JP5817709B2 - 機器用コネクタ - Google Patents

機器用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5817709B2
JP5817709B2 JP2012259792A JP2012259792A JP5817709B2 JP 5817709 B2 JP5817709 B2 JP 5817709B2 JP 2012259792 A JP2012259792 A JP 2012259792A JP 2012259792 A JP2012259792 A JP 2012259792A JP 5817709 B2 JP5817709 B2 JP 5817709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
heat
generating component
heat generating
fuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012259792A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014107151A (ja
Inventor
知一 柏田
知一 柏田
宏幸 松岡
宏幸 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2012259792A priority Critical patent/JP5817709B2/ja
Priority to DE102013017106.7A priority patent/DE102013017106A1/de
Priority to US14/080,846 priority patent/US9099815B2/en
Priority to CN201310617892.5A priority patent/CN103855488B/zh
Publication of JP2014107151A publication Critical patent/JP2014107151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5817709B2 publication Critical patent/JP5817709B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/6592Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/68Structural association with built-in electrical component with built-in fuse
    • H01R13/684Structural association with built-in electrical component with built-in fuse the fuse being removable
    • H01R13/688Structural association with built-in electrical component with built-in fuse the fuse being removable with housing part adapted for accessing the fuse
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/502Bases; Cases composed of different pieces
    • H01R13/512Bases; Cases composed of different pieces assembled by screw or screws
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5202Sealing means between parts of housing or between housing part and a wall, e.g. sealing rings

Description

本発明は、機器用コネクタに関する。
従来、コンデンサなどの発熱部品を内蔵した機器用コネクタとして、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。この機器用コネクタは、機器側と外部からの電線とを接続するバスバー、機器の取付孔に嵌合するフード部が形成されたハウジング、フード部内に収容された発熱部品などを備えて構成されている。発熱部品の両端には、接続端子部が設けられており、この接続端子部をバスバーの耳部にねじ止めすることで発熱部品がフード部内に取り付けられている。
特開2011−222398号公報
しかしながら、上記の機器用コネクタでは、発熱部品とフード部の内壁との間に空気層が介在しており、発熱部品で発生した熱がフード部内にこもりやすくなっている。このため、接続端子部、ハウジング、電線などが、熱の影響を受けて支障を来すおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、発熱部品から発生した熱を逃がしやすくすることを目的とする。
本発明は、機器に接続される機器用コネクタであって、機器に設けられた機器側導体に接続される機器接続部と、機器側導体との接続方向とは異なる方向に引き出された外部導体と、機器接続部と外部導体を導通可能に接続してなる内部導体と、内部導体に配設された発熱部品と、発熱部品を内部に収容する収容空間が設けられた樹脂製のハウジングと、発熱部品と収容空間の内壁との間に形成される空気層を埋めるようにして介装されることで、発熱部品で発生した熱を収容空間の内壁に伝える放熱部材とを備え、放熱部材は、ゴム製の成形部品とされ、発熱部品を包むように被せられた状態で収容空間の内壁に密着している構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、発熱部品と収容空間との間に空気層が形成されることはなく、発熱部品で発生した熱が放熱部材を介してハウジングに伝えられる。したがって、発熱部品から発生した熱を逃がしやすくすることができ、内部導体、機器接続部、ハウジングなどが熱の影響を受けて支障を来すことを回避できる。
また、ハウジングとは別に形成された放熱部材を発熱部品に被せるだけでよいため、例えばポッティングによって放熱部材を構成する場合よりも製造コストを削減できる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
ハウジングを覆うようにして同ハウジングの外面に沿って固定された金属製のブラケットを備え、このブラケットが機器のケースに固定される構成としてもよい。
このような構成によると、発熱部品からハウジングに伝えられた熱がブラケットを介して機器のケースに伝えられるため、より放熱性を高めることができる。
放熱部材には、発熱部品が収容される収容孔の内壁から同収容孔の径方向外側に向けて切断することで切れ目が形成されており、この切れ目を開いた状態で放熱部材が発熱部品に被せられる構成としてもよい。
このような構成によると、放熱部材を発熱部品に装着する作業が容易になる。
本発明によれば、発熱部品から発生した熱を逃がしやすくすることができる。
機器用コネクタの分解斜視図 機器用コネクタを斜め前方から見た斜視図 機器用コネクタの底面図 機器用コネクタの平面図 機器用コネクタの背面図 機器用コネクタの右側面図 機器用コネクタの左側面図 図6におけるA−A線断面図 図8におけるB−B線断面図 機器用コネクタの正面図 図10におけるC−C線断面図 図10におけるD−D線断面図 図10におけるE−E線断面図
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図13の図面を参照しながら説明する。本実施形態の機器用コネクタは、図1に示すように、合成樹脂製のハウジング10、端子収容部20、ヒューズ30、放熱ゴム40、内部導体50、導電性のフロントブラケット60、リアブラケット70、モールド部80、シールドケーブル90などを備えて構成されている。また、図示はしないものの、本実施形態の機器用コネクタが接続される機器のケースには、取付孔が貫通して形成されており、この取付孔に機器用コネクタが嵌合可能とされている。
ハウジング10は、機器の取付孔に嵌合可能な嵌合部11と、モールド部80が装着される装着部12とを有している。取付孔に対する嵌合部11の嵌合方向と装着部12に対するモールド部80の装着方向とは直交している。嵌合部11は、図11に示すように、フード状をなして前方に開口する形態をなしている。一方、装着部12は、フード状をなして下方に開口する形態をなしている。嵌合部11の内部には、端子収容部20が前方から収容されており、この端子収容部20は、ホルダ13によって前方への抜けが抑制されている。なお、嵌合部11の外周面にはゴムリング11Aが嵌着されている。
ハウジング10における嵌合部11と装着部12との間には、内部導体50やヒューズ30などを内部に収容する収容空間14が形成されている。この収容空間14は、嵌合部11の内部空間および装着部12の内部空間の双方に連通している。収容空間14を構成する後壁には、サービスホール15が開口しており、このサービスホール15がサービスカバー16によって閉止されている。サービスカバー16は、サービスホール15に嵌合する筒部を有し、この筒部の外周面には、ゴムリング17が装着されている。このゴムリング17によってサービスホール15から収容空間14に水が浸入することが防止されている。
収容空間14には、ヒューズ30および放熱ゴム40が装着されるヒューズ取付部18が形成されている。このヒューズ取付部18は、後方に開口する形態をなし、後方に向かうほど上下寸法が大きくなるように形成されたテーパ状の内面を有している。ヒューズ30は、円柱状をなすヒューズ本体31と、このヒューズ本体31の両端部に形成された一対のヒューズ電極32とを備えて構成されている。ヒューズ本体31は、ヒューズとしての周知の構造を有しており、電気が流れることによって発熱するようになっている。
放熱ゴム40は、ゴム製の成形部品であって、ヒューズ本体31を包むように被せられた状態でヒューズ取付部18に装着されている。また、放熱ゴム40は、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18の双方に密着している。言い換えると、放熱ゴム40は、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18との間に形成される空気層を埋めるようにして介装されている。これにより、ヒューズ本体31で発生した熱は、放熱ゴム40を介してヒューズ取付部18に伝えられる。ヒューズ取付部18に伝わった熱は、ハウジング10の外面からリアブラケット70に伝えられ、さらに機器のケースへと伝えられる。
また、放熱ゴム40には、同放熱ゴム40を開くようにしてヒューズ本体31に被せるための切れ目41が設けられている。この切れ目41は、ヒューズ本体31が収容される収容孔の内壁から同収容孔の径方向外側(ヒューズ取付部18の開口方向)に向けて切断することで形成されている。切れ目41を開いた状態で放熱ゴム40をヒューズ本体31に被せると、ヒューズ本体31が放熱ゴム40によって覆われた状態になる。すなわち、切れ目41で放熱ゴム40を開いた状態でヒューズ本体31に被せることができるため、放熱ゴム40の装着作業が容易になる。
端子収容部20の内部には、図11に示すように、雄端子21が収容されている。この雄端子21は、機器に設けられた雌端子(図示せず)に嵌合して接続されるようになっている。雄端子21はタブ状をなし、図10に示すように、縦向きの姿勢で左右に並んで一対設けられている。両雄端子21の一方は、図8に示すように、一方のシールドケーブル90に直結されているものの、両雄端子21の他方は、内部導体50を介して他方のシールドケーブル90に接続されている。内部導体50は、雄端子21の端末に接続された内部電線51と、ヒューズ30と、一対のヒューズ電極32にそれぞれ接続された一対の丸端子52とを備えて構成されている。言い換えると、ヒューズ30は、内部導体50の導電路の途中に配設されていることになる。
シールドケーブル90は、芯線91の周囲に編組線92が配され、芯線91と編組線92の間に絶縁性の樹脂が配された構成とされている。シールドケーブル90は、隣り合って一対が並設されており、各編組線92は、シールドプレート93に一括して接続されている。詳細には図9に示すように、シールドケーブル90の外周に下敷きリング96が嵌着されており、この下敷きリング96の外周に編組線92が配され、シールドプレート93のバレル片94と下敷きリング96との間に編組線92がかしめられている。
モールド部80は、一対のシールドケーブル90とシールドプレート93を樹脂でモールドしたものである。モールド部80のうち装着部12の内部に嵌合した軸部81の外周には、シールリング82が嵌着されている。シールリング82は、軸部81の外周面と装着部12の内周面との間に挟持されているため、装着部12からハウジング10の内部に水が浸入することが防止されている。シールドプレート93のうちバレル片94は、軸部81の内部にモールドされている。また、図10に示すように、シールドプレート93のうち軸部81の下方には、ブラケット接続部95が露出しており、このブラケット接続部95は、一対のシールドケーブル90の間に配されている。
リアブラケット70は、図11に示すように、導電性の金属板からなり、ハウジング10の後面から上面にかけての範囲を覆うようにしてハウジング10の外面に沿って装着されている。ハウジング10の上面には、ボス部19が上方に突出して設けられている。このボス部19には、ナット101が圧入によって保持されており、ボルト100とナット101の間でリアブラケット70の天井壁71を挟み付けながら締結することによって、リアブラケット70がハウジング10に固定されている。リアブラケット70の天井壁71の前縁には、機器のケースにボルト締結される取付部72が前方に突出して設けられている。
フロントブラケット60は、嵌合部11を逃がす切欠を備え、これにより嵌合部11を除いたハウジング10の前面を覆うようにしてハウジング10の外面に沿って装着されている。図4に示すように、フロントブラケット60とリアブラケット70は、いずれも側方に張り出す張出部61、73を備えており、これらの張出部61、73をボルト締結することによって、両ブラケット60、70が互いに接続されている。
モールド部80の外周には、図11に示すように、装着部12の開口縁12Aの下方から当接する外周リブ83が周設されている。また、リアブラケット70における装着部12の下方には、外周リブ83に下方から当接する段差部74が形成されている。すなわち、外周リブ83は、装着部12の開口縁12Aと段差部74との間でシールドケーブル90の引き出し方向(上下方向)に挟持されている。このため、モールド部80は、ハウジング10に対して上下方向に移動不能に固定されている。したがって、シールドケーブル90からその引き出し方向に振動が伝わった場合であっても、モールド部80でその振動を遮断することができる。
また、図12に示すように、リアブラケット70の下端部には、ブラケット接続部95にボルト締結される締結座75が形成されている。また、モールド部80におけるブラケット接続部95と対応する位置には、ナット101が圧入によって保持されている。ボルト100とナット101の間で締結座75とブラケット接続部95とを挟み付けながら締結することによって、モールド部80がリアブラケット70に固定されている。これにより、モールド部80は、シールドケーブル90の引き出し方向以外の方向においてもハウジング10に対して移動不能に固定されている。これと同時に、編組線92は、シールドプレート93およびリアブラケット70を介して機器のケースにシールド接続され、シールド性能が向上する。
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用を説明する。まず、機器用コネクタの組付手順について説明する。まず、シールドケーブル90に下敷きリング96を先通ししておき、シールドケーブル90の端末で皮剥ぎすることで編組線92を露出させ、この編組線92を折り返して下敷きリング96の外周に被せ、シールドプレート93の一対のバレル片94をそれぞれ編組線92にかしめて固定する。シールドプレート93が接続されたシールドケーブル90を成形型にセットして樹脂でモールドすると、モールド部80が成形される。このモールド部80の軸部81にシールリング82を嵌着し、この軸部81をハウジング10の装着部12に嵌合させる。
一方、ハウジング10の嵌合部11に端子収容部20を前方から装着し、ホルダ13をさらに前方から装着することで端子収容部20を嵌合部11に取り付ける。次に、放熱ゴム40の切れ目41を開き、ヒューズ30のヒューズ本体31に放熱ゴム40を被せて装着し、これをヒューズ取付部18に押し込む。これにより、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18の間に形成される空気層を埋めるようにして放熱ゴム40が介装され、ヒューズ本体31とヒューズ取付部18の双方に放熱ゴム40が密着した状態となる。
続いて、図8に示すように、図示右側のシールドケーブル90の芯線91を雄端子21のバレル部22に圧着し、この雄端子21を端子収容部20の内部に後方から挿入する。一方、図示左側のシールドケーブル90の芯線91に丸端子52を圧着し、この丸端子52を図示左側のヒューズ電極32にボルト締結する。また、内部電線51の両端末に雄端子21と丸端子52をそれぞれ圧着しておき、丸端子52を図示右側のヒューズ電極32にボルト締結し、雄端子21を端子収容部20の内部に後方から挿入する。この後、サービスホール15にサービスカバー16を嵌合させてハウジング10の収容空間14をシール状態に保持する。
次に、ハウジング10の前面にフロントブラケット60を装着し、ハウジング10の上面および後面に対応するリアブラケット70を装着し、各ブラケット60、70の各張出部61、73をボルト締結する。これにより、各ブラケット60、70が一体のブラケットとして構成され、これらのブラケット60、70が、嵌合部11を除くハウジング10の外面に沿って装着される。したがって、ヒューズ30で発生した熱は、放熱ゴム40、ハウジング10、および各ブラケット60、70を介して機器のケースに伝えられ、ハウジング10の内部に熱がこもることはない。
さらに、ハウジング10のボス部19に圧入されたナット101にボルト100を締結することでリアブラケット70をハウジング10に固定し、締結座75側からボルト100を挿入してナット101に締結することで締結座75とブラケット接続部95を導通可能に固定する。そして、ハウジング10の嵌合部11を機器のケースに形成された取付孔に嵌合させ、リアブラケット70の各取付部72を機器のケースにボルト締結することでリアブラケット70と機器のケースとを導通可能に固定する。したがって、シールドケーブル90から伝わる振動は、モールド部80で遮断され、雄端子21と雌端子の接点部に影響を及ぼすことはない。
以上のように本実施形態では、ヒューズ30と収容空間14との間に空気層が形成されることはなく、ヒューズ30で発生した熱が放熱ゴム40を介してハウジング10に伝えられる。したがって、ヒューズ30から発生した熱を逃がしやすくすることができ、内部導体50、雄端子21と雌端子の接点部、ハウジング10などが熱の影響を受けて支障を来すことを回避できる。
ハウジング10を覆うようにして同ハウジング10の外面に沿って固定された金属製のブラケット60、70を備え、このブラケット60、70が機器のケースに固定される構成としてもよい。このような構成によると、ヒューズ30からハウジング10に伝えられた熱がブラケット60、70を介して機器のケースに伝えられるため、より放熱性を高めることができる。
放熱ゴム40は、ゴム製の成形部品とされ、ヒューズ30を包むように被せられた状態で収容空間14の内壁に密着している構成としてもよい。このような構成によると、ハウジング10とは別に形成された放熱ゴム40をヒューズ30に被せるだけでよいため、例えばポッティングによって放熱部材を構成する場合よりも製造コストを削減できる。
放熱ゴム40には、ヒューズ30が収容される収容孔の内壁から同収容孔の径方向外側に向けて切断することで切れ目41が形成されており、この切れ目41を開いた状態で放熱ゴム40がヒューズ30に被せられる構成としてもよい。このような構成によると、放熱ゴム40をヒューズ30に装着する作業が容易になる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、発熱部品としてヒューズ30を例示しているものの、本発明によると、発熱部品としてサーミスタを用いてもよい。
(2)上記実施形態では、放熱部材として放熱ゴム40を例示しているものの、本発明によると、ポッティング剤を用いてヒューズ30を樹脂埋めしてもよい。
(3)上記実施形態では、ブラケット60、70を用いてハウジング10を機器のケースに固定しているものの、本発明によると、ハウジング10を機器のケースに直接ボルト締結してもよい。
10…ハウジング
14…収容空間
21…雄端子(機器接続部)
30…ヒューズ(発熱部品)
40…放熱ゴム(放熱部材)
41…切れ目
50…内部導体
70…リアブラケット
90…シールドケーブル(外部導体)

Claims (3)

  1. 機器に接続される機器用コネクタであって、
    前記機器に設けられた機器側導体に接続される機器接続部と、
    前記機器側導体との接続方向とは異なる方向に引き出された外部導体と、
    前記機器接続部と前記外部導体を導通可能に接続してなる内部導体と、
    前記内部導体に配設された発熱部品と、
    前記発熱部品を内部に収容する収容空間が設けられた樹脂製のハウジングと、
    前記発熱部品と前記収容空間の内壁との間に形成される空気層を埋めるようにして介装されることで、前記発熱部品で発生した熱を前記収容空間の内壁に伝える放熱部材とを備え
    前記放熱部材は、ゴム製の成形部品とされ、前記発熱部品を包むように被せられた状態で前記収容空間の内壁に密着している機器用コネクタ。
  2. 前記ハウジングを覆うようにして同ハウジングの外面に沿って固定された金属製のブラケットを備え、このブラケットが前記機器のケースに固定されることを特徴とする請求項1に記載の機器用コネクタ。
  3. 前記放熱部材には、前記発熱部品が収容される収容孔の内壁から同収容孔の径方向外側に向けて切断することで切れ目が形成されており、この切れ目を開いた状態で前記放熱部材が前記発熱部品に被せられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の機器用コネクタ。
JP2012259792A 2012-11-28 2012-11-28 機器用コネクタ Expired - Fee Related JP5817709B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259792A JP5817709B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 機器用コネクタ
DE102013017106.7A DE102013017106A1 (de) 2012-11-28 2013-10-15 Vorrichtungsverbinder und Verfahren zum Zusammenbauen desselben
US14/080,846 US9099815B2 (en) 2012-11-28 2013-11-15 Device connector with heat-radiating rubber heat bridge between heat generating component and connector housing
CN201310617892.5A CN103855488B (zh) 2012-11-28 2013-11-27 设备用连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259792A JP5817709B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 機器用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014107151A JP2014107151A (ja) 2014-06-09
JP5817709B2 true JP5817709B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=50679115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012259792A Expired - Fee Related JP5817709B2 (ja) 2012-11-28 2012-11-28 機器用コネクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9099815B2 (ja)
JP (1) JP5817709B2 (ja)
CN (1) CN103855488B (ja)
DE (1) DE102013017106A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102533294B1 (ko) * 2017-08-22 2023-05-18 현대자동차주식회사 고전압 커넥터

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012124801A1 (ja) * 2011-03-17 2012-09-20 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP5751875B2 (ja) * 2011-03-22 2015-07-22 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ
JP6225836B2 (ja) * 2014-06-02 2017-11-08 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ構造
CN204045829U (zh) * 2014-07-16 2014-12-24 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器
CN104638433A (zh) * 2015-02-15 2015-05-20 苏州东威连接器电子有限公司 一种弯角连接器
JP6492929B2 (ja) * 2015-04-23 2019-04-03 住友電装株式会社 コネクタ
JP2018014166A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 住友電装株式会社 コネクタ
JP6454667B2 (ja) * 2016-09-08 2019-01-16 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP7227133B2 (ja) * 2017-01-11 2023-02-21 エルジー イノテック カンパニー リミテッド コネクター
CN106941144A (zh) * 2017-04-11 2017-07-11 山东魔方新能源科技有限公司 新能源汽车电池箱上使用的绝缘防护装置
US10477717B2 (en) * 2017-09-29 2019-11-12 Yazaki North America, Inc. Self-aligning busbar assembly
TWI637567B (zh) 2017-11-13 2018-10-01 台達電子工業股份有限公司 電連接器
JP6806738B2 (ja) * 2018-06-18 2021-01-06 矢崎総業株式会社 コネクタ
KR102634405B1 (ko) * 2018-12-10 2024-02-06 현대자동차주식회사 퓨즈 통합형 정션 커넥터 조립체
JP7081548B2 (ja) * 2019-03-27 2022-06-07 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP7159971B2 (ja) * 2019-05-13 2022-10-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ及びカップリング構造
US10923837B2 (en) * 2019-06-04 2021-02-16 Ford Global Technologies, Llc Terminal block with sealing terminal lug
JP7265461B2 (ja) * 2019-09-26 2023-04-26 住友電装株式会社 電源装置及び分岐コネクタ装置
DE102019128379A1 (de) * 2019-10-21 2021-04-22 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Steckverbinder mit Sicherungshalter
JP7280234B2 (ja) * 2020-11-25 2023-05-23 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP7463043B2 (ja) 2022-05-18 2024-04-08 矢崎総業株式会社 コネクタ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3402383A (en) * 1967-12-07 1968-09-17 Hilzen Hy Heat-dissipating adaptors for single-ended halogen quartz lamps to existing electrical lighting apparatus
JPH08222285A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Sumitomo Wiring Syst Ltd 端子金具と電線との接続構造
US6457995B1 (en) * 2001-03-02 2002-10-01 Dennis L. Brooks Vehicle fuse block extenders
SG121012A1 (en) * 2004-10-01 2006-04-26 Molex Inc Heat dissipating terminal and elctrical connector using same
CN101872916A (zh) * 2009-04-24 2010-10-27 凡甲电子(苏州)有限公司 电连接器及其组件
JP5524687B2 (ja) 2010-04-13 2014-06-18 矢崎総業株式会社 コネクタ
US8038466B1 (en) * 2010-09-13 2011-10-18 Alltop Electronics (Suzhou) Co., Ltd Power receptacle with enlarged heat dissipation path formed on mating face and power connector assembly thereof
US8454390B2 (en) * 2011-06-02 2013-06-04 Cooper Technologies Company Inline fuse holder assembly

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102533294B1 (ko) * 2017-08-22 2023-05-18 현대자동차주식회사 고전압 커넥터

Also Published As

Publication number Publication date
CN103855488A (zh) 2014-06-11
US20140148045A1 (en) 2014-05-29
US9099815B2 (en) 2015-08-04
JP2014107151A (ja) 2014-06-09
CN103855488B (zh) 2017-05-17
DE102013017106A1 (de) 2014-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5817709B2 (ja) 機器用コネクタ
JP5741560B2 (ja) 機器用コネクタ
US9312626B2 (en) Shield connector
JP5641346B2 (ja) シールドシェルの取付構造
JP6278243B2 (ja) 蓄電ユニット
JP2011222398A (ja) コネクタ
JP6454667B2 (ja) コネクタ
WO2015060112A1 (ja) シールドコネクタ
JP2011233391A (ja) コネクタ
WO2014061727A1 (ja) シールドコネクタ
US9012777B2 (en) Conductive path structure and wire harness
JP6267892B2 (ja) コネクタの一括シールド構造及び一括シールド方法
JP2016072009A (ja) シールドコネクタ
JP5170013B2 (ja) シールドコネクタ
WO2018131410A1 (ja) シールドコネクタおよびシールドコネクタの製造方法
WO2020246352A1 (ja) シールドコネクタ
JP6117013B2 (ja) シールドコネクタ
JP6959041B2 (ja) 電気接続箱及びその据付構造
JP5253238B2 (ja) ヒュージブルリンクの放熱構造
WO2022190948A1 (ja) コネクタ
JP2023045995A (ja) 電気接続箱の端子接続構造
JP2019216504A (ja) 電気接続箱
JP7463043B2 (ja) コネクタ
JP2018078031A (ja) 機器用コネクタ
JP6807025B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150428

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5817709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees