザインタフェースである。通信部520は、有線、無線通信が可能な通信インタフェースを含み、制御部550の制御に従って、管理装置100等の他の装置との間で情報信号の送受信を行う。出力部530は、ディスプレイ、スピーカ等を含むユーザインタフェースである。出力部530は、制御部550の制御に従って、ディスプレイに画像を表示し、スピーカから音声を出力する。記憶部540は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等を含み、計算機500の動作に必要なプログラム、データを記憶する。例えば、制御部550は、CPU(Central Processing Unit)を含み、計算機500全体を制御する。
例えば、管理装置100が、リモートコントローラ200が送信したメッセージIDが示すメッセージを含むeメールを送信すると、計算機500は以下のように動作する。なお、制御部550は、計算機500の起動時に、記憶部540に格納されているメーラを起動している。制御部550は、通信部520を介して、管理装置100からeメールを受信すると、メーラのプログラムを実行して、ユーザにその旨通知する。ユーザの操作に応答して、制御部550は、受信したeメールをディスプレイ等に表示する。このようにして、計算機500のユーザは、管理装置100からのeメールの内容を閲覧し、リモートコントローラ200が設置されている部屋にいるユーザからのメッセージを確認することができる。
以下、リモートコントローラ200の制御部250が実行するメッセージ通信処理を説明する。
制御部250は、例えば、ユーザが図6の運転/停止ボタン210aの押下により、空気調和機20の運転開始を指示すると、図1のメッセージ通信プログラム243を実行する。また、制御部250は、ユーザが運転/停止ボタン210aを再び押下して、空気調和機20の運転停止を指示すると、メッセージ通信プログラム243の実行を終了する。
図10を参照する。制御部250は、操作受付部210からユーザの操作を示す操作識別値が出力されたか否かを決められた時間間隔で判別する(ステップS11)。操作受付部210から操作識別値が出力されると、即ち、ユーザによりメッセージの送信が指示されると(ステップS11;Yes)、制御部250は、メッセージIDとアドレスとを取得する(ステップS12)。具体的には、制御部250は、取得した操作識別値をキーにメッセージテーブル242を検索し、操作識別値に対応づけられているメッセージIDを取得する。続いて、制御部250は、アドレス241に格納されているアドレスを取得する。制御部250は、取得したメッセージIDとアドレスとを通信部220に出力する。通信部220は、制御部250から供給されたデータを、管理用ネットワーク1を介して管理装置100に送信する(ステップS13)。
続いて、メッセージIDを受信した管理装置100が行う処理(メッセージ通信処理)を説明する。管理装置100の制御部150は、例えば、管理装置100に電源が投入されると、図1のメッセージ通信プログラム142を実行する。また、制御部150は、管理装置100の電源が落とされるタイミングで、メッセージ通信プログラム142の実行を終了する。
図11を参照する。制御部150は、通信部120を介して、リモートコントローラ200からメッセージIDとアドレスを受信したか否かを決められた時間間隔で判別する(ステップS21)。制御部150は、メッセージIDとアドレスを受信したと判別すると(ステップS21;Yes)、リモートコントローラ200の設置位置を取得する(ステップS22)。具体的には、制御部150は、図2に示す、設置場所テーブル143を検索し、受信したアドレスに対応づけられている設置場所を取得する。図11に戻り、続いて、制御部150は、メッセージを取得する(ステップS23)。具体的には、制御部150は、図3に示す、メッセージテーブル144を検索し、受信したメッセージIDに対応づけられているメッセージを取得する。
図11を参照する。制御部150は、リモ−トコントローラ200の設置位置とメッセージを計算機500に送信する(ステップS24)。制御部150は、次のようなeメールを作成する。メール本文には、取得した設置場所とメッセージが設定されている。メールの宛先には、計算機アドレス141に格納されている計算機500のメールアドレスが設定されている。制御部150は、作成したeメールのデータを通信部120に出力する。通信部120は、制御部150から供給されたeメールのデータを、LAN2を介して計算機500に送信する。
このようにして、リモートコントローラ200から計算機500にメッセージが送信される。
本実施の形態によれば、リモ−トコントローラ200は、管理装置100を通して、外部の計算機500に、メンテナンス情報以外のメッセージを送信することができる。本実施の形態では、リモートコントローラ200は、コード長が短いコードからなるメッセージIDと自機を示すアドレスを送信する。リモートコントローラ200が送信するデータ量が小さいため、管理用ネットワーク1の通常の通信、例えば、リモートコントローラ200と管理装置間のメンテナンス等に係る情報の送受信、が妨げられることがない。なお、リモートコントローラ200は、管理装置100に、メッセージIDを送信するのではなく、既定のメッセージを送信してもよい。この場合、メッセージの文字列を一定の長さ以下となるようにすることで、管理用ネットワーク1の通常の通信に影響を与えないようにすることができる。
また、ユーザは、メッセージ送信のため、リモートコントローラ200のボタン操作のみ行えばよく、メッセージ送信に必要な操作も簡便である。さらに、メッセージには、リモートコントローラ200の設置場所の情報が付加されるため、メッセージを受信した計算機500のユーザは、メッセージの送信元を容易に認識できる。設置場所の情報の付加は、例えば、メッセージの内容が、物品の持参の依頼、人の呼び出しの依頼等の場合、に有用である。
このように、本実施の形態に係る設備機器システム1000は、既存の設備機器用ネットワークを利用して、従来の通信を妨げることなく、設備機器のメンテナンス以外の情報の送受信ができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
上述の実施の形態1では、リモートコントローラ200から計算機500へメッセージを送信するのみであった。しかし、リモートコントローラ200が計算機500から送信されたメッセージを受信してもよい。
以下の説明においては、実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。本実施の形態において、計算機500のユーザは、リモートコントローラ200を宛先とするメッセージを送信するため、eメールの本文に決められたフォーマットのテキストメッセージを入力する。管理装置100は、計算機500から受信したeメールの本文の内容を解析し、メッセージの宛先となるリモートコントローラ200を特定する情報(宛先情報)と、送信すべきメッセージIDとを求める。管理装置100は、リモートコントローラ200に、該当するメッセージIDを管理用ネットワーク1を介して送信する。
図12に示すように、管理装置100は、記憶部140にリプライメッセージテーブル145をさらに有する。図13に示すように、リプライメッセージテーブル145には、リモートコントローラ200を宛先とする複数のメッセージが定義されている。メッセージID145aは、メッセージを示す識別情報(ID)であり、英数字等からなるコードである。メッセージID145aは、そのコード長が短く、メッセージ145bより情報量が少ないコードであることが好ましい。メッセージ145bは、計算機500から送信されるメッセージを示すテキストデータである。
また、リモートコントローラ200は、図14に示すように、記憶部240にリプライメッセージテーブル244をさらに有する。図15に示すように、リプライメッセージテーブル244には、管理装置100から受信するメッセージIDと対応するメッセージが定義されている。メッセージID244aは、メッセージを示す識別情報(ID)である。メッセージID244aは、図13に示す管理装置100のメッセージテーブル145のメッセージID145aとはリンクしている。図15に示す、メッセージ244bは、出力部230に表示するメッセージを示すテキストデータである。なお、メッセージ244bと、図13に示すメッセージ145bは、必ずしも同じ内容でなくてもよい。リモートコントローラ200のディスプレイの画面サイズの大きさに応じ、リモートコントローラ200は、短縮化したメッセージ等を表示する場合があるからである。
次に、図16を参照しながら、計算機500からメッセージを受信した管理装置100の制御部150が実行する処理(メッセージ通信処理)を説明する。ステップS21からステップS24の処理は、実施の形態1で示した図11と同様である。
図16に示すように、制御部150は、ステップS24で、計算機500にeメールを送信した後、ステップS25に進む。また、ステップS21で、決められた期間、リモートコントローラ200からメッセージIDとアドレスを受信しなかったと判別すると(ステップS21;Nо)、ステップS25に進む。
ステップS25で、制御部150は、決められた期間、計算機500からのeメールを待ち受ける。制御部150は、計算機500からeメールを受信しなかった場合(ステップS25;No)、再び、ステップS21へ戻る。制御部150は、計算機500からeメールを受信したと判別すると(ステップS25;Yes)、制御部150は、eメールの本文の内容を解析し、設置場所テーブル143とリプライメッセージテーブル145とを参照して、リモートコントローラ200のアドレスとメッセージIDを取得する(ステップS26)。
例えば、eメールの本文の内容が、「宛先:2階 会議室201 内容:承知しました」といった文章である場合、制御部150は、eメールの本文の内容を解析し、宛先が「2階 会議室201」、メッセージの内容が「承知しました」であると判別する。ここで、宛先は、リモートコントローラ200の設置場所を示す。制御部150は、図2に示す設置場所テーブル143から、宛先を示す「2階 会議室201」の文字列と、設置場所143bの値が一致するデータを検索し、該当データのアドレス143aを取得する。ここでは、制御部150は、アドレス「123.456.789.201」を取得する。次に、制御部150は、図13に示すリプライメッセージテーブル145から、メッセージを示す「承知しました」の文字列と、メッセージ145bの値が一致するデータを検索し、該当データのメッセージID145aを取得する。ここでは、制御部150は、メッセージID「50001」を取得する。
図16を参照する。制御部150は、通信部120を制御し、取得したアドレスに宛ててメッセージIDを送信する(ステップS27)。
続いて、図17を参照しながら、管理装置100からメッセージIDを受信したリモートコントローラ200の制御部250が実行する処理(メッセージ通信処理)を説明する。ステップS11からステップS13の処理は、実施の形態1で示した図10と同様である。
図17に示すように、制御部250は、ステップS13でメッセージIDとアドレスを管理装置100に送信した後、ステップS14に進む。また、ステップS11で一定期間、ユーザの操作を検出しなかったと判別すると(ステップS11;No)、ステップS14に進む。
ステップS14で、制御部250は、決められた期間、管理装置100からのメッセージIDを待ち受ける。制御部250は、決められた期間、管理装置100からメッセージIDを受信しなかった場合(ステップS14;No)、再び、ステップS11へ戻る。一方、制御部250は、管理装置100からメッセージIDを受信したと判別すると(ステップS14;Yes)、リプライメッセージテーブル244(図14)を参照して、受信したメッセージIDが示すメッセージを取得する(ステップS15)。
例えば、制御部250は、管理装置100からメッセージID「50001」を受信した場合、以下のような処理を行う。制御部250は、図15に示すリプライメッセージテーブル244から、メッセージID「50001」に対応するメッセージ「承知しました」を取得する。制御部250は、ディスプレイ230aに「承知しました」のメッセージを表示する。なお、記憶部240にあらかじめ計算機500が設置されている場所等の情報を記憶しておき、制御部250は、図18に示すように、受信したメッセージとともにメッセージの送信元を併せてディスプレイ230aに表示してもよい。
本実施の形態では、管理装置100は、コード長が短いコードからなるメッセージIDをリモートコントローラ200に送信するため、実施の形態1と同様に、管理用ネットワーク1の通常の通信、例えば、リモートコントローラ200と管理装置間のメンテナンス等に係る情報の送受信が妨げられることがない。なお、管理装置100とリモートコントローラ200とは、メッセージIDを送受信するのではなく、既定のメッセージを送信してもよい。この場合、メッセージの文字列を一定の長さ以下となるようにすることで、管理用ネットワーク1の通常の通信に影響を与えないようにすることができる。以下の変形例においても同様である。
(変形例1)
上述の実施の形態1、2においては、リモートコントローラ200は、メッセージIDとアドレスを管理装置100に送信した。しかし、リモートコントローラ200は、メッセージIDだけを送信してもよい。
この場合、管理装置100は、図3に示すメッセージテーブル144の代わりに、図19に示すメッセージテーブル146を有する。メッセージテーブル146には、メッセージID146a、メッセージ146b、アドレス146cが格納されている。アドレス146cは、当該メッセージの送信元を示すリモートコントローラ200のアドレスである。よって、管理装置100は、受信したメッセージIDのみで、当該メッセージIDを送信したリモートコントローラ200を判別できる。
例えば、管理装置100は、メッセージID「202001」を受信した場合、メッセージテーブル146を参照して、当該メッセージIDを送信したリモートコントローラ200がアドレス「123.456.789.202」を有していると判別する。そして、管理装置100は、図2に示す設置場所テーブル143を参照して、送信元のリモートコントローラ200の設置場所が、「2階 会議室202」であると判別する。
なお、図19に示す例では、複数のリモートコントローラ200は同様のメッセージを送信することが定義されているが、複数のリモートコントローラ200は異なるメッセージを送信してもよい。
(変形例2)
上述の実施の形態1、2においては、管理装置100は、リモートコントローラ200は1つの計算機500との間でメッセージを送受信した。しかし、リモートコントローラ200の通信相手は複数の計算機500であってもよい。
この場合、管理装置100は、図13に示すリプライメッセージテーブル145の代わりに、図20に示すリプライメッセージテーブル147を有する。リプライメッセージテーブル147は、各メッセージに、当該メッセージの送信元となる計算機500のアドレス147cが対応づけられている。アドレス147cは、計算機500を識別するための情報であり、例えば、eメールアドレス、IPアドレスである。以下の説明では、識別情報として、eメールアドレスを使用する。リモートコントローラ200も、図15に示すリプライメッセージテーブル244の代わりに、図21に示すリプライメッセージテーブル245を有する。リプライメッセージテーブル245には、管理装置100のリプライメッセージテーブル147と同様に、メッセージ毎に、メッセージの送信元を示す計算機500のアドレスが格納されている。
管理装置100は、計算機500からeメールを受信した場合、当該eメールのヘッダ情報等から送信元の計算機500のeメールアドレスを取得する。管理装置100は、図20に示す、リプライメッセージテーブル147を参照して、求めた計算機500のeメールアドレスと、受信したメールの本文の内容とに基づいて、メッセージIDを求める。また、管理装置100は、設置場所テーブル143からリモートコントローラ200のアドレスを取得する。管理装置100は、取得したメッセージIDを指定されたリモートコントローラ200に送信する。
リモートコントローラ200は、管理装置からメッセージIDを受信すると、図21に示すリプライメッセージテーブル245を参照し、メッセージと送信元の計算機500のアドレスを取得する。リモートコントローラ200は取得したメッセージと送信元の計算機500のアドレスをディスプレイ230aに表示する。
あるいは、リモートコントローラ200は、計算機500のアドレスと、計算機500の設置場所を示す情報とを対応づけたテーブル等を有しており、計算機500のアドレスの代わりに、設置場所をディスプレイ230aに表示してもよい。
(変形例3)
管理装置100の制御部150は、リモートコントローラ200から受信したメッセージIDが、メッセージテーブル144等に登録されていない、つまり、未登録のメッセージIDである場合、エラーコードをリモートコントローラ200に送信してもよい。リモートコントローラ200の制御部250は、管理装置100からエラーコードを受信すると、その旨を、ディスプレイ230aに表示する。従って、リモートコントローラ200からメッセージを送信したユーザは、メッセージが送信できなかったことを知ることができる。
また、管理装置100の制御部150は、計算機500から受信したメッセージが、リプライメッセージテーブル145等に登録されていない場合、その旨を、eメールの送信等により計算機500へ通知してもよい。従って、計算機500のユーザは、メッセージが送信できなかったことを知ることができる。また、管理装置100の制御部150は、管理用ネットワーク1の通信エラー等により、リモートコントローラ200と通信不可能な状態である場合、その旨を、eメールの送信等により計算機500へ通知してもよい。
(実施の形態3)
上述の実施の形態1、2では、あらかじめ決められたメッセージに関する情報が、リモートコントローラ200、管理装置100等に格納されているとしたが、管理装置100は、ユーザが任意でメッセージを編集できる機能(メッセージ編集機能)をさらに備えていてもよい。
図22に、実施の形態3に係る管理装置100のハードウェア構成を示す。本実施の形態に係る管理装置100は、実施の形態1、2とほぼ同様の構成を有する。図22に示すように、記憶部140には、さらに、メッセージ編集プログラム148が格納されている。メッセージ編集プログラム148は、制御部150が実行するメッセージ編集処理のためのプログラムである。制御部150は、記憶部140に格納されたメッセージ編集プログラム148を実行して、図23に示すように、メッセージ編集部152として機能する。
メッセージ編集部152は、ユーザの操作に応答して、メッセージの編集用の画面を出力部130(ディスプレイ等)に表示する。操作受付部110のキーボード等を介してユーザが入力した内容(メッセージ)を、メッセージIDとともに、記憶部140のメッセージテーブル144、リプライメッセージテーブル145に記憶する。
具体的には、メッセージ編集部152は、ユーザにより、リモートコントローラ200から送信される予定のメッセージが入力されると、入力されたメッセージをメッセージIDとともにメッセージテーブル144に登録する。また、メッセージ編集部152は、ユーザにより、既存のメッセージが変更された場合、メッセージテーブル144に記憶されている当該メッセージを更新する。また、メッセージ編集部152は、メッセージの編集用の画面において、ユーザにより、外部の計算機500から送信される予定のリプライメッセージが入力されると、入力されたリプライメッセージをメッセージIDとともにリプライメッセージテーブル145に記憶する。また、メッセージ編集部152は、ユーザにより、既存のリプライメッセージが変更された場合、リプライメッセージテーブル145に記憶されている当該リプライメッセージを更新する。
ユーザは、マイクからの音声入力により,メッセージの登録を行ってもよい。メッセージIDは、メッセージ編集部152が任意に生成したものであってもよいし、ユーザが指定したものであってもよい。また、メッセージ編集部152は、ユーザの操作に応答して、既存のメッセージを更新してもよい。
さらに、メッセージ編集部152は、リモートコントローラ200のメッセージテーブル242、リプライメッセージテーブル244のメッセージの編集機能を提供してもよい。ユーザは、管理装置100を使用して、メッセージを入力する。メッセージ編集部152は、メッセージの編集用の画面において入力された内容を、メッセージテーブル242、リプライメッセージテーブル244に格納するデータとして、記憶部140に一旦格納する。記憶部140に格納されたこれらのデータは、例えば、管理用ネットワーク1を介して、管理装置100から、リモートコントローラ200に送信されてもよい。以上が、実施の形態3に係る構成である。
また、上述の実施の形態においては、ユーザは、図6、7に示すような操作受付部210のボタンを操作して、計算機500宛のメッセージを選択したが、ユーザは、他の方法でメッセージを選択してもよい。例えば、リモートコントローラ200にマイクを備え、操作受付部210は、ユーザが発した音声を取得する。制御部250は、ユーザが発した音声がメッセージを指定するキーワード(例えば、「お茶の依頼」)であるか否かを判別する。マイクからの入力音声がメッセージを指定するキーワードである場合、制御部250は、当該キーワードに該当するメッセージを示すメッセージIDとアドレスとを管理装置100に送信する。
さらに、外部の計算機500は、管理装置100から通知されたメッセージをスピーカから音声出力してもよい。また、外部の計算機500から、管理装置100を経由して、リモートコントローラ200にメッセージが送信された場合、リモートコントローラ200は、受信したメッセージをスピーカから音声出力してもよい。
図2に示す設置場所テーブル143の設置場所143bに部屋番号等が格納される例を説明した。あるいは、設置場所143bには、フロア平面図における座標値が格納されてもよい。この場合、記憶部140には、フロア平面図が別途格納されている必要がある。
上述の実施の形態では、管理装置100は、リモートコントローラ200からのメッセージを通知するため、計算機500にeメールを送信した。しかし、計算機500への通知方法はこれに限られない。例えば、計算機500には、あらかじめメッセージ閲覧用のアプリケーションがインストールされているものとする。管理装置100は、リモートコントローラ200からのメッセージを示すバイナリデータを計算機500に送信する。計算機500の制御部550は、メッセージ閲覧用のアプリケーションを実行して、管理装置100から受信したメッセージを表示装置等に表示する。
また、上述の実施の形態では、LAN2と管理用ネットワーク1とはプロトコルが異なる例を説明したが、管理装置100とリモートコントローラ200の間のネットワークと、管理装置100と外部の計算機500との間のネットワークと、は同じプロトコルのネットワークであってもよい。
この発明は、この発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、この発明の範囲を限定するものではない。即ち、この発明の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
この発明は、既存の設備機器用ネットワークを利用して、設備機器のメンテナンス以外の情報の送受信をするといった分野に応用することができる。
1 管理用ネットワーク、2 LAN、20 空気調和機、100 管理装置、110,210,510 操作受付部、120,220,520 通信部、130,230,530 出力部、140,240,540 記憶部、141 計算機アドレス、142,243 メッセージ通信プログラム、143 設置場所テーブル、144,146,242 メッセージテーブル、145,147,244,245 リプライメッセージテーブル、148 メッセージ編集プログラム、150,250,550 制御部、151,251 メッセージ取得部、152 メッセージ編集部、160 バス、200 リモートコントローラ、241 アドレス、300 室内機、400 室外機、500 計算機、1000 設備機器システム。

Claims (10)

  1. 設備機器と、前記設備機器を制御するリモートコントローラと、前記設備機器を管理する管理装置と、を含む設備機器システムであって、
    記リモートコントローラは、第1ネットワークを介して前記管理装置に接続されており、
    前記管理装置は、前記第1ネットワークと異なる第2ネットワークを介して外部の計算機に接続されており、
    前記リモートコントローラは、
    ユーザの操作に応答して、前記外部の計算機を宛先とする第1メッセージを取得する第1メッセージ取得部と、
    前記リモートコントローラを識別するリモートコントローラIDと、前記第1メッセージと、を前記第1ネットワークを介して前記管理装置に送信する第1通信部と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記リモートコントローラから前記リモートコントローラIDと前記第1メッセ−ジとを受信する第2通信部と、
    前記リモートコントローラIDと前記リモートコントローラの設置場所の情報とを対応づけた設置場所定義情報を記憶する記憶部と、
    前記設置場所定義情報に基づいて前記設置場所の情報を取得する第2メッセージ取得部と、
    前記第1メッセージと、前記設置場所の情報とを、前記第2ネットワークを介して前記外部の計算機に送信する第3通信部と、
    を備える、
    設備機器システム。
  2. 前記リモートコントローラは、
    前記第1メッセージと前記第1メッセージに対応づけられた第1メッセージIDとを含む第1メッセージ定義情報を記憶するメッセージ記憶部、
    をさらに備え、
    前記第1メッセージ取得部は、前記第1メッセージ定義情報に基づいて、前記ユーザが選択した前記第1メッセージに対応づけられた前記第1メッセージIDを取得し、
    前記第1通信部は、前記リモートコントローラIDと、前記第1メッセージIDと、を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置の、
    前記記憶部は、前記第1メッセージIDと前記第1メッセージIDに対応する前記第1メッセージとを含む第2メッセージ定義情報をさらに記憶し、
    前記第2通信部が前記リモートコントローラIDと前記第1メッセージIDとを前記リモートコントローラから受信すると、前記第2メッセージ取得部は、前記第2メッセージ定義情報に基づいて前記第1メッセージを取得する、
    請求項1に記載の設備機器システム。
  3. 前記第1メッセージIDは、前記第1メッセージより情報量が少ないコードである、
    請求項2に記載の設備機器システム。
  4. 前記管理装置の、
    前記第3通信部は、前記外部の計算機から第2メッセージと宛先情報とを受信し、
    前記第2通信部は、前記第2メッセージを前記宛先情報が示す前記リモートコントローラに送信する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の設備機器システム。
  5. 前記管理装置の、
    前記記憶部は、
    前記外部の計算機から受信する前記第2メッセージと前記第2メッセージに対応づけられた第2メッセージIDとを含む第3メッセージ定義情報をさらに記憶し、
    前記第2メッセージ取得部は、前記第3通信部が前記外部の計算機から前記第2メッセージと前記宛先情報とを受信すると、前記第3メッセージ定義情報に基づいて、前記第2メッセージIDを取得し、
    前記第2通信部は、前記第2メッセージIDを前記宛先情報が示す前記リモートコントローラに送信し、
    前記リモートコントローラは、
    前記第2メッセージIDと前記第2メッセージIDに対応づけられた前記第2メッセージとを含む第4メッセージ定義情報を記憶するメッセージ記憶部をさらに備え、
    前記第1メッセージ取得部は、前記第1通信部が前記第2メッセージIDを前記管理装置から受信すると、前記第4メッセージ定義情報に基づいて前記第2メッセージを取得する、
    請求項4に記載の設備機器システム。
  6. 前記第2メッセージIDは、前記第2メッセージより情報量が少ないコードである、
    請求項5に記載の設備機器システム。
  7. 前記管理装置は、
    ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
    ユーザの操作に応じて、前記第2メッセージ定義情報を編集するメッセージ編集部と、
    をさらに備える、
    請求項2又は3に記載の設備機器システム。
  8. 前記管理装置は、
    ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
    ユーザの操作に応じて、前記第3メッセージ定義情報を編集するメッセージ編集部と、
    をさらに備える、
    請求項5又は6に記載の設備機器システム。
  9. 前記第1ネットワークと前記第2ネットワークとはプロトコルが異なる、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の設備機器システム。
  10. 前記第1ネットワークは、前記設備機器と前記管理装置との間で前記設備機器の管理に係る情報を送受信するためのネットワークである、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の設備機器システム。
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