JP5743090B2 - 吊り下げ装置 - Google Patents
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Description
これにより、作業者の負担を軽減することができる。
なお、本発明の吊り下げ装置の各種態様およびそれらの作用については、以下の発明の態様の項において詳しく説明する。
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。なお、各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付して、必要に応じて他の項を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載、実施の形態等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要件を付加した態様も、また、各項の態様から構成要件を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
(1)項の吊り下げ装置では、まず、ロック機構により第2弾性部材の弾性力のクランプ体への伝達をロックした状態として、クランプ体を第1弾性部材の弾性力に抗するように押し下げ、クランプ体によりワークをクランプする。続いて、クランプ体によりワークをクランプすると同時にロック機構により第2弾性部材の弾性力のクランプ体への伝達をアンロックすると、ワークがクランプ体と共に、第1及び第2弾性部材の弾性力により上昇してバランスされる。
これにより、作業者がクランプ体を押し下げて該クランプ体にワークをクランプする際には、作業者は第1弾性部材の弾性力に対する押し下げ力だけを負担すればよいので、従来よりもその負担を軽減させることができる。また、ワークがクランプ体にクランプされた後は、第1及び第2弾性部材の弾性力によりワークをクランプ体と共に上昇させてバランスできるので、ワークの搬送に対して従来と同様に作業者の負担が軽減される。
また、(1)項の吊り下げ装置では、第2弾性部材とクランプ体とは可撓性を有する線状部材で連結され、ロック機構は、線状部材の所定部位における上下動を拘束及び開放可能に構成される。これにより、初期設定として、クランプ体を最大限下方に押し下げ線状部材が伸びた状態でその線状部材の上部の上下動をロック機構により拘束した状態とする。すると、クランプ体は第1弾性部材だけの弾性力により上昇して、線状部材のロック機構により拘束された部位から下方の部位が撓んだ状態となる。そして、この状態から、作業者はクランプ体を第1弾性部材の弾性力に抗するように押し下げ、クランプ体によりワークをクランプする。これと同時に、ロック機構により線状部材の拘束された部位を開放すると、第1弾性部材の弾性力に加えて第2弾性部材の弾性力もクランプ体へ伝達され、該第1及び第2弾性部材の弾性力によりワークがクランプ体と共に上昇してバランスされる。
(2)項の吊り下げ装置では、作業者による操作を最低限にすることができる。
(3)項の吊り下げ装置では、作業者による操作レバーの操作を一元化でき、操作が複雑になることはない。
(4)項の吊り下げ装置では、ロック機構の構造を簡素化することができる。
本発明の第1及び第2の実施形態に係る吊り下げ装置1a、1bを説明するが、第1の実施形態に係る吊り下げ装置1aが、特許請求の範囲に記載した発明に対応するものである。
まず、本発明の第1の実施形態に係る吊り下げ装置1aを図1及び図2に基づいて説明する。
第1の実施形態に係る吊り下げ装置1aは、図1に示すように、枠体6に上下方向に移動自在に装着され、ワークW(図2参照)をクランプするクランプ体2と、該クランプ体2の荷重とバランスする第1弾性部材としての第1スプリングバランサー3と、該第1スプリングバランサー3と共に、クランプ体2の荷重及びワークWの荷重とバランスする第2弾性部材としての第2スプリングバランサー4と、該第2スプリングバランサー4のスプリング力のクランプ体2への伝達をロック及びアンロックするロック機構5aとを備えている。
クランプ体2は、枠体6の各棒状ガイド8、8に挿通されて、各棒状ガイド8、8に沿って上下方向に移動自在のスライド板10と、該スライド板10の下面から垂設される支持体11と、該支持体11の下端に連結される把持体12とから構成される。
ロック本体24は、伝達ワイヤ25の張力により第2ワイヤ23の上下動を拘束及び開放する一対の第1及び第2制動体29、30を備えている。また、ロック本体24には、第2制動体30を第2ワイヤ23に付勢するスプリング28が備えられている。
すなわち、本実施の形態では、操作レバー20を、軸部21を中心に反時計周り方向に所定角度回動させると、ロック機構5aにより第2スプリングバランサー4のスプリング力のクランプ体2への伝達がロックされると共に、クランプ体2の各把持部15、15が互いに遠退してワークWをアンクランプする。一方、操作レバー20を、軸部21を中心に時計周り方向に所定角度回動させると、ロック機構5aにより第2スプリングバランサー4のスプリング力のクランプ体2への伝達がアンロックされると共に、クランプ体2の各把持部15、15が互いに近接してワークWをクランプする。
まず、初期設定として、図1に示すように、クランプ体2を最大限下方に押し下げ、第2ワイヤ23が伸びた状態を維持して、操作レバー20を、軸部21を中心に反時計周り方向に所定角度回動させることで、ロック機構5aにより、第2ワイヤ23の上部の上下動を拘束して、第2スプリングバランサー4のスプリング力のクランプ体2への伝達をロックした状態とする。しかも、この操作によりクランプ体2の各把持部15、15が互いに遠退してワークWのアンクランプ状態となる。
次に、図1の状態から作業者によるクランプ体2への押し下げる力を開放すると、図2(a)に示すように、クランプ体2が、第1スプリングバランサー3のスプリング力により、枠体6の各棒状ガイド8、8に沿って上昇して、第2ワイヤ23のロック機構5aのロック本体24から下方の部位が撓むようになる。
次に、ワークWを本吊り下げ装置1aにより吊り下げた状態で所定場所に搬送して、図2(d)に示すように、作業者が軽い力でワークWをクランプ体2と共に降下させて、ワークWを所定位置に備えた収容箱31内に収容する。
第2の実施形態に係る吊り下げ装置1bを説明する際には、第1の実施形態に係る吊り下げ装置1aとの相違点のみを説明する。
第2の実施形態に係る吊り下げ装置1bでは、図3に示すように、枠体6の各棒状ガイド8、8間に第1スプリングバランサー3が配置されている。枠体6の基板7の下面から、一方の棒状ガイド8の外方に間隔を置いて支持体41が垂設されている。枠体6の一方の棒状ガイド8と支持体41との間に第2スプリングバランサー4が配置されている。
なお、クランプ体2を押し下げ、該クランプ体2によりワークWをクランプする位置において、スライド板10の係止孔42と連結体45の連結孔43と支持体41の支持孔44との高さが一致するように構成される。
まず、図4(a)に示すように、ロック機構5bの作用として、第2スプリングバランサー4が伸びた状態で、連結ピン46が連結体45の連結孔43と支持体41の支持孔44とに挿通される。この結果、第2スプリングバランサー4とクランプ体2とが連結されず、第2スプリングバランサー4のスプリング力のクランプ体2への伝達がロックされる。
次に、作業者は、クランプ体2を第1スプリングバランサー3のスプリング力に抗するように押し下げ、操作レバー20を操作することで、クランプ体2の各把持部15、15が互いに近接させてワークWをクランプする。
次に、図4(c)に示すように、作業者がクランプ体2の把持体12から手を離すと、ワークWはクランプ体2と共に、第1及び第2スプリングバランサー3、4の第1及び第2スプリング力により、枠体6の各棒状ガイド8、8に沿って上昇してバランスされる。
Claims (2)
- ワークをクランプ体によりクランプし、ワークをクランプ体と共に吊り下げる吊り下げ装置であって、
前記クランプ体と連結され、該クランプ体の荷重とバランスする第1弾性部材と、
該第1弾性部材と共に、前記クランプ体及び前記ワークの荷重とバランスする第2弾性部材と、
該第2弾性部材の弾性力の前記クランプ体への伝達をロック及びアンロックするロック機構と、を備え、
前記第2弾性部材と前記クランプ体とは可撓性を有する線状部材で連結され、
前記ロック機構は、前記線状部材の所定部位における上下動を拘束及び開放可能に構成されることを特徴とする吊り下げ装置。 - 前記ロック機構によるロックと、前記クランプ体によるワークのアンクランプとを連動させると共に、前記ロック機構によるアンロックと、前記クランプ体によるワークのクランプとを連動させることを特徴とする請求項1に記載の吊り下げ装置。
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