JP6959041B2 - 電気接続箱及びその据付構造 - Google Patents

電気接続箱及びその据付構造 Download PDF

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Description

本発明は、主に車両に搭載される電気接続箱及びその据付構造に関するものである。
自動車等の車両には、コネクタを接続するための各種電気回路を搭載したり、絶縁を確保しながら電気回路に搭載電気部品を接続したりするための電気接続箱が設置されている。この種の電気接続箱は、絶縁樹脂製の箱本体の内部にバスバが配置されることで、内部の電気回路が構成されていることが多い。そして、この種の電気接続箱は、バスバに起立形成された接続端子部に、外部からコネクタの端子を接続したり、搭載電気部品の端子を接続したりするようになっている。
ところで、電気接続箱のなかには、通電時に、搭載電気部品の端子とバスバの端子の接続部(以下、この端子同士の接続部分を「端子接続部」という)が大きく発熱するものがある。従来、そのような発熱する端子接続部を持つ電気接続箱は、発生した熱を、バスバを介してコネクタ接続された電線に逃がしているのが一般的であった。
しかし、電気自動車等の大電流を扱う車両では、放熱が充分に行われないと、発熱部位の温度が過度に上昇してしまうという課題がある。そこで、その対策として、バスバの寸法を大きくしたり、バスバ自体に放熱性を高めた部分を設けたりして、バスバの熱容量を増大させることが行われている。この対策例は、電気接続箱についてではないものの、例えば、特許文献1や特許文献2に開示がある。
特開2010−212155号公報 特開2014−229384号公報
しかし、バスバの寸法を大きくしたりバスバ自体に放熱性を高めた部分を設けたりしてバスバの熱容量を大きくする方法は、バスバの体格が大きくなるという課題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バスバの体格を大きくすることなく、バスバの端子接続部の発生する熱を外部に逃がすことができて、製品温度の上昇を抑制することのできる電気接続箱およびその据付構造を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) 絶縁性材料よりなる底壁を備えた箱本体と、
前記箱本体の底壁の上面に主板部が配置されると共に前記主板部から起立する端子部を備えたバスバと、
前記箱本体の底壁の下面に配置される前記底壁よりも高熱伝導性材料よりなる放熱板と、
前記放熱板上の発熱量の多い前記端子部に対応する位置に、前記放熱板の構成板材の一部を切り起こすことで形成された前記箱本体の底壁の下面に押圧接触する板バネと、
を備え
前記放熱板は、前記板バネを構成する部分を除いた大部分が前記箱本体の底壁の下面から離間した状態で前記箱本体に対して配置される、
ことを特徴とする電気接続箱。
(2) 上記(1)の構成の電気接続箱であって、
前記放熱板に、前記電気接続箱の固定用金属部品に接触する外部への熱逃がし部が設けられている、
こと。
(3) 上記(1)または(2)の構成の電気接続箱であって、
前記発熱量の多い端子部は、電気接続箱に搭載される電気部品の端子の接続されるバスバの端子部である、
こと。
(4) 上記(1)の構成の電気接続箱の据付構造であって、
前記箱本体の底壁の下面に前記放熱板が配置され、前記放熱板の板バネが前記底壁の下面に押圧接触させられた状態で、前記電気接続箱が固定用金属部品によって据付相手部材に固定されており、前記固定用金属部品に対して前記放熱板が接触している、
こと。
上記(1)の構成によれば、通電時に端子接続部(バスバの端子部と相手側端子との接続部)で発生した熱は、端子接続部からバスバの主板部に向けて移動する。主板部に移動した熱は、主板部から箱本体の底壁を介して、底壁の下面の放熱板に伝わる。この際、箱本体の底壁の下面には、放熱板の板バネが押圧接触しているため、効率良く箱本体の底壁を介してバスバの主板部の熱が放熱板に伝わる。また、板バネが、放熱板の構成板材を切り起こすことで形成されているため、板バネから放熱板の本体部への伝熱がスムーズに行われる。放熱板に伝わった熱は、放熱板に接触する固定用金属部品などを介して外部へと逃げる。従って、バスバ自体の熱容量を増大させる対策を講じなくても、つまり、バスバの体格を大きくしないでも、発熱部である端子接続部の温度上昇を抑制することができる。そのため、電気接続箱の製品温度を下げることができる。
その結果、バスバの端子部と相手側端子との接続部を介しての大電流の通電が可能になる。また、端子接続部の放熱性が良くなることで、バスバ自体のサイズの縮小が可能になる。そのため、バスバ間の絶縁距離の確保が容易になると共に、電気接続箱のサイズの縮小が可能になる。また、発熱部の温度上昇を抑制できることや、バスバのサイズの縮小に伴って絶縁距離の確保が容易になることにより、製品の安全性の向上が図れる。また、バスバのサイズの縮小や電気接続箱のサイズの縮小が可能になることにより、コストダウンが可能になると共に、車両への搭載スペースの確保が容易になる。
また、バスバと放熱板との間には絶縁性材料よりなる箱本体の底壁が介在するため、バスバの絶縁性は確実に確保される。また、放熱板の板バネが箱本体の底壁の下面を支えることになるため、電気接続箱の据付状態での剛性を高めることが可能となり、耐振動性が向上する。また、板バネは、放熱板の構成板材を切り起こすことで形成されているので、加工が容易でコストもかからない。
上記(2)の構成によれば、放熱板に設けられた外部への熱逃がし部が、電気接続箱の固定用金属部品に接触していることにより、放熱板に伝わった熱を、固定用金属部品を通して据付相手部材側に有効に逃すことができる。ここで、固定用金属部品としては、電気接続箱の固定に用いられる金属カラーや固定ボルトなどが挙げられる。
上記(3)の構成によれば、搭載した電気部品の端子とバスバの端子部との接続部で発生する熱を、効率よく放熱板を通して外部へ逃がすことができる。そのため、搭載した電気部品の端子とバスバの端子部との接続部の温度上昇を抑制することができ、電気接続箱としての製品温度を下げることができる。
上記(4)の構成によれば、通電時に端子接続部で発生した熱は、バスバの主板部から箱本体の底壁を介して、底壁の下面の放熱板に伝わる。この際、箱本体の底壁の下面には、放熱板の板バネが押圧接触しているため、効率良く箱本体の底壁を介してバスバの主板部の熱が放熱板に伝わる。放熱板に伝わった熱は、電気接続箱を固定する固定用金属部品(金属カラーや固定ボルト等)を介して据付相手部材へと逃げる。従って、バスバ自体の熱容量を増大させる対策を講じなくても、つまり、バスバの体格を大きくしないでも、発熱部である端子接続部の温度上昇を抑制することができ、電気接続箱の温度を下げることができる。なお、バスバと放熱板との間には絶縁性材料よりなる箱本体の底壁が介在するため、バスバの絶縁性は確保される。また、放熱板の板バネが箱本体の底壁の下面を支えることになるため、電気接続箱の据付状態での剛性を高めることが可能となり、耐振動性が向上する。
本発明によれば、バスバの体格を大きくすることなく、バスバの端子接続部の発生する熱を外部に逃がすことができて、製品温度の上昇を抑制することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図である。 図2は、電気接続箱の電気部品搭載状態を示す外観側面図である。 図3は、電気接続箱の電気部品搭載状態を示す側断面図である。 図4は、図3のA部の拡大詳細図である。 図5は、図3のB−B矢視断面図である。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係る電気接続箱の分解斜視図、図2は、電気接続箱の電気部品搭載状態を示す外観側面図、図3は、側断面図、図4は、図3のA部の拡大詳細図、図5は、図3のB−B矢視断面図である。
図1に示すように、本実施形態の電気接続箱1は、箱本体2と、上部カバー3と、複数のバスバ4と、複数のメス型中継端子5(5a、5b)と、2つの金属カラー6と、1枚の放熱板8と、を含んで構成されている。電気接続箱1の上部には、図2及び図3に示すように、電気接続箱1の内部の電気回路に接続される搭載電気部品10が嵌合される。搭載電気部品10は、下向きに突出する複数本のオスタブ端子10aを備えている。
箱本体2と上部カバー3は、樹脂成形品で構成されており、絶縁性を備えている。箱本体2は、平面視矩形の底壁2aと、この底壁2aの側縁から起立する周側壁2bと、を備えている。箱本体2の四隅のうち対向する二隅には、上部カバー3の固定部3cの嵌まる切欠部2cが設けられている。箱本体2の底壁2aの上面2atには、バスバ4の配索位置を規定するリブ2dや囲い壁2eが設けられている。箱本体2の周側壁2bの適宜箇所には、上部カバー3との係合のための被係合部2fが設けられている。
上部カバー3は、箱本体2の形状に対応した平面視矩形の上面壁3aと、この上面壁3aの側縁から下方に延出する周側壁3bと、を備えている。上部カバー3は、箱本体2の上面を覆うもので、箱本体2の上面を覆った際に、上部カバー3の周側壁3bは、箱本体2の周側壁2bの外側に被さる。上部カバー3の周側壁3bには、箱本体2の周側壁2bの外側に被さった際に、箱本体2側の被係合部2fと係合して、上部カバー3が閉じ位置にロックする係合部3fが設けられている。
上部カバー3の四隅のうち対向する二隅には、箱本体2側の切欠部2cに嵌まる固定部3cが設けられている。これらの固定部3cは、電気接続箱1を据付対象相手部材に、ボルトやナット等の金属製締結部材を用いて固定するための部分である。固定部3cの内底部には、強度を確保するために円環状の金属カラー6が配置されている。金属カラー6は、圧入あるいはインサート成形などの方法により、固定部3cの内底部に装着されている。金属カラー6は、電気接続箱1を据付対象相手部材に固定する際に、ボルトやナット等の金属製締結部材と接触導通するように取り付けられている。上部カバー3の上面壁3aには、適宜箇所に、メス型コネクタを構成するコネクタ嵌合部3gが設けられている。また、上部カバー3の上面壁3aの中央領域には、搭載電気部品10を嵌合するための搭載部品嵌合部3eが設けられている。
各バスバ4は、箱本体2の底壁2aの上面2atに密着して配置される主板部4sと、主板部4sから起立する端子部4a、4bと、を備えている。主板部4sは、一定幅の帯板で構成されており、配索すべき経路に沿って平面視形状が決められている。端子部4a、4bは、主板部4sの主に経路方向の両端に起立する起立片として折り曲げ形成されている。端子部4a、4bのサイズ(幅や高さ)は、接続相手に応じて決められている。バスバ4は、主板部4sの下面を箱本体2の底壁2aの上面2atに密着させた状態で、箱本体2の内部に配置されている(図4参照)。
ここで、複数の端子部4a、4bのなかのあるものは、上部カバー3のコネクタ嵌合部3gに挿入されることで、そのままコネクタのオス端子となる。また、複数の端子部4a、4bのなかのあるものは、先端側からメス型中継端子5a、5bが嵌合されることにより、搭載電気部品10のオスタブ端子10aと嵌合するメス端子を構成する。
放熱板8は、熱伝導率の高い金属、例えば、アルミニウム(合金を含む)、胴、鉄などの一枚の単材料の板材で構成されている。よって、放熱板8は、箱本体2の底壁2aの構成材料(樹脂)よりも高熱伝導性を有している。なお、放熱板8は、単材料の金属板に限らず、放熱性を高めた積層板やラミネート板であってもよいし、金属板以外の放熱性の優れた板材を用いてもよい。放熱板8は、上部カバー3の固定部3cのある対向二隅方向に寸法が大きく、固定部3cのない対向二隅方向に寸法が小さい、幅広帯板状に形成されている。
ところで、搭載電気部品10を上部カバー3の搭載部品嵌合部3eに嵌合した際に、搭載電気部品10のオスタブ端子10aは、メス型中継端子5(5a、5b)およびバスバ4の端子部4a、4bと電気的に接続される。ここでは、それらのメス型中継端子5a、5b及びバスバ4の端子部4a、4bのうち、通電時に大きく発熱する箇所のメス型中継端子5a及びバスバの端子部4aに注目する。それ以外のメス型中継端子5b及びバスバ4の端子部4bについては、特に大きく発熱しないので、ここでは注目しない。
放熱板8には、発熱量の大きな端子接続部(バスバの端子部4a、メス型中継端子5a、搭載電気部品のオスタブ端子10aの相互接続部)に注目して、それらの直下に対応する部分に板バネ8aが設けられている。板バネ8aは、図4に示すように、箱本体2の底壁2aの下面2auに押圧接触するように設けられている。各板バネ8aは、放熱板8の構成板材の一部を切り起こすことで形成されている。具体的には、各板バネ8aは、放熱板8の構成板材にU字状の切り込みを入れ、そのU字状の切り込みの内側片を上方に引き起こして、上面を平板状に成形した弾性舌片として形成されている。
また、放熱板8は、上部カバー3の2つの固定部3cをカバーするサイズに形成されている。固定部3cに対応する両端箇所には、電気接続箱1の固定用金属部品である固定ボルトを挿通するボルト挿通孔8bが設けられている。そのボルト挿通孔8bの周囲が、金属カラー6と接触することにより外部へ熱を逃がす外部への熱逃がし部8cとなっている。
この電気接続箱1を据え付ける際には、箱本体2の底壁2aの下面2auに放熱板8を配置し、放熱板8の板バネ8aを底壁2aの下面2auに押圧接触させる。その状態で、電気接続箱1を、固定用金属部品(ボルト・ナット等)により据付相手部材(図示せず)に固定する。この際、固定用金属部品に対して放熱板8が接触した状態を保っておく。そして、図2及び図3に示すように、搭載電気部品10を電気接続箱1に嵌合して使用する。
以上のように据え付けて使用することにより、端子接続部で発生した熱が、図4及び図5中の矢印Mで示すように移動する。なお、図5では、発熱量の多い端子接続部を四角枠Hで示している。搭載電気部品10に対しての通電時に、図5中の端子接続部H(バスバの端子部4aとメス型中継端子5a、搭載電気部品のオスタブ端子10aの相互接続部)で多量の熱が発生する。
発生した熱は、図4中の矢印Mで示すように、端子接続部からバスバ4の主板部4sに向けて移動する。主板部4sに移動した熱は、主板部4sから箱本体2の底壁2aを介して、底壁2aの下面の放熱板8に伝わる。この際、箱本体2の底壁2aの下面2auには、放熱板8の板バネ8aが押圧接触しているため、効率良く箱本体2の底壁2aを介してバスバ4の主板部4sの熱が放熱板8に伝わる。また、板バネ8aが、放熱板8の構成板材を切り起こすことで形成されているため、板バネ8aから放熱板8の本体部への伝熱がスムーズに行われる。放熱板8に伝わった熱は、図5に示すように、外部への熱の逃がし部8c(固定部3cのある箇所)に移動し、固定用金属部品(金属カラー6や固定ボルト)などを介して外部へと逃げる。
従って、バスバ4自体の熱容量を増大させる対策を講じなくても、つまり、バスバ4の体格を大きくしないでも、発熱部である端子接続部(図5中の四角枠Hの箇所)の温度上昇を抑制することができる。そのため、電気接続箱1の製品温度を下げることができる。
その結果として、バスバ4の端子部4aと搭載電気部品10のオスタブ端子10aとの接続部を介しての大電流の通電が可能になる。また、端子接続部の放熱性が良くなることで、バスバ4自体のサイズの縮小が可能になる。そのため、バスバ4間の絶縁距離の確保が容易になると共に、電気接続箱1のサイズの縮小が可能になる。また、発熱部の温度上昇を抑制できることや、バスバ4のサイズの縮小に伴って絶縁距離の確保が容易になることにより、製品の安全性の向上が図れる。また、バスバ4のサイズの縮小や電気接続箱1のサイズの縮小が可能になることにより、コストダウンが可能になると共に、車両への搭載スペースの確保が容易になる。
また、バスバ4と放熱板8との間には絶縁性材料よりなる箱本体2の底壁2aが介在するため、バスバ4の絶縁性は確実に確保される。また、放熱板8の板バネ8aが箱本体2の底壁2aの下面2auを支えることになるため、電気接続箱1の据付状態での剛性を高めることが可能となり、耐振動性が向上する。また、板バネ8aは、放熱板8の構成板材を切り起こすことで形成されているので、加工が容易でコストもかからない。
ここで、上述した本発明に係る電気接続箱及び電気接続箱の据付構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
絶縁性材料よりなる底壁(2a)を備えた箱本体(2)と、
前記箱本体(2)の底壁(2a)の上面(2at)に主板部(4s)が配置されると共に前記主板部(4s)から起立する端子部(4a、4b)を備えたバスバ(4)と、
前記箱本体(2)の底壁(2a)の下面(2au)に配置される前記底壁(2a)よりも高熱伝導性材料よりなる放熱板(8)と、
前記放熱板(8)上の発熱量の多い前記端子部(4a)に対応する位置に、前記放熱板(8)の構成板材の一部を切り起こすことで形成された前記箱本体(2)の底壁(2a)の下面(2au)に押圧接触する板バネ(8a)と、
を備えたことを特徴とする電気接続箱(1)。
[2]
上記[1]に記載の電気接続箱であって、
前記放熱板(8)に、前記電気接続箱(1)の固定用金属部品(金属カラー6)に接触する外部への熱逃がし部(8c)が設けられている。
ことを特徴とする電気接続箱(1)。
[3]
上記[1]または[2]に記載の電気接続箱であって、
前記発熱量の多い端子部(4a)は、電気接続箱(1)に搭載される電気部品(搭載電気部品10)の端子(オスタブ端子10a)の接続されるバスバの端子部(4a)である。
ことを特徴とする電気接続箱(1)。
[4]
上記[1]に記載の電気接続箱の据付構造であって、
前記箱本体(2)の底壁(2a)の下面(2au)に前記放熱板(8)が配置され、前記放熱板(8)の板バネ(8a)が前記底壁(2a)の下面(2au)に押圧接触させられた状態で、前記電気接続箱(1)が固定用金属部品(金属カラー6)により据付相手部材に固定されており、前記固定用金属部品(金属カラー6)に対して前記放熱板(8)が接触している、
ことを特徴とする電気接続箱の据付構造。
1 電気接続箱
2 箱本体
2a 底壁
2at 上面
2au 下面
4 バスバ
4s 主板部
4a 端子部
5,5a メス型中継端子
6 金属カラー(固定用金属部品)
8 放熱板
8a 板バネ
8c 外部への熱の逃がし部
10 搭載電気部品
10a オスタブ端子

Claims (4)

  1. 絶縁性材料よりなる底壁を備えた箱本体と、
    前記箱本体の底壁の上面に主板部が配置されると共に前記主板部から起立する端子部を備えたバスバと、
    前記箱本体の底壁の下面に配置される前記底壁よりも高熱伝導性材料よりなる放熱板と、
    前記放熱板上の発熱量の多い前記端子部に対応する位置に、前記放熱板の構成板材の一部を切り起こすことで形成された前記箱本体の底壁の下面に押圧接触する板バネと、
    を備え
    前記放熱板は、前記板バネを構成する部分を除いた大部分が前記箱本体の底壁の下面から離間した状態で前記箱本体に対して配置される、
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 請求項1に記載の電気接続箱であって、
    前記放熱板に、前記電気接続箱の固定用金属部品に接触する外部への熱逃がし部が設けられている、
    ことを特徴とする電気接続箱。
  3. 請求項1または2に記載の電気接続箱であって、
    前記発熱量の多い端子部は、電気接続箱に搭載される電気部品の端子の接続されるバスバの端子部である、
    ことを特徴とする電気接続箱。
  4. 請求項1に記載の電気接続箱の据付構造であって、
    前記箱本体の底壁の下面に前記放熱板が配置され、前記放熱板の板バネが前記底壁の下面に押圧接触させられた状態で、前記電気接続箱が固定用金属部品によって据付相手部材に固定されており、前記固定用金属部品に対して前記放熱板が接触している、
    ことを特徴とする電気接続箱の据付構造。
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