JP5741560B2 - 機器用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、機器用コネクタに関する。
従来、機器のケースに取り付けられる機器用コネクタとして、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。この機器用コネクタは、機器に設けられた機器側端子に接続される機器接続部と、機器側端子との接続方向とは異なる方向に引き出された外部導体と、機器接続部と外部導体を導通可能に接続してなる内部導体と、この内部導体を内部に収容するハウジングとを備えて構成されている。ハウジングにおける外部導体の引き出し部分にはゴム栓が装着されており、このゴム栓は、リテーナによって抜け止めされている。
特開2003−317821号公報
しかしながら、上記のリテーナは、ハウジングに対して強固に固定されたものではないため、外部導体が振動した場合に、この振動を確実に遮断することができない。したがって、機器側端子と機器接続部の接点部が摺動するなどのおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、外部導体の振動を遮断して機器側端子と機器接続部の接点部を保護することを目的とする。
本発明は、機器に接続される機器用コネクタであって、機器に設けられた機器側導体に接続される機器接続部と、機器側導体との接続方向とは異なる方向に引き出された外部導体と、機器接続部と外部導体を導通可能に接続してなる内部導体と、外部導体を樹脂でモールドしてなるモールド部と、ハウジングを機器のケースに対して移動不能に固定するブラケットと、内部導体が内部に収容されたハウジングと、モールド部とハウジングの間をシールするシール部材とを備え、モールド部は、外部導体の引き出し方向においてブラケットとハウジングとの間に挟持されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、モールド部がブラケットとハウジングとの間に挟持されているため、外部導体の引き出し方向においてモールド部を移動不能に固定することができる。したがって、外部導体がその引き出し方向に振動した場合に、その振動をモールド部で確実に遮断することができ、機器側端子と機器接続部の接点部を保護することができる。また、シール部材によってハウジングの内部に水が浸入することを回避できる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
モールド部は、ブラケットに対して移動不能に固定されている構成としてもよい。
このような構成によると、モールド部をブラケットを介してハウジングに固定することができるため、外部導体の引き出し方向以外の方向においても外部導体の振動を確実に遮断することができる。
外部導体は、芯線の周囲に編組線が配されたシールドケーブルであって、モールド部は、シールドケーブルと、編組線に接続されたシールドプレートとを一体に成形したものとされ、このシールドプレートを導電性のブラケットに接続することでモールド部がブラケットに対して移動不能に固定されている構成としてもよい。
このような構成によると、シールドプレートと機器のケースとをブラケットを介して導通可能に接続することができる。したがって、シールド性能を向上させることができる。
モールド部には一対のシールドケーブルが並設されており、モールド部は、一対のシールドケーブルの間でブラケットに固定されている構成としてもよい。
このような構成によると、一対のシールドケーブルをシールドプレートを介して一括してブラケットに固定することができる。また、一対のシールドケーブルの間に形成されたデッドスペースを利用してモールド部をブラケットに固定することができる。
本発明によれば、外部導体の振動を遮断して機器側端子と機器接続部の接点部を保護することができる。
機器用コネクタの分解斜視図 機器用コネクタを斜め前方から見た斜視図 機器用コネクタの底面図 機器用コネクタの平面図 機器用コネクタの背面図 機器用コネクタの右側面図 機器用コネクタの左側面図 図6におけるA−A線断面図 図8におけるB−B線断面図 機器用コネクタの正面図 図10におけるC−C線断面図 図10におけるD−D線断面図 図10におけるE−E線断面図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図13の図面を参照しながら説明する。本実施形態の機器用コネクタは、図1に示すように、合成樹脂製のハウジング10、端子収容部20、ヒューズ30、放熱ゴム40、内部導体50、導電性のフロントブラケット60、リアブラケット70、モールド部80、シールドケーブル90などを備えて構成されている。また、図示はしないものの、本実施形態の機器用コネクタが接続される機器のケースには、取付孔が貫通して形成されており、この取付孔に機器用コネクタが嵌合可能とされている。
ハウジング10は、機器の取付孔に嵌合可能な嵌合部11と、モールド部80が装着される装着部12とを有している。取付孔に対する嵌合部11の嵌合方向と装着部12に対するモールド部80の装着方向とは直交している。嵌合部11は、図11に示すように、フード状をなして前方に開口する形態をなしている。一方、装着部12は、フード状をなして下方に開口する形態をなしている。嵌合部11の内部には、端子収容部20が前方から収容されており、この端子収容部20は、ホルダ13によって前方への抜けが抑制されている。なお、嵌合部11の外周面にはゴムリング11Aが嵌着されている。
ハウジング10における嵌合部11と装着部12との間には、内部導体50やヒューズ30などを内部に収容する収容空間14が形成されている。この収容空間14は、嵌合部11の内部空間および装着部12の内部空間の双方に連通している。収容空間14を構成する後壁には、サービスホール15が開口しており、このサービスホール15がサービスカバー16によって閉止されている。サービスカバー16は、サービスホール15に嵌合する筒部を有し、この筒部の外周面には、ゴムリング17が装着されている。このゴムリング17によってサービスホール15から収容空間14に水が浸入することが防止されている。
収容空間14には、ヒューズ30および放熱ゴム40が装着されるヒューズ取付部18が形成されている。このヒューズ取付部18は、後方に開口する形態をなし、後方に向かうほど上下寸法が大きくなるように形成されたテーパ状の内面を有している。ヒューズ30は、円柱状をなすヒューズ本体31と、このヒューズ本体31の両端部に形成された一対のヒューズ電極32とを備えて構成されている。ヒューズ本体31は、ヒューズとしての周知の構造を有しており、電気が流れることによって発熱するようになっている。
放熱ゴム40は、ゴム製の成形部品であって、ヒューズ本体31を包むように被せられた状態でヒューズ取付部18に装着されている。また、放熱ゴム40は、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18の双方に密着している。言い換えると、放熱ゴム40は、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18との間に形成される空気層を埋めるようにして介装されている。これにより、ヒューズ本体31で発生した熱は、放熱ゴム40を介してヒューズ取付部18に伝えられる。ヒューズ取付部18に伝わった熱は、ハウジング10の外面からリアブラケット70に伝えられ、さらに機器のケースへと伝えられる。
また、放熱ゴム40には、同放熱ゴム40を開くようにしてヒューズ本体31に被せるための切れ目41が設けられている。この切れ目41は、ヒューズ本体31が収容される収容孔の内壁から同収容孔の径方向外側(ヒューズ取付部18の開口方向)に向けて切断することで形成されている。切れ目41を開いた状態で放熱ゴム40をヒューズ本体31に被せると、切れ目41で放熱ゴム40を開いた状態でヒューズ本体31に被せることができるため、放熱ゴム40の装着作業が容易になる。
端子収容部20の内部には、図11に示すように、雄端子21が収容されている。この雄端子21は、機器に設けられた雌端子(図示せず)に嵌合して接続されるようになっている。雄端子21はタブ状をなし、図10に示すように、縦向きの姿勢で左右に並んで一対設けられている。両雄端子21の一方は、図8に示すように、一方のシールドケーブル90に直結されているものの、両雄端子21の他方は、内部導体50を介して他方のシールドケーブル90に接続されている。内部導体50は、雄端子21の端末に接続された内部電線51と、ヒューズ30と、一対のヒューズ電極32にそれぞれ接続された一対の丸端子52とを備えて構成されている。言い換えると、ヒューズ30は、内部導体50の導電路の途中に配設されていることになる。
シールドケーブル90は、芯線91の周囲に編組線92が配され、芯線91と編組線92の間に絶縁性の樹脂が配された構成とされている。シールドケーブル90は、隣り合って一対が並設されており、各編組線92は、シールドプレート93に一括して接続されている。詳細には図9に示すように、シールドケーブル90の外周に下敷きリング96が嵌着されており、この下敷きリング96の外周に編組線92が配され、シールドプレート93のバレル片94と下敷きリング96との間に編組線92がかしめられている。
モールド部80は、一対のシールドケーブル90とシールドプレート93を樹脂でモールドしたものである。モールド部80のうち装着部12の内部に嵌合した軸部81の外周には、シールリング82が嵌着されている。シールリング82は、軸部81の外周面と装着部12の内周面との間に挟持されているため、装着部12からハウジング10の内部に水が浸入することが防止されている。シールドプレート93のうちバレル片94は、軸部81の内部にモールドされている。また、図10に示すように、シールドプレート93のうち軸部81の下方には、ブラケット接続部95が露出しており、このブラケット接続部95は、一対のシールドケーブル90の間に配されている。
リアブラケット70は、図11に示すように、導電性の金属板からなり、ハウジング10の後面から上面にかけての範囲を覆うようにしてハウジング10の外面に沿って装着されている。ハウジング10の上面には、ボス部19が上方に突出して設けられている。このボス部19には、ナット101が圧入によって保持されており、ボルト100とナット101の間でリアブラケット70の天井壁71を挟み付けながら締結することによってリアブラケット70がハウジング10に固定されている。リアブラケット70の天井壁71の前縁には、機器のケースにボルト締結される取付部72が前方に突出して設けられている。
フロントブラケット60は、嵌合部11を逃がす切欠を備え、これにより嵌合部11を除いたハウジング10の前面を覆うようにしてハウジング10の外面に沿って装着されている。図4に示すように、フロントブラケット60とリアブラケット70は、いずれも側方に張り出す張出部61、73を備えており、これらの張出部61、73をボルト締結することによって、両ブラケット60、70が互いに接続されている。
モールド部80の外周には、図11に示すように、装着部12の開口縁12Aの下方から当接する外周リブ83が周設されている。また、リアブラケット70における装着部12の下方には、外周リブ83に下方から当接する段差部74が形成されている。すなわち、外周リブ83は、装着部12の開口縁12Aと段差部74との間でシールドケーブル90の引き出し方向(上下方向)に挟持されている。このため、モールド部80は、ハウジング10に対して上下方向に移動不能に固定されている。したがって、シールドケーブル90からその引き出し方向に振動が伝わった場合であっても、モールド部80でその振動を遮断することができる。
また、図12に示すように、リアブラケット70の下端部には、ブラケット接続部95にボルト締結される締結座75が形成されている。また、モールド部80におけるブラケット接続部95と対応する位置には、ナット101が圧入によって保持されている。ボルト100とナット101の間で締結座75とブラケット接続部95とを挟み付けながら締結することによってモールド部80がリアブラケット70に固定されている。これにより、モールド部80は、シールドケーブル90の引き出し方向以外の方向においてもハウジング10に対して移動不能に固定されている。これと同時に、編組線92は、シールドプレート93およびリアブラケット70を介して機器のケースにシールド接続され、シールド性能が向上する。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、機器用コネクタの組付手順について説明する。まず、シールドケーブル90に下敷きリング96を先通ししておき、シールドケーブル90の端末で皮剥ぎすることで編組線92を露出させ、この編組線92を折り返して下敷きリング96の外周に被せ、シールドプレート93の一対のバレル片94をそれぞれ編組線92にかしめて固定する。シールドプレート93が接続されたシールドケーブル90を成形型にセットして樹脂でモールドすると、モールド部80が成形される。このモールド部80の軸部81にシールリング82を嵌着し、この軸部81をハウジング10の装着部12に嵌合させる。
一方、ハウジング10の嵌合部11に端子収容部20を前方から装着し、ホルダ13をさらに前方から装着することで端子収容部20を嵌合部11に取り付ける。次に、放熱ゴム40の切れ目41を開き、ヒューズ30のヒューズ本体31に放熱ゴム40を被せて装着し、これをヒューズ取付部18に押し込む。これにより、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18の間に形成される空気層を埋めるようにして放熱ゴム40が介装され、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18の双方に放熱ゴム40が密着した状態となる。
続いて、図8に示すように、図示右側のシールドケーブル90の芯線91を雄端子21のバレル部22に圧着し、この雄端子21を端子収容部20の内部に後方から挿入する。一方、図示左側のシールドケーブル90の芯線91に丸端子52を圧着し、この丸端子52を図示左側のヒューズ電極32にボルト締結する。また、内部電線51の両端末に雄端子21と丸端子52をそれぞれ圧着しておき、丸端子52を図示右側のヒューズ電極32にボルト締結し、雄端子21を端子収容部20の内部に後方から挿入する。この後、サービスホール15にサービスカバー16を嵌合させてハウジング10の収容空間14をシール状態に保持する。
次に、ハウジング10の前面にフロントブラケット60を装着し、ハウジング10の上面および後面に対応するリアブラケット70を装着し、各ブラケット60、70の各張出部61、73をボルト締結する。これにより、各ブラケット60、70が一体のブラケットとして構成され、これらのブラケット60、70が、嵌合部11を除くハウジング10の外面に沿って装着される。したがって、ヒューズ30で発生した熱は、放熱ゴム40、ハウジング10、および各ブラケット60、70を介して機器のケースに伝えられ、ハウジング10の内部に熱がこもることはない。
さらに、ハウジング10のボス部19に圧入されたナット101にボルト100を締結することでリアブラケット70をハウジング10に固定し、締結座75側からボルト100を挿入してナット101に締結することで締結座75とブラケット接続部95を導通可能に固定する。そして、ハウジング10の嵌合部11を機器のケースに形成された取付孔に嵌合させ、リアブラケット70の各取付部72を機器のケースにボルト締結することでリアブラケット70と機器のケースとを導通可能に固定する。したがって、シールドケーブル90から伝わる振動は、モールド部80で遮断され、雄端子21と雌端子の接点部に影響を及ぼすことはない。
以上のように本実施形態では、モールド部80がリアブラケット70の段差部74とハウジング10の装着部12の開口縁12Aとの間に挟持されているため、シールドケーブル90の引き出し方向においてモールド部80を移動不能に固定することができる。したがって、シールドケーブル90がその引き出し方向に振動した場合に、その振動をモールド部80で確実に遮断することができ、雌端子と雄端子21の接点部を保護することができる。また、シールリング82によってハウジング10の内部に水が浸入することを回避できる。
モールド部80は、リアブラケット70に対して移動不能に固定されている構成としてもよい。このような構成によると、モールド部80をリアブラケット70を介してハウジング10に固定することができるため、シールドケーブル90の引き出し方向以外の方向においてもシールドケーブル90の振動を確実に遮断することができる。
シールドケーブル90は、芯線91の周囲に編組線92が配された構成であって、モールド部80は、シールドケーブル90と、編組線92に接続されたシールドプレート93とを一体に成形したものとされ、このシールドプレート93を導電性のリアブラケット70に接続することでモールド部80がリアブラケット70に対して移動不能に固定されている構成としてもよい。このような構成によると、シールドプレート93と機器のケースとをリアブラケット70を介して導通可能に接続することができる。したがって、シールド性能を向上させることができる。
モールド部80には一対のシールドケーブル90が並設されており、モールド部80は、一対のシールドケーブル90の間でリアブラケット70に固定されている構成としてもよい。このような構成によると、一対のシールドケーブル90をシールドプレート93を介して一括してリアブラケット70に固定することができる。また、一対のシールドケーブル90の間に形成されたデッドスペースを利用してモールド部80をリアブラケット70に固定することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、モールド部80の外周リブ83を、リアブラケット70の段差部74と装着部12の開口縁12Aとの間で挟持しているものの、本発明によると、モールド部80の軸部81を、装着部12の奥壁と段差部74との間で挟持してもよい。
(2)上記実施形態では、リアブラケット70の締結座75とシールドプレート93のブラケット接続部95とをボルト締結しているものの、本発明によると、モールド部80の軸部81を装着部12の内部に圧入することでモールド部80をリアブラケット70に対して移動不能に固定してもよい。
(3)上記実施形態では、一対のシールドケーブル90が個別にシールドされた各芯シールド構造をとっているものの、本発明によると、一対の電線が一括してシールドされた一括シールド構造をとってもよい。
10…ハウジング
21…雄端子(機器接続部)
70…リアブラケット
50…内部導体
80…モールド部
82…シールリング(シール部材)
90…シールドケーブル(外部導体)
91…芯線
92…編組線
93…シールドプレート

Claims (4)

  1. 機器に接続される機器用コネクタであって、
    前記機器に設けられた機器側導体に接続される機器接続部と、
    前記機器側導体との接続方向とは異なる方向に引き出された外部導体と、
    前記機器接続部と前記外部導体を導通可能に接続してなる内部導体と、
    前記外部導体を樹脂でモールドしてなるモールド部と、
    前記ハウジングを前記機器のケースに対して移動不能に固定するブラケットと、
    前記内部導体が内部に収容されたハウジングと、
    前記モールド部と前記ハウジングの間をシールするシール部材とを備え、
    前記モールド部は、前記外部導体の引き出し方向において前記ブラケットと前記ハウジングとの間に挟持されていることを特徴とする機器用コネクタ。
  2. 前記モールド部は、前記ブラケットに対して移動不能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の機器用コネクタ。
  3. 前記外部導体は、芯線の周囲に編組線が配されたシールドケーブルであって、前記モールド部は、前記シールドケーブルと、前記編組線に接続されたシールドプレートとを一体に成形したものとされ、このシールドプレートを導電性の前記ブラケットに接続することで前記モールド部が前記ブラケットに対して移動不能に固定されていることを特徴とする請求項2に記載の機器用コネクタ。
  4. 前記モールド部には一対の前記シールドケーブルが並設されており、前記モールド部は、前記一対のシールドケーブルの間で前記ブラケットに固定されていることを特徴とする請求項3に記載の機器用コネクタ。
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